JP4835148B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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操向車輪には、ステアリングの操作性及び直進安定性を高める為に、車体に対して各方向へ若干角度を付けて取付けるホイールアライメント(車輪整列)が施されている。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、ホイールアライメントの調整ずれ、又はタイヤ空気圧の左右差等に起因する直進安定性の異常を、運転者が知ることができる電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る電動パワーステアリング装置の実施の形態1の構成を示す模式図である。この電動パワーステアリング装置は、例えば舵取りの為の操舵部材27(ステアリングホイール)と、操舵部材27の操舵に応じて駆動される操舵補助用のモータ6と、モータ6の回転を減速歯車機構17を介して舵取機構23,23に伝える伝動手段24と、モータ6の駆動回路5を制御する制御装置1とを備えている。操舵部材27は、入力軸26に連結されている。尚、駆動回路5は、制御装置1に内蔵されていても良い。
減速歯車機構17は、モータ6の出力軸に繋がるウォームと、出力軸29の途中に嵌合されるウォームホイールとを備えており、モータ6の回転をウォーム及びウォームホイールから出力軸29に伝達するように構成してある。
この電動パワーステアリング装置の電源は、電源スイッチ回路2を通じてバッテリーBから与えられる。
制御部8は、起動時にパラメータTを初期化するものとする。
制御部8は、先ず、パラメータTに1を加算した(S1)後、車速センサ3が検出し、インタフェース4によりサンプリングされた車速値を読込み(S3)、読込んだ車速値が、例えば60km/h以上であるか否かを判定する(S5)。
尚、本明細書では、操舵トルク値は、右操舵方向の値を正、左操舵方向の値を負として処理する。
制御部8は、パラメータTが所定値以上であれば(S13;YES)、操舵トルク値の積算を続ける為の期間(例えば数十時間)が経過したとして、パラメータTを0にしてリセットする(S15)。次いで、積算して来た結果である積算操舵トルク値の絶対値が、所定積算トルク値以上であるか否かを判定し(S17)、所定積算トルク値以上であれば(S17;YES)、警告部9へ警告信号を出力し、警告部9に、車両の直進安定性が異常であるとの警告を出力させ(S19)リターンする。
制御部8は、読込んだ操舵トルク値が、所定トルク値以下でなければ(S9;NO)、そのままリターンする。
制御部8は、パラメータTが所定値以上でなければ(S13;NO)、そのままリターンする。
制御部8は、積算操舵トルク値の絶対値が、所定積算トルク値以上でなければ(S17;NO)、車両の直進安定性は正常であるとして、そのままリターンする。
この電動パワーステアリング装置の制御部8は、起動時にパラメータT1,T2を初期化するものとする。
制御部8は、先ず、パラメータT1に1を加算した(S21)後、トルクセンサ21が検出し、インタフェース20によりサンプリングされた操舵トルク値を読込み(S23)、読込んだ操舵トルク値が、不感帯内に含まれるか否かを判定する(S25)。
制御部8は、パラメータT1が所定値以上であれば(S29;YES)、操舵トルク値が不感帯内に含まれている時間の積算を続ける為の期間(例えば数十時間)が経過したとして、パラメータT1を0にしてリセットする(S31)。次いで、積算して来た結果であるパラメータT2が、所定値以下であるか否かを判定し(S33)、所定値以下であれば(S33;YES)、警告部9へ警告信号を出力し、警告部9に、車両の直進安定性が異常であるとの警告を出力させ(S35)リターンする。
制御部8は、パラメータT1が所定値以上でなければ(S29;NO)、そのままリターンする。
制御部8は、パラメータT2が所定値以下でなければ(S33;NO)、そのままリターンする。
図7は、開示する電動パワーステアリング装置の要部構成例を示すブロック図である。この電動パワーステアリング装置は、操舵部材27又は入力軸26(図1)にその回転角を検出する操舵角センサ18が設けられ、操舵角センサ18が検出した操舵角は、インタフェース19によりサンプリングされ、サンプリングされた操舵角度値が、制御装置1内の制御部8に与えられる。制御部8には車速は与えられない。その他の構成は、本発明に係る電動パワーステアリングの実施の形態1で説明した構成(図1、図2)と同様であるので、説明を省略する。
制御部8は、起動時にパラメータTを初期化するものとする。
制御部8は、先ず、パラメータTに1を加算した(S41)後、操舵角センサ18が検出し、インタフェース19によりサンプリングされた操舵角を読込み(S43)、読込んだ操舵角の絶対値が、所定角以下であるか否かを判定する(S45)。尚、ここでは、操舵角は、例えば右操舵方向の値を正、左操舵方向の値を負として処理する。
制御部8は、パラメータTが所定値以上でなければ(S51;NO)、そのままリターンする。
制御部8は、積算操舵トルク値の絶対値が、所定積算トルク値以上でなければ(S55;NO)、車両の直進安定性は正常であるとして、そのままリターンする。
5 モータ駆動回路
6 モータ
7 モータ電流検出回路
8 制御部
9 警告部
12 関数発生部
13 加算手段
15 減算手段
16 モータ電圧演算部
18 操舵角度センサ
21 トルクセンサ
23 舵取機構
27 操舵部材(ステアリングホイール)
31 ピニオン軸
32 ラック軸
Claims (3)
- 車両の操舵部材に加えられた操舵トルク値の一方向を正、他方向を負として、前記操舵トルク値を検出し、検出した操舵トルク値に基づき、操舵補助用のモータを駆動して操舵補助すると共に、前記操舵トルク値に基づき、前記車両の直進安定性が正常であるか否かを判定する電動パワーステアリング装置であって、
所定期間を計時する手段と、該手段が計時する所定期間、絶対値が所定トルク値以下の前記操舵トルク値を積算する積算手段と、該積算手段が前記所定期間積算した操舵トルク値の絶対値が、所定の積算トルク値以上であるか否かを判定する手段と、該手段が所定の積算トルク値以上であると判定したときに、前記車両の直進安定性が正常でないと警告する手段とを備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 前記車両の速度を検出する手段と、該手段が検出した車速が所定速度以上であるか否かを判定する手段とを更に備え、前記積算手段は、該手段が前記所定速度以上であると判定したときに、積算するように構成してある請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
- 車両の操舵部材に加えられた操舵トルク値を検出し、検出した操舵トルク値が不感帯内に含まれていないときに、該操舵トルク値に基づき、操舵補助用のモータを駆動して操舵補助すると共に、前記操舵トルク値に基づき、前記車両の直進安定性が正常であるか否かを判定する電動パワーステアリング装置であって、
所定期間を計時する第1計時手段と、該第1計時手段が計時する所定期間、前記操舵トルク値が前記不感帯内に含まれている時間を計時する第2計時手段と、該第2計時手段が前記所定期間計時した時間が、該所定期間より短い所定時間以下であるか否かを判定する手段と、該手段が所定時間以下であると判定したときに、前記車両の直進安定性が正常でないと警告する手段とを備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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