JPS62140692A - 非水溶性液体中の水溶性汚染物質の連続的除去方法 - Google Patents

非水溶性液体中の水溶性汚染物質の連続的除去方法

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JPS62140692A
JPS62140692A JP27797385A JP27797385A JPS62140692A JP S62140692 A JPS62140692 A JP S62140692A JP 27797385 A JP27797385 A JP 27797385A JP 27797385 A JP27797385 A JP 27797385A JP S62140692 A JPS62140692 A JP S62140692A
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JP
Japan
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water
soluble
contaminant
liquids
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP27797385A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Sasaki
徹 佐々木
Shinji Uchiyama
内山 伸二
Yoshihisa Nagata
永田 喜久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kleentek Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kleentek Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野) 本発明は、非水溶性液体中の水溶性物質の連続的除去方
法ならびにその装置に関するものでめる。
(従来技術とその問題点〕 従来、油や水の中のアンモニアガスや塩素カスを除去す
る方法として真空脱気を用いたり、活性白土のような吸
着物質を用いる方法が採用されてきたが、前者の方法は
装置がおおかかりになり高価でおり、又後者の場合は、
逆に油を汚染したり吸着物質の取り替えに手間がかかり
、その割に吸着飽和量が少なく実用上問題があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、従来の方法とは全く異なり、非水溶性液体(
絶縁媒体、鉱物油など)中に含有された水溶性物質(汚
染物など)を3!!li続して水に置換し、これらを非
水溶性液体から効率よく除去する方法ならびに除去装着
を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための具体的な手段)本発明になる
、非水溶性液体(絶縁媒体、鉱物油など)から効率よく
水溶性汚染物質(アンモニアガス、塩素カスあるいは微
量不純物などの汚染物)を、水又は水溶液に置換して除
去する連続的方法は、 O水溶性汚染物質含有非水溶性液体の供給経路、及び水
又は水溶性の供給経路を通じて、両液体をポンプに連続
的に供給し、 ○ 前記ポンプ内で両液体を撹拌混合するとともに、ポ
ンプ作用により混合液体を汚染物質置換除去容器に液送
し、 ○ 前記汚染物質置換除去容器内に配設された読札の小
さなフィルターに両液体を通過せしめて両液体の接触を
大ならしめ、 ○ フィルター通過後に、両液体の比重差を利用して1
つの排出口から水又は水溶液に汚染物質を置換して精製
された非水溶性液体を、他の排出[1から水溶性の汚染
物質を溶解してなる水又は水溶液を、それぞれ連続的に
取出すようにしたことを特徴とするものである。
以下、本発明について詳しく説明する。
前記したように、本発明になる水溶性汚染物質を含有し
た非水溶性液体から該水溶性汚染物質を連続的に除去す
る方法における重要な点は、○ 水溶性の汚染物質を含
有する非水溶性液体と、水又は水溶液を汚染物質置換除
去容器内に静的に供給するのではなく、予め両液体をポ
ンプにより強制的に接触混合させること、即ち、両液体
の強制的接触により水溶性汚染物質の水又は水溶性液へ
の置換をポンプの液送時にも行わしめること、 Oさらに、両液体を汚染物質置換除去容器内に配設され
た読札の小さな耐酸、耐アルカリ性のフィルター材に通
過せしめ、両液体の接触を大ならしめること、 これにより、水溶性汚染物質を短時間に、かつ効率に<
水又は水溶液に置換、除去しようとする点にある。
なお本発明者らは、汚染物質置換除去容器に、水溶性汚
染物質含有の非水溶性液体と、水又は水溶液をバルブ操
作を通じて別々に導入し、汚染物質置換除去容器内に配
設されたフィルター材を介して両者の接触を有効ならし
め、非水溶性液体から水溶性汚染物質を除去する方法に
ついて、先に出願したところである(特願昭60−21
3688@ )。
次に、本発明になる水溶性の汚染物質を含有する非水溶
性液体について説明する。
本発明おいては、水溶性汚染物質を除去し精製した非水
溶性液体を、汚染物質を置換し溶解した水又は水溶液か
ら分離する方法として、両者の比重差を利用するもので
あることから、この観点から適用液体を整理すると次の
ようになる;(i)被処理液である非水溶性液体の比重
が水より重いもの。
具体的には、水の比重より単いフッ素系液体く例えば、
半導体プロセス装置に真空ポンプ油、潤滑油、シール材
として用いられているパーフルオロポリエーテル[日本
モンテジソン社製のフォンプリンがある。])中に含有
されているCΩ2及びHCΩの除去。
(ii>被処理液である非水溶性液体の比重が水より軽
いもの。
具体的には、水の比重より軽い鉱物油中に含有されてい
るNH3及びNHaOHの除去。
汚染物質置換除去容器内に配設されるフィルターとして
は、中心部が中空の円柱状フィルターを用い、該中空の
中心部にポンプで強制混合された両液体を導入するよう
にすることか好ましい。
フィルター材の材質は、紙製、不織イF製、全網製など
読札性のものでおればいずれも使用される。
特に、フィルター材として、水を吸収保持する素材から
なり、水を吸収して一種の水のカーテンを形成しうるち
の((株)クリーンチック工業製D t]−82エレメ
ント)を用いることは両者の接触効率が一段と高まるた
め好ましい。またフィルター材をカートリッジ式にして
おくと交換に便利である。
以下、本発明になる水溶性汚染物質を含有する非水溶性
液体から汚染物質を連続的に除去する方法について、図
面を用いて説明する。
適用する非水溶性液体は、汚染物質としてHCΩを14
0mFJ/Ω含有するパルフルオロポリエーテル(日本
モンテジンン社製フォンプリン)である。
ト+CΩ含有のフィンプリン中(1)、水槽(2〉の各
槽から供給経路を通じてフィンプリン、水(水道水)を
ポンプ(3)に供給し、ここで両液体を強制混合すると
ともに、該ポンプ作用により混合された両液体を汚染物
質置換除去容器(4)に液送する。
汚染物質置換除去容器(4)内には、図示されるように
中心部が中空の円柱状フィルター(5)か配設されてお
り、該中心部の中空部分に両液体か液送される。
該フィルター材として吸水性フィルター((株)クリー
ンチック工業製DH−32エレメント)を用いた。
両液体は、フィルターの読札部において有効に接触し、
フィンプリン中に溶解していた!−ICΩは水の相に置
換、除去される。フィルター通過後は、両液体の比重の
差により分離、即も、フ汁ンブリンは水J:り比重か重
いから汚染物質置換除去容器(4)の底部へ、HCΩを
溶解した水は上部に相分離する。
その際、水−フィンプリン界面(a)を略一定の高さに
維持しつつ、連続的に処理する。図中のVl、V2 、
V3 、V4はバルブを示し、V3は水の供給量を、V
4はフ4ンプリンの供給量を、更にVlは汚染物質で必
るHCΩを溶解した水の排出量を、V2は汚染物質で必
るHCΩを水に置換除去し、精製されたフtンプリンの
排出量をそれぞれコントロールするバルブで市り、これ
らのバルブ操作によりフィンプリンと水を同量づつ循環
さぜ水−フィンプリン界面(a)を略一定になるように
すれば良い。
前記したフ4ンブリンと水を同量づつ循環させるいわゆ
る閉鎖系におけるHCQ除去効率を処理時間との関連で
みると、第1表のようになる。
なあ、その時の処理条件は以下に示す通りである。
〈処理条件〉 (i>汚染物質置換除去 容器の内部容積 ・・・・・・・・・・・・・・・1,
7Q(ii )ギアポンプ流量 ・・・・・・・・・・
・・0.66Ω/H(iii )フtンブリン使用量 
・・・・・・・・・2Ω(iV >水使用量 ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2Ω(V>
処理液温 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・常温(Vl)フィンプリン中の ICΩ初明瀧度 ・・・・・・・・・・・・・・・1A
Omg/Ω○ HCΩ濃度測定法 J I S  K2SO3−1980,強酸価試験法に
準トしてIIcΩ)閂度を測定した。
*測定不能 前記処理方式は、図面に示されるようフィンプリンと水
を循環させて精製する方式のもので必ったが、フォンブ
リン及び/又は水を処理系に導入、排出させるように行
ってもよいことはもとよりのことで市る。
また、前記処理方式においては非水溶性液体として水よ
り重いフ4ンブリンを用いたが、被処理液が水より軽い
場合、例えば鉱物油中にNH3ヤN114011を含有
したものを処理する場合、汚染物質置換除去容器(4)
内の相分離は逆転し、バルブ(■1)から精製された鉱
物油が、バルブ(V2)から汚染物質を溶解した水が排
出されることになる。
また、前記した水溶性汚染物質を除去する態様において
は、水溶性汚染物質を置換、溶解するものとして水(水
通水)を用いたが、 ・ 水に解けて酸性になる物質を除去する方法として、
水の代わりに弱アルカリ性溶液を、・ また、アルカリ
性になる物質を除去する方法として、水の代わりに弱酸
性溶液を、 置換液としで使うと効果的であり、置換液が中性液にな
るまで繰り返し使用できることはいうまでもない。
(発明の効果) 本発明になる、非水溶性液体中の水溶性汚染物質の連続
的除去方法によれば、 ■ 水溶性汚染物質を含有した非水溶性液体と水又は水
溶液とをフィルターを介して有効に接触させる前に、予
めポンプにより両液体を強制混合しているため水溶性汚
染物質の置換、除去効率か高められる。
■ 更にフィルターを介して水又は水溶液と、水溶性汚
染物質を含有した非水溶性液体とを有効に接触させ、水
溶性汚染物質を水又は水溶液に完全に置換、除去する方
式を採用していることから水溶性汚染物質の置換、除去
効率が極めて高い。
■ フィルターを用いていることから、被処理液である
非水溶性液体中の水溶性物質は勿論、水不溶性の微小ゴ
ミ(金属の摩耗片)も同時に除去できる。
■ 液−液の接触反応を主体とした水溶性物質の除去で
おるため、操作が簡単でおるとともに、特別の除去剤を
必要とせず、経済的である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明になる非水溶性液体から水溶性汚染物買
物質を連続的に除去する方法のフローシートを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 水溶性汚染物質を含有する非水溶性液体から水溶性汚染
    物質を除去するに際し、 〇 水溶性汚染物質含有非水溶性液体の供給経路及び水
    又は水溶液の供給経路を通じて、両液体をポンプに連続
    的に供給し、 〇 前記ポンプ内で両液体を撹拌混合するとともに、ポ
    ンプ作用により混合液体を汚染物質置換除去容器に液送
    し、 〇 前記汚染物質置換除去容器内に配設された濾孔の小
    さなフィルターに両液体を通過せしめて両液体の接触を
    大ならしめ、 ○ フィルター通過後に、両液体の比重差を利用して1
    つの排出口から水又は水溶液に汚染物質を置換して精製
    された非水溶性液体を、他の排出口から水溶性の汚染物
    質を溶解してなる水又は水溶液を、それぞれ連続的に取
    出すようにしたことを特徴とする非水溶性液体中の水溶
    性汚染物質の連続的除去方法。
JP27797385A 1985-09-28 1985-12-12 非水溶性液体中の水溶性汚染物質の連続的除去方法 Pending JPS62140692A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01155903A (ja) * 1987-12-11 1989-06-19 Mitsubishi Electric Corp 不燃性絶縁液体の精製処理方法
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JP2015123419A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 株式会社 クリーンテック 油水分離フィルター、油水分離エレメント、除水装置及び油水分離方法

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