JP4834202B2 - 充電式電子時計 - Google Patents

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Description

本発明は、充電式電子時計に関し、特に、二次電池の負極に取り付けられたリード板及び平面的に二次電池と重なる状態で配置された接続部材を介して、二次電池と回路基板を電気的に接続することにより、小型化を可能とした充電式電子時計に関する。
近年、ソーラーセル等により発電したエネルギーを、電子時計内に配置した二次電池やキャパシタ等の蓄電体に充電して駆動させる充電式電子時計が数多く製品化されている。
これらの充電式電子時計における蓄電体からの電極の接続は、蓄電体にリード板を熔接し、そのリード板を介して電源を供給する構造が一般的に採用されている。このような構造とすることにより、充電不能な一次電池を誤って組み込んでも、一次電池が充電されて破裂してしまうといった危険性を回避することができる。
(従来例)
図5は、従来例にかかる充電式電子時計を説明するための要部の概略図であり、(a)は平面図を、(b)はX−Xの一部を表す拡大断面図を示している。
同図において、充電式電子時計100は、繰り返し充放電可能な二次電池2と、二次電池2の負極缶に抵抗溶接されたリード板3と、回路基板140と、リード板3と回路基板140を電気的に接続する接続部材150を備えた構成としてある(たとえば、特許文献1参照)。
なお、同図(a)において、理解しやすいように、回路基板140の上に取り付けられる回路支持板170を省略してある。
二次電池2は、通常の電子時計に使用されるボタン型電池と同じ形状であり、ソーラーセル(図示せず)により発電したエネルギーを蓄電し、時計を駆動させるエネルギー源となっている。二次電池2は、あらかじめリード板3が熔接され、二次電池ブロック20として取り扱われる。
二次電池ブロック20は、リード板3の接点部31が二次電池2の外形の外側まで僅かに引きだされ、その先端が二次電池2の正極方向へほぼ垂直に曲げられている。また、二次電池ブロック20は、プラスチック製の地板160に形成された凹部161に組み込まれ、二次電池2の肩部が金属製の回路支持板170により支持されている。
接続部材150は、リード板3と回路基板140を電気的に接続する金属製の板ばねであり、地板160のボス162により位置決めされている。接続部材150は、二次電池2側の接点部151が下方向へほぼ垂直に曲げられており、第一の接点として、弾性変形しつつリード板3の接点部31と圧接する。また、接続部材150は、回路基板140側の接点部152が斜め上方に曲げられており、第二の接点として、弾性変形しつつ回路基板140の外部電極(図示せず)と圧接する。
また、回路支持板170は、接続部材150,回路基板140を上面側から押さえ、地板160に固定している。
上記構成の充電式電子時計100は、修理やオーバーホールのときに誤って二次電池2と同形状の一次電池が組み込まれても、一次電池はリード板3が無いために電気的に導通が取れず、充電不能な一次電池が充電されることによる破裂等の事故を確実に防止することができる。
また、二次電池ブロック20は、リード板3の接点部31が二次電池2から一ヵ所だけ僅かに突出しているだけなので、他の構造を有する充電式電子時計へも比較的簡単に配置でき、各種の充電式電子時計に使用可能な汎用部品とすることができる。
特開平10−125357号公報(2〜4ページ及び図1参照)
しかしながら、従来例にかかる充電式電子時計100は、接続部材150が、回路基板140の下面に配置してあるため、そのスペースに電子部品を実装することができず、充電式電子時計100を小型化することができないといった問題があった。
また、電波による時刻自動修正機能やソーラシステムによる自動充電機能を備えた腕時計においては、これらの機能を実現するための部品(たとえば、アンテナ等)を時計内に収納する必要がある。男性用腕時計は、この課題を克服し製品化に成功している。これに対し、女性用腕時計は、男性用腕時計に対して、その平面の直径がたとえば約70%であるとすると、部品の実装スペースを男性用腕時計の約49%にしなければならない。すなわち、女性用腕時計においては、全部品を男性用腕時計の約半分の実装スペースに収納する必要があり、女性用の電波修正腕時計を製品化する上で、時計内部の省スペース化を図り、大幅に小型化する必要があった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、二次電池の負極と接続されたリード板及び平面的に二次電池と重なる状態で配置された接続部材を介して、二次電池と回路基板を電気的に接続することにより、小型化を可能とした充電式電子時計の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の充電式時計は、ボタン型又はコイン型の蓄電体を駆動源とする充電式電子時計において、電気部品が実装され電極が形成された回路基板と、前記蓄電体の正極又は負極のいずれか一方に取り付けられ、接点部を備えたリード板と、前記リード板の接点部と電気的に接続する第一の接点と、前記回路基板の電極と電気的に接続する第二の接点及び、前記第一の接点と前記第二の接点との間に中央部が形成された接続部材とを具備し、前記回路基板の電極は、前記蓄電体を挟んで前記リード板の接点部とは反対側に配置されており、前記接続部材は、中央部が前記蓄電体と平面的に重なる状態で配置されるとともに、前記第一の接点を、前記蓄電体の外周より平面的に外側において前記リード板の接点部と接続し、前記第二の接点を、前記蓄電体を挟んで前記第一の接点とは反対側において前記回路基板の電極と電気的に接続するように構成してある。
このようにすると、接続部材を回路基板の実装スペースとほとんど重ならないように配置できるので、回路基板における電子部品の実装領域を増やすことができ、回路基板の平面積を大きくすることなく充電式電子時計を小型化することができる。
また、このようにすると、蓄電池の代わりに誤って一次電池が組み込まれても、一次電池が充電され、破損するといった不具合を確実に防止することができる。
また、本発明の充電式時計は、前記接続部材の中央部が、前記リード板とは水平方向に並べて配置された構成としてある。
また、本発明の充電式時計は、前記接続部材が、所定形状に成形された金属板からなり、前記蓄電体が組み込まれると、前記第一の接点として前記リード板側の板ばね状とした第一の先端部が、下方に弾性変形しつつ前記リード板と圧接する構成としてある。
このようにすると、蓄電体は、リード板を取り付けた標準品を使用することができるし、接続部材が単純な構造となり、製造原価のコストダウンを図ることができる。また、確実に、リード板と接続部材との電気的接続を確実に行うことができる。
また、本発明の充電式電子時計の前記接続部材は、前記回路基板が組み込まれると、前記第二の接点として、斜め上方に折り曲げられた板ばね状の第二の先端部が、下方に弾性変形しつつ前記回路基板の電極と圧接する構成としてある。
このようにすると、単純な構造となり、かつ、回路基板の電極と接続部材を確実に接続することができる。
また、本発明の充電式電子時計の前記接続部材は、前記回路基板が組み込まれると、前記第二の接点として、平板状の第二の先端部が、導電性の圧縮ばねを介して前記回路基板の電極と電気的に接続される構成としてある。
このようにすると、接続部材と回路基板の電極を電気的に確実に接続するとともに、より狭い面積で回路基板と接続部材を導通させることができる。
また、本発明の充電式時計は、前記接続部材の第一の接点が、上方へ曲げて形成した構成としてある。
また、本発明の充電式時計は、前記回路基板に、前記蓄電体を挿入するための切欠が形成された構成としてある。
また、本発明の充電式時計は、前記蓄電体と前記接続部材との間に、絶縁シートを設けた構成としてある。
このようにすると、誤って一次電池を組み込んだ場合であっても、一次電池の負極と接続部材との絶縁をより確実にすることができる。
また、本発明の充電式電子時計は、前記蓄電体が、時計基台となる地板に搭載され、前記接続部材が、前記地板と前記蓄電体の間に設けられるとともに、該接続部材の前記蓄電体と平面的に重なる部分が、前記地板に位置決めされた構成としてある。
このようにすると、回路基板における電子部品の実装領域を減少させることなく、接続部材を位置決めするためのスペースを確保でき、接続部材を確実に位置決めすることができる。
また、本発明の充電式電子時計は、前記リード板が、前記蓄電体の前記地板側に取り付けられており、前記接続部材の所定部分が、前記リード板と平面的に重ならないように設けられた構成としてある。
このようにすると、接続部材をリード板の真下に設けなくてもすむので、地板が薄くなり機械的強度が低下するといった不具合を防止するとともに、充電式時計が厚くなるといった不具合を回避することができる。なお、接続部材の所定部分とは、リード板との接点部付近を除いた部分をいう。
本発明の充電式電子時計によれば、接続部材の実装空間を省スペース化することにより、小型化することができる。また、標準品化されたリード板が取り付けられた二次電池(二次電池ブロック)を使用することができるので、生産性を向上させることができる。
[第一実施形態]
以下、本発明の第一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1aは、本発明の第一実施形態にかかる充電式電子時計を説明するための要部の概略平面図を示している。
また、図1bは、図1aにおけるA−Aの一部を表す概略拡大断面図を示している。
さらに、図1cは、図1aにおけるB−Bの一部を表す概略拡大断面図を示している。
なお、同図において、理解しやすいように、主要な構成部品であるリード板3及び接続部材5を実線で示してある。
図1a,1b,1cにおいて、本実施形態の充電式電子時計1は、コイル101,ステータ102,水晶振動子104,マイコンIC105,受信用IC106,及びチップ部品42が実装される回路基板4と、アンテナ107と、巻真108と、裏回り109と、二次電池ブロック20と、アナログ輪列103とを有し、アナログ輪列103を、時計基材である地板6と板状の保持部材である輪列受110で軸支保持する構成としてあり、特に、標準電波を受信して時刻を自動修正する電波時計の機能を有している。
また、充電式電子時計1は、従来例の充電式電子時計100と比較して、回路基板140の下面に配置される接続部材150の代わりに、平面的に二次電池2と重なる状態で配置され、リード板3と回路基板4の電極(図示せず)とを電気的に接続する接続部材5を設けた点が相違する。
(二次電池ブロック)
二次電池ブロック20は、二次電池2及びリード板3を従来例のものより小型化してある。ただし、基本的な構成は従来例のものと同様としてあるので、二次電池2にリード板3を溶接により取り付けた標準品を使用することができ、生産管理の観点からすると好適であり、製造原価のコストダウンを図ることができる。
なお、二次電池2は、ボタン型又はコイン型の蓄電体であればよく、たとえば、キャパシタ等であってもよい。
(回路基板)
回路基板4は、縁部に、二次電池2が挿入されるほぼ円形状の切欠が形成され、この切欠による回路基板4の先端部41に、接続部材5の接点部52(第二の接点)に対応する電極(図示せず)が形成されている。このようにすると、回路基板4のデッドスペースを有効利用することができ、回路基板4への電子部品実装領域をより広く確保することができる。
なお、本実施形態では、従来例の接続部材150が位置した領域に、チップ部品42を実装しており、回路基板4の実装スペースを有効に活用して、回路基板4を小型化してある。
(地板)
地板6には、従来例と同様に、二次電池2が収納される凹部61が形成され、さらに、リード板3,接続部材5及び絶縁シート8を収納するくぼみ63が形成されている。このようにすると、二次電池2が、凹部61の底面611と絶縁シート8の上面上に載置され、安定した状態で凹部61に収納される。
また、地板6は、くぼみ63の底面631のほぼ中央部に、接続部材5及び絶縁シート8を位置決めする二つのボス62が突設してある。さらに、リード板3の接点部31の下方に、接続部材5の接点部51が下方に弾性変形するための凹部64が形成され、また、回路基板4の先端部41の下方に、接続部材5の接点部52を収納する凹部65が形成されている。
(接続部材)
接続部材5は、両先端部(接点部51,52)が上方に折れ曲がった金属製の板ばねであり、中央部に、ボス62が装入される円孔53が形成されている。この接続部材5は、平面的に二次電池2と重なる状態で配置してあり、このようにすると、接続部材5を回路基板4の実装スペースとほとんど重なることなく配置できるので、回路基板4における電子部品の実装面積を増やすことができ、回路基板4の平面積を大きくしなくてもすみ、充電式電子時計1を小型化することができる。なお、「平面的に」とは、平面で見る、という意味である。
また、接続部材5は、二次電池2と直接的に接触しない状態で配置されているとともに、第二の接点となる接続部材5の接点部52と回路基板4の電極が、平面的に二次電池2の外側に位置している。このようにすると、二次電池2の代わりに誤って一次電池が組み込まれても、一次電池が充電され、破損するといった不具合を確実に防止することができる。
また、接続部材5は、リード板3の接点部31側の端部が、ほぼS字状に曲った平面形状としてあり、二次電池ブロック20が組み込まれると、第一の接点として、接点部51がリード板3の接点部31に押下された状態で、下方に弾性変形しつつ接点部31と圧接する。このようにすると、二次電池2は、リード板3を取り付けた標準品を使用することができ、接続部材5が単純な構造となり、製造原価のコストダウンを図ることができる。また、リード板3と接続部材5との電気的接続を確実に行うことができる。
なお、板ばね状の接点部51は、弾性変形する前の状態で、たとえば、二次電池2の陽極と接触しない構造としてある。
さらに、接続部材5は、斜め上方に曲げられた接点部52を有しており、回路基板4が取り付けられると、第二の接点として、接点部52が回路基板4に押下された状態で、下方に弾性変形しつつ回路基板4の電極と圧接する。このようにすると、単純な構造となり、かつ、回路基板4の電極と接続部材5との電気的接続を確実に行うことができる。
また、接続部材5が、リード板3と水平方向に並べて配置されることにより、充電式電子時計1を薄型化することができる。
なお、図示してないが、接続部材5は、リード板3のほぼ真下に設ける構成としてもよく、このようにすると、接続部材5が平面的にほぼ直線状となり、接続部材5,地板6及び絶縁シート8の形状を単純化することができる。
(絶縁シート)
絶縁シート8は、通常、樹脂製のシートが用いられ、二次電池2と接続部材5の絶縁を確実にするために、接続部材5を覆う形状としてあり、さらに、ボス62に係合させるために、円孔81を形成してある。この絶縁シート8は、二次電池2の負極と接続部材5との間に配置され、二次電池2の負極と接続部材5との絶縁をより確実にする。また、円孔81とボス62が係合するので、二次電池2が組み込まれる前に、絶縁シート8や接続部材5が外れないように固定される。
このように、本実施形態の充電式電子時計1は、二次電池2の負極に溶接されたリード板3及び平面的に二次電池2と重なる状態で配置された接続部材5を介して、二次電池2と回路基板4を電気的に接続することにより、回路基板4の実装密度を密にすることができ、小型化することができる。また、二次電池2の代わりに誤って一次電池が組み込まれても、一次電池が充電され、破損するといった不具合を確実に防止することができる。さらに、標準品化された二次電池ブロック20を使用することができるので、生産性を向上でき、製造原価のコストダウンを図ることができる。
[第二実施形態]
以下、本発明の第二実施形態について、図面を参照して説明する。
図2は、 本発明の第二実施形態にかかる充電式電子時計を説明するための要部の概略拡大図であり、(a)は図1aのA−Aの一部を表す断面図を、(b)は回路基板の先端部の平面図を示している。
同図において、本実施形態の充電式電子時計1aは、第一実施形態の充電式電子時計1と比較して、回路基板4が組み込まれると、第二の接点として、接続部材5aの平板状の先端部52aが、導電性の圧縮ばね7を介して回路基板4の電極(図示せず)と電気的に接続される点が相違する。他の構成要素は、ほぼ第一実施形態と同様としてある。
したがって、図2において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
接続部材5aは、回路基板4の先端部41側の端部が、細長い平板状の先端部52aとしてあり、地板6aの切欠65aに上方から装入される。このようにすると、接続部材5aの形状を単純化することができる。
また、地板6aは、接続部材5aの先端部52aと対応する位置に、圧縮ばね7を挿入する丸穴と、この丸穴と凹部61を垂直方向に連通する、丸穴の直径より狭い幅の連通部とからなる切欠65aが形成してある。このようにすると、丸穴と連通部を通って、接続部材5aの先端部52aを装入することができ、また、丸穴に挿入した圧縮ばね7が、連通部の側壁によって二次電池2側に移動できないので、陽極と接触するといった不具合を防止することができる。
さらに、挿入された圧縮ばね7は、回路基板4が取り付けられると、下方向に弾性変形し、先端部52aと回路基板4の電極を電気的に接続する。
このように、本実施形態の充電式電子時計1aは、接続部材5aの先端部52aの長さを短くすることができるので、圧縮ばね7を先端部41の最先端部に設けることができ、その分、回路基板4の実装スペースを確保することができる。また、この実装スペースの分だけ、充電式電子時計1aをさらに小型化することができる。さらに、接続部材5aと回路基板4の電極を電気的により確実に接続することができる。
[第三実施形態]
以下、本発明の第三実施形態について、図面を参照して説明する。
図3は、本発明の第三実施形態にかかる充電式電子時計の要部の概略背面図を示している。
同図において、本実施形態の充電式電子時計1bは、第一又は第二実施形態の充電式電子時計1,1aと比較して、地板6(6a)の背面側(充電式電子時計の表示板(図示せず)側)に、ほぼ円盤状のソーラーセル70を配置し、このソーラーセル70により発電したエネルギーを、二次電池2に充電する点が相違する。他の構成要素は、ほぼ第一又は第二実施形態と同様としてある。
したがって、図3において、図1,2と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
ソーラーセル70は、裏面に、アンテナ72と重ならないように下部が切断された、ほぼ円板状のソーラーセル受板71が接着されており、あらかじめソーラーセル受板71とブロック化されている。また、ソーラーセル受板71は、左右方向の両縁部に、係止部711が形成されており、この係止部711が地板6(6a)に突設されたボス66と係合することにより、ソーラーセル70を地板6(6a)に固定する。
このように、本実施形態の充電式電子時計1bによれば、一次電池などによる人為的なエネルギー供給を行わなくてもすむので、付加価値を向上させることができる。また、上記ソーラーセル受板71を設けることにより、アンテナ72の受信性能を確保するとともに、文字板全体に設けられたソーラーセル70を確実に固定することができる。
以上、本発明の充電式電子時計について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る充電式電子時計は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
なお、本発明は、ボタン型又はコイン型の一次電池を駆動源とする電子時計にも応用でき、例えば、図4に示す電子時計1cは、平面的にボタン型の一次電池2cと重なる状態で配置され、第一の接点として、一方の接点部51cが下方に弾性変形しつつ一次電池2cの負極と圧接し、第二の接点として、他方の接点部52cが下方に弾性変形しつつ回路基板4の電極と圧接する、板ばね状の接続部材5cを備えた構成としてもよい。このようにすると、接続部材5cの実装領域を省スペース化でき、電子時計1cを小型化することができる。
以上説明したように、本発明の充電式電子時計は、リード板が取り付けられた二次電池及び接続部材を省スペース化された状態で実装することができ、この技術は、充電式電子時計に限定されるものではなく、たとえば、小型化が要求される電子機器に対しても、有効に適用することができる。
図1aは、本発明の第一実施形態にかかる充電式電子時計を説明するための要部の概略平面図を示している。 また、図1bは、図1aにおけるA−Aの一部を表す概略拡大断面図を示している。 さらに、図1cは、図1aにおけるB−Bの一部を表す概略拡大断面図を示している。 本発明の第二実施形態にかかる充電式電子時計を説明するための要部の概略拡大図であり、(a)は図1aのA−Aの一部を表す断面図を、(b)は回路基板の先端部の平面図を示している。 本発明の第三実施形態にかかる充電式電子時計の要部の概略背面図を示している。 本発明の応用例にかかる電子時計を説明するための要部の概略拡大図であり、(a)は平面図を、(b)はC−C断面図を、(c)はD−D断面図を示している。 従来例にかかる充電式電子時計を説明するための要部の概略図であり、(a)は平面図を、(b)はX−Xの一部を表す拡大断面図を示している。
符号の説明
1,1a,1b,100 充電式電子時計
1c 電子時計
2 二次電池
2c 一次電池
3 リード板
4 回路基板
5,5a,5c 接続部材
6,6a 地板
7 圧縮ばね
8 絶縁シート
20 二次電池ブロック
31 接点部
41 先端部
42 チップ部品
51,51c 接点部
52,52c 接点部
52a 先端部
53 円孔
61 凹部
63 くぼみ
62 ボス
64 凹部
65 凹部
65a 切欠
66 ボス
70 ソーラーセル
71 ソーラーセル受板
72 アンテナ
81 円孔
101 コイル
102 ステータ
103 アナログ輪列
104 水晶振動子
105 マイコンIC
106 受信用IC
107 アンテナ
108 巻真
109 裏回り
110 輪列受
140 回路基板
150 接続部材
151,152 接点部
160 地板
161 凹部
162 ボス
170 回路支持板
611 底面
631 底面
711 係止部

Claims (10)

  1. ボタン型又はコイン型の蓄電体を駆動源とする充電式電子時計において、
    電気部品が実装され電極が形成された回路基板と、
    前記蓄電体の正極又は負極のいずれか一方に取り付けられ、接点部を備えたリード板と、
    前記リード板の接点部と電気的に接続する第一の接点と、前記回路基板の電極と電気的に接続する第二の接点及び、前記第一の接点と前記第二の接点との間に中央部が形成された接続部材とを具備し、
    前記回路基板の電極は、前記蓄電体を挟んで前記リード板の接点部とは反対側に配置されており、
    前記接続部材は、中央部が前記蓄電体と平面的に重なる状態で配置されるとともに、前記第一の接点を、前記蓄電体の外周より平面的に外側において前記リード板の接点部と接続し、前記第二の接点を、前記蓄電体を挟んで前記第一の接点とは反対側において前記回路基板の電極と電気的に接続するように構成したことを特徴とする充電式電子時計。
  2. 前記接続部材の中央部が、前記リード板とは水平方向に並べて配置されている請求項1に記載の充電式電子時計。
  3. 前記接続部材は、所定形状に成形された金属板からなり、前記蓄電体が組み込まれると、前記第一の接点として前記リード板側の板ばね状とした第一の先端部が、下方に弾性変形しつつ前記リード板と圧接する請求項1又は2に記載の充電式電子時計。
  4. 前記接続部材は、前記回路基板が組み込まれると、前記第二の接点として斜め上方に折り曲げられた板ばね状の第二の先端部が、下方に弾性変形しつつ前記回路基板の電極と圧接する請求項1〜3のいずれかに記載の充電式電子時計。
  5. 前記接続部材は、前記回路基板が組み込まれると、前記第二の接点として平板状の第二の先端部が、導電性の圧縮ばねを介して前記回路基板の電極と電気的に接続される請求項1〜3のいずれかに記載の充電式電子時計。
  6. 前記接続部材の第一の接点が、上方へ曲げて形成してある請求項1〜5のいずれかに記載の充電式電子時計。
  7. 前記回路基板に、前記蓄電体を挿入するための切欠が形成されている請求項1〜6のいずれかに記載の充電式電子時計。
  8. 前記蓄電体と前記接続部材との間に、絶縁シートを設けた請求項1〜7のいずれかに記載の充電式電子時計。
  9. 前記蓄電体が、時計基台となる地板に搭載され、前記接続部材が、前記地板と前記蓄電体の間に設けられるとともに、該接続部材の前記蓄電体と平面的に重なる部分が、前記地板に位置決めされていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の充電式電子時計。
  10. 前記リード板が、前記蓄電体の前記地板側に取り付けられており、前記接続部材の中央部が、前記リード板と平面的に重ならないように設けられたことを特徴とする請求項9記載の充電式電子時計。
JP2005079057A 2005-03-18 2005-03-18 充電式電子時計 Active JP4834202B2 (ja)

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