JP2002341849A - 画質調整装置 - Google Patents

画質調整装置

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JP2002341849A JP2001144859A JP2001144859A JP2002341849A JP 2002341849 A JP2002341849 A JP 2002341849A JP 2001144859 A JP2001144859 A JP 2001144859A JP 2001144859 A JP2001144859 A JP 2001144859A JP 2002341849 A JP2002341849 A JP 2002341849A
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Atsushi Kumagai
敦 熊谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ用ディスプレイの表示画面の明
るさおよびコントラストを、画面に表示する情報に応じ
て容易に設定可能な画質調整装置を提供する。 【解決手段】 コンピュータ本体から出力された映像情
報をディスプレイに表示するにあたり、前記コンピュー
タで使用されているアプリケーションソフトに応じて表
示する映像の画質を調整するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ用デ
ィスプレイの表示画面の明るさおよびコントラストを、
表示する映像情報に応じて設定できる画質調整装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスプレイは、画面上に表示可
能な映像信号の水平/垂直同期周波数が固定となってい
たので、解像度やリフレッシュレートが異なる映像信号
を一つのディスプレイで表示することはできなかった。
また、従来のテレビ用ディスプレイは特定の周波数信号
のみを表示可能なポイントスキャン方式のディスプレイ
であり、パソコン用ディスプレイは入力された映像信号
の同期信号周波数およびその他の入力条件を検出し、そ
の結果に基づいて映像表示を制御するマルチスキャン方
式であった。
【0003】このように、従来はテレビ用ディスプレイ
とパソコン用ディスプレイは別々に製造され用途に応じ
て選択されていた。しかし、マルチメディア技術の進歩
に伴い、テレビ用信号やパソコン用信号等の複数の信号
を受信して映像を表示可能なディスプレイが開発され
た。
【0004】例えば、特開平4−56576号公報に
は、入力された映像信号の水平走査周波数に比例して基
準クロックを変化させ、該基準クロックに従って制御回
路から制御パルスを出力することによって、テレビ用信
号とパソコン用信号の両方を受信して映像を表示できる
ようにしたディスプレイが開示されている。
【0005】また例えば、特開平10−293565号
公報には、パソコン用信号とテレビ用信号の両方の信号
を受信可能で、入力信号に応じて制御方式を切り替えて
映像を表示できるディスプレイ回路の制御装置に関する
技術が開示されている。具体的には、入力信号の切替手
段を設けて、パソコン用信号を受信して情報を表示する
場合はマルチスキャン方式とし、テレビ用信号を受信し
て情報を表示する場合はポイントスキャン方式として制
御方式を切り替えている。
【0006】上述した技術により一台のディスプレイを
パソコン用とテレビ用に兼用できるようになった。しか
し、テレビ用信号に含まれる自然画像情報とパソコン用
信号に含まれるワープロソフトや表計算ソフト等で扱わ
れる文字情報とを、最適な画質で表示するには手動によ
り明るさやコントラスト等を調整する必要があった。つ
まり、ディスプレイの前面等に設けられる輝度調整スイ
ッチやコントラスト調整スイッチを操作して、自然画像
情報を表示する際には輝度を上げ、文字情報を表示する
際には輝度を下げるといった調整がユーザによってなさ
れていた。
【0007】上記欠点を解決するため技術としては、以
下に示すように入力される信号に応じて自動的に画質を
制御する機能を設けたディスプレイがある。
【0008】例えば、特開昭60−137182号公報
には、パソコン用信号とテレビ用信号のいずれかに入力
信号を切替可能なスイッチを設けて、このスイッチによ
り選択された入力信号に応じて、表示画面の輝度を制御
するようにしたコンピュータ機能内蔵テレビに関する技
術が開示されている。つまり、パソコンとして使用する
場合はワープロソフトなどの比較的高周波数の文字情報
を表示することを想定してフォーカスを重視するために
輝度を下げ、テレビとして使用する場合は比較的低周波
の自然画像を表示することを想定して輝度を重視するた
めに輝度を上げる制御を行うようにしている。
【0009】ところで、近年ではデジタル信号処理技術
の向上により、ビデオプリンタやビデオ編集装置からの
ビデオ信号を、ビデオキャプチャボード等の画像信号伝
送装置を介してコンピュータに取り込むことが可能とな
っている。また、このビデオキャプチャボードはNTS
C方式等複数のビデオ信号規格に対応しているものが多
く、水平走査周波数や垂直走査周波数によって自動的に
入力信号の判別を行うので、比較的簡単にパソコンにビ
デオ信号を取り込むことができる。この際、ビデオキャ
プチャボードでNTSC信号はパソコンが処理できるR
GB信号に変換される。
【0010】例えば、特開平11−85127号公報に
は、パソコンにビデオボードを装着して外部の映像を取
り込むにあたり解像度が変更された場合に、解像度の設
定をディスプレイ装置側で一時的に強制同期をかけるこ
とにより簡単に修正できるようにした水平同期設定回路
に関する技術が開示されている。これにより、ビデオキ
ャプチャボードを装着したパソコンに映像信号を取り込
んで、取り込んだ映像信号をマルチスキャンディスプレ
イに表示する際に前記映像信号に応じて表示する解像度
を変更することができるので、最適な映像表示を得るこ
とができる。
【0011】このように、現在ではビデオキャプチャボ
ード等を用いて自然画像情報をパソコンに取り込んで、
画面上で容易に加工することができるようになってい
る。このため、パソコン用信号がすべて文字情報である
とは一概に言うことはできないので、パソコン用信号は
文字情報であると想定して画質を調整するようにした前
記先願技術(特開昭60−137182号公報)では、
パソコン用信号が入力されたときの表示を最適に行うこ
とは困難となる。つまり、自然画像情報がパソコン用信
号として入力された場合でも輝度を低くする制御を行う
ので、自然画像情報を最適な画質で表示させることがで
きない。
【0012】このため、ユーザは使用するアプリケーシ
ョンに応じて、それぞれの映像情報に適した画質で画面
表示させるためには、ディスプレイの前面等に設けられ
る輝度調整スイッチやコントラスト調整スイッチを操作
して画質を調整する必要があった。しかし、手動で輝度
やコントラストを設定するのは面倒くさいので、アプリ
ケーションが代わっても同じ設定のままで映像を表示さ
せることが多く、ユーザの眼が疲労する原因となってい
た。
【0013】上記問題を解消する技術として、例えば、
入力された信号を周波数分解して信号処理することによ
り前記入力信号が文字情報であるか自然画像情報である
か判断して、自動的に輝度を調節するようにしたディス
プレイが提案されている(特開平10−4528号公
報)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平10−4528号公報の技術は、すべての映像信号
について周波数分解して入力された映像信号の判定を行
うようにしており、複雑な処理を実行するための高性能
な処理装置が必要となるため、ディスプレイ本体の価格
が高騰するという問題がある。
【0015】本発明は、コンピュータ用ディスプレイの
表示画面の明るさおよびコントラストを、画面に表示す
る情報に応じて容易に設定可能な画質調整装置を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、コンピュータ本体から
出力された映像情報をディスプレイに表示するにあた
り、前記コンピュータで使用されているアプリケーショ
ンソフトに応じて表示する映像の画質を調整する画質調
整手段を少なくとも備えた画質調整装置である。
【0017】具体的には、コンピュータ本体から出力さ
れたデジタルRGB信号を輝度信号および色信号に分離
するデジタル信号分離手段と、前記コンピュータで使用
されているアプリケーションソフトに応じて前記輝度信
号および色信号を調整する画質調整手段と、前記調整さ
れた輝度信号および色信号を合成してデジタルRGB信
号を生成するデジタル信号生成手段と、を少なくとも備
えるようにした。
【0018】これにより、アプリケーションに応じて表
示画面の画質が自動調整されるので、常に最適な画質で
映像を表示させることができる。また、ユーザは手動で
画質を調整することなく最適な画質の表示を得ることが
できるので、画質が適切でないことにより眼が疲労する
のを回避できる。
【0019】より詳細には、前記画質調整手段は前記ア
プリケーションソフトが画像処理ソフト等の自然画像情
報を主体とするソフトである場合に前記輝度信号および
色信号を表示画面の輝度が高くなるように調整し、前記
アプリケーションソフトがワープロソフトや表計算ソフ
ト等の文字情報を主体とするソフトである場合は、前記
輝度信号および色信号を表示画面の輝度が低くなるよう
に調整する。
【0020】このように、表示する映像情報に応じて輝
度を調整することにより、ユーザは映像情報を視認しや
すくなる。
【0021】また、アプリケーションソフトの種類に応
じて輝度制御信号およびコントラスト制御信号を生成す
るための制御情報を予め設定しておいて、画質調整手段
はコンピュータから送信された輝度制御信号およびコン
トラスト制御信号により前記輝度信号および色信号を調
整するようにする。この設定は、画質調整装置用のドラ
イバソフトを利用することによりパソコン上で容易に実
現することができる。
【0022】これにより、使用するアプリケーション一
つ一つに対して画質の調整を行うことができるので、画
質の微調整まで自動的に行うことができる。
【0023】さらに、画質調整手段はアプリケーション
ソフトがコンピュータに備えられたビデオキャプチャボ
ードを使用するソフトである場合に、前記ビデオキャプ
チャボードから送信された輝度制御信号およびコントラ
スト制御信号により前記輝度信号および色信号を調整す
るようにする。
【0024】例えば、アンテナを介して受信したテレビ
ジョン信号をそのままパソコン用ディスプレイに表示す
るときに上記のような制御が行われる。特に、動画像を
表示する際はビデオキャプチャボードから直接画像調整
装置に制御信号を送信した方が送信時間が短縮されるの
で、最適な画質に調整できるとともにスムーズに動画像
を表示することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0026】図1は、本発明の画質調整装置の概略構成
を示すブロック図である。図中、符号10は本実施形態
の画質調整装置本体であり、パソコンとパソコン用ディ
スプレイの間に配置され、後述するパソコンのCPUあ
るいはビデオキャプチャボードの制御装置からの制御信
号に基づいて、パソコンから送信されたRGB信号の輝
度とコントラストを調整してパソコン用ディスプレイに
送信する役割を果たす。
【0027】画質調整装置10は、パソコンから入力さ
れたデジタルRGB信号をエンコードして輝度信号と色
信号に分離するNTSCエンコーダ11と、NTSCエ
ンコーダ11で分離された輝度信号と色信号を制御信号
に基づいて調整し、その後輝度信号と色信号を合成して
デジタルRGB信号を生成するNTSCデコーダ12
と、パソコンのCPUまたはビデオキャプチャボードの
制御装置から送信された輝度およびコントラストを調整
するためのデジタル制御信号をアナログ信号に変換する
D/A変換装置13,14等で構成される。
【0028】図2は、本実施形態の画像調整装置を利用
したシステムの映像表示に関する概略構成を示したブロ
ック図であり、パーソナルコンピュータ100とパソコ
ン用ディスプレイ60との間に画像調整装置10が挿入
されてなる。
【0029】パーソナルコンピュータ100はビデオキ
ャプチャボード20を備えており、このビデオキャプチ
ャボード20によりテレビジョン装置等の外部装置また
はアンテナからの映像信号および音声信号をパソコンに
取り込むことができる。
【0030】このビデオキャプチャボード20は、アン
テナからの放送信号を受信するためのチューナ21と、
外部装置またはチューナからのアナログ映像信号をデジ
タルRGB信号としてデコードするビデオ・デコーダ2
3と、外部装置またはチューナからのアナログ音声信号
をデジタル信号としてデコードするオーディオ・デコー
ダ24と、デジタル信号化された映像信号および音声信
号をMPEG形式に圧縮するMPEGエンコーダ24
と、パソコン用ディスプレイ60に入力された映像情報
の輝度およびコントラストを調整するための制御信号を
画像調整装置に送信する画質制御装置25等で構成され
る。なお、画質制御装置25は記憶装置を有する構成と
することができ、この記憶装置に輝度およびコントラス
トを調整するための制御信号を生成するための制御情報
を記憶させておくようにするとよい。
【0031】MPEGエンコーダ24で圧縮されたデジ
タル信号はPCIバスを介してビデオ/オーディオチッ
プセット40に送信され、該チップセット40では圧縮
されたCPUコア30からの制御信号に基づいて画像処
理等が行われる。そして、前記チップセットで処理され
たデジタルRGB信号はAGP(Accelerated Graphics
Port)バスを介してグラフィックカード50に伝送さ
れ、グラフィックカード50からパソコン用ディスプレ
イ60に送信される。
【0032】グラフィックカード50から送信されたデ
ジタルRGB信号は画像調整装置10に入力され、該画
像調整装置10でビデオキャプチャボード20の画像制
御装置25またはパソコンのCPU30から送信された
制御信号に基づいて輝度およびコントラストの調整が行
われる。
【0033】具体的には、デジタルRGB信号は画像処
理装置10のNTSCエンコーダ11に入力され、輝度
信号および色信号に分離される。分離された輝度信号お
よび色信号はNTSCデコーダ12で、ビデオキャプチ
ャボード20の画像制御装置25またはパソコンのCP
U30から送信された輝度制御信号およびコントラスト
制御信号に基づいて調整される。続いて、調整された輝
度信号および色信号はNTSCデコーダ12で合成され
て、デジタルRGB信号としてパソコン用ディスプレイ
60に送信される。このようにして映像情報に適した画
質でディスプレイ上に表示される。
【0034】次に、図3のフローチャートに従って、ア
プリケーションソフトの種類に応じて画質を調整する際
の処理手順について説明する。
【0035】まず、ステップS1でユーザが現在使用し
ているアプリケーションソフトが画像関係のアプリケー
ションソフトであるか判定し、画像関係のアプリケーシ
ョンソフトであればステップS2に移行し、画像関係の
アプリケーションソフトでなければステップS3に移行
する。つまり、パソコン用ディスプレイ60に表示させ
ようとする映像情報が画像関係のアプリケーションソフ
トで処理された映像か判定される。
【0036】ここで、画像関係のアプリケーションソフ
トとは主に写真等の自然画像を処理可能なソフトを指
す。また、画像関係のアプリケーションか否かを判定す
るのは、予め流通している画像関係のアプリケーション
ソフトを登録しておいて、それと比較することで行うこ
とができる。
【0037】ステップS1で画像関係のアプリケーショ
ンソフトを使用していると判定した場合は、続いてステ
ップS2でビデオキャプチャボード20を使用している
か判定する。つまり、ユーザが使用している画像関係の
アプリケーションが、パソコンの記憶装置に記憶された
映像情報をパソコン用ディスプレイ60に表示するソフ
トか、ビデオキャプチャボード20から取り込んだ映像
情報をそのままリアルタイムでパソコン用ディスプレイ
60に表示するソフトか判定する。この判定は、ビデオ
キャプチャボード20に外部信号が入力されているかを
検出することにより行われる。
【0038】そして、ステップS2でビデオキャプチャ
ボードを使用していると判定した場合は、ステップS5
に移行して予めビデオキャプチャボード20に設定され
ている動画像情報に合わせた輝度およびコントラストに
調整する。このとき、輝度およびコントラストの制御信
号はビデオキャプチャボード20の画質制御装置から送
信される。
【0039】ステップS2でビデオキャプチャボードを
使用していないと判定した場合は、ステップS4に移行
して輝度およびコントラストを自然画像情報に合わせて
比較的高めに設定する。
【0040】一方、ステップS1で画像関係のアプリケ
ーションソフトでないと判定された場合は、ステップS
3でユーザが現在使用しているアプリケーションソフト
がビジネスアプリケーションソフトであるか判定する。
ここで、ビジネスアプリケーションソフトとは、ワープ
ロソフトや表計算ソフト等、主に文字情報を処理するソ
フトを指す。また、ビジネスアプリケーションか否かを
判定するのは、予め流通しているビジネスアプリケーシ
ョンソフトを登録しておいて、それと比較することで行
うことができる。なお、線画を処理するソフトのように
背景が白色で、画面の明るさよりもフォーカスを重要視
して表示した方がよいソフトもビジネスアプリケーショ
ンソフトとして登録するのが望ましい。
【0041】そして、ステップS3でビジネスアプリケ
ーションソフトである判定した場合はステップS6に移
行して、比較的輝度の低い通常の表示を行う。このと
き、輝度およびコントラストの制御信号はパソコンのC
PU30から送信される。
【0042】ステップS3でビジネスアプリケーション
ソフトでないと判定した場合は、ステップS7に移行し
て予めユーザが設定したカスタム表示を行う。
【0043】以上説明した処理手順により、ユーザが使
用するアプリケーションソフトに応じて映像情報の画質
(輝度およびコントラスト)を調整することができるの
で、ユーザは常に最適な表示を得ることができる。
【0044】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではない。例えば、本実施形態ではビデ
オキャプチャボードを使用している場合にビデオキャプ
チャボードの画質制御装置から画質調整装置に制御信号
が送信されるようにしているが、すべての画質制御信号
をパソコンのCPUから送信することもできる。
【0045】また、本実施形態では画像アプリケーショ
ンソフト、ビデオキャプチャボードから取り込まれる映
像をリアルタイムで表示するアプリケーションソフト、
ビジネスアプリケーションソフト、その他のアプリケー
ションソフトと、ユーザが使用するアプリケーションソ
フトを大きく4つに分類して画質調整を行うようにした
例を示したが、それぞれのアプリケーションソフトごと
に画質の調整値を予め設定しておき、その設定に基づい
て画質を調整するようにもできる。なお、この設定は画
質調整装置用のドライバソフトを利用することによりパ
ソコン上で容易に行うことができる。
【0046】また、本実施形態では画質調整装置を個別
に設けているが、パソコンあるいはパソコン用ディスプ
レイに内蔵することも可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、コンピュータ本体から
出力された映像情報をディスプレイに表示するにあた
り、前記コンピュータで使用されているアプリケーショ
ンソフトに応じて表示する映像の画質を調整するように
したので、常に最適な画質で映像を表示させることがで
きる。また、ユーザは手動で画質を調整することなく最
適な画質の表示を得ることができるので、画質が適切で
ないことにより眼が疲労するのを回避できる。例えば、
自然画像を処理するアプリケーションソフトを使用する
ときは明るくコントラストを強めに調整してフォーカス
を重視して表示するようにし、ビジネス用のアプリケー
ションソフトを使用するときは多少暗めに調整して表示
するようにして、アプリケーションにより好みの画質を
自由に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の画質調整装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図2】図2は、本実施形態の画像調整装置を利用した
システムの映像表示に関する構成を示したブロック図で
ある。
【図3】図3は、画質を調整する際の処理手順について
説明したフローチャートである。
【符号の説明】
10 画質調整装置 11 NTSCエンコーダ 12 NTSCデコーダ 13,14 デジタルアナログ変換器 20 ビデオキャプチャボード 21 チューナ 22 ビデオデコーダ 23 オーディオデコーダ 24 MPEGエンコーダ 25 画質制御装置 30 CPU 40 チップセット 50 グラフィックカード 60 ディスプレイ 100 コンピュータ本体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ本体から出力されたデジタ
    ルRGB信号を輝度信号および色信号に分離するデジタ
    ル信号分離手段と、 前記コンピュータで使用されているアプリケーションソ
    フトに応じて、前記輝度信号および色信号を調整する画
    質調整手段と、 前記調整された輝度信号および色信号を合成してデジタ
    ルRGB信号を生成するデジタル信号生成手段と、を少
    なくとも備えた画質調整装置であって、 前記画質調整手段は、前記アプリケーションソフトの種
    類に応じて予め設定された制御情報を元に生成された輝
    度制御信号およびコントラスト制御信号に従って、 前記アプリケーションソフトが画像処理ソフト等の自然
    画像情報を主体とするソフトである場合は、前記輝度信
    号および色信号を表示画面の輝度が高くなるように調整
    し、 前記アプリケーションソフトがワープロソフトや表計算
    ソフト等の文字情報を主体とするソフトである場合は、
    前記輝度信号および色信号を表示画面の輝度が低くなる
    ように調整し、 前記アプリケーションソフトがコンピュータに備えられ
    たビデオキャプチャボードを使用するソフトである場合
    は、前記ビデオキャプチャボードから送信される輝度制
    御信号およびコントラスト制御信号により前記輝度信号
    および色信号を調整することを特徴とする画質調整装
    置。
  2. 【請求項2】 コンピュータ本体から出力された映像情
    報をディスプレイに表示するにあたり、前記コンピュー
    タで使用されているアプリケーションソフトに応じて表
    示する映像の画質を調整する画質調整手段を少なくとも
    備えることを特徴とする画質調整装置。
  3. 【請求項3】 コンピュータ本体から出力されたデジタ
    ルRGB信号を輝度信号および色信号に分離するデジタ
    ル信号分離手段と、 前記コンピュータで使用されているアプリケーションソ
    フトに応じて前記輝度信号および色信号を調整する画質
    調整手段と、 前記調整された輝度信号および色信号を合成してデジタ
    ルRGB信号を生成するデジタル信号生成手段と、を少
    なくとも備えることを特徴とする請求項2に記載の画質
    調整装置。
  4. 【請求項4】 前記画質調整手段は、前記アプリケーシ
    ョンソフトが画像処理ソフト等の自然画像情報を主体と
    するソフトである場合に前記輝度信号および色信号を表
    示画面の輝度が高くなるように調整し、 前記アプリケーションソフトがワープロソフトや表計算
    ソフト等の文字情報を主体とするソフトである場合は、
    前記輝度信号および色信号を表示画面の輝度が低くなる
    ように調整することを特徴とする請求項3に記載の画質
    調整装置。
  5. 【請求項5】 前記輝度制御信号およびコントラスト制
    御信号は、アプリケーションソフトの種類に応じて予め
    設定された制御情報を元に生成され、 前記画質調整手段は、前記コンピュータから送信された
    輝度制御信号およびコントラスト制御信号により前記輝
    度信号および色信号を調整することを特徴とする請求項
    3または請求項4に記載の画質調整装置。
  6. 【請求項6】 前記画質調整手段は、前記アプリケーシ
    ョンソフトがコンピュータに備えられたビデオキャプチ
    ャボードを使用するソフトである場合に、前記ビデオキ
    ャプチャボードから送信された輝度制御信号およびコン
    トラスト制御信号により前記輝度信号および色信号を調
    整することを特徴とする請求項3から請求項5のいずれ
    かに記載の画質調整装置。
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