JP4835908B2 - 光学特性測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源部からの光を分岐し、一方の分岐光を被測定対象に入射させ、被測定対象から出力される出力光(信号光)に、他方の分岐光(参照光)を干渉させて被測定対象の光学特性、特に被測定対象の伝達関数行列(例えば、ジョーンズ行列)を測定する光学特性測定装置に関するものであり、詳しくは、合波される光(信号光と参照光)の位相差の増減を容易に判断することができる光学特性測定装置に関するものである。
光学特性測定装置とは、被測定対象(例えば、光学素子、光学装置、これら光学素子や光学装置の試験装置・測定装置等)の光学特性(例えば、挿入損失、反射率、透過率、偏光依存性、波長分散、偏波モード分散等)を求めるものであり、具体的には被測定対象の伝達関数行列(例えば、ジョーンズ行列)を測定によって求め、この伝達関数から被測定対象の光学特性を一括して、または必要な光学特性のみを求めるものである。
伝達関数行列を測定によって求めるには、被測定対象に周波数fsの信号光を入射し、被測定対象から出力される信号光(透過光や反射光)を参照光(周波数fr)と合波して干渉させる。そして、干渉信号を受光部で受光して干渉信号の振幅と位相を測定する(いわゆるヘテロダイン検出)。また、所定の測定波長範囲において伝達関数を求めるため、光源を波長掃引(周波数掃引)する(例えば、特許文献1〜特許文献3参照)。
図5は、被測定対象1への入出力特性を示した図である。図5において、被測定対象1への入力光、出力光は、直交する2偏光の振幅と位相を表す2行1列の列ベクトル(いわゆるジョーンズベクトル)で表され、被測定対象1の伝達関数行列(いわゆるジョーンズ行列)は、下記式(1)で示される。
Figure 0004835908
このようなジョーンズ行列を求めるには、偏光状態が互いに直交する偏光(直線偏光、楕円偏光、円偏光)を有する第1、第2の入力光を被測定対象1に入力する。そして、入力光と被測定対象1から出力される出力光のジョーンズベクトルの振幅と位相を測定して求める。
入力光、出力光の測定結果から演算によってジョーンズ行列を容易に求めるために、一般的には、偏光面が直交する直線偏光(例えば、s偏光、p偏光)を第1、第2の入力光に用いる。そして、被被測定対象1へのs偏光、p偏光それぞれの入力光の偏光状態は、被測定対象1の光学特性によって変化して出射する。なお、演算を容易とするため、被測定対象1からの出力光のうち、偏光面が直交する直線偏光(例えば、s偏光、p偏光)を参照光で干渉させて測定する。
つまり、入射s偏光に対する出射s偏光と出射p偏光が存在し、入射p偏光に対する出射s偏光と出射p偏光が存在する。なお、入射s偏光とは、被測定対象1に入力するs偏光のことであり、出射s偏光とは、被測定対象1から出力されるs偏光のことである。入射p偏光、出射p偏光も同様に、被測定対象1に入力、出力するp偏光のことである。
従って、上記の式(1)において、T11は、入射s偏光に対する出射s偏光の関係を表し、T21は、入射s偏光に対する出射p偏光の関係を表し、T12は、入射p偏光に対する出射s偏光の関係を表し、T22は、入射p偏光に対する出射p偏光の関係を表す。つまり、Txyのうち、xは出射側の偏光状態(x=1がs偏光、x=2がp偏光)を表し、yは入射側の偏光状態(y=1がs偏光、y=2がp偏光)を表している。
例えば、被測定対象1からの出力光は、被測定対象1への入力光(つまり、信号光)がs偏光であればT11とT21が合わさった光となり、入力光がp偏光であればT12とT22が合わさった光となる。
図6は、従来の光学特性測定装置の構成を示した図である。
波長可変光源2は、光源部であり、所定の波長掃引速度で波長掃引しつつ、レーザ光を出力する。光ファイバ3は、波長可変光源2からのレーザ光を伝送する。レンズ4は、光ファイバ3から出射されたレーザ光を平行光にする。偏波コントローラ5は、レンズ4からの平行光を所望の偏光状態(例えば、直線偏光)に変換する。
干渉部6は、ハーフミラー(以下HMと略す)6a、ミラー6b、6c、偏光ビームスプリッタ(以下PBSと略す)6d、偏光面回転部6e、偏光子6f、6gを有し、偏波コントローラ5からの光を分岐し、一方の分岐光を被測定対象1に入力させ、被測定対象1から出力される出力光(信号光)に、他方の分岐光(参照光)を干渉させる。
HM6aは、分岐手段であり、偏波コントローラ5からの平行光を、偏光状態に依存せずに分岐し、一方の分岐光を被測定対象に出力する。ミラー6b、6cは、HM6aで分岐された他方の分岐光の光路に配置され、参照光を順番に反射する。
PBS6dは、被測定対象1からの出力光の光路上に配置され、ミラ−6cからの反射光(参照光)と信号光を合波すると共に、偏光面が直交する光に2分岐する。
偏光面回転部6eは、例えば、1/2波長板等であり、ミラー6bとミラー6cの間に設けられる。偏光子6fは、PBS6dからの一方の分岐光の光路上に設けられ、偏光子6gは、PBS6dからの他方の分岐光の光路上に設けられ、信号光と参照光とを干渉させる。
フォトダイオード7は、干渉部6の偏光子6fからの干渉光を受光し、受光した干渉光の光パワー(光強度とも呼ばれる)に応じた信号を出力する。フォトダイオード8は、干渉部6の偏光子6gからの他方の干渉光を受光し、受光した干渉光の光パワーに応じた信号を出力する。演算部9は、フォトダイオード7、8からの干渉信号が入力される。
このような装置の動作を説明する。
被測定対象1にp偏光とs偏光それぞれを入力させるため、所定の波長範囲において2回波長掃引する。まず、1回目の波長掃引から説明する。
波長可変光源2が、所定の波長範囲において連続的に波長掃引しつつレーザ光を出力する。そして、光ファイバ3によって伝送されたレーザ光をレンズ4が平行光にし、偏波コントローラ5が、平行光になったレーザ光の偏光状態をp偏光に変換して干渉部6に出力する。
そして、HM6aが、偏波コントローラ5からの光を分岐し、一方を信号光として被測定対象1に出力し、他方を参照光として、ミラー6bに出力する。さらに、偏光面回転部6eが、後段のPBS6dにて光パワーが均等に分岐されるように、PBS6dの光学軸に対して、ミラー6bの反射光の偏光面を45°傾けミラー6cに出力する。
そして、PBS6dが、被測定対象1からの出力光(入射p偏光に対する出射s偏光、出射p偏光)とミラー6b、6cを経た参照光とを合波し、偏光面の直交する光(p偏光、s偏光)に2分岐し、出射p偏光をフォトダイオード7、出射s偏光をフォトダイオード8に出力する。なお、PBS6dで合波され分岐された光(信号光と参照光)は、偏光面が直交しているので、偏光子6f、6gによって偏光面を傾けて干渉させて、フォトダイオード7、8で受光させる
これにより、フォトダイオード7には、ジョーンズ行列のT22の作用をうけた信号光と参照光の干渉光が入力される。また、フォトダイオード8には、ジョーンズ行列のT12の作用をうけた信号光と参照光の干渉光が入力される。
さらに、フォトダイオード7、8が、受光した干渉光の光パワーに応じた電気信号を演算部9に出力する。
続いて2回目の波長掃引を行なうが、1回目の波長掃引と異なる点は、偏波コントローラ5が、レーザ光をs偏光に変換する点、フォトダイオード7にジョーンズ行列のT21の作用をうけた信号光と参照光の干渉光が入力される点、フォトダイオード8にジョーンズ行列のT11の作用をうけた信号光と参照光の干渉光が入力される点であり、その他の動作は1回目の波長掃引と同様なので説明を省略する。
そして、演算部9が、p偏光、s偏光それぞれに基づく干渉信号の位相と振幅からジョーンズ行列の各要素を求め、求めたジョーンズ行列から被測定対象1の光学特性を求める。
特開2002−243585号公報 米国特許第6376830号 特開2004−20567号公報
このように、信号光と参照光との干渉信号の位相と振幅から、被測定対象1のジョーンズ行列を求めている。
しかしながら、一般的に、フォトダイオード7、8で測定される光波干渉信号は、合波された光(信号光、参照光)の位相差の三角関数に比例した信号強度が得られ、位相差が、増加しているのか、減少しているのか判断することが難しいという問題があった。
このため、例えば、特許文献2では、信号光の伝送される光路、参照光の伝送される光路、被測定対象1の光路を所定の条件とすることにより、信号光と参照光の位相差が、増加または減少のどちらか一方となるように構成している。そのため、光学特性測定装置の構成に大きな制限、すなわち、被測定対象1の光路長が限定されるという問題があった。
そこで本発明の目的は、合波される光(信号光と参照光)の位相差の増減を容易に判断することができる光学特性測定装置を実現することにある。
請求項1記載の発明は、
光源部からの光を分岐し、一方の分岐光を被測定対象に入力させ、この被測定対象から出力される出力光に、他方の分岐光を干渉させて前記被測定対象の光学特性を測定する光学特性測定装置において、
前記光源部からの光を2系統に分岐し、一方の分岐光を信号光として前記被測定対象に入力し他方の分岐光を参照光とするハーフミラーと、前記他方の分岐光の光路に配置された第1、第2のミラーと、前記被測定対象から出力される出力光と他方の分岐光とを合波し、偏光面の直交する光に2分岐する偏光ビームスプリッタと、この偏光ビームスプリッタの一方の分岐光の偏光面を傾けて他方の分岐光と干渉させる第1の偏光子と、前記偏光ビームスプリッタの他方の分岐光の偏光面を傾けて一方の分岐光と干渉させる第2の偏光子とを有し、前記第2のミラーの反射光の光軸を被測定対象からの出力光の光軸に対して直交せずにわずかなずれをもって前記偏光ビームスプリッタに入力することにより前記出力光の光軸と他方の分岐光の光軸とを傾けて合波させて干渉縞を形成する干渉部と、
複数のフォトダイオードを有し、前記干渉部からの干渉光を受光するフォトダイオードアレイと、
このフォトダイオードアレイの出力から位相のずれた第1、第2の干渉信号を生成する干渉信号変換部と、
前記光源部が出力している光の波長または波長掃引の開始波長と掃引速度に基づいて、
前記干渉縞の空間的な周期と前記フォトダイオードアレイのフォトダイオードとの周期のずれによる干渉縞の移動量の誤差を補正する補正手段とを設け、
前記フォトダイオードは、前記干渉縞が形成される方向に沿って、ずらして配置され、
前記光源部からの光を波長掃引することにより前記干渉縞を移動させ、前記干渉縞の移動方向と移動量を測定することを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記フォトダイオードアレイは、フォトダイオードを少なくとも4個有し、
これらフォトダイオードのそれぞれは、前記干渉縞の空間的な1周期を4等分して受光することを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、
前記干渉信号変換部は、
1番目のフォトダイオードの出力と3番目のフォトダイオードの出力とを減算した結果を前記第1の干渉信号として出力し、
2番目のフォトダイオードの出力と4番目のフォトダイオードの出力とを減算した結果を前記第2の干渉信号として出力することを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、
前記干渉縞が形成される方向に沿って、前記フォトダイオードアレイを複数個設けたことを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記フォトダイオードアレイは、フォトダイオードを少なくとも(4×n)個有し、
これらフォトダイオードのそれぞれは、前記干渉縞の空間的な1周期を4等分して受光し、
前記干渉信号変換部は、
(4×(i−1)+1)番目のフォトダイオードの出力と(4×(i−1)+3)番目のフォトダイオードの出力とを減算した結果を第1の干渉信号として出力し、
(4×(i−1)+2)番目のフォトダイオードの出力と(4×(i−1)+4)番目のフォトダイオードの出力とを減算した結果を第2の干渉信号として出力し、
ただし、n、iは自然数であることを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、請求項2〜5のいずれかに記載の発明において、
p偏光、s偏光それぞれに基づく干渉信号の位相と振幅からジョーンズ行列の各要素を求め、求めたジョーンズ行列から前記被測定対象の光学特性を求める演算部を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、以下のような効果がある。
請求項1〜7によれば、被測定対象の出力光(信号光)の光軸に対して、他方の分岐光(参照光)の光軸をずらして合波させて干渉縞を形成させ、干渉縞の移動量と移動方向を測定する。すなわち、干渉縞は、合波される光(信号光と参照光)の位相差の増減に伴って所定の方向に移動する。これにより、合波される光の位相差の増減を容易に判断することができる。
また、補正手段が、フォトダイオードアレイと干渉縞の空間的な周期のずれで生ずる移動量の誤差を補正するので、精度よく測定することができる。
また、干渉部が、出力光(信号光)の光軸と他方の分岐光(参照光)の光軸を傾けて干渉させて、空間的な干渉縞を形成する。そして、干渉縞の周期に対して位相をずらした複数のフォトダイオードで受光し、干渉信号変換部がフォトダイオードからの出力に基づいて、90°位相のずれた干渉信号を出力する。これにより、干渉縞の移動方向と移動量が求まり、合波される光(信号光と参照光)の位相差の増減を容易に判断することができる。従って、被測定対象の光路長が制限されない。
請求項によれば、フォトダイオードアレイが、干渉縞の配列方向に沿って複数個設けられ、干渉信号変換部が、複数のフォトダイオードアレイの出力から干渉信号を生成する。これにより、干渉縞の一部または全体にムラ(ランダムなノイズ)があっても、平均化によってムラの影響の少ない干渉信号をえることができる。
請求項によれば、フォトダイオードアレイが、複数周期分の干渉縞を測定し、干渉信号変換部が、フォトダイオードアレイの出力から干渉信号を生成する。これにより、干渉縞の一部または全体にムラ(ランダムなノイズ)があっても、平均化によってムラの影響の少ない干渉信号をえることができる。
以下図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施例]
図1は、本発明の第1の実施例を示した構成図である。図2は、図1に示す装置の要部を詳細に示した図である。ここで、図6と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図1において、干渉部6の代わりに干渉部10が設けられる。また、フォトダイオード7、8の代わりに、フォトダイオードアレイ11、12が設けられる。そして、フォトダイオードアレイ11、12と演算部9との間に干渉信号変換部13、14が設けられる。
干渉部10は、HM10a、ミラー10b、10c、PBS10d、偏光面回転部10e、偏光子10f、10gを有し、偏波コントローラ5からの光を分岐し、一方の分岐光を被測定対象1に入力させ、被測定対象1から出力される出力光(信号光)に、他方の分岐光(参照光)を合波させて干渉光を出力するが、出力光の光軸と参照光の光軸とを傾け、両光軸で形成される光軸角に所定の角度をもたせて合波させ、空間的な干渉縞を形成する。
HM10a、ミラー10b、PBS10d、偏光面回転部10e、偏光子10f、10gのそれぞれは、干渉部6のHM6a、ミラー6b、PBS6d、偏光面回転部6e、偏光子6f、6gと同様であり、説明を省略する。
ミラー10cは、ミラー10bで反射され、偏光面回転部10eで偏光面の傾いた参照光をPBS10dに反射するが、PBS10dで合波されて分岐された後の参照光の光軸と信号光の光軸とが平行でなく、わずかな角度だけずれて合波するように設置される。これにより、干渉部10は、干渉光ビーム面内の光強度分布に干渉縞を発生させる。
フォトダイオードアレイ11、12は、4個のフォトダイオードを有する。図2を用いて詳細に説明する。フォトダイオードアレイ11,12ともに同じ構成なので、フォトダイオードアレイ11を図示して説明する。
フォトダイオードアレイ11、12は、フォトダイオードP(1)〜P(4)を有する。フォトダイオードP(1)〜P(4)のそれぞれは、干渉部10によって形成される干渉縞の空間的な1周期を4等分して受光する。もちろん、フォトダイオードP(1)〜P(4)は、干渉縞が形成される方向に沿って、ずらして並べられる。言い換えると、フォトダイオードP(1)〜P(4)は、干渉縞の周期で位相を90°ずらして配置されている。
ここで、図2中の光強度分布100は、フォトダイオードP(1)〜P(4)の受光面上に形成される干渉縞の光強度を模式的に示したものである。
光強度がこのような干渉縞になるのは、上述したように、ミラー10cからの反射光(参照光)と被測定対象1の出力光(信号光)の波面を傾けてPBS10dで合波することにより、干渉光ビーム面内に図2に示す光強度分布100が発生するからである。
なお、図2中において、左側のフォトダイオードP(1)から1番目、2番目、3番目、4番目とする。また、フォトダイオードP(1)〜P(4)の受光部分は、干渉縞の空間的な1周期を4等分した幅となるように、フォトダイオードP(1)〜P(4)間の非受光部分を小さくするとよい。
また、干渉縞の周期は、被測定光の波長によって異なるので、例えば、波長測定範囲の中心波長において、4個のフォトダイオードP(1)〜P(4)全体の幅と、干渉縞の周期が一致するようにするとよい。
具体的には、信号光と参照光の波面の傾ける角度を大きくすると干渉縞の間隔が狭くなり、反対に傾ける角度を小さくすると干渉縞の間隔が広がる。そして、最終的に波面の傾ける角度が無くなる(平行になる)と、均一な光強度となる。従って、フォトダイオードP(1)〜P(4)の受光幅、干渉縞の間隔などを考慮し、ミラー10cの傾きを調整し、所望の波長で干渉縞の周期と一致させる。
なお、干渉縞は、信号光と参照光の位相差の変化つまりレーザ光の波長により、横方向(フォトダイオードP(1)〜P(4)の配列方向)に移動する。
干渉信号変換部13、14は、2個の減算回路を有し、フォトダイオードアレイ11、12それぞれの出力から位相のずれた第1、第2の干渉信号を生成し、演算部9に出力する。干渉信号変換部13、14ともに同じ構成なので、干渉信号変換部13を図示して説明する。
干渉信号変換部13、14は、減算回路A1、A2を有する。減算回路A1は、1番目のフォトダイオードP(1)の出力と3番目のフォトダイオードP(3)の出力とを減算した結果を第1の干渉信号として演算部9に出力する。減算回路A2は、2番目のフォトダイオードP(2)の出力と4番目のフォトダイオードP(4)の出力とを減算した結果を第2の干渉信号として演算部9に出力する。従って、第1の干渉信号と第2の干渉信号は位相がずれており所定の波長(例えば、測定波長範囲の中心波長)で90°位相がずれる。
このような装置の動作を説明する。
図6に示す装置と同様に、被測定対象1にp偏光とs偏光それぞれを入力させるため、所定の波長範囲において2回波長掃引する。まず、1回目の波長掃引から説明する。
まず1回目の波長掃引で、図6に示す装置と同様に、波長可変光源2から出力され、光ファイバ3、レンズ4、偏波コントローラ5を通過した平行光のレーザ光(p偏光)が、干渉部10に入力される。
そして、HM10aが、偏波コントローラ5からの光を分岐し、一方を信号光として被測定対象1に出力し、他方を参照光としてミラー10bに出力する。さらに、偏光面回転部10eが、後段のPBS10dにて光パワーが均等に分岐されるように、PBS10dの光学軸に対して、ミラー10bの反射光の偏光面を45°傾けミラー10cに出力する。なお、ミラー10cへの反射光の光軸と、被測定対象1の出力光の光軸とが平行となるようにするとよい。
そして、ミラー10cの反射光の光軸が、被測定対象1からの出力光の光軸に対して直交せず、わずかなずれをもってPBS10dに入力する。さらに、PBS10dが、被測定対象1からの出力光(入射p偏光に対する出射s偏光、出射p偏光)とミラー10b、10cを経た参照光とを合波し、偏光面の直交する光(p偏光、s偏光)に2分岐する。
また、PBS10dから出力される合波光は、信号光の光軸と参照光の光軸とで形成される光軸角が、僅かな角度をもっている。これにより、フォトダイオードアレイ11、12の受光面上では、空間的な干渉縞が形成される。もちろん、被測定対象1からの出力光は信号光である。また、合波される信号光、参照光共に平行光にするとよい。
なお、PBS10dで合波され分岐された光(信号光と参照光)は、偏光面が直交しているので、偏光子10f、10gによって偏光面を傾けて干渉させて、フォトダイオードアレイ11、12で受光させる
そして、フォトダイオードアレイ11には、ジョーンズ行列のT22の作用をうけた信号光と参照光の干渉光が入力される。また、フォトダイオードアレイ12には、ジョーンズ行列のT12の作用をうけた信号光と参照光の干渉光が入力される。
フォトダイオードアレイ11、12の各フォトダイオードP(1)〜P(4)が、PBS10dからの合波された干渉光を受光し、受光した干渉光の光パワーに応じた電気信号を干渉信号変換部13、14に出力する。
そして、干渉信号変換部13、14の減算回路A1が、(1番目のフォトダイオードP(1)の出力)−(3番目のフォトダイオードP(3)の出力)を行ない、減算結果を第1の干渉信号として演算部9に出力する。
また、干渉信号変換部13、14の減算回路A2が、(2番目のフォトダイオードP(2)の出力)−(4番目のフォトダイオードP(4)の出力)を行い、減算結果を第2の干渉信号として演算部9に出力する。もちろん、第1、第2の干渉信号共にオフセット分も除去されている。
このような位相が90°ずれた第1、第2の干渉信号から、演算部9が、干渉縞の移動方向と移動量を求める。すなわち、移動方向および移動量は、合波光の位相差の増減に対応するからである。
続いて2回目の波長掃引を行なうが、1回目の波長掃引と異なる点は、偏波コントローラ5が、レーザ光をs偏光に変換する点、フォトダイオードアレイ11にジョーンズ行列のT21の作用をうけた信号光と参照光の干渉光が入力される点、フォトダイオードアレイ12にジョーンズ行列のT11の作用をうけた信号光と参照光の干渉光が入力される点であり、その他の動作は1回目の波長掃引と同様なので説明を省略する。
そして、演算部9が、p偏光、s偏光それぞれに基づく干渉信号の位相と振幅からジョーンズ行列の各要素を求め、求めたジョーンズ行列から被測定対象1の光学特性を求める。
このように、干渉部10が、信号光の光軸と参照光の光軸をずらせて干渉させて、空間的な干渉縞を形成する。そして、干渉縞の周期に対して位相を90°ずらした4個のフォトダイオードP(1)〜P(4)が干渉光を受光する。さらに、干渉信号変換部13、14が、フォトダイオードアレイ11の信号から、90°位相のずれた第1、第2の干渉信号を生成する。この第1、第2の干渉信号から、演算部9が、干渉縞の移動方向と移動量を求めるので、合波光の位相差の増減を含めた位相量が求まる。これにより、合波される光(信号光と参照光)の位相差の増減を容易に判断することができる。従って、被測定対象1の光路長が限定されることもなくなる。
[第2の実施例]
図3は、本発明の第2の実施例を示した構成図である。ここで、図1、図2と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図3において、干渉部10からの干渉縞が形成される方向に沿って、フォトダイオードアレイ11、12が複数個設けられる。なお、図3においては、フォトダイオードアレイ11のみを図示し、フォトダイオードアレイ11側で説明する。
各フォトダイオードアレイ11の1番目のフォトダイオードP(1)の出力と3番目のフォトダイオードP(3)の出力は、減算回路A1に入力され減算され、第1の干渉信号として出力される。
また、各フォトダイオードアレイ11の2番目のフォトダイオードP(2)の出力と4番目のフォトダイオードP(4)の出力は、減算回路A2に入力され、減算され、第2の干渉信号として出力される。つまり、フォトダイオードP(1)〜P(4)は、4個おきに結線される。
このように、フォトダイオードアレイ11、12のそれぞれが、干渉縞の配列方向に沿って複数個設けられ、干渉信号変換部13、14が、複数のフォトダイオードアレイ11、12の出力から干渉信号を生成する。これにより、干渉縞の一部または全体にムラ(ランダムなノイズ)があっても、平均化によってムラの影響の少ない干渉信号をえることができる。
[第3の実施例]
図1、図3に示す光学特性測定装置は、所定の波長においては、干渉縞の空間的周期とフォトダイオードアレイ11、12の周期とが一致するが、所定の波長から離れるほど周期が一致しなくなる。
図4は、本発明の第3の実施例を示した構成図であり、干渉縞の移動量、すなわち、合波光の位相差を高精度に求めることができるものである。ここで、図1と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図4において、演算部9に補正手段9aが設けられる。
補正手段9aは、出力中のレーザ光の波長が波長可変光源2から入力され、干渉縞の空間的な周期とフォトダイオードアレイ11、12のフォトダイオードP(1)〜P(4)との周期のずれによる干渉縞の移動量の誤差を補正する。
このような装置の動作を説明する。
波長可変光源2から、出力中のレーザ光の波長(例えば、[pm]単位でなく、[nm]単位の粗い精度でも構わない)が補正手段9aに入力される。そして、補正手段9aが、粗い精度の波長から、干渉縞の空間的な周期とフォトダイオードアレイ11、12のフォトダイオードP(1)〜P(4)との周期のずれを求める。
つまり、波長可変光源2から出力されるレーザ光の波長に依存して干渉縞が移動する。しかし、干渉縞の周期は、波長により変化する。従って、補正手段9aが、この周期の変化を考慮し、波長の変化量に対する干渉縞の移動量を演算で求める。または予め波長に依存した周期のずれを実測・演算してメモリ(図示せず)に記憶しておく。そして、補正手段9aが、波長掃引によって生ずる干渉縞の周期の変化の影響を除去し、合波光の位相差による移動量を求める。
すなわち、周期のずれは波長によって一意に決まるので、補正手段9aが、演算またはメモリに格納したデータにより周期のずれを求める。
そして、補正手段9aが、周期のずれによって生ずる移動量の誤差分を補正する。さらに、演算部9が、補正された移動量に基づいて、干渉信号の位相と振幅から、被測定対象1のジョーンズ行列を求める。その他の動作は、図1に示す装置と同様なので説明を省略する。
このように、補正手段9aが、粗い精度の波長から周期のずれで生ずる移動量の誤差を補正するので、位相差の増減が精度よく求まる。
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、以下に示すようなものでもよい。
図1、図4に示す装置において、干渉部100として、マッハ・ツェンダ型の干渉計を設ける構成を示したが、どのような2光束干渉計を用いてもよく、例えば、マイケルソン型の干渉計でもよい。要は、信号光と参照光の波面を傾いた状態で合波させて直線状の干渉縞を発生させるものならばどのようなものでもよい。
図1、図4に示す装置において、HM10aを用いる構成を示したが、偏光状態に依存せずに光を分岐するものであればどのようなものでもよく、例えば、無偏光ビームスプリッタ、光ファイバカプラ等でもよい。
図1、図4に示す装置において、ミラー10cを傾ける構成を示したが、PBS10dで合波される参照光の光軸と信号光の光軸が、僅かに傾いた状態に調整されればよく、この両光軸の傾きを発生させる方法は、ミラー10b、10cを傾けても、HM10a、PBS10dを傾けてもよい。
図1、図4に示す装置において、偏波コントローラ5をレンズ4と干渉部10との間に設ける構成を示したが、偏波コントローラ5を波長可変光源2内に設けてもよい。
図1、図4に示す装置において、波長可変光源2が、2回波長掃引(1回目にp偏光を出力し、2回目にs偏光を出力)行なう構成を示したが、1回の波長掃引でジョーンズ行列の各要素を求めるようにしてもよい。
例えば、光源部が、周波数が異なり偏光状態が直交する第1、第2の入力光を干渉部10に出力する。ここで、第1の入力光をp偏光(周波数f1(t))、第2の入力光をs偏光(周波数f2(t)、ただし、f1(t)≠f2(t))とする。そして、光源部2が、周波数差(|f1(t)−f2(t)|)をほぼ一定にして、波長掃引(周波数掃引)して、干渉部10に出力する。一方、フォトダイオードアレイ11、12からの信号には、入射p偏光、入射s偏光それぞれに対する出射p偏光、出射s偏光と参照光との干渉信号が存在する。しかし、入射p偏光、入射s偏光の周波数が異なるので、この周波数差によって生ずる干渉信号のビート周波数の違いをフィルタリングし、s偏光と参照光の干渉信号、p偏光と参照光の干渉信号を分離するとよい。
なお第1、第2の入力光を出力する光源部は、波長可変光源を2台用意するとよい。または、1台の波長可変光源の光を2分岐し、一方の光を遅延させて周波数差を生じさせたり、一方の光の周波数をシフトさせて(例えば、音響光学変調器を用いる)周波数差を生じさせるとよい。
図2に示す装置において、フォトダイオードアレイ11、12は、4個のフォトダイオードP(1)〜P(4)を有する構成を示したが、何個でもよく、例えば、フォトダイオードを少なくとも(4×n)個、有していればよく、フォトダイオードのそれぞれは、干渉縞の空間的な1周期を4等分(つまり、干渉縞の周期に対して位相が90°ずれて設置)して受光する。
また、干渉信号変換部13、14は、(4×(i−1)+1)番目のフォトダイオードの出力と(4×(i−1)+3)番目のフォトダイオードの出力とを減算した結果を第1の干渉信号として出力し、(4×(i−1)+2)番目のフォトダイオードの出力と(4×(i−1)+4)番目のフォトダイオードの出力とを減算した結果を第2の干渉信号として出力するとよい。ただし、n、iは自然数である。
つまり、干渉信号変換部13、14は、(1、5、9、…)番目のフォトダイオードの出力と(3、7、11、…)番目のフォトダイオードの出力とを減算した結果を第1の干渉信号として出力し、(2、6、10、…)番目のフォトダイオードの出力と(4、8、12、…)番目のフォトダイオードの出力とを減算した結果を第2の干渉信号として出力する。
このように、フォトダイオードアレイ11、12が、複数周期分の干渉縞を測定し、干渉信号変換部13、14が、フォトダイオードアレイ11、12の出力から干渉信号を生成する。これにより、干渉縞の一部または全体にムラ(ランダムなノイズ)があっても、平均化によってムラの影響の少ない干渉信号をえることができる。
図3に示す装置において、フォトダイオードアレイ11を隙間無く並べる構成を示したが、フォトダイオードアレイ11間に隙間を設けてもよい。
図4に示す装置において、波長可変光源2から出力中の波長が演算部9に入力される構成を示したが、補正手段9aが、波長掃引される際の開始波長、掃引速度を有しているならば、開始波長、掃引速度から周期ずれによる誤差を補正してもよい。
本発明の第1の実施例を示した構成図である。 図1に示す装置の要部を示した図である。 本発明の第2の実施例を示した構成図である。 本発明の第3の実施例を示した構成図である。 被測定対象の入出力特性を示した図である。 従来の光学特性測定装置の構成を示した図である。
符号の説明
1 被測定対象
2 波長可変光源
9a 補正手段
10 干渉部
11、12 フォトダイオードアレイ
P(1)〜P(4) フォトダイオード
13、14 干渉信号変換部

Claims (6)

  1. 光源部からの光を分岐し、一方の分岐光を被測定対象に入力させ、この被測定対象から出力される出力光に、他方の分岐光を干渉させて前記被測定対象の光学特性を測定する光学特性測定装置において、
    前記光源部からの光を2系統に分岐し、一方の分岐光を信号光として前記被測定対象に入力し他方の分岐光を参照光とするハーフミラーと、前記他方の分岐光の光路に配置された第1、第2のミラーと、前記被測定対象から出力される出力光と他方の分岐光とを合波し、偏光面の直交する光に2分岐する偏光ビームスプリッタと、この偏光ビームスプリッタの一方の分岐光の偏光面を傾けて他方の分岐光と干渉させる第1の偏光子と、前記偏光ビームスプリッタの他方の分岐光の偏光面を傾けて一方の分岐光と干渉させる第2の偏光子とを有し、前記第2のミラーの反射光の光軸を被測定対象からの出力光の光軸に対して直交せずにわずかなずれをもって前記偏光ビームスプリッタに入力することにより前記出力光の光軸と他方の分岐光の光軸とを傾けて合波させて干渉縞を形成する干渉部と、
    複数のフォトダイオードを有し、前記干渉部からの干渉光を受光するフォトダイオードアレイと、
    このフォトダイオードアレイの出力から位相のずれた第1、第2の干渉信号を生成する干渉信号変換部と、
    前記光源部が出力している光の波長または波長掃引の開始波長と掃引速度に基づいて、
    前記干渉縞の空間的な周期と前記フォトダイオードアレイのフォトダイオードとの周期のずれによる干渉縞の移動量の誤差を補正する補正手段とを設け、
    前記フォトダイオードは、前記干渉縞が形成される方向に沿って、ずらして配置され、
    前記光源部からの光を波長掃引することにより前記干渉縞を移動させ、前記干渉縞の移動方向と移動量を測定することを特徴とする光学特性測定装置。
  2. 前記フォトダイオードアレイは、フォトダイオードを少なくとも4個有し、
    これらフォトダイオードのそれぞれは、前記干渉縞の空間的な1周期を4等分して受光することを特徴とする請求項1記載の光学特性測定装置。
  3. 前記干渉信号変換部は、
    1番目のフォトダイオードの出力と3番目のフォトダイオードの出力とを減算した結果を前記第1の干渉信号として出力し、
    2番目のフォトダイオードの出力と4番目のフォトダイオードの出力とを減算した結果を前記第2の干渉信号として出力することを特徴とする請求項2記載の光学特性測定装置。
  4. 前記干渉縞が形成される方向に沿って、前記フォトダイオードアレイを複数個設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光学特性測定装置。
  5. 前記フォトダイオードアレイは、フォトダイオードを少なくとも(4×n)個有し、
    これらフォトダイオードのそれぞれは、前記干渉縞の空間的な1周期を4等分して受光し、
    前記干渉信号変換部は、
    (4×(i−1)+1)番目のフォトダイオードの出力と(4×(i−1)+3)番目のフォトダイオードの出力とを減算した結果を第1の干渉信号として出力し、
    (4×(i−1)+2)番目のフォトダイオードの出力と(4×(i−1)+4)番目のフォトダイオードの出力とを減算した結果を第2の干渉信号として出力し、
    ただし、n、iは自然数であることを特徴とする請求項1記載の光学特性測定装置。
  6. p偏光、s偏光それぞれに基づく干渉信号の位相と振幅からジョーンズ行列の各要素を求め、求めたジョーンズ行列から前記被測定対象の光学特性を求める演算部を有することを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の光学特性測定装置。
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