JP4596858B2 - パック電池 - Google Patents

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Description

本発明は、パック電池に関する。
パック電池は、素電池と、この素電池と外部機器との間に介挿される保護回路基板とが組み合わされ、樹脂ケースあるいは樹脂カバーなどでパッケージングされたものである。素電池としては、例えば、扁平な角型リチウムイオン電池などが用いられており、保護回路基板は、素電池における封口板に設けられた正負両極端に接続されている。
樹脂ケースあるいは樹脂カバーなどは、保護回路基板が接続された部分などがパック外に露出することがないよう、また、素電池における端子などを保護する目的などから設けられているものであり、素電池を含む全体をケースに収納するタイプや保護回路基板が配置された部分だけを低温樹脂を用いたインサート成形によって被覆するタイプなどがある。
近年では、パック電池の装着対象である携帯機器の小型化が図られており、これに伴ってパック電池にも小型化が求められている。また、パック電池には、小型化とともに低コスト化も要望されている。このような要望に応えるべく、樹脂カバーの取り付け構造の簡略化に関する技術(例えば、特許文献1)などが開発されている。また、素電池に対する保護回路基板の取り付け構造に関する技術(例えば、特許文献2、3)なども開発されている。
特開2004−213936号公報 特開2003−77441号公報 特開2002−298809号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3の技術を含む従来の技術では、パック電池の低コスト化がある程度は図られるものの、パック電池に求められるより一層の小型化・低コスト化に対しては不充分である。例えば、特許文献1の技術では、超音波溶着法を用いて素電池に樹脂カバーを接合しているが、接合に際して超音波の印加という工程を備えなければならないために、製造工程を煩雑なものとし、結果としてパック電池の低コスト化という観点からはより一層の改善を必要とする。
本発明は、このような問題を解決しようとなされたものであって、低コスト化を図りながらも、高い信頼性を確保できる構成のパック電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るパック電池は、次のような構成を採用することとする。
(1)有底筒状の外装体に電極体が収納され、当該外装体の開口部が正極および負極の両端子が設けられた封口体で封口されてなる素電池と、素電池の封口体を覆う状態に設けられてなるカバー体とを有する構成において、封口体および外装体の少なくとも一方には、係着部材が接合または係着されており、カバー体は、係着部材に対し係着されていることを特徴とする。
(2)上記(1)のパック電池において、カバー体は、カバー体の内壁面と係着部材の外側壁面、一方に設けられた凸部と他方に設けられた凹部とが噛み合うことで系着部材に対し係着されていることを特徴とする。
(3)上記(2)のパック電池において、凸部と凹部との噛合方向は、封口体にカバー体を装着する方向に対し交差する方向であることを特徴とする。
(4)上記(1)〜(3)のパック電池において、封口体および外装体の少なくとも一方と前記カバー体とは、係着部材を介した係着によるだけではなく、螺合結合されて居ることを特徴とする。
(5)上記(1)〜(4)のパック電池において、係着部材は、封口体に対し接合または係着されているものであって、正極端子と負極端子とは、封口体の外縁領域において、互いに間隔をあけて素電池の外方に向けて突設されており、且つ、各々の端面は平坦に形成されており、略短冊状の基板本体と、当該基板本体の対向する辺の各々から延出されたリードとを備え、リードの各々が正極端子および負極端子における端面に接続されてなる保護回路基板を有し、係着部材には、保護回路基板における基板本体を支持する支持部を有することを特徴とする。
(6)上記(5)のパック電池において、保護回路基板における基板本体には、素電池とは反対側となる主面に外部接続用接点が形成されており、係着部材における支持部は、基板本体における外部接続用接点が形成されてなる領域の近傍を支持することを特徴とする。
(7)上記(5)、(6)のパック電池において、係着部材は、略コの字形状を有するものであって、その対向部分に、当該対向部分における主面に対し交差する方向に張り出し加工されてなる張り出し部が形成されており、張り出し部は、カバー体との係着と基板本体の支持との両機能を有することを特徴とする。
(8)上記(5)〜(7)のパック電池において、基板本体は、正極および負極の両端子間で架設された状態にあることを特徴とする。
(9)上記(5)〜(8)のパック電池において、基板本体における封口体と対向する側の主面には、少なくとも感熱素子を含む複数の電子部品が実装されていることを特徴とする。
(10)上記(1)〜(9)のパック電池において、封口体の主面上において、正極および負極の両端子は、係着部材が接合または係着されてなる領域よりも外縁に配置されていることを特徴とする。
(11)上記(1)〜(4)のパック電池において、正極端子と負極端子とは、封口体の外縁領域において、互いに間隔をあけて素電池の外方に向けて突設されており、且つ、各々の端面は平坦に形成されており、略短冊状の基板本体と、当該基板本体の対向する辺の各々から延出されたリードとを有する保護回路基板が、リードの各々が正極端子および負極端子における端面に接続されることによって、正極および負極の両端子間に架設されてなり、封口体の主面上において、正極および負極の両端子の内の一方の端子は、係着部材と重畳する状態で配置されていることを特徴とする。
(12)上記(1)〜(11)のパック電池において、外装体の側周面は、ラベル体によって被覆されていることを特徴とする。
(13)上記(12)のパック電池において、カバー体は、外装体の側周面上の一部領域に重ねて配される重なり部分を有し、当該重なり部分は、その外周がラベル体によって被覆されていることを特徴とする。
本発明に係るパック電池は、上記(1)のように、係着部材を介してカバー体が封口体および外装体の内の少なくとも一方に対し係着されており、従来のパック電池に比べて、その製造過程を簡単なものとすることができ、高い品質を確保しながらもコストの観点より優位である。即ち、従来のパック電池では、素電池に保護回路基板等を装着した後、素電池を含む全体を上下ケースで覆い、これらの上下ケース間を超音波溶着などの方法をもって接合している。また、インサート成形法を用い保護回路基板を装着した部分を低温成形樹脂でカバーする方法なども用いられている。このような方法は、超音波溶着のための装置やインサート成形などの装置を必要とし、製造作業が煩雑なものとなり、パック電池のコストが高いものとなっていた。
これに対して、本発明に係るパック電池では、上述のように、カバー体と封口体あるいは外装体の一方とを、係着部材を介して係着することにより固定している。このため、本発明に係るパック電池では、製造時におけるカバー体を素電池に対し固定する工程での煩雑さはなく、製造コストおよび部品コストなどの観点から優位である。また、素電池に対してカバー体を係着して装着しているので、簡易に外れることはなく品質面における信頼性の観点からも優位である。
従って、本発明に係るパック電池は、低コスト化を図りながらも、高い信頼性を確保できる。
また、本発明に係るパック電池は、上記(5)のように、係着部材に支持部を設けておき、これによって保護回路基板を支持する構成を採ることもでき、完成後のパック電池における信頼性という観点で優位である。即ち、完成後のパック電池においては、電力供給機器などに装着の際には保護回路基板に設けられた外部接続端子に外方から押圧を受けることになるが、係着部材に設けた支持部によってこの押圧に対して保護回路基板の基板本体などが撓んでしまうような自体を回避することが可能となる。このため、本発明に係るパック電池は、上記(5)のような構成を採るとき、上述の優位性に加えて長期使用時における品質面での高い信頼性を有する。
また、本発明に係るパック電池は、上記(8)のように、素電池における正極および負極の両端子の端面を平坦にしておき、これに保護回路基板におけるリードを接続して、素電池の両端子に対して保護回路基板の基板本体を架設する構成を採る。このように保護回路基板の基板本体を正負両端子間に架設する構成をとることで、パック電池における保護回路基板の配置に要する空間を小さなものとすることができる。即ち、上記特許文献2、3などをはじめとする封口体の略中央から突設された一方の端子を有する素電池を備える従来のパック電池では、突設された端子から封口体の主面方向端部に向けて取り回すために複雑な曲折形状を有するリードを用い、しかも取り回すためにスペースも必要である。これに対して、保護回路基板の基板本体が端子間に架設される構成の本発明に係るパック電池では、複雑な曲折形状のリードやこれを取り回すためのスペースを必要としない。
従って、本発明に係るパック電池では、上記(8)の構成を採るとき、上記優位性に加えて、高いスペース効率という優位性も有する。
さらに、本発明に係るパック電池は、上記(12)、(13)などの構成を採ることによって、カバー体の保持性の向上を図ることができるとともに、素電池の電解液リーク時におけるパック外への電解液の流出の抑制を確実なものとすることができる。
以下では、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参酌しながら説明する。なお、以下の実施の形態で用いる構成は、説明の便宜上用いる一例であって、本発明は、これらに限定を受けるものではなく、種々のバリエーションを取ることが可能である。
(実施の形態1)
実施の形態1に係るパック電池1について、図1〜図6を用いて説明する。
1.パック電池1の全体構成
図1に示すように、本実施の形態に係るパック電池1は、素電池としての扁平角型のリチウムイオン二次電池(以下では、単に「二次電池」と記載する。)10と、二次電池10の一端面(図1におけるX方向端のYZ面)を覆うように設けられたカバー20とでその外観が構成されている。また、二次電池10における外装体11の側周面には、薄膜状のラベル40が被着されている。なお、図1では、便宜上、ラベル40の一部を展開したところを示している。
カバー20は、絶縁性の材料(例えば、ポリアミド系樹脂材料など)から構成されており、二次電池10に対して隙間なく取り付けられている。また、カバー20には、3つの窓部22〜24が設けられており、各々の窓部22〜24からは、外部接続端子32〜34が露出されている。
露出されている3つの外部接続端子32〜34の内、端子32は負極側端子として機能するものであり、端子34は、正極側端子として機能するものである。また、端子33は、例えば、装着機器に対してパック電池1の種別のために設けられた、所謂、識別端子として機能するものである。
2.カバー20内部の構成
パック電池1におけるカバー20内部の構成について、図2を用いて説明する。図2は、パック電池1におけるカバー20内部を示すために展開した図である。なお、図2では、ラベル40の図示を省略している。
図2に示すように、パック電池1のカバー20内部には、保護回路基板30が収納されている。保護回路基板30は、短冊状をした基板本体31とその長手方向両端辺から延出されたリード35、36とを有する。この内、基板本体31には、上述の外部接続端子32〜34がX方向のカバー20に対向する主面に形成されており、その裏面には、感熱素子部品を含む複数の電子部品37が実装されている。ここで、外部接続端子32〜34は、基板本体31における一方の主表面上に金属材料(例えば、Au、Cu、Niなど)が箔状に形成されたものである。
二次電池10は、有底角筒状の外装体11に電極体(不図示)などが収納され、その開口部が封口体12によって封口された構成を有する。外装体11および封口体12は、ともに金属材料(例えば、アルミニウム合金など)から構成されており、相互間がレーザ溶接などをもって接合されている。なお、外装体11および封口体12は、正の極性を有する。
封口体12の主面には、Y方向における両外部分に正極および負極の両端子13、14が設けられ、中程部分にコネクタ50、電解液注入部16および防爆弁17が形成されている。正極端子13は、封口体12の一部をプレス加工などで張り出し成形されて形成されたもので、その頂面は、略平坦になっている。なお、保護回路基板30におけるリード35との溶接性を考慮して、間にクラッド材を介挿させてもよい。
負極端子14は、封口体12との間で絶縁を図るために絶縁体15を介して封口体12に取り付けられている。
コネクタ50は、短冊状の板材が略コの字状に加工成形されたものであり、Z方向上下においてX方向に突き出した腕部分にそれぞれ係り部50aが形成されている。なお、コネクタ50は、例えば、金属材料から構成されており、封口体12に対して溶接によって接合されている。コネクタ50の構成については、後述する。
保護回路基板30は、基板本体31の両端辺から延出されたリード35、36が封口体12bの主面に突設された両端子13、14の平坦な頂部に溶接接合されて装着されている。保護回路基板30の基板本体31は、リード35、36が両端子13、14に接合された状態において、その一部の縁部分がコネクタ50の係り部50aによって支持された状態となる。即ち、コネクタ50における係り部50aはその一部に切り込みが設けられ、この切り込みを使ってZ方向にプレス加工することで形成されており、基板本体31の縁部分は、この係り部50aの内側の棚部分に掛かり支持される。なお、基板本体31における二次電池10の側の主面には、プリント配線が施されているが、コネクタ50の係り部50aはごく小さなものであるため、このプリント配線と係り部50aとが接触することはない。
カバー20は、有底筒状をしており、内方が空洞となっている。このカバー20の内側壁面には、係着爪20a(図2では、不図示。)が形成されており、X方向の封口体12に向けて押し込んだときに、コネクタ50の係り部50aに係着爪20aが噛合し、封口体12に装着されることになる。カバー20と封口体12とが係着された際には、カバー20のエッジ部分20eと外装体11の端面11eとが密着する。また、このとき、保護回路基板30における外部接続端子32〜34は、カバー20の3つの窓部22〜24を通して外部に露出され、カバー20と保護回路基板30との間も、密着して隙間を生じない。
図2に示すように、パック電池1では、二次電池10における正極端子13および負極端子14を封口体12における両外縁に突設し、保護回路基板30をこれに対して架設するという構成を採用する。このため、パック電池1では、保護回路基板30における基板本体31の面積を大きく設定することができる。また、保護回路基板30の装着に伴う無駄なスペースも少ない。よって、パック電池1では、保護回路基板30の基板本体31の面積を大きく確保しながらもデッドスペースが少ない。
3.封口体12へのカバー20の装着および保護回路基板30の支持構造
パック電池1における封口体12へのカバー20の装着および保護回路基板30の支持構造について、図3を用いて説明する。図3は、上記図1におけるA−A断面の一部を示したものである。
図3に示すように、封口体12には、コネクタ50が溶接接合されている。コネクタ50には、上述のように係り部50aが両腕部に形成されており、コネクタ50の内側には、係り部50aの棚状に突き出した部分に保護回路基板30の基板本体31が載置された状態にある。
カバー20には、その内側壁面に係着爪20aが形成されている。係着爪20aは、コネクタ50における係り部50aの形状に合わせて形成されている。カバー20は、その係着爪20aがコネクタ50の係り部50aの外側部分に噛み込んだ状態で遊びなく装着されている。そして、装着の際には、カバー20における端面20eと外装体11bの端面11eとは、密に押し付けられた状態となる。
二次電池10に対して保護回路基板30およびカバー20を装着するのは、次の順序により実施することができる。
(1)封口体12に設けられた正負両極端子13、14に保護回路基板30のリード35、36を押し当て、溶接をもって接合する。このとき、保護回路基板30の基板本体31は、その端辺にコネクタ50の係り部50aが接触し、コネクタ50によって支持される。
(2)保護回路基板30が装着された二次電池10に対して、カバー20を押し込んで行く。このとき、樹脂材料からなるカバー20は、その内側壁面がコネクタ50の外側壁面に沿い、係着爪20aが外側に向け押圧を受ける。そして、係着爪20aがコネクタ50の係り部50aに噛み込むまで推し進め、カバー20の装着が完了する。
以上のようにして、パック電池1が完成する。このようにパック電池1は、非常に簡易な工程を経るだけで、保護回路基板30およびカバー20の装着を実施することが可能である。
4.二次電池10に対する保護回路基板30の配置
二次電池10に対する保護回路基板30の配置について、図4を用いて説明する。図4は、上記図1におけるB−B断面を示す図である。
図4に示すように、二次電池10の封口体12における主面には、その両外縁部分に正極端子13と負極端子14が突設した状態で構成されている。正極端子13は、封口体12の一部がプレス加工によって張り出し成形されたものである。対して、負極端子14は、封口体12の主面上に絶縁体15を介して設けられており、電池内部のリード61とは接続ピン62によって接続されている。この接続ピン62は、負極端子14をカシメ固定する役割も果たしている。なお、リード61は、電池内部で集電リード63と接続されている。
封口体12の内側には、主面に沿って内側絶縁体64が敷設されている。この内側絶縁体64は、リード61と封口体12との間の絶縁の確保などのために介挿されている。
保護回路基板30におけるリード35、36は、二次電池10の両端子13、14の平坦部分に宛がわれて溶接接合されている。図4に示すように、保護回路基板30は、その基板本体31が、二次電池10の封口体12における外縁領域に突設された正負両端子13、14の間に架設された状態となっている。保護回路基板30における基板本体31の内側主面には、複数の電子部品37が実装されているが、保護回路基板30が架設状態にあることから電子部品37と二次電池10との間の隙間を小さくすることができ、感熱素子部品などの感知精度を高く確保することができる。即ち、図4に示すように、パック電池1では、保護回路基板30が両端子13、14間で架設された状態にあることから、電子部品37と二次電池10の封口体12の表面12fとが間隙dをあけて設定されている。
従来のパック電池では、二次電池の正極および負極端子と保護回路基板との間にリードを介挿し、このリードを曲折加工していたため、二次電池と保護回路基板との間隙が広くなっていた。そのため、保護回路基板に実装された感熱素子部品と二次電池との間隙も広くなってしまい、感熱素子部品などの感知精度という観点から問題を有していた。
これに対して、本実施の形態に係るパック電池1では、図4に示すように、保護回路基板30を二次電池10の両端子13、14間で架設するという構成を採用することによって、端子13、14と保護回路基板30のリード35、36との間に曲折加工を伴うリードを介在させなくてもよい。よって、パック電池1では、保護回路基板30に実装された電子部品37と二次電池10との間隙dを小さく設定することが可能である。従って、パック電池1では、保護回路基板30の感熱素子部品などの感知精度を高く維持することが可能であって、高い製品品質を確保することができる。
5.コネクタ50の構造
本実施の形態に係るパック電池1の構成部品の内で最も特徴的となるコネクタ50の構成について、図5を用いて説明する。
図5(a)〜(c)に示すように、コネクタ50は、短冊状の金属板材を略コの字状に折り曲げ加工して形成されたものであって、ベース部51とその両端部分に設けられた腕部52、53とを有する。両腕部52、53には、コの字の内側方向に向けてプレス加工されて形成された係り部50aが形成されている。
コネクタ50における係り部50aは、保護回路基板30を支持する際に、基板本体31の一方の主面に形成されたプリント配線に対して接触してしまわないようにサイズが設定されている。ただし、係り部50aは、カバー20の係着と保護回路基板30の支持という機能が確保され得る限度のサイズに設定されている。
6.コネクタ50による保護回路基板30の支持
パック電池1を外部機器に装着した際に保護回路基板30における外部接続端子32〜34にかかる力と、これに抗して保護回路基板30を支持するメカニズムについて、図6を用いて説明する。図6では、説明の便宜上、カバー20を省略している。
図6に示すように、パック電池1は、外部機器にこれを装着した際に、外部接続端子32〜34には、保護回路基板30を二次電池10の方に向けて押圧する力Fが作用する。パック電池1では、保護回路基板30における外部接続端子32〜34が形成された部分の近傍がコネクタ50の係り部50aによって支持されているので、この力Fによっても基板本体31が二次電池10の方に押し込まれて変形などを生ずることがない。よって、パック電池1は、長期にわたる使用に際しても、外部機器との電気的接続が確実に確保され、高い品質を有する。
7.パック電池1の優位性
本実施の形態に係るパック電池1が有する構成の中で最も特徴を有する部分は、コネクタ50を介して二次電池10にカバー20を装着するところにある。カバー20は、内側壁面に設けられた突起状の係着爪20a(図3参照。)とコネクタ50の係り部50aとの係着によって簡易に装着される構成となっており、部品点数および製造にかかるコストの観点から優れている。装着後におけるカバー20は、その噛合関係によって容易には外れることはなく、品質面から優れている。よって、パック電池1は、コスト面で優れている。また、コネクタ50の係り部50aとの噛合によりカバー20を係着しているので、例えば、封口体に設けた孔にカバーに設けた突起を挿入するだけのような構造に対して、本実施の形態に係るカバー20では中央部分における封口体12との間での隙間を生じ難い。
また、パック電池1では、コネクタ50における係り部50aが保護回路基板30を支持する支持部の役割も果たしている。上述のように、パック電池1を機器に装着した際には、保護回路基板30は、外部接続端子32〜34を介して内方に向けて押圧を受けることになるが、パック電池1では、保護回路基板30の基板本体31における外部接続端子32〜34が形成された部分の近傍がコネクタ50の係り部50aによって支持されているので、基板本体31が撓んだりすることがない。よって、パック電池1では、外部機器との間での確実な電気的接続が確保され、長期にわたっての使用にも優れた品質を維持することができる。
また、パック電池1では、保護回路基板30が二次電池10における正負両端子13、14間に架設されており、且つ、両端子13、14が封口体12の両外縁部分に配置されているので、保護回路基板30における基板本体31を大きな面積をもって設定が可能である。なお、このように保護回路基板30を基板本体31の両端辺から延出されたリード35、36によって両端子13、14に接続しても、基板本体31がコネクタ50によって支持されているので、接合および使用の際の基板本体31の歪も生じ難い。
なお、パック電池1の製造においては、封口体12の主面にコネクタ50を接合する工程が必要となるが、この工程は、封口体12を形成する段階で実施できるものであって、従来のパック電池製造時におけるカバー接合に係る工数に比べて、製造上の優位性を十分に得ることが可能である。
(実施の形態2)
実施の形態2に係るパック電池2について、図7を用いて説明する。なお、以下では、上記実施の形態1との相違点を中心に説明するものとし、共通する構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図7に示すように、パック電池2では、二次電池10における封口体12の表面の両外縁部分にカバー70を係着するためのコネクタ55とナット6とが接合されている。コネクタ55およびナット56は、封口体12の表面に溶接接合されている。ここで、コネクタ55は、カバー70を係着するための役割とともに、二次電池10における正極端子の役割を担うものである。コネクタ55におけるベース部分56は、略平坦に形成されている。
封口体12の主面におけるコネクタ55およびナット56が形成された領域よりも内側の部分には、負極端子14、電解液注入部16および防爆弁17が形成されている。負極端子14、電解液注入部16および防爆弁17の各構成については、上記実施の形態1に係るパック電池1と同様である。
封口体12の主面から突設された負極端子14と正極端子を兼ねるコネクタ55には、保護回路基板80におけるリード85、86が各々接合される。保護回路基板80は、上記パック電池1における保護回路基板30と同様に、基板本体81の両端辺からリード85、86が延出されており、その主面には外部接続端子82〜84が形成された構成を有する。保護回路基板80のリード85、86が接合される負極端子14の端面とコネクタ55のベース部56表面とは、X方向において、その高さ方向位置が略同一となるように設定されている。このように本実施の形態に係るパック電池2においても、保護回路基板80は、封口体12の主面に突設された負極端子14とコネクタ55との間で架設された状態となっている。
封口体12に接合されたコネクタ55は、金属材料などの導電性材料から構成されており、上記ベース部56の両端にX方向に突出した腕部57、58を有し構成されている。腕部57、58には、Z方向内向きに切り欠かれた係り部55aがそれぞれ形成されている。
カバー70は、上記パック電池1におけるカバー20と同様に3つの窓部72〜74が形成されており、また、封口体12の表面に接合されたナット56に対応する位置にネジ孔75が形成されている。また、カバー70の内側壁面におけるコネクタ55の係り部55aに対応する位置には、上記カバー20と同様の構成の係着爪が形成されている。
本実施の形態に係るパック電池2の組立に際しては、封口体12の負極端子14およびコネクタ55に対して保護回路基板80のリード85、86を接合し、その上からカバー70を被せて行く。カバー80の装着は、先ず、カバー70の内側壁面の係着爪(不図示)をコネクタ55の係り部55aに噛合させ、その後に、ネジ孔75からネジ90を通してナット56に螺合させる。ネジ90で十分に締め付けた後、ネジカバー91を挿入してパック電池2の製造が完了する。なお、カバー70のネジ孔75は、ネジ90を完全に締め付けた状態でその頭がカバー70の表面より内方に潜り込むように形成されている。ネジカバー91は、その上を覆い、ネジ90の頭を完全にカバーするように嵌め込まれる。
本実施の形態に係るパック電池2は、上記構成を有しているが、その優位性は以下の点にある。
パック電池2では、二次電池10における正極端子をコネクタ55で兼ねる構成を有しているので、封口体12を形成する際に正極端子形成のためのプレス加工を省略することができる。このため、パック電池2の製造工程全体では工程数の低減に繋がり、パック電池2の製造コストの低減に有効である。
また、パック電池2では、上記パック電池1に比べれば、負極端子14の位置を封口体12の主面中寄りとしているために保護回路基板80における基板本体81のサイズを若干小さくなっているが、上記特許文献1〜3を含む従来のパック電池に比べれば十分大きく設定されている。また、パック電池2においても、保護回路基板80が負極端子14とコネクタ55との間で架設された状態になっているため、従来のパック電池のように曲折加工されたリードを用い保護回路基板と二次電池の端子とを接続する場合に比べて、スペース効率に優れる。
また、本実施の形態に係るパック電池2では、二次電池10へのカバー70の装着に際して、コネクタ55を介した係着に加えて、ネジ90を用いて螺合しているので、カバー70の確実な固定という面から優れている。そして、ネジ90による螺合は、コネクタ55を介した係着の後に実施しているために、螺合時に二次電池10とカバー70との位置決めがなされている。このため、パック電池2の製造に際しては、作業面から効率的である。
さらに、パック電池2では、カバー70の組み付け後に品質の検査を実施し不良が発見された際にも、カバー70を取り外すことができる。パック電池2の構成を採用する場合には、製造過程において上記不良が発見された際に、カバー70を取り外してその内部の修理や正確な不良モードの解析などを実施することができ、製造時における歩留まりを向上させることが可能となる。よって、本実施の形態に係るパック電池2の構成は、歩留まりの向上を図ることができ、製造コストの観点から優位性を有する。
従って、本実施の形態に係るパック電池2は、低コスト化と高品質化とを両立可能である。
なお、パック電池2では、ネジ90を用い螺合によりカバー70を封口体12に組みつけているが、ネジ90が特殊な工具をもってねじ込み、取り外しが可能なものであり、ユーザが容易にカバー70を取り外すことはできないようになっている。具体的には、図7に示すように、ネジ90の頭部分に刻まれた溝は、通常用いられているネジのようにプラスやマイナスではなく、例えば、星形状になっている。このため、パック電池2は、安全性に優れている。
(実施の形態3)
実施の形態3に係るパック電池3の構成について、図8を用いて説明する。なお、パック電池3は、二次電池10に対するカバー25の接合形態およびラベル45の被着形態が上記パック電池1と相違する点である。このため、以下では、上記相違点を中心に説明を進める。
図8(a)に示すように、本実施の形態に係るパック電池3は、二次電池10における外装体11の側周面を覆い形成されているラベル45がカバー25の一部にもオーバーラップしている。このカバー25とラベル45とのオーバーラップ部分45aでは、二次電池10の外装体11とカバー25についてもオーバーラップしている。
図8(b)に示すように、カバー25には、他の部分よりも薄肉の薄肉部25aが形成されており、図8(b)の拡大部分に示すように、薄肉部25aが外装体11の外周面における封口体12の接合領域に近い部分の外側に覆い被さるようになっている。また、外装体11の側周面に被さったカバー25の薄肉部25aの外側は、ラベル45が重なったオーバーラップ部分45aとなっている。
なお、上述の構成以外の部分については、パック電池3と上記パック電池1との構成上の相違点はない。
以上のような構成を有するパック電池3では、上記実施の形態1に係るパック電池1と同様に、低コスト化と高品質化との両立が可能な構成となっており、それに加えて以下のような優位性を有する。
パック電池3では、カバー25の薄肉部25aが外装体11の一部に重なった構成となっているので、コノ部分によって二次電池10とカバー25との接合強度がより一層強固なものとなっている。また、この薄肉部25aの上からさらにラベル45が重なった構成となっていることからも、二次電池10とカバー25との接合強度が確保される。
また、パック電池3では、外装体11への薄肉部25aのオーバーラップおよびカバー25へのラベル45のオーバーラップという構成を採用することで、仮にパック電池3を使用している際に二次電池10に電解液のリークを生じたような場合にあっても、パック外に電解液が漏出するのを抑制することができる。このことから、本実施の形態に係るパック電池3は、安全面でも優位性を有する。
(その他の事項)
上記実施の形態1〜3は、本発明の構成およびそこから得られる効果を説明するために一例として用いたものであり、本発明は、封口体および外装体の少なくとも一方とカバーとが間に係着部材(コネクタに相当)を介して装着されているという特徴部分以外の構成について適宜変更が可能である。また、上記実施の形態1〜3では、係着部材であるコネクタ50、55を封口体12の主面に接合する形態を採用したが、封口体12に対して係合する形態や、外装体11に接合あるいは係合する形態を採用することもできる。
また、上記実施の形態1〜3で用いたコネクタ50、55の形状、材質などについても適宜変更が可能である。例えば、コネクタの構成材料として樹脂材料などを用いることもできる。ただし、上記実施の形態2に係るパック電池2のように、コネクタ55が二次電池10の一方の端子を兼ねる構成とする場合には、導電性材料から構成するなどの必要性がある。
また、上記実施の形態1〜3では、素電池としてリチウムイオン二次電池を一例として用いたが、本発明に係るパック電池における素電池の種類、形態および員数はこれに限定を受けるものではない。例えば、素電池としてニッケル−カドミウム(Ni−Cd)二次電池およびニッケル−水素(Ni−MH)二次電池などのアルカリ二次電池や、マンガン電池などの一次電池などを用いることも可能である。
本発明は、携帯電話などの携帯機器用電力源として、高い信頼性を維持しながら、より一層の小型化および低コスト化が求められるパック電池を実現するのに有効である。
実施の形態1に係るパック電池1の斜視図である。 パック電池1における展開構成図である。 パック電池1におけるカバー20の取り付け構造を示す断面図である。 パック電池1における封口蓋12に対するカバー20および保護回路基板30の配置を示す断面図である。 カバー係着板50の構造を示す上面図、側面図および正面図である。 パック電池1における保護回路基板30の支持方法を示す斜視図である。 実施の形態2に係るパック電池2の展開斜視図である。 (a)は、実施の形態3に係るパック電池3の斜視図であり、(b)は、そのC−C断面の一部を示す断面図である。
符号の説明
1、2、3.パック電池
10.リチウムイオン二次電池
12.封口体
13.正極端子
14.負極端子
20、25、70.カバー
20a.係着爪
30、80.保護回路基板
31.基板本体
35、36、85、86.リード
40、45.ラベル
50、55.コネクタ
50a、55a.係り部

Claims (12)

  1. 有底筒状の外装体に電極体が収納され、当該外装体の開口部が正極および負極の両端子が設けられた封口体で封口されてなる素電池と、前記素電池の封口体を覆う状態に設けられてなるカバー体とを有するパック電池であって、
    前記封口体および外装体の少なくとも一方には、係着部材が接合または係着されており、
    前記カバー体は、前記係着部材に対し係着されているパック電池において、
    前記カバー体は、当該カバー体の内壁面前記系着部材の外側壁面、一方に設けられた凸部と他方に設けられた凹部とが噛み合うことで、前記系着部材に対し係着されている
    ことを特徴とするパック電池。
  2. 前記凸部と凹部との噛合方向は、前記封口体にカバー体を装着する方向に対し交差する方向である
    ことを特徴とする請求項に記載のパック電池。
  3. 前記封口体および外装体の少なくとも一方と前記カバー体とは、螺合結合された構成を有する
    ことを特徴とする請求項1からの何れかに記載のパック電池。
  4. 前記係着部材は、前記封口体に対し接合または係着されているものであって、
    前記正極端子と負極端子とは、前記封口体の外縁領域において、互いに間隔をあけて前記素電池の外方に向けて突設され、且つ、各々の端面は平坦に形成されており、
    略短冊状の基板本体と、当該基板本体の対向する辺の各々から延出されたリードとを備え、前記リードの各々が前記正極端子および負極端子における前記端面に接続されてなる保護回路基板を有し、
    前記係着部材には、前記保護回路基板における基板本体を支持する支持部を有する
    ことを特徴とする請求項1からの何れかに記載のパック電池。
  5. 前記保護回路基板における基板本体には、前記素電池とは反対側となる主面に外部接続用接点が形成されており、
    前記係着部材における支持部は、前記基板本体における外部接続用接点が形成されてなる領域の近傍を支持する
    ことを特徴とする請求項に記載のパック電池。
  6. 前記係着部材は、略コの字形状を有するものであって、その対向部分に、当該対向部分における主面に対し交差する方向に張り出し加工されてなる張り出し部が形成されており、
    前記張り出し部は、前記カバー体との係着と前記基板本体の支持との両機能を有する
    ことを特徴とする請求項またはに記載のパック電池。
  7. 前記基板本体は、前記正極および負極の両端子間で架設された状態にある
    ことを特徴とする請求項からの何れかに記載のパック電池。
  8. 前記基板本体における前記封口体と対向する側の主面には、少なくとも感熱素子を含む複数の電子部品が実装されている
    ことを特徴とする請求項からの何れかに記載のパック電池。
  9. 前記封口体の主面上において、正極および負極の両端子は、前記係着部材が接合または係着されてなる領域よりも外縁に配置されている
    ことを特徴とする請求項1からの何れかに記載のパック電池。
  10. 前記正極端子と負極端子とは、前記封口体の外縁領域において、互いに間隔をあけて前記素電池の外方に向けて突設されており、且つ、各々の端面は平坦に形成されており、
    略短冊状の基板本体と、当該基板本体の対向する辺の各々から延出されたリードとを有する保護回路基板が、前記リードの各々が前記正極端子および負極端子における前記端面に接続されることによって、前記正極および負極の両端子間に架設されてなり、
    前記封口体の主面上において、正極および負極の両端子の内の一方の端子は、前記係着部材と重畳する状態で配置されている
    ことを特徴とする請求項1からの何れかに記載のパック電池。
  11. 前記外装体の側周面は、ラベル体によって被覆されている
    ことを特徴とする請求項1から10の何れかに記載のパック電池。
  12. 前記カバー体は、前記外装体の側周面上の一部領域に重ねて配される重なり部分を有し、当該重なり部分は、その外周がラベル体によって被覆されている
    ことを特徴とする請求項11に記載のパック電池。
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