JP2007263214A - 吸気ホース - Google Patents

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Hiroyuki Mori
浩之 森
Tsukasa Nakai
司 中井
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

【課題】簡便且つ低コストにして、脱型性や材質選択の制限がなく、ホース内の空気圧が低下してもホース流路が保形維持される吸気ホースを提供することを目的とする。
【解決手段】軟質合成樹脂又はゴム等の軟質材料からなる蛇腹部を有し、この蛇腹部を構成する複数の山部外周面に位置し、互いに対向して形成された軸方向規制突起を有し、この軸方向規制突起は互いに当接可能な当接面を有することを特徴とする。このような構成とすることにより、吸気負圧により蛇腹部に座屈変形が発生しようとすると、軸方向規制突起同士が当接することにより座屈変形が抑制される。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両エンジンの燃焼室へ外気を導く吸気ホース(吸気ダクトともいう)の補強構造に関する。
自動車などの車両用吸気ホースは、各部材との取付け誤差やエンジンおよびボデーの動きを吸収するためゴム等の軟質材料が通常使われている。そのため、エンジン稼働時に吸気ホース内の空気圧が低下した際、吸気ホース流路が負圧の発生により扁平化することがある。吸気ホースが変形した場合、吸気ホースの吸気面積は狭くなり、エンジンへ供給する空気量が減り、最悪、エンジンが停止してしまうおそれがある。このような吸気ホースの変形を予防するには吸気ホースの肉厚を厚くしておけばよいが、厚みが増すにつれ融通性がきかなくなり、吸気ホースの車両への組み付けに支障をきたす。また材料費がかさむことからむやみと肉厚を厚くするわけにはいかない。またゴムホースの場合、加硫時間が長くかかる、金型からの脱型が困難になるなど成形上も不利になることが多い。
この点に鑑み、特許文献1には、ホース外周面に補強部材を取付け、ホース外径の変形を規制する提案がなされている。また、特許文献2には、軟質材料からなり蛇腹間に補強形状を交互に配設することにより負圧による扁平化を防止する提案がなされている。
特開2002−39026号公報 実開平7−1388号公報
しかしながら、従来技術には次のような問題があった。ホース外周面に補強部材を取付ける方法は、ホース本体の変形を防止するための補強部品が必要であり、部品点数増加によるコストアップを招いていた。また、蛇腹間に補強形状を交互に配設する方法は、補強形状を形成することにより脱型性が低下したり、蛇腹機能を低下させてしまい十分な振動吸収効果が得られなくなってしまう場合がある。
本発明は上記問題点を解決するもので、簡便且つ低コストにして、脱型性や材質選択の制限がなく、吸気ホース内の空気圧が低下しても吸気ホース流路が保形維持される吸気ホースを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の吸気ホースは、軟質合成樹脂又はゴム等の軟質材料からなる蛇腹部を有し、この蛇腹部を構成する複数の蛇腹山部外周面に位置し、互いに対向して形成された軸方向規制突起を有し、この軸方向規制突起は互いに当接可能な当接面を有することを特徴とする。このような構成とすることにより、吸気負圧により蛇腹部に座屈変形が発生しようとすると、軸方向規制突起同士が当接することにより座屈変形が抑制される。
好ましくは、軸方向規制突起は、蛇腹山部の周方向で環状に連続している構成とするのが良い。このような構成とすることにより、周方向のどの位置でも軸方向の変形規制が働くため、効果的に座屈変形を抑制できる。
好ましくは、軸方向規制突起の当接面同士の距離Wは、0mm<W≦1mmとなるように構成するのが良い。このような構成にすることにより、蛇腹部の座屈変形が小さな時点で規制されるため、吸気流路の面積が確実に確保される。
軟質合成樹脂等の軟質材料からなる蛇腹部を有する本発明の吸気ホースの製造方法は、蛇腹部を構成する複数の蛇腹山部外周面に位置し、互いに対向して形成された軸方向規制突起が金型抜き方向に対してアンダーカット形状にならないように、蛇腹山部と蛇腹谷部を連結する連結壁の角度を開いた状態で射出成形またはブロー成形で1次成形し、1次成形後に該蛇腹部を軸方向に圧縮した状態で熱処理をする2次成形をすることにより、該軸方向規制突起の当接面同士が近接配置されることを特徴とする。このような製造方法とすることにより、蛇腹間の金型強度を確保することができるうえ、蛇腹部のテーパ角度が大きくなるため中芯型からの吸気ホースの脱型が容易になる。

本発明によると、吸気ホース本体の負圧による外径変化を抑制し、座屈により閉塞することを防止する。また、耐座屈性を向上するにあたって、簡単な構造で実施でき補強部材などを別に新設するわけではないので、コストアップもせず、組付け性、可撓性への影響もなく耐圧性が得られる。
以下、本発明の吸気ホースの一実施形態について詳述する。図1〜図6は、本発明に係る吸気ホースの一実施形態であり、図1はこの吸気ホースの全体図、図2はその蛇腹部拡大図、図3〜図5は一般的な蛇腹部の負圧変形形態の模式図、図6は本発明に係る吸気ホースの製造方法をあらわす模式図である。
以下に発明を具体化した一実施形態を図1〜6に基づいて説明する。自動車等の車両用エンジンでは、例えば外気がインレットエアクリーナからエアクリーナを経て本吸気ホース1であるエアクリーナホースを通ってエンジンへと導かれている。図1に示すような該吸気ホース1には、ある程度の融通性をもって相手部材に接続できるよう変形可能なゴム材や合成樹脂材が使用される。ただ、エンジンが働くと、吸気ホース1内は吸入負圧により空気圧が低下し、これに伴って吸気ホース1が内方へ座屈等で潰れてしまう可能性がある。これを防ぐべく、本発明に係る吸気ホース1は、例えば横断面正円形の内径φ66mmゴム製吸気ホースにあってはその厚みが4.5mm以上確保されている。
図1に示す吸気ホース1は、その両端部がそれぞれエアクリーナケースとスロットルボデーに連通し、クランプで締め付けられる。蛇腹部2の肉厚は3mmであり、蛇腹部2を除く一般部の肉厚は4.5mmに設定されている。そして、本発明の吸気ホースは、図2に示すように蛇腹山部21同士が対向する山部外周面に位置し、互いに対向して形成された軸方向規制突起23をそれぞれ配置している。軸方向規制突起23は、吸気ホース1がエアクリーナケースとスロットルボデーの双方に取付けられた状態で、対向する軸方向規制突起23の当接面24同士が互いに当接可能なようにその大きさが設定されており、これによって前記のような吸気負圧による座屈変形が発生する事を抑制するのである。この軸方向規制突起23の当接面24は、吸気ホース1がエアクリーナケースとスロットルボデーの双方に取付けられた状態で、対向する当接面24同士の隙間Wが0mm<W≦1.5mmとなるように構成することで、エンジンの振動を他部品に伝達しない蛇腹機能が良好に維持される。好ましくは、0mm<W≦1mmとなるように構成するのがよい。このような構成とすることにより、早い段階で座屈変形を抑制する事ができる。さらに好ましくは、0mm<W≦0.5mmである。このようにすると吸気ホース1が座屈を始めると直ぐに当接面24同士が当接し、座屈変形が抑制される。また、軸方向規制突起23は蛇腹周方向に連続した環状を形成していてもよいし、対向する軸方向規制突起23同士の周方向位置が同期していれば突起が断続的に並んでいる構成でも良い。
次に軸方向規制突起23同士が、負圧による座屈変形を抑制する作用について説明する。図3において、蛇腹間の軸方向規制突起23がない場合の蛇腹部2の動きを説明する。符号21と22は通常時における個々の蛇腹山部21と蛇腹谷部22をあらわしており、符号21aと22aは座屈変形時における個々の蛇腹山部21aと蛇腹谷部22aをあらわしている。図3おける座屈変形時の蛇腹形状をA方向から見た時の形状を断面で示したのが図4であり、座屈変形時の蛇腹形状をB方向から見た時の形状を断面で示したのが図5である。図4に示すように、吸気ホース1の外径が潰れることによってA方向では、蛇腹部2の蛇腹山部21aと蛇腹谷部22aは径方向の位置が近づくように変形しながら外側に移動する。そして蛇腹山部21aと蛇腹谷部22aを連結する連結壁25は、蛇腹谷部22aを挟んで矢印Xで示す吸気ホース1の外径方向に角度を開く。これに対して図5に示すようにB方向では、蛇腹山部21aと蛇腹谷部22aは、吸気ホース1の外径に対して内側に移動する。このとき、蛇腹部2の中央部は蛇腹谷部22aを挟んで矢印Yで示す連結壁25が角度を閉じる方向に変形して、蛇腹山部21a同士が接近する方向に移動する。
図3〜図5で説明したように、蛇腹部2は吸気ホース1の座屈変形によって上記のような挙動をする。この蛇腹部2の間に軸方向規制突起23を形成すると、B方向での蛇腹部2の蛇腹谷部22aを挟んだ連結壁25が角度を閉じる方向に変形して、蛇腹山部21a同士が接近する方向に移動しようとする場合、当接面24が互いに当接した軸方向規制突起23により蛇腹部2の軸方向への変形が規制されてしまうため、蛇腹部2は径方向の変形である座屈変形が抑制されることになる。つまり、径方向に座屈変形をする際に必要な、同時に発生する軸方向の変形を規制することで、径方向の変形である座屈変形を抑制するのである。
次に本発明品の製造方法について説明する。本発明の吸気ホース1は熱可塑性樹脂を射出成形して製造される。この際図6に示すように、蛇腹山部21と蛇腹谷部22を連結する連結壁25の角度のそれぞれを開いて形成し、軸方向規制突起23が金型抜き方向Cに対してアンダーカット形状とならないように形成する。このような形状にすることによって、蛇腹間の金型強度を確保することができるうえ、蛇腹部2のテーパ角度が大きくなるため中芯型からの吸気ホース1の脱型が容易になる。射出成形後、射出成形にて形成した吸気ホース1を、前記の当接面24同士の隙間がWとなるように圧縮した状態で、熱処理を実施することにより本発明品は製造される。したがって、エアクリーナケースとスロットルボデーの双方に取付けられた状態では軸方向規制突起23が互いに当接可能なように、成形時には吸気ホース1を圧縮して取付ける分を見込んだ長さで形成されている。
本発明を具体化した一実施例である吸気ホースの平面視である。 一実施例の蛇腹部の拡大図である。 通常の蛇腹における蛇腹山谷外径線と座屈時の蛇腹山谷外径線である。 通常の蛇腹における座屈時にA方向から見た蛇腹の部分断面図である。 通常の蛇腹における座屈時にB方向から見た蛇腹の部分断面図である。 軸方向規制突起を容易に形成可能な蛇腹の部分断面図である。
符号の説明
1 吸気ホース
2 蛇腹部
21 蛇腹山部
21a 座屈時の蛇腹山部
22 蛇腹谷部
22a 座屈時の蛇腹谷部
23 軸方向規制突起
24 当接面
25 連結壁

Claims (4)

  1. 軟質合成樹脂又はゴム等の軟質材料からなる蛇腹部を有する吸気ホースにおいて、該蛇腹部を構成する複数の蛇腹山部外周面に位置し、互いに対向して形成された軸方向規制突起を有し、該軸方向規制突起は互いに当接可能な当接面を有することを特徴とする吸気ホース。
  2. 前記軸方向規制突起は、蛇腹山部の周方向で環状に連続している請求項1記載の吸気ホース。
  3. 前記軸方向規制突起の当接面同士の距離は、0mm<W≦1mmである請求項1または2記載の吸気ホース。
  4. 軟質合成樹脂等の軟質材料からなる蛇腹部を有する吸気ホースの製造方法であって、該蛇腹部を構成する複数の蛇腹山部外周面に位置し、互いに対向して形成された軸方向規制突起が金型抜き方向に対してアンダーカット形状にならないように、該蛇腹山部と蛇腹谷部を連結する連結壁の角度を開いた状態で射出成形またはブロー成形で1次成形し、1次成形後に該蛇腹部を軸方向に圧縮した状態で熱処理をする2次成形をすることにより、該軸方向規制突起の当接面同士が近接配置されることを特徴とする吸気ホースの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009142551A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Tigers Polymer Corp 可撓性ホース
JP2009270672A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Toyota Boshoku Corp 内燃機関の吸気ダクト及びその製造方法
JP2018008058A (ja) * 2016-07-13 2018-01-18 ダイソン・テクノロジー・リミテッド 真空掃除機用ツール

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