JP4846116B2 - サスペンション型サドル支持構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、サドルに大きな衝撃力が加わると、サドルを変位させて衝撃力を吸収するサスペンション型サドル支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のサドル支持構造として、従来、変形可能なアームをロッドを介してコイルスプリングに連結させ、コイルスプリングの変形でサドルに加わる衝撃力を吸収する構造のものが知られている。
また、他のサドル支持構造として、変形可能な一対のアーム間に弾性機能を有する樹脂の如き弾性体を直接的に配置し、この弾性体の変形でサドルに加わる衝撃力を吸収する構造も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、アームとコイルスプリングをロッドにより連結する構造では、アームの変形方向とロッドの移動方向とが相違するため、設計に精度が要求されてしまう。
また、アーム間に直接的に弾性体を配する構造では、弾性体が劣化するため、耐久性の点で問題がある。
本発明の目的は、設計が容易な上に衝撃力を滑らかに吸収することができ、かつ耐久性を有するサスペンション型サドル支持構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決するため以下の構成を備える。
即ち、本発明は、自転車のサドルを支持するためのサスペンション型サドル支持機構であって、サドルの取付けられる支持フレームと、相互に対向して支持フレームにそれぞれの一端が回動可能に連結されている一対のアーム部材と、該一対のアーム部材のそれぞれの他端が回動可能に連結され、ピラーの一端に固定される取付フレームと、ピラー内に配される弾性部材を介して一対のアーム部材間にピラーから突出するスライドロッドと、一方のアーム部材に転動可能に取付けられ、突出するスライドロッドの端面に当接されて一対のアーム部材を定位置に保持する転動ローラとを含み、一対のアーム部材はサドルに衝撃力が加わるとサドルを斜め下方に変位させるべく転動ローラをスライドロッドの端面で転動させながら他端を中心に回動してスライドロッドを転動ローラを介して弾性部材に抗してピラー内へ押し込む、ことを特徴とする。
【0005】
【作用】
サドルに衝撃力が加わっていないと、ピラー内の弾性部材の弾性力によりピラーからスライドロッドが突出し、スライドロッドの端面が転動ローラを押圧する。従って、一対のアーム部材が定位置に保持される。
【0006】
一方、サドルに衝撃力が加わると、一方のアーム部材を介して転動ローラに衝撃力が伝わり、転動ローラがスライドロッドの端面で転動しながらスライドロッドをピラー内に押し込む。これにより、一対のアーム部材が回動し、衝撃力を吸収する。
【0007】
このように、転動ローラにより転動させながらスライドロッドを押し込むと、一対のアーム部材を滑らかに回動することができる。即ち、衝撃力を滑らかに吸収することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係るサスペンション型サドル支持構造の断面図である。
この図1において、1は自転車のサドルを示している。このサドル1は下面側に取付バー2を有し、取付バー2はクランプ3により挟持されている。
【0009】
本発明のサドル支持構造は、支持フレーム10を備えている。この支持フレーム10の上面の凹所にはクランプ3が配され、クランプ3は固定ボルト4により支持フレーム10に固定されている。
支持フレーム10の上部及び下部には一対のアーム部材11,12の各上端部が枢支ピン13,13を介して回動可能に連結されている。一対のアーム部材11,12の各下端部は取付フレーム14の膨出部14Aに枢支ピン13,13を介して回動可能に連結されている。
【0010】
取付フレーム14の下方の筒部14Bはピラー15の上端部にパッキング部材16を介して固定的に嵌合されている。ピラー15の上方には円筒状のスライドロッド17が配されている。スライドロッド17は周面に固定されている摺動部材18,18を介してピラー15内に同軸的に配され、これによりピラー15に対して突出及び後退が可能となっている。
【0011】
また、ピラー15内にはコイルスプリング19が配されている。コイルスプリング19の下端は筒状の受け部材20に当接され、その上端は他の受け部材21に当接されている。そして、上方の受け部材21はスライドロッド17の下部に嵌入されている。コイルスプリング19はピラー15内に圧縮して配されているので、スライドロッド17はピラー15の上方より突出し、その上部が一対のアーム部材11,12間に位置している。
【0012】
スライドロッド17の上部には閉塞栓22が嵌入され、閉塞栓22のフランジ上面がスライドロッド17の端面17aを形成している。この端面17aには転動ローラ23が当接している。転動ローラ23は一方のアーム部材11にその内側で軸11aを介して転動可能に取付けられている。
【0013】
転動ローラ23はスライドロッド17の突出により端面17aにて斜め上方に押圧されている。従って、一対のアーム部材11,12は図1で示す定位置状態に保持される。
【0014】
他方のアーム部材12にはその内側に軸12aを介してゴム輪24が回転可能に取付けられている。一方、支持フレーム10のゴム輪24と対向する面には受け凹所10aが形成されている。
【0015】
次に、本発明のサドル支持構造の動作を図2を参照して説明する。
自転車の走行中にサドル1に衝撃力Fが下方に加わると、この衝撃力Fが支持フレーム10及び一対のアーム部材11,12に伝わる。これにより、一対のアーム部材11,12が走行方向の後方に倒れ始め、回動を開始すると、転動ローラ23がスライドロッド17の端面17a上で転動して移動しながら該端面を押圧する。従って、スライドロッド17がコイルスプリング19の弾性力に抗してピラー15内に徐々に押し込まれるので、一対のアーム部材11,12が図2に示すように回動し、それに伴ってサドル1が矢印Aで示す斜め下方に変位する。
【0016】
一方、一対のアーム部材11,12の回動が進むと、ゴム輪24が支持フレーム10下面の凹所10aにより押し潰されながら回転する。即ち、ゴム輪24は回動時の衝撃力を更に吸収するダンパーとして機能する。
【0017】
このように、転動ローラ23がスライドロッド17の端面17aを転動することで、衝撃力Fの加わる方向を徐々に矢印A方向に変更するので、一対のアーム部材11,12を滑らかに回動させて衝撃力を徐々に吸収することができる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、転動ローラをスライドロッドの端面で転動させながらスライドロッドに押し込み力を付与するようにしたので、衝撃力を滑らかに吸収することができる上にアーム部材の回動方向とスライドロッドの押込方向が相違しても設計精度を要求されずにスライドロッドを押し込むことができ、しかも構造が簡単であることから耐久性も優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るサスペンション型サドル支持構造の定位置時の断面図である。
【図2】 同構造の回動時の断面図である。
【符号の説明】
1 サドル
2 取付バー
3 クランプ
10 支持フレーム
11,12 アーム部材
13 枢支ピン
14 取付フレーム
15 ピラー
16 パッキング部材
17 スライドロッド
18 摺動部材
19 スプリング
20,21 受け部材
22 閉塞栓
Claims (2)
- 自転車のサドルを支持するためのサスペンション型サドル支持機構であって、
前記サドルの取付けられる支持フレームと、
相互に対向して前記支持フレームにそれぞれの一端が回動可能に連結されている一対のアーム部材と、
該一対のアーム部材のそれぞれの他端が回動可能に連結され、ピラーの一端に固定される取付フレームと、
前記ピラー内に配される弾性部材を介して前記一対のアーム部材間に前記ピラーから突出するスライドロッドと、
前記一方のアーム部材に転動可能に取付けられ、前記突出するスライドロッドの端面に当接されて前記一対のアーム部材を定位置に保持する転動ローラとを含み、
前記一対のアーム部材は前記サドルに衝撃力が加わると前記サドルを斜め下方に変位させるべく前記転動ローラを前記スライドロッドの端面で転動させながら前記他端を中心に回動して前記スライドロッドを前記転動ローラを介して前記弾性部材に抗して前記ピラー内へ押し込む、ことを特徴とするサスペンション型サドル支持構造。 - 前記他方のアーム部材に取付けられ、前記一対のアーム部材の回動で前記支持フレームを弾性的に支持する弾性回動部材を更に含むことを特徴とするサスペンション型サドル支持構造。
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