JP4849302B2 - 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4849302B2
JP4849302B2 JP2005222658A JP2005222658A JP4849302B2 JP 4849302 B2 JP4849302 B2 JP 4849302B2 JP 2005222658 A JP2005222658 A JP 2005222658A JP 2005222658 A JP2005222658 A JP 2005222658A JP 4849302 B2 JP4849302 B2 JP 4849302B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
display
image quality
data
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005222658A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007041109A (ja
Inventor
晶英 高須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2005222658A priority Critical patent/JP4849302B2/ja
Publication of JP2007041109A publication Critical patent/JP2007041109A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4849302B2 publication Critical patent/JP4849302B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Description

本発明は、表示制御装置、表示制御方法及びプログラムに関し、詳しくは、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)対応の汎用オペレーティングシステム(OS)を搭載したパーソナルコンピュータと組み合わせて使用される表示制御装置、表示制御方法及びプログラムに関する。
GUIとは、ユーザに対する情報の表示にグラフィックを多用し、大半の基礎的な操作をマウスなどのポインティングデバイスによって行うことができるユーザインターフェースのことをいう。現行OSの多くは、GUIを利用するための基本的な仕組みを実装しており、アプリケーションプログラムの設計者は、それらの仕組みを適宜に使用しながら所望の機能を実現する。このため、当該OS上で動作する様々なアプリケーションプログラムの操作感を統一することができ、しかも、アプリケーションプログラムの開発効率を高めることができる。
多くのアプリケーションプログラムは、ユーザに対して情報を表示したり、ユーザからの入力を受け付けたりするためのインターフェースとして、OS提供の「ウィンドウ」と呼ばれるGUIオブジェクトを利用する。このウィンドウは、上端に配置したタイトルバーの下にクライアントエリアと呼ばれるアプリケーション領域を備えており、このクライアントエリアに、ユーザに対して情報を表示したり、ユーザからの入力を受け付けたりするための様々なコントロールを自由にレイアウトすることができる。
たとえば、ワードプロセッサ等の文章作成用アプリケーションプログラムでは、クライアントエリアに文章表示や編集のためのコントロールを配置し、または、プレゼンテーション用のアプリケーションプログラムでは、クライアントエリアにプレゼンテーションデータの表示や編集のためのコントロールを配置し、あるいは、画像閲覧加工用のアプリケーションプログラムでは、クライアントエリアに画像表示や加工のためのコントロールを配置する。
一般的にGUI対応のOSは、マルチタスク処理が可能であり、複数のアプリケーションプログラムを同時に実行させることができる。たとえば、上記の三つのアプリケーションプログラムを同時に実行した場合には、パーソナルコンピュータのディスプレイ上に三つのウィンドウ、すなわち、文章作成用アプリケーションプログラムのウィンドウ、プレゼンテーション用アプリケーションプログラムのウィンドウ、及び、画像閲覧加工用アプリケーションプログラムのウィンドウが表示される。
かかる三つのウィンドウのうち、ユーザ操作の対象となっているウィンドウのことを「アクティブウィンドウ」という。どのウィンドウがアクティブになっているかはタイトルバーの色調で識別できる。通常、タイトルバーが濃いめの色調になっているウィンドウが「アクティブウィンドウ」である。また、複数のウィンドウの全部または一部が重なっているときには、特殊な場合を除き、最前面に位置しているウィンドウが「アクティブウィンドウ」である。
さらに、ウィンドウサイズの変更が許可されているときには、アクティブウィンドウの縦横のサイズを個別に若しくは同時に変更したり、最小化したり最大化したりできるようになっており、また、ウィンドウの表示位置の変更が許可されているときには、パソコンディスプレイ上のアクティブウィンドウの表示位置を任意に移動できるようにもなっている。
ところで、このようなGUI対応のOSで動作するパーソナルコンピュータの表示画面を、たとえば、プロジェクタなどの外部表示装置に出力して多人数で見るという使い方をすることがある。この場合、パーソナルコンピュータのディスプレイと同じ画面を外部表示装置に出力すると、表示対象のアクティブウィンドウと一緒に、デスクトップ画面や表示操作用のメニュー画面なども表示されてしまうので見栄えが悪い。このようなとき、通常は、アクティブウィンドウを「最大化」(パーソナルコンピュータのディスプレイ画面一杯に広げて表示すること)して対処する。最大化することにより、デスクトップ画面や表示操作用のメニュー画面などがアクティブウィンドウの下に隠れて見えなくなるからである。
しかしながら、一般的にプレゼンテーション等の状況においては、プレゼンテーションの進行に伴って臨機応変的な操作が必要であり、このような場合、デスクトップ画面や表示操作用のメニュー画面などの使用は不可欠であるが、上記のように、アクティブウィンドウを最大化した場合には、デスクトップ画面や表示操作用のメニュー画面などがアクティブウィンドウの陰に隠れてしまうため、臨機応変的操作の妨げになる。
したがって、このような場合には、一時的にアクティブウィンドウの最大化を解除(最小化したり、元のサイズに戻したりする)しなければならず、その結果、一時的にせよ不要な画面がプロジェクタに映し出されるので、やはり、見栄えの悪さを改善できない。
そこで、特許文献1には、かかる点に着目して、対象ウィンドウの情報のみを表示できるようにした「表示制御装置及び表示制御プロラムを記録した記録媒体」(以下、従来技術という)が記載されている。この従来技術では、パーソナルコンピュータの液晶表示部に対し、後にモニタ表示させたい複数のファイルデータをウィンドウとして呼び出し表示させた状態で、いずれか一つのウィンドウデータをモニタ出力すべきアクティブウィンドウとしてポインタで選択すると、この選択されたウィンドウデータを、あらかじめ入力されている外部モニタの表示画面サイズに合わせて拡大処理し、同外部モニタの表示画面サイズに合わせて確保された外部出力用画像データの記憶領域である仮想外部記憶装置エリアに書き込み、ビデオ信号に変換して外部モニタに出力する、という仕組みになっている。
これによると、パーソナルコンピュータの液晶表示部に複数のウィンドウやその他のデータが表示されていたとしても、モニタ側には、必要なウィンドウのみが出力されるので、余計な画面がモニタに映し出されず、見栄えの悪さを改善できるとされている。
特開2000−339130号公報
しかしながら、上記の従来技術にあっては、余計な画面がモニタに映し出されず、見栄えの悪さを改善できる点で有益であるものの、表示対象ウィンドウの用途(たとえば、ワードプロセッサ用、プレゼンテーション用、画像閲覧用など)についてまったく考慮されていないため、用途ごとの表示画質を最適化できないという問題点がある。
たとえば、ワードプロセッサなどのように文字主体の表示データの場合は高輝度で強めのコントラストにした方が見やすく、一方、プレゼンテーションや画像閲覧ソフトのように画像主体の表示データの場合には色純度等を高めた方が見やすいものの、上記の従来技術にあっては、かかる用途にかかわらず一律の表示画質とせざるを得ないため、文字主体の表示データを重視した場合には画像主体の表示データの画質が劣り、その逆に、画像主体の表示データを重視した場合には文字主体の表示データの画質が劣るという欠点がある。
そこで、本発明は、表示データの用途ごとに画質を最適化できるようにした表示制御装置、表示制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の表示制御装置は、表示対象ウィンドウの画像データと該ウィンドウの用途属性とを取り込む取り込み手段と、前記用途属性ごとの画質補正データを保持する保持手段と、前記取り込み手段によって取り込まれた用途属性に対応した画質補正データを前記保持手段から取り出す取り出し手段と、前記取り込み手段によって取り込まれた表示対象ウィンドウの画像データを、前記取り出し手段によって取り出された画質補正データを用いて補正する補正手段と、該補正手段によって画質補正が行われた画像データを表示する表示手段と、を備え、前記表示対象ウィンドウは、パーソナルコンピュータのディスプレイ上に表示されたウィンドウであり、前記用途属性は、該ディスプレイ上に表示されたウィンドウに表示するデータを納めたファイルの拡張子またはその拡張子を識別するための情報であり、且つ、前記取り込み手段は、該パーソナルコンピュータから送られてくる表示対象ウィンドウの画像データと該ウィンドウの用途属性とを取り込む、ことを特徴とする。
本発明によれば、パーソナルコンピュータから送られてくる表示対象ウィンドウの画像データと該ウィンドウの用途属性とを取り込み、その用途属性に対応した画質補正データを、あらかじめ保持されている画質補正データの中から取り出し、その画質補正データを用いて表示対象ウィンドウの画像データを補正して表示するので、表示対象ウィンドウの用途属性ごとに画質を最適化した画像を表示することができる。
以下、本発明の実施形態を、プロジェクタへの適用を例にして、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明における様々な細部の特定ないし実例および数値や文字列その他の記号の例示は、本発明の思想を明瞭にするための、あくまでも参考であって、それらのすべてまたは一部によって本発明の思想が限定されないことは明らかである。また、周知の手法、周知の手順、周知のアーキテクチャおよび周知の回路構成等(以下「周知事項」)についてはその細部にわたる説明を避けるが、これも説明を簡潔にするためであって、これら周知事項のすべてまたは一部を意図的に排除するものではない。かかる周知事項は本発明の出願時点で当業者の知り得るところであるので、以下の説明に当然含まれている。
図1は、本実施形態のシステム構成図である。この図において、パーソナルコンピュータ1は、キーボード2と、液晶ディスプレイ等の表示装置3とを同一の筐体4に納めるとともに、外付けのマウス5を接続したラップトップ型であるが、これに限定されない。マウス5の代わりにタッチパッド等の内蔵ポインティングデバイスを備えたものであってもよく、あるいは、デスクトップ型やその他の型式であっても構わない。
このパーソナルコンピュータ1には、GUI対応の汎用OSと、そのOS上で動作する様々なアプリケーションプログラムが実装されている。図示の表示装置3には、OS提供の背景画面(以下「デスクトップ画面」という)の上に、便宜的に示す二つのウィンドウW1、W2が描かれている。これらのウィンドウW1、W2は、このパーソナルコンピュータ1で現在実行中の任意のアプリケーションプログラムのユーザインターフェース画面である。ただし、前面側のウィンドウW1はオンフォーカス中のアクティブウィンドウであり、背面側のウィンドウW2は非アクティブウィンドウである。
パーソナルコンピュータ1の外部モニタ出力端子6には、ケーブル7を介してプロジェクタ8が接続されている。このプロジェクタ8は、パーソナルコンピュータ1から出力される画像信号を取り込み、投影レンズ9を介してスクリーン10に拡大投影する。
通常、プロジェクタ8によってスクリーン10に拡大投影される画像と、パーソナルコンピュータ1の表示装置3の画像は同じである。すなわち、図示の例の場合でいえば、スクリーン10の上にも、デスクトップ画面と二つのウィンドウW1、W2が表示されることになる。しかし、プレゼンテーションを行う場合などにおいては、表示対象となるウィンドウW1以外(デスクトップ画面や非アクティブのウィンドウW2など)は邪魔である。そこで、本実施形態においても、冒頭で説明した特許文献1の技術と同様に、表示対象のウィンドウW1だけをスクリーン10の上に拡大投影する。
図2は、パーソナルコンピュータ1の表示装置3の画面構成図である。この図において、表示装置3の解像度(デスクトップ画面のサイズ)を、たとえば、1024×768(画素)のXGA(extended graphics array)とする。デスクトップ画面の原点座標は左上隅の(0,0)である。デスクトップ画面に表示されるウィンドウW1の位置(SX1,SY1)はデスクトップ画面の原点座標(0,0)からの相対位置であり、同様に、ウィンドウW2の位置(SX2,SY2)もデスクトップ画面の原点座標(0,0)からの相対位置である。また、ウィンドウW1のサイズは、CY1(縦)とCX1(横)で示されており、同様に、ウィンドウW2のサイズも、CY2(縦)とCX2(横)で示されている。
実線のウィンドウW1は、スクリーン10に拡大投影するための表示対象ウィンドウ(アクティブウィンドウ)であり、破線のウィンドウW2は、表示対象ウィンドウ内の画像を入れ替えたりするための操作用ウィンドウ(非アクティブウィンドウ)である。
図3は、パーソナルコンピュータ1の簡略ブロック図である。この図において、パーソナルコンピュータ1は、先に説明した表示装置3、キーボード2、マウス5を備えると共に、CPU11、記憶装置12、RAM13及び出力制御部14などを備える。
CPU11は、キーボード2やマウス5からの操作入力に応答して、記憶装置12にあらかじめ記憶されているOSやアプリケーションプログラム等の所望のソフトウェアリソースをRAM13にロードして実行することにより、当該ソフトウェアリソースと、パーソナルコンピュータ1のハードウェアリソースとの有機的結合により所望の機能を実現する。
所望の機能の一つは、このパーソナルコンピュータ1に接続されたプロジェクタ8への画像出力機能である。この画像出力機能を実行しているとき、CPU11は、表示装置3のデスクトップ画面上のアクティブウィンドウ(ウィンドウW1)のサイズとそのウィンドウW1の画像をプロジェクタ8に出力する。
すなわち、図2の例において、表示画面のうち、座標(SX1,SY1)を原点とし、その原点から横方向にCX1、縦方向にCY1の画像を切り出して、その切り出し画像(すなわち、ウィンドウW1の画像)と、切り出しサイズ(CX1、CY1)とをプロジェクタ8に出力する。
プロジェクタ8は、後述するように、パーソナルコンピュータ1から送られてきたウィンドウW1の画像のサイズ(CX1、CY1)を、プロジェクタ8の投影画像サイズ一杯になるようにスケーリング処理し、そのスケーリング画像をスクリーン10に投影する。なお、スケーリング処理は、ウィンドウW1の画像サイズに対してプロジェクタ8の投影画像サイズが大きい場合は拡大処理となり、その逆に、ウィンドウW1の画像サイズに対してプロジェクタ8の投影画像サイズが小さい場合は縮小処理となる。
このように、表示対象のウィンドウW1の画像と、その画像サイズをプロジェクタ8に出力し、プロジェクタ8でスケーリング処理してスクリーン10に投影することにより、デスクトップ画面や非アクティブのウィンドウW2などの不要画面を非表示とすることができ、不要な画像を見せないようにして、たとえば、プレゼンテーションの効果を高めることができる。
かかるメリットは、冒頭で説明した従来技術(特許文献1)と同じであるが、本実施形態では、さらに、以下に説明する特徴を備えることにより、表示データの用途属性ごとに画質を最適化できるという利点が得られる。
すなわち、本実施形態のパーソナルコンピュータ1のCPU11は、上記の画像出力機能を実行しているときに、表示対象のウィンドウW1の用途属性もプロジェクタ8に出力する。“用途属性”とは、個々のウィンドウの用途種別(文章編集用、画像閲覧用、プレゼンテーション用、等々)を表す指標であり、たとえば、ウィンドウの名前またはそのウィンドウの名前を識別するための情報、あるいは、ウィンドウに表示するデータを納めたファイルの拡張子またはその拡張子を識別するための情報などを用途属性として使用することができる。
ただし、個々のウィンドウの実際の名前は固有の名称ではない。そのウィンドウの呼び出し元アプリケーション(そのウィンドウを作成するウィンドウ)によってその都度付与される単なるコード情報(ウィンドウがオープンされている間だけ有効となるウィンドウIDやインスタンスハンドル)に過ぎない。
このため、ウィンドウの名前を用途属性として利用する際には、ウィンドウの名前それ自体(ウィンドウIDやインスタンスハンドル)を直接利用するのではなく、たとえば、そのウィンドウの呼び出し元アプリケーションの名前またはそのアプリケーションの名前を識別するための情報を、ウィンドウの名前またはそのウィンドウの名前を識別するための情報の代わりに用いるなどの工夫が必要である。ちなみに、ウィンドウの呼び出し元アプリケーションの名前は、そのウィンドウに渡された親ウィンドウ(呼び出し元アプリケーションのウィンドウ)のハンドル(hWnd)を手がかりにして取得することができる。
図4は、プロジェクタ8の簡略ブロック図である。プロジェクタ8は、位置制御部15、スケーラ部16、画質制御部17、画質補正データテーブル18、画質変換部19、表示制御部20、光源21、表示素子22及び投影光学系23などを備える。
位置制御部15は、コンピュータ1から送られてくる表示対象ウィンドウの大きさ(サイズ:SX1,SY1)と、あらかじめ与えられているプロジェクタ8の投影サイズとに基づいて、コンピュータ1から送られてくる表示対象ウィンドウの画像のスケーリング率(拡大率または縮小率)を計算する。スケーラ部16は、そのスケーリング率を用いて、コンピュータ1から送られてくる表示対象ウィンドウの画像をスケーリング処理する。
画質制御部17は、コンピュータ1から送られてくる表示対象ウィンドウの用途属性に基づき、画質補正データテーブル18を参照して、この画質補正データテーブル18から適切な画質補正データをルックアップする。画質変換部19は、ルックアップされた画質補正データに基づいて、スケーリング処理後の画像の画質(コントラスト、明度、色相、色空間、彩度等)を補正する。
表示制御部20は、スケーリング処理と画質補正が施された画像の画素単位に表示素子22を駆動する。表示素子22は、たとえば、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)や液晶パネルなどの光変調デバイスであり、光源21からの高輝度白色光を、表示制御部20からの画素情報で変調する。投影光学系23は、1枚乃至複数枚の光学レンズで構成されており、表示素子22からの変調光をスクリーン10に拡大投影する。なお、本実施形態のプロジェクタ8は、当然ながらカラー画像対応であり、表示素子22は、表示制御部20から送られてくる色分解画像(1枚のカラー画像を光の三原色に分解した画像)の各々で時分割駆動されるようになっている。そして、表示素子22がDMDで構成されている場合には、光源21と表示素子22の間に設けられた不図示のカラーフィルタを、上記の時分割駆動のタイミングに同期させて回転させることにより、光源21からの高輝度白色光を色分解して、その各色光を表示素子22に順次に照射し、または、表示素子22が液晶パネルで構成されている場合には、液晶パネル前面のカラーフィルタを用いて色分解する。
図5は、画質補正データテーブル18の構造図である。この図において、画質補正データテーブル18は、用途属性フィールド18aと画質補正データフィールド18bとを備え、さらに、画質補正データフィールド18bは、コントラストフィールド18c、明度フィールド18d、色相フィールド18e、色空間フィールド18f及び彩度フィールド18gを備えている。
用途属性フィールド18aには、パーソナルコンピュータ1からプロジェクタ8に送られてくる可能性がある代表的な用途属性が格納されている。たとえば、図示の例では、第1レコードに“プレゼンテーション”、第2レコードに“写真”、第3レコードに“モノクロ”、第4レコードに“高彩度”、第5レコードに“セピア”などといった用途属性が格納されている。“プレゼンテーション”はプレゼンテーション用アプリケーションプログラムで作成されたドキュメントを意味し、例えば、プレゼンテーション用アプリケーションプログラムの名前またはその名前を識別するための情報、あるいは、そのプレゼンテーション用アプリケーションプログラムのファイル拡張子またはその拡張子を識別するための情報である。また、“写真”は画像閲覧用アプリケーションプログラムで作成されたドキュメントを意味し、例えば、画像閲覧用アプリケーションプログラムの名前またはその名前を識別するための情報、あるいは、その画像閲覧用アプリケーションプログラムのファイル拡張子またはその拡張子を識別するための情報である。さらに、“モノクロ”や“高彩度”または“セピア”などは、同じ画像閲覧用アプリケーションプログラムで作成されたドキュメントのうち特殊な画質若しくは加工が施されたキュメントを意味し、例えば、画像閲覧用アプリケーションプログラムの名前またはその名前を識別するための情報に所定の加工情報を付加したもの、あるいは、その画像閲覧用アプリケーションプログラムのファイル拡張子またはその拡張子を識別するための情報に所定の加工情報を付加したものである。
画質補正データテーブル18に格納されている様々なデータは、上記の用途属性ごとの適正な画質補正データである。たとえば、プレゼンテーションの場合は、コントラスト高め、明度高め、色相そのまま、色空間ノーマル、彩度高めに補正すると良好な画質が得られることが経験的に知られている。
同様に、写真の場合は、コントラストノーマル、明度ノーマル、色相そのまま、色空間sRGB、彩度ノーマルに補正すると良好な画質が得られることが経験的に知られており、モノクロの場合は、コントラスト高め、明度ノーマル、色相そのまま、色空間ノーマル、彩度0に補正すると良好な画質が得られることが経験的に知られており、高彩度の場合は、コントラスト高め、明度ノーマル、色相そのまま、色空間ノーマル、彩度高めに補正すると良好な画質が得られることが経験的に知られており、セピアの場合は、コントラスト低め、明度低め、色相赤方向、色空間ノーマル、彩度0に補正すると良好な画質が得られることが経験的に知られているので、これらの経験則に基づいた用途属性ごとの適切な画質補正データを画質補正データテーブル18に格納しておけばよい。
なお、いうまでもなく、以上の用途属性や画質制御データは、説明上の一例に過ぎない。
図6は、パーソナルコンピュータ1で実行される「画像出力機能」の簡略フローチャートを示す図である。この図において、まず、表示対象のアクティブウィンドウが指定されているか否かを判定する(ステップS11)。表示対象のアクティブウィンドウが指定されていない場合には、指定されるまで待機し、指定されている場合には、そのウィンドウのサイズと用途属性とを取得し(ステップS12、ステップS13)、取得したウィンドウのサイズと用途属性とをプロジェクタ8に出力(ステップS14)するとともに、表示対象ウィンドウの画像をプロジェクタ8に出力(ステップS15)した後、以上のステップS11〜ステップS15を繰り返し実行する。
図7は、プロジェクタ8で実行される「画像投影機能」の簡略フローチャートを示す図である。この図において、まず、パーソナルコンピュータ1からウィンドウサイズとウィンドウ用途属性が入力されたか否かを判定する(ステップS21)。入力されていない場合には、入力されるまで待機し、入力されている場合には、そのウィンドウサイズとプロジェクタ8の表示サイズとから入力されたウィンドウのスケーリング率を計算する(ステップS22)。次いで、入力されたウィンドウ用途属性に対応した画質補正データを、図5の画質補正データテーブル18から取り出し(ステップS23)、表示対象ウィンドウの画像(ウィンドウ表示データ)がパーソナルコンピュータ1から入力されるまで待機する(ステップS24)。
そして、パーソナルコンピュータ1から表示対象ウィンドウの画像(表示データ)が入力されると、その表示データを、ステップS22で計算したスケーリング率でスケーリングし(ステップS25)、次いで、スケーリング後の表示データを、上記のステップS23で取り出しておいた画質補正データで補正した後、補正後の表示データをスクリーン10に拡大投影するという処理を繰り返し実行する。
以上のとおりであるから、本実施形態によれば次の効果を得ることができる。
(1) パーソナルコンピュータ1の表示装置3の表示態様にかかわらず、特定のウィンドウ(アクティブのウィンドウW1)の画像のみをプロジェクタ8に出力し、プロジェクタ8でスケーリング処理してスクリーン10に拡大投影することができる。したがって、表示装置3の不要な画像、たとえば、デスクトップ画面や非アクティブのウィンドウW2などを非表示にして、スクリーン10の上で見えないようにすることができるので、たとえば、プレゼンテーションの効果を高めることができる。
(2) 加えて、パーソナルコンピュータ1からプロジェクタ8へ表示対象ウィンドウW1の用途属性を送るとともに、プロジェクタ8で、その用途属性に対応した画質補正データを用いて表示対象ウィンドウW1の画質を補正するようにしたので、たとえば、文字主体の画像(ワードプロセッサ用途等)の場合にはコントラストや明るさを強めに補正して見やすくすることができ、または、写真(画像閲覧用途等)の場合には彩度を高めるなどの補正を行って、これも見やすくすることができる。したがって、様々な用途のアプリケーション画像の各々に対応して適切な画質補正を行うことができ、プロジェクタ8の商品価値を高めることができる。
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において多様な変形例や発展例を包含することはもちろんである。
たとえば、図4の構成では、スケーリング処理後に画質変換を行っているが、逆にしても構わない。すなわち、スケーラ部16と画質変換部19の順番を入れ替えてもよい。
また、以上の実施形態では、プロジェクタ8を含むシステム構成を例にしたが、このプロジェクタ8の代わりに、液晶ディスプレイ、有機ディスプレイ、プラズマディスプレイまたはプロジェクタテレビなどの外部モニター装置を用いたシステム構成としてもよい。
また、以上の実施形態では、画質補正を行うための「用途属性」を、個々のウィンドウの用途種別(文章編集用、画像閲覧用、プレゼンテーション用、等々)を表す指標と定義しているが、この定義のうちの“用途”に特段の意味はない。要は、プロジェクタ8で画質補正を行う際のキーワードとなり得る属性であればよく、たとえば、ファイルの拡張子、ファイル内に埋め込まれているファイル種別情報などを「用途属性」に相当するものとして取り扱ってもよい。
図8〜図10は、用途属性取得のバリエーションを示す図である。まず、図8を説明すると、このバリエーションは、パーソナルコンピュータ1の表示装置3に表示されたいくつかのウィンドウW1、W2のうち、プロジェクタ8に出力したい所望のウィンドウ(便宜的にウィンドウW1)を選択すると(ステップS31)、その選択ウィンドウW1のアプリケーション(ウィンドウW1を作成したアプリケーション)の名前を取得し(ステップS32)、次いで、取得したアプリケーション名を用途属性とするというものである(ステップS33)。
また、図9を説明すると、このバリエーションは、パーソナルコンピュータ1上で任意のアプリケーションプログラム(例えば、文章作成用のアプリケーションプログラム)を実行すると(ステップS34)、その実行したアプリケーションプログラムの名前を取得し(ステップS35)、次いで、取得したアプリケーション名を用途属性とするというものである(ステップS36)。
また、図10を説明すると、このバリエーションは、パーソナルコンピュータ1上で任意のファイル(例えば、文章作成用のアプリケーションプログラムのファイル)をオープンすると(ステップS37)、そのオープンしたファイルの拡張子を用途属性とするというものである(ステップS38)。
このように、いずれのバリエーションにおいても、パーソナルコンピュータ1からプロジェクタ8へ個々のウィンドウの用途種別(文章編集用、画像閲覧用、プレゼンテーション用、等々)を出力することができ、用途種別に対応した画質補正を行うことができる。
本実施形態のシステム構成図である。 パーソナルコンピュータ1の表示装置3の画面構成図である。 パーソナルコンピュータ1の簡略ブロック図である。 プロジェクタ8の簡略ブロック図である。 画質補正データテーブル18の構造図である。 パーソナルコンピュータ1で実行される「画像出力機能」の簡略フローチャートを示す図である。 プロジェクタ8で実行される「画像投影機能」の簡略フローチャートを示す図である。 用途属性取得のバリエーションを示す図(その1)である。 用途属性取得のバリエーションを示す図(その2)である。 用途属性取得のバリエーションを示す図(その3)である。
符号の説明
W1 ウィンドウ(表示対象ウィンドウ)
1 パーソナルコンピュータ
8 プロジェクタ(表示制御装置)
17 画質制御部(取り込み手段、取り出し手段)
18 画質補正データテーブル(保持手段)
19 画質変換部(補正手段)
20 表示制御部(表示手段)
22 表示素子(表示手段)

Claims (4)

  1. 表示対象ウィンドウの画像データと該ウィンドウの用途属性とを取り込む取り込み手段と、
    前記用途属性ごとの画質補正データを保持する保持手段と、
    前記取り込み手段によって取り込まれた用途属性に対応した画質補正データを前記保持手段から取り出す取り出し手段と、
    前記取り込み手段によって取り込まれた表示対象ウィンドウの画像データを、前記取り出し手段によって取り出された画質補正データを用いて補正する補正手段と、
    該補正手段によって画質補正が行われた画像データを表示する表示手段と、
    を備え
    前記表示対象ウィンドウは、パーソナルコンピュータのディスプレイ上に表示されたウィンドウであり、
    前記用途属性は、該ディスプレイ上に表示されたウィンドウに表示するデータを納めたファイルの拡張子またはその拡張子を識別するための情報であり、且つ、
    前記取り込み手段は、該パーソナルコンピュータから送られてくる表示対象ウィンドウの画像データと該ウィンドウの用途属性とを取り込む、
    ことを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示対象ウィンドウは、パーソナルコンピュータのディスプレイ上に表示されたウィンドウの中でアクティブウィンドウとして指定されたウィンドウであり、
    前記表示手段は、アクティブウィンドウとして指定されたウィンドウの画像データを表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  3. 表示対象ウィンドウの画像データと該ウィンドウの用途属性とを取り込む取り込み工程と、
    前記用途属性ごとの画質補正データを保持する保持工程と、
    前記取り込み工程によって取り込まれた用途属性に対応した画質補正データを前記保持工程で保持されたデータの中から取り出す取り出し工程と、
    前記取り込み工程によって取り込まれた表示対象ウィンドウの画像データを、前記取り出し工程によって取り出された画質補正データを用いて補正する補正工程と、
    該補正工程によって画質補正が行われた画像データを表示する表示工程と
    を含み
    前記表示対象ウィンドウは、パーソナルコンピュータのディスプレイ上に表示されたウィンドウであり、
    前記用途属性は、該ディスプレイ上に表示されたウィンドウに表示するデータを納めたファイルの拡張子またはその拡張子を識別するための情報であり、且つ、
    前記取り込み工程は、該パーソナルコンピュータから送られてくる表示対象ウィンドウの画像データと該ウィンドウの用途属性とを取り込む、
    ことを特徴とする表示制御方法。
  4. 表示制御装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    表示対象ウィンドウの画像データと該ウィンドウの用途属性とを取り込む取り込み手段、
    前記用途属性ごとの画質補正データを保持する保持手段、
    前記取り込み手段によって取り込まれた用途属性に対応した画質補正データを前記保持手段から取り出す取り出し手段、
    前記取り込み手段によって取り込まれた表示対象ウィンドウの画像データを、前記取り出し手段によって取り出された画質補正データを用いて補正する補正手段、
    該補正手段によって画質補正が行われた画像データを表示する表示手段、
    として機能させるようにし、
    前記表示対象ウィンドウは、パーソナルコンピュータのディスプレイ上に表示されたウィンドウであり、
    前記用途属性は、該ディスプレイ上に表示されたウィンドウに表示するデータを納めたファイルの拡張子またはその拡張子を識別するための情報であり、且つ、
    前記取り込み手段は、該パーソナルコンピュータから送られてくる表示対象ウィンドウの画像データと該ウィンドウの用途属性とを取り込む、
    であることを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラム。
JP2005222658A 2005-08-01 2005-08-01 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム Expired - Fee Related JP4849302B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005222658A JP4849302B2 (ja) 2005-08-01 2005-08-01 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005222658A JP4849302B2 (ja) 2005-08-01 2005-08-01 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011171539A Division JP2012008585A (ja) 2011-08-05 2011-08-05 表示制御装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007041109A JP2007041109A (ja) 2007-02-15
JP4849302B2 true JP4849302B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=37799171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005222658A Expired - Fee Related JP4849302B2 (ja) 2005-08-01 2005-08-01 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4849302B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4789979B2 (ja) * 2008-06-30 2011-10-12 パナソニック株式会社 端末装置及びデータ処理方法
JP5814534B2 (ja) * 2010-10-04 2015-11-17 キヤノン株式会社 画像表示装置及びその制御方法
JP5202609B2 (ja) * 2010-11-29 2013-06-05 パナソニック株式会社 端末装置及びデータ処理方法
JP5637833B2 (ja) * 2010-12-14 2014-12-10 キヤノン株式会社 液晶表示装置及びその制御方法
JP5816596B2 (ja) * 2012-06-13 2015-11-18 日立マクセル株式会社 表示制御装置およびその表示制御方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11194754A (ja) * 1997-12-29 1999-07-21 Canon Inc 映像表示装置
JPH11282937A (ja) * 1998-03-31 1999-10-15 Fuji Photo Film Co Ltd メディカルネットワークシステム
JP2000214838A (ja) * 1999-01-27 2000-08-04 Fuji Photo Film Co Ltd 表示装置
JP2002341849A (ja) * 2001-05-15 2002-11-29 Funai Electric Co Ltd 画質調整装置
JP3805668B2 (ja) * 2001-11-27 2006-08-02 Necディスプレイソリューションズ株式会社 画像表示システム及び画像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007041109A (ja) 2007-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7317458B2 (en) Image display apparatus, image display program, image display method, and recording medium for recording the image display program
US8736585B2 (en) Information processing apparatus and method, program, and recording medium
US20060079214A1 (en) Method and apparatus for showing wireless mobile device data content on an external viewer
US7535455B2 (en) Display apparatus, control method therefor, and control program for implementing the control method
JP2009063727A (ja) 画像表示装置、撮像装置およびプログラム
KR20140000328A (ko) 전자 장치들과 원격 디스플레이들 간의 제스처 가시화 및 공유
US20090096939A1 (en) Image transmission apparatus and image display control method in image transmission apparatus
JP4849302B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム
JP4646735B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
EP1668885A1 (en) Camera, computer, projector and image processing for projecting a size-adjusted image
JP2008122800A (ja) 画像表示装置
TWI653540B (zh) 顯示裝置、投影機、及顯示控制方法
US20070040763A1 (en) Image display system
JP6091133B2 (ja) 投射型表示装置、及びそれに用いられる制御方法、及びプログラム
JP2020035176A (ja) 投影装置、投影装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体
JP2007079240A (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
CN113687750B (zh) 一种截图处理方法及装置
JP2012008585A (ja) 表示制御装置及びプログラム
JP2008118317A (ja) 投影装置
JP5626821B2 (ja) 画面表示装置、画面出力装置、画面表示方法及び画面出力方法
JP2009192670A (ja) 情報処理装置、画像表示方法、及びプログラム
JP2007071900A (ja) 表示装置及び表示方法
JP2006202107A (ja) 画像表示装置および画像表示方法
JP2008141698A (ja) クロマキー装置及び映像合成装置
JP7238878B2 (ja) 表示装置および表示装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110922

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4849302

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees