JP4835928B2 - 炊飯方法 - Google Patents

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本発明は、炊飯方法に関し、さらに詳しくは容器内に仕込んだ米類および水を短時間で急速に高温高圧状態とし、その後除熱することを特徴とする炊飯方法に関する。
従来、炊飯は、図1に示すように約100℃の常圧水にて行うか(図1に示す「従来の大気圧炊飯」)または約0.12MPa程度の圧力に保持できる容器を用いて120℃程度の高圧水にて行う(図1に示す「従来の高圧炊飯」)かのいずれかで行われてきた。
この炊飯方法では、約9〜40分程度の加熱時間が必要であった(例えば、非特許文献1〜3参照)。
さらに、加熱の前に米粒を水に浸す工程が必要であり、炊飯が完了するまでに相当長い時間を要するという問題があった。
従来の大気圧および高圧炊飯では、水と米類を仕込んだ容器内を高温(約100〜120℃)に保持することにより行っていた。この間、容器の構造上、蒸気によって熱エネルギーが外界に持ち出されることにより、常に容器内の熱エネルギーが損失されるため、炊飯時間内は常に加熱ないし保温する必要があった。さらには、米粒内部に水を行き渡らせ、食に耐えうる柔らかさや食感をもたらすためには、数十分〜数時間の炊飯を行う必要があった。
「米の科学」朝倉書店、125〜129頁(1995年) 「新しい調理学」学建書院、92〜97頁(1999年) http://www.asahitouken.jp/rangenotatsujin/index.html
本発明の目的は、加熱のために投入するエネルギーをできるだけ少なくし、かつ短時間で炊飯する方法を提供することである。
本発明者らは、米類および水を圧力容器に仕込み、該圧力容器の内部が高温高圧状態となるまで急速加熱し、その後除熱することにより前記課題を解決することを見いだし、さらに鋭意検討を重ね、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
[1]米類および水を圧力容器に仕込み、該圧力容器の内部が高温高圧状態となるまで急速加熱し、その後除熱することを特徴とする炊飯方法、
[2]圧力容器の材質が、金属、ガラス、セラミックスまたはプラスチックスであることを特徴とする上記[1]に記載の炊飯方法、
[3]加熱手段がマイクロ波加熱または誘導加熱であることを特徴とする上記[1]または[2]に記載の炊飯方法、
[4]高温状態が150〜250℃であることを特徴とする上記[1]〜[3]のいずれかに記載の炊飯方法、
[5]高温状態が160〜220℃であることを特徴とする上記[1]〜[3]のいずれかに記載の炊飯方法、
[6]高圧状態が0.2〜2MPaであることを特徴とする上記[1]〜[5]のいずれかに記載の炊飯方法、
[7]高温状態が160〜220℃であって、高圧状態が0.2〜2MPaであることを特徴とする上記[1]〜[3]のいずれかに記載の炊飯方法、
[8]急速加熱を5分以内で行うことを特徴とする上記[1]〜[7]のいずれかに記載の炊飯方法
[9]上記[1]〜[8]のいずれかに記載の炊飯方法で得られた米類加工品、および
[10]上記[1]〜[8]のいずれかに記載の炊飯方法で得られた米飯
に関する。
本発明者らが見いだした新規炊飯方法は、従来の高圧炊飯法に比べて、より高温高圧状態に、かつ、より急速に加熱することで水を米粒に入れ込み、その後除熱期間で米粒全体に味を行き渡らせ、かつ、米粒が柔らかくなるように炊飯するものである。この方法によれば、加熱時間は5分以内で完了し、炊飯時間も15分未満に短縮できる。したがって、本発明の炊飯方法は、短時間に多くの人々に食糧を提供する必要がある場合、例えば都市部生活者はもとより被災地などの援助食糧などに最適である。
また本発明の炊飯方法は、加熱時間を5分以内に短縮できるので、加熱に要するエネルギーの使用量もごく少量とでき、宇宙空間なども含めて様々な場所での炊飯にも最適な方法である。
本発明に適用できる米類は、食用であれば特に限定されないが、例えばもち米またはうるち米などが挙げられ、種類は、ジャポニカ種、インディカ種またはジャバニカ種などが挙げられる。銘柄としては、「ササニシキ」、「ひとめぼれ」、「コシヒカリ」、「あきたこまち」、「ヒノヒカリ」、「ユメヒカリ」、「きらら397」、「ゆきひかり」、「ハナエチゼン」または「はえぬき」などが挙げられ、産地は限られない。精米度合としては精白米、七分づき米、五分づき米、三分づき米、玄米のいずれであってもよい。また、無洗米、発芽玄米または胚芽米などでもよい。前記に挙げた米類のうち、2種類またはそれ以上を組み合わせたものも、本発明の米類に含まれる。
本発明に適用できる水としては、飲用に適した水であれば特に限定されないが、例えば、水道水、浅井戸水、深井戸水、湧水、鉱水、鉱泉、温泉水または伏流水などが挙げられ、軟水でも硬水でもよく、それらを熱処理、濾過あるいはミネラルの添加などの処理に付したものも本発明の水に包含される。
本発明に適用できる圧力容器としては、耐圧性、耐熱性を有するもの、例えば約0.2〜2MPa程度の圧力に耐え、約150〜250℃程度の熱に耐え得るものであれば、特に限定されず、材質としては、例えば、金属、ガラス、セラミックスまたはプラスチックスなどが挙げられ、それらの材質を2種またはそれ以上の種類を組み合わせたものも挙げられる。例えば約0.2〜2MPa程度の圧力に耐え、約150〜250℃程度の熱に耐え得る金属、ガラス、セラミックスまたはプラスチックスの圧力容器を内部に有し、保温性もしくは断熱性を有したプラスチックスもしくはセラミックスなどで作られた外部筺体を有する容器も本発明に適用できる圧力容器に包含される。
本発明に適用できる急速加熱手段としては、前記圧力容器に熱を急速に加えることができるものであれば特に限定されないが、本発明に対してはマイクロ波加熱(例えば、電子レンジなど)、誘導加熱(例えば、IH調理器など)などが好ましい。
本発明による除熱手段としては、除熱過程を緩やかに制御できるものであれば特に限定されないが、本発明に対しては自然冷却が好ましい。
以下、本発明における炊飯方法について説明する。
(仕込み工程)
米類と水を、米類1重量部に対し水約0.7〜1.1重量部の割合で圧力容器に仕込む。その後、圧力容器の蓋を全て締める。
なお、米類とともに必要に応じて、大豆、小豆もしくはグリーンピースなどの野菜類、または豚肉などの肉類などを共存させておいてもよい。
(急速加熱工程)
上記圧力容器に仕込んだ水を、上記加熱手段で急速に加熱し、該圧力容器の内部を高温高圧状態とする。具体的に図に示すと、図1の「本発明の炊飯方法」に示すように、5分以内に温度を150℃〜250℃、好ましくは160℃〜220℃にし、圧力を0.2MPa〜2MPaにする。このように圧力容器内に仕込まれた水が急速加熱されることにより、水が米粒の中に素早く入り込み、全体に一様に分布し、米粒を強固な構造にしている糖質などの結びつきをほどくことができる。
(除熱工程)
続いて、上記圧力容器を上記除熱手段により、除熱する。この除熱工程において、水が米粒の組織全体に行き渡り、米粒を柔らかくすることができる。同時に高温状態では、加水分解も進行し、糖またはアミノ酸の含有量が多くなる。容器の内部が約100℃になるまで除熱されるのに要する時間は、通常15分未満である。
このようにして、米飯、または赤飯もしくはおこわなどの米類加工品が得られる。
以下、実施例をもって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 無洗米の炊飯
米類としては、市販の無洗米(産地:秋田、銘柄:あきたこまち)を用いた。水としては、濾過装置を組み込んだ蛇口から採取した水道水を用いた。
圧力容器としては市販の高圧ガラス装置(ハイパーグラスシリンダー、耐圧硝子工業社製)を用いた。本装置はパイレックスガラス製の内筒に、ポリカーボネート製の外筒からなり、中蓋に熱電対と圧力計測部が取り付けられた容器である。なお、本装置の耐圧限度は2Mpaであり、内筒の容量は96cmである。
急速加熱手段としては、市販の電子レンジを用いた。なお、出力は1kWであった。
圧力容器に所定量(30g(約38cm))の無洗米と、所定量(25g(約25cm))の水を仕込み、中蓋と外蓋を締め、電子レンジ内に設置した。
温度、圧力を測定しながら、無洗米および水を仕込んだ圧力容器を電子レンジにて急速加熱した。図2に容器内の温度履歴を示す。約70秒で容器内部が約160℃、約0.4MPaの温度、圧力に到達した。
約160℃に到達した時点で加熱を停止し、自然冷却にて除熱した。加熱停止後およそ5分で約110℃、それから更におよそ5分経過したところで容器内部は約100℃まで除熱された。
加熱直後は米の上に水が残っている状態であったが、約3分後には表層の水が米内部に浸透している様子が観察された。
容器内部が100℃まで除熱された後、外蓋および中蓋を開けると無洗米の内部には芯が残っておらず充分に全体が糊化され、炊飯が完了したことが判明した。図3に本実施例により炊飯された米の写真を示す。
実施例2 無洗米の炊飯
容器内の無洗米および水を約100秒で約220℃まで急速加熱した点以外は、実施例1と同様に無洗米の炊飯を行った。図4に容器内の温度履歴を示す。
ほぼ10分後には、容器内部が約100℃まで除熱されており、外蓋および中蓋を開けると無洗米の内部には芯が残っておらず充分に全体が糊化され、炊飯が完了したことが判明した。
実施例3 玄米の炊飯
米類としては、市販の玄米(産地:茨城県、銘柄:こしひかり)を用いた。
水、圧力容器、急速加熱手段としては、実施例1と同じものを用いた。
圧力容器に所定量(30g(約35cm))の玄米と、所定量(25g(約25cm))の水を仕込み、中蓋と外蓋を締め、電子レンジ内に設置した。
温度、圧力を測定しながら、玄米および水を仕込んだ圧力容器を電子レンジにて加熱した。図5に容器内の温度履歴を示す。約90秒で容器内部が約170℃、約0.5MPaの温度、圧力に到達した。
ほぼ11分後には、容器内部が約100℃まで除熱されており、外蓋および中蓋を開けると玄米の内部には芯が残っておらず充分に全体が糊化され、炊飯が完了したことが判明した。
試験例 食味試験
実施例1〜3で炊飯された米類の食味試験を行った。実施例1および2で炊飯した無洗米の場合、従来の炊飯器で調理した場合と比べて、糊化が若干進行しすぎており歯ごたえがあったものの、甘みのあるご飯であるとの意見があった。実施例3で炊飯した玄米の場合にも米の内部に芯を残すこと無く全体に糊化でき、従来の炊飯法よりも格段に短い時間で炊飯することができた。
本発明の炊飯方法によれば、従来約9〜40分間必要であった加熱時間を5分以内に短縮できる。それに応じて全体の炊飯時間も従来約15分〜1時間程度必要であったところが、15分未満で炊飯を完了することができる。さらに、米粒を水に浸す工程を省くことができる。したがって、本発明の炊飯方法は、短時間に多くの人々に食糧を提供する必要がある場合、例えば都市部生活者はもとより被災地などの援助食糧などに最適である。
また本発明の炊飯方法は、加熱時間を5分以内に短縮できるので、加熱に要するエネルギーの使用量もごく少量とでき、宇宙空間なども含めて様々な場所での炊飯にも最適な方法である。
図1は、従来の炊飯方法と本発明の炊飯方法の温度履歴を比較した図を示す。 図2は、実施例1における温度履歴を示す。 図3は、実施例1において炊飯された無洗米の写真を示す。 図4は、実施例2における温度履歴を示す。 図5は、実施例3における温度履歴を示す。

Claims (5)

  1. 米類および水を圧力容器に仕込み、該圧力容器の内部が160〜250℃の高温高圧状態となるまで急速加熱し、その後除熱することを特徴とする炊飯方法。
  2. 圧力容器の材質が、金属、ガラス、セラミックスまたはプラスチックスであることを特徴とする請求項1に記載の炊飯方法。
  3. 加熱手段がマイクロ波加熱または誘導加熱であることを特徴とする請求項1または2に記載の炊飯方法。
  4. 急速加熱を5分以内で行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の炊飯方法。
  5. 除熱手段が自然冷却であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の炊飯方法。
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