JPH11194754A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JPH11194754A
JPH11194754A JP9369401A JP36940197A JPH11194754A JP H11194754 A JPH11194754 A JP H11194754A JP 9369401 A JP9369401 A JP 9369401A JP 36940197 A JP36940197 A JP 36940197A JP H11194754 A JPH11194754 A JP H11194754A
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JP
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image
display mode
resolution
circuit
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JP9369401A
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English (en)
Inventor
Shinya Urisaka
真也 瓜阪
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 観察画像の解像度を観察者の好みや表示情報
の種類によって変更し、観察者が最も見易い大きさで表
示画像を観察可能とする。 【解決手段】 表示素子20L、20Rの解像度よりも
高解像度のVGA画像データが入力されると、先ずこの
入力信号はA/D変換回路15でA/D変換され、解像
度選択手段19で第1の表示モードを設定して入力画像
全体が表示されている場合には、解像度変換回路16に
おいて入力画像データを間引いて、入力画像全体が表示
されるように変倍処理を施し、かつキャラクタを強調表
示するために補正回路17においてエッジ強調処理を施
し、更にこのエッジ強調処理に対応したガンマ補正を行
う。また、解像度選択手段19で第2の表示モードを設
定して入力画面の一部分が精細に表示されている場合
は、表示素子20L、20Rの解像度と同等になるよう
に入力画像データの一部を切り出し、エッジ強調処理を
施さずに最適なガンマ補正だけを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者が頭部や顔
面等の所定個所に装着して表示画像を見るヘッドマウン
ト型に良好に適用できる映像表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9は小型軽量の液晶パネルを使用した
従来のヘッドマウント型の映像表示装置のブロック回路
の構成図を示し、映像信号を入力する信号処理回路1の
出力と、電源スイッチ2に接続された電源回路3の出力
は、表示駆動器4に接続されている。電源回路3の出力
はまた、ドライバ5L、5Rを介して照明用のバックラ
イト6L、6Rにそれぞれ接続され、表示駆動器4の出
力は、自発光しない液晶パネルから成る左右眼用表示素
子7L、7Rにそれぞれ接続されている。左右眼用表示
素子7L、7Rには、それぞれプリズムから成る光学素
子8L、8Rが取り付けられ、光学素子8L、8Rに
は、それぞれ入射面8La、8Ra、反射面8Lb、8Rb、ハ
ーフミラー8Lc、8Rcが形成されている。そして、左右
のドライバ5L、5R、バックライト6L、6R、表示
素子7L、7R、光学素子8L、8Rにより、それぞれ
左右眼用の表示光学系9L、9Rが形成されている。
【0003】電源スイッチ2を入力すると、電源回路3
は画像表示装置全体に必要な電力の供給を開始する。テ
レビチューナ又は映像再生器やコンピュータからの映像
信号は表示駆動器4に送られ、表示駆動器4によって左
眼用表示素子7L、右眼用表示素子7Rに映像が表示さ
れる。ここで、左右眼用表示素子7L、7Rは自発光型
ではないので、それぞれ照明用のバックライト6L、6
Rによって照明される。
【0004】左右眼用表示光学系9L、9Rは同一構成
であり、例えばバックライト6Lから発して表示素子6
Lを通過した光束は、光学素子8Lの入射面8Laに入射
し、更に反射面8Lbに臨界角以上の入射角で入射して全
反射される。全反射した光束はハーフミラー8Lcで反射
され、再び反射面8Lbに臨界角以下で入射して観察者の
瞳eLに結像する。その結果、観察者には表示素子7Lに
表示される映像が拡大して観察される。
【0005】このような画像表示装置に、使用する液晶
パネルの解像度よりも高解像度の映像ソースを表示する
場合には、通常では信号処理回路1において高解像度の
原画像を間引いて画面全体を表示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、観察画像の最適な解像度は表示情報の
種類によって異なり、例えば文書などを表示する場合に
は、表示キャラクタの1文字1文字を鮮明に認識する必
要があるが、画像全体を一度に眺める必要性はそれほど
高くない。従って、画面全体を表示できなくても、キャ
ラクタ1文字1文字の解像度を落とさずに観察できるこ
とが望ましい。逆に、風景などの観賞用の画像の場合に
は、細かい個所まで鮮明に見える必要はないが、画面全
体を同時に観察できることが望ましい。更に、観察画像
の大きさには観察者個人の好みがあり、個人によって自
分の見易い大きさが存在する。
【0007】このように、観察者の意志や表示する画像
の種類によって観察画像の解像度を可変にすることは、
従来例の装置では不可能であり、エッジ強調及びガンマ
補正等の画像処理は、変倍率や表示画像の種類に拘らず
常に一定で行っている。
【0008】また、映像ソース以外の観察者に対する警
告や調整を行う際に表示する文字の大きさも、観察画像
の変倍処理に伴って変化し、拡大表示の際には警告文字
や調整文字も拡大されるために全体が表示されなくな
り、縮小表示の際には警告文字や調整文字も縮小されて
小さく表示されるという問題がある。
【0009】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
観察画像の解像度を観察者の好みや表示情報の種類によ
って変更し、観察者が最も見易い大きさで表示画像を観
察可能な映像表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る映像表示装置は、画像表示手段と、該画
像表示手段に画像表示を行う画像表示駆動手段とを有す
る映像表示装置において、前記画像表示手段の表示モー
ドを変更する表示モード切換手段と、該表示モード切換
手段に連動する画像補正手段とを有することを特徴とす
る。
【0011】また、本発明に係る映像表示装置は、画像
表示手段と、該画像表示手段に画像表示を行う画像表示
駆動手段とを有する映像表示装置において、前記画像表
示手段の表示モードを変更する表示モード切換手段と、
該表示モード切換手段により切換えた表示モードに関係
なく常に一定の大きさのキャラクタを表示するキャラク
タ表示手段とを有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図8に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例のブ
ロック回路の構成図を示し、電源スイッチ11の出力は
電源回路12に接続され、電源回路12の出力は信号処
理部13、表示駆動回路14に接続されている。信号処
理部13において、A/D変換回路15の出力は、解像
度変換回路16、補正回路17、D/A変換回路18に
順次に接続され、また解像度変換回路16の出力は、解
像度選択手段19を介して補正回路17に接続されてい
る。なお、解像度変換回路16と補正回路17とを一体
化して、解像度選択手段19と連動し、解像度変換処理
と補正処理を同時に行う単一の回路を構成してもよい。
【0013】自発光型でない液晶パネルから成る表示素
子20L、20R、これらの表示素子20L、20Rに
取り付けられたプリズム状の光学素子21L、21R、
表示素子20L、20Rを照明するバックライト22
L、22R、バックライト22L、22Rを駆動するド
ライバ23L、23Rから表示光学系24L、24Rが
構成されている。電源回路12からの出力はドライバ2
3L、23Rを介してバックライト22L、22Rに接
続され、表示駆動回路14の出力は表示素子20L、2
0Rに接続されている。なお、バックライト22L、2
2Rは左右眼用に別々に配置してもよいし、1個のバッ
クライトを用いて導光板により左右眼用に光路を分割し
てもよい。
【0014】図2は映像表示装置本体31の斜視図を示
し、図3は表示装置本体31と通信可能な制御操作部3
2の斜視図を示している。表示装置本体31及び制御操
作部32には、それぞれディップスイッチ33、34及
び選択釦35、36が配置されている。信号処理部13
の解像度選択手段19はスイッチ等によって切換えが可
能となっており、例えば表示装置本体31に配置された
ディップスイッチ33又は制御操作部32に配置された
ディップスイッチ34により、入力画面の全体を表示す
る第1の表示モードと、入力画面の一部を表示する第2
の表示モードとの何れかに設定できるようになってい
る。
【0015】図1において電源スイッチ11をオンする
と、電源回路12は表示装置全体に必要な電源電力の供
給を開始する。テレビチューナ又は映像再生器やコンピ
ュータからの映像信号は、信号処理部13において後述
の通り処理されて、表示駆動回路14に送られる。表示
駆動回路14によって映像が左眼用表示素子20L、右
眼用表示素子20Rに表示され、表示素子20L、20
Rはそれぞれバックライト22L、22Rにより照明さ
れる。
【0016】左右眼用表示光学系24L、24Rは同一
構成であり、例えばバックライト22Lから発した光束
は、表示素子20Lを通過した後に、光学素子21Lの
入射面21Laに入射し、更に反射面21Lbに臨界角以上
の入射角で入射して全反射される。全反射した光束はハ
ーフミラー21Lcで反射され、再び反射面21Lbに臨界
角以下で入射して観察者の瞳eLに結像する。この結果、
観察者には表示素子20Lに表示された映像が拡大され
て観察される。
【0017】信号処理部13において、映像信号はA/
D変換回路15でA/D変換された後に、この画像デー
タに対して、解像度選択手段19において設定した表示
モードに従って、解像度変換回路16により変倍処理が
施される。更に補正回路17において、変倍処理を施さ
れた画像データに対して、予め設定されている第1又は
第2の表示モードに対応した補正処理、例えばエッジ強
調及びガンマ補正等の画像処理が施される。そして、補
正処理された画像データは、D/A変換回路18におい
てD/A変換されて、表示駆動回路14に送られる。
【0018】例えば、表示素子20L、20Rの解像度
よりも高解像度のコンピュータからVGA画像データが
入力されると、この入力信号はA/D変換回路15でA
/D変換される。ここで、解像度選択手段19において
第1の表示モードを設定して、入力画像全体が表示され
ている場合には、入力画像の方が表示素子20L、20
Rよりも高解像度であるために、解像度変換回路16に
おいて入力画像データを間引いて、入力画像全体が表示
されるように変倍処理を施す。この場合には、間引き処
理によりエッジ部分がなまってしまうので、キャラクタ
を強調表示するために補正回路17においてエッジ強調
処理を施し、更にこのエッジ強調処理に対応したガンマ
補正を行う。
【0019】また、解像度選択手段19において第2の
表示モードを設定して、入力画面の一部分が精細に表示
されている場合には、表示素子20L、20Rの解像度
と同等になるように入力画像データの一部を切り出す。
この場合には、表示画像は入力画像と同等の精細感を有
するので、エッジ強調処理を施さずに、最適なガンマ補
正だけを行う。そして、予め設定された表示モードに応
じた変倍処理及び補正処理を施した画像データは、D/
A変換回路18でD/A変換されて表示駆動回路14に
送られる。
【0020】このように、観察者は解像度選択手段19
であるディップスイッチ33、34を用いて、観察画像
の解像度を適宜に変化させることができ、かつこのよう
な変倍表示を行う際に、それぞれの変倍率において最適
なエッジ強調及びガンマ補正などの補正処理を施すこと
により、変倍表示時の画質を向上させることができる。
【0021】図4は第2の実施例の信号処理部のブロッ
ク回路の構成図を示し、その他の構成は第1の実施例と
同様なので、図示及び説明を省略する。信号処理部41
において、A/D変換回路42の出力は、解像度変換回
路43、補正回路44、D/A変換回路45に順次に接
続され、また解像度変換回路43の出力は、解像度選択
手段46を介して補正回路44に接続されている。制御
手段47の出力はキャラクタ発生器48に接続され、D
/A変換回路45とキャラクタ発生器48の出力は表示
駆動回路14に接続されている。なお、解像度変換回路
43と補正回路44とを一体化して解像度選択手段46
と連動し、解像度変換処理と補正処理を同時に行う回路
を構成してもよい。
【0022】テレビチューナ等からの映像信号はA/D
変換回路42でA/D変換された後に、この画像データ
に対して解像度選択手段46において設定した表示モー
ドに従って、解像度変換回路43により変倍処理が施さ
れる。ここで、解像度選択手段46は釦等により切換え
が可能となっており、例えば図2に示すような表示装置
本体31に配置された選択釦35、又は図3に示すよう
な制御操作部32に配置された選択釦36によって、表
示モードの選択・決定操作を行う。
【0023】観察者が解像度選択手段46である選択釦
35又は選択釦36に触れると、制御手段47はキャラ
クタ発生器48に対してメニュ画面を表示するように指
示を出す。指示を受けたキャラクタ発生器48は、表示
駆動回路14に対してメニュ画面表示のための画像信号
を送り、表示素子20L、20Rには図5に示すような
メニュ画面Mが表示される。観察者はこのメニュ画面M
を見ながら、選択釦35又は36を押し込んで所望の表
示モードの選択位置Sを選択し、続いて選択釦35又は
36全体を浅く押し込むか、又は選択釦35又は36か
ら手を放す等の操作により、表示モードを設定する。
【0024】なお、表示モードとして、入力画像の全体
表示と一部分の精細表示だけでなく、VGA、S−VG
A、XGA、S−XGA等の表示モードを選択できるよ
うにしてもよい。
【0025】解像度変換回路43により変倍処理を施し
た画像データに対して、補正回路44では、予め設定さ
れている第1又は第2の表示モードに対応した補正処
理、例えばエッジ強調及びガンマ補正等の画像処理が施
される。そして、補正処理を施した画像データは、D/
A変換回路45においてD/A変換されて表示駆動回路
14に送られる。
【0026】このように、観察者は観察画像の解像度を
適宜に変化させることができ、かつこのような変倍表示
を行うときに、それぞれの変倍率において最適なエッジ
強調及びガンマ補正等の補正処理を施すことによって、
変倍表示時の画質を向上することができる。また、解像
度を変更する際に、メニュ画面Mを見ながら簡単な釦操
作で選択・決定を行えるので、使い勝手を向上すること
ができる。
【0027】図6は第3の実施例の表示素子20L、2
0Rの表示画面を示し、図4における解像度選択手段4
6において、表示モードが入力画像の一部分を精細表示
している場合には、表示画面の解像度が表示素子20
L、20Rと同等になるように、入力画像データの一部
を切り出して表示する。このとき、制御手段47はキャ
ラクタ発生器48に対して、現在の表示が全体の入力画
面のどの部分に相当するかを示す概略図を表示するよう
に指示を送る。指示を受けたキャラクタ発生器48は、
表示駆動回路14に対し概略図を表示するための画像信
号を送り、表示画面に概略図として入力画像全体Wと実
際の表示範囲Aが表示される。
【0028】観察者が解像度選択手段46である選択釦
35又は36に触れると、制御手段47の指示によりキ
ャラクタ発生器48は表示範囲Aの色を反転する。この
状態で、観察者が選択釦35又は36を上下左右に押し
込むと、制御手段47はキャラクタ発生器48に表示範
囲Aの位置を上下左右に移動し、同時に解像度変換回路
43は入力画像データの切出位置を上下左右に移動す
る。
【0029】このように、入力画像の一部分を精細に表
示する場合に、観察者は全体の入力画像Wの内、観察し
ている表示範囲Aを視覚的に認識することができ、かつ
簡単な釦操作によって表示範囲Aを移動することが可能
となる。
【0030】図7は第4の実施例の信号処理部のブロッ
ク回路の構成図を示し、その他の構成は第1の実施例と
同様である。信号処理部51において、A/D変換回路
52の出力は解像度変換回路53、画像認識回路54、
補正回路55、D/A変換回路56に順次に接続されて
いる。また、解像度変換回路53の出力は解像度選択手
段57を介して補正回路55に接続され、補正回路55
の出力は記憶手段58に接続されている。
【0031】テレビチューナ等からの映像信号はA/D
変換回路52でA/D変換された後に、この画像データ
に対して、解像度選択手段57において設定した表示モ
ードに従って、解像度変換回路53により変倍処理が施
される。変倍処理された画像データに対して、画像認識
回路54において例えば文字や自然画等の画像情報の種
類の認識処理を行う。補正回路55では、画像認識回路
54における画像認識の結果と設定されている表示モー
ドに基づき、最適な補正処理である例えばエッジ強調及
びガンマ補正等の画像処理が施される。そして、補正処
理された画像データは、D/A変換回路56においてD
/A変換されて表示駆動回路14に送られる。
【0032】例えば、表示素子20L、20Rの解像度
よりも高解像度のコンピュータからVGA画像データが
入力されると、先ずこの入力信号はA/D変換回路52
でA/D変換される。解像度選択手段57において第1
の表示モードを設定して、入力画像全体が表示されてい
る場合には、入力画像の方が表示素子20L、20Rよ
りも高解像度なので、解像度変換回路53において入力
画像データを間引いて、入力画像全体が表示されるよう
に変倍処理を施す。
【0033】次に、この変倍処理された画像データに対
して、画像認識回路54において画像情報の種類が文字
か自然画かの認識を行う。画像認識結果が文字の場合に
は、間引き処理により文字のエッジ部分がなまってしま
うので、補正回路55において文字を強調表示するため
のエッジ強調処理を施し、更にこのエッジ強調処理に対
応したガンマ補正を行う。
【0034】一方、画像認識結果が自然画の場合には、
文字に対するエッジ強調処理と同等の処理を施すと、逆
にエッジが強調されすぎて不自然な画像となるので、補
正回路55において、文字に対する処理よりも程度の軽
いエッジ強調処理を施し、更にこのエッジ強調処理に対
応したガンマ補正を行う。このとき、画像情報の種類に
対応した最適な補正処理のパラメータは、テーブルとし
て記憶手段58に保持されている。
【0035】また、解像度選択手段57において第2の
表示モードを設定して、入力画像の一部分が精細に表示
されている場合には、表示素子20L、20Rの解像度
と同等になるように、入力画像データの一部を切り出
す。この場合は、表示画像は入力画像と同等の精細感を
有するので、エッジ強調処理を施さずに最適なガンマ補
正のみを行う。設定された表示モードや画像情報の種類
に応じた変倍処理及び補正処理された画像データは、D
/A変換回路56でD/A変換されて表示駆動回路14
に送られる。なお、本実施例を第2の実施例や第3の実
施例と組み合わせて用いてもよい。
【0036】このように、観察者は観察画像の解像度を
適宜に変化させることができ、かつこのような変倍表示
を行う場合に、それぞれの変倍率及び文字や自然画とい
った画像情報の種類に対して、最適なエッジ強調及びガ
ンマ補正等の補正処理を施すことにより、変倍表示時の
画質を向上することができる。
【0037】図8は第5の実施例の信号処理部のブロッ
ク回路の構成図を示し、その他の構成は第1の実施例と
同様である。信号処理部61において、A/D変換回路
62の出力は解像度変換回路63、補正回路64、D/
A変換回路65に順次に接続されている。また、解像度
変換回路63の出力は解像度選択手段66を介して補正
回路64に接続され、制御手段67の出力はキャラクタ
発生器68を介してD/A変換回路65に接続されてい
る。なお、解像度変換回路63と補正回路64を一体化
して解像度選択手段66と連動し、解像度変換処理と補
正処理とを同時に行う回路を構成してもよい。
【0038】テレビチューナ等からの映像信号は、A/
D変換回路62でA/D変換された後に、この画像デー
タに対して解像度選択手段66により設定された表示モ
ードに従って、解像度変換回路63により変倍処理が施
される。更に、補正回路64において、変倍処理された
画像データに対して、予め設定されている表示モードに
対応する補正処理、例えばエッジ強調及びガンマ補正等
の画像処理を施す。制御手段67はキャラクタ発生器6
8に対して指示を送ることにより、観察者に対する注意
・警告、輝度や色彩等の調整画面やメニュ画面を表示す
る。キャラクタ発生器68から送られる画像データと補
正処理された画像データは、混合された後にD/A変換
回路65においてD/A変換され、表示駆動回路14に
送られる。
【0039】ここで、キャラクタ発生器68による画像
データは、解像度変換回路63における変倍処理とは独
立しているので、表示画像の変倍率に拘らず常に一定の
大きさのキャラクタが表示される。なお、本実施例の信
号処理部61の構成は、図4の信号処理部41の構成に
置換しても同様の効果を得ることができる。
【0040】このように、変倍表示を行った場合でも、
警告画面や調整画面におけるキャラクタの大きさを変倍
率に関係なく一定に保って、見易い表示を実現すること
ができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る映像表
示装置は、表示モードを変更する表示モード切換手段
と、表示モードに連動する画像補正手段を設けたことに
より、観察画像の解像度を観察者の好みや表示情報の種
類によって変更することができ、変倍表示を行う際にそ
れぞれの変倍率において最適なエッジ強調及びガンマ補
正を施すことによって、変倍表示時の画質を向上するこ
とができる。
【0042】また、本発明に係る映像表示装置は、表示
モード法を変化する表示モード切換手段と、表示モード
に拘らず一定の大きさのキャラクタを表示するキャラク
タ表示手段を設けたことにより、変倍表示を行う場合に
も、警告文や調整画面の文字の大きさを一定に保って表
示することができ、見易い表示を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のブロック回路の構成図である。
【図2】表示装置本体の斜視図である。
【図3】制御操作部の斜視図である。
【図4】第2の実施例のブロック回路の構成図である。
【図5】メニュ画面の説明図である。
【図6】第3の実施例の表示画面の説明図である。
【図7】第4の実施例のブロック回路の構成図である。
【図8】第5の実施例のブロック回路の構成図である。
【図9】従来例のブロック回路の構成図である。
【符号の説明】
12 電源回路 13、41、51、61 信号処理部 14 表示駆動回路 16、43、53、63 解像度変換回路 17、44、55、64 補正回路 19、46、57、66 解像度選択手段 20L、20R 表示素子 21L、21R 光学素子 22L、22R バックライト 31 表示装置本体 32 制御操作部 47、67 制御手段 48、68 キャラクタ発生器 54 画像認識回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 3/20 660 G09G 3/20 660P 680 680A 3/36 3/36 5/36 520 5/36 520A H04N 5/202 H04N 5/202 5/208 5/208 5/278 5/278 5/64 511 5/64 511A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示手段と、該画像表示手段に画像
    表示を行う画像表示駆動手段とを有する映像表示装置に
    おいて、前記画像表示手段の表示モードを変更する表示
    モード切換手段と、該表示モード切換手段に連動する画
    像補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示モード切換手段は表示したメニ
    ュ画面を見ながらスイッチを操作することにより表示モ
    ードの選択・決定を行う請求項1に記載の映像表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記画像表示手段を観察者の頭部に装着
    するための頭部装着部を有し、前記表示モード切換手段
    のスイッチを前記頭部装着部に配置した請求項2に記載
    の映像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示モード切換手段のスイッチを通
    信可能な制御操作部に配置した請求項2に記載の映像表
    示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示モードは入力画像全体の表示モ
    ード又は入力画像の一部分の精細表示モードとした請求
    項1に記載の映像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記画像補正手段は表示情報の種類に連
    動した画像補正処理を行う請求項1に記載の映像表示装
    置。
  7. 【請求項7】 前記画像補正処理はエッジ強調処理及び
    ガンマ補正処理とした請求項6に記載の映像表示装置。
  8. 【請求項8】 画像表示手段と、該画像表示手段に画像
    表示を行う画像表示駆動手段とを有する映像表示装置に
    おいて、前記画像表示手段の表示モードを変更する表示
    モード切換手段と、該表示モード切換手段により切換え
    た表示モードに関係なく常に一定の大きさのキャラクタ
    を表示するキャラクタ表示手段とを有することを特徴と
    する映像表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007041109A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Casio Comput Co Ltd 表示制御装置及び表示制御方法
JP2008236799A (ja) * 2008-06-17 2008-10-02 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP2012008203A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Sharp Corp 表示装置

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