JP4842596B2 - 喫煙室 - Google Patents

喫煙室 Download PDF

Info

Publication number
JP4842596B2
JP4842596B2 JP2005259306A JP2005259306A JP4842596B2 JP 4842596 B2 JP4842596 B2 JP 4842596B2 JP 2005259306 A JP2005259306 A JP 2005259306A JP 2005259306 A JP2005259306 A JP 2005259306A JP 4842596 B2 JP4842596 B2 JP 4842596B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall surface
smoking room
ceiling
air
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005259306A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007071454A (ja
Inventor
誠一 ▲高▼崎
浩永 村上
康治 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Original Assignee
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takasago Thermal Engineering Co Ltd filed Critical Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Priority to JP2005259306A priority Critical patent/JP4842596B2/ja
Publication of JP2007071454A publication Critical patent/JP2007071454A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4842596B2 publication Critical patent/JP4842596B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ventilation (AREA)

Description

本発明は,喫煙ブースその他喫煙を許容する空間(以下,本発明において「喫煙室」という)に関する。
近年,健康増進法の施行により,公共施設などでは喫煙を限られた空間においてのみ許容するようになっている。そして,建物内で分煙のための喫煙室が形成される例が多い。ここでは煙草の煙を喫煙室の外に漏らさないことが重要である。さらに,喫煙室においても,煙草の煙が衣服に付着しないこと,喫煙室内に煙が充満することによって喫煙者が必要とする以上の煙を吸込まないことが望まれる。
一方,例えば分煙に配慮して既存の建物に喫煙室を設けようとする場合,排気処理,例えば排気ダクトの敷設に苦慮することになる。天井裏には既設の配管やダクト,ケーブル類が縦横にめぐらされており,これを迂回する必要がある。この問題は新築建物において天井裏の高さを抑えて建築費を低廉に抑えようとする場合にも共通する。なお,喫煙室内に空気清浄機を設置し,煙を浄化して循環させても効果は限られ,喫煙者のアメニティを考慮すれば排気処理は不可避である。
加えて,建物管理者には排気ファンその他の動力費を抑えて省エネルギーに貢献したいという要望もある。
本出願人の先行技術調査の結果では,(1)灰皿近くに設けた空気吹き出し器で上向き気流を生成させ,対向する排気口から排気するもの(特許文献1),(2)喫煙者の足下近くに空気を吹き出す吹出口と天井近くの吸込口を備えた空気浄化装置を設置し,かつテーブルに上向き気流を生成するミニ送風機を複数設置するもの(特許文献2),(3)同様に下吹出し上吸込み空気清浄機を用い,吸込み風量のうち下部吹出しの給気量と排気量の割合を1:4(吸込量は吹出量の5倍)に分流させるもの(特許文献3)が見出された。
特開平10−170036号公報 特開平5−237321号公報 特開平10−381号公報
しかし,前記した(1)から(3)の発明は,喫煙者が定位置での喫煙をすることを前提としている。実際には喫煙者は喫煙者同士で会話をし,あるいは運動のために喫煙室内を歩行するなど,定位置にとどまることは少ない。この事情は省スペースその他の理由から椅子を設置しない喫煙室では顕著である。また,前記した(1)から(3)の発明では,ミニ送風機や空気清浄機などのコストがかかる。さらに前述した既設建物の盛り替えに際しての融通性については開示していない。
また,喫煙者の喫煙の動機のひとつとして「気分転換」がある。例えばオフィスの喫煙スペースで喫煙者は知己と会話をしたり体を動かしてリフレッシュして自席に戻る。また漫然と時間を過ごすことを嫌う喫煙者らが喫煙室内で簡単な打ち合わせをすることもある。一方,喫煙ブース内に積極的にリフレッシュ等に資する機能を持たせられれば新規な商品を提供できるが,その分のスペースを犠牲にしたくないという要望もある。
本発明の目的は,喫煙室内の喫煙者のアメニティに考慮し,かつこれらを省エネルギーで行えるとともに,喫煙者に着座定着を強いることなく喫煙室内から非喫煙室内への煙の漏洩を防ぎ,しかも施設の盛り替えに柔軟に対応できる喫煙室を廉価に提供することにある。加えて,本発明の目的は,喫煙者に喫煙室内で気分転換をする機能や喫煙の時間を他のことにも使える機能を提供すること,喫煙室内の壁面を有効に利用できるようにすることにある。
本発明によれば,壁面4面により周囲を仕切られる喫煙室であって,一壁面に灰皿を配置させるテーブルを設け,前記一壁面の前記テーブルよりも下方に,風速0.3〜0.7m/secで室内に向けて給気する給気口を設け,前記一壁面の前記テーブルよりも上方における下部および天井面の前記一壁面寄りの箇所に,室内の空気を吸引排気する排気口を設け,前記一壁面の前記テーブルよりも上方に排気チャンバを形成し,前記一壁面の前記テーブルよりも上方における上部を喫煙者の視覚に訴える部分とし,もしくはホワイトボードとして構成とし,前記排気チャンバ内に,電装機器類または電線類が納められていることを特徴とする,喫煙室が提供される。
また,本発明によれば,壁面4面により周囲を仕切られる喫煙室であって,一壁面と該一壁面に対向する他の一壁面に灰皿を配置させるテーブルをそれぞれ設け,前記一壁面と前記他の一壁面の前記テーブルよりも下方に,風速0.3〜0.7m/secで室内に向けて給気する給気口をそれぞれ設け,前記一壁面の前記テーブルよりも上方における下部および天井面の前記一壁面寄りの箇所と,前記他の一壁面の前記テーブルよりも上方における下部および天井面の前記他の一壁面寄りの箇所に,室内の空気を吸引排気する排気口をそれぞれ設け,前記一壁面と前記他の一壁面の前記テーブルよりも上方に排気チャンバをそれぞれ形成し,前記一壁面の前記テーブルよりも上方における上部と前記他の一壁面の前記テーブルよりも上方における上部を喫煙者の視覚に訴える部分とし,もしくはホワイトボードとして構成とし,前記排気チャンバ内に,電装機器類または電線類が納められていることを特徴とする,喫煙室が提供される。
本発明によれば,低速の吹き出しにより室内の喫煙者にドラフトを感じさせず,反転気流により煙を速やかに室内から排除できる。在室者が所定位置にとどまっていなくとも,反転気流に誘引されて煙が排出される。なお,「風速0.3〜0.7m/secで室内に向けて給気する」とは,給気口の給気面(開口面)で計測した風速が0.3〜0.7m/secであることを意味する。通常,給気面で計測する風速は例えば2m/secであるが,本発明では,0.3〜0.7m/secの低速での吹き出しを採用する。低速吹き出しにより省エネルギーに寄与する。「喫煙室」とは,仮設間仕切りやビニールカーテンで空間を区画したいわゆる喫煙ブースのほか,カラオケルームや応接室,その他飲食店の喫煙スペースなど,喫煙を許容する室を指す。
なお,テーブルの上には灰皿を配置させることができる。該テーブルの下方で給気し,テーブルの上方で排気することとなる。喫煙者の視覚に訴える部分とは,例えば,前記一壁面の前記テーブルよりも上方における上部や,前記他の一壁面の前記テーブルよりも上方における上部を,鏡やガラスなどを配置して喫煙者の姿をチェックする機能を果たす部分や,液晶等の表示装置を配置して,建物保有者その他のコマーシャルビデオを映写して宣伝の機能を果たす部分,カレンダーやポスター,絵画を貼って計画のチェックや注意換気,癒し等の働きかけを喫煙者に伝える機能を果たす部分として活用することを意味する。また,ホワイトボードとして構成してもよい。
同一壁面とその近傍の天井面に給気口と排気口を備えるためダクト工事その他の施工が容易で,かつスペースを有効に利用できる。この場合,前記一壁面の前記テーブルよりも上方における下部および天井面の前記一壁面寄りの箇所を覆う逆断面L字形状の排気チャンバを設け,および/又は,前記他の一壁面の前記テーブルよりも上方における下部および天井面の前記他の一壁面寄りの箇所を外側から覆う逆断面L字形状の排気チャンバを設け,該排気チャンバに排気ダクトを接続した構成としても良い。
前記一壁面と略平行の,前記一壁面および前記天井面に向って流れる空気を部分的に遮る遮蔽体を喫煙室の天井部に設け,前記遮蔽体と喫煙室の天井との間に,開放空間を設けた構成としても良い。この場合,前記室内に向けて給気した空気が,前記一壁面もしくは前記他の一壁面に向う方向に反転して排気される途中で,前記喫煙室の天井部に設けた遮蔽体の上下を通過することになる。本発明者らの知見によれば,遮蔽体を天井部に設置しない場合,室内天井部近くで煙の渦が発生することが視認された。これが滞留すると喫煙者の頭部への煙の付着するなどのおそれがある。そこで,本発明者らは室の天井部に遮蔽体を設けることで煙渦滞留を未然に防止することに成功した。また喫煙室の在室者が例えば灰皿の位置から離れて移動しても,排気口からの吸引による反転流と遮蔽体周囲の風みちにより有効に排気がなされることが判明した。なお,例えば遮蔽体として,ロールブラインドを用いることができる。また,遮蔽体として,照明を用いることができる。いずれも建物の建築時に使用される資材で容易に入手でき,前者では保守や在室者による高さ調整が可能である。後者では喫煙室内で使用する照明を良好な気流の形成手段として兼用でき,部材点数を削減できる。
本発明によれば,喫煙者のアメニティに考慮しつつ喫煙室内から非喫煙空間への煙の漏洩を防ぐことができ,喫煙者に着座定着を強いることなくかつこれらを省エネルギーで行い,しかも施設の盛り替えに柔軟に対応できる喫煙室を廉価に提供できるようになる。また,喫煙室の一壁面や他の一壁面の一部を,コマーシャル等の機能を果たす部分とすることにより,喫煙室内の壁面を有効に利用できるようになる。また,喫煙室に在室者の時間を有効に使え,癒しや気分転換に貢献しまたは意識を誘引して商品等を周知させるという機能を提供できる。また,上部をホワイトボードとして構成すれば,簡単な打ち合わせや会話の話題の要点や具体例を単記でき,能率や興味を増進する。
以下,本発明の好ましい実施の形態を図面を参照に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。図1,2は,本発明の実施の形態に係る喫煙室1の構成を説明するための平面図と正面図である。図3は,テーブル20と給気口25および排気口26が設けられている壁面10bを示している。
喫煙室1は,その周囲を壁面4面10a,10b,10c,10dで囲み,上下を天井面11と床面12で囲むことにより,喫煙をするための仕切られた直方体の空間に形成されている。
図示の喫煙室1では,一つの壁面10aにドア15が設けられている。喫煙者は,このドア15を開閉することにより,喫煙室1に対して出入りすることができる。このドア15が閉められると,喫煙室1の内部から外に空気が漏れ出ないようになる。
ドア15が設けられている壁面10aと直交する一方の壁面10bの内側面には,テーブル20が設けてある。テーブル20は,喫煙室1に入った喫煙者の腰の高さ近傍に,室内方向に例えば400mm程度の奥行きで壁面10bの幅いっぱいに設けられている。この実施の形態では,2500mmの高さの喫煙室1に対して,テーブル20の高さを床上900mmとしている。このテーブル20の上に灰皿を置くことができる。灰皿はテーブル20上に固定配置されていても良い。
ドア15が設けられている壁面10aと対向する壁面10c及びドア15が設けられている壁面10aと直交する他方の壁面10d(前記一方の壁面10bに対向する他方の壁面10d)と床面12は,何れも実質的に喫煙室1の内部から外に空気を流通させない閉鎖面となっている。壁面10c,10dは,例えばガラス面などとしても良いが,後述する壁面10bと同様なサンドイッチパネルで形成しても良い。
壁面10bには,テーブル20の下方において風速0.3〜0.7m/secで室内に向けて給気する給気口25が設けられ,また,テーブル20の上方において,室内の空気を吸引排気する排気口26が設けられている。また,天井面11の壁面10b寄りの箇所にも,室内の空気を吸引排気する排気口27が設けられている。これにより,テーブル20上に置かれる灰皿の高さ位置の下方に給気口25が位置し,灰皿の高さ位置の上方に排気口26,27が位置するようになっている。
テーブル20の下方においては,壁面10bは例えばサンドイッチパネルで構成される。テーブル20の下方に配置される給気口25は,壁面10bの下部において幅方向に長いスリット形状になっている。この実施の形態では,床上100mmの位置に幅700mmのスリット形状の給気口25が,500mmの間隔をおいて2つ配置してある。
テーブル20よりも上方において,壁面10bの下部には,多数の円孔からなる排気口26が全体的に分布形成されている。テーブル20よりも下方における壁面10bと同様,テーブル20よりも上方においても壁面10bをサンドイッチパネルとし,その内壁面の下部に多数の排気口26を開口させても良いが,加工上の便宜から,図示の形態では,テーブル20よりも上方において壁面10bの内壁面下部をパンチングメタル28で構成している。この実施の形態では,テーブル20上から800mmの高さまでをパンチングメタル28に形成している。
テーブル20よりも上方において,壁面10bの上部は,喫煙室1の内部にいる喫煙者に対して視覚的に訴える部分29となっている。図示の形態では,テーブル20よりも上方において,壁面10bのほぼ下半部に排気口26が全体的に分布形成され,残りの上半部が視覚的に訴える部分29に構成されている。この視覚的に訴える部分29は,例えば,鏡やガラスなどによって喫煙者の姿を写し出す鏡面,液晶等の表示装置によって建物保有者その他のコマーシャルのビデオやスライド等により宣伝とし,その他電子商取引による商品注文をするといった宣伝・広報・商取引の機能をもつ,商業的な情報面,天気予報など喫煙者の知りたい情報を伝達するニュースの情報面,絵画や表などによって計画のチェックや注意換気,癒し等の働きかけを喫煙者に伝えるその他の情報面などの構成とされる。なお,この視覚的に訴える部分29はホワイトボードとして構成してもよい。その場合,ホワイトボードは,用紙送り機能やコピー機能などを適宜備えていても良い。
上述のように,壁面10bは,テーブル20よりも下方が前後二枚の板部材で構成され,テーブル20よりも上方が,下部の内壁面をパンチングメタル28とする前後二枚の板部材で構成されたサンドイッチパネルである。即ち,壁面10b全体は,前後二枚の板部材からなるサンドイッチパネルで構成される。テーブル20よりも上方において,内壁面の上部を喫煙室1内の喫煙者に対して視覚的に訴える部分29とされている。壁面10bの内部(サンドイッチパネルの内部)には,テーブル20の高さ位置よりも下方に給気チャンバ30が形成され,テーブル20の高さ位置よりも上方に排気チャンバ31が形成されている。前述の給気口25は給気チャンバ30に連通し,前述の排気口26は排気チャンバ31に連通している。なお,サンドイッチパネルで構成される壁面10bの内部を適当な仕切部材32を用いてテーブル20の高さで上下に区画することにより,下方に給気チャンバ30,上方に排気チャンバ31を形成させている。また,この実施の形態では,これら給気チャンバ30と排気チャンバ31の幅は,2500mmである。
前述の視覚的に訴える部分29は,鏡とする場合は適当な大きさの鏡を嵌め込む等して固定すればよいが,本実態形態では,視覚的に訴える部分29として液晶画面を例示する。そのため,視覚的に訴える部分29の背部には,排気チャンバ31内部において,電装機器類や電線類を納めるチャンバ31’を形成している。
給気チャンバ30には,例えば喫煙室1内の隅角部(壁面10bと壁面10aが交差する隅角部)に配置された図示しない竪ダクトが連通し,天井裏からこの竪ダクトを経て供給された空調空気が,テーブル20の下方において給気口25から,幅方向に長い帯状または線状の気流となって喫煙室1内に給気される。竪ダクト内は,空調機の送風動力を利用するため空洞として良いが,静圧が不足する場合には必要に応じクロスフローファンを竪ダクト内や天井裏などに設置してもよい。そして,風速0.3〜0.7m/secの低速(本実施の形態では0.5m/sec)で喫煙室1内に給気する。
なお,喫煙室1内の隅角部に配置される竪ダクトは,例えば,横断面が三角形状で喫煙室1のコーナーに立設される。例えば,竪ダクト(三角形状)の辺の長さを400mmとすれば,給気風量に比して竪ダクトの幅をとらず,喫煙者に圧迫感なく室内を有効に使用できる。
排気チャンバ31の上面には,喫煙室1内の煙草煙で汚染された空気を排出するための排気ダクト34が複数箇所に接続されている。テーブル20よりも上方において,壁面10bの下部が排気口26を全体的に分布形成させたパンチングメタル27で構成されているので,喫煙室1内の煙草煙で汚染された空気を,テーブル20よりも上方において壁面10bのほぼ下半部全体から排気チャンバ31内に吸い込んで,排気ダクト34に排気するようになっている。
天井面11の上方には,壁面10b寄りの箇所に,排気チャンバ33が形成されている。この排気チャンバ33にも,喫煙室1内の煙草煙で汚染された空気を排出するための排気ダクト34が複数箇所に接続されている。排気口27は,天井面11において壁面10b寄りの箇所に幅方向に伸びるように,壁面10bとほぼ平行に設けられているので,喫煙室1内の煙草煙で汚染された空気を,天井面11の壁面10b寄りの箇所のほぼ全体から排気チャンバ33内に吸い込んで,排気ダクト34に排気するようになっている。
これら排気口26,27による排気は,排気口26,27の吸込み面(壁面10bおよび天井面11)において,給気風速(0.3〜0.7m/sec)よりもさらに低速で行い,例えば0.1〜0.3m/sec(本実施の形態では平均0.2m/sec)で吸込むようにする。また,排気量を給気量より多くすることで,喫煙室1内を負圧に保ち,室外への汚染空気の漏出を避けている。
また,前述のように,排気チャンバ31内部において,視覚的に訴える部分29の背部に電装機器類や電線類を納めるチャンバ31’が形成されているが,このチャンバ31’の上面にも,視覚的に訴える部分29を構成する液晶画面などの発熱を逃がすために排気ダクト34が接続されている。
また,喫煙室1内を歩き回る喫煙者に対し環境の劣化をさほど感じさせず,しかも室外への汚染空気の漏出を避けるための手段として,喫煙室1の天井部に遮蔽体45が設けてある。遮蔽体45は,テーブル20と給気口25及び排気口26が設けられている壁面10bと略平行に配置された板部材からなり,喫煙室1の上方において,排気口26(壁面10b)および排気口27(天井面11)に向って流れる空気を部分的に遮るように配置される。この遮蔽体45と喫煙室1の天井面11との間には,開放空間46が設けられている。本実施の形態では,遮蔽体45として,高さ250mmの鋼板製の板を金具を介してボルトで吊り下げており,遮蔽体45の上端と天井面11の間には高さ50mmの隙間(開放空間46)が設けられている。遮蔽体45の材質としては,例えば錘付きのビニールカーテンやステンレス板,アクリル板でもよく,これらの上部をあらかじめ切欠加工したものを天井面11に直付けして前記開放空間46を形成しても良い。なお,遮蔽体45の位置は,テーブル20と給気口25および排気口26の形成された壁面10bとそれに対向する壁面10dの略中間(本実施の形態では奥行き1850mmに対し950mmの位置)の幅方向いっぱいに垂下されている。そしてその下端は喫煙者の頭部より上(本実施の形態では天井高さ2500mmに対し高さ2200mmの位置)に配置されている。
以上のように構成された喫煙室1にあっては,テーブル20下方の給気口25から給気を風速0.3〜0.7m/secの低速で吹き込み,テーブル20上方の面積の大きい排気口26と天井面11の排気口27から吸込むことで,喫煙室1内に向けて給気した空気が,壁面10bに向う方向に反転して排気口26に吸い込まれる反転流を形成し,少ない換気回数で喫煙室1内を換気できるようになる。天井面に給気口と排気口を備えたシステムでは換気回数60回であるところ,本発明の実施の形態の喫煙室1によれば換気回数が20回に低減した。換気回数を低減すれば,省エネルギーに寄与するほかダクトのサイズダウンにつながり設備費・運転費ともに安価になる。
また,給気ダクト(排気ダクト)のサイズも,上記在来手法では口径300φのところ175φのスパイラルダクトの使用が可能になった。これによりダクトの梁貫通も可能となり納まりに貢献し,かつダクトワークも簡潔になる。さらに低速で排気チャンバ31上部の略全面で吸込むため,喫煙者にドラフトを感じさせることもない。
また,テーブル20上面付近で喫煙された煙は,テーブル20よりも上方において壁面10bの下部に分布して配置された排気口26から,大部分が速やかに排出されることになる。また,熱気を含む煙草の煙は天井部に上昇する途中で下方からの新鮮空気で希釈され,天井面11において壁面10b寄りの箇所に配置された排気口27に吸込まれる。こうして,各排気チャンバ31,33に吸い込まれた空気が,排気チャンバ31,33内に吸い込まれ,排気ダクトに排気される。その際,テーブル20は,気流のセパレータとして気流性状に重要な意義を有する。
そして,テーブル20よりも上方において,壁面10bの上部は,喫煙者に対して視覚的に訴える部分29となっているので,喫煙室1の内部にいる喫煙者は,この視覚的に訴える部分29を利用して有意義な時間を過ごすことができる。喫煙者は,例えば,鏡面を見ながら身だしなみを確認したり,情報面を見てコマーシャル等の情報やその他の情報を得ることができる。
また,喫煙者は喫煙室1内を歩行し移動する場合もある。かかる場合,そのままでは,喫煙室1の壁面10a,10b,10c,10dの間または天井11及び床面12と壁の間の隙間から煙が漏洩する。しかし,喫煙室1内に給気した空気が排気口26,27に向って流れる途中に遮蔽体45を設ければ,遮蔽体45下部で流路が絞られて,戻り流速が速くなり,浮上した煙が排気口26,27に向けて流れることが発明者の実験でわかった。ただし,遮蔽体45近傍で煙溜まりができ,滞留することも同時に判明し,発明者らはさらにこの解決に取り組んだ。喫煙室1の上部,遮蔽体45近傍の滞留空気は,入退室時の扉15の開閉や喫煙室1の給排気停止時に漏出するおそれがあるためである。そこで,発明者らは遮蔽体45の上部に空気の流通可能な開放空間46を設ければよいことを見出した。この上部開口(開放空間46)は遮蔽体45の排気口26の反対側に滞留した煙を排気口26に向けて逃がすが,開口(開放空間46)が大きすぎると煙の溜まりが逆に大きくなり,結局遮蔽体45の高さの半分以下が最も好適(本実施態様では遮蔽体45の1/6の高さ)であることがわかった。こうすることにより喫煙者とその衣服は煙排出の一方向流に曝されることで煙の影響を最小限に抑えられると共に,室外への煙の漏洩もほとんどなくなる。
以上,本発明の好ましい実施の形態を一例を示したが,本発明はここに例示した形態に限定されない。図1〜3では,テーブル20上方において壁面10bの下部に形成した排気口26の背部に排気チャンバ31を形成し,天井面11に形成した排気口27の上方に別の排気チャンバ33を形成した例を示した。しかしながら,例えば図4に示すように,テーブル20よりも上方における壁面10bの背部と,天井面11の壁面10b寄りの箇所を一緒に覆う逆断面L字形状の排気チャンバ50を設けた構成としても良い。かかる構成によれば,テーブル20上面付近で喫煙された煙を,排気口26,27から排気チャンバ50内に一緒に吸い込んで排気ダクト51に排気させることができる。
また,視覚的に訴える部分29の背部に形成した電装機器類や電線類を納めるチャンバ31’の上部に排気孔52を設け,チャンバ31’内の空気を,発熱による上昇気流に同伴させて排気チャンバ50内に排出させ,排気ダクト51に排気させるようにしても良い。
また,喫煙室1の天井部に設けられる遮蔽体45は喫煙室1の天井面11や,壁面10a,10cなどに固定した構成でも良いが,例えば図5に示すように,遮蔽体45として,ロールブラインド55を用いることができる。ロールブラインド55は天井面に取り付けた不図示の吊金物を解して吊設される。かかる構成とすれば,市販の製品を使って簡便に隙間のある遮蔽体45を形成できる。なお,開放空間46としては,天井面11からの吊具とロールブラインド55との間の隙間を利用できる。また,図6に示すように,遮蔽体45として,アクリル板等のケース60内に蛍光灯などのランプ61を内蔵させた照明を用いることができる。支持の仕方はロールブラインド55と同様の吊設方法を例示できる。このように照明を利用すれば,遮蔽体45として特別な部材を追加することなく,もともと必要な部材(照明)を使って遮蔽効果が得られる。また,図7に示すように,遮蔽体45として,蛍光灯などのランプ65に透明な垂れ幕66を付属させた照明とすることもできる。また,遮蔽体45は多少傾斜していてもよく,設置手段は天井面11から垂下するほか脚付きスタンドで支持されていてもよい。その下端の高さは,室内の喫煙者が起立したときの呼吸器の高さより高く,望ましくは頭部の位置より高いと移動の邪魔にならない。またその下端はドア15の高さより高くすることが望ましい。
図1〜3では,喫煙室1の周囲を仕切る壁面4面のうちの一壁面10bにテーブル20を設け,その上下に給気口25と排気口26,27を設けた形態を示した。しかしながら,本発明は,喫煙室1の周囲を仕切る壁面4面のうちの一壁面10bとそれに対向する他の一壁面10dにテーブル20を設け,その上下に給気口25と排気口26,27をそれぞれ設けた構成としても良い。即ち,図8に示す喫煙室1’では,壁面10bと,壁面10bに対向する他の壁面10dに,テーブル20を設けている。また,壁面10bにおいてテーブル20の上下に給気口25と排気口26を設けると共に,天井面11において壁面10b寄りの箇所に排気口27を設け,同様に,壁面10dにおいてテーブル20の上下に給気口25と排気口26を設けると共に,天井面11において壁面10d寄りの箇所に排気口27を設けている。この実施の形態の喫煙室1’によっても,先に図1〜3で説明した喫煙室1と同様に,喫煙室1’内に向けて給気した空気が,壁面10b,10dに向う方向にそれぞれ反転して排気口26,27に吸い込まれる反転流を形成し,少ない換気回数で喫煙室1’内を換気できるようになる。また,喫煙室1’内では,喫煙者とその衣服は煙排出の一方向流に曝されることで煙の影響を最小限に抑えられると共に,室外への煙の漏洩もほとんどなくなる。この喫煙室1’は,比較的大型の喫煙室や人数の多い喫煙室に適している。
その他,テーブル20は壁面10bや壁面10dと一体で作りつけられていてもよいし,脚付きの別体テーブルとして壁面10bや壁面10dに隣接して設置されていても良い。また,壁面10a,10b,10c,10d,天井11及び床面12,遮蔽体45には光触媒を塗布しておき,適宜紫外線を照射可能にしておくと,汚れ対策となり清掃の頻度を低減できる。図1〜3では,天井裏から給気源と排気先を連絡する形態を説明したが,本発明は床吹き出し方式の空調システムにも適用可能である。すなわち,床吹出し空調システムは2重床空間から調和空気を床面に設けた床吹出口から(場合によりカーペットを介して)給気し,天井裏に排気するのが一般であるが,かような床吹出し空調システムに本発明を適用することもできる。
本発明によれば,煙草の煙が通常発生する位置を基準に給気口と排気口を設定しているため,煙草の煙は新鮮空気とともに反転流により室外へ速やかに排出される。すなわち少風量で換気ができ省エネルギーに貢献する。なお,テーブル20の下方において喫煙室1内に給気する給気口25を壁面10bや壁面10dの下部において幅方向に長いスリット形状とすることにより,幅方向に長い帯状または線状の気流を給気することができ,給気が幅方向に長い横長形状で室内に吹き出される様子となる。これにより,いわゆる置換換気と同様,床を這う気流が喫煙室1の対向面に向かって吹き出される構成となる。給気口25は幅方向に連続した開口であってもよく,断続していてもよい。また本出願人が商品名「SWIT」として販売する旋回流形成機構(特開2002−372268号公報参照)を用いてもよい。例えばダンパ(床吹き出しの場合は床面の空気取り入れ口に水平に設ける)を用いても良い。
本発明によれば,前述の諸利点を享受しうるほか,給排気機能と灰皿を配置させるテーブル20が備えられていて,プレハブ化された部材として,建て込むだけで容易に喫煙室1を容易に形成できる。なお,ドア15からのアンダーカット,その他の開口をなくし,ドア15周囲との間をパッキンや噛みこみ構造等で気密構造をもたせる。そうすれば,外部との空気の流通をパネル間の継ぎ目のみに限定できる。また喫煙室1の周囲が非空調の場合に喫煙室1内の温熱環境を保証することができる。例えば,外来者用喫煙ブースで空調空気を取り入れるが,周囲は社内の荷捌き作業等をする空間などである場合が考えられる。また,喫煙室1を構築する際に,建物の壁面と床面を利用し,パネルは,例えば建物のコーナー部を利用する場合で床吹き出しの場合であれば,2面(コーナー以外の側面)で済む。2面の対向吹き出しタイプでも,側壁の1つに建物のガラス壁を利用すれば,3面で済む。
本発明は,近年の分煙の要請に応え,建物に喫煙を許容する空間をフレキシビリティ,アメニティとともに,低コストしかも省エネルギーで提供でき,建築設備として有益である。
本発明の実施の形態に係る喫煙室の構成を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態に係る喫煙室の構成を説明するための正面図である。 テーブルと給気口および排気口が設けられている壁面の説明図である。 テーブルよりも上方における壁面の背部と,天井面の壁面寄りの箇所を一緒に覆う逆断面L字形状の排気チャンバを設けた実施の形態の説明図である。 ロールブラインドを用いた遮蔽体の説明図である。 照明を用いた遮蔽体の説明図である。 他の照明を用いた遮蔽体の説明図である。 一壁面とそれに対向する他の一壁面にテーブルを設け,その上下に給気口と排気口をそれぞれ設けた実施の形態の説明図である。
符号の説明
1 喫煙室
10a,10b,10c,10d 壁面
11 天井面
12 床面
15 ドア
20 テーブル
25 給気口
26,27 排気口
28 パンチングメタル
29 視覚的に訴える部分
30 給気チャンバ
31,33 排気チャンバ
32 仕切部材
45 遮蔽体
46 開放空間

Claims (6)

  1. 壁面4面により周囲を仕切られる喫煙室であって,
    一壁面に灰皿を配置させるテーブルを設け,
    前記一壁面の前記テーブルよりも下方に,風速0.3〜0.7m/secで室内に向けて給気する給気口を設け,
    前記一壁面の前記テーブルよりも上方における下部および天井面の前記一壁面寄りの箇所に,室内の空気を吸引排気する排気口を設け,
    前記一壁面の前記テーブルよりも上方に排気チャンバを形成し,
    前記一壁面の前記テーブルよりも上方における上部を喫煙者の視覚に訴える部分とし,もしくはホワイトボードとして構成とし
    前記排気チャンバ内に,電装機器類または電線類が納められていることを特徴とする,喫煙室。
  2. 壁面4面により周囲を仕切られる喫煙室であって,
    一壁面と該一壁面に対向する他の一壁面に灰皿を配置させるテーブルをそれぞれ設け,
    前記一壁面と前記他の一壁面の前記テーブルよりも下方に,風速0.3〜0.7m/secで室内に向けて給気する給気口をそれぞれ設け,
    前記一壁面の前記テーブルよりも上方における下部および天井面の前記一壁面寄りの箇所と,前記他の一壁面の前記テーブルよりも上方における下部および天井面の前記他の一壁面寄りの箇所に,室内の空気を吸引排気する排気口をそれぞれ設け,
    前記一壁面と前記他の一壁面の前記テーブルよりも上方に排気チャンバをそれぞれ形成し,
    前記一壁面の前記テーブルよりも上方における上部と前記他の一壁面の前記テーブルよりも上方における上部を喫煙者の視覚に訴える部分とし,もしくはホワイトボードとして構成とし
    前記排気チャンバ内に,電装機器類または電線類が納められていることを特徴とする,喫煙室。
  3. 前記一壁面の前記テーブルよりも上方における下部および天井面の前記一壁面寄りの箇所を覆う逆断面L字形状の排気チャンバを設け,および/又は,前記他の一壁面の前記テーブルよりも上方における下部および天井面の前記他の一壁面寄りの箇所を外側から覆う逆断面L字形状の排気チャンバを設け,該排気チャンバに排気ダクトを接続したことを特徴とする,請求項2に記載の喫煙室。
  4. 前記一壁面と略平行の,前記一壁面および前記天井面に向って流れる空気を部分的に遮る遮蔽体を喫煙室の天井部に設け,前記遮蔽体と喫煙室の天井との間に,開放空間を設けたことを特徴とする,請求項1〜3のいずれかに記載の喫煙室。
  5. 前記遮蔽体として,ロールブラインドを用いたことを特徴とする,請求項4に記載の喫煙室。
  6. 前記遮蔽体として,照明を用いたことを特徴とする,請求項4に記載の喫煙室。
JP2005259306A 2005-09-07 2005-09-07 喫煙室 Expired - Fee Related JP4842596B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005259306A JP4842596B2 (ja) 2005-09-07 2005-09-07 喫煙室

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005259306A JP4842596B2 (ja) 2005-09-07 2005-09-07 喫煙室

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007071454A JP2007071454A (ja) 2007-03-22
JP4842596B2 true JP4842596B2 (ja) 2011-12-21

Family

ID=37933059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005259306A Expired - Fee Related JP4842596B2 (ja) 2005-09-07 2005-09-07 喫煙室

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4842596B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2009131157A1 (ja) * 2008-04-23 2011-08-18 日本たばこ産業株式会社 喫煙室
KR101337152B1 (ko) * 2013-04-30 2013-12-05 (주)에스피건설 흡연부스
JP2020172799A (ja) * 2019-04-11 2020-10-22 菱熱工業株式会社 分煙装置
US20220268466A1 (en) * 2021-02-24 2022-08-25 John Doerr Collapsible Smoke Containment Apparatus

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04350432A (ja) * 1991-05-28 1992-12-04 Matsushita Electric Works Ltd 室内空気の浄化方法及び浄化装置
JPH08334236A (ja) * 1995-06-08 1996-12-17 Ohbayashi Corp ブース形間仕切りユニット
JP2001180596A (ja) * 1999-12-24 2001-07-03 Kazuaki Motoki 移動手段における喫煙室

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007071454A (ja) 2007-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4145922B2 (ja) 排気方法および局所換気方法、ならびに排気装置、局所換気装置および換気システム
JP4842596B2 (ja) 喫煙室
JP4708075B2 (ja) 喫煙室換気方法および喫煙室
JP5199330B2 (ja) 喫煙室と壁部材
JP6810301B1 (ja) クリーンブース
JP2011007367A (ja) 導煙板及び喫煙エリア
JP4704172B2 (ja) 喫煙室
US20210348784A1 (en) Breathing zone ventillation system
JPH051006B2 (ja)
JP2008274626A (ja) 休憩室
US5514037A (en) Modular passive smoke ventilation system
JP5376917B2 (ja) 空間分煙対策用喫煙装置
JP2022028621A (ja) ダクトレス吹上型エアーカーテン装置
JP2006003058A (ja) 空気清浄機付喫煙所
CA3126253A1 (en) Vertical ventilation diffuser system to reduce transmission of airborne particles
JP7133768B1 (ja) 店舗用局所換気システム
JP2010150759A (ja) 喫煙ブース
JP2663219B2 (ja) 防災排煙設備
JP6723825B2 (ja) パネル装置
JP2005156127A (ja) 負圧型閉鎖空間形成システム
JP7356553B2 (ja) 作業ブース設置構造
JPH11311442A (ja) 室内の空調装置
KR100347153B1 (ko) 문화재 전시용 밀폐형 진열장의 하부장을 이용한 환기장치
KR20020048054A (ko) 특정공간(흡연구역) 환기장치
US20230383972A1 (en) Air Purifying Device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4842596

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees