JP4835491B2 - 化粧材 - Google Patents

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Description

本発明は、建築物の内外装や建具、家具等の表面化粧等に使用するための化粧材に関する。より詳しくは、表面の艶の差で凹凸を立体的に表現した化粧材に関する。
ノックダウン方式の組み立て家具、住宅建材、家具などに使われてきた化粧材に凹凸形状を表現させる場合、化粧材の表面に現実に形成させる代わりに、凹部又は凸部として表現したい部分の表面の艶状態を互いに異ならせることにより、人間の目の錯覚を利用して視覚的に凹凸の立体感を表現する手法がある。この手法によれば、現実には凹凸形状は存在しなくても、人間の目には、相対的に艶の高い部分は凸部、艶の低い部分は凹部として認識される。
上記の手法は、具体的には、例えば、凹み模様を含む適宜模様が印刷された基材の印刷面の全面に、艶の低い透明または半透明の合成樹脂塗料層を形成した後、該合成樹脂材層の表面の前記凹み模様に対応する部分を除く部分に、艶の高い透明または半透明の合成樹脂塗料層を形成するというものである。勿論、艶の高低の関係を逆転させれば、凹凸の関係を逆転させた化粧材を得ることができる。
この手法によれば、特殊な薬剤等を必要とすることなく、艶の異なる2種類の塗料を用意するだけで、如何なる基材に対しても、容易に立体的な凹凸感を賦与することができる。しかも、艶の異なる塗料層の形成は、絵柄模様の形成に引き続きグラビア印刷法等の慣用の印刷法で行うことができるので、特殊設備は一切不要で生産能率も高く、絵柄模様との同調も容易である。また、塗料層の厚みは、表現しようとする凹凸の高低差と比較すれば遥かに薄くて済むので、樹脂の使用量を節減できる他、可撓性の面でも有利であり、折り曲げ加工適性に優れた化粧材を容易に実現できる。また、化粧材の表面に余り大きな凹凸がないので、凹部に汚染物が溜まることもないという利点もある。
係る多くの利点に鑑み、この手法を採用した化粧材は、既に大量に使用されているが、高級感の点ではまだ現実に凹凸を形成する手法を凌ぐには至っていないのが実情である。その理由について考察するに、例えば機械エンボス法によれば、天然木の導管等の凹凸形状を、その断面形状まで含めて忠実に再現することが可能である。これに対し、艶の異なる2種類の塗料を使用したこの手法では、表面の艶の段階は2種類であるから、表現できる凹凸の段階も2種類となる。従って、天然木の導管等の様に、深さ(高さ)が連続的に変化した斜面部のある凹凸形状を表現することができないという問題点がある。
そこで、深さ(高さ)が連続的に変化した斜面部のある凹凸形状を表現する艶調整層を設けることによって、天然木の導管等の様に、深さ(高さ)が連続的に変化した斜面部のある凹凸形状を表現する化粧材が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3629964号公報
しかしながら、特許文献1の化粧材において、より立体感を得るには艶状態に差を設ける必要があり、添加剤の添加量を調整することによって凹部または凸部を表現した部分の艶状態を変化させる必要があるが、これには物性的な制限があり、また、添加量の調整だけでは意匠的にも限界があった。また、凹部または凸部を表現した部分と差をつけて設ける表面の凹部または凸部を表現していない部分の艶状態にも、同様の限界がある。
一方、階調を設ける層を複数有し、艶状態を変化させて積層していく構造も考えられるが、コストと手間がかかり、段階的な階調方法と組み合わせても、コストに見合うだけの意匠的な効果は得られなかった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、表面の艶状態の差により凹凸を立体的に表現した化粧材において、複雑な構造及び製造方法を要すること無く、より低コストで、立体感の表現をさらに向上させた化粧材を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明は、基材と、該基材上に設けられたベタ隠蔽層と、該ベタ隠蔽層上に設けられ、凹部または凸部の表現領域に対応した絵柄模様と、該絵柄模様及び前記ベタ隠蔽層を覆い、艶状態を調整する第一の艶調整層と、前記絵柄模様の直上を除くとともに、該絵柄模様の輪郭の近傍で艶状態に段階的な階調を与える階調領域を有して、前記第一の艶調整層上に異なる艶状態で設けられた第二の艶調整層とを備える化粧材であって、前記第二の艶調整層の前記階調領域は、前記第一の艶調整層側の界面から表面側に向かって前記第二の艶調整層の厚さの20%の位置まで階調を設けず、該位置から前記表面側の範囲で前記階調領域が形成されていることを特徴としている。
この発明に係る化粧材によれば、第一の艶調整層と第二の艶調整層との異なる艶状態の二層によって凹凸を表現する際に、階調領域によって艶状態に段階的な階調が与えられるが、視覚的に影響の大きい表面側で階調領域が設けられていることで、より効果的なものとすることができる。一方、第一の艶調整層側の界面から表面側に向かって第二の艶調整層の厚さの20%の位置までは階調が設けられていないので、階調領域を設けるのに必要なコストを低減させることができる。
上記の化粧材において、前記第一の艶調整層上で、前記絵柄模様の直上に設けられた表面模様を備えることがより好ましいとされている。
この発明に係る化粧材によれば、表面模様が設けられていることで、階調領域によって与えられる凹凸とは独立して、色彩模様として視覚される意匠を与えることができる。
本発明の化粧材によれば、第二の艶調整層の階調領域が、第一の艶調整層側の界面から表面側に向かって第二の艶調整層の厚さの20%の位置から表面側の範囲で設けられていることで、複雑な構造及び製造方法によること無く、低コストで、艶状態の段階的な階調を効果的に与えて立体感の表現をさらに向上させることができる。
(第1の実施形態)
図1は、この発明に係る第1の実施形態を示している。図1に示すように、本実施形態に係る化粧材1は、基材2と、基材2上に設けられた着色ベタ隠蔽層3と、着色ベタ隠蔽層3上に設けられ、凹部または凸部の表現領域9に対応した絵柄模様4と、着色ベタ隠蔽層3及び絵柄模様4を覆い、艶状態を調整する第一の艶調整層5と、第一の艶調整層5上に異なる艶状態で設けられた第二の艶調整層6とを備える。以下に、各構成の詳細について説明する。
基材2としては、通常化粧材の原紙として用いられるものであれば、特に限定されることなく任意に用いることができる。具体的には、例えば、坪量23〜100g/m程度の薄葉紙、樹脂混抄紙、チタン紙、樹脂含浸紙、難燃紙、無機質紙等の紙類や、天然繊維又は合成繊維からなる織布又は不織布、ホモ又はランダムポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂等のポリオレフィン系樹脂、共重合ポリエステル樹脂、アモルファス状態の結晶性ポリエステル樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリブチレン樹脂、メチルメタアクリレート樹脂、ポリメチルメタアクリレート樹脂等のアクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、繊維素系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、フッ素系樹脂等の合成樹脂系基材、木材単板、突板、合板、集成材、パーティクルボード、中密度繊維板等の木質系基材、石膏板、セメント板、珪酸カルシウム板、陶磁器板等の無機質系基材、鉄、銅、アルミニウム、ステンレス等の金属系基材等、又はそれらの複合体、積層体等、従来公知の任意の材料が使用可能であり、その形状も、例えばフィルム状またはシート状、板状、異型成型体等、一切制限はない。
着色ベタ隠蔽層3及び絵柄模様4は、構成材料として特に制限はないが、一般的には、適当なビヒクル(マトリックス)と共に、染料又は顔料等の着色剤を適当な溶剤中に溶解又は分散してなる印刷インキ又はコーティング材が使用される。
このような着色剤としては、例えばカーボンブラック、チタン白、亜鉛華、弁柄、黄鉛、紺青、カドミウムレッド等の無機顔料や、アゾ顔料、レーキ顔料、アントラキノン顔料、フタロシアニン顔料、イソインドリノン顔料、ジオキサジン顔料等の有機顔料等、またはこれらの2種以上の混合物等を使用することができる。
ビヒクルとしては、例えば油性の硝化綿樹脂、2液ウレタン樹脂、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリビニル系樹脂、アルキド樹脂、石油系樹脂、ケトン樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、繊維素系樹脂、ゴム系樹脂等の各種合成樹脂類、またはそれらの混合物、共重合体等を使用することができる。
溶剤としては、例えばトルエン、キシレン、シクロヘキサン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、水等、又はそれらの混合物等を使用することができる。
その他、必要に応じて体質顔料や可塑剤、分散剤、界面活性剤、粘着付与剤、接着助剤、乾燥剤、硬化剤、硬化促進剤又は硬化遅延剤等の各種添加剤等が適宜使用される。
例えば木目柄の場合には周知の様に、下地ベタ、木目模様、導管模様等に分版して印刷するのが普通である。このうち、下地ベタ及び木目模様は、本発明の化粧材1においては着色ベタ隠蔽層3として設けられ、導管模様は、凹部又は凸部の表現領域に対応する絵柄模様4として設けられる。勿論、本発明において着色ベタ隠蔽層3は木目柄に限定されるものではなく、石目柄、抽象柄等にも適宜適用可能である。
着色ベタ隠蔽層3及び絵柄模様4は、一般的には、例えばグラビア印刷法やオフセット印刷法、スクリーン印刷法、静電印刷法、インクジェット印刷法等の適宜の印刷方法によって形成される。しかしこれに限定されるものではなく、例えば前述した下地ベタは、ロールコート法やナイフコート法、ダイコート法等のコーティング方法によって形成されても良い。また、その他の模様も、従来公知の任意の画像形成方法によって形成することができる。なお、基材2と着色ベタ隠蔽層3との間には、シーラー層を設けるものとしても良い。
第一の艶調整層5は、前述した着色ベタ隠蔽層3及び絵柄模様4の構成材料として挙げたものと同様の印刷インキ又はコーティング剤等により構成される。但し、第一の艶調整層5は、少なくとも着色ベタ隠蔽層3及び絵柄模様4を透視可能な透明性または半透明性を備えている必要があるので、これを形成する印刷インキ又はコーティング剤等としては、染料又は顔料等の着色剤を全く含有しないか、必要とされる透明性を損なわない程度に少量のみ含有するものを使用する必要がある。
また、第一の艶調整層5は、後述するように凹部又は凸部の表現領域9において化粧材1の最表面層を構成するものであるから、化粧材1として必要な耐磨耗性や耐擦傷性、耐溶剤性、耐汚染性等の表面物性を有するべく、硬化性樹脂を主成分とする材料から構成することが好ましい。具体的には、例えばメラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、アミノアルキド系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコーン系樹脂等の熱硬化性樹脂や、アクリル系樹脂等の電離放射線硬化性樹脂等を、好適に使用することができる。また、これらの混合物などに艶調整剤としてシリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等を添加するものを使用することができる。ここで、電離放射線とは、一般に物質に電離作用を及ぼす放射線をいい、X線、γ線、β線(電子線)、短波長紫外線を含むが、本発明では、光開始剤による紫外線硬化型樹脂も使用できるので、電離作用を及ぼすことのない長波長紫外線も含む。
また、第二の調整層6は、上記第一の艶調整層5と同様に、透明性または半透明性を有する印刷インキまたはコーティング剤等により構成され、同様に、上記に示すような硬化性樹脂であることが好ましく、特に、電離放射線硬化性樹脂であることがより好ましい。電離放射線樹脂としては、具体的には、印刷中の経時で増粘する心配のない電離放射線硬化性モノマーを使用する。この樹脂は、印刷中の常温の塗液状態では硬化反応が進行しないので増粘することがない。一方、電離放射線を照射した後には硬化反応が急速に進行して完全硬化するので、印刷物を巻き取ったり積み重ねたりしても、乾燥不良によるブロッキングを発生する心配もない等の利点がある。
上記電離放射線硬化性モノマーとしては、エチレン性不飽和二重結合を有する化合物を用いることができ、それらには単官能モノマー、二官能モノマーおよび三官能以上の多官能モノマーが含まれる。通常、モノマーは親水性を有しない非親水性のものであり、例えば、−CHO基、−OH基および−COOH基のいずれも持たない。
具体的には、エチレン性不飽和二重結合を有する単官能モノマーとしては、2−(2−エトキシエトキシ)エチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、2−フェノキシエチル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、カプロラクトン(メタ)アクリレート、エトキシ化ノニルフェノール(メタ)アクリレート、プロポキシ化ノニルフェノール(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシジエチレン(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性ノニルフェニル(メタ)アクリレート、メトキシトリエチレングリコール(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレートジプロピレングリコール(メタ)アクリレート等が挙げられる。ここで、例えば、ステアリル(メタ)アクリレートとは、ステアリルアクリレート及び/又はステアリルメタアクリレートであることを示す(以下、同様。)。
二官能モノマーとしては、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、プロポキシ化ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、エトキシ化ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、(水素化)ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、(水素化)エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、(水素化)プロピレングリコール変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、2−エチル−2−ブチル−プロパンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレートが挙げられる。
多官能モノマーとしては、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリ(メタ)アクリレート、エトキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化グリセリルトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパン(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性トリメチロールプロパン(メタ)アクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、エトキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタ(メタ)アクリレートエステル、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートが挙げられる。
電離放射線硬化性モノマーとしては、ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリアクリル(メタ)アクリレート等のモノマーが、粘度が低いので塗工後の表面が平滑になりやすく、着色ベタ隠蔽層3等への投錨効果も向上するので望ましい。
ここで、第二の艶調整層6として使用される電離放射線硬化性モノマーには、シリコーンオイルが添加されている。これは、汚染防止剤として第二の艶調整層6表面の汚れが付着するのを防止したり、付着した汚れを各種洗剤、溶剤でふき取りやすくしたりするためである。シリコーンオイルは、電離放射線硬化性モノマーから構成されるマトリックス樹脂内に組み込まれる。
シリコーンオイルとしては、無変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイル、カルボキシ変性シリコーンオイル、メルカプト変性シリコーンオイル、カルビノール変性シリコーンオイル、メタクリル変性シリコーンオイル、フェノール変性シリコーンオイル、電離放射線反応型シリコーンオイルを用いることができる。電離放射線反応型シリコーンオイルとしては、電離放射線により架橋重合反応を起こし固体化するシリコーンのポリマー、プレポリマー、または、モノマーが用いられる。具体的には、シリコーンの片末端、両末端または側鎖にアクリロイル基、メタクリロイル基、チオール基、エポキシ基、二重結合を有する官能基を備えた化合物を使用することができ、チオール基、エポキシ基、二重結合を有する官能基の場合はそれぞれの架橋剤を添加する。特に、一分子中にアクリロイル基またはメタクリロイル基を官能基数1個以上20個以下で有し、平均分子量1000以上30000以下である電離放射線反応型シリコーンオイルは、電離放射線硬化型樹脂への分散性及び反応性が向上する点でより好ましい。また、上記のようなシリコーンオイルの量は、電離放射線硬化性モノマーの合計重量を基準として、0.01から5重量%であることが好ましい。これは、シリコーンオイルの量が0.01重量%未満の場合には添加効果が得られず、5重量%を超えた場合には、絵柄模様4等の水性樹脂がはじかれてしまい、密着不良を起こしてしまうからである。
そして、第二の艶調整層6は、第一の艶調整層5上において、絵柄模様4の直上を除くとともに、絵柄模様4の輪郭の近傍で艶状態に段階的な階調を与える階調領域7を有していて、絵柄模様4の直上で第一の艶調整層5が露出する領域8と、階調領域7とで、凹部または凸部として視覚的に表現する表現領域9を形成している。階調領域7は、艶状態が、連続的又は段階的に変化する様に構成されている。即ち、凹部又は凸部の表現領域9の輪郭から内部へ進むに従い、当該領域9の表面の艶状態に近い艶状態から、当該領域9に対応する絵柄模様4の近傍以外の部分における艶状態に至るようになっている。
より具体的に説明すると、凹部又は凸部の表現領域9を凹部として表現しようとする場合、第二の艶調整層6は当該表現領域9の表面より高い艶を有する様に設計される。しかも、当該表現領域9の輪郭の近傍において、当該表現領域9の輪郭から離れて第二の艶調整層6の形成部分の内部に進むに従って、第二の艶調整層6の艶が徐々に高くなる様に、階調を設けて形成される。
一方、凹部又は凸部の表現領域9を凸部として表現しようとする場合には、第二の艶調整層6は当該表現領域9の表面より低い艶を有する様に設計される。しかも、当該表現領域9の輪郭の近傍において、当該表現領域9の輪郭から離れて第二の艶調整層6の形成部分の内部に進むに従って、第二の艶調整層6の艶が徐々に低くなる様に、階調を設けて形成される。グラビア印刷法の版を使う場合は、焼付け時にフィルムを使う腐食法のポーショル法(フィルムの伸縮により多段位置合わせのずれが生じやすい)やヘリオグラッショ法に加えてレーザー製版を使うと版のセルのボリューム(体積)が多く、多段腐食しても位置がずれにくいのでより見当精度のよい階調表現ができる。
ここで、階調領域7は、第二の艶調整層6の厚さ方向において、第一の艶調整層5側の界面6aから表面6b側に向かって、第二の艶調整層6の厚さT6の20%の位置6cまでの範囲6dには形成されず、位置6cから表面6b側に向かう範囲6eにおいて形成されている。このように、厚さ方向において、視覚的に影響の大きい第二の艶調整層6の厚さT6の20%の位置6cより表面6a側の領域6eで階調領域7が形成されていることで、艶状態の段階的な階調をより効果的に与えることができる。
なお、凹部又は凸部の表現領域9に対応する絵柄模様4の輪郭は、当該階段状領域9の輪郭と正確に一致している必要性は必ずしもなく、当該階段状領域9の輪郭よりも多少内側又は外側にずれていても良い。寧ろ、両者の輪郭を積極的に僅かにずらすことによって、見掛け上の凹凸感を適宜調整することもできる。また、当該階段状領域9内で両者の輪郭のずれの方向や距離を変化させることによって、見掛け上の凹凸感に場所による変化を与えることもできる。
木目導管等の様に微細な凹部又は凸部の表現にあっては、第二の艶調整層6に階調を設ける部分も当然に微細なものとなり、印刷版や印刷インキ等にも高度の解像力が要求される。一方、化粧材の表面コート剤として多用されている一般の2液硬化型樹脂では、印刷の進行中に硬化反応が進んで増粘し、版詰まりを発生して階調の再現性が低下する場合がある。
従って、第二の艶調整層6に使用する樹脂は、粘度が0.1〜3.5Pa・sのものを使用する。これは、粘度がこの範囲では、層間接着性が好適なものとなるからであり、粘度が0.1Pa・s未満では、柔軟になりすぎて崩れやすくなり、3.5Pa・sを超える場合には、剛直となって隣接する層との密着性が悪化してしまうからである。
第二の艶調整層6に設けられる階調領域7は、深さ(高さ)の連続的な変化の表現を目的とする場合であっても、艶状態の変化としては、図1に示すように、段階的な階調であるほうが、視覚的に得られる凹凸の立体感の面では有利である場合が多い。特に、例えば木材の導管溝等の様に、凹凸の寸法が非常に微細であるのにかかわらず、連続的な階調では調子感に乏しく、天然の導管溝の断面形状の有する立体感を十分に表現できない場合が多いので、段階的な階調とすることが好ましい。
ここで、第二の艶調整層6の艶状態に階調を設ける方法としては、例えば、グラビア印刷法が用いられ、所望の階調が得られるようにグラビア印刷版の版深又は面積率を変更させながら行う。その他にも、一般的なオフセット印刷法、スクリーン印刷法、静電印刷法、インクジェット法等の印刷方法も適宜用いられる。
なお、上記階調は、電離放射線硬化型樹脂の塗布量の変化による階調に限定されるものではなく、網点等の面積率の変化によって階調を表現することもできる(図示せず)し、塗布量の変化と面積率の変化とを併用することもできる(図示せず)。
但し、一般に、印刷版の設計上は網点状であっても、印刷時の樹脂の流動により多少とも連続化するのが普通であるから、これらの差は必ずしも本質的なものではない。以下、簡単のため、図面の上では図1に示した様な段階型の図で説明するが、これは上述した種々の階調表現技法を全て包含するものである。
ところで、凹部又は凸部の表現領域9を凹部として表現しようとする場合、凹部又は凸部の表現領域9の表面は、艶の低い状態となっていなければならない。その為には、図1に示す例の如く、凹部又は凸部の表現領域9に対応する着色ベタ隠蔽層3が、当該表現領域9において表面に露出している場合、該着色ベタ隠蔽層3を形成するための印刷インキ等に適宜艶調整剤等を添加し、艶の低い状態に調整しておく必要がある。逆に、凹部又は凸部の表現領域9を凸部として表現しようとする場合には、該表現領域9に対応する絵柄模様4を形成するための印刷インキとして、印刷後の表面の艶の高い印刷インキを使用する必要がある。
ここで、凹部又は凸部の表現領域9と、該表現領域9に対応する着色ベタ隠蔽層3との位置関係について再度言及する。凹部の底面又は凸部の頂面のみが、他の部分と異なる色彩を有する凹部又は凸部を表現しようとする場合、着色ベタ隠蔽層3は前記表現領域9と同一の輪郭を持って形成する必要がある。一方、凹部又は凸部の輪郭の斜面部にも底面又は頂面と同一の色彩を有する凹部又は凸部を表現しようとする場合、着色ベタ隠蔽層3は、第二の艶調整層6が前記表現領域9の外側の階調を有する領域の輪郭にまで及ぶ領域に形成されることが好ましい。例えば、天然木材の断面の導管溝の模倣を目的とする場合には、後者の構成が推奨される。
また、凹部又は凸部の輪郭の斜面部において色彩が連続的に変化する状態を表現しようとする場合には、前記表現領域9の輪郭の近傍の第二の艶調整層6が階調を有する着色ベタ隠蔽層3において、前記表現の色彩に階調を設ければ良い。或いは、前記着色ベタ隠蔽層3の輪郭を、第二の艶調整層6が階調を有する領域の内外の輪郭の中間に位置させることによっても、視覚的に近似した表現効果を達成することができる。その他、以上の各種の表現技法を位置により組み合わせて採用することにより、位置により凹凸感が変化した複雑な凹凸形状を表現することも可能である。
なお、図2に示す化粧材10のように、凹部又は凸部の表現領域9に対応する絵柄模様4の直上において、第一の艶調整層5上に表面模様11を設けるものとしても良い。このように表面模様11を設けることで、階調領域7によって与えられる凹凸とは独立して、色彩模様として視覚される意匠を与えることができる。
図1または図2に示すような本願発明の化粧材1、10の具体的な適用例としては、既に述べた様に、天然木材の導管溝の表現が、最も代表的なものである。導管溝は物理的には凹部であるから、一般的には導管模様部分の表面の艶を低くし、該導管模様部分を除く表面に艶の高い第二の艶調整層6を設けた構成が採用される。しかし、ある種の針葉樹材の様に、木肌の色調が淡く、導管溝部分が浮き上がって見える樹種の表現には、上記とは艶の高低を逆転させた方が、実物感が出る場合もある。また、係る艶の高低の逆転により、既成の概念には囚われずに独自の新規な導管表現が得られる場合もある。
そして、化粧材1、10によれば、表面に第二の艶調整層6を艶状態に階調を有するように設けられているので、天然木の導管等の様に、深さ(高さ)が連続的に変化した凹凸形状を表現することができる。特に、階調領域7が、第一の艶調整層5側の界面6aから表面6b側に向かって第二の艶調整層6の厚さの20%の位置6cから表面6b側の範囲6eで設けられていることで、複雑な構造及び製造方法によること無く、低コストで、艶状態の段階的な階調を効果的に与えて立体感の表現をさらに向上させることができる。
また、第二の艶調整層6を形成する樹脂の粘度を0.1〜3.5Pa・sとすることにより、樹脂が柔らかすぎで流出することがなく好適に深さ(高さ)が連続的に変化した凹凸形状を表現することが可能となるとともに、硬すぎて設けることが困難になることがなく、化粧材1を高速で連続的に製造することができる。また、樹脂が硬化する際に生じる応力を好適に緩和させることができ、層間のはがれを好適に抑えることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、凹部又は凸部の表現領域9の近傍以外の部分における第二の艶調整層6の艶状態が一定であることを暗黙の裡に想定している。しかし、例えば天然木材における春材部と秋材部との艶差や、切断面と木目方向との角度による艶差等の表現を目的として、第二の艶調整層6の艶状態に木目模様と同調した変化を持たせることもできる。この様にすると、前述した導管溝部の形状の忠実な表現と相俟って、天然木材により近い、極めて意匠性に優れた化粧材を得ることができる。
次に、以下に示す実施例1、2に基づいて、上記第1、第2の実施形態の各化粧紙1、10の詳細について説明する。
以下に示す工程により、図1に示す化粧材1を作製した。
すなわち、基材2として坪量50g/m2の含浸紙(興人株式会社製GFR−506)を用い、この表面に、油性硝化綿樹脂系グラビア印刷インキとして(東洋インキ製造株式会社製「PCNT、PCRNT 各色」)を使用して、着色ベタ隠蔽層3として、前面に1色を印刷し、さらに木目柄を印刷した。次に、絵柄模様4として、これに同調した導管柄(柄版線数150線)を印刷した。
そして、着色ベタ隠蔽層3及び絵柄模様4を覆うように、第一の艶調整層5として、シリカ粉末を添加して艶を低く調整した2液硬化型ウレタン系樹脂塗料(「ハイマットG−125HV:大日本インキ化学工業株式会社製」100重量部と、「硬化剤G−XA:大日本インキ化学工業株式会社」10重量部)を乾燥後の塗布量5g/m2に塗工した。
次に、第二の艶調整層6として、艶が高くなるようにした2液硬化型ウレタン樹脂(「G−125グロス」50重量部と、「G−125マット」50重量部と、「硬化剤G−XA:大日本インキ化学工業株式会社製」)を絵柄模様4の輪郭の近傍に階調を設けて(線数40〜80線/cm、深さ0.1mm以下)、絵柄模様4を除く表面に乾燥後の塗布量2g/mで印刷し、空気雰囲気中で過熱乾燥して硬化させることで化粧材1を得ることができた。ここで、第二の艶調整層6の厚さ方向において、第一の艶調整層5側の界面6aから表面6b側に向かって第二の艶調整層6の厚さT6の20%の位置6cまでの範囲6dで階調を設けず、位置6cから表面6b側の範囲6eで階調領域7を形成した。なお、乾燥条件は、80℃から120℃、ライン速度70m/分としたが、巻き取り時にブロッキングを起こすことはなかった。
以下に示す具体的方法により、図2に示す化粧材10を作製した。
すなわち、第一の艶調整層5の表面において、凹部または凸部表現領域9にのみに表面模様11として2液硬化型ウレタン樹脂層硬化型着色エナメル塗料(東洋インキ製造株式会社製)を設けた。なお、それ以外の工程については実施例1と同様である。そして、階調の崩れや位置ずれ等の問題もなく容易に化粧材10を得ることができた。
次に、実施例1、2と比較するために、以下に示す比較例に係る化粧紙を作製した。
<比較例>
実施例1同様の工程で化粧材を作製したが、第二の艶調整層6において、第一の艶調整層5側の界面6aから表面6b側に向かって第二の艶調整層6の厚さT6の20%の位置6cまでの範囲6dについても階調を設けた。
<性能評価>
実施例1の化粧材1、実施例2の化粧材10、及び、比較例の化粧材について外観観察を行った結果、実施例1の化粧材1及び実施例2の化粧材10については、比較例の化粧材と比較して立体感のある意匠とすることができた。
本発明の化粧材は、特に表面艶の差により凹凸を立体的に表現したものであって、建築物の内外層や建具、家具等の表面化粧等に使用することが可能である。
この発明の第1の実施形態の化粧材の断面図である。 この発明の第2の実施形態の化粧材の断面図である。
符号の説明
1、10 化粧材
2 基材
3 着色ベタ隠蔽層
4 絵柄模様
5 第一の艶調整層
6 第二の艶調整層
6a 第一の艶調整層側の界面
6b 表面
6c 第二の艶調整層の厚さ20%の位置
7 階調領域
9 表現領域
11 表面模様

Claims (2)

  1. 基材と、該基材上に設けられたベタ隠蔽層と、該ベタ隠蔽層上に設けられ、凹部または凸部の表現領域に対応した絵柄模様と、該絵柄模様及び前記ベタ隠蔽層を覆い、艶状態を調整する第一の艶調整層と、前記絵柄模様の直上を除くとともに、該絵柄模様の輪郭の近傍で艶状態に段階的な階調を与える階調領域を有して、前記第一の艶調整層上に異なる艶状態で設けられた第二の艶調整層とを備える化粧材であって、
    前記第二の艶調整層の前記階調領域は、前記第一の艶調整層側の界面から表面側に向かって前記第二の艶調整層の厚さの20%の位置まで階調を設けず、該位置から前記表面側の範囲で前記階調領域が形成されていることを特徴とする化粧材。
  2. 請求項1に記載の化粧材であって、
    前記第一の艶調整層上で、前記絵柄模様の直上に設けられた表面模様を備えることを特徴とする化粧材。
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