JP2016072017A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子からの光をリフレクタによって前方へ向けて反射させることにより、ロービーム照射とハイビーム照射とを選択的に行い得るように構成された車両用灯具において、所要の配光パターンをコンパクトな構成で形成可能とする。
【解決手段】4つのリフレクタユニット20A、20B、20C、20Dを備えた構成とし、その各々が、前後方向に並んで配置された第1および第2発光素子32、34を備えた構成とする。そして、各リフレクタユニット20A〜20Dにおける第1発光素子32の同時点灯によってロービーム用配光パターンを形成するとともに、その前方に配置された第2発光素子34の同時点灯によってハイビーム用配光パターンを形成する構成とする。これにより、従来のようにロービーム照射用のリフレクタユニットとハイビーム照射用のリフレクタユニットとがそれぞれ複数個配置された構成に比して、リフレクタユニットの必要個数を削減する。
【選択図】図2

Description

本願発明は、ロービーム照射とハイビーム照射とを選択的に行い得るように構成された車両用灯具に関するものである。
従来より、車両用灯具の構成として、発光素子からの光をリフレクタによって前方へ向けて反射させることにより、ロービーム照射とハイビーム照射とを選択的に行い得るように構成されたものが知られている。
「特許文献1」には、このような車両用灯具の構成として、発光素子およびリフレクタを備えたリフレクタユニットが6つ並列に配置されたものが記載されている。
この「特許文献1」に記載された車両用灯具においては、4つのリフレクタユニットの発光素子を同時点灯させることによってロービーム用配光パターンを形成するとともに、残り2つのリフレクタユニットの発光素子を追加点灯させることによってハイビーム用配光パターンを形成する構成となっている。
特開2014−7106号公報
上記「特許文献1」に記載された車両用灯具においては、ロービーム照射用のリフレクタユニットとハイビーム照射用のリフレクタユニットとがそれぞれ複数個配置されているので、車両用灯具のサイズが大きくなってしまう、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、発光素子からの光をリフレクタによって前方へ向けて反射させることにより、ロービーム照射とハイビーム照射とを選択的に行い得るように構成された車両用灯具において、所要の配光パターンをコンパクトな構成で形成することができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
本願発明は、各リフレクタユニットの構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
ロービーム照射とハイビーム照射とを選択的に行い得るように構成された車両用灯具において、
前後方向に並んで配置された第1および第2発光素子と、これら第1および第2発光素子からの出射光を前方へ向けて反射させるリフレクタとを備えたリフレクタユニットが、少なくとも2つ配置されており、
上記各リフレクタユニットの第1発光素子を同時点灯させることによってロービーム用配光パターンまたはその一部を形成するとともに、上記各リフレクタユニットの第2発光素子を同時点灯させることによってハイビーム用配光パターンまたはその一部を形成するように構成されている、ことを特徴とするものである。
上記「第1および第2発光素子」の各々の種類は特に限定されるものではなく、例えば、発光ダイオードやレーザダイオード等が採用可能である。
上記「少なくとも2つ」の「リフレクタユニット」相互の具体的な位置関係は特に限定されるものではない。
上記「ロービーム用配光パターンまたはその一部を形成する」には、各リフレクタユニットの第1発光素子の同時点灯のみによってロービーム用配光パターンを形成する態様と、さらに別のリフレクタユニットをも備えた構成とした上で、その発光素子の追加点灯によってロービーム用配光パターンを形成する態様とが含まれる。
上記「ハイビーム用配光パターンまたはその一部を形成する」には、各リフレクタユニットの第2発光素子の同時点灯のみによってハイビーム用配光パターンを形成する態様と、さらに別のリフレクタユニットをも備えた構成とした上で、その発光素子の追加点灯によってハイビーム用配光パターンを形成する態様とが含まれる。
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用灯具は、少なくとも2つのリフレクタユニットの各々における第1発光素子を同時点灯させることによってロービーム用配光パターンまたはその一部を形成するとともに、その第2発光素子を同時点灯させることによってハイビーム用配光パターンまたはその一部を形成するように構成されているので、従来のようにロービーム照射用のリフレクタユニットとハイビーム照射用のリフレクタユニットとがそれぞれ複数個配置された構成に比して、リフレクタユニットの必要個数を削減することができ、これにより車両用灯具のサイズを小さくすることができる。
このように本願発明によれば、発光素子からの光をリフレクタによって前方へ向けて反射させることにより、ロービーム照射とハイビーム照射とを選択的に行い得るように構成された車両用灯具において、所要の配光パターンをコンパクトな構成で形成することができる。
また、本願発明の構成を採用することにより、リフレクタユニットの必要個数の削減によるコスト低減を図ることも可能となる。
上記構成において、各リフレクタユニットにおける第1および第2発光素子の構成として、いずれも発光面を下向きにした状態でかつ第2発光素子を第1発光素子の前方に位置させた状態で配置された構成とすれば、第1発光素子からの直射光が斜め上前方へ向けて照射されてしまわないようにすることができる。そしてこれによりグレア光の発生を未然に防止することができる。
上記構成において、少なくとも2つのリフレクタユニットのうちの少なくとも1つについて、その第1発光素子からの出射光を左右方向に拡散する拡散光としてそのリフレクタに入射させる拡散レンズを備えた構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、あるリフレクタユニットにおいて、そのリフレクタの反射面を、その第2発光素子の点灯によってハイビーム用配光パターンの高光度領域を形成する構成とした場合には、その第1発光素子を点灯させたときにはロービーム用配光パターンにおいも高光度領域が形成されることとなる。しかしながら、この高光度領域はロービーム用配光パターンとしては過剰に明るいものとなってしまい、ロービーム用配光パターンに光ムラが発生してしまうおそれがある。
このような場合には、拡散レンズを配置して、第1発光素子からの出射光を左右方向に拡散する拡散光としてリフレクタに入射させる構成とすれば、そのリフレクタから反射光によって水平方向に拡がる配光パターンを形成することができる。そしてこれにより、ロービーム用配光パターンの高光度領域が明るくなり過ぎてロービーム用配光パターンに光ムラが発生してしまうのを未然に防止することができる。
上記各リフレクタユニットにおいて、第1発光素子の発光面と第2発光素子の発光面との間隔が0.3mm以下の値に設定された構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、第2発光素子の点灯によって形成される配光パターンは、第1発光素子の点灯によって形成される配光パターンに対して上方へ変位したものとなるが、第1発光素子の発光面と第2発光素子の発光面との間隔が広すぎると、第1発光素子の点灯によって形成される配光パターンをロービーム用配光パターンの形成に適した位置に形成したとき、第2発光素子の点灯によって形成される配光パターンはハイビーム用配光パターンの形成に適した位置よりも上方にずれた位置に形成されてしまうこととなる。
そこで、第1発光素子の発光面と第2発光素子の発光面との間隔を0.3mm以下の小さい値に設定することにより、第1発光素子の点灯によって形成される配光パターンをロービーム用配光パターンの形成に適した位置に形成した上で、第2発光素子の点灯によって形成される配光パターンをハイビーム用配光パターンの形成に適した位置に形成することができる。
その際、第2発光素子の発光面の前後幅やリフレクタのサイズによっては、上記間隔を0.3mmよりも大きい値に設定しても、第2発光素子の点灯によって形成される配光パターンをハイビーム用配光パターンの形成に適した位置に形成することが可能となる場合がある。ただし、このようにした場合においても、第1発光素子の発光面と第2発光素子の発光面との間隔が第2発光素子の発光面の前後幅に対して1/5以下の値に設定された構成とすることが、第2発光素子の点灯によって形成される配光パターンをハイビーム用配光パターンの形成により適した位置に形成する観点から好ましい。
本願発明の一実施形態に係る車両用灯具を示す正面図 図1のII−II線断面図 図1のIII−III線断面図 図1のIV−IV線断面図 (a)は図1のVa部詳細図、(b)は上記実施形態の変形例を示す(a)と同様の図 (a)は図3のVIa 方向矢視詳細図、(b)は図4のVIb 方向矢視詳細図 上記車両用灯具からの照射光により形成される配光パターンを透視的に示す図であって、(a)はロービーム用配光パターン、(b)はハイビーム用配光パターンを示す図 上記ロービーム用配光パターンおよび上記ハイビーム用配光パターンを、これらを構成する複数の配光パターンに分解して示す図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用灯具10を示す正面図である。また、図2は図1のII−II線断面図であり、図3は図1のIII−III線断面図であり、図4は図1のIV−IV線断面図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る車両用灯具10は、車両の左前端部に配置されるヘッドランプであって、ロービーム照射とハイビーム照射とを選択的に行い得るように構成されている。
なお、車両用灯具10としては、図2において、Xで示す方向が「前方」(車両としても「前方」)であり、Yで示す方向が「前方」と直交する「左方向」(車両としても「左方向」であるが灯具正面視では「右方向」)である。
この車両用灯具10は、ランプボディ12とその前端開口部に取り付けられた素通し状の透光カバー14とで形成される灯室内に、4つのリフレクタユニット20A、20B、20C、20Dが組み込まれた構成となっている。
4つのリフレクタユニット20A、20B、20C、20Dは、車幅方向に並列に配置されており、かつ車幅方向外側に位置するものほど後方側に変位した状態で配置されている。
各リフレクタユニット20A、20B、20C、20Dは、発光ユニット30A、30B、30C、30Dと、この発光ユニット30A〜30Dからの出射光を前方へ向けて反射させるリフレクタ40A、40B、40C、40Dと、これらを支持する支持部材50とを備えた構成となっている。
各発光ユニット30A〜30Dは、いずれも同様の構成を有している。
すなわち、これら各発光ユニット30A〜30Dは、前後方向に並んで配置された第1および第2発光素子32、34を備えた構成となっている。その際、これら第1および第2発光素子32、34は、その発光面32a、34aを下向きにした状態でかつ第2発光素子34を第1発光素子32の前方に位置させた状態で配置されている。
そして、4つのリフレクタユニット20A〜20Dのうち車幅方向外側に位置する2つのリフレクタユニット20C、20Dは、その第1発光素子32からの出射光を左右方向に拡散する拡散光としてそのリフレクタ40C、40Dに入射させる拡散レンズ36C、36Dが配置された構成となっている。
本実施形態においては、ロービーム照射モードで各リフレクタユニット20A〜20Dの第1発光素子32が点灯し、ハイビーム照射モードで各リフレクタユニット20A〜20Dの第2発光素子34が点灯するようになっている。
次に、各リフレクタユニット20A〜20Dにおける発光ユニット30A〜30Dの具体的な構成について説明する。
図5(a)は、図1のVa部詳細図である。また、図6(a)は、図3のVIa 方向矢視詳細図であり、図6(b)は、図4のVIb 方向矢視詳細図である。
これらの図にも示すように、第1および第2発光素子32、34は、共通の基板30aに2つの発光チップが搭載された構成となっており、各発光チップの下面が発光面32a、34aを構成している。これら第1および第2発光素子32、34は、その端子32b、34bが図示しない点灯制御回路に並列で接続されている。
第1発光素子32の発光面32aと第2発光素子34の発光面34aは、同一の外形形状を有している。具体的には、これら各発光面32a、34aは、一辺が1mm程度の正方形の外形形状を有しており、その四辺を前後方向および左右方向に向けた状態で配置されている。その際、これら発光面32a、34a相互間の間隔dは、0.3mm以下(例えば0.15mm程度)の値に設定されている。
各リフレクタユニット20A〜20Dの支持部材50は、その下面に凹部50aが形成されており、この凹部50aに各発光ユニット30A〜30Dが配置されている。この支持部材50は金属製部材で構成されており、第1および第2発光素子32、34が発生する熱を放散させるヒートシンクとして機能するようになっている。
2つのリフレクタユニット20C、20Dにおいては、その支持部材50に拡散レンズ36C、36Dが支持された構成となっている。
これら各拡散レンズ36C、36Dは、車幅方向に沿った鉛直断面形状が凹メニスカスレンズ状に形成されており、これにより第1発光素子32からの出射光を左右方向に拡散させるようになっている。その際、リフレクタユニット20Dの拡散レンズ36Dは、リフレクタユニット20Cの拡散レンズ36Cよりも大きい屈折力を有しており、これにより第1発光素子32からの出射光を左右方向により大きく拡散させるようになっている。
これら各拡散レンズ36C、36Dは、前後方向に沿った鉛直断面形状が後方へ向けて徐々に肉厚が減少する形状に設定されており、これにより第1発光素子32からの出射光を下方寄りの方向へ偏向させるようになっている。
次に、各リフレクタユニット20A〜20Dにおけるリフレクタ40A〜40Dの具体的な構成について説明する。
リフレクタユニット20A、20Bのリフレクタ40A、40Bは、ロービーム照射を優先させた構成となっており、一方、リフレクタユニット20C、20Dのリフレクタ40C、40Dは、ハイビーム照射を優先させた構成となっている。
すなわち、リフレクタ40Aは、第1発光素子32の発光面32aの前端位置を基準として形成された反射面40Aaを備えている。この反射面40Aaは、複数の反射素子40Asで構成されており、これら各反射素子40Asにおいて第1発光素子32(あるいは第2発光素子34)からの出射光を水平方向あるいは水平面に対して傾斜した斜め方向に偏向反射あるいは拡散反射させるようになっている。
リフレクタ40Bも、第1発光素子32の発光面32aの前端位置を基準として形成された反射面40Baを備えている。この反射面40Baは、複数の反射素子40Bsで構成されており、これら各反射素子40Bsにおいて第1発光素子32(あるいは第2発光素子34)からの出射光を水平方向に拡散反射させるようになっている。
一方、リフレクタ40Cは、第2発光素子34の発光面34aの中心位置を基準として形成された反射面40Caを備えている。この反射面40Caは、複数の反射素子40Csで構成されており、これら各反射素子40Csにおいて第2発光素子34(あるいは第1発光素子32)からの出射光を水平方向に僅かに拡散反射させるようになっている。
その際、第1発光素子32からの出射光は、拡散レンズ36Cによって左右方向に拡散する拡散光としてリフレクタ40Cの反射面40Caに入射するので、各反射素子40Csにおいて水平方向に拡散するとともに下向きに偏向した光として反射することとなる。
リフレクタ40Dも、第2発光素子34の発光面34aの中心位置を基準として形成された反射面40Daを備えている。この反射面40Daは、複数の反射素子40Dsで構成されており、これら各反射素子40Dsにおいて第2発光素子34(あるいは第1発光素子32)からの出射光を僅かに水平方向に拡散反射させるようになっている。
その際、第1発光素子32からの出射光は、拡散レンズ36Dによって左右方向に拡散する拡散光としてリフレクタ40Dの反射面40Daに入射するので、各反射素子40Dsにおいて水平方向に拡散するとともに下向きに偏向した光として反射することとなる。
図7は、車両用灯具10から前方へ照射される光により、灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図である。その際、同図(a)に示す配光パターンはロービーム用配光パターンであり、同図(b)に示す配光パターンはハイビーム用配光パターンである。
同図(a)に示すロービーム用配光パターンPLは、左配光のロービーム用配光パターンであって、その上端縁に水平カットオフラインCL1および斜めカットオフラインCL2を有している。これら水平および斜めカットオフラインCL1、CL2は、灯具正面方向の消点であるH−Vを鉛直方向に通るV−V線よりも右側の対向車線側部分が水平カットオフラインCL1として形成されており、V−V線よりも左側の自車線側部分が斜めカットオフラインCL2として形成されている。
このロービーム用配光パターンPLにおいて、水平カットオフラインCL1と斜めカットオフラインCL2との交点であるエルボ点EはH−Vの0.5〜0.6°程度下方に位置している。このロービーム用配光パターンPLにおいて、その高光度領域(すなわちホットゾーン)HZLはエルボ点Eの左下方に位置しており、また、エルボ点Eの下方近傍には高光度領域HZLの周辺の明るさを補強する中拡散領域Z1Lが横長に形成されている。
このロービーム用配光パターンPLは、図8(a1)、(b1)、(c1)、(d1)に示す4つの配光パターンPLa、PLb、PLc、PLdの合成配光パターンとして形成されている。
図8(a1)に示す配光パターンPLaは、リフレクタユニット20Aからの照射光によって形成される配光パターンである。
この配光パターンPLaは、ロービーム用配光パターンPLの主要部を形成する配光パターンであって、この配光パターンPLaによって水平および斜めカットオフラインCL1、CL2が形成され、その高光度領域HZLaによってロービーム用配光パターンPLの高光度領域HZLの大半が形成されるようになっている。
図8(b1)に示す配光パターンPLbは、リフレクタユニット20Bからの照射光によって形成される配光パターンである。
この配光パターンPLbは、ロービーム用配光パターンPLの拡散領域を形成する配光パターンであって、その高光度領域HZLbは配光パターンPLbの上端縁寄りに位置している。
図8(c1)に示す配光パターンPLcは、リフレクタユニット20Cからの照射光によって形成される配光パターンである。
この配光パターンPLcは、エルボ点Eの下方において水平方向にある程度拡がる横長の配光パターンであって、ロービーム用配光パターンPLの中拡散領域Z1Lの一部を形成している。この配光パターンPLcの高光度領域HZLcはその上端縁寄りに位置している。
なお、図8(c1)において2点鎖線で示す配光パターンPLc´は、仮に拡散レンズ36Cが存在しないとした場合に形成される配光パターンであって、配光パターンPLcよりもやや上方においてスポット状に形成されている。実際には、拡散レンズ36Cが存在するので、第1発光素子32からの出射光はやや下向きでかつ左右方向に拡散する拡散光としてリフレクタ40Cに入射し、これにより配光パターンPLcは配光パターンPLc´を下方に変位させて水平方向に拡げたような配光パターンとなっている。
図8(d1)に示す配光パターンPLdは、リフレクタユニット20Dからの照射光によって形成される配光パターンである。
この配光パターンPLdは、エルボ点Eの下方において水平方向にやや大きく拡がる横長の配光パターンであって、ロービーム用配光パターンPLの中拡散領域Z1Lの一部を形成している。この配光パターンPLdの高光度領域HZLdはその上端縁寄りに位置している。
なお、図8(d1)において2点鎖線で示す配光パターンPLd´は、仮に拡散レンズ36Dが存在しないとした場合に形成される配光パターンであって、配光パターンPLcよりもやや上方において略スポット状に形成されている。実際には、拡散レンズ36Dが存在するので、第1発光素子32からの出射光はやや下向きでかつ左右方向に拡散する拡散光としてリフレクタ40Dに入射し、これにより配光パターンPLdは配光パターンPLd´を下方に変位させて水平方向に拡げたような配光パターンとなっている。
一方、図7(b)に示すハイビーム用配光パターンPHは、H−Vを中心にして左右両側に拡がる横長の配光パターンとして形成されている。
このハイビーム用配光パターンPHにおいて、その高光度領域HZHはH−Vを中心にしてやや横長に形成されており、その周辺には高光度領域HZHの周辺の明るさを補強する小拡散領域Z1Hが左側にやや長く延びるようにして形成されている。
このハイビーム用配光パターンPHは、図8(a2)、(b2)、(c2)、(d2)に示す4つの配光パターンPHa、PHb、PHc、PHdの合成配光パターンとして形成されている。
図8(a2)に示す配光パターンPHaは、リフレクタユニット20Aからの照射光によって形成される配光パターンである。
この配光パターンPHaは、ロービーム用配光パターンPLの配光パターンPLaを形成した結果として形成される配光パターンであって、配光パターンPLaが上方に変位した上で、その外形形状が崩れたものとなっている。
なお、このように配光パターンPHaが配光パターンPLaよりも上方に変位するのは、リフレクタ40Aからの反射光の向きが、第1発光素子32からの出射光よりもその前方に配置された第2発光素子34からの出射光の方が上向きになることによるものである。
この配光パターンPHaの高光度領域HZHaは、配光パターンPLaの高光度領域HZLaよりも上方に変位しているが、配光パターンPLaに対する配光パターンPHaの上方変位量よりも小さく、配光パターンPHaの上下方向の中央付近に位置している。
図8(b2)に示す配光パターンPHbは、リフレクタユニット20Bからの照射光によって形成される配光パターンである。
この配光パターンPHbは、ハイビーム用配光パターンPHの拡散領域を形成する配光パターンであって、ロービーム用配光パターンPLの配光パターンPLbが上方に変位したような形状を有している。
この配光パターンPHbの高光度領域HZHbは、配光パターンPHbの上下方向の中央付近に位置している。
図8(c2)に示す配光パターンPHcは、リフレクタユニット20Cからの照射光によって形成される配光パターンである。
この配光パターンPHcは、H−Vを中心にして水平方向に僅かに拡がるスポット状の配光パターンであって、ハイビーム用配光パターンPHの高光度領域HZHを主要部を形成している。この配光パターンPHcの高光度領域HZHcはH−Vに位置している。
図8(d2)に示す配光パターンPHdは、リフレクタユニット20Dからの照射光によって形成される配光パターンである。
この配光パターンPHdは、H−Vを中心にして水平方向に小さく拡がる配光パターンであって、ハイビーム用配光パターンPHの高光度領域HZHの一部を形成している。この配光パターンPHdの高光度領域HZHdはH−Vに位置している。
次に本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態に係る車両用灯具10においては、4つのリフレクタユニット20A、20B、20C、20Dの各々における第1発光素子32を同時点灯させることによってロービーム用配光パターンPLを形成するとともに、その第2発光素子34を同時点灯させることによってハイビーム用配光パターンPHを形成するように構成されているので、従来のようにロービーム照射用のリフレクタユニットとハイビーム照射用のリフレクタユニットとがそれぞれ複数個配置された構成に比して、リフレクタユニットの必要個数を削減することができ、これにより車両用灯具10のサイズを小さくすることができる。
このように本実施形態によれば、発光素子からの光をリフレクタによって前方へ向けて反射させることにより、ロービーム照射とハイビーム照射とを選択的に行い得るように構成された車両用灯具10において、所要の配光パターンをコンパクトな構成で形成することができる。
また、本実施形態の構成を採用することにより、リフレクタユニットの必要個数の削減によるコスト低減を図ることも可能となる。
しかも本実施形態においては、各リフレクタユニット20A〜20Dの第1および第2発光素子32、34が、いずれも発光面32a、34aを下向きにした状態でかつ第2発光素子34を第1発光素子32の前方に位置させた状態で配置されているので、第1発光素子32からの直射光が斜め上前方へ向けて照射されてしまわないようにすることができる。そしてこれによりグレア光の発生を未然に防止することができる。
また、2つのリフレクタユニット20C、20Dについては、第1発光素子32からの出射光を左右方向に拡散する拡散光としてリフレクタ40C、40Dに入射させる拡散レンズ36C、36Dを備えた構成となっているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、これら2つのリフレクタユニット20C、20Dは、その第2発光素子34の点灯によってスポット状の配光パターンPHc、PHdを形成し、これによりハイビーム用配光パターンPHの高光度領域HZHを形成するように構成されている。その際、仮に拡散レンズ36C、36Dを備えていないとした場合には、第1発光素子32を点灯させたときにはロービーム用配光パターンPLにおいてもスポット状の配光パターンPLc´、PLd´が形成され、これにより高光度領域HZHの形成位置の下方に高光度領域が形成されることとなる。しかしながら、この高光度領域はロービーム用配光パターンPLとしては過剰に明るいものとなってしまい、ロービーム用配光パターンPLに光ムラが発生してしまうおそれがある。
これに対し、本実施形態のように、拡散レンズ36C、36Dを配置して、第1発光素子32からの出射光を左右方向に拡散する拡散光としてリフレクタ40C、40Dに入射させる構成とすることにより、リフレクタ40C、40Dからの反射光によって水平方向に拡がる配光パターンPHc、PHdを形成することができる。そしてこれにより、ロービーム用配光パターンPLの高光度領域HZLが明るくなり過ぎてロービーム用配光パターンPLに光ムラが発生してしまうのを未然に防止することができる。
しかも、各リフレクタユニット20C、20Dの拡散レンズ36C、36Dは、第1発光素子32からの出射光をやや下向きに偏向させてリフレクタ40C、40Dに入射させる構成となっているので、リフレクタ40C、40Dからの反射光によって形成される配光パターンPHc、PHdが不用意に水平カットオフラインCL1および斜めカットオフラインCL2の上方側にはみ出さないにすることができる。
本実施形態においては、各リフレクタユニット20A〜20Dにおいて、第1発光素子32の発光面32aと第2発光素子34の発光面34aとの間隔dが0.15mm程度の値(すなわち0.3mm以下の値)に設定されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、第2発光素子34の点灯によって形成される配光パターンPHa、PHb、PHc、PHdは、第1発光素子32の点灯によって形成される配光パターンPLa、PLb、PLc、PLdに対して上方へ変位したものとなるが、第1発光素子の発光面32aと第2発光素子34の発光面34aとの間隔dが広すぎると、第1発光素子32の点灯によって形成される配光パターンPLa、PLbをロービーム用配光パターンPLの形成に適した位置に形成したとき、第2発光素子34の点灯によって形成される配光パターンPHa、PHbはハイビーム用配光パターンPHの形成に適した位置よりも上方にずれた位置に形成されてしまうこととなる。
これに対し、第1発光素子32の発光面32aと第2発光素子34の発光面34aとの間隔dを0.3mm以下の小さい値に設定すれば、第1発光素子32の点灯によって形成される配光パターンPLa、PLbをロービーム用配光パターンPLの形成に適した位置に形成した上で、第2発光素子34の点灯によって形成される配光パターンPHa、PHbをハイビーム用配光パターンPHの形成に適した位置に形成することができる。
本実施形態においては、第1および第2発光素子32、34の構成として、共通の基板30aに2つの発光チップが搭載された構成となっており、各発光チップの下面が発光面32a、34aを構成しているので、発光面32a、34a相互間の間隔dを0.3mm以下の小さい値に設定することが容易に可能となる。
なお、第2発光素子32の発光面32aの前後幅およびリフレクタ40A〜40Dのサイズが本実施形態の場合よりも大きく、第1発光素子32の発光面32aと第2発光素子34の発光面34aとの間隔dが0.3mmよりも大きい値に設定されている場合であっても、間隔dが第2発光素子34の発光面34aの前後幅に対して1/5以下の値に設定された構成とすれば、第2発光素子34の点灯によって形成される配光パターンPHa、PHbをハイビーム用配光パターンPHの形成に適した位置に形成することが可能である。
上記実施形態においては、4つのリフレクタユニット20A〜20Dを備えた構成となっているが、3つ以下あるいは5つ以上のリフレクタユニットを備えた構成とすることも可能であり、また、4つのリフレクタユニット20A〜20D以外にさらに別のリフレクタユニットをも備えた構成とした上で、その発光素子の追加点灯によってロービーム用配光パターンPLあるいはハイビーム用配光パターンPHを形成する構成とすることも可能である。
上記実施形態においては、各リフレクタユニット20A〜20Dの第1および第2発光素子32、34が、いずれも発光面32a、34aを下向きにした状態でかつ第2発光素子34を第1発光素子32の前方に位置させた状態で配置されているものとして説明したが、発光面32a、34aを上向きにした状態でかつ第1発光素子32の後方に第2発光素子34を位置させた状態で配置された構成とした場合においても、上記実施形態の場合と略同様の作用効果を得ることが可能である。
上記実施形態においては、第1発光素子32の発光面32aと第2発光素子34の発光面34aとが同一の外形形状を有しているものとして説明したが、互いに異なる外形形状を有する構成とすることも可能である。また、各発光面32a、34aの外形形状として、正方形以外の外形形状を採用することも可能である。
上記実施形態においては、第1および第2発光素子32、34の構成として、共通の基板30aに2つの発光チップが搭載された構成となっているものとして説明したが、第1および第2発光素子の構成として、それぞれ独立した基板に発光チップが搭載された構成とすることも可能である。
上記実施形態においては、リフレクタユニット20Cの拡散レンズ36C(およびリフレクタユニット20Dの拡散レンズ36D)として、車幅方向に沿った鉛直断面形状が凹メニスカスレンズ状に形成されているものとして説明したが、図5(b)に示すリフレクタユニット120Cの拡散レンズ136Cのように、車幅方向に沿った鉛直断面形状が凸メニスカスレンズ状に形成された構成を採用することも可能である。
このようにした場合においても、第1発光素子32からの出射光を左右方向に拡散する拡散光としてリフレクタ40Cに入射させることが可能である。しかもこのような構成を採用することにより、第1発光素子32からの出射光をより多くリフレクタ40Cに入射させることが可能となる。
上記実施形態においては、車両用灯具10として左配光のロービーム用配光パターンPLを形成するように構成されているものとして説明したが、上記実施形態に係る車両用灯具10を左右反転させた構成を採用することにより、右配光のロービーム用配光パターンを形成する構成とすることも可能である。
なお、上記各実施形態およびその変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
また、本願発明は、上記各実施形態およびその変形例に記載された構成に限定されるものではなく、これ以外の種々の変更を加えた構成が採用可能である。
10 車両用灯具
12 ランプボディ
14 透光カバー
20A、20B、20C、20D、120C リフレクタユニット
30A、30B、30C、30D 発光ユニット
30a 基板
32 第1発光素子
32a、34a 発光面
32b、34b 端子
34 第2発光素子
36C、36D、136C 拡散レンズ
40A、40B、40C、40D リフレクタ
40Aa、40Ba、40Ca、40Da 反射面
40As、40Bs、40Cs、40Ds 反射素子
50 支持部材
50a 凹部
CL1 水平カットオフライン
CL2 斜めカットオフライン
E エルボ点
HZH、HZHa、HZHb、HZHc、HZHd、HZL、HZLa、HZLb、HZLc、HZLd 高光度領域
PH ハイビーム用配光パターン
PHa、PHb、PHc、PHd、PLa、PLb、PLc、PLc´、PLd、PLd´ 配光パターン
PL ロービーム用配光パターン
Z1H 小拡散領域
Z1L 中拡散領域

Claims (5)

  1. ロービーム照射とハイビーム照射とを選択的に行い得るように構成された車両用灯具において、
    前後方向に並んで配置された第1および第2発光素子と、これら第1および第2発光素子からの出射光を前方へ向けて反射させるリフレクタとを備えたリフレクタユニットが、少なくとも2つ配置されており、
    上記各リフレクタユニットの第1発光素子を同時点灯させることによってロービーム用配光パターンまたはその一部を形成するとともに、上記各リフレクタユニットの第2発光素子を同時点灯させることによってハイビーム用配光パターンまたはその一部を形成するように構成されている、ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 上記各リフレクタユニットにおいて、上記第1および第2発光素子は、いずれも発光面を下向きにした状態でかつ上記第2発光素子を上記第1発光素子の前方に位置させた状態で配置されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 上記少なくとも2つのリフレクタユニットのうちの少なくとも1つは、該リフレクタユニットの第1発光素子からの出射光を左右方向に拡散する拡散光として該リフレクタユニットのリフレクタに入射させる拡散レンズを備えている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
  4. 上記各リフレクタユニットにおいて、上記第1発光素子の発光面と上記第2発光素子の発光面との間隔が、0.3mm以下の値に設定されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の車両用灯具。
  5. 上記各リフレクタユニットにおいて、上記第1発光素子の発光面と上記第2発光素子の発光面との間隔が、上記第2発光素子の発光面の前後幅に対して1/5以下の値に設定されている、ことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の車両用灯具。
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