JP4836192B2 - 車両用ダクトの製造方法 - Google Patents

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この発明は、自動車に搭載される例えばエンジンの吸気側に連結され、該エンジンに必要な外部空気を吸引する際に発生する吸気音を低減する機能を具備する車両用ダクトの製造方法に関するものである。
自動車等に搭載されるエンジンは、その吸気側に連結された吸気ダクトおよびエアクリーナー等を介して、回転駆動時に必要な外部空気を吸引している。前記吸気ダクトから外部空気を吸引する際には吸気音が発生するため、該吸気音を低減する技術が種々提案されている。例えば特許文献1には、吸気ダクトに多数の小孔を開口すると共に、繊維を材質とする吸音部材で小孔を覆うことによって、小孔から出る吸気音を吸音部材で低減する技術が開示されている。
特開2000−282985号公報
前記特許文献1に開示された構成では、小孔を覆う吸音部材は通気性を有しているため、エンジンルーム内の暖かい空気が吸音部材および小孔を介して吸気ダクトに吸引されてしまい、エンジン出力やトルク性能を低下させる原因となる。また、エンジンルーム内に侵入した水が、吸気ダクト内に吸込まれてしまう恐れもある。
そこで、吸気ダクトに開設した開口部を、通気性を有しない薄膜で塞ぎ、該薄膜を振動させることで吸気音を外部に透過させて、前記吸音部材で低減することが提案される。しかるに、吸気ダクトに開口部を形成した後、更に該開口部を塞ぐために別部材の薄膜を取付ける工程が必要となり、部品点数や加工工数が増えて製造コストが嵩む問題を招いてしまう。また、薄膜を吸気ダクトに溶着等によって取付ける際の取付け強度が不充分であると、経時的に剥がれを生じ、その隙間から外部空気や水等が吸込まれるおそれがある。
すなわち本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、意図しない空気や水等を吸込むのを防止し得る吸気音の低減機能を有するダクトを、経済的に製造可能な車両用ダクトの製造方法を提供することを目的とする。
前述した課題を解決し、所期の目的を達成するため、請求項1の発明に係る車両用ダクトの製造方法は、
車両用ダクトの製造方法であって、
空気通路が画成されるダクト本体と、該ダクト本体から外方に延出すると共に空気通路に連通し、該空気通路から離間するにつれて順に内部寸法が小さくなる筒部と、該筒部の延出端を閉塞してダクト本体の厚みより薄肉の薄膜部とをブロー成形により一体に成形し、
前記薄膜部に連設する筒部の延出端側を内側に折返して、該薄膜部を筒部内に臨ませ
前記筒部の折返し端部に、前記薄膜部との間に空間を画成する吸音部材を取付けることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、薄膜部をダクト本体と一体に成形するから、該薄膜部の成形部位から外部空気や水等がダクト内に吸込まれることはない。また、別体の薄膜で開口部を塞ぐものではないので、部品点数や加工工数が増加することはなく、製造コストを低廉に抑えることができる。更に、薄膜部がダクト本体から剥がれて隙間が発生することはなく、外部空気や水等の吸込みを確実に防止し得る。更にまた、筒部の延出端部側を折返すことで、筒部内に臨む薄膜部から外方に延出している筒部の折返し端部を、吸音部材の取付部として利用することができる。また、筒部の折返し端部を利用して吸音部材を取付けるから、該吸音部材を単純な板状とすることが可能で、吸音部材の製造コストを低廉に抑えることができる。
請求項に係る発明では、前記筒部は、内部寸法が段階的に小さくなる筒状部が段部を介して多段で連設されるよう成形され、前記薄膜部に連設する筒状部を、空気通路側に位置する段部を境として内側に折返すようにしたことを要旨とする。
請求項の発明によれば、段部を境として薄膜部に連設する筒部の延出端部側を折返すことで、筒部内における薄膜部の位置を容易に規定できる。
請求項に係る発明では、ブロー成形により成形する前記筒部における空気通路に連通する開口部の開口幅と、前記薄膜部のダクト本体からの突出高さとの比を、1:1〜1:2の範囲にしたことを要旨とする。
請求項の発明によれば、適正な厚みの薄膜部を成形でき、吸気音等を良好に透過可能でかつ耐久性を確保し得る。
請求項に係る発明では、車両用ダクトは、エンジンに連結される吸気ダクトであることを要旨とする。
請求項の発明によれば、エンジンルーム内の暖かい空気や水等が、薄膜部の成形部位からダクト内に吸込まれることはなく、エンジン出力やトルク性能が低下するのを防止し得る。
本発明に係る車両用ダクトの製造方法によれば、吸気音等の低減機能を有する薄膜部の成形部分からダクト内に空気や水等を吸込むのを防止し得ると共に、部品点数や加工工数を低減して製造コストを低廉に抑えることができる。
次に、本発明に係る車両用ダクトの製造方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。実施例では、車両用ダクトとして、自動車に搭載されるエンジンの吸気側に連結されて、該エンジンの駆動時に必要な空気を吸引するために供される吸気ダクトを挙げて説明する。なお実施例では、理解の容易化を図るため、製造工程を説明する吸気ダクトは、単純な筒形状で図示してある。
実施例の吸気ダクト10(図7参照)は、図1に略示したブロー成形型12を使用したブロー成形技術に基づき、先ず筒状のダクト本体14と、ダクト本体14の壁面から外方に延出する筒部16および筒部16の延出端を閉塞する薄膜部18を一体に成形する(図1,図2,図3参照)。すなわちブロー成形型12は、ダクト本体14の外形状(下半分の形状)で凹設された第1凹部20aを有する第1成形型20と、同じくダクト本体14の外形状(上半分の形状)に凹設された第2凹部22aを有する第2成形型22とから基本的に構成されている。第2成形型22には、第2凹部22aに開口する所定深さの第3凹部24が形成されると共に、該第3凹部24の内底面で開口する所定深さの第4凹部26が形成されている。第3凹部24は、第2凹部22aと連通する開口部が矩形状で、深さ方向の全長に亘って形状および寸法が変化しないように形成されると共に、第4凹部26は、第3凹部24と連通する開口部が矩形状で、深さ方向の全長に亘って形状および寸法が変化しないように形成される。また、第4凹部26の内部寸法は第3凹部24の内部寸法より小さく、第3凹部24と第4凹部26とにより相互に連通した凸状の空間が画成されるようになっている。すなわち、第2凹部22a側から離間するにつれて、内部寸法が段階的に順に小さくなる空間が2段で画成される。
第1成形型20および第2成形型22を、図1に示すように型開きしたもとで、例えばポリプロピレン(PP)等の合成樹脂素材から成形され、所要温度に加熱されたパリソンPをセットした後、これら第1成形型20および第2成形型22を型閉めする。次いで、パリソンP内へ圧縮空気を吹き込むことで、パリソンPが膨張して第1凹部20aの内面、第2凹部22aの内面、第3凹部24の内面および第4凹部26の内面に押付けられ、内部に空気通路14aが形成された筒状のダクト本体14と、ダクト本体14から外方に筒状に延出して一端部において空気通路14aに連通する筒部16および筒部16の延出端(他端部)を閉塞する薄膜部18が一体に成形される(図2および図3参照)。なお、パリソンPの素材としては、ポリプロピレンに限定されるものではなく、ブロー成形可能な各種の合成樹脂を使用し得る。
筒部16の成形に際し、第2凹部22aの内面に密着した素材(ダクト本体14の壁となる部分)における第3凹部24の開口部に臨む部分が、第3凹部24の内面全体に延伸して密着することで第1筒状部28が成形されると共に、第3凹部24の内面に密着した素材における第4凹部26の開口部に臨む部分が、更に第4凹部26の内面全体に延伸して密着することで第2筒状部30が成形される。すなわち、筒部16は、ダクト本体14に対して外方に向かうにつれて内部寸法が段階的に順に小さくなるよう延出する第1筒状部28および第2筒状部30から形成される。そして、第2筒状部30の延出端を閉塞するよう成形される薄膜部18は、ダクト本体14の厚みより充分に薄肉となる。なお、素材の延伸が第3凹部24と第4凹部26との段部で一旦規制されることで、第1筒状部28と第2筒状部30との厚みの差が大きくなる(図4(a)参照)。
ここで、ブロー成形において、凹部の内面に素材が膨張(延伸)して押付けられた際の内底面に形成される部分の厚みは、凹部における開口部の面積と、凹部における内面の面積とによって規定されるが、凹部内が等径(幅)であれば簡易的に開口部の開口幅と、開口部から内底面までの高さによって規定される。そして、薄膜部18の厚みについては、ダクト本体14に形成された空気通路14aで発生する吸気音により振動し得る寸法であればよいが、筒部16における空気通路14aに連通する端部側における短寸側の開口幅(長方形状における短い側の内部寸法)Lと、薄膜部18のダクト本体14からの突出高さHとの比が、L:H=1:1〜1:2の範囲に設定されるのが好適である(図4(a)参照)。すなわち、突出高さHが開口幅Lより小さければ、薄膜部18の厚みが大きく、充分な振動が得られずに減音効果が小さい。これに対し、突出高さHが開口幅Lの2倍より大きいと、薄膜部18の厚みが小さくなり過ぎ、成形時に破断したり充分な耐久性が得られなくなる恐れがある。従って、第2成形型22における第3凹部24の開口幅、および第3凹部24の開口部から第4凹部26の内底面までの高さ寸法は、筒部16の開口幅と薄膜部18の突出高さとが前述した関係となるように設定される。なお、一例として、ダクト本体14の厚みが2.3mmに対し、薄膜部18の厚みを0.1〜0.3mmとすることで、薄膜部18での好適な吸気音の低減効果が得られる。
また実施例では、第2成形型22における第3凹部24の深さ寸法について、素材が大きく延伸しない値に設定され、成形された第1筒状部28が所要の剛性を有する厚みになるようにしてある。これに対し、第4凹部26の深さ寸法は、剛性を有する第1筒状部28に対し、第2筒状部30が容易に折曲げ可能となる厚みとなるように設定してある。
第1成形型20および第2成形型22を型開きすることで、ダクト本体14に凸形状の筒部16および薄膜部18が一体に成形された予備成形体32が得られる。この予備成形体32の薄膜部18を、図4(a),(b)に示す如く、ダクト本体14の外側から冷間プレス型34で筒部16内に押込み、薄膜部18に連結する第2筒状部30を筒部16内側に折返す。第1筒状部28は第2筒状部30より肉厚であるから、第2筒状部30は、第1筒状部28と第2筒状部30との段部36を境として第1筒状部28の内側に折込まれ、薄膜部18は筒部16内に臨む。これにより、図5に示す如く、薄膜部18がダクト本体14に近接して臨む吸気ダクト10が得られる。
実施例の製造方法により得られた吸気ダクト10は、図6または図7に示す如く、第2筒状部30を折返した折返し端部38に板状の吸音部材40を溶着等により取付けて、薄膜部18との間に空間Sを画成した状態で実施に供される。すなわち、ダクト本体14の空気通路14aで発生する吸気音によって薄膜部18が振動することで、当該薄膜部18から吸気音が外部に透過し、該吸気音は吸音部材40により吸音されて好適に低減される。なお、吸音部材40としては、複数の不織布を積層したものが好適に用いられる。また、薄膜部18が振動することによっても、吸気音の低減効果がある。図7において符号ACは、吸気ダクト10が接続されるエアクリーナーを示す。
このように実施例の製造方法では、空気通路14aで発生する吸気音を外部に透過する薄膜部18をダクト本体14と一体に成形し得るから、薄膜部18からダクト10内にエンジンルーム内の暖かい空気や水等が吸込まれて、エンジン出力やトルク性能が低下するのを防止できる。しかも、ダクト本体14と薄膜部18とは1つの部材(パリソンP)から成形されるものであるから、吸気ダクト10を構成する部品点数や加工工数が増加することはなく、低廉に製造し得る。また、別部材の薄膜で開口部を閉塞するものではないので、薄膜部18が剥がれて隙間を生ずることはなく、エンジンルーム内の暖かい空気や水等の吸込みを確実に防止し得る。
更に、第2筒状部30を折返すことで形成される折返し端部38を、吸音部材40の取付部として機能させ得るから、吸音部材40を単純な板状とすることができ、吸音部材40の製造コストを低廉に抑えることができる。なお、第2筒状部30を折返して薄膜部18をダクト本体14に近接させることで、エンジンルーム内における吸気ダクト10の設置スペースを小さくすることが可能となる。また、薄膜部18の内面を、ダクト本体14の内面と面一にすれば、空気通路14a内の空気の流れが乱れるのは抑えられ、エンジンへの吸気効率が低下するのは抑制される。更に、筒部16における第1筒状部28と第2筒状部30との厚みは、段部36を境として異なるから、薄膜部18を内側に押込んだ際には段部36を境として第2筒状部30のみが折返され、筒部16内における薄膜部18の位置を容易に規定できる。
〔変形例〕
実施例では、筒部16は、内部寸法が段階的に小さくなる形状に成形される場合で説明したが、筒部16の内部寸法が連続的に小さくなるものであってもよい。すなわち、図8に示すように、第2凹部22aに開口する截頭角錐形状の成形凹部42を形成した第2成形型22を用い、成形凹部42の内面にパリソンPを密着するようブロー成形することで、ダクト本体14に截頭角錐形状の筒部44が一体に成形できる。そして、筒部44の延出端を閉塞する薄膜部18を筒部16内に臨ませるように筒部44における延出端側を所定長さだけ内側に折返すことで、図9に示すように、薄膜部18がダクト本体14に近接位置する吸気ダクト10が得られる。なお、図8および図9に示す変形例において、実施例と同じ部分には同じ符号を付して示す。また変形例において、成形凹部は、截頭円錐形状であってもよく、この場合に成形される筒部は截頭円錐形状となる。
〔変更例〕
本願は前述した実施例または変形例の構成に限定されるものでなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.筒部および薄膜部の形状は矩形状に限らず、円形や楕円形等、ダクトの形成部位に応じて変更することが可能である。
2.実施例において筒部は、2段の筒状部で構成される場合で説明したが、3段以上であってもよく、各筒状部の長さ(延出方向の寸法)についても、薄膜部を適正な厚みとし得る範囲で任意に設定すればよい。また、3段以上で筒状部を成形した場合において、薄膜部を筒部内に押込む際に折返す筒状部の数は、1段でも複数段でもよい。
3.実施例では車両用ダクトとして、エンジンに接続される吸気ダクトを例に挙げて説明したが、エアコンに接続して空調用空気が流通する空調用ダクトであってもよい。
本発明に係る車両用ダクトの製造方法は、空気が流通することで発生する音を低減する薄膜部をダクト本体に一体に成形するものであって、減音が求められる空気が流通するダクトの全てに好適に実施可能である。
実施例に係る吸気ダクトの製造方法を示す工程図であって、型開きしたブロー成形型にパリソンをセットした状態を示す。 実施例に係る吸気ダクトの製造方法を示す工程図であって、ブロー成形型を型閉めしてパリソンに圧縮空気を吹き込むことでダクト本体、筒部および薄膜部を一体成形した状態を示す。 実施例の第2成形型における第3凹部および第4凹部を、ダクト本体、筒部および薄膜部が一体成形された状態で示す要部断面図である。 実施例に係る吸気ダクトの製造方法を示す工程図であって、(a)は予備成形されたダクト本体における薄膜部を筒部内に押込む前の状態を示し、(b)は薄膜部が筒部内に押込まれた状態を示す。 実施例の製造方法により製造された吸気ダクトを示す要部断面図である。 実施例の製造方法により製造された吸気ダクトに吸音部材を取付けた状態を示す要部断面図である。 実施例の製造方法により製造された吸気ダクトをエンジンルーム内に設置した状態を示す概略斜視図である。 実施例とは異なる形状の筒部を成形する第2成形型の変形例を示す要部断面図である。 変形例に係る第2成形型を用いて成形された吸気ダクトの要部断面図である。
符号の説明
10 吸気ダクト,14 ダクト本体,14a 空気通路,16 筒部
18 薄膜部,28 第1筒状部,30 第2筒状部,36 段部,40 吸音部材
44 筒部,S 空間,L 筒部の開口幅,H 薄膜部の突出高さ

Claims (4)

  1. 車両用ダクトの製造方法であって、
    空気通路が画成されるダクト本体と、該ダクト本体から外方に延出すると共に空気通路に連通し、該空気通路から離間するにつれて順に内部寸法が小さくなる筒部と、該筒部の延出端を閉塞してダクト本体の厚みより薄肉の薄膜部とをブロー成形により一体に成形し、
    前記薄膜部に連設する筒部の延出端側を内側に折返して、該薄膜部を筒部内に臨ませ
    前記筒部の折返し端部に、前記薄膜部との間に空間を画成する吸音部材を取付ける
    ことを特徴とする車両用ダクトの製造方法。
  2. 前記筒部は、内部寸法が段階的に小さくなる筒状部が段部を介して多段で連設されるよう成形され、前記薄膜部に連設する筒状部を、空気通路側に位置する段部を境として内側に折返すようにした請求項1記載の車両用ダクトの製造方法。
  3. ブロー成形により成形する前記筒部における空気通路に連通する開口部の開口幅と、前記薄膜部のダクト本体からの突出高さとの比を、1:1〜1:2の範囲にした請求項1または2記載の車両用ダクトの製造方法。
  4. 車両用ダクトは、エンジンに連結される吸気ダクトである請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用ダクトの製造方法。
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