JP4845788B2 - ロータリ耕耘装置 - Google Patents
ロータリ耕耘装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4845788B2 JP4845788B2 JP2007089187A JP2007089187A JP4845788B2 JP 4845788 B2 JP4845788 B2 JP 4845788B2 JP 2007089187 A JP2007089187 A JP 2007089187A JP 2007089187 A JP2007089187 A JP 2007089187A JP 4845788 B2 JP4845788 B2 JP 4845788B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- power
- power take
- input shaft
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Description
前記ギヤケースの後部に動力取出ケースが設けられ、動力取出ケースに動力取出軸が回転自在に支持され、動力取出ケース内に、入力軸から動力取出軸に伝達される動力を断続可能にするクラッチが設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記ギヤケース内の伝動機構は、ギヤケースに左右方向の軸心廻りに回転自在に支持された第1ベベルギヤと、動力取出ケースに前後方向の軸心廻りに回転自在に支持された第2ベベルギヤとを備え、入力軸の動力を伝動軸に伝達するように、第1ベベルギヤは入力軸に形成したベベルギヤに噛合されると共に伝動軸に連動連結され、入力軸の動力を動力取出軸に伝達するように、第2ベベルギヤは第1ベベルギヤに噛合されると共に動力取出軸に連動連結され、前記第2クラッチが第1ベベルギヤと伝動軸との間に設けられ、前記クラッチが第2ベベルギヤと動力取出軸との間に設けられている点にある。
図2及び図3において、1はロータリ耕耘装置であり、このロータリ耕耘装置1は、トラクタ等の車両の後部等に、三点リンク機構等を介して着脱自在に連結される機枠2を備えている。
この機枠2は、左右方向中央部のギヤケース3から左右両側にサポートアーム4を突設すると共に、左側のサポートアーム4の外端側に伝動ケース5の上部を連結し、且つ右側のサポートアーム4の外端側にサイドフレームの上部を連結して、背面視門型状に主構成されている。
前記機枠2の下部側には、ロータリ耕耘部8が設けられている。このロータリ耕耘部8は、伝動ケース5とサイドフレームとの下部間に、左右方向の軸心廻りに回転自在に支持された爪軸9と、この爪軸9に、左右方向に亘って取り付けられた多数の耕耘爪10とを備えている。
図1及び図2において、左側のサポートアーム4内に設けられた伝動軸13の右端側は、ギヤケース3の前後方向中央部に左右方向に挿入配置され、伝動軸13の右端部は、ギヤケース3の右側壁に形成した軸受凹部20に、ベアリング21を介して軸心廻りに回転自在に保持されている。
ギヤケース3の後部に、円筒状の動力取出ケース28がボルト等の固定具により固定して設けられ、動力取出ケース28はギヤケース3の後壁から後方突出されている。動力取出ケース28に動力取出軸29が挿通されてベアリング27を介して前後方向の軸心廻りに回転自在に支持され、動力取出軸29は、ギヤケース3の後壁及び動力取出ケース28から後方に突出されている。これにより、ギヤケース3の後部に、動力取出軸29がギヤケース3から後方に突出した状態で回転自在に支持されている。
ギヤケース3内の伝動機構30は、ギヤケース3に左右方向の軸心廻りに回転自在に支持された第1ベベルギヤ31と、動力取出ケース28に前後方向の軸心廻りに回転自在に支持された第2ベベルギヤ32とを備える。
第1ベベルギヤ31は入力軸12のベベルギヤ26に噛合されると共に伝動軸13に後述する第2クラッチ42を介して連動連結され、入力軸12の動力を伝動軸13に伝達するように構成されている。
動力取出ケース28内に、入力軸12から動力取出軸29に伝達される動力を断続可能にする第1クラッチ41が設けられ、ギヤケース3内に、入力軸12から伝動軸13に伝達される動力を断続可能にする第2クラッチ42が設けられている。
操作杆51と動力取出ケース28との間に位置決め機構55が設けられている。位置決め機構55は、操作杆51に形成した2つの係合溝と係合溝に係脱自在に係合する球体とを有し、第1クラッチ41が接続状態になる接続位置と第1クラッチ41が切断状態になる切断位置とに操作杆51を位置決めするように構成されている。
ギヤケース3の後方にウォシャポンプ65が設けられている。ウォシャポンプ65はステー64を介して動力取出ケース28に支持固定されている。ウォシャポンプ65の入力軸66は連結筒67を介して動力取出軸29に連結されており、動力取出軸29の回転動力によってウォシャポンプ65が駆動され、近くのタンク等の水を吸水ホースで吸水して、吐出ホースから水を放出することができるようになっている。なお、入力軸12、第2ベベルギヤ32、動力取出軸29、連結筒67及びウォシャポンプ65の入力軸66は同一軸心上に配置されている。
ベベルギヤ71はギヤケース3内の左側に配置され、ギヤケース3の左側壁に形成した軸受筒部74にベアリング75を介して軸心廻りに回転自在に保持されている。また、ベベルギヤ71は伝動軸13の右端部にスプライン嵌合されている。連結軸72はギヤケース3内に前後方向に配置され、連結軸72の前端部が入力軸12にスプライン嵌合されて、入力軸12に連結され、連結軸72の後端部が円筒状の支持筒体73にスプライン嵌合されている。支持筒体73は、動力取出軸29の前方に配置されると共に、入力軸12、連結軸72及び動力取出軸29と同一軸心上に配置され、動力取出ケース28にベアリング76を介して前後方向の軸心廻りに回転自在に支持されている。
なお、前記実施形態では、ギヤケース3の後方にウォシャポンプ65が設けられ、ウォシャポンプ65の入力軸66は動力取出軸29に連結されており、補助作業としてウォシャポンプ65による洗車等の作業ができるようになっているが、これに代え、補助作業機として、播種機や施肥機その他の補助作業機をギヤケース3の後方に設け、動力取出軸29でこの補助作業機を駆動できるようにしてもよい。
3 ギヤケース
4 サポートアーム
8 ロータリ耕耘部
12 入力軸
13 伝動軸
26 ベベルギヤ
28 動力取出ケース
29 動力取出軸
31 第1ベベルギヤ
32 第2ベベルギヤ
41 第1クラッチ
42 第2クラッチ
71 ベベルギヤ
77 クラッチ
Claims (4)
- ギヤケース(3)の左右両側に、左右一対のサポートアーム(4)が設けられ、一方のサポートアーム(4)内に伝動軸(13)が設けられ、ギヤケース(3)の前部に、ギヤケース(3)から前方に突出する入力軸(12)が回転自在に支持され、ギヤケース(3)の後部に、ギヤケース(3)から後方に突出する動力取出軸(29)が回転自在に支持され、ギヤケース(3)内に、入力軸(12)の動力を伝動軸(13)と動力取出軸(29)とに伝達する伝動機構(30)が設けられ、入力軸(12)の動力を伝動軸(13)を介してギヤケース(3)下方のロータリ耕耘部(8)に伝達すると共に、入力軸(12)の動力で動力取出軸(29)を回転駆動するようにしたロータリ耕耘装置において、
前記ギヤケース(3)の後部に動力取出ケース(28)が設けられ、動力取出ケース(28)に動力取出軸(29)が回転自在に支持され、動力取出ケース(28)内に、入力軸(12)から動力取出軸(29)に伝達される動力を断続可能にするクラッチ(41,77)が設けられていることを特徴とする特徴とするロータリ耕耘装置。 - ギヤケース(3)内に、入力軸(12)から伝動軸(13)に伝達される動力を断続可能にする第2クラッチ(42)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のロータリ耕耘装置。
- 前記ギヤケース(3)内の伝動機構(30)は、ギヤケース(3)に左右方向の軸心廻りに回転自在に支持された第1ベベルギヤ(31)と、動力取出ケース(28)に前後方向の軸心廻りに回転自在に支持された第2ベベルギヤ(32)とを備え、入力軸(12)の動力を伝動軸(13)に伝達するように、第1ベベルギヤ(31)は入力軸(12)に形成したベベルギヤ(26)に噛合されると共に伝動軸(13)に連動連結され、入力軸(12)の動力を動力取出軸(29)に伝達するように、第2ベベルギヤ(32)は第1ベベルギヤ(31)に噛合されると共に動力取出軸(29)に連動連結され、前記第2クラッチ(42)が第1ベベルギヤ(31)と伝動軸(13)との間に設けられ、前記クラッチ(41)が第2ベベルギヤ(32)と動力取出軸(29)との間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のロータリ耕耘装置。
- 前記入力軸(12)と前記動力取出軸(29)とが互いに離間して同一軸心上に配置され、前記ギヤケース(3)内の伝動機構(30)は、ギヤケース(3)に左右方向の軸心廻りに回転自在に支持されたベベルギヤ(71)と、ギヤケース(3)内に入力軸(12)と動力取出軸(29)との同一軸心上に配置された連結軸(72)とを備え、入力軸(12)の動力を伝動軸(13)に伝達するように、ベベルギヤ(71)は、入力軸(12)に形成したベベルギヤ(26)に噛合されると共に伝動軸(13)に連結され、入力軸(12)の動力を動力取出軸(29)に伝達するように、連結軸(72)は入力軸(12)と動力取出軸(29)とに連結され、前記クラッチ(77)が連結軸(72)と動力取出軸(29)との間に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のロータリ耕耘装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007089187A JP4845788B2 (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | ロータリ耕耘装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007089187A JP4845788B2 (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | ロータリ耕耘装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008245547A JP2008245547A (ja) | 2008-10-16 |
JP4845788B2 true JP4845788B2 (ja) | 2011-12-28 |
Family
ID=39971257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007089187A Expired - Fee Related JP4845788B2 (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | ロータリ耕耘装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4845788B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111264092A (zh) * | 2018-12-04 | 2020-06-12 | 邯郸市复兴区宏昌科技有限公司 | 一种旋耕机 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS606161Y2 (ja) * | 1979-12-26 | 1985-02-27 | 株式会社クボタ | ロ−タリ装置における動力取出装置 |
JPS56113205A (en) * | 1980-02-09 | 1981-09-07 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | Rotary tilling device |
JPS57192831A (en) * | 1981-05-25 | 1982-11-27 | Kamachiyou Seikou Kk | Metering device |
JPS5845463A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-16 | 松下電器産業株式会社 | 太陽熱利用空気調和装置 |
JPS5934157A (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-24 | Nippon Denso Co Ltd | 機械式回転数指示計器 |
JPS6049916A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-19 | Toshiba Mach Co Ltd | ベント真空圧制御系統用シミュレ−タ |
JPH06225601A (ja) * | 1993-02-01 | 1994-08-16 | Kubota Corp | 作業機の自動動力断続装置 |
-
2007
- 2007-03-29 JP JP2007089187A patent/JP4845788B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008245547A (ja) | 2008-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4845788B2 (ja) | ロータリ耕耘装置 | |
JP2009092169A (ja) | 作業機の伝動ケース構造 | |
JP5123260B2 (ja) | 作業機の油圧ポンプ装置 | |
CN110645324B (zh) | 一种轮式拖拉机变速箱动力输出轴传动结构 | |
JP5054415B2 (ja) | 動力取出し部を有した砕土作業機 | |
JP6723200B2 (ja) | 歩行型作業機 | |
JP2009039004A (ja) | 回転作業機 | |
JP5782277B2 (ja) | 動力伝達ユニット及び動力伝達機構の取付方法 | |
JP2007089495A (ja) | 農作業機 | |
JP4861199B2 (ja) | 歩行型管理機 | |
JP5094160B2 (ja) | 農作業機 | |
JP4230438B2 (ja) | ロータリ耕耘装置 | |
JP5777364B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
JP2000287504A (ja) | 農作業機の変速装置 | |
JP3996519B2 (ja) | 部分正逆転ロータリ装置 | |
JP5461658B2 (ja) | 作業機の油圧ポンプ装置 | |
JP3146198B2 (ja) | ロ−タリ耕耘装置 | |
JPS6118271Y2 (ja) | ||
JP2006027404A (ja) | 走行作業機における作業機への動力伝達装置 | |
JP5001873B2 (ja) | 農作業機 | |
JP5916291B2 (ja) | ロータリ作業機 | |
JP2880042B2 (ja) | ロータリ作業機 | |
JP2005145230A (ja) | トラクタのpto軸駆動構造 | |
JP5132348B2 (ja) | 農作業機 | |
JP2000287505A (ja) | 農作業機の変速装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090325 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111003 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111011 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111011 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4845788 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |