JP4846391B2 - センサシステム、制御ユニット、及びセンサユニット - Google Patents

センサシステム、制御ユニット、及びセンサユニット Download PDF

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Description

本発明は、センサシステム、制御ユニット、及びセンサユニットに関する。
従来から、複数台のセンサユニットが予め順番で隣接配置され、各センサユニットは、上位のセンサユニットからの伝送信号を受信し、下位のセンサユニットに伝送信号を送信する、いわゆるバケツリレー方式でデータ伝送を行うセンサシステムがある。
特開2003−223694公報
この種のセンサシステムでは、各センサユニットの投光タイミングをずらすようにしてなるべく各センサユニットの投光タイミングが一致しないように制御を行い、センサユニット間の干渉を防止するようにしている。しかしながら、投光タイミングをずらすように制御を行っても、センサユニット群において投光タイミングの一致を完全に防止することは難しく、投光タイミングが一致するユニットが発生してしまう場合がある。特に、各センサユニットで投光周期を設定変更できる構成の場合、ユーザが投光タイミングを任意に変更できることとなるため、投光タイミングの一致を完全に防ぐことは困難であり、投光タイミングが一致するセンサユニットが生じやすい。
しかしながら、従来では、このように投光タイミングが一致するセンサユニットがあったとしてもそれを確認する方法は提供されておらず、干渉を考慮した使用(例えば、干渉を考慮した配置等)がなされていなかった。その結果、センサユニット同士の干渉により正確な検出が行えない等の不具合が生じる可能性があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、投光タイミングが一致するセンサユニットを容易に特定できる構成を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、
複数台のセンサユニットからなるセンサユニット群を備えたセンサシステムであって、
各センサユニットは、
一方に隣接するセンサユニットに伝送信号を送信可能な送信手段と、
他方に隣接するセンサユニットから伝送信号を受信可能な受信手段と、
設定された投光周期で被検出対象に対して投光を行う投光手段と、
前記伝送信号の受信に基づいて、前記投光手段を前記投光周期で投光させる投光タイミング制御手段と、
前記伝送信号の受信に基づいて前記伝送信号を送信させる送信タイミング制御手段と、
前記投光手段から投光された光を受光する受光手段と、
前記受光手段の受光量に応じて前記被検出対象の検出動作を行う検出手段と、
前記投光周期を設定する投光周期設定手段と、
を有してなり、
表示手段と、
前記各センサユニットにおける投光タイミングの一致に関する情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
なお、請求項1では、表示手段は、センサユニット群の全てのセンサユニットのそれぞれ設けられていてもよく、いずれか1つのセンサユニットのみに表示手段が設けられていてもよく、また、いずれか複数のセンサユニットのみに設けられていてもよい。また、各センサユニットを制御する制御ユニットを備えた構成としても良く、この場合には、一致ユニット情報を表示しうる表示手段は、制御ユニットのみに設けられていてもよく、制御ユニットとセンサユニット(全てのセンサユニット、或いはいずれか1又は複数のセンサユニット)とにそれぞれ設けられていてもよい。
請求項2の発明は、請求項1に記載のセンサシステムにおいて、
各センサユニットに対し前記投光周期に関する周期データを前記伝送信号とともに送信させる第1命令情報を、前記伝送信号とともに一のセンサユニットへ向けて送信する命令送信手段と、
前記センサユニット群の全てのセンサユニットを伝送された前記伝送信号から、各センサユニットの前記投光周期に関する周期データを確認する周期データ検出手段と、
前記周期データ検出手段で検出された各センサユニットからの前記周期データに基づき、各センサユニットにおける前記投光手段の投光タイミングを確認し、前記センサユニット群において、互いに投光タイミングが一致する一致ユニットを特定する特定手段とを備え、
前記表示制御手段は、前記投光タイミングの一致に関する情報として、前記特定手段により特定された前記一致ユニットに関する一致ユニット情報を前記表示手段に対して表示させることを特徴とする。
なお、請求項2において、各センサユニットを制御する制御ユニットを備えた構成とした場合には、命令送信手段、周期データ検出手段、特定手段、及び表示制御手段は、センサユニット又は制御ユニットのいずれかに設けられていればよく、これら4つの手段が、共に制御ユニットに設けられていてもよく、センサユニット群の全てのセンサユニットに設けられていてもよい。また、いずれかの1つのセンサユニット、或いはいずれか複数のセンサユニットのみに設けられていてもよい。
請求項3の発明は、請求項2に記載のセンサシステムにおいて、
前記各センサユニットを制御する制御ユニットを備え、
前記命令送信手段、前記周期データ検出手段、及び前記特定手段は、前記制御ユニットに設けられ、
一方、前記センサユニットには前記表示手段が設けられており、
前記命令送信手段は、前記センサユニットに設けられた前記表示手段に前記一致ユニット情報を表示させる第2命令情報を、前記伝送信号とともに前記一のセンサユニットへ向けて送信するように構成され、
前記表示制御手段は、前記第2命令情報に基づき、前記センサユニットに設けられた前記表示手段に対して前記一致ユニット情報を表示させることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載のセンサシステムにおいて、
前記センサユニット群の各センサユニットにおいて、それぞれ前記表示手段が設けられており、
前記表示制御手段は、前記一致ユニットの前記表示手段にのみ前記一致ユニット情報を表示させることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2又は請求項3に記載のセンサシステムにおいて、
前記センサユニット群の各センサユニットにおいて、それぞれ前記表示手段が設けられており、
前記表示制御手段は、前記一致ユニット情報として、各センサユニット毎に、自己の前記投光手段の前記投光タイミングに対応するデータを、自己の前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のセンサシステムにおいて、
前記表示制御手段は、前記一致ユニットにおける前記表示手段による表示色を、前記一致ユニット以外の他のセンサユニットにおける前記表示手段による表示色と異ならせる表示制御を行うことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項2ないし請求項6のいずれかに記載のセンサシステムにおいて、
前記表示制御手段は、特定の時間にのみ、前記表示手段による前記一致ユニット情報の表示が行われることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7に記載のセンサシステムにおいて、
作業者により操作可能な操作手段を有し、
前記表示制御手段は、前記操作手段による操作に基づいて設定される時間にのみ前記表示手段による前記一致ユニット情報の表示が行われることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1に記載のセンサシステムにおいて、
前記表示手段は、各センサユニット毎に設けられ、
各センサユニット毎に固有のアドレス情報を設定するアドレス設定手段と、
各センサユニットの前記アドレス情報と前記投光周期設定手段により設定された投光周期とから各センサユニットにおける投光タイミングを算出する投光タイミング算出手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記投光タイミングの一致に関する情報として、前記投光タイミング算出手段により算出された各センサユニットの投光タイミングに対応した投光タイミング情報をそのセンサユニットの前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9に記載のセンサシステムにおいて、
前記表示制御手段は、前記表示手段における前記センサユニットの隣接方向と直交する方向についての表示位置と前記投光タイミングとを対応させた態様で、前記表示手段に前記投光タイミング情報を表示させることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10に記載のセンサシステムにおいて、
前記表示制御手段は、前記表示手段に対し、前記投光タイミングに応じて異なる表示色を表示させることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項9から請求項11のいずれかに記載のセンサシステムにおいて、
前記投光タイミング算出手段により算出された各センサユニットの投光タイミングに基づいて、投光タイミングが一致する可能性があるセンサユニットを推測する推測手段を備え、
前記表示制御手段は、前記推測手段により投光タイミングが一致する可能性があると推測された推定一致ユニットに関する推定一致ユニット情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項9から請求項12のいずれかに記載のセンサシステムにおいて、
作業者により操作可能な操作手段を備え、
前記表示制御手段は、前記操作手段による操作に基づいて設定される時間にのみ前記表示手段による前記投光タイミング情報の表示を行うことを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項9から請求項13のいずれかに記載のセンサシステムにおいて、
前記送信手段は、自己のアドレス情報及び投光周期に関する周期データと、前記受信手段により受信された伝送信号に含まれる他のセンサユニットのアドレス情報及び投光周期に関する周期データとを、伝送信号に乗せて伝送するように構成され、
前記受信手段により受信された伝送信号に含まれる他のセンサユニットのアドレス情報及び周期データに基づき、前記他のセンサユニットのうちから自己と投光タイミングが一致する一致ユニットを判定する一致判定手段を備え、
前記表示制御手段は、前記一致判定手段により一致ユニットであると判定されたセンサユニットを示す一致情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項14に記載のセンサシステムにおいて、
前記表示制御手段は、前記表示手段に対し、前記投光タイミング情報を示す表示と、前記一致情報を示す表示とを切り替えて表示させることを特徴とする。
請求項16の発明は、
複数台のセンサユニットからなるセンサユニット群を制御する制御ユニットであって、
制御対象となる前記センサユニット群の各センサユニットは、
一方に隣接する他のセンサユニットに伝送信号を送信可能な送信手段と、
他方に隣接する他のセンサユニットから伝送信号を受信可能な受信手段と、
設定された投光周期で被検出対象に対して投光を行う投光手段と、
前記伝送信号の受信に基づいて、前記投光手段を前記投光周期で投光させる投光タイミング制御手段と、
前記伝送信号の受信に基づいて前記伝送信号を送信させる送信タイミング制御手段と、
前記投光手段から投光された光を受光する受光手段と、
前記受光手段の受光量に応じて前記被検出対象の検出動作を行う検出手段と、
前記投光周期を設定する投光周期設定手段と、
を有するものであり、
前記センサユニット及び当該制御ユニットの少なくともいずれかには表示手段が設けられ、
各センサユニットに対し前記投光周期に関する周期データを前記伝送信号とともに送信させる命令情報を、前記伝送信号とともに一のセンサユニットへ向けて送信する命令送信手段と、
前記センサユニット群の全てのセンサユニットを伝送された前記伝送信号から、各センサユニットの前記投光周期に関する周期データを確認する周期データ検出手段と、
前記周期データ検出手段で検出された各センサユニットからの前記周期データに基づき、各センサユニットにおける前記投光手段の投光タイミングを確認し、前記センサユニット群において互いに投光タイミングが一致する一致ユニットを特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記一致ユニットに関する一致ユニット情報を、前記センサユニット及び当該制御ユニットの少なくともいずれかに備えられた前記表示手段に対して表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項17の発明は、
複数台のセンサユニットからなるセンサユニット群を備えたセンサシステムに用いられるセンサユニットであって、
一方に隣接するセンサユニットに伝送信号を送信可能な送信手段と、
他方に隣接するセンサユニットから伝送信号を受信可能な受信手段と、
設定された投光周期で被検出対象に対して投光を行う投光手段と、
前記伝送信号の受信に基づいて、前記投光手段を前記投光周期で投光させる投光タイミング制御手段と、
前記伝送信号の受信に基づいて前記伝送信号を送信させる送信タイミング制御手段と、
前記投光手段から投光された光を受光する受光手段と、
前記受光手段の受光量に応じて前記被検出対象の検出動作を行う検出手段と、
前記投光周期を設定する投光周期設定手段と、
表示手段と、
前記各センサユニットにおける投光タイミングの一致に関する情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項18の発明は、請求項17に記載のセンサユニットにおいて、
前記センサユニット群の各センサユニットに対し投光周期に関する周期データを前記伝送信号とともに送信させる命令情報を、前記伝送信号とともに一のセンサユニットへ向けて送信する命令送信手段と、
前記センサユニット群の全てのセンサユニットを伝送された前記伝送信号から、各センサユニットの投光周期に関する周期データを確認する周期データ検出手段と、
前記周期データ検出手段で検出された各センサユニットからの周期データに基づき、各センサユニットにおける前記投光手段の投光タイミングを確認し、前記センサユニット群において、互いに投光タイミングが一致する一致ユニットを特定する特定手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記投光タイミングの一致に関する情報として、前記特定手段により特定された前記一致ユニットに関する一致ユニット情報を、前記表示手段に対して表示させることを特徴とする。
請求項19の発明は、請求項17に記載のセンサユニットにおいて、
各センサユニット毎に固有のアドレス情報を設定するアドレス設定手段と、
前記アドレス情報と前記投光周期設定手段により設定された投光周期とから自己の投光タイミングを算出する投光タイミング算出手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記投光タイミング算出手段により算出された投光タイミングに対応した投光タイミング情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
<請求項1の発明>
請求項1の構成によれば、各センサユニットにおける投光タイミングの一致に関する情報が表示されるため、センサユニット群において投光タイミングが一致する一致ユニットを、ユーザが把握できる構成となる。従って、仮に一致ユニットが存在する場合には、ユーザーは干渉を考慮して各センサユニットを使用できることとなり(例えば、干渉を考慮して各センサユニットを配置することが可能となり)、精度高い検出を行いやすい構成となる。
<請求項2の発明>
請求項2の構成によれば、一致ユニット情報が表示されるため、センサユニット群において投光タイミングが一致する一致ユニットをユーザが把握できる構成となる。
<請求項3の発明>
請求項3の構成によれば、一致ユニット情報を表示手段に表示させる構成を簡易に実現できる。
<請求項4の発明>
請求項4の構成によれば、簡易な構成にて一致ユニットをユーザに報知できる。また、一致ユニットの表示手段にのみ一致ユニット情報を表示する構成であるため、ユーザはどのセンサユニットが一致ユニットであるかを容易に把握できることとなる。
<請求項5の発明>
請求項5の構成によれば、一致ユニットをユーザに報知できる好適例となる。また、本構成によれば、一致ユニットのグループが複数存在する場合であっても、ユーザは一致ユニットをグループ毎に把握できることとなる。
<請求項6の発明>
請求項6のようにすれば、ユーザが一致ユニットを、より迅速に、かつより容易に把握しやすくなる。
<請求項7の発明>
請求項7のようにすれば、必要な場合にのみ一致ユニット情報を表示させることができるため、使用環境に適切に対応できる構成となる。
<請求項8の発明>
請求項8の構成によれば、操作によって一致ユニット情報を表示させるモードと、一致ユニット情報の表示を行わないモードとを切り替えることができる構成となり、使用環境の変化に応じてユーザが対応しやすい構成となる。
<請求項9の発明>
請求項9の構成によれば、各センサユニットに表示される投光タイミング情報を見ることで、ユーザが投光タイミングが一致する一致ユニットを把握できる。
<請求項10の発明>
請求項10の構成によれば、投光タイミングを視覚的に把握することができ、他のセンサユニットとの投光タイミングの比較を容易に行うことができる。
<請求項11の発明>
請求項11の構成によれば、投光タイミングに応じて表示色が異なるため、各センサユニット間における投光タイミングの相違を容易に把握することができる。
<請求項12の発明>
請求項12の構成によれば、推定一致ユニット情報が表示されることにより、ユーザが一致ユニットであると推測されるセンサユニットを容易に把握することができる。
<請求項13の発明>
請求項13の構成によれば、必要な場合にのみ投光タイミング情報を表示させることができるため、使用環境に適切に対応できる構成となる。
<請求項14の発明>
請求項14の構成によれば、投光タイミングが一致する一致ユニットをユーザが直ちに把握することができる。
<請求項15の発明>
請求項15の構成によれば、1個のセンサユニットにおいて、上位のセンサユニットについては一致情報を表示することが可能であるが、下位のセンサユニットについては一致情報を得ることができない。従って、下位のセンサユニットとの投光タイミングの一致を確認する場合には、一致情報でない投光タイミング情報を表示させるように切り替えることで、上位のセンサユニットに対しても下位のセンサユニットに対しても投光タイミングの一致の有無を調べることが可能になる。
<請求項16の発明>
請求項16の構成によれば、請求項1と同様の効果を奏する制御ユニットとなる。
<請求項17の発明>
請求項17の構成によれば、請求項1と同様の効果を奏するセンサユニットとなる。
<請求項18の発明>
請求項18の構成によれば、請求項2と同様の効果を奏するセンサユニットとなる。
<請求項19の発明>
請求項19の構成によれば、請求項9と同様の効果を奏するセンサユニットとなる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図8によって説明する。
1.全体構成
まず、本発明に係るセンサシステムの全体構成について図1及び図2を参照して説明する。尚、図1において矢印Aの方向を前方、矢印Bの方向を右方向とする。
図1のセンサシステム100は同一構造の複数台(図1では4台)の光ファイバセンサユニット1(請求項に記載のセンサユニットに相当)を備え、夫々の光ファイバセンサユニット1から導出されている光ファイバFの先端を検出領域に向かって配置し、被検出物体を検出するものであって、各センサユニットの受光量モニタリング及び感度調整を制御ユニット2にて行なうようにしたものである。なお、光ファイバセンサユニット1は、以下において単にセンサユニット1とも称する。
尚、以下の説明において、光ファイバセンサユニット1全体を指す場合にはセンサユニット1と称し、個々の光ファイバセンサユニット1を指す場合には、左方の光ファイバセンサユニット1から第1のセンサユニット1、第2のセンサユニット1、第3のセンサユニット1、第4のセンサユニット1と称する。
図1に示すように、各センサユニット1は箱状をなし、前面に設けられたファイバ挿入孔に光ファイバFの先端が挿入されており、一方、背面には図示しない制御ユニット2から連なるケーブルのコネクタCが接続されている。また、センサユニット1の右側面には投光素子12が設けられ、左側面には受光素子11が設けられている。また、下面前後部から斜め下中央に向かって延びる図示しない挟持部が設けられている。
センサユニット1は周知のDINレール3の両側に挟持部を通すことによって装着されており、夫々が密接して相隣接するセンサユニット1の投光素子12及び受光素子11が対向した状態となっている。
そして、第1及び第4のセンサユニット1の側方には同じく箱状をなす制御ユニット2及び終端ユニット4が配置されている。この、制御ユニット2にはセンサユニット1の挟持部と同一形状の挟持部(図示せず)が設けられ、この挟持部にDINレール3を通して装着されている。また、上下側面間を貫通して形成された2つのねじ孔21が設けられ、これに螺合したねじ22が設けられており、ねじ22を締め付けることによって挟持部とねじ22先端とでDINレール3を挟み込み、DINレール3に対して固定可能となっている。終端ユニット4にも同じく挟持部41、ねじ孔42及びねじ43が設けられており、ねじ43を締めることによってDINレール3に対して固定可能となっている。
ここで、制御ユニット2の右側面に設けられた投光素子23は第1のセンサユニット1の受光素子11と対向する位置に配されている。また、終端ユニット4の左側面に設けられた受光素子44が第4のセンサユニット1の投光素子12と対向する位置に配されている。
次に、センサシステムの電気的構成を図2を参照して説明する。
まず、制御ユニット2のハウジングには設定操作部20が設けられており、そこに設けた設定スイッチを操作することによって通信相手のセンサユニットを特定するアドレスの入力と、そのセンサユニットが実行すべきコマンドを入力することができる。この設定スイッチのスイッチ状態はCPU25に取込まれ、ここで制御信号(伝送信号)を生成して、投光素子23と共に制御ユニット側送信手段を構成する投光回路26に与える。投光回路26はその伝送信号に基づいて投光素子23に駆動電流を供給して伝送信号を光として第1のセンサユニット1に送信する。なお、CPU25は、特許請求の範囲でいう周期データ検出手段、特定手段、表示制御手段に相当する。また、投光素子23及び投光回路26は、特許請求の範囲でいう命令送信手段に相当する。
各センサユニット1では、受光素子11で光として受けた伝送信号がアナログ信号に変換され、受光回路14にてディジタル信号に変換されてCPU15に与えられる。この受光素子11と受光回路14は、特許請求の範囲でいう受信手段に相当し、隣接する他のセンサユニットから伝送信号を受信する構成をなしている。
CPU15では、伝送信号に含まれているアドレスと自己に設定されているアドレスとを照合し、同一であれば、同時に送出されてきたコマンドに対する処理を行なう。伝送信号に含まれているアドレスが自己に設定されているアドレスと異なっているときにはコマンドに対する処理を行なわず、その伝送信号をそのまま投光回路16に送出し、投光回路16から駆動電流を投光素子12に供給して投光させる。なお、投光素子12及び投光回路16は、特許請求の範囲でいう送信手段に相当し、隣接する他のセンサユニットに対して伝送信号を送信する構成をなしている。また、各センサユニット1におけるCPU15は、特許請求の範囲でいう、投光タイミング制御手段、送信タイミング制御手段、検出手段、投光周期設定手段に相当する。
尚、各センサユニット1は、投光部17から光を投光して光ファイバを介して検出領域に光を照射し、検出領域からの光を受光部18にてディジタル信号に変換して取り込み、この受光量データと内部に設置されている閾値とを比較して検出物体の有無を判断する検出動作を行なう。投光部17は特許請求の範囲でいう投光手段に相当するものであり、設定された投光周期で被検出対象に対して投光を行うように構成されている。受光部18は、特許請求の範囲でいう受光手段に相当する。
図1の構成はあくまで一例であり、センサユニット1の数は様々とすることができる。
図3は、センサユニット1の数を8とした例を示している。なお、図3と図1及び図2とはセンサユニット1の数が異なるが、センサユニット1の構成、及び制御ユニット2、終端ユニット4の構成は同一である。
図3に示すように、本実施形態では、終端ユニット4の受光素子44に入射した光に係る情報は受光回路46にてディジタル信号に変換された後、CPU47、コネクタ51を介して制御ユニット2に送られる。終端ユニット4と制御ユニット2は、通信線52によって接続されており、通信線52によって送られてくるデータは、CPU25に入力されるようになっている。このセンサシステム100では、終端ユニット4を介してセンサユニット1からの信号を制御ユニット2に返送しているため、制御ユニット2と各センサユニット1とでリング状の伝送路が形成されている。
上記構成に係るセンサシステムでは、例えば第3のセンサユニット1の受光量を確認したい場合には、次のように行われる。まず、制御ユニット2の設定操作部20の設定スイッチから第3のセンサユニット1のアドレスと、受光量データ送信コマンドとを入力し、実行させる。すると、CPU25から第1のセンサユニット1に第3のセンサユニット1のアドレスと、受光量データ送信コマンドとが含まれた伝送信号が第1のセンサユニット1に送出される。第1のセンサユニット1は、伝送信号に含まれるアドレスが自己のアドレスと一致しないから、その伝送信号をそのまま第2のセンサユニット1に送信し、第2のセンサユニット1もやはり伝送信号に含まれるアドレスが自己のアドレスに一致しないから、そのまま第3のセンサユニット1に伝送信号を送信する。
次に、第3のセンサユニット1では、伝送信号に含まれるアドレスが自己に設定されたアドレスと一致するから、伝送信号に含まれる受光量データ送信コマンドを実行して受光量のデータをデータ格納領域に付加する。そして、この伝送信号は第4のセンサユニット1から終端ユニット4に伝送され、この終端ユニット4からケーブル53を介して制御ユニット2に伝送される。制御ユニット2では伝送信号から受光量データを取りだすことができる。なお、CPU15は、検出手段に相当するものであり、上述のように受光手段の受光量に応じて被検出対象の検出動作を行うように機能する。
また、全てのセンサユニット1の受光量を確認したい場合には、制御ユニット2の設定操作部20の設定スイッチから全てのセンサユニット1のアドレスと、受光量データ送信コマンドとを入力すればよい。
尚、伝送信号は、図5のように構成されるものであり、同期信号、そのセンサユニットが実行すべきコマンド情報及びそのセンサユニット1から制御ユニット2に送信すべきデータ情報とを有する。また、図示はしていないが、通信対象となるセンサユニット1のアドレス情報をも有している。
2.一致ユニットを表示するための構成
次に、一致ユニットを特定し、一致ユニット情報を表示するための構成について説明する。
(センサユニット)
センサシステム100の各センサユニット1では、伝送信号の受信に基づいて投光部17を設定された投光周期で投光させるようにタイミングを制御しており、また、伝送信号の受信に基づいて、投光回路16及び投光素子12により伝送信号を送信させる送信タイミングを制御している。具体的には、CPU15による制御により、伝送信号の受信後、一定時間経過したタイミングで投光動作が行われるようになっている。また、CPU15による制御により、投光タイミングとほぼ同タイミング(即ち、受信後、一定期間経過したタイミング)で、伝送信号の送信が行われるようになっている。
また、各センサユニット1には、投光周期を設定する投光周期設定手段が設けられている。具体的には、各センサユニット1における操作部19において、投光周期を入力できるように構成されており、CPU15は投光周期設定手段に相当しており、制御により入力された投光周期に関する情報を投光周期データとして各センサユニット1のRAM(図示略)に記憶する。各センサユニット1での投光タイミングは、伝送信号の受信タイミングによって最初の投光動作の開始タイミングが定まり、投光周期データによってそれ以降の各投光タイミングが定まるようになっている。なお、本実施形態でのセンサユニット1の投光タイミングは図4のようになる。全てのチャンネル間での投光タイミングのずれはP1で一定となっており、符号STで示すCH1の最初の投光タイミングが定まると、全てのチャンネルでの最初の投光タイミングが定まるようになっている。即ち、制御ユニット2からのCH1への伝送信号の送信タイミングが判明すれば、全てのセンサユニット1での最初の投光タイミングが判明するため、制御ユニット2では、各センサユニットの投光周期データを確認しさえすれば、各センサユニットの投光タイミングが全て把握できることとなる。
(制御ユニット)
制御ユニット2では、後述するフローチャートのようなプログラムに従って、各センサユニット1に対し投光周期に関する周期データを伝送信号とともに送信させる第1命令情報(第1コマンド)を、伝送信号とともに一のセンサユニット1(CH1のセンサユニット1)へ向けて送信するようにしている。そして、センサユニット群の全てのセンサユニット1を伝送された伝送信号から、各センサユニット1の投光周期に関する周期データ(即ち、各センサユニット1ごとに設定されRAMに記憶されている投光周期データ)を確認するようにしている。
さらに、制御ユニット2では、検出された各センサユニット1からの投光周期データに基づき、各センサユニット1における投光手段の投光タイミングを確認し、センサユニット1群において、互いに投光タイミングが一致する一致ユニットを特定している。そして、その特定された一致ユニットに関する一致ユニット情報を、センサユニット1に備えられた表示部13に対して表示させるようにしている。
即ち、各センサユニット1においては、伝送信号の受信タイミングから送信タイミングまでの期間が一定期間(期間P1)に定まるように構成されており、また、その送信タイミングと投光タイミングとがほぼ同タイミングとされているため、最初のセンサユニット1への送信タイミングと、各センサユニット1の投光周期データさえ確認すれば、各センサユニット1での実際の投光タイミングを知ることができる。よって、制御ユニット2では、このように各センサユニット1での投光タイミングを確認し、一致ユニットを特定するようにしている。
このように、一致ユニット特定した後、センサユニット1に設けられた表示部13に一致ユニット情報を表示させる第1コマンド(第2命令情報)を伝送信号とともに一のセンサユニット1(CH1のセンサユニット)へ向けて送信するように構成されている。各センサユニット1のCPU15では、第2コマンドを受け取ると、当該センサユニットに設けられた表示部13に対して一致ユニット情報を表示させる。
また、本実施形態では、一致ユニット情報として、各センサユニット1毎に、自己の投光手段の投光タイミングに対応するデータを、自己の表示部13に表示させる第2コマンドが生成され、各センサユニット1に送信されるようになっている。この第2コマンドに従い、各センサユニット2の各表示部13において表示がなされる。たとえば、図4の例では、各センサユニット1での投光タイミングが1〜8のいずれかの1又は2つのタイミングとされているため、該当するタイミングの数値データを各センサユニット1の表示部13に表示させている。図3の例では、CH1の表示部には「1」と表示し、CH5の表示部には「1、5」と表示しており、CH1とCH5でタイミングの一致が生じていることが示されている。
なお、このようにせずに、一致ユニットの表示部13にのみ一致ユニット情報を表示させるようにしてもよい。具体的には、一致ユニットにおける表示部13による表示色を、一致ユニット以外の他のセンサユニット1における表示部13による表示色と異ならせるようにしてもよい。また、これ以外であってもよく、例えば、一致ユニットの表示部13にのみ何らかの情報を表示するようにできる。
次に、上記のような処理を行うためのフローチャートの一例について説明する。
制御ユニット2では、作業者により外部装置又は操作部20からの操作信号を受信すると(S10)、コマンド情報を作成する(S20)。このとき、一致データを特定、表示する旨の操作信号を受けている場合、コマンド情報の生成処理において第1コマンド(第1命令情報)を生成し、この第1コマンドを伝送信号と共に送信することとなる(S30)。本実施形態では、特定の場合(作業者によって一致データを表示する旨の指示を受けた場合)のみ、表示部13による一致ユニット情報の表示が行われるようになっている。
センサユニット1では、同期信号を受信するとS200にてYに進み、コマンド情報を読み取り(S210)、コマンドの種類を判別する(S220)。第1コマンドを含んでいる場合には、S220の条件つき分岐において1に進み、自身の投光周期データを作成し伝送信号に加える処理を行う(S230)。第2コマンドを含んでいる場合には、S220にて2に進み、一致ユニット情報に従って情報表示を行う(S240)。そして、S250にて信号送信と投光動作とを同時に実施する。なお、図8の例では、その他のコマンドを確認する処理については省略しているが、例えば、投光量に関するデータを伝送信号に乗せるコマンドが含まれている場合には、当該センサユニットでの投光量データを、伝送信号に加えることとなる。
図8のような処理が各センサユニット1で行われた後、制御ユニット2では、図7のように一致ユニットの特定を行う。具体的には、全てのセンサユニットを流れた伝送信号を受信した場合、S100にてYesに進み、各センサユニット1の投光周期データを読み取る(S110)。そして、S120にて各センサユニットの投光タイミングを特定する。各センサユニットの投光タイミングは、上述したように、CH1への送信タイミングと、各センサユニット1の投光周期データによって把握できる。その後、表示用コマンド(即ち、第2コマンド(一致ユニット情報を表示させるコマンド))と、どのユニットが一致ユニットであるかを示すデータ情報を作成し(S130)、それらを含んだ伝送信号を送信する(S140)。なお、この伝送信号を各センサユニット1が受けると、各センサユニット1では、図8に示すS240の処理が行われ、図3のような一致ユニット情報が表示されることとなる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図9ないし図13によって説明する。
本実施形態のセンサシステム200は、図9に示すように、同一構造の複数台の光ファイバセンサユニット60(請求項に記載のセンサユニットに相当)を備えて構成されており、各センサユニット60の構造は、大部分が実施形態1と同様であるので、以下の説明においては実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
各センサユニット60は、実施形態1と同様にDINレール3上に一列に並んで隣接配置されている。本センサシステム200は、実施形態1の制御ユニット2及び終端ユニット4に相当する構成を備えておらず、センサユニット60のみで、後述するように投光タイミング情報の表示や、投光タイミングが一致するセンサユニット60の表示などの動作を行う。
各センサユニット60の上面には、図11に示すように、7セグメント4桁表示の液晶ディスプレイ(以下、「LCD61,62」という)が2台横並びに配された表示部13が設けられている。LCD61,62においては、各桁が横方向(センサユニット60の隣接方向と直交する方向)に並ぶように配置され、隣接配置された複数台のセンサユニット60間では、同一桁が縦方向(センサユニット60の隣接方向)に並ぶように配置される。さらに、各センサユニット60の上面には、作業者が各種操作を行うための操作部19(請求項に記載の操作手段に相当)が設けられている。なお、各センサユニット60におけるCPU15は、特許請求の範囲でいう、投光周期設定手段、投光タイミング制御手段、送信タイミング制御手段、検出手段、アドレス設定手段、投光タイミング算出手段、表示制御手段、推測手段、一致判定手段に相当する。
本センサシステム200では、以下のように各センサユニット60毎に固有のアドレスを設定する。各センサユニット60のCPU15は、初期起動時に伝送信号とともに同期信号を送信させるとともに、他のセンサユニット60からの同期信号の受信があるかを確認する。そして、所定時間が経過しても同期信号の受信がない場合には、そのセンサユニット60のCPU15は、自己が最上位に配置されたセンサユニット60であると認識し、自己のアドレスを1(CH1)に設定する。その後、CH1のセンサユニット60は、隣接するセンサユニット60に伝送信号とともに自己のアドレス情報を送信する。そのアドレス情報を受信したセンサユニット60のCPU15は、そのアドレスに1を足した数(2)を自己のアドレス(CH2)に設定する。このように上位のセンサユニット60から下位のセンサユニット60へアドレス情報を順次伝送することで、各センサユニット60毎に固有のアドレスが設定される。
なお、アドレスの設定は、操作部19などから作業者の操作により行うようにしても良い。
図10は、各センサユニット60の投光タイミングの一例を示している。本センサシステム200の各センサユニット60では、実施形態1のセンサシステム100と同様に、CPU15による制御により、伝送信号の受信後、一定時間経過したタイミングで投光動作が行われ、その投光タイミングとほぼ同タイミングで、伝送信号の送信が行われる。このとき、隣接するセンサユニット60間での投光タイミングのずれは、P1(本実施形態では12.5μs)で一定となっている。また、各センサユニット60での投光タイミングは、伝送信号の受信タイミングによって最初の投光動作の開始タイミングが定まり、設定された投光周期データによってそれ以降の各投光タイミングが定まる。本実施形態では、CH1,CH2,CH4,CH5は投光周期が50μsであり、CH5は投光周期が100μs、また、CH9は投光周期が25μsとなっている。
各センサユニット60間における投光タイミングの一致を確認する場合には、まず作業者が最上位のセンサユニット60の操作部19を操作することにより一致確認表示動作を指示する。最上位のセンサユニット60では、操作部19からの操作信号を受信すると、確認表示コマンドを生成し、この確認表示コマンドを伝送信号と共に送信した後、後述する一致確認表示処理を実行する。また、下位のセンサユニット60では、上位のセンサユニット60から伝送信号を受信し、その伝送信号が確認表示コマンドを含んでいた場合には、一致確認表示処理を実行する。
各センサユニット60のCPU15は、一致確認表示処理を開始すると、まず自己のアドレス情報と投光周期データとに基づき、自己の投光タイミングを算出する。そして、各センサユニット60は、自己のアドレス情報及び投光周期データと、受信した伝送信号に含まれる上位のセンサユニット60のアドレス情報及び投光周期データとを、伝送信号とともに隣接する下位のセンサユニット60へ送信する。続いて、各センサユニット60では、LCD61,62に投光タイミングの一致を確認するための表示が行われる。この一致確認表示は、「投光パルス表示」「個体番号表示」「一致個体表示」の3種類の表示パターンがあり、これらの表示パターンを作業者の操作により切り替えることができる。
(投光パルス表示)
投光パルス表示は、一致確認表示処理を開始して最初に表示されるパターンであり、算出した自己の投光タイミングに対応した投光タイミング情報をLCD61,62に表示する。具体的には、図11に示すように、縦方向のセグメント(以下、縦セグメントという)の横方向についての点灯位置(表示位置)がそのセンサユニット60の投光タイミングに対応しており、隣り合う縦セグメントは、投光タイミングのP1(12.5μs)のずれに対応している。
同図に示すように、CH1(投光周期50μs)のセンサユニット60は、LCD61,62における左から1本目の縦セグメントが点灯し、さらに左から5本目、9本目、13本目の縦セグメントが点灯している。また、CH2(投光周期50μs)のセンサユニット60は、左から2本目、6本目、10本目、14本目の縦セグメントが点灯している。また、CH3(投光周期100μs)のセンサユニット60は、左から3本目、11本目の縦セグメントが点灯している。また、CH9(投光周期25μs)のセンサユニット90は、左から1本目の縦セグメントから1本置きに縦セグメントが点灯している。
CH1〜CH4のセンサユニット60のように、縦セグメントの点灯位置が互いに重ならない場合には、作業者はこれらのセンサユニット60間で投光タイミングが一致するセンサユニット60が存在しないことを把握することができる。また、CH1とCH5、あるいはCH1とCH9のように、縦セグメントの点灯位置が重なる場合には、両センサユニット60間で投光タイミングが一致していることを把握することができる。なお、図11に示したCH20は、投光タイミングが他のセンサユニット60に対して非同期に設定されている場合の表示例を示しており、非同期のセンサユニット60は他の全てのセンサユニット60と投光タイミングが一致してしまう可能性があるため、全ての縦セグメントが点灯される。
なお、上述の投光パルス表示は、投光タイミングに応じて異なる色で表示させるようにしても良い。即ち、縦セグメントの表示色を、例えば左から順に、赤、青、緑、…というように点灯位置によって異ならせることで、位置が離れたセンサユニット60間でも投光タイミングの相違を把握しやすくなる。
(個体番号表示)
作業者が最上位のセンサユニット60の操作部19を操作して、個体番号表示を行うよう指示することで、前述のように伝送信号を介して各センサユニット60にその指示内容が伝送され、各センサユニット60の表示パターンが前述の投光パルス表示から個体番号表示に切り替えられる。
この個体番号表示では、まずCPU15により、算出された自己の投光タイミングに基づき、投光タイミングが一致する可能性がある推定一致ユニットが求められる。例えばCH1のセンサユニット60では、最初の投光STから50μsの投光周期(単位投光間隔P1の4倍)で投光を行うため、4つ下位に位置するCH5、その4つ下位に位置するCH9、さらにその4つ下位に位置するCH13、…と投光タイミングが一致する可能性があると推測される。この推測に基づき、各センサユニット60では、図12に示すように、左側のLCD61に、自己のアドレス情報(「1ch」等)を表示し、右側のLCD62に投光タイミングが一致する可能性がある推定一致ユニットのアドレス情報(即ち推定一致ユニット情報、「5ch」「9ch」「13ch」…等)を順次表示する。なお、投光タイミングが非同期のセンサユニット60(CH20)では、「ASYC」(非同期を意味する)と表示する。
(一致個体表示)
作業者が最上位のセンサユニット60の操作部19を操作して、一致個体表示を行うよう指示することで、前述のように伝送信号を介して各センサユニット60にその指示内容が伝送され、各センサユニット60の表示パターンが一致個体表示に切り替えられる。
この一致個体表示では、図13に示すように、まずCH1のセンサユニット60が投光パルス表示と同様の態様で自己の投光タイミング情報を表示する。下位のセンサユニット60では、伝送信号を介して受け取ったCH1のセンサユニット60のアドレス情報及び周期データに基づき、CH1のセンサユニット60の投光タイミングが自己の投光タイミングと一致するか否かを判定する。そして、投光タイミングが一致する場合には、LCD61,62に自己の投光タイミング情報を投光パルス表示と同様の態様で表示し、投光タイミングが一致しない場合にはLCD61,62を消灯状態とする。
また、このとき、CH1のセンサユニット60及びCH1と投光タイミングが一致すると判定されたセンサユニット60では、投光状態となり、CH1と投光タイミングが一致しないと判定されたセンサユニット60は、投光を停止した状態となる。これにより、実際に干渉しているセンサユニット60を調べて、センサユニット60の配置を変えるなどの作業を容易に行うことができる。
図13は、CH1のセンサユニット60と、投光タイミングが一致するCH5,CH9のセンサユニット60が点灯した状態(即ち一致情報が表示された状態)を示している。なお、非同期のセンサユニット60(CH20)は常に全ての縦セグメントが点灯状態となる。作業者は、この表示を見ることで、CH1のセンサユニット60と投光タイミングが一致する一致ユニットを直ちに把握することができる。このようにCH1についての一致情報が表示された後、所定時間経過後に、CH1のLCD61,62が消灯状態となり、続いて、CH2に自己の投光タイミング情報が表示され、同様にCH2と投光タイミングが一致する下位のセンサユニット60の投光タイミング情報が表示される。このようにして、順次下位のセンサユニット60についての一致情報が表示される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態1では、命令送信手段、周期データ検出手段、特定手段が、制御ユニット2に設けられる例を示したが、これら命令送信手段、周期データ検出手段、特定手段はセンサユニットに設けられていてもよい。即ち、センサユニットのいずれか、又は全てに、制御ユニット2と同様の機能を設けてもよい。
(2)上記実施形態1では、センサユニット1に設けられた表示部13に一致ユニット情報を表示する構成を例示したが、制御ユニット2に設けられた表示手段(即ち表示部29)に一致ユニット情報を表示するようにしてもよい。例えば、一致するユニットの番号を表示部29に表示するようにしてもよい。
(3)上記実施形態1では、図3に示すように、各センサユニットにおいてデータ受信用の受光素子、データ送信用の投光素子を設け、一方向にデータ送信を行える例を示したが、各センサユニットにおいてデータ受信用の受光素子とデータ送信用の投光素子をもう一組設け、双方向にデータ送信ができるようにしてもよい。この場合、制御ユニット2においては、データ受信用の受光素子が必要となり、終端ユニット4においてはデータ送信用の投光素子が必要になる。
(4)上記実施形態2では、投光タイミングが一致する一致ユニットを示す一致情報を自己の投光タイミング情報を表示する態様(投光パルス表示)で示す例を示したが、一致ユニットのアドレス情報(「1ch」等)を表示するようにしても良い。
本発明の実施形態1に係るセンサシステムの構成を例示する斜視図 実施形態1のセンサシステムのブロック図 センサユニット数を8としたセンサシステムにおけるデータの伝送について概念的に説明する説明図 図3のセンサシステムにおける投光タイミングを示すタイミングチャート 伝送データの構成を例示する説明図 伝送信号送信処理について例示するフローチャート 表示制御のための処理について例示するフローチャート センサユニットにおける処理を例示するフローチャート 実施形態2のセンサシステムのブロック図 投光タイミングを示すタイミングチャート 投光パルス表示の表示例を示す説明図 個体番号表示の表示例を示す説明図 一致個体表示の表示例を示す説明図
符号の説明
1,60…光ファイバセンサユニット(センサユニット)
2…制御ユニット
11…受光素子(受信手段)
12…投光素子(送信手段)
13…表示部(表示手段)
14…受光回路(受信手段)
15…CPU(投光周期設定手段、投光タイミング制御手段、送信タイミング制御手段、検出手段、アドレス設定手段、投光タイミング算出手段、表示制御手段、推測手段、一致判定手段)
16…投光回路(送信手段)
17…投光部(投光手段)
18…受光部(受光手段)
23…投光素子(命令送信手段)
25…CPU(周期データ検出手段、特定手段、表示制御手段)
26…投光回路(命令送信手段)
100,200…センサシステム

Claims (19)

  1. 複数台のセンサユニットからなるセンサユニット群を備えたセンサシステムであって、
    各センサユニットは、
    一方に隣接するセンサユニットに伝送信号を送信可能な送信手段と、
    他方に隣接するセンサユニットから伝送信号を受信可能な受信手段と、
    設定された投光周期で被検出対象に対して投光を行う投光手段と、
    前記伝送信号の受信に基づいて、前記投光手段を前記投光周期で投光させる投光タイミング制御手段と、
    前記伝送信号の受信に基づいて前記伝送信号を送信させる送信タイミング制御手段と、
    前記投光手段から投光された光を受光する受光手段と、
    前記受光手段の受光量に応じて前記被検出対象の検出動作を行う検出手段と、
    前記投光周期を設定する投光周期設定手段と、
    を有してなり、
    表示手段と、
    前記各センサユニットにおける投光タイミングの一致に関する情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とするセンサシステム。
  2. 各センサユニットに対し前記投光周期に関する周期データを前記伝送信号とともに送信させる第1命令情報を、前記伝送信号とともに一のセンサユニットへ向けて送信する命令送信手段と、
    前記センサユニット群の全てのセンサユニットを伝送された前記伝送信号から、各センサユニットの前記投光周期に関する周期データを確認する周期データ検出手段と、
    前記周期データ検出手段で検出された各センサユニットからの前記周期データに基づき、各センサユニットにおける前記投光手段の投光タイミングを確認し、前記センサユニット群において、互いに投光タイミングが一致する一致ユニットを特定する特定手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記投光タイミングの一致に関する情報として、前記特定手段により特定された前記一致ユニットに関する一致ユニット情報を前記表示手段に対して表示させることを特徴とする請求項1に記載のセンサシステム。
  3. 前記各センサユニットを制御する制御ユニットを備え、
    前記命令送信手段、前記周期データ検出手段、及び前記特定手段は、前記制御ユニットに設けられ、
    一方、前記センサユニットには前記表示手段が設けられており、
    前記命令送信手段は、前記センサユニットに設けられた前記表示手段に前記一致ユニット情報を表示させる第2命令情報を、前記伝送信号とともに前記一のセンサユニットへ向けて送信するように構成され、
    前記表示制御手段は、前記第2命令情報に基づき、前記センサユニットに設けられた前記表示手段に対して前記一致ユニット情報を表示させることを特徴とする請求項2に記載のセンサシステム。
  4. 前記センサユニット群の各センサユニットにおいて、それぞれ前記表示手段が設けられており、
    前記表示制御手段は、前記一致ユニットの前記表示手段にのみ前記一致ユニット情報を表示させることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のセンサシステム。
  5. 前記センサユニット群の各センサユニットにおいて、それぞれ前記表示手段が設けられており、
    前記表示制御手段は、前記一致ユニット情報として、各センサユニット毎に、自己の前記投光手段の前記投光タイミングに対応するデータを、自己の前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のセンサシステム。
  6. 前記表示制御手段は、前記一致ユニットにおける前記表示手段による表示色を、前記一致ユニット以外の他のセンサユニットにおける前記表示手段による表示色と異ならせる表示制御を行うことを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のセンサシステム。
  7. 前記表示制御手段は、特定の時間にのみ、前記表示手段による前記一致ユニット情報の表示が行われることを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれかに記載のセンサシステム。
  8. 作業者により操作可能な操作手段を有し、
    前記表示制御手段は、前記操作手段による操作に基づいて設定される時間にのみ前記表示手段による前記一致ユニット情報の表示が行われることを特徴とする請求項7に記載のセンサシステム。
  9. 前記表示手段は、各センサユニット毎に設けられ、
    各センサユニット毎に固有のアドレス情報を設定するアドレス設定手段と、
    各センサユニットの前記アドレス情報と前記投光周期設定手段により設定された投光周期とから各センサユニットにおける投光タイミングを算出する投光タイミング算出手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記投光タイミングの一致に関する情報として、前記投光タイミング算出手段により算出された各センサユニットの投光タイミングに対応した投光タイミング情報をそのセンサユニットの前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載のセンサシステム。
  10. 前記表示制御手段は、前記表示手段における前記センサユニットの隣接方向と直交する方向についての表示位置と前記投光タイミングとを対応させた態様で、前記表示手段に前記投光タイミング情報を表示させることを特徴とする請求項9に記載のセンサシステム。
  11. 前記表示制御手段は、前記表示手段に対し、前記投光タイミングに応じて異なる表示色を表示させることを特徴とする請求項10に記載のセンサシステム。
  12. 前記投光タイミング算出手段により算出された各センサユニットの投光タイミングに基づいて、投光タイミングが一致する可能性があるセンサユニットを推測する推測手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記推測手段により投光タイミングが一致する可能性があると推測された推定一致ユニットに関する推定一致ユニット情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項9から請求項11のいずれかに記載のセンサシステム。
  13. 作業者により操作可能な操作手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記操作手段による操作に基づいて設定される時間にのみ前記表示手段による前記投光タイミング情報の表示を行うことを特徴とする請求項9から請求項12のいずれかに記載のセンサシステム。
  14. 前記送信手段は、自己のアドレス情報及び投光周期に関する周期データと、前記受信手段により受信された伝送信号に含まれる他のセンサユニットのアドレス情報及び投光周期に関する周期データとを、伝送信号に乗せて伝送するように構成され、
    前記受信手段により受信された伝送信号に含まれる他のセンサユニットのアドレス情報及び周期データに基づき、前記他のセンサユニットのうちから自己と投光タイミングが一致する一致ユニットを判定する一致判定手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記一致判定手段により一致ユニットであると判定されたセンサユニットを示す一致情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項9から請求項13のいずれかに記載のセンサシステム。
  15. 前記表示制御手段は、前記表示手段に対し、前記投光タイミング情報を示す表示と、前記一致情報を示す表示とを切り替えて表示させることを特徴とする請求項14に記載のセンサシステム。
  16. 複数台のセンサユニットからなるセンサユニット群を制御する制御ユニットであって、
    制御対象となる前記センサユニット群の各センサユニットは、
    一方に隣接する他のセンサユニットに伝送信号を送信可能な送信手段と、
    他方に隣接する他のセンサユニットから伝送信号を受信可能な受信手段と、
    設定された投光周期で被検出対象に対して投光を行う投光手段と、
    前記伝送信号の受信に基づいて、前記投光手段を前記投光周期で投光させる投光タイミング制御手段と、
    前記伝送信号の受信に基づいて前記伝送信号を送信させる送信タイミング制御手段と、
    前記投光手段から投光された光を受光する受光手段と、
    前記受光手段の受光量に応じて前記被検出対象の検出動作を行う検出手段と、
    前記投光周期を設定する投光周期設定手段と、
    を有するものであり、
    前記センサユニット及び当該制御ユニットの少なくともいずれかには表示手段が設けられ、
    各センサユニットに対し前記投光周期に関する周期データを前記伝送信号とともに送信させる命令情報を、前記伝送信号とともに一のセンサユニットへ向けて送信する命令送信手段と、
    前記センサユニット群の全てのセンサユニットを伝送された前記伝送信号から、各センサユニットの前記投光周期に関する周期データを確認する周期データ検出手段と、
    前記周期データ検出手段で検出された各センサユニットからの前記周期データに基づき、各センサユニットにおける前記投光手段の投光タイミングを確認し、前記センサユニット群において互いに投光タイミングが一致する一致ユニットを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記一致ユニットに関する一致ユニット情報を、前記センサユニット及び当該制御ユニットの少なくともいずれかに備えられた前記表示手段に対して表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする制御ユニット。
  17. 複数台のセンサユニットからなるセンサユニット群を備えたセンサシステムに用いられるセンサユニットであって、
    一方に隣接するセンサユニットに伝送信号を送信可能な送信手段と、
    他方に隣接するセンサユニットから伝送信号を受信可能な受信手段と、
    設定された投光周期で被検出対象に対して投光を行う投光手段と、
    前記伝送信号の受信に基づいて、前記投光手段を前記投光周期で投光させる投光タイミング制御手段と、
    前記伝送信号の受信に基づいて前記伝送信号を送信させる送信タイミング制御手段と、
    前記投光手段から投光された光を受光する受光手段と、
    前記受光手段の受光量に応じて前記被検出対象の検出動作を行う検出手段と、
    前記投光周期を設定する投光周期設定手段と、
    表示手段と、
    前記各センサユニットにおける投光タイミングの一致に関する情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とするセンサユニット。
  18. 前記センサユニット群の各センサユニットに対し投光周期に関する周期データを前記伝送信号とともに送信させる命令情報を、前記伝送信号とともに一のセンサユニットへ向けて送信する命令送信手段と、
    前記センサユニット群の全てのセンサユニットを伝送された前記伝送信号から、各センサユニットの投光周期に関する周期データを確認する周期データ検出手段と、
    前記周期データ検出手段で検出された各センサユニットからの周期データに基づき、各センサユニットにおける前記投光手段の投光タイミングを確認し、前記センサユニット群において、互いに投光タイミングが一致する一致ユニットを特定する特定手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記投光タイミングの一致に関する情報として、前記特定手段により特定された前記一致ユニットに関する一致ユニット情報を、前記表示手段に対して表示させることを特徴とする請求項17に記載のセンサユニット。
  19. 各センサユニット毎に固有のアドレス情報を設定するアドレス設定手段と、
    前記アドレス情報と前記投光周期設定手段により設定された投光周期とから自己の投光タイミングを算出する投光タイミング算出手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記投光タイミング算出手段により算出された投光タイミングに対応した投光タイミング情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項17に記載のセンサユニット。
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