JP4837494B2 - 導光体を有する灯具 - Google Patents

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本発明は、例えば車両用の灯具において、方向指示灯、車幅灯など灯具の点灯状態を後続車の運転者などに直接に観視させて、自車の行動を告知するために設けられている信号用の灯具の構成に係るものであり、点灯時の注目を喚起するために、導光体を採用するなどして、デザイン性が重視される灯具の構成に係るものである。
従来の、この種の導光体91を有する灯具90の構成の例を示すものが図5であり、例えば、光源92として採用するLEDランプが1個では、導光体91が発光する光量が不足するときには、導光体91の一方の端部に複数、例えば、2個の光源92を設置する。
このようにしたときには、導光体91の幅(または径)が、2個の光源92の幅を加算したものよりも小さくなる場合も生じるので、それぞれの光源92の発光方向には、光を導光体91の端部方向に曲げると共に、導光体91の幅(または径)よりも小さく集束するレンズ93を設けておき、2個の光源92が発する光の全てを前記導光体91内に入射させる。
尚、このときには、光源92から直接漏れる光が側面方向から観視されることのないように、不透明部材で形成したカバー94を設け、前記光源92、レンズ93などを収納しておく。尚、前記導光体91に対する光源92の数は2個に限定するものではなく、図6(a)に示すように2個、図6(b)に示すように4個、図6(c)に示すように6個とするなどは自在である。
特開2005−14854号公報
しかしながら、上記した従来の構成では、確かに光源92の数を増しただけ、導光体91内に入射される光量は増加するものとなるが、光源92を増すための部品としてレンズ93、カバー94などの追加が必要となり、部品点数と、組立工数とが共に増加して、光源の数を増した以上のコストアップを生じるものとなり、費用と効果とが比例しないという問題点を生じるものとなっている。
本発明は、上記した従来の課題を解決するための具体的な手段として、少なくとも一枚の板状の導光体の板厚面の一端から光源からの光を入射させて内面反射により伝播し、所望の位置の板厚面、若しくは、板面から外部に射出し観視させる構成とした灯具において、前記光源の光軸前記導光体の板面近傍に設定したことを特徴とする導光体を有する灯具を提供することで、光源以外の追加部品を不要として明るい灯具を提供可能とし、課題を解決するものである。
本発明により、導光体に対する光源の光軸を適宜にずらせ、観視者に光源からの直射光と、導光体を透過してくる光との両方が達する構成としたことで、光源から直接に達する光により観視者に明るさを感じさせ、導光体を透過してくる光により観視者にデザイン的な美観を感じさせ、追加部品を生じることなく目的を達するものとしてコストダウンを可能とするという効果を奏するものとする。
つぎに、本発明を図に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。図1に符号1で示すものは本発明に係る灯具1であり、この灯具1は従来例で説明したのと同様に導光体2を有するものとされ、例えば、4枚の導光体2に対して、この導光体2に光を入射させるための、例えばLEDランプなどによる光源3が設けられるものである点は、従来例のものと同様である。
このときに、導光体2が、車両などへの取付状態において車両の幅方向に適宜の長さを有するものである場合には、前記導光体2の後方に配置される光源3も適宜の間隔をもって複数が設けられ、前記導光体2の光を射出する側の端部である前面2aが均一な明るさで光輝するように調整されている。
ここで、従来の導光体を有する灯具においては、前記でも説明したように、光源から発せられる光は、そのほとんど全ての光量が導光体の内部に導入されるように構成されているのが通常であり、この目的を達するために、側方から見る状態では、導光体の厚さ方向の中心と、光源の光軸とがほぼ一致させられているのが通常であった。
加えて、光源から所定の放射角をもって射出される光が広く拡散しない内に、導光体内に取り込むように、導光体の光を取り込む側の端部である後面と光源とは接近して設置されるのが従来例の状態であり、更には、後面は凹面状を成すように加工が行われるなど、少しでも多くの光を捕捉し、光源からの光を導光体の内部に光を取り込めるように工夫が凝らされているものもある。
上記に対して、本発明においては、図2に示すように側方から見る状態では、導光体2の厚さ方向の中心と、光源3の光軸Xとがずらされて構成されているものであり、この実施形態では、前記光源3の光軸Xは、前記導光体2の車両などへの取付状態での上方側の板面の近傍に設定されている。尚、以下の説明では、導光体2は板面2cがほぼ水平で車両に取付けられているものとし、前後は車両を基準として称するものとする。
そして、本発明では、前記光源3が設置される位置も適宜な間隔を設けて後方に設定され、前記光源3の光軸Xに対し下向きに放射されている光が、前記導光体2の内部に入射するようにされている。尚、このときには、前記導光体2の後面2bは上記した導光体2と光源3との位置関係に対して適宜な形状とされ、効率良く光を取り込めるものとされている。尚、このときに光軸Xから下半部への光が複数の導光体2へ入射するものとすることも自在である。
このようにすることで、本発明の灯具1においては、光源3からの光は、光軸Xから上方の略半分の光が直射光として照射方向へ放射され、光軸Xから下方の略半分の光が導光体2内で内部反射を繰り返しながら伝播し、導光体2の前面2aから放射されるものとなる。
よって、対向車の運転者など観視者からは、適宜な間隔をもって複数枚が配置されている導光体2の間(間隙)からは、光源3からの直射光が放射され、そして、導光体2の前面2a(板厚面)からは、それぞれの導光板2の内部を内面反射により伝播してきた光源3からの光が、前記導光体2の前面2aの形状でほぼ均一な明るさとしてとして光輝して観視されるものとなる。
従って、本発明の灯具1においては、灯具1としての明るさは、直視することができる光源3の輝度、及び、前記光源3からの直射光で照射される対象物の明るさで認識されるものとなり、灯具1としての形状は、前記導光体2の光の射出面である前面2aに施されたデザインにより認識されるものとなる。
即ち、本発明によれば、導光体2と光源3との相互の位置を、光源3の光軸Xが導光体2の板面とほぼ一致するようにずらせたことで、光源3から放射される光量の約半分は、直射光として大気中に放射されて対象物を直接に照射し、灯具1としての明るさの向上に利用されるものとなり、同じ光源3から放射される光量の残りの約半分は、導光体2内で内面反射を繰り返し、前面2aから外部に放射されることで、灯具1のデザインを明確なものとする。
加えて、上記の構成としたことで、光源3の導光体2からずらされた部分が、前記導光体2の板面に反射し、あたかも、使用されている光源3の数が増加したように見え、点灯時の華やかさが増す効果も得られるものとなる。尚、この実施形態においては、説明を簡素化し理解を容易とするために、前記導光体2は、ほぼ方形の板状のものとし、光源3からの光は後面2bから入射して、前面2aから外部に放出されるものとして説明を行ったが、本発明はこれを限定するものではない。
即ち、前記導光体2は例えば三角形など、上記説明と異なる形状であっても良く、あるいは、一部に梨地処理を行い、積極的に光を拡散させ、部分的に光る場所を設けても良いものである。要は灯具1としてデザインにマッチする形状であれば、どのような形状としても良いものである。
図3は上記の構成として形成した灯具1を実際に車両に組み込んだときの一例を示すものであり、プロジェクタ型のヘッドライト10の側面を利用して導光体2が設けられ、ハウジング11の底部には、複数のLEDランプが光源3として設けられ、例えば、ターンシグナル用の灯具として使用可能な状態とされている。
図4は、本発明に係る灯具1の別な実施形態であり、上記で説明したように、導光体2の形状が自由であると同時に、導光体2の厚みもまた自由に設定できるものである。また、上記の説明では、光源3は一枚の導光体2に対して光軸Xを上面、あるいは、下面の一方向にずらせて設置していたが、例えば、前記導光体2の厚み、あるいは、導光体2間の間隙が充分にある場合などには、一枚の導光体2に対して、上方と下方との双方に光軸Xをずらせた光源3を設置しても良いものである。
本発明によれば、形状が自在に設定できる導光体2の複数枚を適宜な間隔をもって重ね合わせると共に、前記導光体2の背面側にLEDランプなどの光源の複数を所定の位置、間隔をもって配置することで、どのような形状の空間であっても、本発明においては灯具1を形成することが可能となり、車体、あるいは、灯体に対するデザインの整合性を向上させることが可能となる。
また、本発明により、光源3の光軸Xを導光体2に対して板面近傍までずらせたことで、光源3からの光は、約半分が直射光として遠方に達するものとなり、残りの約半分が導光体2内を透過して灯具1が形成された形状を観視者に明確に認識させるものとなり、明るさと美感の向上の双方に対して有効な作用を奏するものとなる。
本発明に係る灯具の構成の例を要部で示す説明図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明に係る灯具を灯体に組み込んだ例を示す説明図である。 本発明に係る灯具の別の実施形態を要部で示す説明図である。 従来例を示す説明図である。 従来例において明るさを増加するときの光源の配置例を示す説明図である。
符号の説明
1…灯具
2…導光体
2a…前面
2b…後面
2c…板面
3…光源
10…ヘッドライト
11…ハウジング(灯体)

Claims (2)

  1. 少なくとも一枚の板状の導光体の板厚面の一端から光源からの光を入射させて内面反射により伝播し、所望の位置の板厚面、若しくは、板面から外部に射出し観視させる構成とした灯具において、前記光源の光軸前記導光体の板面近傍に設定したことを特徴とする導光体を有する灯具。
  2. 前記導光体は前記板厚面を前記光源に向かう適宜な傾斜面とされた複数枚が略平行として設けられており、光軸を前記導光体の板面近傍に設定された前記光源からの光を少なくとも二枚が導入可能とされていることを特徴とする請求項1記載の導光体を有する灯具。
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