JP4838616B2 - 通信料金管理装置、通信料金管理方法、および通信料金管理プログラム - Google Patents

通信料金管理装置、通信料金管理方法、および通信料金管理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、料金先払い式携帯電話などの料金先払い式通信端末によって利用される通信料金の管理をおこなう通信料金管理装置、通信料金管理方法、および通信料金管理プログラムに関する。
従来、プリペイド式携帯電話などの料金先払い式通信端末は、通信料金の納入者によって通信料金の利用金額を制限することを目的として多く利用されているが、このような料金先払い式通信端末によって利用される通信料金の利用目的までは制限することができないという問題が生じていた。そこで、たとえば通信料金の納入者によって複数のあて先との通信をおこなうことができるプリペイド式携帯電話によって利用される通信料金の利用を通信の利用形態(たとえば通話、データ通信など)ごとに制限することができるように、通信の利用形態ごとに通信料金の利用限度額を設定することができる通信料金管理装置が開示されている(たとえば下記特許文献1参照。)。
特開2001−111731号公報
しかしながら、上記の従来技術にあっては、通信料金の利用を通信の利用形態ごとに制限することができるが、通信料金の利用を通信のあて先(たとえば電話番号、メールアドレス、インターネットアドレスなど)ごとに制限することができない。そのため、たとえば通信料金の納入者の意図に反したあて先への通信に通信料金が利用されてしまうという問題が生じていた。また、たとえば所定のあて先への通話に通信料金を全て利用したために、他のあて先への通話をおこなうことができなくなり、携帯電話の利便性を損なうという問題が生じていた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、通信のあて先ごとに通信料金の利用限度額を設定することで、通信料金の利用を通信のあて先ごとに制限し、通信料金の利用を適正化することができる通信料金管理装置、通信料金管理方法、および通信料金管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる通信料金管理装置は、複数のあて先との通信をおこなうことができる通信端末における通信料金を管理する通信料金管理装置であって、所定のあて先への通信に利用することができる金額(以下、「通信可能金額」という)をあて先ごとに記憶する通信可能金額記憶手段と、所定の口座への振込情報を取得する振込情報取得手段と、前記振込情報に含まれた振込口座番号に対応するあて先情報を抽出するあて先情報抽出手段と、前記通信可能金額記憶手段によって記憶されている通信可能金額に、前記振込情報に含まれた振込金額を加算した金額を算出する通信可能金額算出手段と、前記通信可能金額記憶手段によって記憶されている通信可能金額を、前記通信可能金額算出手段によって算出された金額に更新する通信可能金額更新手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる通信料金管理装置は、複数のあて先との通信をおこなうことができる通信端末における通信料金を管理する通信料金管理装置であって、通信可能金額をあて先ごとに記憶する通信可能金額記憶手段と、前記あて先への通信の利用情報を取得する通信利用情報取得手段と、前記通信可能金額記憶手段によって記憶されている通信可能金額から、前記利用情報に含まれた利用金額を減算した金額を算出する通信可能金額算出手段と、前記通信可能金額記憶手段によって記憶されている通信可能金額を、前記通信可能金額算出手段によって算出された金額に更新する通信可能金額更新手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる通信料金管理装置は、上記に記載の発明において、前記通信可能金額算出手段によって算出された金額を含む通信可能金額残高情報を出力する通信可能金額残高情報出力手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる通信料金管理装置は、複数のあて先との通信をおこなうことができる通信端末における通信料金を管理する通信料金管理装置であって、通信可能金額をあて先ごとに記憶する通信可能金額記憶手段と、前記通信可能金額の残高の問い合わせ情報を取得する通信可能金額問い合わせ情報取得手段と、前記通信可能金額の残高を前記通信可能金額記憶手段から抽出する通信可能金額残高抽出手段と、前記通信可能金額の残高を含む通信可能金額残高情報を出力する通信可能金額残高情報出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる通信料金管理装置は、上記に記載の発明において、前記通信端末は、料金先払い式携帯電話であることを特徴とする。
また、この発明にかかる通信料金管理装置は、複数のあて先との通信をおこなうことができる通信端末における通信料金を管理する通信料金管理装置であって、前記あて先への通信の利用情報を取得する通信利用情報取得手段と、前記通信の利用情報に含まれた利用料金の請求先を抽出する通信料金請求先抽出手段と、前記請求先に対する前記利用料金の請求情報を出力する請求情報出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる通信料金管理方法は、複数のあて先との通信をおこなうことができる通信端末における通信料金を管理する通信料金管理方法であって、所定の口座への振込情報を取得する振込情報取得工程と、前記振込情報に含まれた振込口座番号に対応するあて先情報を抽出するあて先情報抽出工程と、あらかじめあて先ごとに記憶され、所定のあて先への通信に利用することができる金額(以下、「通信可能金額」という)に、前記振込情報に含まれた振込金額を加算した金額を算出する通信可能金額算出工程と、前記通信可能金額を、前記通信可能金額算出工程によって算出された金額に更新する通信可能金額更新工程と、を含んだことを特徴とする。
また、この発明にかかる通信料金管理方法は、複数のあて先との通信をおこなうことができる通信端末における通信料金を管理する通信料金管理方法であって、前記あて先への通信の利用情報を取得する通信利用情報取得工程と、前記通信可能金額から、前記利用情報に含まれた利用金額を減算した金額を算出する通信可能金額算出工程と、前記通信可能金額を、前記通信可能金額算出工程によって算出された金額に更新する通信可能金額更新工程と、を含んだことを特徴とする。
また、この発明にかかる通信料金管理方法は、複数のあて先との通信をおこなうことができる通信端末における通信料金を管理する通信料金管理方法であって、前記通信可能金額の残高の問い合わせ情報を取得する通信可能金額問い合わせ情報取得工程と、前記通信可能金額の残高を抽出する通信可能金額残高抽出工程と、前記通信可能金額の残高を含む通信可能金額残高情報を出力する通信可能金額残高情報出力工程と、を含んだことを特徴とする。
また、この発明にかかる通信料金管理方法は、複数のあて先との通信をおこなうことができる通信端末における通信料金を管理する通信料金管理方法であって、前記あて先への通信の利用情報を取得する通信利用情報取得工程と、前記通信の利用情報に含まれた利用料金の請求先を抽出する通信料金請求先抽出工程と、前記請求先に対する前記利用料金の請求情報を出力する請求情報出力工程と、を含んだことを特徴とする。
また、この発明にかかる通信料金管理プログラムは、上記に記載の通信料金管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、通信のあて先ごとに通信料金の利用限度額を設定することができるため、通信料金の利用を通信のあて先ごとに制限し、通信料金の利用を適正化することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる通信料金管理装置、通信料金管理方法、および通信料金管理プログラムの好適な実施の形態を、プリペイド式(料金先払い式)携帯電話の通信料金管理を一例として詳細に説明する。
(通信料金管理処理の概要)
まず、この発明の実施の形態にかかる通信料金管理装置、通信料金管理方法、および通信料金管理プログラムの概要について説明する。図1は、この発明の本実施の形態にかかる通信料金管理装置、通信料金管理方法、および通信料金管理プログラムの概要を示す説明図である。
図1において、(1)まずN会社の総務担当者101によって、N会社の社員のP氏102が業務で使用するために保有するプリペイド式携帯電話103の通信料金が、S銀行110に振り込まれる。S銀行110には、各個別のプリペイド式携帯電話103の通信先ごとに口座が設けられているため、総務担当者101によってP氏102の通信先ごとに異なる口座に通信料金が振り込まれる。図1において、たとえば総務担当者101によって取引先B105への通信料金振込専用口座に3000円振り込まれる。
(2)つぎに、S銀行110からV電話会社(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話会社)120に対して振込情報が送信される。図1において、たとえば取引先B105への通信料金振込専用口座に3000円振り込まれたことを示す情報がS銀行110からV電話会社120に対して送信される。
V電話会社120は、各個別のプリペイド式携帯電話103の通信先ごとに設けられたS銀行の口座に金額が振り込まれたことを示す情報をS銀行から受信したことによって、各個別のプリペイド式携帯電話103の通信先ごとに管理している、通信に利用することが可能な金額(以下「通信可能金額」という)に振込金額を追加(チャージ)する。
図1においては、たとえばV電話会社120では、取引先B105への通信料金振込専用口座に3000円が振り込まれたことを示す情報をS銀行から受信したことによって、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103から取引先B105への通信に利用することができる通信可能金額に3000円を追加する。この通信可能金額は、たとえばV電話会社120が保有するデータベースなどに格納される。
ここで、V電話会社120では、上述したように所定の通信先への通信に利用することが可能な通信可能金額(以下、「特定通信可能金額」という)を設定することができるだけでなく、任意の通信先への通信に利用することが可能な通信可能金額(以下、「予備通信可能金額」という)を設定することもできる。
(3)つぎに、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103からの発信によってP氏102と取引先B105とが通信をおこなうため、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103からV電話会社120に対して、取引先B105への通信に利用することができる通信可能金額が問い合わせられる。P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103からは、あらかじめV電話会社120に登録されているP氏102の通信先(たとえば取引先A104、取引先B105など)ごとに通信可能金額を問い合わせることができる。
(4)つぎに、V電話会社120からP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103に対して、取引先B105への通信に利用することができる通信可能金額が通知される。図1においては、たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103から取引先B105への通信に利用することができる通信可能金額は3000円であることが、V電話会社120からP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103に対して通知される。
(5)つぎに、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103からの発信によってP氏102と取引先B105とが通信をおこなう。図1においては、たとえばP氏102と取引先B105とが1500円分の通信をおこなう。(6)つぎに、V電話会社120は、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103から取引先B105への通信に利用することができる通信可能金額を減額する。図1においては、たとえばV電話会社120は、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103から取引先B105への通信に利用することができる通信可能金額を1500円分減額する。この通信可能金額は、たとえばV電話会社120が保有するデータベースなどに格納されている。
(全体システムの構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる通信料金管理装置を含む全体システムの構成について説明する。図2は、この発明の本実施の形態にかかる通信料金管理装置を含む全体システムの構成を示す説明図である。
図2において、通信料金管理システム100は、S銀行110、およびS銀行110と電話回線201によって接続されているV電話会社120によって構成されている。S銀行110には、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の通信先(たとえば取引先A104、取引先B105など)ごとに口座が設けられている。
また、S銀行110はP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の通信先ごとに設けられている口座に対して通信料金が振り込まれたことを示す情報(以下、「振込情報」という)を、電話回線201を介してV電話会社120の通信料金管理装置211に対して送信する。振込情報には、たとえば振込人、振込先口座番号、振込金額などの情報が含まれる。
V電話会社120は、通信料金管理装置211、交換局212、および複数の基地局213を備える。通信料金管理装置211は、通信料金管理処理をおこなうサーバであり、電話回線201によってS銀行110と接続されている。また、通信料金管理装置211は、交換局212および基地局213によって各個別のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)と接続されている。また、通信料金管理装置211は、交換局212および基地局213によって各個別のプリペイド式携帯電話103の通信先(たとえば取引先A104、取引先B105など)と接続されている。
通信料金管理装置211は、各個別のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)から所定の通信先(たとえば取引先A104、取引先B105など)への通信に利用することができる通信可能金額を記憶している。また、通信料金管理装置211は、各個別のプリペイド式携帯電話103から交換局212および基地局213を介して送信された、通信可能金額の問い合わせ情報(以下、「通信可能金額問い合わせ情報」という)に基づいて、所定の通信先への通信に利用することができる通信可能金額を通信可能金額の問い合わせ情報の送信元のプリペイド式携帯電話103に対して送信する。
また通信料金管理装置211は、S銀行110から電話回線201を介して送信された振込情報や、各個別のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)から交換局212および基地局213を介して送信された通信の利用情報(以下、「通信利用情報」という)に基づいて、各個別のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)から所定の通信先(たとえば取引先A104、取引先B105など)への通信に利用することができる通信可能金額を増減する。
交換局212および基地局213は、各個別のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)と、通信料金管理装置211とを中継する。また、交換局212および基地局213は、各個別のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)と、各個別のプリペイド式携帯電話103の通信先(たとえば取引先A104、取引先B105など)の電話機とを中継する。
(通信料金管理装置211の機能的構成)
つぎに、本実施の形態にかかる通信料金管理装置211の機能的構成について説明する。図3は、この発明の本実施の形態にかかる通信料金管理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図3において、通信料金管理装置211は、通信可能金額追加処理をおこなう通信可能金額追加部310と、通信可能金額確認処理をおこなう通信可能金額確認部320と、通信利用金額管理処理をおこなう通信利用金額管理部330と、振込先口座番号に対応する通信先電話番号を記憶する通信先電話番号管理DB340と、所定の通信先電話番号に通信する場合の通信可能金額を記憶する通信可能金額管理DB350とによって構成されている。
図3において、通信可能金額追加部310は、S銀行110から電話回線201を介して送信された振込情報に含まれている振込先口座番号に対応する通信先電話番号(たとえば取引先B105の電話番号)を通信先電話番号管理DB340から抽出する。
そして、通信可能金額追加部310は、通信可能金額管理DB350に格納されている、通信先電話番号管理DB340から抽出した通信先電話番号(たとえば取引先B105の電話番号)に通信する場合の通信可能金額に、S銀行110から電話回線201を介して送信された振込情報に含まれている振込金額を加算して、通信可能金額管理DB350に格納されている通信可能金額を更新する。
通信可能金額確認部320は、各個別のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)から交換局212および基地局213を介して送信された通信可能金額問い合わせ情報に基づいて、所定の通信先電話番号(たとえば取引先B105の電話番号)への通信に利用することができる通信可能金額の残高を通信可能金額管理DB350から抽出する。
そして通信可能金額確認部320は、通信可能金額管理DB350から抽出した所定の通信先電話番号(たとえば取引先B105の電話番号)への通信に利用することができる通信可能金額の残高を含んだ通信可能金額残高情報を、上述した通信可能金額問い合わせ情報の送信元のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)に対して送信する。
通信利用金額管理部330は、各個別のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)から交換局212および基地局213を介して送信された通信利用情報に基づいて、通信可能金額管理DB350に格納されている所定の通信先電話番号(たとえば取引先B105の電話番号)に通信する場合の通信可能金額から、通信利用情報に含まれている利用金額を減算して、通信可能金額管理DB350に格納されている通信可能金額を更新する。
また通信利用金額管理部330は、利用金額が減算された所定の通信先電話番号(たとえば取引先B105の電話番号)への通信に利用することができる通信可能金額の残高を含んだ通信可能金額残高情報を、上述した通信利用情報の送信元のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)に対して送信する。
通信先電話番号管理DB340は、振込先口座番号(たとえば取引先B105への通信料金振込専用口座の口座番号)および振込先口座番号に対応する通信先電話番号(たとえば取引先B105の電話番号)などを格納する。通信可能金額管理DB350は、所定の通信先電話番号(たとえば取引先B105の電話番号)への通信に利用することができる通信可能金額などを格納する。
(通信可能金額追加部310の機能的構成)
つぎに、通信可能金額追加部310の機能的構成について説明する。図4は、通信可能金額追加部310の機能的構成の一例を示すブロック図である。図4において、通信可能金額追加部310は、振込情報取得部401と、通信先電話番号抽出部402と、通信可能金額算出部403と、通信可能金額更新部404とによって構成されている。振込情報取得部401は、S銀行110から電話回線201を介して送信された振込情報(たとえば振込口座番号、振込金額など)を取得する。振込情報取得部401は、具体的には、たとえば後述する図7に示すI/F709によってその機能を実現する。
通信先電話番号抽出部402は、振込情報取得部401によって取得した振込情報に含まれている振込先口座番号に対応する所定の通信先電話番号を通信先電話番号管理DB340から抽出する。通信先電話番号抽出部402は、具体的には、たとえば後述する図7に示すROM702、RAM703、HD705、FD707に格納されたプログラムをCPU701が実行することによってその機能を実現する。
通信可能金額算出部403は、通信先電話番号抽出部402によって通信先電話番号管理DB340から抽出された所定の通信先電話番号への通信に利用することができる通信可能金額に振込情報取得部401によって取得された振込情報に設定されている振込金額を加算した金額を算出する。通信可能金額算出部403は、具体的には、たとえば後述する図7に示すROM702、RAM703、HD705、FD707に格納されたプログラムをCPU701が実行することによってその機能を実現する。
通信可能金額更新部404は、通信可能金額管理DB350に格納されている所定の通信先電話番号への通信に利用することができる通信可能金額を、通信可能金額算出部403によって算出された金額に更新する。通信可能金額更新部404は、具体的には、たとえば後述する図7に示すROM702、RAM703、HD705、FD707に格納されたプログラムをCPU701が実行することによってその機能を実現する。
(通信可能金額確認部320の機能的構成)
つぎに、通信可能金額確認部320の機能的構成について説明する。図5は、通信可能金額確認部320の機能的構成の一例を示すブロック図である。図5において、通信可能金額確認部320は、通信可能金額問い合わせ情報取得部501と、通信可能金額残高抽出部502と、通信可能金額残高情報送信部503とによって構成されている。
通信可能金額問い合わせ情報取得部501は、各個別のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)から交換局212および基地局213を介して送信された通信可能金額問い合わせ情報を取得する。通信可能金額問い合わせ情報取得部501は、具体的には、たとえば後述する図7に示すI/F709によってその機能を実現する。
通信可能金額残高抽出部502は、通信可能金額問い合わせ情報取得部501によって取得された通信可能金額問い合わせ情報に基づいて、所定の通信先電話番号(たとえば取引先B105の電話番号)へ通信する場合の通信可能金額の残高を通信可能金額管理DB350から抽出する。通信可能金額残高抽出部502は、具体的には、たとえば後述する図7に示すROM702、RAM703、HD705、FD707に格納されたプログラムをCPU701が実行することによってその機能を実現する。
通信可能金額残高情報送信部503は、通信可能金額残高抽出部502によって通信可能金額管理DB350から抽出した所定の通信先電話番号(たとえば取引先B105の電話番号)への通信に利用することができる通信可能金額の残高を含んだ通信可能金額残高情報を上述した通信可能金額問い合わせ情報の送信元のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)に対して送信する。通信可能金額残高情報送信部503は、具体的には、たとえば後述する図7に示すI/F709によってその機能を実現する。
(通信利用金額管理部330の機能的構成)
つぎに、通信利用金額管理部330の機能的構成について説明する。図6は、通信利用金額管理部330の機能的構成の一例を示すブロック図である。図6において、通信利用金額管理部330は、通信利用情報取得部601と、通信可能金額算出部602と、通信可能金額更新部603と、通信可能金額残高情報送信部604とによって構成されている。
通信利用情報取得部601は、各個別のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)から交換局212および基地局213を介して送信された通信利用情報を取得する。通信利用情報取得部601は、具体的には、たとえば後述する図7に示すI/F709によってその機能を実現する。
通信可能金額算出部602は、通信可能金額管理DB350に格納されている所定の通信先電話番号(たとえば取引先B105の電話番号)に通信する場合の通信可能金額から、通信利用情報取得部601によって取得された通信利用情報に含まれている利用金額を減算した金額を算出する。通信可能金額算出部602は、具体的には、たとえば後述する図7に示すROM702、RAM703、HD705、FD707に格納されたプログラムをCPU701が実行することによってその機能を実現する。
通信可能金額更新部603は、通信可能金額管理DB350に格納されている所定の通信先電話番号への通信に利用することができる通信可能金額を、通信可能金額算出部602によって算出された金額に更新する。通信可能金額更新部603は、具体的には、たとえば後述する図7に示すROM702、RAM703、HD705、FD707に格納されたプログラムをCPU701が実行することによってその機能を実現する。
通信可能金額残高情報送信部604は、通信可能金額更新部603によって算出された金額(通信可能金額の残高)を含んだ通信可能金額残高情報を上述した通信利用情報の送信元のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)に対して送信する。通信可能金額残高情報送信部604は、具体的には、たとえば後述する図7に示すI/F709によってその機能を実現する。
(通信料金管理装置211のハードウェア構成)
つぎに、本実施の形態にかかる通信料金管理方法を実現する通信料金管理装置211のハードウェア構成について説明する。図7は、通信料金管理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図7において、通信料金管理装置211は、例えば、CPU(Central Processing Unit)701と、ROM(Read Only Memory)702と、RAM(Random Access Memory)703と、HDD(Hard Disc Drive)704と、HD(Hard Disc)705と、FDD(Flexible Disc Drive)706と、FD(Flexible Disc)707と、ディスプレイ708と、I/F(インタフェース)709と、キーボード710と、マウス711と、スキャナ712と、プリンタ713とを備えて構成されており、上記各構成部701〜713はバス720によってそれぞれ接続されている。
CPU701は、通信料金管理装置211の全体の制御を司る。ROM702は、各種制御プログラムなどを格納する。RAM703は、CPU701のワークエリアとして使用される。HDD704はCPU701の制御命令に従って、HD705に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。HD705は、HDD704の制御で書き込まれたデータを記憶する。FDD706はCPU701の制御命令に従って、FD707に対するデータの読み取り/書き込みの制御をおこなう。
FD707は、FDD706の制御で書き込まれたデータを記憶する着脱可能な記憶媒体である。着脱可能な記憶媒体として、FD707のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカードなどであってもよい。ディスプレイ708は、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ708は、例えばTFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイのほか、CRT(Cathode Ray Tube)やプラズマディスプレイなどであってもよい。
I/F709は、通信料金管理装置211のインタフェースを司り、通信回線を通じて電話回線201、および図示を省略する社内ネットワークなどに接続される。そして、I/F709は、S銀行110および各個別のプリペイド式携帯電話103とのデータの入出力を制御する。
キーボード710およびマウス711は、各種データの入力・設定などに用いる。スキャナ712は、画像情報を光学的に読み取る。プリンタ713は、通信料金管理情報やその他の情報を印刷する。プリンタ214は、例えば、レーザプリンタやインクジェットプリンタなどである。
(通信料金管理装置211による通信可能金額追加処理の手順)
つぎに、通信料金管理装置211による通信可能金額追加処理の手順について説明する。図8は、この発明の本実施の形態にかかる通信料金管理装置による通信可能金額追加処理の手順を示すフローチャートである。
まず、振込情報取得部401によって、S銀行110から電話回線201を介して送信された振込情報を取得する(ステップS801)。振込情報には、たとえば振込人、振込口座番号、振込金額などの情報が含まれる。なお、S銀行110から電話回線201を介して送信された振込情報の一例については図9を用いて後述する。
つぎに、通信先電話番号抽出部402によって、ステップS801で取得した振込情報に設定されている振込先口座番号に対応する通信先電話番号を通信先電話番号管理DB340から抽出する(ステップS802)。なお、通信先電話番号管理DB340に格納されている通信先情報(振込先口座番号に対応する通信先電話番号など)の一例については図10を用いて後述する。
つぎに、通信先電話番号抽出部402によって、ステップS802で振込情報に設定されている振込先口座番号に対応する通信先電話番号を抽出することができたか否かを判断する(ステップS803)。ステップS803において、ステップS802で振込情報に設定されている振込先口座番号に対応する通信先電話番号を抽出することができたと判断した場合は(ステップS803:Yes)、ステップS804へ進む。
つぎに、通信可能金額算出部403によって、ステップS803で抽出した通信先電話番号への通信に利用することができる特定通信可能金額の残高を通信可能金額管理DB350から抽出する(ステップS804)。
つぎに、通信可能金額算出部403によって、ステップS804で抽出した特定通信可能金額に、ステップS801で取得した振込情報に設定されている振込金額を加算した金額を算出する(ステップS805)。つぎに、通信可能金額更新部404によって、通信可能金額管理DB350に格納されている特定通信可能金額を、ステップS805で算出された金額に更新して(ステップS806)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS803において、ステップS802で振込情報に設定されている振込先口座番号に対応する通信先電話番号を抽出することができなかったと判断した場合は(ステップS803:No)、ステップS804〜ステップS806を飛ばしてステップS807へ進む。つぎに、通信可能金額算出部403によって、予備通信可能金額の残高を通信可能金額管理DB350から抽出する(ステップS807)。
つぎに、通信可能金額算出部403によって、ステップS807で抽出した予備通信可能金額に、ステップS801で取得した振込情報に設定されている振込金額を加算した金額を算出する(ステップS808)。つぎに、通信可能金額更新部404によって、通信可能金額管理DB350に格納されている予備通信可能金額を、ステップS808で算出された金額に更新して(ステップS809)、一連の処理を終了する。なお、通信可能金額管理DB350に格納されている通信可能金額の一例については図11および図12を用いて後述する。
(振込情報の一例)
図9は、S銀行110から電話回線201を介して送信された振込情報の一例を示す図である。図9において振込情報900は、振込銀行名、振込店名、振込口座番号、振込金額および振込人930によって構成されている。図9において、たとえば振込情報900は、振込銀行名「S銀行」の振込店名「東京本店」の振込口座番号「0000000001−002」を有する口座に振込人「N会社 総務担当」から振込金額「3000円」が振り込まれたことを示す。
また、たとえば振込銀行名「S銀行」の振込店名「東京本店」の振込口座番号「0000000001−003」を有する口座に振込人「N会社 総務担当」から振込金額「4000円」が振り込まれたことを示す。この振込情報900は、たとえばN会社の総務担当者101がおこなった上記口座に対する振込手続きに伴ってS銀行によって生成される。そして、この振込情報900は、S銀行110から電話回線201を介して、通信料金管理装置211へ送信される。
ここで、上記振込口座番号「0000000001−002」および「0000000001−003」は、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の通信料金振込専用の振込口座番号「0000000001」に対して設けられた仮想口座番号であり、3桁の枝番(「002」および「003」)によって通信先を特定することができる。
このように所定の通信先への通信料金振込専用口座に仮想口座番号を用いたことにより、たとえ通信先および振込口座番号が増加した場合であっても、支払人(たとえばN会社)や受取人(たとえばV電話会社)による通信可能金額の入金・照合などの管理に要する事務処理の簡素化および効率化を図ることができる。なお、所定の通信先への通信料金振込専用口座に用いる口座番号は、所定の通信先ごとに振込口座番号が設けられていればよく、上述したような仮想口座番号に限らない。
(通信先情報の一例)
図10は、通信先電話番号管理DB340に格納されている通信先情報の一例を示す説明図である。図10において、通信先情報1000は、振込銀行名、振込店名、振込口座番号、契約電話番号および通信先電話番号によって構成されている。
図10において、たとえば振込銀行名「S銀行」の振込店名「東京本店」の振込口座番号「0000000001−001」を有する銀行口座は、契約電話番号「090−1234−56789(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話番号)」を有するプリペイド式携帯電話103から通信先電話番号「090−9111−00000(取引先Aの電話番号)」を有する通信先への通信に利用することができる特定通信可能金額の振込専用口座であることを示す。
また、たとえば振込銀行名「S銀行」の振込店名「東京本店」の振込口座番号「0000000001−003」を有する銀行口座は、契約電話番号「090−1234−56789(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話番号)」を有するプリペイド式携帯電話103から任意の通信先への通信に利用することができる予備通信可能金額の振込専用口座であることを示す。
この通信先情報1000は、たとえばN会社の総務担当者101によっておこなわれたP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の利用申し込み手続きに伴って、通信先電話番号管理DB340の管理者などによってあらかじめ通信先電話番号管理DB340に登録されている。
(通信可能金額の一例)
図11は、通信可能金額管理DB350に格納されている通信可能金額の一例を示す説明図である。図11において、通信可能金額情報1100は、契約電話番号、通信先電話番号、および通信可能金額によって構成されている。
図11において、たとえば契約電話番号「090−1234−56789(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話番号)」から通信先電話番号「090−9111−00000(取引先Aの電話番号)」への通信に利用することができる特定通信可能金額は「0円」であることを示す。また、たとえば契約電話番号「090−1234−56789(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話番号)」から任意の通信先への通信に利用することができる予備通信可能金額は「1000円」であることを示す。
図12は、通信可能金額管理DB350に格納されている通信可能金額の他の一例を示す説明図である。図12において通信可能金額情報1200は、振込情報900(図9参照)と通信先情報1000(図10参照)とに基づいて通信料金管理装置211によっておこなわれた通信可能金額追加処理によって、一部の通信可能金額が追加された後の通信可能金額情報1100(図11参照)の状態を示すものである。
図12において、たとえば契約電話番号「090−1234−56789(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話番号)」から通信先電話番号「090−9111−99999(取引先B105の電話番号)」への通信に利用することができる特定通信可能金額が、振込情報900(図9参照)と通信先情報1000(図10参照)とに基づいて通信料金管理装置211によっておこなわれた通信可能金額追加処理によって「3000円」追加されている。
また、たとえば契約電話番号「090−1234−56789(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話番号)」から任意の通信先への通信に利用することができる予備通信可能金額が、振込情報900(図9参照)と通信先情報1000(図10参照)とに基づいて通信料金管理装置211によっておこなわれた通信可能金額追加処理によって「4000円」追加されている。
このように、通信料金管理装置211は、S銀行110から送信された振込情報と通信先電話番号管理DB340に格納されている通信先情報とに基づいた通信可能金額追加処理をおこなうことによって、所定の振込専用口座に振り込まれた振込金額を、通信可能金額管理DB350に格納されている所定の通信先または任意の通信先への通信に利用することができる特定通信可能金額または予備通信可能金額に追加することができる。
(通信料金管理装置211による通信可能金額確認処理の手順)
つぎに、通信料金管理装置211による通信可能金額確認処理の手順について説明する。図13は、この発明の本実施の形態にかかる通信料金管理装置211による通信可能金額確認処理の手順を示すフローチャートである。
まず、通信可能金額問い合わせ情報取得部501によって、所定のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)から通信可能金額問い合わせ情報が送信されたか否かを判断する(ステップS1301)。通信可能金額問い合わせ情報は、たとえばプリペイド式携帯電話103において通信可能金額を問い合わせるための操作がおこなわれた場合にプリペイド式携帯電話103によって生成される。
そして、通信可能金額問い合わせ情報は、プリペイド式携帯電話103から交換局212および基地局213を介して通信料金管理装置211に対して送信される。なお、プリペイド式携帯電話103の画面に表示された通信可能金額を問い合わせる画面の一例については図14を用いて後述する。
ステップS1301において、所定のプリペイド式携帯電話103から通信可能金額問い合わせ情報が送信されたと判断した場合(ステップS1301:Yes)は、ステップS1302へ進む。一方ステップS1301において、所定のプリペイド式携帯電話103から通信可能金額問い合わせ情報が送信されていないと判断した場合(ステップS1301:No)は、ステップS1302〜ステップS1309を飛ばして一連の処理を終了する。
つぎに、通信可能金額問い合わせ情報取得部501によって、所定のプリペイド式携帯電話103から送信された通信可能金額問い合わせ情報を取得する(ステップS1302)。所定のプリペイド式携帯電話103から送信された通信可能金額問い合わせ情報には、たとえば通信先電話番号などの情報が含まれる。なお、プリペイド式携帯電話103から送信された通信可能金額問い合わせ情報の一例については図15を用いて後述する。
つぎに、通信可能金額残高抽出部502によって、ステップS1302で取得した通信可能金額問い合わせ情報に基づいて、通信可能金額問い合わせ情報に設定されている通信先電話番号へ通信する場合の通信可能金額が通信可能金額管理DB350に設定されているか否かを判断する(ステップS1303)。
ステップS1303において、通信可能金額問い合わせ情報に設定されている通信先電話番号へ通信する場合の特定通信可能金額が通信可能金額管理DB350に設定されていると判断した場合は(ステップS1303:Yes)、つぎのステップS1304へ進む。
一方、ステップS1303において、通信可能金額問い合わせ情報に設定されている通信先電話番号へ通信する場合の特定通信可能金額が通信可能金額管理DB350に設定されていないと判断した場合(ステップS1303:No)は、ステップS1304〜ステップS1306を飛ばしてステップS1307へ進む。
つぎに、通信可能金額残高抽出部502によって、ステップS1302で取得した通信可能金額問い合わせ情報に基づいて、通信可能金額問い合わせ情報に設定されている通信先電話番号へ通信する場合の特定通信可能金額の残高を通信可能金額管理DB350から抽出する(ステップS1304)。
つぎに、通信可能金額残高情報送信部503によって、ステップS1304でDB220から抽出した通信可能金額の残高を含んだ通信可能金額残高情報をプリペイド式携帯電話103に対して送信する(ステップS1305)。なお、プリペイド式携帯電話103に対して送信された通信可能金額残高情報の一例については図16を用いて後述する。
つぎに、通信可能金額残高抽出部502によって、ステップS1304でDB220から抽出した特定通信可能金額の残高は所定の金額以上(たとえば100円以上)か否かを判断する(ステップS1306)。ステップS1306において、ステップS1304でDB220から抽出した特定通信可能金額の残高は所定の金額以上であると判断した場合(ステップS1306:Yes)は、ステップS1307〜ステップS1309を飛ばして一連の処理を終了する。
一方ステップS1306において、ステップS1304でDB220から抽出した特定通信可能金額の残高は所定の金額以上ではないと判断した場合(ステップS1306:No)は、ステップS1307へ進む。
つぎに、通信可能金額残高抽出部502によって、ステップS1302で取得した通信可能金額問い合わせ情報に基づいて、任意の通信先電話番号へ通信する場合に利用することができる予備通信可能金額が通信可能金額管理DB350に設定されているか否かを判断する(ステップS1307)。
ステップS1307において、任意の通信先電話番号へ通信する場合に利用することができる予備通信可能金額が通信可能金額管理DB350に設定されていると判断した場合(ステップS1307:Yes)は、つぎのステップS1308へ進む。一方ステップS1307において、任意の通信先電話番号へ通信する場合に利用することができる予備通信可能金額が通信可能金額管理DB350に設定されていないと判断した場合(ステップS1307:No)は、一連の処理を終了する。
つぎに、通信可能金額残高抽出部502によって、任意の通信先電話番号へ通信する場合に利用することができる予備通信可能金額の残高を通信可能金額管理DB350から抽出する(ステップS1308)。つぎに、通信可能金額残高情報送信部503によって、ステップS1308でDB220から抽出した予備通信可能金額の残高を含んだ通信可能金額残高情報をプリペイド式携帯電話103に対して送信して(ステップS1309)、一連の処理を終了する。
一方、通信料金管理装置211から送信された通信可能金額残高情報を受信したプリペイド式携帯電話103においては、通信可能金額残高情報に基づいた通信可能金額の残高などの情報が画面に表示される。なお、プリペイド式携帯電話103の画面に表示された通信可能金額の一例については図17および図18を用いて後述する。
(通信可能金額問い合わせ画面の一例)
図14は、プリペイド式携帯電話103の画面に表示された通信可能金額を問い合わせる画面の一例を示す説明図である。図14において、画面1400はP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103に表示された画面であり、通信先の名称や通信先電話番号などを表示するメイン領域1410と、「通信可能金額問合せ」が表示されたアイコン1420と、「発信」が表示されたアイコン1430とを備える。
図14において、たとえばメイン領域1410には取引先B105に対する通信先電話番号が表示されている。この状態から、たとえばP氏102により「発信」が表示されたアイコン1430に対応するボタン1450が押下されることによって取引先B105に対する通信がおこなわれる。
また、たとえばP氏102により「通信可能金額問合せ」が表示されたアイコン1420に対応するボタン1440が押下されることによって取引先B105への通信に利用することができる特定通信可能金額を問い合わせるための通信可能金額問い合わせ情報が通信料金管理装置211に対して送信される。
(通信可能金額問い合わせ情報の一例)
図15は、プリペイド式携帯電話103から送信された通信可能金額問い合わせ情報の一例を示す説明図である。図15において、通信可能金額問い合わせ情報1500には契約電話番号と、通信先電話番号とが情報として含まれる。
図15において、通信可能金額問い合わせ情報1500は、契約電話番号「090−1234−56789(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話番号)」から通信先電話番号「090−9111−99999(取引先B105の電話番号)」への通信に利用することができる通信可能金額を問い合わせる情報であることを示す。
この通信可能金額問い合わせ情報1500は、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103においておこなわれた通信可能金額を問い合わせるための操作(図14参照)に基づいて、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103によって生成されている。そして、この通信可能金額問い合わせ情報1500は、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103から通信料金管理装置211に対して送信されている。
(通信可能金額残高情報の一例)
図16は、通信料金管理装置211からプリペイド式携帯電話103に対して送信された通信可能金額残高情報の一例を示す説明図である。図16において、通信可能金額残高情報1600には、契約電話番号と、通信先電話番号と、通信可能金額とが情報として含まれる。
図16において、たとえば通信可能金額残高情報1600には、契約電話番号「090−1234−56789(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話番号)」と、通信先電話番号「090−9111−99999(取引先B105の電話番号)」と、通信可能金額「3000円」とが情報として含まれている。
この通信可能金額残高情報1600は、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103から送信された通信可能金額問い合わせ情報1500(図15参照)と通信可能金額管理DB350に格納されている通信可能金額情報1100(図12参照)とに基づいた通信料金管理装置211による通信可能金額確認処理によって生成されている。そして、この通信可能金額残高情報1600は、通信料金管理装置211からP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103に対して送信されている。
(プリペイド式携帯電話の画面に表示された通信可能金額の一例)
図17は、プリペイド式携帯電話の画面に表示された通信可能金額の一例を示す説明図である。図17において、画面1700は、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103に表示された画面であり、通信先の名称や通信先電話番号などを表示するメイン領域1710と、「発信」が表示されたアイコン1720とを備える。
図17において、たとえばメイン領域1710には、通信先電話番号「090−9111−99999(取引先B105の電話番号)」への通信に利用することができる特定通信可能金額の残高は「3000円」であることが示されている。この特定通信可能金額の残高は、通信料金管理装置211から送信された通信可能金額残高情報1600(図16参照)に基づいて、P氏が保有するプリペイド式携帯電話103の画面に表示されている。
この状態から、たとえばP氏102により「発信」が表示されたアイコン1720に対応するボタン1450が押下されることによって、P氏が保有するプリペイド式携帯電話103から取引先B105への通信がおこなわれる。
図18は、プリペイド式携帯電話の画面に表示された通信可能金額の他の一例を示す説明図である。図18において、画面1800は、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103に表示された画面であり、通信先の名称や通信先電話番号などを表示するメイン領域1810と、「発信」が表示されたアイコン1820とを備える。
図18において、たとえばメイン領域1810には、通信先電話番号「090−9111−00000(取引先A104の電話番号)」への通信に利用することができる特定通信可能金額の残高は「0円」であることが示されている。またメイン領域1810には、N会社を含めた任意の通信先への通信に利用することができる予備通信可能金額の残高は「5000円」であることが示されている。
この特定通信可能金額および予備通信可能金額の残高は、通信料金管理装置211から送信された通信可能金額残高情報に基づいて、P氏が保有するプリペイド式携帯電話103の画面に表示されている。この状態から、たとえばP氏102により「発信」が表示されたアイコン1820に対応するボタン1450が押下されることによって、P氏が保有するプリペイド式携帯電話103から予備通信可能金額を利用した取引先A104への通信がおこなわれる。
このように、通信料金管理装置211は、プリペイド式携帯電話103から送信された通信可能金額問い合わせ情報に基づいた通信可能金額確認処理をおこなうことによって、所定の通信先または任意の通信先への通信に利用することができる特定通信可能金額または予備通信可能金額の残高を含んだ通信可能金額残高情報をプリペイド式携帯電話103に対して送信することができる。
これによって、たとえば通信可能金額残高情報の送信先のプリペイド式携帯電話103の画面上に所定の通信先または任意の通信先への通信に利用することができる特定通信可能金額または予備通信可能金額の残高を表示させることができる。また、たとえばプリペイド式携帯電話103の利用者にプリペイド式携帯電話103の画面上で所定の通信先または任意の通信先への通信に利用することができる特定通信可能金額または予備通信可能金額の残高を確認させることができる。
(通信料金管理装置211による通信利用金額管理処理の手順)
つぎに、通信料金管理装置211による通信利用金額管理処理の手順について説明する。図19は、この発明の本実施の形態にかかる通信料金管理装置211による通信利用金額管理処理の手順を示すフローチャートである。
まず、通信利用情報取得部601によって、所定のプリペイド式携帯電話103(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)から通信利用情報が送信されたか否かを判断する(ステップS1901)。通信利用情報は、たとえばプリペイド式携帯電話103による通信が完了したときにプリペイド式携帯電話103によって生成される。そして、通信利用情報は、プリペイド式携帯電話103から交換局212および基地局213を介して通信料金管理装置211に対して送信される。
ステップS1901において、所定のプリペイド式携帯電話103から通信利用情報が送信されたと判断した場合(ステップS1901:Yes)は、ステップS1902へ進む。一方ステップS1901において、所定のプリペイド式携帯電話103から通信利用情報が送信されていないと判断した場合(ステップS1901:No)は、ステップS1902〜ステップS1906を飛ばして一連の処理を終了する。
つぎに、通信利用情報取得部601によって、所定のプリペイド式携帯電話103から送信された通信利用情報を取得する(ステップS1902)。所定のプリペイド式携帯電話103から送信された通信利用情報には、たとえば通信先電話番号、通信利用金額などの情報が含まれる。なお、プリペイド式携帯電話103から送信された通信利用情報の一例については図20および図21を用いて後述する。
つぎに、通信可能金額算出部602によって、ステップS1902で取得した通信利用情報に含まれている通信先電話番号への通信に利用することができる通信可能金額の残高を通信可能金額管理DB350から抽出する(ステップS1903)。
つぎに、通信可能金額算出部602によって、ステップS1903で抽出した通信可能金額から、ステップS1902で取得した通信利用情報に含まれている通信利用金額を減算した金額を算出する(ステップS1904)。つぎに、通信可能金額更新部603によって、通信可能金額管理DB350に格納されている通信可能金額を、ステップS1904で算出された金額に更新する(ステップS1905)。なお、通信料金管理装置211によって減額された通信可能金額の一例については図22を用いて後述する。
つぎに、通信可能金額残高情報送信部604によって、ステップS1905で算出された金額(通信可能金額の残高)を含んだ通信可能金額残高情報を、ステップS1902で取得した通信利用情報の送信元のプリペイド式携帯電話103に対して送信して(ステップS1906)、一連の処理を終了する。
なお、通信料金管理装置211によって減額された通信可能金額の残高を含んだ通信可能金額残高情報の一例については図23を用いて後述する。一方、通信料金管理装置211から送信された通信可能金額残高情報を受信したプリペイド式携帯電話103においては、通信可能金額残高情報に基づいた通信可能金額の残高などの情報が画面に表示される。なお、通信完了後にプリペイド式携帯電話103の画面に表示された通信可能金額の一例については図24を用いて後述する。
(通信利用情報の一例)
図20は、プリペイド式携帯電話103から送信された通信利用情報の一例を示す説明図である。図20において、通信利用情報2000には契約電話番号と、通信先電話番号と、通信利用金額とが情報として含まれる。
図20において、通信利用情報2000は、契約電話番号「090−1234−56789(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話番号)」から通信先電話番号「090−9111−99999(取引先B105の電話番号)」に対して通信利用金額「1500円」ぶんの通信が利用されたことを示す。
図21は、プリペイド式携帯電話103から送信された通信利用情報の他の一例を示す説明図である。図21において、通信利用情報2100には契約電話番号と、通信先電話番号と、通信利用金額とが情報として含まれる。
図21において、通信利用情報2100は、契約電話番号「090−1234−56789(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話番号)」から任意の通信先電話番号に対して予備通信可能金額を利用した通信利用金額「5000円」ぶんの通信が利用されたことを示す。
上述した通信利用情報2000および通信利用情報2100は、たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103によっておこなわれた所定の通信先電話番号または任意の通信先電話番号への通信が完了したときに、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103によって生成される。そして、通信利用情報2000および通信利用情報2100は、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103から通信料金管理装置211に対して送信される。
(通信可能金額の一例)
図22は、通信料金管理装置211によって減額された通信可能金額の一例を示す説明図である。図22において通信可能金額情報2200は、通信利用情報2000(図20参照)と通信利用情報2100(図21参照)とに基づいて通信料金管理装置211によっておこなわれた通信利用金額管理処理によって、一部の通信可能金額が減額された通信可能金額情報1200(図12参照)の状態を示すものである。
図22において、通信可能金額情報2200は、たとえば契約電話番号「090−1234−56789(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話番号)」から通信先電話番号「090−9111−99999(取引先B105の電話番号)」への通信に利用することができる特定通信可能金額が、通信利用情報2000(図20参照)に基づいて通信料金管理装置211によっておこなわれた通信利用金額管理処理によって「1500円」減額されたことを示す。
また、通信可能金額情報2200は、たとえば契約電話番号「090−1234−56789(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話番号)」から任意の通信先への通信に利用することができる予備通信可能金額が、通信利用情報2100(図21参照)に基づいて通信料金管理装置211によっておこなわれた通信利用金額管理処理によって「5000円」減額されたことを示す。
(通信可能金額残高情報の一例)
図23は、通信料金管理装置211によって減額された通信可能金額の残高を含んだ通信可能金額残高情報の一例を示す説明図である。図16において、通信可能金額残高情報2300には、契約電話番号と、通信先電話番号と、通話利用金額と、通信可能金額とが情報として含まれる。
図23において、通信可能金額残高情報2300は、契約電話番号「090−1234−56789(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話番号)」から通信先電話番号「090−9111−99999(取引先B105の電話番号)」に対して通信利用金額「1500円」ぶんの通信が利用されたことを示す。
また、通信可能金額残高情報2300は、契約電話番号「090−1234−56789(P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の電話番号)」から通信先電話番号「090−9111−99999(取引先B105の電話番号)」への通信に利用することができる特定通信可能金額の残高が「1500円」であることを示す。
この通信可能金額残高情報2300は、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103から送信された通信利用情報2000(図20参照)と通信可能金額管理DB350に格納されている通信可能金額情報2200(図22参照)とに基づいた通信料金管理装置211による通信利用金額管理処理によって生成されている。そして、この通信可能金額残高情報2300は、通信料金管理装置211からP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103に対して送信されている。
(通信完了後にプリペイド式携帯電話の画面に表示された通信可能金額の残高の一例)
図24は、通信完了後にプリペイド式携帯電話103の画面に表示された通信可能金額の一例を示す説明図である。図24において、画面2400は、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103に表示された画面であり、通信先、通信先電話番号、通信利用金額および通信可能金額の残高などを表示するメイン領域2410を備える。
図24において、たとえばメイン領域2410には、通信先電話番号「090−9111−99999(取引先B105の電話番号)」に対して通信利用金額「1500円」ぶんの通信が利用されたことを示す。また、たとえばメイン領域2410には、通信先電話番号「090−9111−99999(取引先B105の電話番号)」への通信に利用することができる特定通信可能金額の残高は「1500円」であることが示されている。
この通信利用金額や特定通信可能金額の残高などの情報は、通信料金管理装置211から送信された通信可能金額残高情報2300(図23参照)に基づいて、P氏が保有するプリペイド式携帯電話103の画面に表示されている。
(通信中にプリペイド式携帯電話の画面に表示された通信可能金額の残高の一例)
図25は、通信中にプリペイド式携帯電話103の画面に表示された通信可能金額の残高の一例を示す説明図である。図25において、画面2500はP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の取引先B105への通信中に表示されていた画面であり、通信先、通信先電話番号、残り通信時間、予備通信可能金額の残高などを表示するメイン領域2510と、「予備通信可能金額使用」が表示されたアイコン2520とを備える。
図25において、たとえばメイン領域2510には、通信先電話番号「090−9111−99999(取引先B105の電話番号)」に対して通信することができる残り時間は「およそ2分」であることが示されている。また、たとえばメイン領域2510には、通信先電話番号「090−9111−99999(取引先B105の電話番号)」を含めた任意の通信先電話番号への通信に利用することができる予備通信可能金額の残高は「5000円」であることが示されている。
この予備通信可能金額の残高などの情報は、P氏102が保有するプリペイド式携帯電話103の取引先B105への通信中に通信料金管理装置211から送信された情報に基づいて、P氏が保有するプリペイド式携帯電話103の画面に表示されている。
図25において、この状態から、たとえばP氏102より「予備通信可能金額使用」が表示されたアイコン2520に対応するボタン1450が押下されることによって、引き続き取引先B105への通信をおこなうために予備通信可能金額が利用される。
このように通信料金管理装置211は、プリペイド式携帯電話103から送信された通信利用情報に基づいた通信利用金額管理処理をおこなうことによって、通信可能金額管理DB350に格納されている所定の通信先または任意の通信先への通信に利用することができる特定通信可能金額または予備通信可能金額を減額することができる。そして、通信料金管理装置211によって減額された特定通信可能金額または予備通信可能金額の残高を含んだ通話可能金額残高情報を、プリペイド式携帯電話103の通信が完了した後またはプリペイド式携帯電話103の通信中にプリペイド式携帯電話103に対して送信することができる。
これによって、たとえば通信可能金額残高情報の送信先のプリペイド式携帯電話103の画面上に所定の通信先または任意の通信先への通信に利用することができる特定通信可能金額または予備通信可能金額の残高を表示させることができる。また、たとえばプリペイド式携帯電話103の利用者にプリペイド式携帯電話103の画面上で所定の通信先または任意の通信先への通信に利用することができる特定通信可能金額または予備通信可能金額の残高を確認させることができる。
また、通信料金管理装置211は、プリペイド式携帯電話103による通信が完了した後だけでなく、プリペイド式携帯電話103による通信中であっても、プリペイド式携帯電話103の画面上に所定の通信先または任意の通信先への通信に利用することができる特定通信可能金額または予備通信可能金額の残高を表示させることができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、プリペイド式携帯電話103によって利用することができる通信料金を所定の通信先電話番号ごとに管理することによって、プリペイド式携帯電話による通信料金の利用を所定の通信先電話番号ごとに制限することができる。そのため、プリペイド式携帯電話による通信料金の利用を適正化することができる。
また、本実施の形態によれば、通信料金の振込先銀行口座を所定の通信先電話番号ごとに設けたことによって、プリペイド式携帯電話による通信料金の利用制限を容易におこなうことができる。そのため、プリペイド式携帯電話による通信料金の利用制限に要する事務処理を簡素化および効率化することができる。
また、本実施の形態によれば、プリペイド式携帯電話103によって所定の通信先電話番号への通信に利用することができる通信料金の残高を含んだ通話可能金額残高情報をプリペイド式携帯電話103に対して送信することによって、プリペイド式携帯電話103の画面上に通信料金の残高を表示させ、プリペイド式携帯電話103の利用者に通信料金の残高を確認させることができる。これによって、たとえばプリペイド式携帯電話103の利用者は通信料金の残高を都度確認したうえで計画的に通信料金を利用することができる。そのため、プリペイド式携帯電話による通信料金の利用を適正化することができる。
また、本実施の形態によれば、任意の通信先への通信に利用することができる予備通信可能金額を設けたことによって、たとえばプリペイド式携帯電話103の利用者は、所定の通信先への通信に利用することができる通信料金の残高が不足している場合であっても予備通信可能金額を利用した所定の通信先への通信をおこなうことができる。そのため、携帯電話の利便性を損なわせることなくプリペイド式携帯電話による通信料金の利用を制限し、プリペイド式携帯電話による通信料金の利用を適正化することができる。
なお、本実施の形態においては、一例としてプリペイド式携帯電話103の通信料金を管理する通信料金管理装置211を用いたが、たとえば所定の通信先電話番号への通信に利用した通信料金を所定の通信先電話番号に対応する銀行口座から引き落とすことができる、料金後払い式携帯電話の通信料金を管理する通信料金管理装置211であってもよい。
また、本実施の形態においては、一例としてプリペイド式携帯電話103によって通話に利用することができる通信料金を所定の通信先ごとに管理する通信料金管理装置211を用いたが、これに限らず、たとえば電子メールやインターネットに利用することができる通信料金を所定の通信先ごとに管理する通信料金管理装置211であってもよい。
また、本実施の形態においては、一例として一つの銀行口座に対して一つの通信先電話番号を対応付けすることによって、通信先電話番号ごとに通信可能金額を管理する通信料金管理装置211を用いたが、これに限らず、たとえば一つの銀行口座に対して複数の通信先電話番号を対応付けすることが可能な通信料金管理装置211であってもよい。
これにより、所定の通信端末(たとえばP氏102が保有するプリペイド式携帯電話103)によって利用することができる所定の通信先(たとえば取引先A)に設けられた複数の電話番号への通信可能金額を一括して一つの銀行口座で管理することができる。
また、たとえば一つの銀行口座に対して複数の契約電話番号を対応付けすることが可能な通信料金管理装置211であってもよく、これにより、所定の複数の通信端末によって利用することができる所定の通信先(たとえば取引先A)への通信可能金額を一括して一つの銀行口座で管理することができる。
なお、本実施の形態で説明した通信料金管理方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどの通信料金管理装置で実行することにより実現することができる。このプログラムは、RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶され、コンピュータによって記憶媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる通信料金管理装置、通信料金管理方法、および通信料金管理プログラムは、電話会社におけるプリペイド式携帯電話の通信料金管理業務に利用可能であり、例えば、プリペイド式携帯電話の通信料金の納入者とプリペイド式携帯電話の利用者とが異なる場合のプリペイド式携帯電話の通信料金の利用の適正化に適している。
この発明の本実施の形態にかかる通信料金管理装置、通信料金管理方法、および通信料金管理プログラムの概要を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる通信料金管理装置を含む全体システムの構成を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる通信料金管理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 通信可能金額追加部の機能的構成の一例を示すブロック図である。 通信可能金額確認部の機能的構成の一例を示すブロック図である。 通信利用金額管理部の機能的構成の一例を示すブロック図である。 通信料金管理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 この発明の本実施の形態にかかる通信料金管理装置による通信可能金額追加処理の手順を示すフローチャートである。 S銀行から電話回線を介して送信された振込情報の一例を示す説明図である。 通信先電話番号管理DBに格納されている通信先情報の一例を示す説明図である。 通信可能金額管理DBに格納されている通信可能金額の一例を示す説明図である。 通信可能金額管理DBに格納されている通信可能金額の他の一例を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる通信料金管理装置による通信可能金額確認処理の手順を示すフローチャートである。 プリペイド式携帯電話の画面に表示された通信可能金額を問い合わせる画面の一例を示す説明図である。 プリペイド式携帯電話から送信された通信可能金額問い合わせ情報の一例を示す説明図である。 通信料金管理装置からプリペイド式携帯電話に対して送信された通信可能金額残高情報の一例を示す説明図である。 プリペイド式携帯電話の画面に表示された通信可能金額の一例を示す説明図である。 プリペイド式携帯電話の画面に表示された通信可能金額の他の一例を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる通信料金管理装置による通信利用金額管理処理の手順を示すフローチャートである。 プリペイド式携帯電話から送信された通信利用情報の一例を示す説明図である。 プリペイド式携帯電話から送信された通信利用情報の他の一例を示す説明図である。 通信料金管理装置によって減額された通信可能金額の一例を示す説明図である。 通信料金管理装置によって減額された通信可能金額の残高を含んだ通信可能金額残高情報の一例を示す説明図である。 通信完了後にプリペイド式携帯電話の画面に表示された通信可能金額の一例を示す説明図である。 通信中にプリペイド式携帯電話の画面に表示された通信可能金額の残高の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 通信料金管理システム
102 P氏
103 プリペイド式携帯電話
104 取引先B
110 S銀行
120 V電話会社
201 電話回線
202 取引先A
211 通信料金管理装置
212 交換局
213 基地局
310 通信可能金額追加部
320 通信可能金額確認部
330 通信利用金額管理部
340 通信先電話番号管理DB
350 通信可能金額管理DB
401 振込情報取得部
402 通信先電話番号抽出部
403 通信可能金額算出部
404 通信可能金額更新部
501 通信可能金額問い合わせ情報取得部
502 通信可能金額残高抽出部
503 通信可能金額残高情報送信部
601 通信利用情報取得部
602 通信可能金額算出部
603 通信可能金額更新部
604 通信可能金額残高情報送信部

Claims (6)

  1. 複数のあて先との通信をおこなうことができる通信端末における通信料金を管理する通信料金管理装置であって、
    あらかじめ登録された所定のあて先への通信に利用することができる金額(以下、「特定通信可能金額」という)をあて先ごとに記憶するとともに、前記所定のあて先にかかる特定通信可能金額が0になった場合に当該所定のあて先への通信に利用可能な、前記特定通信可能金額とは別の予備の通信可能金額(以下、「予備通信可能金額」)を記憶する通信可能金額記憶手段と、
    所定の口座への振込情報を取得する振込情報取得手段と、
    振込口座番号と前記あて先情報とが関連付けられたテーブルを用いて、前記振込情報に含まれた振込口座番号に対応するあて先情報を抽出するあて先情報抽出手段と、
    前記あて先への通信の利用情報を取得する通信利用情報取得手段と、
    前記通信可能金額記憶手段によって記憶されている特定通信可能金額に対して、前記振込情報に含まれた振込金額を加算した金額または前記利用情報に含まれた利用金額を減算した金額を算出する通信可能金額算出手段と、
    前記通信可能金額記憶手段によって記憶されている特定通信可能金額を、前記通信可能金額算出手段によって算出された金額に更新する通信可能金額更新手段と、
    を備え
    前記あて先情報抽出手段が、該当するあて先情報を抽出できなかった場合、前記通信可能金額算出手段は、前記予備通信可能金額に、前記振込情報に含まれた振込金額を加算した金額を算出し、前記通信可能金額更新手段は、前記通信可能金額記憶手段によって記憶されている前記予備通信可能金額を、前記通信可能金額算出手段によって算出された金額に更新することを特徴とする通信料金管理装置。
  2. 前記通信可能金額算出手段によって算出された金額を含む通信可能金額残高情報を出力する通信可能金額残高情報出力手段をさらに備えたことを特徴とする請求項に記載の通信料金管理装置。
  3. さらに、前記特定通信可能金額または前記予備通信可能金額の残高の問い合わせ情報を取得する通信可能金額問い合わせ情報取得手段と、
    前記特定通信可能金額または前記予備通信可能金額の残高を前記通信可能金額記憶手段から抽出する通信可能金額残高抽出手段と、
    前記特定通信可能金額または前記予備通信可能金額の残高を含む通信可能金額残高情報を出力する通信可能金額残高情報出力手段と、
    を備えたことを特徴とする通信料金管理装置。
  4. 前記通信端末は、料金先払い式携帯電話であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の通信料金管理装置。
  5. 複数のあて先との通信をおこなうことができる通信端末における通信料金を管理する通信料金管理装置が実行する通信料金管理方法であって、
    前記通信料金管理装置が、あらかじめ登録された所定のあて先への通信に利用することができる金額(以下、「特定通信可能金額」という)をあて先ごとに記憶するとともに、前記所定のあて先にかかる特定通信可能金額が0になった場合に当該所定のあて先への通信に利用可能な、前記特定通信可能金額とは別の予備の通信可能金額(以下、「予備通信可能金額」)を記憶する通信可能金額記憶手段を備え、
    所定の口座への振込情報を取得する振込情報取得工程と、
    振込口座番号と前記あて先情報とが関連付けられたテーブルを用いて、前記振込情報に含まれた振込口座番号に対応するあて先情報を抽出するあて先情報抽出工程と、
    前記あて先への通信の利用情報を取得する通信利用情報取得工程と、
    前記通信可能金額記憶手段によって記憶されている特定通信可能金額に対して、前記振込情報に含まれた振込金額を加算した金額または前記利用情報に含まれた利用金額を減算した金額を算出する通信可能金額算出工程と、
    前記通信可能金額記憶手段によって記憶されている特定通信可能金額を、前記通信可能金額算出工程によって算出された金額に更新する通信可能金額更新工程と、
    を含み、
    前記あて先情報抽出工程が、該当するあて先情報を抽出できなかった場合、前記通信可能金額算出工程は、前記予備通信可能金額に、前記振込情報に含まれた振込金額を加算した金額を算出し、前記通信可能金額更新工程は、前記通信可能金額記憶手段によって記憶されている前記予備通信可能金額を、前記通信可能金額算出工程によって算出された金額に更新することを特徴とする通信料金管理方法。
  6. 複数のあて先との通信をおこなうことができる通信端末における通信料金を管理する通信料金管理装置に実行させる通信料金管理プログラムであって、
    前記通信料金管理装置が、あらかじめ登録された所定のあて先への通信に利用することができる金額(以下、「特定通信可能金額」という)をあて先ごとに記憶するとともに、前記所定のあて先にかかる特定通信可能金額が0になった場合に当該所定のあて先への通信に利用可能な、前記特定通信可能金額とは別の予備の通信可能金額(以下、「予備通信可能金額」)を記憶する通信可能金額記憶手段を備え、
    前記通信料金管理装置に、
    所定の口座への振込情報を取得する振込情報取得工程と、
    振込口座番号と前記あて先情報とが関連付けられたテーブルを用いて、前記振込情報に含まれた振込口座番号に対応するあて先情報を抽出するあて先情報抽出工程と、
    前記あて先への通信の利用情報を取得する通信利用情報取得工程と、
    前記通信可能金額記憶手段によって記憶されている特定通信可能金額に対して、前記振込情報に含まれた振込金額を加算した金額または前記利用情報に含まれた利用金額を減算した金額を算出する通信可能金額算出工程と、
    前記通信可能金額記憶手段によって記憶されている特定通信可能金額を、前記通信可能金額算出工程によって算出された金額に更新する通信可能金額更新工程と、
    を実行させ
    前記あて先情報抽出工程が、該当するあて先情報を抽出できなかった場合、前記通信可能金額算出工程は、前記予備通信可能金額に、前記振込情報に含まれた振込金額を加算した金額を算出し、前記通信可能金額更新工程は、前記通信可能金額記憶手段によって記憶されている前記予備通信可能金額を、前記通信可能金額算出工程によって算出された金額に更新することを特徴とする通信料金管理プログラム。
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