JP4837976B2 - 農用作業車の姿勢制御装置 - Google Patents
農用作業車の姿勢制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4837976B2 JP4837976B2 JP2005313253A JP2005313253A JP4837976B2 JP 4837976 B2 JP4837976 B2 JP 4837976B2 JP 2005313253 A JP2005313253 A JP 2005313253A JP 2005313253 A JP2005313253 A JP 2005313253A JP 4837976 B2 JP4837976 B2 JP 4837976B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angular velocity
- velocity sensor
- relative angle
- value
- agricultural work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
20はポジション制御用の油圧操作レバーであって、この油圧操作レバー20の回動基部には、トラクタ1の後部に連結されているロータリ耕耘装置14の対地高さを設定するためのポテンショメータからなる対地高さ設定器21(図2参照)が取り付けられている。
ロータリ耕耘装置14について簡単に説明すると、ロータリ耕耘装置14は、耕耘爪を回動して耕耘する耕耘部34と、耕耘部34の上方を覆う耕耘カバー35と、耕耘カバー35の後部にリヤカバー36を枢支し、該リヤカバー36の回動基部に、リヤカバー36の角度を検出する耕深センサ37が設けられている。該耕深センサ37はリヤカバーの角度を検出しても、ハンガーロッドの伸縮長さを検知する構成であっても良い。
<ロータリ耕耘装置14の左右の傾動に関する油圧系統>
油圧ポンプ25から送り出された作動圧油は、分流弁26により一部は上述した水平制御用の傾動シリンダ18側に送られ、他はトラクタ1の後部に連結可能な作業機(例えば、上述したロータリ耕耘装置14)を昇降するためのリフトアーム7・7に連結される単動式油圧シリンダ6側に送られる。ロータリ耕耘装置14の水平制御用の切換弁27は、3位置4ポート式の弁にて構成され、左側のソレノイド27aが励磁されると傾倒シリンダ18は伸長し、逆に右側のソレノイド27bが励磁されると短縮する。前記切換弁27は、制御装置60(図2参照)からパルス信号を受信した場合に、ソレノイド27a又はソレノイド27bにパルス信号を流すことによって、制御される電磁弁であって、電流値に比例するものである。また、上記切換弁27は常態においては中立位置を保っており、傾斜センサ16によってトラクタ1の傾斜が検出された場合に、制御装置60は、ロータリ耕耘装置14を水平に維持すべく、上記何れかのソレノイド(27a、27b)を励磁することによって切換弁27を切り替える。
40はメインの油圧昇降回路の一部を構成する油路、42は上昇用比例制御弁、45は下降用比例制御弁である。上昇用比例制御弁42は、パイロット圧を制御する第1制御弁47と、流量を制御する第2制御弁48とからなり、第1制御弁47のソレノイドに流す電流値をコントロールすることによって第2制御弁48に掛かるパイロット圧が変わり、上記単動式油圧シリンダ6に至る作動油の量がコントロールされる。同様に、下降用比例制御弁45も、パイロット圧をコントロールする第1制御弁49と、流量制御する第2制御弁50とからなり、第1制御弁49のソレノイドに通電する電流値を変えることによって、第2制御弁50に掛かるパイロット圧が変わり、上記単動式油圧シリンダ6から作動油タンクに排出される作動油の量が制御される。これらの上昇用、下降用の比例制御弁42・45は水平制御用の切換弁27と同様、1パルスあたりのON時間を変えて電流値をコントロール(デューティ制御)するものである。
ここで、ロータリ耕耘装置14の相対角度のローリング制御等を行うための制御の流れ図を、図5乃至図14を用いて説明する。なお下記説明において、各処理ステップについてはS10などのように省略して表記している。まず、図5乃至図7に示すように、制御装置60はスイッチ類やセンサ類の設定や検出値などを読み込んでトラクタ1の状況を認識する(S10)。制御装置60はロータリ耕耘装置14の左右傾斜角の変化速度を検出する角速度センサ19の値の変化を監視している途中であるか否かを判定し(S20)、判定を開始していなければ所定の判定時間のカウントを開始し、判定を行う(S25)。次に、角速度センサの検出値が設定した範囲内から範囲外に変化したか否かを判定する(S30)。
6 単動式油圧シリンダ
7 リフトアーム
14 ロータリ耕耘装置
16 傾斜センサ
18 傾倒シリンダ
21 対地高さ設定器
23 対地高さセンサ
60 制御装置
80 ランプ
81 メータパネル
Claims (6)
- 農用作業車の左右の傾斜角の変化速度を検出する角速度センサ(19)と、前記角速度センサ(19)の検出値に基づいて、農用作業車と対地作業装置との相対角度を制御する制御手段とを具備し、該制御手段は前記対地作業装置の姿勢変化による角速度を減少させるべく相対角度制御を行う農用作業車において、前記制御手段は、該角速度センサ(19)の検出値が一定時間内に閾値(U)を超える頻度が一定以上である場合は、前記対地作業機の相対角度制御に対する角速度センサ(19)の検出値の影響を低下させる手段(A)を設け、前記角速度センサ検出値の相対角度制御に対する影響を低下させる手段(A)が用いられる場合、前記角速度センサ(19)の検出値の影響を低下させても、前記一定時間内に角速度センサ(19)の検出値が閾値(U)を超える頻度が高い場合には、更に相対角度制御に対する、角速度センサの検出値の影響を低下させる手段(A)の働きを時系列的に段階を踏んで強めていくことにより、角速度センサ検出値の相対角度制御に対する影響を低下させることによって、最適補正量を自動的に得ることを特徴とする農用作業車の姿勢制御装置。
- 請求項1記載の農用作業車の姿勢制御装置において、前記角速度センサ検出値の相対角度制御に対する影響を低下させる手段(A)として、該角速度センサ(19)の検出値を姿勢制御に反映させないことを特徴とする農用作業車の姿勢制御装置。
- 請求項1記載の農用作業車の姿勢制御装置において、前記角速度センサ検出値の相対角度制御に対する影響を低下させる手段(A)として、該角速度センサ(19)の閾値(U)を増加させることを特徴とする農用作業車の姿勢制御装置。
- 請求項1記載の農用作業車の姿勢制御装置において、前記角速度センサ検出値の相対角度制御に対する影響を低下させる手段(A)として、実際の角速度センサ(19)の検出値よりも低い値に変換して対地作業機の相対角度制御に用いることを特徴とする農用作業車の姿勢制御装置。
- 請求項1記載の農用作業車の姿勢制御装置において、前記角速度センサ検出値の相対角度制御に対する影響を低下させる手段(A)を用いた後、該角速度センサ(19)の検出値が一定時間内に閾値(U)を超える頻度が一定以内になった場合は、該角速度センサの検出値の影響を低下させる手段(A)を用いることを解除することを特徴とした農用作業車の姿勢制御装置。
- 請求項1記載の農用作業車の姿勢制御装置において、前記角速度センサ検出値の相対角度制御に対する影響を低下させる手段(A)が用いられる場合には、警報を発する報知手段を具備することを特徴とする農用作業車の姿勢制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005313253A JP4837976B2 (ja) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | 農用作業車の姿勢制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005313253A JP4837976B2 (ja) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | 農用作業車の姿勢制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007116980A JP2007116980A (ja) | 2007-05-17 |
JP4837976B2 true JP4837976B2 (ja) | 2011-12-14 |
Family
ID=38141505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005313253A Expired - Fee Related JP4837976B2 (ja) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | 農用作業車の姿勢制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4837976B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09140225A (ja) * | 1995-11-28 | 1997-06-03 | Kubota Corp | 作業機 |
JP3310534B2 (ja) * | 1996-03-07 | 2002-08-05 | 株式会社クボタ | 農用トラクタ |
JP3849561B2 (ja) * | 2002-03-28 | 2006-11-22 | 井関農機株式会社 | 動力農機のローリング制御装置 |
JP4908732B2 (ja) * | 2003-07-04 | 2012-04-04 | 株式会社Ihiシバウラ | 農用作業車 |
-
2005
- 2005-10-27 JP JP2005313253A patent/JP4837976B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007116980A (ja) | 2007-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4837975B2 (ja) | 農用作業車の姿勢制御装置 | |
JP4908732B2 (ja) | 農用作業車 | |
JP4837976B2 (ja) | 農用作業車の姿勢制御装置 | |
JP4179935B2 (ja) | 表示装置の信号判別方法 | |
JP5943852B2 (ja) | 作業車 | |
JP3669931B2 (ja) | 作業車 | |
JPH0531505U (ja) | トラクタの姿勢制御装置 | |
JP4838045B2 (ja) | トラクタの作業機昇降制御装置 | |
JP4749822B2 (ja) | 農用作業車の作業機姿勢制御装置 | |
JP4749819B2 (ja) | 農用作業車 | |
JP5096050B2 (ja) | 農用作業車 | |
JP3716605B2 (ja) | 農業機械のローリング制御装置 | |
JP2005021129A (ja) | 農用作業車 | |
JP4939048B2 (ja) | 作業車の作業機昇降制御装置 | |
JP5561070B2 (ja) | トラクタ作業機の制御装置 | |
JP5002935B2 (ja) | トラクタ作業機 | |
JP4373315B2 (ja) | 作業車輌における傾斜自動制御装置 | |
JP3189164B2 (ja) | 動力車両における作業機の姿勢制御装置 | |
JP3577737B2 (ja) | ローリング制御装置 | |
KR20170108682A (ko) | 농업용 작업 차량 | |
JP2006340621A (ja) | 農作業機の耕耘制御装置 | |
JP2010004839A (ja) | 農作業機 | |
JPH1098911A (ja) | 作業用走行車 | |
JP2855779B2 (ja) | 油圧バルブ制御装置 | |
JP3778654B2 (ja) | トラクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080708 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100707 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110531 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110715 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110927 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110929 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |