JP4845763B2 - 吐出機能自己診断方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を吐出する液体吐出ヘッドの吐出アクチュエータを駆動するための駆動回路の吐出機能の診断機能を備える液体吐出装置、液体吐出装置の吐出機能の自己診断方法に関する。特に、薬剤、インクなどの液体を実際に吐出する前に駆動回路が吐出可能な正常状態であることを確認する機能の技術に関するものである。
従来、喉又は口を介して薬液を吸入する吸入装置において、薬液吸入前の準備として、例えば、次の様な操作が必要とされる場合があった。すなわち、液体タンクと液体吐出部が一体化した、吸入装置本体と着脱可能な交換式カートリッジ(CRG)を、前記本体に装着した後、この装着が液体吐出可能な様に正常に行われたことを確認する操作である。更には、これと共に、前記本体側の吐出のための吐出用駆動回路が正常に機能することを確認することを必要とする場合もあった。こうした確認のために、吐出液体吸入前の準備として、吸入量の1/10程度の量の液体を吐出させ、その噴霧状態を肉眼で確認する方法が考えられる。
この様な確認は、インクを吐出する印字装置などでも行なわれていて、電気的コンタクト部の接触状態のチェックにより印字ヘッドの装着、未装着を検出する機能を備える印字装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平08−90871号公報
しかしながら、薬液の噴霧状態を肉眼で確認する方式は、無駄に薬液を吐出してしまう。また、吐出ヘッドの未装着を電気的コンタクト部の接触状態で検知する方式は、単に吐出ヘッドが装着されているか否かを検知するのみであり、吐出ヘッド内のヒーター、圧電素子などの吐出アクチュエータ自体のチェックや駆動回路の状態の全体的なチェックなどはできない。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、液体の消費量を抑制しつつ、吐出ヘッド駆動回路の全体的な状態チェックを行うことが可能な液体吐出装置を提供することである。
記課題に鑑み、本発明の液体吐出装置の吐出機能自己診断方法は、
第1と第2の電気的コンタクト部を持つ吐出ヘッド装着部と、電源と、前記電源と前記第1の電気的コンタクト部との接続関係を制御するための第1のスイッチと、前記電源と第2の電気的コンタクト部との接続関係を制御するための第2のスイッチと、前記第1及び第2のスイッチを制御するための制御部とを有する液体吐出装置の吐出機能自己診断方法であって、
前記第1のスイッチを接続とし且つ前記第2のスイッチを非接続とした状態で、前記電源を吐出ヘッドの吐出用アクチュエータ液体の吐出を起こすに充分でない電力を出力する状態にして、第1と第2のコンタクト部のうちの少なくとも一方の電圧を測定する第一工程と
前記第1のスイッチを接続とし且つ前記第2のスイッチを非接続とした状態で、前記電源を前記吐出ヘッドの吐出用アクチュエータが液体の吐出を起こすに充分な電力を出力する状態にして、前記第1と第2のコンタクト部のうちの少なくとも一方の電圧を測定する第二工程と、
前記第1のスイッチ及び第2のスイッチを接続とした状態で、前記電源を吐出ヘッドの吐出用アクチュエータが液体の吐出を起こすに充分でない電力を出力する状態にして、前記第1と第2のコンタクト部のうちの少なくとも一方の電圧を測定する第三工程と、
前記第1のスイッチ及び第2のスイッチを接続とした状態で、前記電源を吐出ヘッドの吐出用アクチュエータが液体の吐出を起こすに充分な電力を出力する状態にして、第1と第2のコンタクト部のうちの少なくとも一方の電圧を測定する第四工程と、を有し、
前記第四工程は、前記吐出ヘッドの吐出用アクチュエータに液体の吐出を可能とする電力が供給されないように、前記第2のスイッチが前記電源と前記第2の電気的コンタクト部とを抵抗を介して接続した状態で行われることを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、薬剤吸入装置、印字装置などの液体吐出装置において、吐出する薬液、インクなどの液体を無駄に消費することなく、事前観察すること無しに、装着された吐出ヘッドの吐出アクチュエータを含む駆動回路の状態の情報を取得することができる。駆動回路と一部を共有する診断回路で直接的に駆動回路の状態を診断するために、従来よりも正確に吐出機能の診断を行うことが可能となる。典型的には、スイッチを制御することで、液滴吐出電力未満の電力を吐出アクチュエータに供給する状態下で、電源と第1と第2の電気的コンタクト部との接続関係を変化させて、第1または第2のコンタクト部の電圧を測定する。こうした電圧測定値に基づいて、吐出ヘッド部を含む駆動回路が吐出可能な正常状態であるか否かを自己診断することができる。また、自己診断時に吐出アクチュエータにおいて発生する吐出用エネルギーが小さく、液体を吐出しなくて済む。
本発明の吐出機能自己診断機能を備える液体吐出装置は、吐出ヘッドを装着するための装着部を有し、前記ヘッドを装置に組み込むことで前記吐出ヘッドを駆動する駆動回路が閉じられる液体吐出装置であって、前記駆動回路の状態の診断を行う診断回路を更に有することを特徴とする。診断回路とは、駆動回路、吐出用アクチュエータ、電源の状態を検出するための検出回路である。すなわち、本発明の液体吐出装置においては、駆動回路と一部を共有して診断回路を構成し、診断時に診断回路を用いて直接的に駆動回路の状態の診断を行う様に構成されている。
典型的には、液体吐出装置は、吐出ヘッドを装着するための装着部と、電源と、スイッチと、スイッチを制御するための制御部を有する。ここにおいて、装着部は第1と第2の電気的コンタクト部を持つ。電源は、複数の電圧を選択的に第1の電気的コンタクト部に印加可能である。スイッチは、電源と第1と第2の電気的コンタクト部との接続関係を制御する。吐出ヘッドを装着部にとりつけることで吐出ヘッドを駆動する駆動回路が閉じられる。
制御部は、吐出電力供給状態と診断状態を選択的に実現する。制御部は、吐出電力供給状態では、スイッチを制御することで、吐出アクチュエータに液体吐出を起こさせるに充分な電力を供給可能である。一方、制御部は、診断状態では、スイッチを制御することで、吐出アクチュエータに液体吐出を起こすに充分でない電力を供給する状態にしておく。そして、第1と第2のコンタクト部のうちの少なくとも一方の電圧を測定して、電源と吐出アクチュエータと前記駆動回路の状態の情報を取得する。
また、本発明の液体吐出装置の吐出機能自己診断方法は、上記の如き液体吐出装置の吐出機能自己診断方法である。この診断方法では、スイッチを制御して、液体吐出電力未満の電力を吐出アクチュエータに供給する状態にしておいて、少なくとも一方の電気的コンタクト部の電圧を測定して、電源と吐出アクチュエータと駆動回路の状態の情報を取得する。
以下、薬剤吸入装置として用いられる液体吐出装置を例にあげて説明する。
図1は、本発明の一実施形態である薬剤吸入装置の内部構成を示すブロック図である。図2は、吸入装置の一例の外観(a)とアクセスカバー32を開いた状態(b)を示す斜視図である。図3は、吸入装置の吐出用駆動回路の回路構成を示す図である。
図1に示す様に、本実施形態の吸入装置は、装置の全体的な動作を制御する制御部2を備える。制御部2には、電源部1、吐出制御部3、吐出起動スイッチ(タクトスイッチ)4、表示部5、CRGカバースイッチ12などが電気的に繋がっている。電源部1は電源スイッチ(タクトスイッチ)9によりオン・オフ制御される。表示部5は、各種のエラーを報知する報知器として複数のLEDを有しており、自己診断エラーを表示するためのLED6、CRG装着エラーを表示するためのLED7、吐出完了を表示するためのLED8を含む。吐出制御部3は、吐出ヘッド装着部である着脱機構11を介して着脱可能に装着されるカートリッジ(CRG)10の薬液吐出制御を行う。
上記各部を内蔵する吸入装置の一例の外観を示す図2において、31は吸入装置本体、32はアクセスカバー、33はフロントカバーで、これらによりハウジングを形成している。35はロックレバーである。アクセスカバー32が使用時に開かない様に、その先端にロックレバー35と噛み合う突起部32aが形成されている。すなわち、突起部32aは、バネによって付勢されたロックレバー35の先端に設けた爪形状部と引っ掛りを持つ様に、形成されている。ロックレバー35を下方にスライドさせると、アクセスカバー32を付勢している不図示のアクセスカバー戻しバネの力によりアクセスカバー32が不図示のヒンジ軸を回転中心として開く。また、図2には、電源スイッチ9、表示部5のLED、カートリッジ(CRG)10、空気取り入れ口41を持つマウスピース34、CRGガイド40も示されている。
アクセスカバー32が開いた状態を図示する図2(b)に示す様に、アクセスカバー32が開くと、CRGガイド40に沿ってハウジング内に装着されたカートリッジ(CRG)10とマウスピース34が見えてくる。マウスピース34はカートリッジ(CRG)10の下にあり、これらは交差して装着されている。カートリッジ(CRG)10は、液剤を貯蔵するタンク、液剤を吐出する吐出ヘッド、吐出ヘッドの吐出用アクチュエータに吐出用エネルギー発生用の電力をバッテリから供給するための電極を有する部分(電気接続部)等を有する。ここでは、吐出用アクチュエータとして、電気熱変換素子を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、電気機械変換素子などでもよい。
吐出制御部3、及びカートリッジ(CRG)10を含む吐出用駆動回路を示す図3において、11aと11bは、着脱機構(吐出ヘッド装着部)11の一対の電気的コンタクト部であり、カートリッジ(CRG)10の電気熱変換体(吐出用ヒーター15)の複数の電極に夫々対応する。第1の電源であるDC/DCコンバータ21、及び第2の電源であるDC/DCコンバータ16(抵抗17が直列に接続されている)は、複数の電圧を選択的に第1のコンタクト部11aに印加可能な電源を構成している。これら複数の電源からいずれかを選択して電源の一方の出力として該選択電源の第1のコンタクト部11aへの接続をオン・オフするための第1のスイッチ部は、図3に示す様に接続された2つのAND18、20とインバータ19を含む。電源の他方の出力として第2のコンタクト部11bへの接続をオン・オフするための第2のスイッチ部は、FET25から構成される。スイッチは、これら第1のスイッチ部と第2のスイッチ部を含む。
本実施形態においては、第1のコンタクト部11aに複数の電圧値の電圧を印加するために、12Vを出力可能な第1の電源21と、3.3Vを出力可能な第2の電源16とによって、電源を構成している。しかし、本発明においては、この構成に限られることはなく、一つの電源において、任意の電圧を出力可能なものであっても良い。この場合は、該電源からは、図3に示されるような抵抗17は設けない。吐出するために電源から高電圧を印加するときに、抵抗が存在すると吐出ヒーター15で十分な発熱が得られないからである。
本実施形態において、抵抗17は必須ではない。しかし、これを設けることによって、第2の電源を用いて吐出機能診断を行う場合に、吐出ヒーター15での発熱をより抑えることができるので好ましい。その際は、抵抗17の抵抗値を、吐出ヒーター15の抵抗値よりも高くすることがより好ましい。
第2のコンタクト部11bの電圧をデジタルデータに変換するADコンバータ22は、第1と第2のコンタクト部11a、11bの少なくとも一方の電圧を測定する電圧測定手段(図3の例では、第2のコンタクト部11bの電圧を測定する)の一部を構成する。本発明においては、電源の一方の出力として前記第1又は第2の電源第1のコンタクト部11aへの接続はオンであるが液体吐出を起こすに充分な電力は吐出ヘッド10に供給不可能な状態にしておいて、上記ADコンバータ22で電圧を測定する。この電圧測定値に基づいて、上記電源と吐出アクチュエータと吐出用駆動回路の状態の情報を取得する。
上記構成で説明した様に、電源は、液体吐出を起こすに充分な電力を供給できる第1の電圧(本一実施形態では12V)を印加可能な第1の電源21と、液体吐出を起こすに充分でない電力を供給する第2の電圧(本一実施形態では3.3V)を印加可能な第2の電源16を含む。そして、第1のスイッチ部18、19、20はこれらの電源を排他的に選択して第1のコンタクト部11aに接続する。
上記の如きスイッチ制御を含む装置全体の動作制御は、図1に示す制御部2の制御により実行される。そして、制御部2が、第1のスイッチ部で第1の電源21の一方の出力を第1のコンタクト部11aに接続し且つ第2のスイッチ部のFET25で第1の電源21の他方の出力を第2のコンタクト部11bに接続したときに、液体吐出は行われる。吐出用ヒーター15では12Vの電圧降下が起きるからである。
本実施形態では、スイッチは、電源の他方の出力の第2のコンタクト部11bへの抵抗24を介する接続をオン・オフするためのFET23である第3のスイッチ部を更に含む。ただし、この第3のスイッチ部は省略することもできる。第1のスイッチ部により第1の電源21の一方の出力を第1のコンタクト部11aに接続し、且つ第3のスイッチ部23で第1の電源21の他方の出力を第2のコンタクト部11bに接続しても、吐出可能な電力を吐出アクチュエータには供給できない様になっている。勿論、第1のスイッチ部により第2の電源16の一方の出力を第1のコンタクト部11aに接続し、且つ第3のスイッチ部23で第2の電源16の他方の出力を第2のコンタクト部11bに接続しても、吐出可能な電力を吐出アクチュエータには供給できない。抵抗24の抵抗値は特に限定されないが、吐出用ヒーターの抵抗値よりも大きいことが好ましい。そうすることにより、吐出機能診断時に吐出ヘッドにかかる電圧降下をより低くすることができるからである。図3においては、抵抗14は62Ωとしている。
以上の如き装置の全体的な動作の制御は、例えば、制御部2中に実装されるプログラムによる機能実行手段によりソフト的に行うことができる。
次に、図4乃至図7を用いて、本実施形態の吸入装置の動作を順次説明していく。図4は、本実施形態の吸入装置の吐出制御部3の自己診断処理のタイミングチャートである。図5は、本実施形態の吸入装置で使用されるカートリッジ装着検知動作のタイミングチャートである。図6は、本実施形態の吸入装置が薬液吐出する際の吐出動作タイミングチャートである。図7は、本実施形態の吸入装置の制御部2の動作を説明したフローチャートである。
図7のフローチャートに沿って説明していく。
まず、ステップS601(以下、S601などと記す)で、患者が電源スイッチ9を押すことで、当該吸入装置の電源部1がオンとなる。その後、S602(初期化処理)で制御部2は、自己診断エラーLED6、CRG装着エラーLED7、吐出完了LED8を消灯する。また、制御部2は、図3の吐出制御部3に対しても、図4のタイミングチャートの左端の信号状態に初期化する。
次に、S603で制御部2は、CRGカバースイッチ(例えば、図2のアクセスカバー32の状態を検知するスイッチ)が閉じているか否か(ON)を判断する。NOならS603に戻り、YESならS604に遷移する。
S604(自己診断処理)で、制御部2は、図4のタイミングチャートに示した通り、吐出制御部(図3参照)に対して3.3V_ENをHighとする。これにより、第2の電源16からの3.3V出力が第1のコンタクト部11aに印加されることになる。制御部2は、このHighを出力して所定時間後(V_Dtctのタイミング▽)に、VhL電圧(第2のコンタクト部11bの側の電圧)をADコンバータ22でデジタルデータに変換し読み取る。ここで、着脱機構11の第1と第2のコンタクト部11a、11bにおけるカートリッジ(CRG)10装着(接触状態)の適否、及び第2の電源17が3.3V出力を達成しているか否かがチェックされる。ADコンバータ22により3.3Vが測定されれば、カートリッジ(CRG)10の適正な装着、及び第2の電源17が3.3Vを出力していることが確認される。
その後、3.3V_EN出力をLowにし、12V_ENとOneSide_ENをHigh出力とする。これにより、第1の電源21からの12V出力が第1のコンタクト部11aに印加されることになる。前記2つの信号をHigh出力にした後、所定時間後(V_Dtctのタイミング▽)にVhL電圧をADコンバータ22でデジタルデータに変換し読み取る。ここでは、着脱機構11の第1と第2のコンタクト部11a、11bにおけるカートリッジ(CRG)10の装着の適否、及び第1の電源21が12V出力(カートリッジ(CRG)10で吐出を可能とする吐出電圧である)を達成しているか否かがチェックされる。ADコンバータ22により12Vが測定されれば、これらが確認される。ここまでのことが正常であると確認されれば、AND18、20などから構成される第1のスイッチ部が正常に働いていることも確認できる。
その後、12V_ENとOneSide_ENをLow出力とし、3.3V_ENとFET25のゲートへのHt_OnをHigh出力にする。所定時間後(V_Dtctのタイミング▽)にVhL電圧をADコンバータ22でデジタルデータに変換し読み取る。ここでは、第2のスイッチ部のFET25が正常に働いているか否かがチェックされる。ADコンバータ22により0Vが測定されれば、電源とカートリッジ(CRG)10の吐出用ヒーター15を含む閉回路が確立していることが確認される。ここでは、図4の1番左側の3.3V出力診断処理での確認が前提となっている。ここまでの処理を行い、S604の自己診断処理を終了して吐出動作に移っても構わない。ここまでの診断によって、吐出ヘッドが正しく装着されていること、第1の電源21及び第2の電源16の出力電圧が正常であること、第2のスイッチ部のFET25が正常であることが確認されている。したがって、正常な吐出が可能である。
しかし、より確実な診断を行うには、以下の工程を続けることが好ましい。
その後、3.3V_ENとHt_OnをLow出力にする。そして、12V_EN、OneSide_ENと第3のスイッチ部のFET23のゲートへのHdDtct_ONをHigh出力とする。所定時間後(V_Dtctのタイミング▽)にVhL電圧をADコンバータ22でデジタルデータに変換し読み取る。ここでは、第3のスイッチ部のFET23が正常に働いているか否かと共に、吐出用ヒーター15の抵抗値がチェックされる。ADコンバータ22により、12Vからの所定の電圧降下(本実施形態においては、12−10.33≒10/(10+62)×12)が測定されれば、吐出用ヒーター15が所定の抵抗値(本実施形態においては10Ω)を備えていることが確認される。ここでは、図4の左側から2番目の12V出力診断処理での確認が前提となっている。
その後、12V_ENとOneSide_ENとHdDtct_ONをLow出力とする。こうして、S605(自己診断動作の終了)に遷移し、自己診断結果が問題無いかどうかを判断する。図4のV_Dtctの4回のタイミング▽の読み取り値(VhL)が、実線の値(V)であれば上記のことが全て問題無いと判断される。ここで、NO(例えば、読み取り値(VhL)が鎖線の様になっている)ならS613に遷移し、YESならS606に遷移する。S613では、自己診断エラーが発生したと判断し、自己診断エラーLED6を点灯してS611に遷移する。一方、S606では、カートリッジ装着検知処理を行う。
次に、S606で、図5のCRG装着検知動作タイミングチャートに示した通りに処理を行う。まず、3.3V_ENとHdDtct_ONをHigh出力とする。ここでは、既に、第2の電源16とFET23が正常であることが確認されている。所定時間後(V_Dtctのタイミング▽)にVhL電圧をADコンバータ22でデジタルデータに変換し読み取る。約1.53Vが検出されれば吐出ヘッドが正しく装着されていることになる。すなわち、3.3×62/134≒1.53の計算より、カートリッジ(CRG)装着とヒーター15の抵抗値のチェックがより確実に行われる。本工程は、省略することが可能である。
その後、3.3V_ENとHdDtct_ONをLow出力とし、S607に遷移する。S607では、カートリッジ(CRG)装着は問題なしか否かを判断する。約1.53Vが検出されていなければNOであり、S614に遷移してCRG装着エラーLED7を点灯し、S611に遷移する。一方、約1.53Vが検出されていればYESであり、S608に遷移する。S608では、吐出起動スイッチ4が押されたか?を判断する。NOならS608に戻り、YESならS609に遷移する。
S609では、図6に示したタイミングチャートで吐出の動作を実行する。まず、12V_ENとOneSide_ENをHigh出力とする。その後、Ht_Onを所定時間ハイパルス出力する。そして、所定時間空け、再度Ht_Onを所定時間ハイパルス出力する。このハイパルス出力を所定回数繰り返すことで、予め決められてあり制御部2に記憶されていた投薬量がカートリッジ(CRG)10から吐出される。
その後、12V_ENとOneSide_ENをLow出力とし、S610に遷移する。S610では、薬液を所定量吐出したことで吐出完了と判断して吐出完了LED8を点灯し、S611に遷移する。S611では、LED6、7、8のうちの何れかのLEDを点灯しながら3秒間ウエイトし、S612に遷移する。S612では電源部1の電源供給をオフし動作を終了する(END)。
ところで、上記自己診断において、どの程度の吐出機能自己診断を行うかによって図4の自己診断処理タイミングチャートの態様は変化する。すなわち、制御部によるスイッチの制御態様を変えることにより、電源とカートリッジ(CRG)10の吐出用ヒーター15を含む閉回路における様々な組み合わせの部位のチェックを行うことができる。これは、要求に応じて決定すればよい。ただし、本発明の目的から見て、最低でも、吐出ヘッドの装着チェックと、吐出電圧供給用の電源の電圧チェックと、吐出実行用のスイッチのチェックとは含む必要がある。
例えば、カートリッジ(CRG)10のヒーター15の抵抗値はチェックする必要がない様なときは、図4の左側の3つの診断処理でチェックを済ますこともできる。なぜなら、これらの診断処理で、電源とカートリッジ(CRG)10の吐出用ヒーター15を含む閉回路における吐出電圧供給用の第1の電源21のチェックと吐出実行用の第2のスイッチ部のFET25のチェックが実行されるからである。前者は図4の左から2番目の診断処理で行なわれ、後者は図4の左から1番目と3番目の診断処理で行なわれる。更には、これらの診断処理でカートリッジ(CRG)10の着脱機構11への装着チェックも一応行われるので、図5のCRG装着検知動作を省略することもできる。また、図4の1番右側の診断処理は行なわないで、図5のCRG装着検知動作を行うことでカートリッジ(CRG)装着とヒーター15の抵抗値のチェックを、より確実に行なってもよい。図4の1番右側の診断処理に比べて、図5の診断処理では、吐出アクチュエータにおける液体吐出の危険性がより少ない状態下でカートリッジ(CRG)装着とヒーター15の抵抗値のチェックを実行できる。
また、上記一実施形態における電圧値、抵抗値の数字などは、あくまで例示であり、実際には他の値であることもある。
上記の一実施形態では、ADコンバータ22によって第2の電気的コンタクト部11bの電圧を読み取ったが、本発明においては、第1の電気的コンタクト部11aの電圧を読み取っても構わない。以下に、そのような場合の自己診断手順を説明する。
まず第1ステップとして、制御部2は、OneSide_EN=Low、3.3V_EN=High、HtOn=Lowとする。この処理によって、3.3V出力をオン、12V出力をオフ、FET25をオフに制御する。これにより、第2の電源16からの3.3V出力が第1のコンタクト部11aに印加されることになる。制御部2は、前記設定を出力して所定時間後に、第1のコンタクト部11a側の電圧をADコンバータ22でデジタルデータに変換し読み取る。ここで、第2の電源16が3.3V出力を達成しているか否かがチェックされる。ADコンバータ22により3.3Vが測定されれば、第2の電源16が3.3Vを正しく出力していることが確認できる。
第2のステップとして、制御部2は、OneSide_EN=High、12V_EN=High、HtOn=Lowとする。この処理によって、3.3V出力をオフ、12V出力をオン、FET25をオフに制御する。これにより、第1の電源21からの12V出力が第1のコンタクト部11aに印加されることになる。制御部2は、前記制御後、所定時間後に、第1のコンタクト部11a側の電圧をADコンバータ22でデジタルデータに変換し読み取る。ここで、第1の電源21が12V出力を達成しているか否かがチェックされる。ADコンバータ22により12Vが測定されれば、第1の電源21が12Vを正しく出力していることが確認できる。この二つのステップを行うことにより、第1のスイッチが正常か否かが判別できる。
第3のステップとして、制御部2は、OneSide_EN=Low、3.3V_EN=High、HtOn=Highとする。この処理によって、3.3V出力をオン、12V出力をオフ、FET25をオンに制御する。これにより、第2の電源16からの3.3V出力が第1のコンタクト部11a、吐出用ヒーター、第2のコンタクト部11b、FET25を介してGNDに接続されることになる。制御部2は、前記制御後、所定時間後に、第1のコンタクト部11a側の電圧をADコンバータ22でデジタルデータに変換し読み取る。
この読み取り値が、0.41V〜0.51Vの範囲内かを検出する。前記範囲内で測定されれば、3.3V出力電圧を62Ω(17)と10Ω(吐出用ヒータ15)で分圧した電圧であるということが言えるため、3.3V出力(第2の電源16)、62Ω抵抗(17)、吐出用ヒーター(15)、FET25、GNDが正しく接続され、正しく機能していると判断できる。すなわち、第1の電気的コンタクト部の電圧を読み取る場合には、第3のスイッチ部であるFET23と抵抗24を設けることなく、吐出ヒータ15が所定の抵抗値を備えているかまで診断することができる。
なお、図3においては、カートリッジ10における吐出ヒータ15を一つの抵抗として簡略化して示したが、実際の吐出ヘッドは複数のノズルが配列した形態となっている。すなわち、複数の吐出ヒータが並列に接続されることになる。例えば、図8に示した様に吐出用ヒーター15の値10Ωは、吐出用ヒーター100Ω10個を並列に接続することで、10Ωとし、10個のノズルを持つ吐出アクチュエータとして構成することができる。
複数の吐出ヒーターを有する吐出ヘッドを吐出ヘッド装着部に装着した場合に接続関係を図9に例示する。図9は、上記10個並列のノズル構成が、2列あるブロック構成の場合である。第2の電気的コンタクト部11bを2ブロックの吐出ノズル群(10個)の共通ヒーター端子とする。また、第1の電気的コンタクト部11aを各ブロック別々に時分割で吐出ヒーターを加熱駆動できるように2つ設け、11a1、11a2とする。そして、制御部2がVhH信号をコンタクト部11a1又は11a2に選択的に接続出来るように構成し、制御することで、複数ブロック構成のノズルにも対応することができる。
本発明は、抵抗体、圧電素子などの吐出用アクチュエータによって液体を吐出する着脱可能な吐出ヘッドを採用する液体吐出装置(薬剤吐出装置、印字装置など)における吐出機能自己診断機能及び方法の実現のために、広く利用することができる。したがって、本実施形態では薬剤吸入装置を例に説明したが、これに限られることはない。しかし、薬剤吸入装置としてより好ましく用いられる。この場合は、液状の薬剤や薬剤溶液を分散させた液体など、薬剤成分を含む液体を吐出させることが好ましい。また、吐出される液体は、液滴として吐出されるものであっても、吐出後に液滴となっても良い。薬剤は高価なので、その不要な消費を抑えることはより重要である。
本発明の一実施形態による吸入装置の内部構成図である。 本発明の一実施形態による吸入装置の外観図である。 本発明の一実施形態による吐出制御部の回路構成図である。 本発明の一実施形態による吐出制御部を自己診断する処理のタイミングチャートである。 本発明の一実施形態によるカートリッジ装着検知動作のタイミングチャートである。 本発明の一実施形態における吐出動作タイミングチャートである。 本発明の一実施形態による吸入装置の制御部の動作を説明したフローチャートである。 本発明に用いられる吐出アクチュエータの回路図である。 本発明の別の実施形態による吐出制御部の回路構成図である。
符号の説明
1 電源
2 制御部
3 吐出制御部
10 吐出ヘッド(吐出ヘッド部と薬剤タンクが一体構造のカートリッジ(CRG))
11 吐出ヘッド装着部(着脱機構)
11a 第1の電気的コンタクト部
11b 第2の電気的コンタクト部
16 第1の電源(DC/DCコンバータ)
18、19、20、23、25 スイッチ
18、19、20 第1のスイッチ部
21 第2の電源(DC/DCコンバータ)
22 電圧測定手段(ADコンバータ)
23 第3のスイッチ部
25 第2のスイッチ部

Claims (1)

  1. 第1と第2の電気的コンタクト部を持つ吐出ヘッド装着部と、電源と、前記電源と前記第1の電気的コンタクト部との接続関係を制御するための第1のスイッチと、前記電源と第2の電気的コンタクト部との接続関係を制御するための第2のスイッチと、前記第1及び第2のスイッチを制御するための制御部とを有する液体吐出装置の吐出機能自己診断方法であって、
    前記第1のスイッチを接続とし且つ前記第2のスイッチを非接続とした状態で、前記電源を吐出ヘッドの吐出用アクチュエータ液体の吐出を起こすに充分でない電力を出力する状態にして、第1と第2のコンタクト部のうちの少なくとも一方の電圧を測定する第一工程と
    前記第1のスイッチを接続とし且つ前記第2のスイッチを非接続とした状態で、前記電源を前記吐出ヘッドの吐出用アクチュエータが液体の吐出を起こすに充分な電力を出力する状態にして、前記第1と第2のコンタクト部のうちの少なくとも一方の電圧を測定する第二工程と、
    前記第1のスイッチ及び第2のスイッチを接続とした状態で、前記電源を吐出ヘッドの吐出用アクチュエータが液体の吐出を起こすに充分でない電力を出力する状態にして、前記第1と第2のコンタクト部のうちの少なくとも一方の電圧を測定する第三工程と、
    前記第1のスイッチ及び第2のスイッチを接続とした状態で、前記電源を吐出ヘッドの吐出用アクチュエータが液体の吐出を起こすに充分な電力を出力する状態にして、第1と第2のコンタクト部のうちの少なくとも一方の電圧を測定する第四工程と、を有し、
    前記第四工程は、前記吐出ヘッドの吐出用アクチュエータに液体の吐出を可能とする電力が供給されないように、前記第2のスイッチが前記電源と前記第2の電気的コンタクト部とを抵抗を介して接続した状態で行われることを特徴とする液体吐出装置の吐出機能自己診断方法。
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