JP4844383B2 - プラント制御装置 - Google Patents
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Description
マイコン9からの出力値信号は、出力回路11でモジュール出力信号(1−5Vなど)へ変換され出力端子12より出力される。13はマイコン9に接続されたEEPROMである。
これらの設定値は、注文時指定により、工場にて設定して出荷するか、図5(d)に示したように、モジュール1に専用のターミナル2やパソコン3を接続して設定を行なう。
可変の設定値を持つ複数のモジュールが連装設置され、隣接するモジュール同士が光通信手段により信号の授受を行うプラント制御装置において、前記モジュールは自己のモジュールの設定値と隣接する少なくとも一方のモジュールの設定値を保管する設定値保管機能を有し、隣接モジュールからの要求により隣接モジュールの設定値を自己の設定値保管機能に保管する機能と、隣接モジュールへ自己のモジュールの設定値を保管要求する設定値保管要求機能を備え、
モジュールの一つが故障し、設定値が未設定の新モジュールyと交換され、この新モジュールyに対する隣接のモジュールxからの設定動作を下記の工程を含んで行うことを特徴とするプラント制御装置。
記
工程1 新モジュールyに電源を供給する。
工程2 新モジュールyから隣接のモジュールxに設定値設定要求信号を送る。
工程3 隣接モジュールxにおいて自己の設定値領域に交換前のモジュールの設定値を保管しているかを参照する。
工程4 隣接モジュールxから自己の設定値領域に保管済みの交換前のモジュールの設定値を新モジュールyに送信する。
工程5 新モジュールyで隣接モジュールxから送信された交換前のモジュールの設定値を受信し、自己の設定値領域に書き込む。
工程6 隣接モジュールxから自己モジュールの設定値を新モジュールyに送信する。
工程7 新モジュールyで隣接モジュールxから送信された隣接モジュールxの設定値を受信し自己の設定値領域に書き込む。
図1において、15,16は光素子であり、マイコン9の、それぞれ独立した通信ポートへ接続されている。上下のモジュールは同等であり、光素子15,16を介して互いに通信が行なえるようになっている。
図2(a)に示すように、筐体17には前述の光素子15が実装されたプリント基板18が収められており、もう一組の光素子(図1の16)は、プリント基板18の光素子15の反対面(b図参照)に実装されている。
ここで、設定要求フラグcは、設定値が実アプリケーションに適してない場合、設定要求(1)が保管されており、注文時に設定値指定がない場合(ユーザが保有している予備品など)がこれにあたる。
図3(a,b)はモジュールの動作フローチャート(発明部分のみ)を示す図である。
図3(a)における「設定値設定要求処理」は、電源投入時、または、モジュールの設定値を変更したとき実行され、図3(b)における「設定割込処理」は隣接モジュールからの通信で設定値の設定/保管要求が発生した場合実行される。
次に工程(ホ)に進み設定要求了解信号を受信したか否かを判断する。NOであれば工程(ニ)に戻り再び隣接機器(モジュール)に設定要求を送信する。
はじめに(イ)において、隣接機器(モジュール)からの設定値保管要求が発生しているか否かについて判断する。設定値保管要求であれば工程(ロ)に進んで、隣接機器からの設定値を受信する。
次に工程(ハ)に進んで受信設定値をEEPROM(b)に書き込んで保存し、工程(ニ)に進んで設定値保管フラグ=1をEEPROM(b)に書き込んで保存する。
工程(ホ)に戻り、設定値保管要求が未保管(0)であれば、工程(チ)に進んで前述の工程を実行する。
なお、故障前は各モジュールのEEPROM(図2cのa,b)には正しく設定値が設定されており、隣接するモジュールの設定値も保管され、図2cの設定要求フラグは(c)=0で設定済み、隣接モジュール設定値保管フラグはd=1で保管済みとなっているものとする。
当該モジュールyの「設定要求フラグ」は1(設定要求)なので、「設定値設定要求」電文が隣接するモジュールxに送られる(a)。
次にモジュールyから、モジュールxに要求了解の電文が送られる(e)。
そして、モジュールyでは、その設定値が隣接モジュール設定値領域(EEPROM−b)へ保管され、「隣接モジュール設定値保管フラグ」(EEPROM−d)が1(保管済み)に書き換えられ、隣接モジュールの設定値が保管される。
なお、操業中、モジュールxの設定値変更を行なったときは、フローチャート図3(a)のフローcが行なわれ隣接モジュールyに設定値の再保管が行なわれる。
2 ハンディターミナル
3 パソコン
4 通信用ケーブル
5 変換アダプタ
7 入力端子
8 入力処理回路
9 マイコン
10 絶縁回路
11 出力回路
12 出力端子
13 EEPROM
14 通信ポート
15,16 光素子
18 プリント基板
19 開口部
Claims (1)
- 可変の設定値を持つ複数のモジュールが連装設置され、隣接するモジュール同士が光通信手段により信号の授受を行うプラント制御装置において、前記モジュールは自己のモジュールの設定値と隣接する少なくとも一方のモジュールの設定値を保管する設定値保管機能を有し、隣接モジュールからの要求により隣接モジュールの設定値を自己の設定値保管機能に保管する機能と、隣接モジュールへ自己のモジュールの設定値を保管要求する設定値保管要求機能を備え、
モジュールの一つが故障し、設定値が未設定の新モジュールyと交換され、この新モジュールyに対する隣接のモジュールxからの設定動作を下記の工程を含んで行うことを特徴とするプラント制御装置。
記
工程1 新モジュールyに電源を供給する。
工程2 新モジュールyから隣接のモジュールxに設定値設定要求信号を送る。
工程3 隣接モジュールxにおいて自己の設定値領域に交換前のモジュールの設定値を保管しているかを参照する。
工程4 隣接モジュールxから自己の設定値領域に保管済みの交換前のモジュールの設定値を新モジュールyに送信する。
工程5 新モジュールyで隣接モジュールxから送信された交換前のモジュールの設定値を受信し、自己の設定値領域に書き込む。
工程6 隣接モジュールxから自己モジュールの設定値を新モジュールyに送信する。
工程7 新モジュールyで隣接モジュールxから送信された隣接モジュールxの設定値を受信し自己の設定値領域に書き込む。
Priority Applications (1)
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JP2006343933A JP4844383B2 (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | プラント制御装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006343933A JP4844383B2 (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | プラント制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008160251A JP2008160251A (ja) | 2008-07-10 |
JP4844383B2 true JP4844383B2 (ja) | 2011-12-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006343933A Expired - Fee Related JP4844383B2 (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | プラント制御装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110071766A (zh) * | 2017-12-12 | 2019-07-30 | 发那科株式会社 | 模块以及电子设备 |
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JPH09284228A (ja) * | 1996-04-19 | 1997-10-31 | Sekisui Chem Co Ltd | モジュール組み合わせ式制御装置 |
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2006
- 2006-12-21 JP JP2006343933A patent/JP4844383B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110071766A (zh) * | 2017-12-12 | 2019-07-30 | 发那科株式会社 | 模块以及电子设备 |
US10957677B2 (en) | 2017-12-12 | 2021-03-23 | Fanuc Corporation | Modules configured to emit and receive light in adjacent directions |
CN110071766B (zh) * | 2017-12-12 | 2021-06-08 | 发那科株式会社 | 模块以及电子设备 |
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Publication number | Publication date |
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JP2008160251A (ja) | 2008-07-10 |
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