JP4838925B2 - タイヤ用着色ゴム組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はタイヤの製造を目的としたゴム組成物に関する。
より具体的には、本発明の主題はタイヤの少なくとも外表を形成することを目的とした着色組成物である。「着色」とはここでは黒色を除いたものと解され、すなわち、白色を含むあらゆる色を言うと解される。
【0002】
【従来の技術】
従って、これらの組成物は、これらがその上に堆積するゴム混合物の性質および組成がどのようなものであろうと、少なくとも部分的にタイヤの表面を被覆することが意図されている。もちろん、これは単なる表面被覆であるから、これらの組成物はより具体的にはいわゆるタイヤの「非摩耗」表面を被覆することを意図しており、すなわち、タイヤの通常の使用においては道路と接触しない表面を被覆することを意図している。したがって、そのような本発明の着色組成物は特に装飾およびマーキング目的であって、少なくとも部分的にはタイヤ側面の外表面またはタイヤのトレッドパターンの底部を構成することがある。
現在よく知られているように、実質的に不飽和のジエンゴムの加硫ゴム組成物は天然のものも合成物も、その分子鎖上の二重結合のために、もし保護されていない場合は加硫ゴム組成物の二重結合の破壊とイオウ架橋の酸化に続く硬化および脆化に関与する既知の酸化機構のために、大気中で長く露出されると幾分早く劣化する傾向にある。そのような複雑な機構は特に以下の文献に記載されている:"Tire compouding"の"Antidegradants for tire applications"、Education Symposium No.37(ACS)、Cleveland, Communication I, October, 1995; "Non-blooming high performance antidegradants", Kautschuk Gummi Kunststoffe, Year47, No.7, 1994, 248-255:; "Antioxydants" in Encycl. Polym. Sci. And Eng., 2nd Edition, 第2巻、73-91。
【0003】
種々の抗酸化剤の開発と販売によりこれらの酸化現象を抑制することが徐々に可能になってきており、その最も効果的なものはキノリンの誘導体(TMQ)またはp-フェニレンジアミンの誘導体(PPDまたはPPDA)として知られ、後者は前者より活性であり、例えば、N-1,3-ジメチルブチル-N'-フェニル-p-フェニレンジアミン(6-PPD)がある。これらのTMQ-およびPPD-型抗劣化剤は、ときには互いに一緒のこともあり、現在では広く普及しており、少なくとも部分的にカーボンブラックを充填され、それによって特徴的な黒色を呈している伝統的な組成物にかなり系統的に使用されている。そのことは上で引用した刊行物に述べられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した抗酸化剤、特にTMQまたはPPD誘導体は、耐光性ではなく、UV照射作用の下では、それらは着色化学物質を生成し、ゴム組成物を茶色に汚染するという有害な着色変化を生じさせる。この特徴はそのような作用剤を白色、透明あるいは着色組成物に使用することを排除することは明らかだが、白色、透明あるいは着色組成物をそれらの酸化剤を含む組成物と接触させることも問題を生じさせる。そのような酸化剤は、防止するために何もしなければ白色、透明または着色組成物の中および表面上へ自然に移動してそれらを汚染するからである。
【0005】
タイヤの外表面部分を被覆する、および、タイヤに使用される他の組成物中に存在する抗酸化剤による汚染に抵抗性の着色組成物を開発することのが極めて複雑なのはこの為である。
考慮されている解決法の大部分は、ゴム組成物に導入してもよい非浸透性構成成分の使用に基づいている。タイヤの分野では、ブチルゴムの非浸透特性を利用することが知られている。しかしながら、ブチルゴムの使用は沢山の問題を生じさせる。
白色または着色側壁を作ることが出来るある種の解決法では、汚染抗酸化剤の移動を防止するために多量のブチルゴムを含む「スクリーン」組成物を提供することによってタイヤの構造を改変することが考えられている。この組成物は白色組成物をタイヤを構成する他の組成物から隔離することを意図したものである。そのような態様は、その構造に重大な改変がなされる程度まで、関係するタイヤの特性及び性能の性質に疑問がありそうなことは容易に理解できるであろう。さらに、組成物中のブチルゴムの大きな割合はタイヤ中の他の組成物への接着という問題を引き起こすことが知られている。
【0006】
他の解決法はブチルゴムを直接に着色組成物に導入することから成っている。このように公報CA-2 228 692には、汚染抗酸化剤に対する障壁を構成するために大部分がブチルゴムから構成されたエラストマーベースを利用する白色側壁用の組成物が記載されている。これらの解決法はタイヤの構造のある種の改変を避けることを可能とするが、接着と関連する問題を抑えることはない。白色側壁とタイヤ中に存在する他の混合物との間の境界が脆弱であるため、そのような白色側壁のための組成物は境界面の解離を避けるためにひずみのない側壁の限られた部分にしか堆積させることができないのはこのためである。
最後に、他の解決法は、表面だけでなく塊中で使用することを意図した組成物を生成し、それらの組成物中のPPDまたはTMQ誘導体に基づく抗酸化剤の使用を排することにあるが、しかしそれらの抗酸化剤は非常に効果的であるので、その置換は公開公報WO99/02590に記載された例のような複雑な保護系の供給を必要とする。また、通常はタイヤ中に存在する全ての組成物において、PPDまたはTMQ誘導体に基づく抗酸化剤を置換することは可能でないことを述べておかなければならない。これらの抗酸化剤は非常に性能が高く、その移動性のためブチルゴムを使用した溶液のような溶液を提供することが必要となる。この欠点は既に述べた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の主題はタイヤの外表面部分を形成することのできる、上述の欠点を克服した着色組成物である。
驚くべきことに、非化学量論的に高い含量、すなわち、50phrよりも多い量で鉄酸化物を有するイオウ-加硫可能な着色ゴム粗組成物は、汚染酸化剤を含む組成物上にその表面色を維持したまま堆積することができる、かつ、抗酸化剤に典型的な障壁剤の使用を必要としないタイヤ用の着色表面組成物の製造を可能にすることを出願人は見出した。
実際、非化学量論的鉄酸化物の特性はその光触媒活性によって有機分子または生体有機分子の分解に関与することが知られているが、そのような特性の存在はいくつかの理由から当業者がそれらの酸化物を多量に使用することをアプリオリに妨げる。第1に、二重結合の分解というこれらの特性は、酸化によるこの分解を回避するためのタイヤにおける要望および保護特性に反するものであり、第2に、非化学量論的鉄酸化物単独の存在が、そのような少量で組成物表面を自己清浄させることが可能であることは驚くべきことに思えるからである。
【0008】
従って、本発明の主題は、少なくとも一種のエラストマーベースを含み、エラストマーの100重量部に対して少なくとも30重量部(30phr)が実質的に不飽和なジエンエラストマーによって形成され、かつ、少なくとも50phrの非化学量論的鉄酸化物含量を有するイオウ-加硫可能な着色ゴム組成物である。非化学量論的鉄酸化物は特に一酸化鉄または酸化鉄(III)、Fe2O3から選ばれてよい。
本発明はまたそのような着色組成物を含むタイヤ、およびそのような着色組成物をその外表面の一部に含むタイヤ側壁およびトレッドに関する。
【0009】
【発明の実施の形態】
「ジエン」エラストマーまたはゴムは、知られているように、少なくとも部分的に(即ち、ホモポリマーまたはコポリマー)ジエンモノマー(共役しているか否かに関わらず2つの炭素−炭素二重結合を含むモノマー)から生じるエラストマーを意味すると解される。
一般には「実質的に不飽和」なジエンエラストマーとは、15%(モル%)よりも大きな含量でジエン由来のメンバーまたは単位(共役ジエン)を有する、少なくとも部分的に共役しているジエンモノマーから生じるジエンエラストマーを意味すると解される。
【0010】
従って、例えば、ブチルゴムまたはジエンのコポリマーおよびEPDM(エチレン−プロピレン−ジエンターポリマー)型のα-オレフィンコポリマーは前述の定義には含まれず、特に「実質的に飽和」したジエンエラストマーとして記載されることがある(ジエン由来単位の含量が低い、または極めて低く、通常15%よりも低い)。
「実質的に不飽和」なジエンエラストマーの範疇で、「強度に不飽和」なジエンエラストマーは特にジエン由来単位(共役ジエン)含量が50%よりも大きいジエンエラストマーを言うと解される。
【0011】
これらの定義が与えられると、特に以下のものは「本発明の組成物に使用することのできる実施的に不飽和のジエンエラストマー」を意味すると解される:
− 4個〜12個の炭素原子を有する共役ジエンモノマーの重合によって得られる一切のホモポリマー;
− 8個〜20個の炭素原子を有する1以上の互いに共役したジエン、または1以上のビニル芳香族化合物と共役した1以上のジエンの重合によって得らえる一切のコポリマー;
適切な共役ジエンは、特に、1,3-ブタジエン、2-メチル-1,3-ブタジエン、例えば、2,3-ジメチル-1,3-ブタジエン、2,3-ジエチル-1,3-ブタジエン、2-メチル-3-エチル-1,3-ブタジエン、2-メチル-3-イソプロピル-1,3-ブタジエンのような2,3-ジ(C1~C5アルキル)-1,3-ブタジエン、アリール-1,3-ブタジエン、1,3-ペンタジエンおよび2,4-ヘキサジエンである。
【0012】
適切なビニル芳香族化合物としては、例えば、スチレン、オルト-、メタ-、およびパラ-メチルスチレン、商業的混合物「ビニルトルエン」、パラ-第3ブチルスチレン、メトキシスチレン、クロロスチレン、ビニルメシチレン、ジビニルベンゼンおよびビニルナフタレンが挙げられる。
コポリマーは99質量%〜20質量%のジエン単位、および、1質量%〜80質量%のビニル芳香族単位を有していてもよい。エラストマーはどのような微小構造を有していてもよく、それらは使用する重合条件、特に変性剤(modifying agent)および/またはランダム化剤の存在または非存在、および使用する変性剤および/またはランダム化剤の量の関数である。エラストマーは例えば、ブロックエラストマーであっても、ランダム(statistical)エラストマーであっても、序列または微小序列(microsequenced)エラストマーであってもよく、分散体または溶液として調製されてもよい;それらは、カップリング剤および/またはスター化剤または官能化剤によってカップリングおよび/またはスター化、あるいは官能化されていてもよい。
【0013】
好ましいのはポリブタジエン、特に、4%〜80%の1,2-単位を有するもの、又は、80%を越えるcis-1,4[結合]含量を有するもの、ポリイソプレン、ブタジエン−スチレンコポリマー、特に、5質量%〜50質量%、特に20質量%〜40質量%のスチレン含量、ブタジエン部分の1,2-結合含量が4%〜65%、trans-1,4-結合の含量が20%〜80%のもの、ブタジエン-イソプレンコポリマー、および、特にイソプレン含量が5質量%〜90質量%でガラス転移温度(Tg)が-40℃〜-80℃のもの、イソプレン-スチレンコポリマーおよび特にスチレン含量が5質量%〜50質量%でTgが-25℃〜-50℃のものである。
ブタジエン-スチレン-イソプレンコポリマーの場合は、特に、スチレン含量が5質量%〜50質量%、さらに特に10質量%〜40質量%、イソプレン含量が15質量%〜60質量%、さらに特に20質量%〜50質量%、ブタジエン含量が5質量%〜50質量%、特に20質量%〜40質量%、ブタジエン部分の1,2-単位の含量が4%〜85%、ブタジエン部分の1,4-単位の含量が6%〜80%、イソプレン部分の1,2-単位と3,4-単位の合計含量が5%〜70%、イソプレン部分の1,4-単位が10%〜50%、より一般的には-20℃〜-70℃のTgを有する一切のブタジエン-スチレン-イソプレンコポリマーが適切である。
【0014】
特に好ましくは、本発明の組成物のジエンエラストマーは、ポリブタジエン(BR)、ポリイソプレン(IR)、または天然ゴム(NR)、ブタジエン-スチレンコポリマー(SBR)、ブタジエン-イソプレンコポリマー(BIR)、イソプレン-スチレンコポリマー(SIR)、ブタジエン-アクリロニトリルコポリマー(NBR)、イソプレン-スチレンコポリマー(SIR)[sic]、ブタジエン-スチレン-イソプレンコポリマー(SBIR)、またはこれらの化合物の2以上の混合物からなる強度に不飽和のジエンエラストマー群より選ばれる。
しかしながら、そのようなジエンポリマーは単独で使用されることも、タイヤに慣用的に使用される以下のようなジエンエラストマーと共に配合されることもある:
― エチレン、3〜6個の炭素原子を有するα-オレフィンと6〜12個の炭素原子を有する非共役ジエンモノマーとの共重合によって得られる三元コポリマー、例えば、エチレン、プロピレンと前述したタイプの非共役ジエンモノマー、例えば特に1,4-ヘキサジエンエチリデンノルボルネンまたはジシクロペンタジエン、から得られるエラストマー、
― イソブテンとイソプレンのコポリマー(ブチルゴムまたはIIR)、およびそのタイプのコポリマーのハロゲン化物、特に塩化または臭化(BIIR)版、または、― イソブテンとパラメチルスチレンのコポリマー、およびこのタイプのコポリマーのハロゲン化物、特に塩化または臭化型(BIMS)。
【0015】
非化学量論的鉄酸化物の光触媒特性は、分解しやすい不飽和結合を有するエラストマーの充分な存在と共にのみ効果的に使用することができるのは明らかであり、このエラストマーはエラストマーベースの30%オーダーで存在すると考え得る。更に、本発明の着色組成物を本既述の初めに述べたような非摩耗性タイヤ表面上に堆積させ得るためには、前述のエラストマーベースはそのような実質的に不飽和なジエンエラストマーの大部分から形成されていることが必要である。
適切な非化学量論的鉄酸化物は特に一酸化鉄および酸化鉄(III)である。
一酸化鉄は黄色でFe2O3は赤色であるため、黄色または他の色を得るためにそれらは単独でも、着色色素若しくは光学的光沢剤と共にまたはその存在下で使用されてもよい。そのような場合には、色混合の基本原則が適用されることが知られている。
従って、当業者に知られたどのようなタイプの着色剤を使用することも可能であり、そのような着色剤は有機剤であっても無機剤であってもよく、本発明の組成物に可溶であっても不溶であってもよい。例として、鉱物質性着色剤、例えば粉末鉱物質、特に粉末銅またはアルミニウム、または種々の金属酸化物、特にシリケート、アルミネート、チタネート、鉄酸化物または水酸化物、Co、Ni、AlまたはZnのような種々の金属元素の混合酸化物を挙げることができる。また、インダンスロン、ジケト-ピロロ-ピロールまたはジアゾ縮合物、またはフタロシアニンのような有機金属色素のような有機金属色素を挙げることもできる。
【0016】
本発明の組成物に他の特性を与えるためにカーボンブラックまたはシリカのような強化充填剤を存在させることもできるが、組成物の望みの呈色を変化させたり有害な効果を与えるかもしれないのでもちろんその充填剤の色も考慮する。
呈色についての上述の特徴を考慮し、本発明の組成物は前述した化合物に加えて、可塑剤、イオウまたはイオウおよび/または過酸化物供与体に基づく架橋系、加硫促進剤、芳香族、ナフテン系またはパラフィン系型エクステンター油、または種々の抗疲労剤のようなタイヤに通常使用される成分の全部または部分を含む。
本ゴム組成物は完全に知られた技法によってジエンエラストマーを用いて調製され、内部パドルミキサー中で1または2段階の熱機械的操作、続いて外部ミキサー上の混合によって調製される。
【0017】
慣用技術に従って、エラストマー、充填剤および、加硫系を除くこの組成物の他の成分の混合のために通常の内部ミキサーが使用される。次に、得られた混合物は一般的にはオープンミルである外部ミキサーへ取り出され、次にそこへ加硫系が添加される。本質的にこの混合物を補充的な熱機械的処理にかける目的で、内部ミキサー中で1以上の段階が追加されてもよい。
本発明は以下の実施例によって非限定的に説明されるが、これは本発明の範囲の限界を構成するものではない。
【0018】
【実施例】
これらの実施例において本組成物の特性は以下に示したように評価される。
比色値はD65/10構成のMicroflash 200D DATA COLOR 比色計(昼光;観察角度10°)によって測定した。比色特性は既知の方法により比色計の説明書(1995年、5月)に従って、試験片の反射スペクトルを解析することによって測定した。
これらの測定値は3次元比色座標L*、a*、b*のCIE LABシステムに送られる。このシステムでは、
― a*軸は緑−赤色度座標を表し、-100(緑)〜+100(赤)のスケールであり;
― b*軸は青−黄色度座標を表し、-100(青)〜+100(黄)のスケールであり;
― L*軸は明度座標を表し、0(黒)〜100(白)のスケールであり;
― ΔE=[(ΔL*)2+(Δa*)2+(Δb*)2]1/2は非老化対照に対する各サンプルの全体的な平均比色偏差を表す;ΔEが大きいほど組成物の色がより変化したものである。
【0019】
比色テストにおいて、使用した試験片は(lxwxt)は(150mmx150mmx3mm)の大きさのゴムストリップからなる非規格化試験片であり、一方の面Aは2mmの厚さの対照組成物からなり、もう一方のB面はその全厚にわたって、それぞれがテストすべき組成物のゴムのストリップを囲むそれぞれ65mm幅の2つのゴムストリップを含むものである。
これらの試験片は所定の期間外部に静置され、テストされる組成物を含むB面は空気中に置かれる。所定期間後、B面の表面をエタノールを染み込ませた普通の布で擦り、単に静的には除去できないチョーキング塵を除去し、次に、比色偏差ΔEを測定した。25±2以下の比色偏差ΔEは許容できると考えられる。実際、そのような比色偏差は初期色の範囲内にとどまっている色変化の代表的なものである。
【0020】
以下の全ての実施例について、テストされる組成物は天然ゴムとポリブタジエンの60/40混合物によって形成されるエラストマーベースを含むものであり、天然ゴムおよびポリブタジエンはどちらも強度に不飽和のジエンエラストマーである。
参照組成物(以下組成物Aという)として、カーボンブラックで補填されたタイヤの側壁に使用される組成物に類似した支持組成物が選ばれている。これらの実施例はこれらの組成物中の抗酸化剤の存在に本質的に依存したものであることをみれば、これらの実施例は本発明の組成物を従来の組成物上に乗せることによって得られる結果に限定するものではないのは明らかである。
従って、組成物Aの配合は以下の通りである。全ての割合は重量部で示してあり、エラストマーは天然ゴムとポリブタジエンの35/65配合によって構成されている。
【0021】
エラストマー :100
カーボンブラック(N660) : 60
芳香油 : 20
ワックス(a) : 1
酸化亜鉛 : 3
ステアリン酸 : 1
TMQ : 1
6−PPD : 3
スルフェンアミド(b) : 0.95
イオウ : 1.6
(a):抗オゾンワックス(Redezon 500、Repsolより)
(b):スルフェンアミド:N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド
【0022】
試験片に使用する、テストすべき各組成物Bの配合は、使用する充填剤および/または色素の性質と量のみに依存して変動している。すなわち、以下の配合では全ての割合は重量部で示されており、エラストマーは天然ゴムとポリブタジエンの60/40配合によって構成されている。
エラストマー :100
パラフィンオイル : 15
ステアリン酸 : 2
酸化亜鉛 : 3
イオウ : 2
スルフェンアミド(a) : 2
充填剤および/または色素 :可変量*
(a):スルフェンアミド:N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド*使用する充填剤および色素は以下の通り:
― 黄色3G:黄色色素Chromophtal(Ciba-Geigy)、
― シリカ:ウルトラシル(ultrasil) VN2 (Degussa)、
― アナターゼ(anatase)酸化チタン(Thann et Mulhouse)、
― 一酸化鉄、黄色色素(Bayer)、
― Fe2O3、赤色色素(Bayer)。
【0023】
これらの組成物Bを調製するために、以下の手順を以下の全ての実施例について使用した:ジエンエラストマーまたはエラストマー混合物を内部ミキサーに導入し75%まで満たす。温度は約30℃とし、次に適切な混練時間、例えば1分間のオーダー、の後、加硫系を除く他の全ての成分および鉱物質性充填剤の2/3を加え、更に混練後、鉱物質性充填剤の残り1/3を導入し、熱機械的混練操作を所定の落下温度(165℃)に達するまで行う。そのようにして得られた混合物を回収し、次に加硫系を外部ミキサー上(均一仕上げ機)で30℃にて添加する。加硫は165℃にて10分間行う。
組成物Aについては、充填剤が少量であるため、後者を2段階操作で導入する必要はない。
【0024】
実施例1
本実施例の目的は、別々の充填剤を含む組成物の汚染に対する耐性を比較することである。前述したように作製された試験片は参照組成物Aおよびテスト組成物Bの混合を含み、それぞれ上述した成分に加えて以下を含む:
― 組成物B1(100)、B1(150)、B1(200)について:20phrの黄色色素3Gおよびそれぞれ50/50、75/75、100/100 phrのチョーク/カオリン配合物、
― 組成物B2(50)、B2(100)について:5phrの黄色色素3Gおよびそれぞれ50、および100phrのシリカ、
― 組成物B3(20)、B3(50)、B3(100)、B3(150)、B3(200)について:それぞれ20、50、100、150および200phrの一酸化鉄、
― 組成物B4(50)について:20phrの黄色色素3Gおよび50phrの二酸化チタン。
【0025】
異なる試験片間の比較を容易にするために、白色充填剤(チョーク、カオリン、シリカ、酸化チタン)を含む組成物について光酸化の前に同じ呈色を有することを可能とする黄色色素を使用することとし、シリカの場合には、この実施例の他の充填剤と異なり不透明化充填剤でないので、黄色3Gの量はより少なくした。
組成物B3は本発明による組成物である。
得られた結果を以下の表Iに示す。
【0026】
【表1】
表I
【0027】
【表2】
表Iつづき
ΔE*は試験片を90日間空気中に曝した後に計算した。
【0028】
シリカまたはチョーク/カオリン鉱物質性充填剤を多量に含む組成物B1およびB2ですら許容できない色の変化を示したことが分かるであろう。これは、50phrの酸化チタンを含む組成物B4についても(二酸化チタンは光酸化触媒特性で知られているにもかかわらず)当てはまる。
本発明の組成物B3(50)、B3(100)、B3(150)、B3(200)は非常に良好な結果を与え、その表面は最初の黄色の範囲内に入る黄色を維持することを示した。一酸化鉄を含む組成物の結果は50phrのもので既に良好であり、100phrで改善されるが、150phrから更に優秀になると言ってよい。これに対して20phrの一酸化鉄は全く不充分であり、組成物B3(20)は許容できない色変化を示す。
【0029】
実施例2
本実施例の目的は一酸化鉄以外の鉄酸化物、赤色のFe2O3の汚染耐性を説明することである。参照組成物Aとテストする組成物B、すなわち、それぞれ配合中に50phr、100phrおよび150phrのFe2O3を含むB5(50)、B5(100)、B5(150)からなる混合を含む試験片を前の実施例のように作製した。
結果を以下の表IIに示す。
【0030】
【表3】
表II
【0031】
本発明の組成物B5では、表面は赤色の範囲内にある赤い呈色を維持することが示された。Fe2O3を含む組成物の結果は50phrに相当する量で非常に優れているが、一酸化鉄でのように、100phrから非常に優秀になりさらに150phr以上で改善されることが示された。
【0032】
【発明の効果】
従って、当業者には予想外なことに、本発明の組成物において、抗酸化剤に関連した汚染の除去を可能とする表面エロージョンを得るために、鉄酸化物のゴム組成物マトリックスへ導入することにより、非化学量論的鉄酸化物の光触媒特性がエラストマー自身の分解をするために使用される。タイヤの動的使用においては、表面更新に対応するこの「自己洗浄」はブレーキダストのようなタイヤの外部から来る汚染の消滅にも関与する。
Claims (5)
- 少なくとも側壁の外表面が少なくとも部分的に着色ゴム組成物からなり、少なくとも30phr(エラストマー100重量部に対する重量部)が実質的に不飽和のジエンエラストマーから形成されている少なくとも1種のエラストマーベースを含み、少なくとも50phrであって200phr以下の非化学量論的鉄酸化物を含むタイヤ。
- 少なくとも50phrの非化学量論的一酸化鉄含量を有する請求項1に記載のタイヤ。
- 少なくとも50phrの非化学量論的酸化鉄(III)含量を有する請求項1に記載のタイヤ。
- 非化学量論的鉄酸化物の含量が少なくとも100phrである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のタイヤ。
- 非化学量論的鉄酸化物の含量が少なくとも150phrである、請求項4に記載のタイヤ。
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