JP4848174B2 - 微粒燃料機の制御方法および微粒燃料機 - Google Patents

微粒燃料機の制御方法および微粒燃料機 Download PDF

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本発明は、固形燃料を粉砕して微粒燃料を供給する微粒燃料機の制御方法および微粒燃料機に関し、特に、石炭を粉砕して微粉炭を供給する微粉炭機の制御方法および微粉炭機に関する。
従来、固形燃料である石炭を粉砕してボイラ等の燃料となる微粉炭を供給する微粉炭機が知られている。この微粉炭機に供給される石炭にはさまざまな種類(炭種)が存在し、炭種が変わると粉砕しやすさ等の石炭性状も変わるため微粉炭機にかかる負荷が変化していた。近年においてはさまざまな種類の石炭が用いられるようになっているため、微粉炭機に石炭を投入してから微粉炭としてボイラ等に供給されるまでの時間に大きな差が生じ、供給される微粉炭量を所定量に制御することが困難であった。
そこで、この問題を解決するため、所定のパラメータに基づいて微粉炭機を制御することにより、供給する微粉炭量の制御する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−178157号公報
上記の特許文献1の微粉炭機においては、炭種ごとに設定されたパラメータに基づいて算出された微粉炭機の模擬出炭量をミルデマンド信号にフィードバックする技術が公開されている。この技術によれば、炭種ごとに設定されたパラメータを用いているため、炭種が変わっても微粉炭量を適切に制御できる。
しかしながら、上述の微粉炭機の制御方法は模擬出炭量に基づいているため、微粉炭機内に滞留している微粉炭量については制御されていない。そのため、微粉炭機にかかる負荷が極度に増減した場合、微粉炭機内に滞留する微粉炭量が極端に増減することとなり、どちらの場合にしても微粉炭機が振動を起こす原因となる恐れがあった。
また、微粉炭機の給炭量に基づいて微粉炭粒度分級機の制御を行う方法も知られているが、この方法においても微粉炭機にかかる負荷が極度に増減した場合、微粉炭機内に滞留する微粉炭量が極端に増減することとなり、どちらの場合にしても微粉炭機が振動を起こす原因となる恐れがあった。
さらに、近年の燃料の多様化により、石炭のみならず残渣油コークスやバイオマスなどの固形燃料も粉砕してボイラ等の燃料として用いられてきている。かかる場合、固形燃料を粉砕する際に微粒燃料機にかかる負荷は、固形燃料の種類によって大きく増減し、微粒燃料機が振動を起こす原因となる恐れがあった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、微粒燃料機に供給する固形燃料の種類を変更する際に、その制御パラメータを変更しなくても対応することができる微粒燃料機の制御方法および微粒燃料機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の微粒燃料機の制御方法は、供給された固形燃料を粉砕して微粒燃料にする粉砕部と、前記微粒燃料の粒度を分級して所定の粒度よりも小さい微粒燃料を外部に供給し、所定の粒度よりも大きい微粒燃料を前記粉砕部に戻す分級部と、前記粉砕部に滞留する前記固形燃料の量により変化する前記粉砕部の消費電力を検出する消費電力検出手段と、を有する微粒燃料機の制御方法であって、前記分級部を、前記消費電力検出手段33により検出される前記粉砕部の消費電力に基づいて制御し、前記消費電力が所定の範囲を超えて増加した場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を大きくして外部に供給される前記微粒燃料の量を増加させ、前記消費電力が所定の範囲を超えて減少した場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を小さくして外部に供給される前記微粒燃料の量を減少させるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、微粒燃料機の粉砕部に滞留する固形燃料量により変化する粉砕部の消費電力を検出することにより、粉砕部の負荷に基づいて分級部を制御し、粉砕部に滞留する固形燃料量を制御することができる。そのため、固形燃料の種類が変わるなどして微粒燃料機にかかる負荷が急に増減しても、滞留する固形燃料量の増減を防止することができ、微粒燃料機の振動発生を防止することができる。
また、上記発明においては、前記粉砕部に滞留する前記固形燃料の厚さを検出する固形燃料厚検出手段をさらに設け、前記分級部を、前記消費電力検出手段により検出される前記粉砕部の消費電力に基づいて制御すると同時に、前記固形燃料厚検出手段により検出される前記固形燃料の厚さにも基づいて制御し、前記固形燃料の厚さが所定の範囲よりも厚くなった場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を大きくして外部に供給される前記微粒燃料の量を増加させて前記固形燃料の厚さを薄くし、前記固形燃料の厚さが所定の範囲よりも薄くなった場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を小さくして外部に供給される前記微粒燃料の量を減少させて前記固形燃料の厚さを厚くするように制御してもよい。
本発明によれば、微粒燃料機の粉砕部に滞留する固形燃料の量により変化する前記固形燃料の厚さを検出することによっても、滞留する固形燃料量を制御することができる。このため、固形燃料の種類が変わるなどして微粒燃料機にかかる負荷が急に増減しても、滞留する固形燃料量の増減を防止し、微粒燃料機の振動発生をより効果的に防止することができる。
さらに、上記発明においては、前記粉砕部が、前記固形燃料をその上に保持する保持部と、前記固形燃料を前記保持部との間に挟み、押し潰して砕く押圧部と、を有し、前記押圧部を、前記固形燃料厚検出手段が検出する前記固形燃料の厚さに基づいて制御することにより、所定粒径の微粒燃料生成速度を調節し、前記固形燃料の厚さを制御するようにしてもよい。
本発明によれば、保持部と押圧部との間に挟まれた固形燃料の厚さを固形燃料厚検出手段により検出することで微粒燃料機にかかる負荷を推定し、固形燃料の厚さに基づいて押圧部を制御しているため、上記固形燃料の厚さを制御でき、微粒燃料機にかかる負荷を制御できる。例えば上記固形燃料の厚さが厚くなった場合には、押圧部の固形燃料を押し潰す力を強くして微粒燃料の生成速度を速めることにより上記固形燃料の厚さを薄くすることができる。
上記発明においては、前記分級部は、前記粉砕部において粉砕された前記微粒燃料のうち、所定の粒径以下の微粒燃料は回転羽根の回転面を通過させて外部へ気流搬送し、所定の粒径以上の微粒燃料は前記回転羽根で叩き落として前記粉砕部に戻す構成であり、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を大きくする時には、前記回転羽根の回転数をステップ状に下げ、一定の回転数を維持してからランプ状に上げ、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を小さくする時には、前記回転羽根の回転数をステップ状に上げ、一定の回転数を維持してからランプ状に下げるように制御することが望ましい。
本発明によれば、回転羽根の回転数を切り換える時にステップ状に下げる、または上げることにより、粉砕部に滞留する固形燃料の厚さをより早いタイミングで制御でき、その際に固形燃料の厚さがオーバーシュートすることを防止できる。また、上記のように回転羽根の回転数を切り換えた後、一定の回転数を維持してからランプ状に上げる、または下げることにより、固形燃料の厚さがアンダーシュートすることを防止できる。このため、より安定した固形燃料の厚さの制御ができる。
また、本発明の微粒燃料機は、供給された固形燃料を粉砕して微粒燃料にする粉砕部と、前記微粒燃料の粒度を分級して所定の粒度よりも小さい微粒燃料を外部に供給し、所定の粒度よりも大きい微粒燃料を前記粉砕部に戻す分級部と、前記粉砕部に滞留する前記固形燃料の量により変化する前記粉砕部の消費電力を検出する消費電力検出手段と、を有し、前記分級部を、前記消費電力検出手段により検出される前記粉砕部の消費電力に基づいて制御し、前記消費電力が所定の範囲を超えて増加した場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を大きくして外部に供給される前記微粒燃料の量を増加させ、前記消費電力が所定の範囲を超えて減少した場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を小さくして外部に供給される前記微粒燃料の量を減少させるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、微粒燃料機の粉砕部に滞留する固形燃料量により変化する粉砕部の消費電力を検出することにより、粉砕部の負荷に基づいて分級部を制御し、粉砕部に滞留する固形燃料量を制御することができる。そのため、固形燃料の種類が変わるなどして微粒燃料機にかかる負荷が急に増減しても、滞留する固形燃料量の増減を防止することができ、微粒燃料機の振動発生を防止することができる。
上記発明においては、前記粉砕部に滞留する前記固形燃料の厚さを検出する固形燃料厚検出手段をさらに有し、前記分級部を、前記消費電力検出手段により検出される前記粉砕部の消費電力に基づいて制御すると同時に、前記固形燃料厚検出手段により検出される前記固形燃料の厚さにも基づいて制御し、前記固形燃料の厚さが所定の範囲よりも厚くなった場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を大きくして外部に供給される前記微粒燃料の量を増加させて前記固形燃料の厚さを薄くし、前記固形燃料の厚さが所定の範囲よりも薄くなった場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を小さくして外部に供給される前記微粒燃料の量を減少させて前記固形燃料の厚さを厚くするように制御する構成としてもよい。
本発明によれば、微粒燃料機の粉砕部に滞留する固形燃料の量により変化する前記固形燃料の厚さを検出することによっても、滞留する固形燃料量を制御することができる。このため、固形燃料の種類が変わるなどして微粒燃料機にかかる負荷が急に増減しても、滞留する固形燃料量の増減を防止し、微粒燃料機の振動発生をより効果的に防止することができる。
上記発明においては、前記粉砕部が、前記固形燃料をその上に保持する保持部と、前記固形燃料を前記保持部との間に挟み、押し潰して砕く押圧部と、を有し、前記押圧部を、前記固形燃料厚検出手段が検出する前記固形燃料の厚さに基づいて制御することにより、所定粒径の微粒燃料生成速度を調節し、前記固形燃料の厚さを制御する構成としてもよい。
本発明によれば、保持部と押圧部との間に挟まれた固形燃料の厚さを固形燃料厚検出手段により検出することで、微粒燃料機にかかる負荷を推定し、固形燃料の厚さに基づいて押圧部を制御しているため、上記固形燃料の厚さを制御でき、微粒燃料機にかかる負荷を制御できる。例えば上記固形燃料の厚さが厚くなった場合には、押圧部の固形燃料を押し潰す力を強くして微粒燃料の生成速度を速めることにより上記固形燃料の厚さを薄くすることができる。
上記発明においては、前記分級部は、前記粉砕部において粉砕された前記微粒燃料のうち、所定の粒径以下の微粒燃料は回転羽根の回転面を通過させて外部へ気流搬送し、所定の粒径以上の微粒燃料は前記回転羽根で叩き落として前記粉砕部に戻す構成であり、
前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を大きくする時には、前記回転羽根の回転数をステップ状に下げ、一定の回転数を維持してからランプ状に上げ、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を小さくする時には、前記回転羽根の回転数をステップ状に上げ、一定の回転数を維持してからランプ状に下げるように制御する構成としてもよい。
本発明によれば、回転羽根の回転数を切り換える時にステップ状に下げる、または上げることにより、粉砕部に滞留する固形燃料の厚さをより早いタイミングで制御でき、その際に固形燃料の厚さがオーバーシュートすることを防止できる。また、上記のように回転羽根の回転数を切り換えた後、一定の回転数を維持してからランプ状に上げる、または下げることにより、固形燃料の厚さがアンダーシュートすることを防止できる。このため、より安定した固形燃料の厚さの制御ができる。
本発明の微粒燃料機の制御方法および微粒燃料機によれば、微粉炭機の粉砕部に滞留する固形燃料量により変化する粉砕部の消費電力を検出することにより、粉砕部の負荷に基づいて分級部を制御することができるため、固形燃料の種類が変わるなどして微粒燃料機にかかる負荷が急に増減しても、滞留する固形燃料量の増減を防止することができ、制御パラメータを変更しなくても対応することができるという効果を奏する。
この発明の一実施形態に係る微粉炭機について、図1および図2を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る微粉炭機の全体構成を説明する図である。
微粉炭機(微粒燃料機)1には、図1に示すように、貯炭場から送られてきた石炭(固形燃料)を一時的に貯留する石炭バンカ3と、石炭を石炭バンカ3から微粉炭機1に供給する給炭部5とが備えられている。また、微粉炭機1は、筐体11と、筐体11内に配置された石炭を粉砕して微粉炭(微粒燃料)にする粉砕部13と、微粉炭の粒径を分級する分級部15と、微粉炭を外部に供給する複数の微粉炭管17とから概略構成されている。
給炭部5は、石炭バンカ3から供給された石炭を給炭管の入り口まで搬送するコンベヤ部7と、搬送された石炭を微粉炭機1に導く給炭管9とから概略構成されている。また、コンベヤ部7にはシールエアが導入されている。
筐体11には、その下部からシールエアが導入され、上部には形成された微粉炭およびシールエアが流出する複数の微粉炭管17が配置されている。
粉砕部13は、給炭管9から燃料が供給される円盤状のテーブル(保持部)21と、テーブル21を回転駆動するテーブル駆動部23と、テーブル21上の石炭を押し潰して微粉炭にするローラ(押圧部)25と、ローラ25の押圧力を発生させ調整する荷重部(押圧部)27から概略構成されている。
テーブル駆動部23は、回転トルクを発生させる駆動モータ29と、回転トルクをテーブル21に伝達するシャフトおよび伝達方向を変えるギヤからなるトルク伝達部31とから構成されている。また、駆動モータ29には、駆動モータ29が消費する電力を検出する電流計(消費電力検出手段)33が配置されている。
荷重部27は、オイルを貯留するタンク35と、オイルを加圧して送り出すポンプ37と、オイルの流れを制御するソレノイドバルブ39と、加圧されたオイルの供給を受けて押圧力を発生させるピストンシリンダ41と、押圧力をローラ25に伝達する押圧力伝達部43とから構成されている。また、ピストンシリンダ41にはシリンダ内のピストンの位置を検出するロールリフト計(固形燃料厚検出手段)45が備えられているとともに、荷重部27には、ピストンシリンダ41に供給されるオイル圧力を検出する圧力計47が備えられている。
分級部15は粉砕部13と微粉炭管17との間に配置され、回転可能に配置された複数枚の回転羽根49と、回転羽根49を回転駆動する分級機駆動部(図示せず)とから構成されている。回転羽根49は、給炭管9と同軸に配置された円筒状の回転軸51に備えられ、回転軸51から斜め上方に向かって延びるように配置されている。
次に、上記の構成からなる微粉炭機1における作用について説明する。
まず、屋外または屋内の貯炭場から送られてきた石炭(受け入れ炭)は、石炭バンカ3にいったん貯留される。このときの受け入れ炭の大きさは数mmから数cm程度の大きさである。受け入れ炭は給炭部5のベルトコンベヤ部7により石炭バンカ3から給炭管9に搬送される。
そして、受け入れ炭は給炭管9を通って粉砕部13のテーブル21に供給され、テーブル21の円環状の凹部53に配置される。凹部53に配置された受け入れ炭はテーブル21とともに回転しながら粉砕部13のローラ25により押し砕かれて微粉炭となる。
ローラ25により形成された微粉炭は、筐体11の下部から導入された燃料搬送エアによりテーブル21から上方に搬送される。
上方に搬送された微粉炭は、分級部15の回転羽根49の間を通過して微粉炭管17に流入し外部へ気流搬送される。
回転羽根49は所定回転数で回転しているため、その回転面を通過する粒径の大きな微粉炭を叩き落し、粉砕部13に戻している。粒径の大きな微粉炭は移動速度が遅くなるため回転羽根49の回転面を通過するのに時間を要し、そのため回転羽根49に叩き落されやすくなる。回転羽根49の回転面を通過できる微粉炭の粒径は、回転羽根49の回転速度により調節することができ、その平均粒径としては約数十μmを例に挙げることができる。
次に、微粉炭機1にかかる負荷が変動した場合の作用について説明する。
ここで、微粉炭機1にかかる負荷とは、微粉炭機1内に滞留している石炭量であって、より具体的にはテーブル21とローラ25との間に挟まれている石炭の厚さtのことをいう。
本実施形態の微粉炭機1は、石炭の厚さtに基づく制御と、テーブル21を回転させる駆動モータ29の消費電力に基づく制御と、を同時に行っている。
まず、石炭の厚さtに基づく制御について説明する。
石炭の厚さtは、ピストンシリンダ41に備えられたロールリフト計45により計測される。具体的には、石炭の厚さtが薄くなると、ローラ25が下方に移動し、ローラ25の移動が押圧力伝達部43を介してピストンシリンダ41のピストンに伝えられ、ピストンが図中左方向に移動し、ロールリフト計45がこのピストンの移動を検出する。
逆に石炭の厚さtが厚くなると、ローラ25が上方に移動してピストンが図中右方向に移動し、ロールリフト計45がこのピストンの移動を検出する。
ロールリフト計45により検出されたピストンの位置、つまりローラ25の位置であって、石炭の厚さtが所定の範囲から外れると、粉砕部13の荷重部27を制御してローラ25の押圧力を調整し、石炭の厚さtを制御する。具体的には、石炭の厚さtが所定の範囲よりも薄くなると、ローラ25の押圧力を弱めて微粉炭の生成速度を遅くして石炭の厚さtを厚くする。逆に石炭の厚さtが所定の範囲よりも厚くなると、ローラ25の圧力を強めて微粉炭の生成速度を速め、石炭の厚さtを薄くする。
ローラ25の押圧力は、ピストンシリンダ41に供給するオイルにより制御している。具体的には、ローラ25の押圧力を弱める場合には、ソレノイドバルブ39を制御してピストンシリンダ41内のオイルの一部をタンク35内に戻し、ピストンシリンダ41内のオイルの圧力を下げることにより行われる。逆に、ローラ25の押圧力を強める場合には、ソレノイドバルブ39を制御して、タンク35内のオイルをポンプ37によりピストンシリンダ41に供給し、ピストンシリンダ41内のオイルの圧力を上げることにより行われる。
なお、ローラ25の押圧力を制御しない場合には、ソレノイドバルブ39を閉じてタンク35とピストンシリンダ41との間のオイル循環を止めている。さらに、ピストンシリンダ41内のオイルの圧力は圧力計47により測定されていて、測定値に基づいてオイルの圧力が一定になるようにソレノイドバルブ39を制御している。
次に、テーブル21を回転させる駆動モータ29の消費電力に基づく制御について説明する。
駆動モータ29の消費電力は駆動モータ29に備えられた電流計33により計測され、計測された消費電力に基づいて分級部15の回転羽根49の回転速度が制御されている。
つまり、微粉炭機1内に滞留する微粉炭量が多くなると、テーブル21を回転させるのに要する動力が増加し、消費される電力が増加する。消費電力が所定の範囲を超えて増加した場合には、回転羽根49の回転速度を遅くすることにより、粉砕部13に戻す微粉炭量を減らし、微粉炭機1内に滞留する微粉炭量を減らして消費電力を低下させている。
回転羽根49の回転速度を遅くすると、それまで回転羽根49に叩き落されていた粒径の大きな微粉炭が回転羽根49の回転面を通過できるため、粉砕部13に戻される微粉炭量が減るとともに外部に供給される微粉炭量が増加する。
なお、上述の所定の範囲としては、微粉炭機1の通常運転時の石炭の厚さtあるいは消費電力を基準とすると、例えば、所定の範囲の上限は基準の数十%増しの値、下限は基準の数十%減の値のように定められるが、微粉炭機1の能力等により変動するため、特にこの値に限定されるものではない。
次に、上述の石炭の厚さtに基づく制御およびテーブル21を回転させる駆動モータ29の消費電力に基づく制御の時間的経過について説明する。
図2は、図1の微粉炭機1の制御の時間的経過を説明する図である。図2(a)は、所定の範囲上限を超えた際の制御を説明する図であり、図2(b)は、所定の範囲下限を超えた際の制御を説明する図である。
制御の時間的経過については、石炭の厚さtに基づく制御とテーブル21を回転させる駆動モータ29の消費電力に基づく制御との間に相違点が無いため、説明の簡易化のために石炭の厚さtに基づく制御についてのみ説明する。
まず、石炭の厚さtが所定の範囲を超えて厚くなったときの制御の経過について説明する。
図2(a)に示すように、石炭の厚さtが所定の範囲の上限を超えて厚くなると、それまで所定の一定回転数で回転していた分級部15の回転羽根49の回転数をステップ状に下げ、低下した回転数を維持する。
回転羽根49の回転数を下げると、粉砕部13に戻される微粉炭の量が減少して石炭の厚さtが薄くなり始める。
回転羽根49の回転数低下のタイミングと石炭の厚さtが薄くなり始めるタイミングには図に示すように若干の時間差が存在するため、上述のように回転数をステップ状に下げることにより、石炭の厚さtをより早いタイミングで薄くできる。
その後、石炭の厚さtが所定の範囲内に戻ると、回転羽根49の回転数をランプ状に上げて所定の一定回転数にまで上げる。回転羽根49の回転数が増加すると粉砕部13に戻る微粉炭の量が徐々に増えて石炭の厚さtの減少が止まる。
上述のように回転羽根49と石炭の厚さtとの間には時間差が生じるため、回転羽根49の回転数をランプ状に上げることにより、石炭の厚さtのオーバーシュートを防止でき、より安定した石炭の厚さtの制御ができる。
次に、図2(b)に示すように、石炭の厚さtが所定の範囲の下限を超えて薄くなると、それまで所定の一定回転数で回転していた回転羽根49の回転数をステップ状に上げ、その回転数を維持する。
回転羽根49の回転数を上げると、粉砕部13に戻される微粉炭の量が増加して石炭の厚さtが厚くなり始める。
回転羽根49の回転数上昇のタイミングと石炭の厚さtが厚くなり始めるタイミングには図に示すように若干の時間差が存在するため、上述のように回転数をステップ状に上げることにより、石炭の厚さtをより早いタイミングで厚くできる。
その後、石炭の厚さtが所定の範囲内に戻ると、回転羽根49の回転数をランプ状に下げて所定の一定回転数にまで下げる。回転羽根49の回転数が低下すると粉砕部13に戻る微粉炭の量が徐々に減り石炭の厚さtの増加が止まる。
上述のように回転羽根49と石炭の厚さtとの間には時間差が生じるため、回転羽根49の回転数をランプ状に下げることにより、石炭の厚さtのアンダーシュートを防止でき、より安定した石炭の厚さtの制御ができる。
上記の構成によれば、テーブル21とローラ25との間に挟まれた石炭の厚さtに基づいて、荷重部27を制御してローラ25の押圧力を制御するため、微粉炭の生成速度を制御することができ上記石炭の厚さtを制御できる。また、石炭の厚さtに伴って上下するローラ25の移動範囲を制御することができる。そのため、ローラ25が許容移動範囲を超えて移動することを防止することができ、ローラ25の移動が原因の振動発生を防止することができる。
粉砕部13のテーブル駆動部23が石炭粉砕の際に消費する消費電力に基づいて分級部15の回転羽根49の回転数を制御することにより、分級する微粉炭の粒径を制御するため、上記石炭の厚さtを制御できる。そのため、微粉炭機1内に滞留する微粉炭量が急増して、テーブル駆動部23にかかる負荷が急増して緊急停止する恐れが生じた際に、回転羽根49の回転数を落として微粉炭機1内の微粉炭を排出し、テーブル駆動部23の負荷を減らして消費電力を低下させ、運転を継続させることができる。
石炭の厚さtや、テーブル駆動部23の消費電力が所定の範囲外になった場合に、上述の制御を行うこととしたため、例えば、微粉炭機1に供給される石炭の種類を変えても、自動的に上述の制御が行われ微粉炭機1が振動したり、緊急停止したりすることを防止できる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、石炭の厚さtに基づく制御およびテーブル21を回転させる駆動モータ29の消費電力に基づく制御を同時に行う構成に適応して説明したが、両制御を同時に行うものに限られることなく、いずれか一方の制御のみを行う構成等、その他各種の構成に適応することができるものである。
また、上記の実施の形態においては、この発明を石炭を微粉炭に粉砕する微粉炭機に適用して説明したが、この発明は微粉炭機に限られることなく、残渣油コークス、バイオマスなどの固形燃料を微粒燃料に粉砕するものなど、その他各種のものに適用できるものである。
本発明による一実施形態に係る微粉炭機の全体構成を示す図である。 図1の微粉炭機における制御の時間的経過を説明する図である。
符号の説明
1 微粉炭機(微粒燃料機)
13 粉砕部
15 分級部
21 テーブル(保持部)
25 ローラ(押圧部)
27 荷重部(押圧部)
33 電流計(消費電力検出手段)
45 ロールリフト計(固形燃料厚検出手段)
t 石炭の厚さ

Claims (8)

  1. 供給された固形燃料を粉砕して微粒燃料にする粉砕部と、
    前記微粒燃料の粒度を分級して所定の粒度よりも小さい微粒燃料を外部に供給し、所定の粒度よりも大きい微粒燃料を前記粉砕部に戻す分級部と、
    前記粉砕部に滞留する前記固形燃料の量により変化する前記粉砕部の消費電力を検出する消費電力検出手段と、を有する微粒燃料機の制御方法であって、
    前記分級部を、前記消費電力検出手段により検出される前記粉砕部の消費電力に基づいて制御し、
    前記消費電力が所定の範囲を超えて増加した場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を大きくして外部に供給される前記微粒燃料の量を増加させ、
    前記消費電力が所定の範囲を超えて減少した場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を小さくして外部に供給される前記微粒燃料の量を減少させるように制御することを特徴とする微粒燃料機の制御方法。
  2. 前記粉砕部に滞留する前記固形燃料の厚さを検出する固形燃料厚検出手段をさらに有し、
    前記分級部を、前記消費電力検出手段により検出される前記粉砕部の消費電力に基づいて制御すると同時に、前記固形燃料厚検出手段により検出される前記固形燃料の厚さにも基づいて制御し、
    前記固形燃料の厚さが所定の範囲よりも厚くなった場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を大きくして外部に供給される前記微粒燃料の量を増加させて前記固形燃料の厚さを薄くし、
    前記固形燃料の厚さが所定の範囲よりも薄くなった場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を小さくして外部に供給される前記微粒燃料の量を減少させて前記固形燃料の厚さを厚くするように制御することを特徴とする請求項1に記載の微粒燃料機の制御方法。
  3. 前記粉砕部が、前記固形燃料をその上に保持する保持部と、前記固形燃料を前記保持部との間に挟み、押し潰して砕く押圧部と、を有し、
    前記押圧部を、前記固形燃料厚検出手段が検出する前記固形燃料の厚さに基づいて制御することにより、所定粒径の微粒燃料生成速度を調節し、前記固形燃料の厚さを制御することを特徴とする請求項1または2に記載の微粒燃料機の制御方法。
  4. 前記分級部は、前記粉砕部において粉砕された前記微粒燃料のうち、所定の粒径以下の微粒燃料は回転羽根の回転面を通過させて外部へ気流搬送し、所定の粒径以上の微粒燃料は前記回転羽根で叩き落として前記粉砕部に戻す構成であり、
    前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を大きくする時には、前記回転羽根の回転数をステップ状に下げ、一定の回転数を維持してからランプ状に上げ、
    前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を小さくする時には、前記回転羽根の回転数をステップ状に上げ、一定の回転数を維持してからランプ状に下げるように制御することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の微粒燃料機の制御方法。
  5. 供給された固形燃料を粉砕して微粒燃料にする粉砕部と、
    前記微粒燃料の粒度を分級して所定の粒度よりも小さい微粒燃料を外部に供給し、所定の粒度よりも大きい微粒燃料を前記粉砕部に戻す分級部と、
    前記粉砕部に滞留する前記固形燃料の量により変化する前記粉砕部の消費電力を検出する消費電力検出手段と、を有し、
    前記分級部を、前記消費電力検出手段により検出される前記粉砕部の消費電力に基づいて制御し、
    前記消費電力が所定の範囲を超えて増加した場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を大きくして外部に供給される前記微粒燃料の量を増加させ、
    前記消費電力が所定の範囲を超えて減少した場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を小さくして外部に供給される前記微粒燃料の量を減少させるように制御することを特徴とする微粒燃料機。
  6. 前記粉砕部に滞留する前記固形燃料の厚さを検出する固形燃料厚検出手段をさらに有し、
    前記分級部を、前記消費電力検出手段により検出される前記粉砕部の消費電力に基づいて制御すると同時に、前記固形燃料厚検出手段により検出される前記固形燃料の厚さにも基づいて制御し、
    前記固形燃料の厚さが所定の範囲よりも厚くなった場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を大きくして外部に供給される前記微粒燃料の量を増加させて前記固形燃料の厚さを薄くし、
    前記固形燃料の厚さが所定の範囲よりも薄くなった場合には、前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を小さくして外部に供給される前記微粒燃料の量を減少させて前記固形燃料の厚さを厚くするように制御することを特徴とする請求項5に記載の微粒燃料機。
  7. 前記粉砕部が、前記固形燃料をその上に保持する保持部と、前記固形燃料を前記保持部との間に挟み、押し潰して砕く押圧部と、を有し、
    前記押圧部を、前記固形燃料厚検出手段が検出する前記固形燃料の厚さに基づいて制御することにより、所定粒径の微粒燃料生成速度を調節し、前記固形燃料の厚さを制御することを特徴とする請求項5または6に記載の微粒燃料機。
  8. 前記分級部は、前記粉砕部において粉砕された前記微粒燃料のうち、所定の粒径以下の微粒燃料は回転羽根の回転面を通過させて外部へ気流搬送し、所定の粒径以上の微粒燃料は前記回転羽根で叩き落として前記粉砕部に戻す構成であり、
    前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を大きくする時には、前記回転羽根の回転数をステップ状に下げ、一定の回転数を維持してからランプ状に上げ、
    前記分級部における前記微粒燃料の分級粒度を小さくする時には、前記回転羽根の回転数をステップ状に上げ、一定の回転数を維持してからランプ状に下げるように制御することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の微粒燃料機。
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