JP4849019B2 - 電磁式調理装置 - Google Patents
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Description
本発明は、電磁式調理装置に関する。さらに詳しくは、電磁式調理器を調理台に組み込んで使用される電磁式調理装置に関するものである。
従来から下記特許文献1に示されるように、システムキッチン等における調理台の部位に電磁式調理機器を組み込んだものが知られている。このものでは、調理台に相当するキャビネットの上面のカウンタートップに、機器組込用の凹部を比較的大きく形成し、一方、電磁調理器たる加熱器本体を筐体に搭載することで電磁式調理機器を構成し、この筐体ごと一体に機器組込用の凹部に収容せしめるとともに筐体に設けたフランジ部をカウンタートップに支持せしめて、当該筐体を凹部の内壁面にネジ等で固定して組み込んでいる。
しかし、このように筐体に電磁調理器たる加熱器本体を搭載して構成した電磁式調理機器はサイズも比較的大きくなり、しかも重量も重くなるため、その組み込み作業は容易とは言えなかった。
特開2005−214577号公報
本発明は、上記従来例等における事情に鑑みてなされたもので、比較的簡易な作業にて電磁調理器の取り付けを行うことができる電磁式調理装置を提供せんとするものである。
上記課題を解決するために、本発明にかかる電磁式調理装置は、上面が調理部である電磁式調理器本体を筒状に形成すると共にその外面に係合ネジ部を刻設して電磁式調理器を構成し、調理台に内側面に被ネジ係合部を形成した取り付け貫通孔を形成し、該調理台の取り付け貫通孔に、電磁式調理器を嵌合し係合して調理台上に電磁式調理器上面を露出せしめて取り付けてなることを特徴とするものである。
本発明では、電磁式調理器の上部全周に鍔部を形成すると共に調理台の取り付け貫通孔上部に、この鍔部が収まる受け部を設けることができる。
また、この場合、電磁式調理器の鍔部の下面を逆円錐状斜面とし、調理台の取り付け貫通孔上部に設けた受け部を逆円錐状受面にして調理台上に電磁式調理器上面を突出することなく露出せしめて取り付けるようにすると好ましい。
本発明の電磁式調理装置は、筒状に形成すると共にその外面に係合ネジ部を刻設した電磁式調理器を、調理台の取り付け貫通孔に嵌合し係合して調理台上に電磁式調理器上面を露出せしめるという、比較的簡易な作業にて取り付けを行うことができる。
また、本発明では、電磁式調理器の上部全周に鍔部を形成すると共に調理台の取り付け貫通孔上部に、この鍔部が収まる受け部を設けておくと、鍔部が調理台上面側に出っ張らず、フラットな外観を得ることができる。清掃も容易となる。
さらにこのとき、電磁式調理器の鍔部の下面を逆円錐状斜面とし、調理台の取り付け貫通孔上部に設けた受け部を逆円錐状受面にしておくと、取り付け貫通孔に上方から電磁式調理器を調理台の取り付け貫通孔上部に位置合わせしやすくなるため、取り付け時の作業性が向上する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る電磁式調理装置Aを備えたキッチンキャビネットを示すものである。電磁式調理装置Aは調理台1に電磁式調理器2を設置してなるもので、3は操作部である。調理台1は調理部たる上面5を耐熱強化ガラス、セラミック、アルミニウム等の耐熱性に優れたパネルで形成するのが望ましく、キッチンカウンターのデザインを考慮して所望の化粧面とすることが可能である。
図2に示すごとく、この調理台1は内側面に被ネジ係合部4を形成した取り付け貫通孔5を形成してある。また、上面が調理部6である電磁式調理器2はその本体部を筒状に形成されてその外面に係合ネジ部8が刻設されている。そして、この電磁式調理器2を調理台1の取り付け貫通孔5に嵌合し係合して図3に示す電磁式調理装置Aを構成する。
電磁式調理器2の上面の調理部6は表面を耐熱層9で被覆されている。耐熱層9は耐熱ガラスやセラミック等の耐熱性、透磁性に優れた材料で形成されており、エネルギー効率を損なうことが少なく、上面5の清掃も容易に行えるものである。また、電磁式調理器2では、この耐熱層9を含む上部全周に鍔部11を形成し、鍔部11下面を逆円錐状斜面12としている。
一方、調理台1の取り付け貫通孔4は上部には係止鍔部11が収まる受け部10が形成されている。この受け部10は、鍔部11下面の逆円錐状斜面12に対応するように逆円錐状受面に形成されている。
電磁式調理器2の調理台1への取り付けは、取り付け貫通孔5に電磁式調理器2を被ネジ係合部4と係合ネジ部8をネジ結合することにより行われるために、着脱が容易に行えるものである。
本発明では、上記実施形態に限らず、本発明の概念の範囲で適宜変形することも可能であり、例えば図3に示すような変形例に係る電磁式調理装置Bでもよい。この電磁式調理装置Bでは、電磁式調理器2の上部に形成される係止鍔部11が、横方向に薄板状に張り出した形状となっており、電磁式調理器2の本体部は真っ直ぐな筒状に形成されている。このものでは、電磁式調理器2を調理台1の取り付け貫通孔4に上方より回転させながら螺合し、鍔部11が調理台1の天板に当接した状態で、所定の取り付け位置となって電磁式調理器2が固定される。
また、図3に示すような更に他の変形例に係る電磁式調理装置Cとすることもできる。この電磁式調理装置Cでは、電磁式調理器2の上部がテーパ状に狭小し、その上端は平坦に形成されている。一方、調理台1の取り付け貫通孔5は上記テーパに対応するよう天板13の厚みにおいて逆テーパ状に形成されている。この天板13の裏面には、補強用の裏材14が取り付け固定されている。この裏材14はその中央部に上下に貫通する貫通孔を有しており、この貫通孔が被ネジ係合部4を形成した筒孔をなし、その位置を取り付け貫通孔5に一致させることで、天板13にて逆テーパ状に形成した部分に連続した取り付け貫通孔5の一部となっている。
そして、電磁式調理器2を調理台1の天板13の下側から取り付け貫通孔5に挿入し、外面の係合ネジ部8を裏材14の貫通孔にて構成される取り付け貫通孔5の被ネジ係合部4にネジ結合して取り付ける。
上述した電磁式調理装置A、B、Cにおいては、必要に応じて電磁式調理器2をネジが緩む方向に回転させることで、取り付け貫通孔5から取り外しができる。従って、電磁式調理器2の取替えや修理が容易に行える。
1 調理台
2 電磁式調理器
3 操作部
4 被ネジ係合部
5 取り付け貫通孔
6 調理部
8 係合ネジ部
10 逆円錐状受面
11 鍔部
12 逆円錐状斜面
13 天板
14 裏材
2 電磁式調理器
3 操作部
4 被ネジ係合部
5 取り付け貫通孔
6 調理部
8 係合ネジ部
10 逆円錐状受面
11 鍔部
12 逆円錐状斜面
13 天板
14 裏材
Claims (3)
- 上面が調理部である電磁式調理器本体を筒状に形成すると共にその外面に係合ネジ部を刻設して電磁式調理器を構成し、調理台に内側面に被ネジ係合部を形成した取り付け貫通孔を形成し、該調理台の取り付け貫通孔に、電磁式調理器を嵌合し係合して調理台上に電磁式調理器上面を露出せしめて取り付けてなる電磁式調理装置。
- 電磁式調理器の上部全周に鍔部を形成すると共に調理台の取り付け貫通孔上部に、この鍔部が収まる受け部を設けた請求項1記載の電磁式調理装置。
- 電磁式調理器の鍔部の下面を逆円錐状斜面とし、調理台の取り付け貫通孔上部に設けた受け部を逆円錐状受面にして調理台上に電磁式調理器上面を突出することなく露出せしめて取り付けてなる請求項2記載の電磁式調理装置。
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JP2007168285A JP4849019B2 (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | 電磁式調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007168285A JP4849019B2 (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | 電磁式調理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009005786A JP2009005786A (ja) | 2009-01-15 |
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Family
ID=40321520
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JP2007168285A Expired - Fee Related JP4849019B2 (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | 電磁式調理装置 |
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2007
- 2007-06-26 JP JP2007168285A patent/JP4849019B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2009005786A (ja) | 2009-01-15 |
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