JP4842141B2 - 皮膚適用のための殺内寄生生物組成物 - Google Patents

皮膚適用のための殺内寄生生物組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP4842141B2
JP4842141B2 JP2006543431A JP2006543431A JP4842141B2 JP 4842141 B2 JP4842141 B2 JP 4842141B2 JP 2006543431 A JP2006543431 A JP 2006543431A JP 2006543431 A JP2006543431 A JP 2006543431A JP 4842141 B2 JP4842141 B2 JP 4842141B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spp
alkyl
pharmaceutical composition
composition according
sec
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006543431A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007513903A5 (ja
JP2007513903A (ja
Inventor
ヴェンカタ−ランガラオ・カニカンティ
トーマス・バッハ
ゲルトラウト・アルトロイター
ミヒャエル・トロイベル
ハンス−ユルゲン・ハマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer Animal Health GmbH
Original Assignee
Bayer Animal Health GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer Animal Health GmbH filed Critical Bayer Animal Health GmbH
Publication of JP2007513903A publication Critical patent/JP2007513903A/ja
Publication of JP2007513903A5 publication Critical patent/JP2007513903A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4842141B2 publication Critical patent/JP4842141B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0014Skin, i.e. galenical aspects of topical compositions
    • A61K9/0017Non-human animal skin, e.g. pour-on, spot-on
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/495Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • A61K38/04Peptides having up to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • A61K38/15Depsipeptides; Derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

発明の詳細な説明
本発明は、環状デプシペプチド類および/またはプラジカンテルを含む経皮適用可能な組成物、並びにそれらの製造および内寄生生物を制御するためのそれらの使用に関する。
抗寄生虫的(anthelmintically)活性化合物プラジカンテル(USP4001411)は、通常経口投与される。例えば、DE−A−19941024、WO98/03157、US2002/0081292A1およびWO97/25976参照。殺内寄生生物剤(endoparasiticide)の局所適用の場合、活性化合物は、問題の内寄生生物に到達するために、皮膚を通して血流に入らなければならない。プラジカンテルは特に経皮適用に適さないので、局所経皮適用形は、予期される困難のために、特にイヌの場合、この活性化合物には一般的ではない。プラジカンテルを使用する寄生虫病の皮膚処置用組成物は、EP−A−267404に記載されている。しかしながら、この組成物の適用は、有効な経皮適用を達成するのが、一般的に、例えばイヌの場合より、かなり容易である、ネコの場合に限定される。
WO01/60380(Phoenix Scientific, Inc.)は、注射またはポアオン(pour-on)適用のための殺寄生生物製剤を開示している。その製剤は、ピロリドン溶媒、さらなる溶媒および殺寄生生物的に活性な化合物を含み得る。広範な活性化合物のリストは、なかんずく、プラジカンテルに言及している。
EP−A−1308163(Wyeth)は、モキシデクチン、プラジカンテル、ベンジルアルコール、エタノール、コロイド状シリカ、界面活性剤および油を含むゲル形態の殺内寄生生物組成物を開示している。
WO95/23590(Bomac Laboratories)は、皮膚適用のための抗寄生虫組成物の複雑な製造方法を開示している。該組成物は、担体、乳化剤、油および希釈剤を含む。適する活性化合物は、特にベンゾイミダゾール類であるが、大環状ラクトン類およびプラジカンテルも、とりわけ言及されている。
WO02/094288は、プラジカンテルと組み合わせて、エバーメクチン(avermectin)オキシム誘導体、特にセラメクチン(selamectin)を含む獣医学用医薬を記載している。提案される投与経路には、局所適用が含まれる;対応する製剤は、ジ(C2−4−グリコール)モノ(C1−4−アルキル)エーテルおよび、必要に応じて、皮膚に適合する(skin-friendly)溶媒を含む。
環状デプシペプチドPF1022およびその内寄生生物に対する作用は、EP−A382173から知られている。
さらなる環状デプシペプチド類およびそれらの殺内寄生生物作用は、独国特許出願EP−A626376;EP−A626375;EP−A644883の主題である。
プラジカンテルまたはエプシプランテル(epsiprantel)および環状デプシペプチド類を含む殺内寄生生物組成物は、EP662326に記載されている。
WO96/38165は、環状デプシペプチド類と組み合わせて、エバーメクチン類、イベルメクチン類、ミルベメクチン類を、そしてまた、必要に応じて、プラジカンテルまたはエプシプランテルを含む、殺内寄生生物組成物を提供する。
内寄生生物を制御するための、環状デプシペプチド類を含む経皮適用可能組成物は、WO01/62268に記載されている。
医薬の経皮適用を改善する浸透または透過増強剤は、原則として先行技術から知られている。例えば、Sinha et al. in Drug Development and Industrial Pharmacy, 26(11), 1131-1140 (2000); Clarys et al. European Journal of Pharmaceutics and Biopharmaceutics 46 (1998), 279-283 および Dermatopharmazie (Wissenschaftliche Verlagsgesellschaft mbH Stuttgart 2001) の第6章参照。
しかしながら、先行技術の組成物の活性のレベルおよび/または作用の期間は、特にある種の宿主の場合、ある種の生物に対して、および/または、低い適用濃度では、全ての使用領域において完全に満足のいくものではない。
現代の医薬が適合すべき幅広く多様な要件のために、例えば、活性レベル(例えば活性化合物の血漿濃度)、作用期間、作用スペクトル、適用範囲、毒性、他の活性化合物との組合せ、製剤補助剤との組合せに関して、そして、耐性が生じる可能性のために、新規医薬の開発は、決して完璧とみなせるものではなく、既知組成物よりも少なくともいくつかの局面で有利な新規組成物への、継続的な強い要望がある。
愛玩動物の所有者が殺内寄生生物的に活性な化合物を可能な限り簡単なやり方で適用できるように、経皮適用可能な組成物を提供するのが望ましい。
文献からわかる通り、局所適用の際に、分子量>1000uの分子が皮膚を透過するのは極めて困難である。比較的大きい分子量を有するペプチドまたはタンパク質の透過は特に乏しい (Cevc et al., Advanced Drug Delivery Reviews 18 (1996) 349-378; Bauer et al. Pharmazeutische Technologie, 1993, p. 364, Thieme Verlag; Gurny et al. Dermal and Transdermal Drug Delivery, 1993, p. 131, Wissenschaftliche Verlagsgesellschaft)。しかしながら、殺内寄生生物的に活性な化合物の場合、該活性化合物は、例えば消化管にいる内寄生生物に対して作用することを意図されるので、透過は前提条件である。
少数の先行技術の刊行物がプラジカンテルおよび/または環状デプシペプチド類の局所適用を提案しているが、これらの活性化合物はこの目的に特に適さないこと、および、結果として、既知の製剤は、特に、例えばいわゆる鞭虫トリチュルス・バルピス(Trichuris vulpis)および/または条虫タエニア・カニス(Taenia canis)などの病気を起こす虫(dose-driving worms)の場合、完全に満足のいくものではないことが当業者に知られている。
従って、本発明の目的は、以下の特性を有する局所適用可能な殺内寄生生物組成物を提供することである:
・様々な宿主、特にイヌにおける、また、病気を起こす虫(例えばトリチュルス・バルピス、タエニア・カニス)の場合における、良好な経皮作用、
・良好な皮膚適合性(friendliness)、
・長期の安定性、
・使用者への適合性。
本発明は、
・活性化合物として、環状デプシペプチドおよび/またはプラジカンテル、
・ピロリドン溶媒、
・テルペン透過増強剤および/または透過増強剤として作用する脂肪族脂肪酸および/または透過増強剤として作用する脂肪族脂肪アルコール、
を含む組成物を提供する。
本発明は、さらに、上述の組成物の製造および内寄生生物を制御するためのそれらの使用を提供する。
デプシペプチド類は、ペプチドに類似しており、1個またはそれ以上のα−アミノ酸形成ブロック(building block)がα−ヒドロキシカルボン酸形成ブロックにより置き換えられている点で後者と異なる。好ましい環状デプシペプチド類は、18個ないし24個の環原子、特に24個の環原子を有するものである。
18個の環原子を有するデプシペプチド類には、一般式(I):
Figure 0004842141
式中、
、RおよびRは、相互に独立して、水素、8個までの炭素原子を有する直鎖または分枝アルキル、ヒドロキシアルキル、アルカノイルオキシアルキル、アルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、メルカプトアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、アリールアルコキシカルボニルアルキル、カルバモイルアルキル、アミノアルキル、アルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、グアニジノアルキルを表し、これらは、1個または2個のベンジルオキシカルボニル基により、または、1個、2個、3個または4個のアルキル基、アルコキシカルボニルアミノアルキル、9−フルオレニルメトキシカルボニル(Fmoc)アミノアルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル並びに置換されていることもあるアリールアルキル(言及され得る置換基は、ハロゲン、ヒドロキシル、アルキルおよびアルコキシである)により置換されていることもある、
、RおよびRは、相互に独立して、水素、8個までの炭素原子を有する直鎖または分枝アルキル、ヒドロキシアルキル、メルカプトアルキル、アルカノイルオキシアルキル、アルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、アリールアルコキシカルボニルアルキル、カルバモイルアルキル、アミノアルキル、アルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、アルコキシカルボニルアミノアルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、置換されていることもあるアリールまたはアリールアルキル(言及され得る置換基は、ハロゲン、ヒドロキシル、アルキル、アルコキシである)を表す、
の化合物およびそれらの光学異性体およびラセミ体が含まれる。
好ましいのは、式(I)
Figure 0004842141
式中、
、RおよびRは、相互に独立して、直鎖または分枝C−C−アルキル、特にメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、sec−ペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、sec−ヘキシル、ヘプチル、イソヘプチル、sec−ヘプチル、tert−ヘプチル、オクチル、イソオクチル、sec−オクチル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、特にヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、C−C−アルカノイルオキシ−C−C−アルキル、特にアセトキシメチル、1−アセトキシエチル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、特にメトキシメチル、1−メトキシエチル、アリール−C−C−アルキルオキシ−C−C−アルキル、特にベンジルオキシメチル、1−ベンジルオキシエチル、メルカプト−C−C−アルキル、特にメルカプトメチル、C−C−アルキルチオ−C−C−アルキル、特にメチルチオエチル、C−C−アルキルスルフィニル−C−C−アルキル、特にメチルスルフィニルエチル、C−C−アルキルスルホニル−C−C−アルキル、特にメチルスルホニルエチル、カルボキシ−C−C−アルキル、特にカルボキシメチル、カルボキシエチル、C−C−アルコキシカルボニル−C−C−アルキル、特にメトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニルエチル、C−C−アリールアルコキシカルボニル−C−C−アルキル、特にベンジルオキシカルボニルメチル、カルバモイル−C−C−アルキル、特にカルバモイルメチル、カルバモイルエチル、アミノ−C−C−アルキル、特にアミノプロピル、アミノブチル、C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、特にメチルアミノプロピル、メチルアミノブチル、C−C−ジアルキルアミノ−C−C−アルキル、特にジメチルアミノプロピル、ジメチルアミノブチル、グアニジノ−C−C−アルキル、特にグアニジノプロピル、C−C−アルコキシカルボニルアミノ−C−C−アルキル、特にtert−ブトキシカルボニルアミノプロピル、tert−ブトキシカルボニルアミノブチル、9−フルオレニルメトキシカルボニル(Fmoc)アミノ−C−C−アルキル、特に9−フルオレニルメトキシカルボニル(Fmoc)アミノプロピル、9−フルオレニルメトキシカルボニル(Fmoc)アミノブチル、C−C−アルケニル、特にビニル、アリル、ブテニル、C−C−シクロアルキル、特にシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、C−C−シクロアルキル−C−C−アルキル、特にシクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル、シクロヘプチルメチル、フェニル−C−C−アルキル、特にフェニルメチルを表し、これらは、ハロゲン、特にフッ素、塩素、臭素またはヨウ素、ヒドロキシル、C−C−アルコキシ、特にメトキシもしくはエトキシ、C−C−アルキル、特にメチルからなる群からの基により置換されていてもよい、
、RおよびRは、相互に独立して、直鎖または分枝C−C−アルキル、特にメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、sec−ペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、sec−ヘキシル、ヘプチル、イソヘプチル、sec−ヘプチル、tert−ヘプチル、オクチル、イソオクチル、sec−オクチル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、特にヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、C−C−アルカノイルオキシ−C−C−アルキル、特にアセトキシメチル、1−アセトキシエチル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、特にメトキシメチル、1−メトキシエチル、アリール−C−C−アルキルオキシ−C−C−アルキル、特にベンジルオキシメチル、1−ベンジルオキシエチル、メルカプト−C−C−アルキル、特にメルカプトメチル、C−C−アルキルチオ−C−C−アルキル、特にメチルチオエチル、C−C−アルキルスルフィニル−C−C−アルキル、特にメチルスルフィニルエチル、C−C−アルキルスルホニル−C−C−アルキル、特にメチルスルホニルエチル、カルボキシ−C−C−アルキル、特にカルボキシメチル、カルボキシエチル、C−C−アルコキシカルボニル−C−C−アルキル、特にメトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニルエチル、C−C−アリールアルコキシカルボニル−C−C−アルキル、特にベンジルオキシカルボニルメチル、カルバモイル−C−C−アルキル、特にカルバモイルメチル、カルバモイルエチル、アミノ−C−C−アルキル、特にアミノプロピル、アミノブチル、C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、特にメチルアミノプロピル、メチルアミノブチル、C−C−ジアルキルアミノ−C−C−アルキル、特にジメチルアミノプロピル、ジメチルアミノブチル、C−C−アルケニル、特にビニル、アリル、ブテニル、C−C−シクロアルキル、特にシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、C−C−シクロアルキル−C−C−アルキル、特にシクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル、シクロヘプチルメチル、フェニル、フェニル−C−C−アルキル、特にフェニルメチルを表し、これらは、ハロゲン、特にフッ素、塩素、臭素もしくはヨウ素、ヒドロキシル、C−C−アルコキシ、特にメトキシもしくはエトキシ、C−C−アルキル、特にメチルからなる群からの基により置換されていてもよい、
の化合物およびそれらの光学異性体およびラセミ体である。
特に好ましいのは、式中、
、RおよびRは、相互に独立して、直鎖または分枝C−C−アルキル、特にメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ペンチル、イソペンチル、sec−ペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、sec−ヘキシル、ヘプチル、イソヘプチル、sec−ヘプチル、オクチル、イソオクチル、sec−オクチル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、特にヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、C−C−アルカノイルオキシ−C−C−アルキル、特にアセトキシメチル、1−アセトキシエチル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、特にメトキシメチル、1−メトキシエチル、アリール−C−C−アルキルオキシ−C−C−アルキル、特にベンジルオキシメチル、1−ベンジルオキシエチル、C−C−アルコキシカルボニルアミノ−C−C−アルキル、特にtert−ブトキシカルボニルアミノプロピル、tert−ブトキシカルボニルアミノブチル、C−C−アルケニル、特にビニル、アリル、C−C−シクロアルキル、特にシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、C−C−シクロアルキル−C−C−アルキル、特にシクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル、シクロヘプチルメチル、フェニル−C−C−アルキル、特にフェニルメチルを表し、これらは、上述の1個またはそれ以上の同一または異なる基により置換されていてもよく、
、RおよびRは、相互に独立して、直鎖または分枝C−C−アルキル、特にメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、sec−ペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、sec−ヘキシル、ヘプチル、イソヘプチル、sec−ヘプチル、tert−ヘプチル、オクチル、イソオクチル、sec−オクチル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、特にヒドロキシメチル、アリール−C−C−アルキルオキシ−C−C−アルキル、特にベンジルオキシメチル、1−ベンジルオキシエチル、カルボキシ−C−C−アルキル、特にカルボキシメチル、カルボキシエチル、C−C−アルコキシカルボニル−C−C−アルキル、特にメトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニルエチル、C−C−アリール−アルコキシカルボニル−C−C−アルキル、特にベンジルオキシカルボニルメチル、C−C−アルキルアミノ−C−C−アルキル、特にメチルアミノプロピル、メチルアミノブチル、C−C−ジアルキルアミノ−C−C−アルキル、特にジメチルアミノプロピル、ジメチルアミノブチル、C−C−アルケニル、特にビニル、アリル、ブテニル、C−C−シクロアルキル、特にシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、C−C−シクロアルキル−C−C−アルキル、特にシクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル、シクロヘプチルメチル、フェニル、フェニル−C−C−アルキル、特にフェニルメチルを表し、これらは、上述の1個またはそれ以上の同一かまたは異なる基により置換されていてもよい、
式(I)の化合物およびそれらの光学異性体およびラセミ体である。
ことさら特に好ましいのは、式中、
、RおよびRが、相互に独立して、直鎖または分枝C−C−アルキル、特にメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ペンチル、イソペンチル、sec−ペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、sec−ヘキシル、ヘプチル、イソヘプチル、sec−ヘプチル、オクチル、イソオクチル、sec−オクチル、C−C−アルケニル、特にアリル、C−C−シクロアルキル−C−C−アルキル、特にシクロヘキシルメチル、フェニル−C−C−アルキル、特にフェニルメチルを表し、
、RおよびRが、相互に独立して、直鎖または分枝C−C−アルキル、特にメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ペンチル、イソペンチル、sec−ペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、sec−ヘキシル、ヘプチル、イソヘプチル、sec−ヘプチル、オクチル、イソオクチル、sec−オクチル、C−C−アルケニル、特にビニル、アリル、C−C−シクロアルキル−C−C−アルキル、特にシクロヘキシルメチル、フェニル−C−C−アルキル、特にフェニルメチルを表し、これらは、上述の1個またはそれ以上の同一かまたは異なる基により置換されていてもよい、
式(I)の化合物およびそれらの光学異性体およびラセミ体である。
上記の発明の意味において、一般式(I)の全化合物を使用することが可能であり、それらの化合物は、光学活性、立体異性体またはラセミ混合物として存在し得る。しかしながら、本発明によると、一般式(I)の化合物の光学活性立体異性体を使用するのが好ましい。
特に、基RないしRが、下記の通りに定義される以下の一般式(I)の化合物に言及し得る:
Figure 0004842141
Figure 0004842141
Figure 0004842141
Me=メチル;Phe=フェニル
言及し得る他のデプシペプチドは、EP−A382173から知られている下記式(IIa)の化合物PF1022である:
Figure 0004842141
言及し得るデプシペプチド類は、PCT出願WO93/19053から知られている化合物である。
WO93/19053から、下記式(IIb)の化合物に特に言及し得る:
Figure 0004842141
式中、Zは、N−モルホリニル、アミノ、モノ−またはジメチルアミノを表す。
さらに、下記式(IIc)の化合物に言及し得る:
Figure 0004842141
式中、R、R、R、Rは、相互に独立して水素、C−C10−アルキルまたはアリール、特にフェニルを表し、これらは、ヒドロキシル、C−C10−アルコキシまたはハロゲンにより置換されていることもある。
一般式(I)の化合物は知られており、EP−A−382173、DE−A4317432、DE−A4317457、DE−A4317458、EP−A−634408、EP−A−718293、EP−A−872481、EP−A−685469、EP−A−626375、EP−A−664297、EP−A−669343、EP−A−787141、EP−A−865498、EP−A−903347に記載の方法により得ることができる。
24個の環原子を有する環状デプシペプチド類には、一般式(IId)
Figure 0004842141
式中、
1a、R2a、R11aおよびR12aは、相互に独立して、C1−8−アルキル、C1−8−ハロアルキル、C3−6−シクロアルキル、アラルキル、アリールを表し、
3a、R5a、R7a、R9aは、相互に独立して、水素または直鎖もしくは分枝C1−8−アルキルを表し、これらは、ヒドロキシル,C1−4−アルコキシ、カルボキシル、
Figure 0004842141
、カルボキサミド、
Figure 0004842141
、イミダゾリル、インドリル、グアニジノ、−SHまたはC1−4−アルキルチオにより置換されていてもよく、さらにアリールまたはアラルキルを表し、これらは、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシにより置換されていてもよく、
4a、R6a、R8a、R10aは、相互に独立して、水素、直鎖C1−5−アルキル、C2−6−アルケニル、C3−7−シクロアルキルを表し、これらは、ヒドロキシル、C1−4−アルコキシ、カルボキシル、カルボキサミド、イミダゾリル、インドリル、グアニジノ、SHまたはC1−4−アルキルチオにより置換されていることもあり、また、アリールまたはアラルキルを表し、これらは、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシにより置換されていてもよい、
の化合物、それらの光学異性体およびラセミ体も含まれる。
好ましいのは、式中、
1a、R2a、R11aおよびR12aは、相互に独立して、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−、s−、t−ブチルまたはフェニルを表し、これは、ハロゲン、C1−4−アルキル、OH、C1−4−アルコキシにより置換されていることもあり、また、ベンジルまたはフェニルエチルを表し、これらは、フェニルで言及した基により置換されていることもある;
3aないしR10aは、上記定義の通りである、
式(IId)の化合物を使用することである。
特に好ましいのは、式中、
1a、R2a、R11aおよびR12aが、相互に独立して、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルまたはn−、s−、t−ブチルを表し、
3a、R5a、R7a、R9aが、水素、直鎖または分枝C1−8−アルキル、特にメチル、エチル、プロピル、i−プロピル、n−、s−、t−ブチルを表し、これらは、C1−4−アルコキシ、特にメトキシ、エトキシ、イミダゾリル、インドリルまたはC1−4−アルキルチオ、特にメチルチオ、エチルチオにより置換されていることもあり、さらに、フェニル、ベンジルまたはフェネチルを表し、これらは、ハロゲン、特に塩素により置換されていることもあり、
4a、R6a、R8a、R10aが、相互に独立して、水素、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、ビニル、シクロヘキシルを表し、これらは、メトキシ、エトキシ、イミダゾリル、インドリル、メチルチオ、エチルチオにより置換されていることもあり、また、イソプロピル、s−ブチルも表し、さらに、ハロゲン置換されていることもあるフェニル、ベンジルまたはフェニルエチルを表す、
式(IId)の化合物である。
式(IId)の化合物は、EP−A−382173、DE−A4317432、DE−A4317457、DE−A4317458、EP−A−634408、EP−A−718293、EP−A−872481、EP−A−685469、EP−A−626375、EP−A−664297、EP−A−669343、EP−A−787141、EP−A−865498、EP−A−903347に記載の方法により得ることもできる。
本発明によると、ことさら特に好ましいデプシペプチド類は、PF1022Aである(式(IIa)およびエモデプシド(emodepside)(PF1022−221、両方の基Zがモルホリニル基を表す式(IIb)の化合物)参照)。INNエモデプシドは、合成名:シクロ[(R)−ラクトイル−N−メチル−L−ロイシル−(R)−3−(p−モルホリノフェニル)ラクトイル−N−メチル−L−ロイシル−(R)−ラクトイル−N−メチル−L−ロイシル−(R)−3−(p−モルホリノフェニル)ラクトイル−N−メチル−L−ロイシルを有する化合物を表す。
プラジカンテルは、内寄生生物に対して活性な化合物として長期に亘り知られていた(例えばUS4001411参照);対応する製品は、例えば、名称 Droncit(登録商標)で購入できる。
本発明による組成物は、活性化合物として上述の環状デプシペプチド類またはプラジカンテルの1種またはそれ以上を含有し得る。しかしながら、環状デプシペプチドおよびプラジカンテルの両方、特に、エモデプシドおよびプラジカンテルを含有する組合せ、即ち組成物が好ましい。
本発明による組成物の特に有利な点は、相当程度、この目的のために特別に選択された透過増強剤によるものである。透過増強剤は、医薬的に活性な化合物の局所的経皮適用を改善する化合物である。多数の様々な化合物および化合物クラスが、透過増強剤として文献に記載されてきた。しかしながら、これらは、使用する活性化合物および他の補助化合物次第で、非常に異なる結果をもたらすことが見出された。いくつかの場合では、皮膚を横切る移動が不十分であるか、または、皮膚適合性に伴う問題がある。
プラジカンテルおよび/または環状デプシペプチド類を用いて実施した試験は、文献に記載の多数の透過増強剤を使用すると、実際の適用に適合し得る結果を得ることが不可能であるが、一方、本発明による組成物は、ことさら特別に選択された透過増強剤のために、素晴らしい結果を与えることを示した。
テルペン透過増強剤は、"Dermatopharmazie" (Wissenschaftliche Verlagsgesellschaft mbH Stuttgart 2001) の第6章に記載されている。この刊行物を出典明示により本明細書の一部とする。テルペン透過増強剤の典型的なグループは、テルペン炭化水素類、例えば、リモネン、α−ピネンまたはβ−カレン;テルペンアルコール類、例えば、α-テルピネオール(terpineol)、テルピン(terpine)−4−オールまたはカルベオール(carveol);テルペンケトン類、例えば、カルボン(carvone)、プレゴン(pulegone)、ピペリトン(piperitone)またはメントン(menthone)、およびテルペン酸化物、例えば、リモネン酸化物、α−ピネン酸化物、1,8−シネオール(cineol)および関連化合物のシクロヘキセン酸化物またはシクロペンテン酸化物である。これらの中で、好ましいのは、テルペン炭化水素類、特にリモネンである。一般的に使用できるテルペン透過増強剤は、10個の炭素原子の骨格を有する。
テルペン透過増強剤は、通常、25重量%まで、好ましくは2ないし20重量%、特に5ないし15重量%の量で用いる。
適する透過増強剤はまた、さらに、脂肪族脂肪酸である;これらは、例えば、"Dermatopharmazie" (Wissenschaftliche Verlagsgesellschaft mbH Stuttgart 2001) の第6章に記載されている。この刊行物を出典明示により本明細書の一部とする。これらの化合物は、通常5個ないし18個の炭素原子を有する。特に有利なものは、さらに、液体脂肪酸であり、例えば、1個または2個の二重結合を有するものである。言及し得る飽和脂肪酸は、例えば、吉草酸、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、ペラルゴン酸、イソ吉草酸、ネオペンタン酸、ネオヘプタノン酸(neoheptanoic acid)、ネオノナン酸、ネオデカン酸およびイソステアリン酸である。言及し得る不飽和脂肪酸は、オレイン酸、リノール酸およびリノレン酸である。特に好ましいのは、リノール酸、特にオレイン酸である。
本発明による組成物に適する透過増強剤は、脂肪族脂肪酸に加えて、脂肪族脂肪アルコール類;これらも、例えば、"Dermatopharmazie" (Wissenschaftliche Verlagsgesellschaft mbH Stuttgart 2001) の第6章に記載されている。この刊行物を出典明示により本明細書の一部とする。適する脂肪族脂肪アルコール類は、好ましくは、8個ないし18個の炭素原子を有する。言及し得る例は、カプリルアルコール、デシルアルコール、ラウリルアルコール、2−ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、リノリルアルコールおよびリノレニルアルコールである。特に好ましいのは、イソステアリルアルコールである。
脂肪族脂肪酸および脂肪族脂肪アルコールは、通常、25重量%まで、好ましくは1ないし20重量%、特に2ないし15重量%の量で用いる。
本発明による組成物中、透過増強剤として、テルペン透過増強剤または透過増強剤として作用する脂肪族脂肪酸または透過増強剤として作用する脂肪族脂肪アルコールを用いることが可能である。これらのタイプの透過増強剤の組合せを使用することも可能である。
好ましいのは、テルペン透過増強剤および脂肪族脂肪酸または脂肪族脂肪アルコールを組み合わせた使用であり、それは、驚くべき活性の相乗的増強をもたらす。ことさら特に好ましいのは、リモネンおよびオレイン酸の組合せである。
断りのない限り、上述した本発明による組成物の個別成分の量の割合は、最終組成物の総重量をベースとする重量パーセントである。
本発明による組成物中、第1に、経皮作用を改善するために−例えば、トリチュルス・バルピス(Trichuris vulpis)などの病気を起こす虫の場合−、そして、第2に、適用体積を小さく維持するために、活性化合物は比較的高濃度で存在すべきである。しかしながら、そのような高濃度の組成物に伴い、局所適用(例えばスポットオン(spot-on))の場合、活性化合物が外皮または皮膚上で結晶化するリスクがあり、それは、一般的に望ましくなく、原則として皮膚透過を悪化させる。驚くべきことに、脂肪族脂肪酸を添加することにより、活性化合物の結晶化が防止され、かくして製剤は長期間にわたり経皮吸収に利用可能である。
好ましい恒温動物毒性を有する本発明による組成物は、ヒトにおいて、および動物の管理および家畜の飼育において、繁殖用家畜、飼育している家畜、動物園の動物、研究室の動物、実験に使用する動物、および愛玩動物において遭遇する病原性内寄生生物を制御するのに適する。それらは、耐性の種および通常に感受性のある種に対して、そして、害虫の全てまたはいくつかの発生段階に対して活性である。活性化合物の使用により、より経済的でより簡潔な動物の維持が可能になるように、病原性内寄生生物を制御することにより、疾患、死亡および性能の低下(例えば、食肉、乳、羊毛、皮、卵、蜂蜜などの生産において)を低減させることを意図している。病原性内寄生生物には、条虫類(cestodes)、吸虫類(trematodes)、線虫類(nematodes)および鈎頭虫類(acantocephales)が含まれる:
プラジカンテルは、特に以下の内寄生生物を制御する:
擬葉目から、例えば:ジフィロボツリウム属(Diphyllobothrium spp.)、スピロメトラ属(spirometra spp.)、シストセファルス属(Schistocephalus spp.)、リグラ属(Ligula spp.)、ボツリジウム属(Bothridium spp.)、ジフロゴノポラス属(Diphlogonoporus spp.)。
円葉目から、例えば:メソセストイデス属(Mesocestoides spp.)、アノプロセファラ属(Anoplocephala spp.)、パラノプロセファラ属(Paranoplocephala spp.)、モニエジア属(Moniezia spp.)、チサノソムサ属(Thysanosomsa spp.)、チサニエジア属(Thysaniezia spp.)、アビテリナ属(Avitellina spp.)、スチレシア属(Stilesia spp.)、シットタエニア属(Cittotaenia spp.)、アンジラ属(Andyra spp.)、ベルチエラ属(Bertiella spp.)、タエニア属(Taenia spp.)、エチノコッカス属(Echinococcus spp.)、ハイダチゲラ属(Hydatigera spp.)、ダベイネア属(Davainea spp.)、ライリエチナ属(Raillietina spp.)、ハイメノレピス属(Hymenolepis spp.)、エチノレピス属(Echinolepis spp.)、エチノコチレ属(Echinocotyle spp.)、ジオルチス属(Diorchis spp.)、ジフリジウム属(Dipylidium spp.)、ジョエキシエラ属(Joyeuxiella spp.)、ジプロピリジウム属(Diplopylidium spp.)。
単生綱から、例えば:ジャイロダクチラス属(Gyrodactylus spp.)、ダクチロジラス属(Dactylogyrus spp.)、ポリストマ属(Polystoma spp.)。
二生亜綱から、例えば:ジプロストマム属(Diplostomum spp.)、ポストジプロストマム属(Posthodiplostomum spp.)、シストソーマ属(Schistosoma spp.)、トリコビルハルジア属(Trichobilharzia spp.)、オルニトビルハルジア属(Ornithobilharzia spp.)、オストロビルハルジア属(Austrobilharzia spp.)、ギガンドビルハルジア属(Gigantobilharzia spp.)、ロイコクロリジウム属(Leucochloridium spp.)、ブラチライマ属(Brachylaima spp.)、エチノストーマ属(Echinostoma spp.)、エチノパリフィウム属(Echinoparyphium spp.)、エチノチャスマス属(Echinochasmus spp.)、ヒポデラエウム属(Hypoderaeum spp.)、ファシオラ属(Fasciola spp.)、ファシオリデス属(Fasciolides spp.)、ファシオロプシス属(Fasciolopsis spp.)、シクロケラム属(cyclocoelum spp.)、チフロケラム属(Typhlocoelum spp.)、パラムフィストマム属(Paramphistomum spp.)、カリコホロン属(Calicophoron spp)、コチロホロン属(Cotylophoron spp.)、ギガントコチレ属(Gigantocotyle spp.)、フィソエデリウス属(Fischoederius spp.)、ガストロチラクス属(Gastrothylacus spp.)、ノトコチラス属(Notocotylus spp.)、カタトロピス属(Catatropis spp.)、プラジオルチス属(Plagiorchis spp.)、プロストゴニマス属(Prosthogonimus spp.)、ジクロコエリウム属(Dicrocoelium spp.)、ユーリトレマ属(Eurytrema spp.)、トログトトレマ属(Troglotrema spp.)、パラゴニマス属(Paragonimus spp.)、コリリクラム属(Collyriclum spp.)、ナノフィエタス属(Nanophyetus spp.)、オピストルチス属(Opisthorchis spp.)、クロノルチス属(Clonorchis spp.)、メトルチス属(Metorchis spp.)、ヘテロフィエス属(Heterophyes spp.)、メタゴニマス属(Metagonimus spp.)。
環状デプシペプチド類は、特に以下の内寄生生物を制御する:
エノプルス目から、例えば:トリクリス属(Trichuris spp.)、カピラリア属(Capillaria spp.)、トリコモソイデス属(Trichomosoides spp.)、トリチネラ属(Trichinella spp.)。
桿線虫目から、例えば:ミクロネマ属(Micronema spp.)、ストロンギロイデス属(Strongyloides spp.)。
円虫目から、例えば:ストロニラス属(Stronylus spp.)、トリオドントホラス属(Triodontophorus spp.)、オエソファゴドンタス属(Oesophagodontus spp.)、トリコネマ属(Trichonema spp.)、ギアロセファルス属(Gyalocephalus spp.)、シリンドロファリンクス属(Cylindropharynx spp.)、ポテリオストマム属(Poteriostomum spp.)、シクロコセルカス属(cyclococercus spp.)、シリコステファナス属(Cylicostephanus spp.)、オエソファゴストマム属(Oesophagostomum spp.)、チャベルチア属(Chabertia spp.)、ステファヌラス属(Stephanurus spp.)、アンチロストマ属(Ancylostoma spp.)、アンシナリア属(Uncinaria spp.)、ブノストマム属(Bunostomum spp.)、
グロボセファラス属(Globocephalus spp.)、シンガマス属(Syngamus spp.)、シアトストマ属(Cyathostoma spp.)、メタストロンギラス属(Metastrongylus spp.)、ジクチオカウラス属(Dictyocaulus spp.)、ムエレリウス属(Muellerius spp.)、プロトストロンギラス属(protostrongylus spp.)、ネオストロンギラス属(Neostrongylus spp.)、シストカウラス属(Cystocaulus spp.)、ニューモストロンギラス属(Pneumostrongylus spp.)、スピコカウラス属(Spicocaulus spp.)、エラホストロンギラス属(Elaphostrongylus spp.)、パレラホストンギラス属(Parelaphostrongylus spp.)、クレノソーマ属(Crenosoma spp.)、パラクレノソーマ属(Paracrenosoma spp.)、アンギオストロンギラス属(Angiostrongylus spp.)、アエルロストロンギラス属(Aelurostrongylus spp.)、フィラロイデス属(Filaroides spp.)、パラフィラロイデス属(Parafilaroides spp.)、トリコストロンギラス属(Trichostrongylus spp.)、ヘモンカス属(Haemonchus spp.)、オステルタジア属(Ostertagia spp.)、マルシャラジア属(Marshallagia spp.)、クーペリア属(Cooperia spp.)、ネマトジラス属(Nematodirus spp.)、ホストロンギラス属(Hyostrongylus spp.)、オベリスコイデス属(Obeliscoides spp.)、アミドストマム属(Amidostomum spp.)、オルラナス属(Ollulanus spp.)。
蟯虫(Oxyurida)目から、例えば:オキシウリス属(oxyuris spp.)、エンテロビウス属(Enterobius spp.)、パッサルラス属(Passalurus spp.)、シファシア属(Syphacia spp.)、アスピクルリス属(Aspiculuris spp.)、ヘテラキス属(Heterakis spp.)。
鶏回虫(Ascaridia)目から、例えば:アスカリス属(Ascaris spp.)、トキサスカリス属(Toxascaris spp.)、トキソカラ属(Toxocara spp.)、パラスカリス属(Parascaris spp.)、アニサキス属(Anisakis spp.)、アスカリジア属(Ascaridia spp.)。
旋尾線虫目から、例えば:グナトストーマ属(Gnathostoma spp.)、フィサロプテラ属(Physaloptera spp.)、テラジア属(Thelazia spp.)、ゴンジロネマ属(Gongylonema spp.)、ハブロネマ属(Habronema spp.)、パラブロネマ属(Parabronema spp.)、ドラシア属(Draschia spp.)、ドラクンクラス属(Dracunculus spp.)。
フィラリア(Filariida)目から、例えば:ステファノフィラリア属(Stephanofilaria spp.)、パラフィラリア属(Parafilaria spp.)、セタリア属(Setaria spp.)、ロア属(Loa spp.)、ジロフィラリア属(Dirofilaria spp.)、リトモソイデス属(Litomosoides spp.)、ブルジア属(Brugia spp.)、ウケレリア属(Wuchereria spp.)、オンコセルカ属(Onchocerca spp.)。
ギガントリンクス(Gigantorhynchida)目から、例えば:フィリコリス属(Filicollis spp.)、モニリホルミス属(Moniliformis spp.)、マクラカントルヒンクス属(Macracanthorhynchus spp.)、プロステノルキス属(Prosthenorchis spp.)。
活性化合物の適切な組合せを使用して、上記に列挙した内寄生生物の全スペクトルに及ぶことが可能である。
家畜および繁殖用家畜には、哺乳類、例えば、ウシ、ウマ、ヒツジ、ブタ、ヤギ、ラクダ、スイギュウ、ロバ、ウサギ、ダマジカ、トナカイ、毛皮を有する動物、例えば、ミンク、チンチラまたはアライグマ、鳥類、例えば、ニワトリ、ガチョウ、シチメンチョウ、アヒル、ダチョウが含まれる。
実験室および試験の動物には、マウス、ラット、モルモット、ゴールデンハムスター、イヌおよびネコが含まれる。
愛玩動物には、イヌおよびネコが含まれる。
投与は、予防的および治療的の両方であり得る。特に好ましいのは、イヌへの投与である。
ピロリドン溶媒は、ピロリドンから誘導される医薬的に許容し得る溶媒である。それらは、好ましくは、1個またはそれ以上の、4個までの炭素原子のアルキル置換基を有するピロリドン類である。特に好ましくは、ピロリドン溶媒は、1個ないし4個の炭素原子を有するアルキル置換基を環の窒素上に保持することもあり、1個ないし4個の炭素原子を有するアルキル置換基をさらなる環の位置で保持することもある、2−ピロリドンである。例は、1,5−ジエチル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドンである。特に好ましいのは、窒素上に1個だけのアルキル置換基を保持することもある2−ピロリドン、例えば2−ピロリドン、特にN−メチルピロリドンである。

本発明による組成物は、通常、99重量%ないし20重量%、好ましくは96重量%ないし35重量%、特に好ましくは90重量%ないし65重量%の量で、ピロリドン溶媒またはその混合物を含む。
特に、環状デプシペプチド類を含む組成物について、常套の抗酸化剤、例えば、BHA、BHTまたは没食子酸プロピルの使用が有利である。
本発明による組成物は、付加的に佐薬(synergist)またはさらなる活性化合物、例えば病原性内寄生生物に対して作用する活性化合物を含み得る。かかる活性化合物は、例えば、L−2,3,5,6−テトラヒドロ−6−フェニルイミダゾチアゾール、ベンゾイミダゾールカルバメート類、フェバンテル、さらにピランテル、エプシプランテル、または大環状ラクトン類、例えば、エバーメクチン(avermectin)、イベルメクチンまたはセラメクチン(selamectin)である。
すぐに使用できる(ready-to-use)製剤は、一般的に、各場合で0.01−25重量%、好ましくは0.1−20重量パーセントの濃度で活性化合物を含む。
環状デプシペプチド類は、通常、0.1ないし8重量%、好ましくは1ないし6重量%の量で用いる。
プラジカンテルは、通常、1ないし25重量%、好ましくは5ないし15重量%、特に好ましくは、6ないし14重量%の量で用いる。
組成物は、適する器具中で各成分の適量を混合することにより製造する。好ましくは、液体成分を混合し、続いて固体成分を添加し、均質な溶液を製造する。
一般に、体重1kgにつき、1日当たり、約1ないし約100mgの活性化合物の本発明による混合物の量を投与するのが、有効な結果を得るために有利であると判明した。好ましくは、体重1kgにつき1ないし10mgの活性化合物である。
下記の実施例は、本発明を限定せずに例示説明する。
実施例
下記の製剤を製造するために、液体成分を最初に混合し、次いで、撹拌しながら固体成分をその混合物に溶解する。全ての百分率は、最終製剤の総重量をベースとする重量パーセントである。
実施例1
Figure 0004842141
実施例2
Figure 0004842141
実施例3
Figure 0004842141
実施例4
Figure 0004842141
実施例5
Figure 0004842141
実施例6
Figure 0004842141
実施例7
Figure 0004842141
実施例8
Figure 0004842141
実施例9
Figure 0004842141
実施例10
Figure 0004842141
実施例11
Figure 0004842141
実施例12
Figure 0004842141
実施例13
Figure 0004842141
実施例14
Figure 0004842141
実施例15
Figure 0004842141
実施例16
Figure 0004842141
実施例17
Figure 0004842141
実施例18
Figure 0004842141
生物学的実施例
実施例2または3の液剤を、寄生生物に感染した動物の背中の外皮に適用した。詳細は下記表からわかる:
Figure 0004842141

Claims (12)

  1. ・活性化合物として、環状デプシペプチドおよび/またはプラジカンテル
    ・1個ないし4個の炭素原子を有するアルキル置換基を環の窒素上に保持することもあり、1個ないし4個の炭素原子を有するアルキル置換基をさらなる環の位置で保持することもある、2−ピロリドン溶媒
    ・テルペン炭化水素
    を含む医薬組成物。
  2. テルペン炭化水素としてリモネンを含む、請求項1に記載の医薬組成物。
  3. 皮膚透過増強剤として作用する脂肪族脂肪酸を含む、請求項1に記載の医薬組成物。
  4. テルペン炭化水素がリモネンであり、皮膚透過増強剤として作用する脂肪族脂肪酸がオレイン酸またはリノール酸である、請求項3に記載の医薬組成物。
  5. 皮膚透過増強剤として作用する脂肪族脂肪酸がオレイン酸である、請求項4に記載の医薬組成物。
  6. 活性化合物として環状デプシペプチドを含む、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の医薬組成物。
  7. 活性化合物としてエモデプシドを含む、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の医薬組成物。
  8. 環状デプシペプチドおよびプラジカンテルを含む、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の医薬組成物。
  9. エモデプシドおよびプラジカンテルを含む、請求項7または請求項8に記載の医薬組成物。
  10. 活性化合物を、溶媒と混合することを特徴とする、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の医薬組成物の製造方法。
  11. 活性化合物をさらなる補助剤と混合することを含む、請求項10に記載の製造方法。
  12. ヒトを除く動物において内寄生生物を制御するための、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の医薬組成物の使用。
JP2006543431A 2003-12-13 2004-11-30 皮膚適用のための殺内寄生生物組成物 Expired - Fee Related JP4842141B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10358525.7 2003-12-13
DE10358525A DE10358525A1 (de) 2003-12-13 2003-12-13 Endoparasitizide Mittel zur topischen Applikation
PCT/EP2004/013552 WO2005055973A2 (de) 2003-12-13 2004-11-30 Endoparasitizide mittel zur topischen applikation

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007513903A JP2007513903A (ja) 2007-05-31
JP2007513903A5 JP2007513903A5 (ja) 2008-01-17
JP4842141B2 true JP4842141B2 (ja) 2011-12-21

Family

ID=34638681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006543431A Expired - Fee Related JP4842141B2 (ja) 2003-12-13 2004-11-30 皮膚適用のための殺内寄生生物組成物

Country Status (32)

Country Link
US (1) US7763583B2 (ja)
EP (1) EP1694291B1 (ja)
JP (1) JP4842141B2 (ja)
KR (1) KR101272139B1 (ja)
CN (1) CN1893919B (ja)
AR (1) AR046878A1 (ja)
AT (1) ATE447940T1 (ja)
AU (1) AU2004296537B2 (ja)
BR (1) BRPI0417578B1 (ja)
CA (1) CA2548897C (ja)
CR (1) CR8428A (ja)
DE (2) DE10358525A1 (ja)
DK (1) DK1694291T3 (ja)
ES (1) ES2334920T3 (ja)
GT (1) GT200400264A (ja)
HK (1) HK1102915A1 (ja)
HR (1) HRP20100056T1 (ja)
IL (1) IL176151A (ja)
MX (1) MXPA06006594A (ja)
MY (1) MY142044A (ja)
NO (1) NO20063171L (ja)
NZ (1) NZ547837A (ja)
PE (1) PE20050919A1 (ja)
PL (1) PL1694291T3 (ja)
PT (1) PT1694291E (ja)
RU (1) RU2401108C2 (ja)
SI (1) SI1694291T1 (ja)
TW (1) TWI341202B (ja)
UA (1) UA85574C2 (ja)
UY (1) UY28662A1 (ja)
WO (1) WO2005055973A2 (ja)
ZA (1) ZA200604744B (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070148228A1 (en) * 1999-02-22 2007-06-28 Merrion Research I Limited Solid oral dosage form containing an enhancer
US8119159B2 (en) 1999-02-22 2012-02-21 Merrion Research Iii Limited Solid oral dosage form containing an enhancer
US7658938B2 (en) 1999-02-22 2010-02-09 Merrion Reasearch III Limited Solid oral dosage form containing an enhancer
DE102004055316A1 (de) * 2004-11-16 2006-05-18 Bayer Healthcare Ag Verhinderung vertikaler Endoparasiten-Infektionen
DE102005011779A1 (de) * 2005-03-11 2006-09-14 Bayer Healthcare Ag Endoparasitizide Mittel
WO2007117706A2 (en) 2006-04-07 2007-10-18 Merrion Research Iii Limited Solid oral dosage form containing an enhancer
CA2654566A1 (en) * 2006-06-09 2007-12-21 Merrion Research Iii Limited Solid oral dosage form containing an enhancer
PE20081406A1 (es) * 2006-12-20 2008-10-17 Schering Plough Ltd Composiciones farmaceuticas de flunixina
US20090280169A1 (en) 2008-05-07 2009-11-12 Merrion Research Iii Limited Compositions of peptides and processes of preparation thereof
DE102008022520A1 (de) * 2008-05-07 2009-11-12 Bayer Animal Health Gmbh Feste Arzneimittelformulierung mit verzögerter Freisetzung
NZ591741A (en) * 2008-10-08 2013-01-25 Zoetis W Llc Benzimidazole anthelmintic compositions
AR075613A1 (es) * 2009-02-25 2011-04-20 Merrion Res Iii Ltd Composicion y suministro de drogas de bifosfonato. metodo de tratamiento
DE102009012423A1 (de) 2009-03-10 2010-09-16 Bayer Animal Health Gmbh Zubereitung auf Ölbasis
EP2408771B1 (en) 2009-03-17 2016-11-16 Concert Pharmaceuticals, Inc. Pyrazinoisoquinoline compounds
WO2011013003A2 (en) 2009-07-31 2011-02-03 Shin Nippon Biomedical Laboratories, Ltd. Intranasal granisetron and nasal applicator
US20110182985A1 (en) * 2010-01-28 2011-07-28 Coughlan David C Solid Pharmaceutical Composition with Enhancers and Methods of Preparing thereof
WO2011120033A1 (en) 2010-03-26 2011-09-29 Merrion Research Iii Limited Pharmaceutical compositions of selective factor xa inhibitors for oral administration
BR112013017169A2 (pt) 2011-01-07 2016-10-04 Merrion Res Iii Ltd composições farmacêuticas de ferro para administração oral
US8680054B2 (en) * 2011-04-20 2014-03-25 Novartis Ag Suspension type topical formulations comprising cyclic depsipeptide
CN102283843A (zh) * 2011-06-29 2011-12-21 梁晓天 一种吡喹酮外用制剂及其制备方法和应用
BR112014014973A2 (pt) * 2011-12-21 2017-06-13 Bayer Ip Gmbh preparações contendo emodepside amorfo
CN104994852A (zh) * 2012-12-18 2015-10-21 唐纳吉有限公司 透皮的杀寄生虫制剂
EP3104940B1 (en) * 2014-02-14 2021-10-06 DSM IP Assets B.V. Arachidonic acid and praziquantel for the prevention and/or treatment of schistosomiasis
EP3250191B1 (en) 2015-01-29 2024-01-17 Novo Nordisk A/S Tablets comprising glp-1 agonist and enteric coating
RS62130B1 (sr) 2015-05-20 2021-08-31 Boehringer Ingelheim Animal Health Usa Inc Antihelmintička depsipeptidna jedinjenja
RU2020107484A (ru) 2015-12-28 2020-03-19 Мериал, Инк. Противогельминтные депсипептидные соединения
US11382949B2 (en) 2016-11-16 2022-07-12 Boehringer Ingelheim Animal Health USA Inc. Anthelmintic depsipeptide compounds
CA3081673A1 (en) 2017-11-07 2019-05-16 Bayer Animal Health Gmbh Method for the synthesis of cyclic depsipeptides
EP3480195A1 (en) 2017-11-07 2019-05-08 Bayer Animal Health GmbH Method for the synthesis of cyclic depsipeptides
CN111346046B (zh) * 2020-03-06 2021-07-09 安徽农业大学 一种含莫西菌素注射用缓释凝胶制剂及制备方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4988696A (en) * 1986-10-11 1991-01-29 Bayer Aktiengesellschaft Dermal treatment of worm diseases in cats with praziquantel
JPH07223951A (ja) * 1994-01-11 1995-08-22 Bayer Ag 内寄生性生物防除剤である組成物
JP2002544224A (ja) * 1999-05-12 2002-12-24 バイエル アクチェンゲゼルシャフト 環状デプシペプチド及びピペラジンを含有する殺内部寄生虫相乗性組み合わせ

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US281292A (en) * 1883-07-17 onslow
DE2362539C2 (de) 1973-12-17 1986-05-07 Merck Patent Gmbh, 6100 Darmstadt 2-Acyl-4-oxo-1,2,3,6,7,11b-hexahydro-4H-pyrazino[2,1-a]isochinoline, Verfahren zu ihrer Herstellung und diese Verbindungen enthaltende Arzneimittel
DE3619030A1 (de) * 1986-06-06 1987-12-10 Bayer Ag Topisch anwendbare zubereitungen
NO176766C (no) 1989-02-07 1995-05-24 Meiji Seika Kaisha Fremgangsmåte for fremstilling av en forbindelse med anthelmintaktivitet
US5874479A (en) * 1991-03-01 1999-02-23 Warner-Lambert Company Therapeutic permeation enhanced-wound healing compositions and methods for preparing and using same
DE4317458A1 (de) 1992-06-11 1993-12-16 Bayer Ag Verwendung von cyclischen Depsipeptiden mit 18 Ringatomen zur Bekämpfung von Endoparasiten, neue cyclische Depsipeptide mit 18 Ringatomen und Verfahren zu ihrer Herstellung
DE4317432A1 (de) 1993-05-26 1994-12-01 Bayer Ag Octacyclodepsipeptide mit endoparasitizider Wirkung
DE4317457A1 (de) 1993-05-26 1994-12-01 Bayer Ag Octacyclodepsipeptide mit endoparasitizider Wirkung
NZ260018A (en) 1994-03-03 1995-10-26 Bomac Lab Ltd Benzimidazole compositions and anthelmintic compositions
DE19520275A1 (de) * 1995-06-02 1996-12-05 Bayer Ag Endoparasitizide Mittel
US5780487A (en) 1995-08-07 1998-07-14 Amer Moh Samir S-2'- 2-(1-methyl-2-piperidyl) ethyl! cinnamanilide
DE19601263A1 (de) 1996-01-16 1997-07-17 Bayer Ag Anthelmintische Paste
DE19628776A1 (de) 1996-07-17 1998-01-22 Bayer Ag Oral applizierbare Granulate von Hexahydropyrazinderivaten
US5837289A (en) * 1996-07-23 1998-11-17 Grasela; John C. Transdermal delivery of medications using a combination of penetration enhancers
DE19941024A1 (de) 1999-08-28 2001-03-01 Hartmut Klocke Wirkstoffpräparat für tierärztliche Applikation und Verfahren zu seiner Herstellung
US6340672B1 (en) 2000-02-16 2002-01-22 Phoenix Scientific, Inc. Parasiticidal formulation and a method of making this formulation
DE10008128A1 (de) * 2000-02-22 2001-08-23 Bayer Ag Endoparasitizide Mittel
DE60118132T2 (de) 2000-10-10 2006-10-19 Wyeth Anthelmintika
GB0108485D0 (en) 2001-04-04 2001-05-23 Pfizer Ltd Combination therapy
US6893652B2 (en) 2001-08-27 2005-05-17 Wyeth Endoparasiticidal gel composition
AU2004228041B2 (en) * 2003-04-04 2009-06-04 Boehringer Ingelheim Animal Health USA Inc. Topical anthelmintic veterinary formulations

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4988696A (en) * 1986-10-11 1991-01-29 Bayer Aktiengesellschaft Dermal treatment of worm diseases in cats with praziquantel
JPH07223951A (ja) * 1994-01-11 1995-08-22 Bayer Ag 内寄生性生物防除剤である組成物
JP2002544224A (ja) * 1999-05-12 2002-12-24 バイエル アクチェンゲゼルシャフト 環状デプシペプチド及びピペラジンを含有する殺内部寄生虫相乗性組み合わせ

Also Published As

Publication number Publication date
EP1694291B1 (de) 2009-11-11
US7763583B2 (en) 2010-07-27
KR101272139B1 (ko) 2013-06-10
CA2548897C (en) 2012-04-10
CR8428A (es) 2006-11-23
DK1694291T3 (da) 2010-03-15
IL176151A0 (en) 2006-10-05
AU2004296537A1 (en) 2005-06-23
WO2005055973A2 (de) 2005-06-23
BRPI0417578B1 (pt) 2015-12-22
AU2004296537B2 (en) 2010-05-13
ZA200604744B (en) 2007-09-26
IL176151A (en) 2013-12-31
BRPI0417578A (pt) 2007-03-20
KR20060103953A (ko) 2006-10-04
HRP20100056T1 (hr) 2010-03-31
PT1694291E (pt) 2010-01-18
PL1694291T3 (pl) 2010-04-30
UY28662A1 (es) 2005-07-29
HK1102915A1 (en) 2007-12-07
EP1694291A2 (de) 2006-08-30
TW200533384A (en) 2005-10-16
CN1893919B (zh) 2010-09-29
PE20050919A1 (es) 2005-12-16
MXPA06006594A (es) 2006-08-23
NO20063171L (no) 2006-07-07
ATE447940T1 (de) 2009-11-15
UA85574C2 (uk) 2009-02-10
WO2005055973A3 (de) 2005-08-11
AR046878A1 (es) 2005-12-28
RU2401108C2 (ru) 2010-10-10
US20070060509A1 (en) 2007-03-15
GT200400264A (es) 2005-08-18
ES2334920T3 (es) 2010-03-17
CA2548897A1 (en) 2005-06-23
JP2007513903A (ja) 2007-05-31
DE10358525A1 (de) 2005-07-07
TWI341202B (en) 2011-05-01
DE502004010367D1 (de) 2009-12-24
RU2006124964A (ru) 2008-01-20
SI1694291T1 (sl) 2010-03-31
NZ547837A (en) 2010-02-26
MY142044A (en) 2010-08-30
CN1893919A (zh) 2007-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7763583B2 (en) Endoparasiticidal compositions for topical application
CA2600638C (en) Composition comprising emodepside and praziquantel or epsiprantel
CA2400610C (en) Endoparasiticidal compositions comprising a cyclic depsipeptide

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071120

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071120

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110906

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees