JP4843594B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車のスイングアームの取付け構造に関する。
自動二輪車は、車体フレームの後部からスイングアームを延ばし、このスイングアームの後部に後輪を取付けた形態のものが広く採用されている。スイングアームは上下にスイングさせるため、車体フレームに軸受を介して連結される(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭60−142184号公報(第1図〜第4図)
特許文献1の図を参照しながら従来の技術を説明する。
特許文献1の第4図に、ピボットシャフト27、ニードルローラ28、球体30からなるスイングアームの支持構造が開示されている。ニードルローラ28でラジアル荷重を分担し、球体30でスラスト荷重を分担する。
周知技術として掲げられた第2図は、ボールベアリング11を採用し、同第1図は、テーパローラベアリング5を採用している。
第4図では、球体30を、奥の受板29に適当な力で接触させる必要がある。仮に、球体30と受板29との間に隙間があると、受板29に接触させる際に球体30に大きな力が加わる。
この点、第2図は、取付けが容易であるが、反面、ボールベアリング11の外径が大きいため、スイングアームの先端が大型化し、スイングアームの重量の増加が避けられない。
第1図も、テーパローラベアリング5の外径が大きいため、スイングアームの先端が大型化し、スイングアームの重量が増加する傾向にある。
このようなことから、取付け性や軽量化の更なる改良が望まれている。
本発明は、取付け性の向上や軽量化が達成できる自動二輪車のスイングアームの取付け構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ヘッドパイプから後方へメインフレームを延ばし、このメインフレームの後部に左右のピボットプレートを備え、これらのピボットプレートから後方へスイングアームを延ばし、このスイングアームで左右の後輪支持部材を支持し、これらの後輪支持部材で後輪を回転自在に支持させるようにした自動二輪車において、
前記スイングアームは、アッパアームと、このアッパアームの前端に一体形成され車幅方向に延ばされている、中空筒状の前側上部取付部材と、ロアアームと、このロアアームの前端に一体形成され車幅方向に延ばされている、中空筒状の前側下部取付部材とを備え、
前側上部取付部材は、前記左右のピボットプレートから各々延ばされた、片持ち梁状の支軸と、これらの支軸に取付けられ、ラジアル荷重とスラスト荷重の両方を受けることができるラジアル−スラスト軸受とにより、ピボットプレートの上部に支持され、
前側下部取付部材は、前記左右のピボットプレートに渡したロッドと、このロッドに取付けられたラジアル軸受とにより、ピボットプレートの下部に支持されることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、アッパアームは、自動調心軸受を介して後輪支持部材に連結されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、ラジアル軸受は、複数の軸受で構成し、これらのうち、駆動伝動機構側に設ける軸受は、針状ころ軸受であることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、リヤサスペンションの下端はロアアームに設けられているサスペンション下部取付部で支承され、リヤサスペンションの上端は、前側上部取付部材から突出させた突出部に設けられているサスペンション上部取付部で支承されるようにして、アッパアームとロアアームとの間にリヤサスペンションを掛け渡し、
ロッドの中心からサスペンション下部取付部までの距離より、支軸の中心からサスペンション上部取付部までの距離が、短く設定されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、自動調心軸受は、すべり軸受であることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、アッパアームの前端に筒形状の前側上部取付部材を備え、この前側上部取付部材にラジアル−スラスト軸受を取付けるようにした。前側上部取付部材が筒形状であって中空であるため、アッパアームの軽量化が図れる。一般に、左右の軸受間に細長いカラーを介在させて、軸受の左右位置を決定するが、本発明では、カラーが不要であり、カラーによる重量増加をも回避することができる。
請求項2に係る発明では、アッパアームは、自動調心軸受を介して後輪支持部材に連結されていることを特徴とする。自動調心軸受の採用で、軸心は自動で調整されるため、アッパアームの取付け作業が楽になる。
請求項3に係る発明では、ラジアル軸受は、複数の軸受で構成し、これらのうち、駆動伝動機構側に設ける軸受は、針状ころ軸受とした。針状ころ軸受は、ニードルベアリングと呼ばれ、受圧面積を増大させることができる。駆動伝動機構側に設ける軸受は、荷重負担の割合が大きいが、針状ころ軸受で容易に対応させることができる。
請求項4に係る発明では、ロッドの中心からサスペンション下部取付部までの距離より、支軸の中心からサスペンション上部取付部までの距離が、短く設定されている。モーメントは距離に比例するため、モーメントが大きな方のロッドは、負荷負担の割合が大きくなり、モーメントが小さな方の支軸は、負荷負担の割合が小さくなる。
ロッドは剛性が高いため、荷重負担の増加に良好に対応する。一方、荷重負担が小さい、支軸及び筒形状の前側上部取付部材は、要求される剛性が小さい。すなわち、支軸は片持ち梁とすることができ、且つ筒形状の前側上部取付部材が採用できる。この結果、アッパアームの軽量化が容易に達成できる。
請求項5に係る発明では、自動調心軸受は、すべり軸受であることを特徴とする。すべり軸受は、ころがり軸受に比較して、格段に大きな荷重に耐える。この結果、自動調心軸受の小型化、軽量化が可能となり、アッパアームの後部のコンパクト化と軽量化が図れる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の要部斜視図であり、ヘッドパイプ11から後方へ(図面右へ)メインフレーム12を延ばし、このメインフレーム12の後部に左右のピボットプレート13L、13R(Lは乗員から見て左、Rは右を意味する添え字である。以下同様。)を備え、これらのピボットプレート13L、13Rから後方へスイングアーム20を延ばし、このスイングアーム20で左右の後輪支持部材15L、15Rを支持し、これらの後輪支持部材15L、15Rで後輪16を回転自在に支持させるようにした。
メインフレーム12は、本例では、ヘッドパイプ11から二股状に分岐させた左フレーム12Lと右フレーム12Rとからなる。なお、メインフレーム12はヘッドパイプ12から後方へ延ばした一本のフレームであってもよい。しかし、左右のピボットプレート13L、13Rの取付け性を考えた場合は、左右フレーム12L、12Rで構成した方が製造などが容易になる。
スイングアーム20は、想像線で示す駆動力伝達機構21の上方に配置されるアッパアーム22と、駆動力伝達機構21の下方に配置されるロアアーム23とで構成される。
駆動力伝達機構21は、具体的にはエンジンの動力を伝達するドライブシャフト又はローラチェーンである。
アッパアーム22は、アッパ左アーム22Lと、アッパ右アーム22Rと、これらのアーム22L、22Rの中間位置(後輪16の図左側)に渡したアッパクロス部24と、アーム22L、22Rの先端に渡した前側上部取付部材25とからなり、平面視で鳥居の形状を呈している。アッパアーム22は、金属管の溶接又は鋳造で造られた中空構造が望ましい。
ロアアーム23は、ロア左アーム23Lと、ロア右アーム23Rと、これらのアーム23L、23Rの中間位置(後輪16の図左側)に渡したロアクロス部27と、アーム23L、23Rの先端に渡した前側下部取付部材28とからなり、平面視で鳥居の形状を呈している。ロアアーム23も、金属管の溶接又は鋳造で造られた中空構造が望ましい。
図2はスイングアームの側面図であり、ピボットプレート13Lの上部13Laに支軸31を介してアッパアーム22が上下動可能に連結され、このアッパアーム22の後端が第1ボルト32を介して後輪支持部材15Lの上部に連結されている。
また、ピボットプレート13Lの下部13Lbにロッド33を介してロアアーム23が上下動可能に連結され、このロアアーム23の後端が第2ボルト34を介して後輪支持部材15Lの下部13Lbに連結されている。なお、手前のロア左アーム23Lに対して、奥のロア右アーム23Rは上方へ湾曲している。
図3は図2の3−3線断面図であり、左のピボットプレート13Lと右のピボットプレート13Rとの間に、前側上部取付部材25と、前側下部取付部材28とが配置されている。これらの前側上部取付部材25と、前側下部取付部材28との取付構造を以下に順に説明する。
上方に示されている、中空筒状の前側上部取付部材25の両端に、ラジアル−スラスト軸受としての円錐ころ軸受36、36を圧入し、これらの円錐ころ軸受36、36の内輪へ支軸31、31を挿入する。円錐ころ軸受36は内輪と外輪との間に円錐ころ37を介在させた軸受であり、円錐ころ37が支軸31の軸線38に対して傾斜しているため、軸線38に平行に作用するスラスト荷重と、軸線38に直角に作用するラジアル荷重との両方の荷重を受けさせることができる。このような軸受をラジアル−スラスト軸受(アンギュラ軸受を含む)と呼ぶ。
次に、ピボットプレート13L、13Rに設けてある雌ねじ39、39へ、支軸31、31の外周に設けてある雄ねじ41、41をねじ込む。ねじ込み量を変えると、左右の支軸31、31の間隔が変化する。左右の支軸31、31の間隔が所定値になったら、ロックナット42、42を雌ねじ39、39にねじ込む。これで、支軸31、31はピボットプレート13L、13Rに固定される。
なお、43、43は、カバーであり、封入グリースの保持などの役割を果たす。44、44はC形止め輪であり、円錐ころ軸受36、36の抜け止めの役割を果たす。カバー43やC形止め輪44は省くこともできる。
前側上部取付部材25が筒形状であって中空であるため、アッパアームの軽量化が図れる。また、一般に、左右の軸受間に細長いカラーを介在させて、軸受の左右位置を決定するが、本発明では、長いカラー(後に説明する符号49)が不要であり、カラーによる重量増加をも回避することができる。
加えて、ラジアル−スラスト軸受(円錐ころ軸受36)の奥が塞がっていない(極く薄いカバー43は無視する。)ので、空気の対流が期待でき、ラジアル−スラスト軸受の温度上昇を抑制することができる。
次に、前側下部取付部材28の取付構造を説明する。
前側下部取付部材28も中空筒体であって、一端(図右端)からラジアル玉軸受45を挿入し、次に第1の針状ころ軸受46を挿入し、この第1の針状ころ軸受46の抜け止めてとしてC形止め輪47を取付け、オイルシール48を取付ける。
続いて、他端(図左端)から筒状で長いカラー49を挿入し、第2の針状ころ軸受51を挿入し、オイルシール52を取付け、鍔付きカラー53を第2の針状ころ軸受51に挿入する。
このように予め組み上げた前側下部取付部材28などを、左右のピボットプレート13L、13Rの間に置き、右のピボットプレート13Rに設けてある円筒ナット54を回し、この円筒アジャスタボルト54で、カラー58、ラジアル玉軸受45の内輪、長いカラー49及び鍔付きカラー53で押し、この押付け力が所定値に達したら、円筒アジャスタボルト54の雄ねじにロックナット55をねじ込む。これで、円筒ナット54は右のピボットプレート13Rに固定される。右から、ロッド33を挿入し、先端に座金56を介してナット57をねじ込む。
前側下部取付部材28は、第1の針状ころ軸受46、ラジアル玉軸受45及び第2の針状ころ軸受51からなる複数のラジアル軸受けにより、回転自在にロッド33に支承されている。
ラジアル玉軸受45は、基本的にはラジアル荷重を受けるものであるが、ラジアル玉軸受の一種であるアンギュラ玉軸受を用いることで、スラスト荷重も受けることができる。ラジアル玉軸受45でラジアル荷重を負担させることができるため、隣に設けた第1の針状ころ軸受46は、ニードルが短く、ニードルの径が小さな、小型ニードルベアリングとすることができる。
一方、想像線で示す駆動力伝達機構21側に配置されている第2の針状ころ軸受51は、ニードルが長く、ニードルの径が大きな大型ニードルベアリングとした。これで、受圧面積及び耐荷重性能を増大させることができた。すなわち、駆動伝動機構21側に設ける軸受は、荷重負担の割合が大きいが、大型ニードルベアリングである、第2の針状ころ軸受51で負荷に対応させるようにした。
図4はリヤクッションの取付け状態を説明する図であり、リヤサスペンション59の下端はロアアーム(ロアクロス部27)に設けられているサスペンション下部取付部61で支承され、リヤサスペンション59の上端は、前側上部取付部材25から突出させた突出部62(図3参照)に設けられているサスペンション上部取付部63で支承されるようにして、アッパアームとロアアームとの間にリヤサスペンション59が掛け渡されている。
そして、ロッド33の中心からサスペンション下部取付部61までの距離L1より、支軸31の中心からサスペンション上部取付部63までの距離L2が、短く設定されている。
力学におけるモーメントの大きさは距離に比例するため、モーメントが大きな方に配置されるロッド33は、負荷負担の割合が大きくなり、モーメントが小さな方の支軸31は、負荷負担の割合が小さくなる。
ロッド33は剛性が高いため、荷重負担の増加に良好に対応する。一方、荷重負担が小さい支軸31及び筒形状の前側上部取付部材25は、要求される剛性が小さい。そのため、支軸31は片持ち梁とすることができ、且つ筒形状の前側上部取付部材25が採用できる。この結果、アッパアームの軽量化が容易に達成できる。
アッパ右アーム22Rの後端は二股に分かれており、この上部二股部64が後輪支持部材15Rに第1ボルト32で連結されている。同様に、ロア右アーム23Rの後端は二股に分かれており、この下部二股部65が後輪支持部材15Rに第2ボルト34で連結されている。連結構造の詳細を次図で説明する。なお、66はブレーキキャリパーであり、後輪支持部材15Rに取り外し可能に設けられている。
図5は図4の5−5線断面図であり、第1ボルト32による取付構造と、第2ボルト34による取付構造とを順に説明する。
後輪支持部材15Rの上部に、水平に上部穴68が開けられており、この上部穴68に自動調心すべり軸受69が挿入されている。自動調心すべり軸受69は、中央に球面部71を備える中空軸72と、球面部71を囲うブッシュ73とからなる。
中空軸72を静止部材とした場合に、ブッシュ73は矢印(1)のように回転する。また、中空軸72を静止部材とした場合に、ブッシュ73は角度θだけ揺動する。このように角度θだけ、中空軸72を相対的に傾けても、軸受の機能が維持される軸受を自動調心軸受と呼ぶ。
自動調心軸受には、ころがり軸受の要素を組込んだ自動調心玉軸受や自動調心ころ軸受と、すべり軸受の要素を組込んだ自動調心すべり軸受とがある。
自動調心玉軸受や自動調心ころ軸受は、回転に伴って発生する回転抵抗が小さいという利点を有するが、玉やころの耐荷重に限界があるため、高負荷部位に適用すると、大径になる。
この点、自動調心すべり軸受は、回転に伴って発生する回転抵抗が大きいという難点を有するが、高負荷部位に適用することができ、小径化が達成できる。
そこで、本実施例では、自動調心すべり軸受69を採用した。
なお、スペース的に許容されれば、自動調心軸受に、自動調心玉軸受又は自動調心ころ軸受を採用することは差し支えない。
このような自動調心すべり軸受69を、アッパアームの上部二股部64に配置し、中空軸72に第1ボルト32を差込み、この第1ボルト32の先端にナット74をねじ込む。これで、アッパアームの上部二股部64に後輪支持部材15Rの上部が相対回転(矢印(1))自在に連結されたことになる。
次に、第2ボルト34について説明する。
後輪支持部材15Rの下部に、水平に下部穴75が開けられており、この下部穴75に2個の玉軸受76、76と、オイルシール77、77が挿入されている。これらのオイルシール77、77には短いカラー78、78を挿入し、これらの短いカラー78、78で2個の玉軸受76、76を挟む構造とした。
このような後輪支持部材15Rの下部を、ロアアームの下部二股部65の間に配置し、第2ボルト34を差込み、この第2ボルト34の先端にナット79をねじ込む。これで、ロアアームの下部二股部65に後輪支持部材15Rの下部が相対回転(矢印(2))自在に連結されたことになる。
想像線で示す後輪支持部材15Rは、図面左右に撓むことがある。この場合、上方の自動調心すべり軸受69で、角度θまでの揺動が吸収され、後輪支持部材15Rの撓みが吸収される。この結果、下位の玉軸受76、76に、過大な力が加わる心配はなく、玉軸受76、76の寿命を良好に維持させることができる。
図5では、右の後輪支持部材15Rについて説明した。左の後輪支持部材15L(図2)についても、同様の構造であるため詳細な説明は省略する。
本発明は、自動二輪車のスイングアームの取付構造に好適である。
本発明に係る自動二輪車の要部斜視図である。 スイングアームの側面図である。 図2の3−3線断面図である。 リヤクッションの取付け状態を説明する図である。 図4の5−5線断面図である。
符号の説明
11…ヘッドパイプ、12…メインフレーム、13L、13R…左右のピボットプレート、13La…ピボットプレートの上部、13Lb…ピボットプレートの下部、15L、15R…左右の後輪支持部材、16…後輪、20…スイングアーム、21…駆動力伝達機構、22…アッパアーム、23…ロアアーム、25…前側上部取付部材、28…前側下部取付部材、31…支軸、33…ロッド、36…ラジアル−スラスト軸受(円錐ころ軸受)、45…ラジアル玉軸受、46…ラジアル軸受としての第1の針状ころ軸受、51…駆動力伝達機構側に設けられているラジアル軸受としての針状ころ軸受(第2の針状ころ軸受)、59…リヤサスペンション、61…サスペンション下部取付部、62…突出部、63…サスペンション上部取付部、69…自動調心軸受(自動調心ころ軸受)、L1…ロッドの中心からサスペンション下部取付部までの距離、L2…支軸の中心から前記サスペンション上部取付部までの距離。

Claims (5)

  1. ヘッドパイプから後方へメインフレームを延ばし、このメインフレームの後部に左右のピボットプレートを備え、これらのピボットプレートから後方へスイングアームを延ばし、このスイングアームで左右の後輪支持部材を支持し、これらの後輪支持部材で後輪を回転自在に支持させるようにした自動二輪車において、
    前記スイングアームは、アッパアームと、このアッパアームの前端に一体形成され車幅方向に延ばされている、中空筒状の前側上部取付部材と、ロアアームと、このロアアームの前端に一体形成され車幅方向に延ばされている、中空筒状の前側下部取付部材とを備え、
    前側上部取付部材は、前記左右のピボットプレートから各々延ばされた、片持ち梁状の支軸と、これらの支軸に取付けられ、ラジアル荷重とスラスト荷重の両方を受けることができるラジアル−スラスト軸受とにより、ピボットプレートの上部に支持され、
    前側下部取付部材は、前記左右のピボットプレートに渡したロッドと、このロッドに取付けられたラジアル軸受とにより、ピボットプレートの下部に支持されることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記アッパアームは、自動調心軸受を介して前記後輪支持部材に連結されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 駆動力を伝達する駆動力伝達機構を備え、
    前記ラジアル軸受は、複数の軸受で構成し、これらのうち、前記駆動伝動機構側に設ける軸受は、針状ころ軸受であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車。
  4. リヤサスペンションの下端は前記ロアアームに設けられているサスペンション下部取付部で支承され、前記リヤサスペンションの上端は、前側上部取付部材から突出させた突出部に設けられているサスペンション上部取付部で支承されるようにして、前記アッパアームと前記ロアアームとの間にリヤサスペンションを掛け渡し、
    前記ロッドの中心から前記サスペンション下部取付部までの距離より、前記支軸の中心から前記サスペンション上部取付部までの距離が、短く設定されていることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の自動二輪車。
  5. 前記自動調心軸受は、すべり軸受であることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車。
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