JP6218448B2 - 竪型粉砕分級装置 - Google Patents
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Description
石炭とバイオマスからなる燃料を供給するフィーダと、前記燃料を回転テーブルと粉砕子との噛み込みによって粉砕する粉砕機と、前記回転テーブルの外周側のスロートから噴き上げる気流によって搬送された粉砕物を分級する回転フィンをもつ回転分級機と、前記粉砕機と前記回転分級機とを収容するハウジングと、を備えた竪型粉砕分級装置であって、前記フィーダには前記燃料の供給量を計測する燃料供給量計測手段を設け、前記回転分級機の回転を制御する回転分級機制御手段を設け、前記ハウジング内で、前記気流の流れる前記スロートの上流側、前記スロートの下流側、前記回転分級機の入口側、前記回転分級機の出口側、の内の少なくとも前記スロートの下流側と前記回転分級機の入口側とで圧力を計測し当該計測圧力の部位間の圧力差を計測する差圧計測手段を設け、前記差圧計測手段で計測された前記計測圧力の部位間の圧力差である差圧と、前記燃料供給量計測手段で計測された燃料供給量をもとに計算された適正差圧と、に基づいて、前記計測された差圧が前記適正差圧になるように前記回転分級機制御手段を通じて前記回転分級機の回転を増減制御する演算装置を設け、前記演算装置は、バイオマスの専焼から石炭の専焼に切り換える切り換えモードのときに、石炭専焼に達するときの石炭の燃料供給量を基にした予測差圧値を算出し、算出された予測差圧値と燃料切り換え開始時刻での計測差圧とから前記切り換えモードに亘る前記適正差圧を求め、前記切り換えモード中において前記計測された差圧が前記適正差圧になるように前記回転分級機の回転を増加制御する構成とする。
図7(1)は、石炭専砕からバイオマス専砕へ切り換わる場合の状態量を示しており、図3に示す諸事象に対応している。図7(1)において、ミル入力条件について、石炭専砕時の石炭供給量を100とした場合、バイオマス専砕時においては70になる。この理由は、熱量換算で石炭の50%相当を粉砕燃焼することをベースに考えた。
22 運炭コンベア
23 バンカ
24 バイオマス用ミル
25 バイオマス用バーナ
26 蒸気発生装置
27 脱硝装置
28 空気予熱器
29 電気集塵機
30 誘引通風機
31 脱硫装置
32 煙突
33 一次通風機
34 ダンパ
35 ガス再循環通風機
40 ロードセル
41 フィーダ
42 演算装置
45 回転分級機モータ
46 自動ボイラ制御装置
47 自動プラント制御装置
Claims (5)
- 石炭とバイオマスからなる燃料を供給するフィーダと、
前記燃料を回転テーブルと粉砕子との噛み込みによって粉砕する粉砕機と、
前記回転テーブルの外周側のスロートから噴き上げる気流によって搬送された粉砕物を分級する回転フィンをもつ回転分級機と、
前記粉砕機と前記回転分級機とを収容するハウジングと、を備えた竪型粉砕分級装置であって、
前記フィーダには前記燃料の供給量を計測する燃料供給量計測手段を設け、
前記回転分級機の回転を制御する回転分級機制御手段を設け、
前記ハウジング内で、前記気流の流れる前記スロートの上流側、前記スロートの下流側、前記回転分級機の入口側、前記回転分級機の出口側、の内の少なくとも前記スロートの下流側と前記回転分級機の入口側とで圧力を計測し当該計測圧力の部位間の圧力差を計測する差圧計測手段を設け、
前記差圧計測手段で計測された前記計測圧力の部位間の圧力差である差圧と、前記燃料供給量計測手段で計測された燃料供給量をもとに計算された適正差圧と、に基づいて、前記計測された差圧が前記適正差圧になるように前記回転分級機制御手段を通じて前記回転分級機の回転を増減制御する演算装置を設け、
前記演算装置は、バイオマスの専焼から石炭の専焼に切り換える切り換えモードのときに、石炭専焼に達するときの石炭の燃料供給量を基にした予測差圧値を算出し、算出された予測差圧値と燃料切り換え開始時刻での計測差圧とから前記切り換えモードに亘る前記適正差圧を求め、前記切り換えモード中において前記計測された差圧が前記適正差圧になるように前記回転分級機の回転を増加制御する
ことを特徴とする竪型粉砕分級装置。 - 石炭とバイオマスからなる燃料を供給するフィーダと、
前記燃料を回転テーブルと粉砕子との噛み込みによって粉砕する粉砕機と、
前記回転テーブルの外周側のスロートから噴き上げる気流によって搬送された粉砕物を分級する回転フィンをもつ回転分級機と、
前記粉砕機と前記回転分級機とを収容するハウジングと、を備えた竪型粉砕分級装置であって、
前記フィーダには前記燃料の供給量を計測する燃料供給量計測手段を設け、
前記回転分級機の回転を制御する回転分級機制御手段を設け、
前記ハウジング内で、前記気流の流れる前記スロートの上流側、前記スロートの下流側、前記回転分級機の入口側、前記回転分級機の出口側、の内の少なくとも前記スロートの下流側と前記回転分級機の入口側とで圧力を計測し当該計測圧力の部位間の圧力差を計測する差圧計測手段を設け、
前記差圧計測手段で計測された前記計測圧力の部位間の圧力差である差圧と、前記燃料供給量計測手段で計測された燃料供給量をもとに計算された適正差圧と、に基づいて、前記計測された差圧が前記適正差圧になるように前記回転分級機制御手段を通じて前記回転分級機の回転を増減制御する演算装置を設け、
前記演算装置は、石炭の専焼からバイオマスの専焼に切り換える切り換えモードのときに、バイオマス専焼に達するときのバイオマスの燃料供給量を基にした予測差圧値を算出し、算出された予測差圧値から前記切り換えモードにおける目標制御差圧を設定し、燃料切り換え開始時刻での計測差圧と前記目標制御差圧とから前記切り換えモードに亘る前記適正差圧を求め、前記切り換えモード中において前記計測された差圧が前記適正差圧になるように前記回転分級機の回転を減少制御する
ことを特徴とする竪型粉砕分級装置。 - 請求項1又は2において、
前記演算装置は、前記計測された差圧が安定し且つ前記回転分級機の回転数が安定した一定値となった時点を以て燃料切り換え終了信号を出力する
ことを特徴とする竪型粉砕分級装置。 - 請求項1において、
前記演算装置は、前記適正差圧になるように前記回転分級機の回転を増減制御する代わりに、前記切り換えモードの開始時刻から終了時刻までに亘る差圧一定値を求め、前記切り換えモード中において前記計測された差圧が前記差圧一定値になるように前記回転分級機の回転を増加制御する
ことを特徴とする竪型粉砕分級装置。 - 請求項2において、
前記演算装置は、前記適正差圧になるように前記回転分級機の回転を増減制御する代わりに、前記回転分級機の回転数を一定レートで低下させ、前記計測された差圧が前記目標制御差圧を超えるときには前記回転分級機の回転数をさらに低下させる制御をする
ことを特徴とする竪型粉砕分級装置。
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JP2013126857A JP6218448B2 (ja) | 2013-06-17 | 2013-06-17 | 竪型粉砕分級装置 |
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JP2013126857A JP6218448B2 (ja) | 2013-06-17 | 2013-06-17 | 竪型粉砕分級装置 |
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