JP4833888B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置としては、画像形成装置内におけるプロセスカートリッジ等の配置により、画像形成装置を小型化するもの(例えば、特許文献1参照。)、画像形成装置に開閉部と本体部とに分割し、開閉により、プロセスカートリッジを交換できるようにするもの(例えば、特許文献2参照。)、画像形成装置内におけるプロセスカートリッジの脱着のための移動空間の有効利用ができるようにするもの(例えば、特許文献3参照。)、画像形成装置内において光書込装置を移動することで、プロセスカートリッジを軸方向に向かって交換可能となるもの(例えば、特許文献4参照。)、画像形成装置の本体部を分割し、操作性良くプロセスカートリッジの交換を可能としたもの(例えば、特許文献5参照。)、形成装置内に水平に配置された複数のプロセスカートリッジに対して、プロセスカートリッジの交換を可能としたもの(例えば、特許文献6参照。)、画像形成装置内における回動する開口部の機構を設け、小型化された回動部を形成することができるようにしたもの(例えば、特許文献7参照。)が挙げられる。
特許第3534104号公報 特開平1−172846号公報 特開2003−11412号公報 特許第3618610号公報 特開2005−265979号公報 特開2005−186332号公報 特許第3768686号公報
電子写真方式の画像形成装置には、特許文献1に記載されているように、感光体などの像担持体上に、光書込装置からの光ビームを照射することで、潜像画像を形成し、この潜像画像を現像剤にてトナー像化した後、記録媒体上に転写し、熱と圧力とを加えて記録媒体に定着させることが一般的である。
このとき、二成分現像方式であれば、トナーやキャリアの消費のため、定期的な補給が必要となり、例えば、感光体、帯電手段、現像手段、クリーニング手段を有するプロセスカートリッジを一体的に構成し、画像形成装置から交換可能な形体でユニット化されている。
しかし、例えばブラック、マゼンタ、シアン、イエロー用に複数のプロセスカートリッジを有するカラー画像形成装置においては、これらプロセスカートリッジの配置と脱着方法、それに伴う開口部や光書込装置の配置は課題となる。
特許文献3、6に記載の技術は、一つのカートリッジに対しては実現できるが、複数個のプロセスカートリッジの交換には対応していない。
また、特許文献5に記載の技術は、開閉前後における光書込装置とプロセスカートリッジとの位置関係は維持できるが、開閉する方向に大きなスペースが必要となり、結局画像形成装置の設置に必要な面積は大きくなってしまう。
特許文献2に記載の技術においても、大型の開口部となり同様である。感光体の軸方向に向かって脱着する特許文献4に記載のような方式も、脱着方向は空間として残す必要があり、画像形成装置内においてはスペースを有効に利用しているが、画像形成装置の設置に必要な面積は同様に大きく必要である。
特許文献7は、光書込装置を搭載した場合に回動中心が変動するため、位置決め部に課題がある。
一方で、画像形成装置の上方、あるいは前方は、多くの場合、空間となっていることを利用し、上方、あるいは前方に向けプロセスカートリッジを脱着する方法は、画像形成装置の設置面積を考慮すると、有利な方法となり得る。
ここで、感光体を略水平方向に並べた作像系を有する画像形成装置においては、前方に開口部を設けては、プロセスカートリッジの取り出しは不便であることは言うまでもない。
よって、この作像系においては、上方に取り出すことが有利である。
しかしながら、感光体面上に光ビームで潜像画像を形成する光書込装置を、感光体上方に配置した画像形成装置では、画像形成装置の上方に配置された開閉部を開いても、光走査装置を外さないと、プロセスカートリッジを脱着することはできない。
これらのプロセスカートリッジの交換作業はサービスマン等の作業に慣れた者だけでなく、ユーザにおいても作業できるような画像形成装置は多く、作業手順はシンプルで容易である必要がある。これにより、画像形成装置の上方に開閉部を設け、開閉部に光書込装置を有しており、開閉部の開閉動作に光書込装置が一体的に稼動する方式が採用され、作業者は開閉部を開くと、プロセスカートリッジが露出し、脱着可能となる。
ただし、この方式の場合、光書込装置は画像形成装置本体に押圧され位置決めされる場合が多いため、開閉部を閉める際、光書込装置は、画像形成装置本体の位置決め部に衝突し、衝撃が加わることが考えられる。
本来、光書込装置は非常に高精度に調整された装置であって、一定上の外乱が加わることは望ましくないが、開閉部を閉める際に、過度な力が加わることも有りえ、光走査装置への調整ずれや、接着部品のはがれ等の悪影響が懸念されている。
これらの課題に対し、本発明は、光書込装置は、移動手段を有することで、画像形成装置から変位することができ、開閉の際の光書込装置に加わる衝撃等の外力を低減し、光書込装置の性能を良好に維持することができ、かつ再び移動手段を用いることで光書込装置と画像形成装置本体とが確実に位置決めできるようにすると共に、プロセスカートリッジを交換可能な構成を実現する画像形成装置にある。
すなわち、本発明の目的は、光書込装置の位置決めが確実で、プロセスカートリッジの交換が容易な画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、光ビームを感光体面上に導き、該感光体面上に潜像画像を形成する光書込装置を有する画像形成装置であって、画像形成装置本体は開閉部と前記光書込装置の位置決め部とを有し、前記光書込装置は、前記開閉部とほぼ一体的に移動するように構成されており、前記開閉部は、前記開閉部内において前記光書込装置の姿勢を変化させる移動手段を有し、前記移動手段は、前記開閉部が閉状態において前記光書込装置が前記位置決め部に対し、離間する移動モードを有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記光書込装置は、前記画像形成装置本体に押圧し位置決めされており、前記開閉部が開閉する際、前記開閉部内において、移動モード時に前記画像形成装置本体に押圧する方向とは反対方向に前記光書込装置を離間させる移動手段を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の画像形成装置において、複数の光ビームを偏向器により偏向走査し、結像手段により各光ビームに対応した各感光体面上に光ビームが導かれる光走査装置の光学素子が、箱状の筐体により保持されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の画像形成装置において、前記光書込装置は、前記開閉部に設けられた落下防止部材により簡易的に保持され、前記開閉部とほぼ一体的に移動するように構成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記開閉部は、支点を持ち、回動し開閉動作を行う機構であり、前記開閉部が開閉する際、移動モード時に前記開閉部内において、前記光書込装置を回転移動させる移動手段を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の画像形成装置において、画像形成装置本体は、前記開閉部の回動の中心となる、長手方向に一貫した軸を有する本体構造部を有し、かつ、前記軸は、前記光書込装置の位置決め部であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記開閉部は、閉状態の際、画像形成装置本体の位置決め姿勢を維持するロック機構を有しており、該ロック機構は、ロックの開閉に連動して、前記光書込装置の姿勢を変化させる移動手段を有することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、前記ロック機構は、少なくともオン/オフの2モードを有し、それぞれの状態で、その状態を維持できるようにしたことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項7または8記載の画像形成装置において、前記ロック機構と前記光書込装置との接触部に弾性部材を設けたことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項7から9のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記ロック機構と前記光書込装置との接触部は、前記光書込装置と前記位置決め部の近傍であることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項1から10のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記開閉部の開閉動作にダンパー機構を設けたことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項1から11のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記画像形成装置本体と前記開閉部との接触部に弾性部材を設けたことを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項1から12のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記開閉部は、外装カバーを有することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項13記載の画像形成装置において、前記開閉部は、排紙カバーを有することを特徴とする。
本発明によれば、光書込装置が画像形成装置に設けられた位置決め部に対し、離間する移動モードを有することで、開閉部を閉める際に、先に、光書込装置が、画像形成装置に設けられた位置決め部に直接衝突することなく、開閉部が閉状態となり、その後、移動手段により、光書込装置が、画像形成装置に設けられた位置決め部に位置決めされる。この結果、光書込装置の位置決めが確実で、プロセスカートリッジの交換が容易な画像形成装置を提供を実現できる。
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態は、画像形成装置として電子写真方式のカラープリンタへの適用例である。
ここで、図1は、本実施の形態のカラープリンタを概略的に示す縦断側面図である。
図1に示すように、カラープリンタ1の本体ケース2内部の略中央部には、4つの作像部3(3Y、3C、3M、3K)と、光ビームを出射する光書込装置4と、転写ベルトである中間転写ベルト5とが配置されている。
各作像部3はそれぞれ異なる色の画像(トナー像)を形成する部分であり、これらの作像部3及びその作像部3の構成部品等に関する本明細書及び図面の記載において、Y、C、M、Kの添え字は、各々イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの色を示している。
本体ケース2は、金属製あるいは樹脂製の本体フレームと、この本体フレーム2−1に取り付けられた樹脂製の外装カバー2−2とから構成されており、作像部3、光書込装置4、中間転写ベルト5は、そのフレームに取り付け、位置決めされている。
光書込装置4(図2参照。)は、原稿読取装置(スキャナー)あるいは画像データ出力装置(パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、ファクシミリの受信部等)から入力される色分解された画像データを光源駆動用の信号に変換し、それに従い各レーザ光源ユニット内の半導体レーザを駆動して光ビームを出射する。
図2は、図1に示したカラープリンタの光書込装置の断面図である。
(図示しない)各レーザ光源ユニットから出射された光ビームは、光学素子を介して光偏向器50に至り、多面鏡モータで等速回転されている回転多面鏡49で対称な2方向に偏向走査される。2ビームずつ2方向に偏向走査された光ビームは、結像光学系43をそれぞれ通過し、折返しミラー45により折り返されて、防塵部材46を介して各色用の感光体6の被走査面上にスポット照射され静電潜像を書き込む。
このとき、4つの光ビームの感光体6に対する照射角度は、ほぼ同一である。
なお、偏向器50は複数でもよい。
4つの作像部3Y、3C、3M、3Kは、使用するトナーの色が異なるために形成される画像の色が異なるものであり、基本的な構造は同じである。各作像部3は、矢印方向へ回転駆動される像担持体である感光体6(6Y、6C、6M、6K)、感光体6の周囲に配置された帯電部7、現像部8、クリーニング部9等により構成されている。
感光体6は、円筒状に形成され、駆動源(図示せず)により回転駆動される。感光体6の外周面部には感光層が設けられており、感光体6の表面である外周面は被走査面とされている。
光書込装置4から出射された光ビームが感光体6の外周面にスポット照射されることにより、感光体6の外周面には画像情報に応じた静電潜像が書き込まれる。帯電部7は、感光体6の外周面を一様に帯電するもので、感光体6に対して接触方式のものが採用されている。現像部8は、感光体6へのトナーの供給を行い、供給されたトナーが感光体6の外周面6aに書き込まれた静電潜像に付着することにより感光体6上の静電潜像がトナー像として顕像化させるもので、感光体6に対して非接触方式のものが採用されている。
クリーニング部9は、感光体6の外周面に付着している残留トナーをクリーニングするもので、感光体6の外周面にブラシを接触させるブラシ接触方式のものが採用されている。
これら作像部を形成する感光体6、帯電部7、現像部8、クリーニング部9は、プロセスカートリッジ30としてユニット化されており、本体フレーム2−1に交換可能なように配置、位置決めされている。
中間転写ベルト5は、樹脂フィルム又はゴムを基体として形成されたループ状のベルトで、感光体6上に形成されたトナー像が転写される。この中間転写ベルト5は、ローラ11、12により支持されて矢印方向へ回転駆動される。
これらのローラ11,12が本体ケース2の本体フレーム2−1に取り付けられており、これにより、中間転写ベルト5は、ローラ11,12を介して本体フレーム2−1に取り付けられている。
したがって、ローラ11,12は、本体フレーム2−1とともに、転写ベルトである中間転写ベルト5を保持するベルト保持部材とされる。中間転写ベルト5の内周面側(ループの内側)には、各感光体6上のトナー像を中間転写ベルト5上に転写させるために中間転写ベルト5を感光体6に押圧する4個の転写ローラ14が配置されている。中間転写ベルト5の外周面6a側(ループの外側)には、中間転写ベルト5の外周面6aに付着した残留トナーや紙粉等をクリーニングするクリーニング部15が配置されている。
本体ケース2内における4個の作像部3の下方には、記録媒体(用紙)が積層保持される給紙カセット16が配置されている。給紙カセット16内に積層保持されている記録媒体は、最上位のものから順に分離給紙される。
本体ケース2内には、給紙カセット16内から分離給紙された記録媒体が搬送される搬送経路17が形成されている。この搬送経路17上には、給紙ローラ18a、レジストローラ18b、転写ローラ19、定着部20、排紙ローラ21等が配置されている。レジストローラ18bは、所定のタイミングで間欠的に回転駆動されるローラである。このレジストローラ18bが間欠的に回転駆動されることにより、レジストローラ18bの位置まで搬送されて停止していた記録媒体が、中間転写ベルト5と転写ローラ19とにより挟まれる転写位置へ送り込まれ、この転写位置において中間転写ベルト5上のトナー像が記録媒体に転写される。
ここに、中間転写ベルト5と転写ローラ19とにより転写部が構成されている。
定着部20は、記録媒体上に転写されたトナー像を熱と圧力とを加えて記録媒体に定着させる部分である。定着部20内を通過する過程においてトナー像が定着された記録媒体は、排紙ローラ21により本体ケース2の上面部に形成されている排紙トレイ22上に排紙される。
次に、図3に示すようにプロセスカートリッジの取り出し方法を説明する。
図3は、図1に示したカラープリンタのプロセスカートリッジの取り出し方法の説明図である。
画像形成装置上方に位置する開閉部50は、本体フレーム2−1に取り付けられた長手方向に一貫する軸71を支点にして、回動して開くことができ、画像形成装置上方は開口する。このとき、開閉部50は光書込装置4を一体的に構成することにより、本体フレーム2−1に位置決めされているプロセスカートリッジ30が露出し、上方に向けて取り出しが可能となる。
このように、プロセスカートリッジが複数配置されるカラー画像形成装置においては、開口部は大きくする必要がある。
ここでは、排紙トレイを開閉部の一部としたが、排紙トレイは往々にして大型の樹脂製部品となるため、開口部に適している。本体フレーム2−1と開閉部50のロック機構80は図4(a)に示すように、レバー部81は、開閉部50に設けられた軸部82を支点に回動する機構である。
これにより、爪部81aと本体フレーム2−1の凹部2−1aに引っかかり、開閉部50は、画像形成装置を閉じることになる。このとき図4(b)に示すように、本体フレーム2−1に設けられた位置決め部2−1b、軸部71に、光書込装置4の位置決め部4b、4d部は矢印方向にスプリング等で押圧されることにより、光書込装置4は本体フレーム2−1に正確に位置決めされる。
図4(a)は、図1に示したカラープリンタの本体フレーム2−1及び開閉部50のロック機構80の概念図であり、図4(b)は、図4(a)の説明図である。
一方、開閉部50を開く際は、図5(a)に示すように、まず、作業者により、レバー部81に設けられた取っ手部81cを引く。このとき、レバー部81は軸部82を支点に回動し、爪部81aと本体フレーム2−1の凹部2−1aに引っかかりが解除される。
同時に、レバー部81に設けられたアーム81bが回転し、光走査装置4の位置決め部4bに接触し押圧するため、図5(b)に示すように、光走査装置4は軸部71を支点に回転し、本体フレームとの位置決めが解除されることになる。
図5(c)に示すように、レバー部はこの解除された位置にて仮固定されるように構成すると、開閉部が開状態の際は常に維持される。これとは逆に、開閉部50を閉める際は、図5(c)の状態にあり、開閉部を閉めた直後は、図5(a)、図5(b)の状態にあり、レバー81を戻すことにより、図4(a)、図4(b)の状態になり、光書込装置4は確実に本体フレーム2−1に位置決めされる。
図5(a)は、図1に示したカラープリンタの排紙カバー近傍の断面図であり、図5(b)はその説明図であり、図5(c)は、図1に示したカラープリンタの排紙カバーを開けた状態を示す断面図である。
ちなみに、図3の開閉部50の位置決め部50eと、本体フレーム2−1の位置決め部2−1eであるが、位置決め部2−1eに衝撃吸収目的として弾性材を使用しても良い。
図6は、図1に示したカラープリンタの排紙カバー22に取り付けられた落下保持部材22aであり、穴部22bが形成されており、光書込装置4が開閉部50から万が一脱落した際にも、穴部22bの範囲内に収まるものである。
図7は、ロック機構80のアーム部81bに構成された弾性部材81fを挟んで光書込装置4を移動させるものの説明図である。
なお、本実施の形態では、転写ベルトとして中間転写ベルト5を使用する画像形成装置の例を説明したが、これに限るものではなく、画像形成装置としては、転写ベルトとして直接転写ベルトを使用するものであっても良く、また、開閉部にはスキャナユニットが構成されていても良い。
〔作用効果〕
請求項1記載の画像形成装置によれば、光ビームを感光体面上に導き、感光体面上に潜像画像を形成する光書込装置を有する画像形成装置であって、画像形成装置には、画像形成装置を開閉する開閉部が備えられ、かつ、光書込装置の位置決め部を有し、光書込装置は、開閉部と概ね一体的に移動するように構成されており、開閉部は、開閉部内において光書込装置の姿勢を変化させる移動手段を有し、前記移動手段は、開閉部が閉状態において、光書込装置が画像形成装置に設けられた位置決め部に対し、離間(変位)する移動モードを有することで、開閉部を閉める際に、先に、光書込装置が、画像形成装置に設けられた位置決め部に直接衝突することなく、開閉部が閉状態となり、その後、移動手段により、光書込装置が、画像形成装置に設けられた位置決め部に位置決めされる。
請求項2記載の画像形成装置によれば、請求項1記載の画像形成装置において、光書込装置は、画像形成装置に押圧し位置決めされており、開閉部が開閉する際、開閉部内において、画像形成装置に押圧する方向とは反対方向に、光書込装置を離間させる移動モードを有した移動手段を有することで、光書込装置が、画像形成装置に設けられた位置決め部の位置から確実に離間することができる。
請求項3記載の画像形成装置によれば、請求項1または2記載の画像形成装置において、複数の光ビームを偏向器により偏向走査し、結像手段により各光ビームに対応した各感光体面上に光ビームが導かれる光走査装置であって、これらの光学素子が、箱状の筐体により保持されていることで、箱状の光走査装置に対し、請求項1、2記載の画像形成装置と同様の効果が得られる。
請求項4記載の画像形成装置によれば、請求項3記載の画像形成装置において、光書込装置は、開閉部に設けられた光書込装置の落下防止部材により簡易的に保持され、開閉部と概ね一体的に移動するように構成されていることで、開閉時に光走査装置が落下することを防止することができる。
請求項5記載の画像形成装置によれば、請求項1から4のいずれか1項記載の画像形成装置において、開閉部は、支点を持ち、回動し開閉動作を行う機構であり、開閉部が開閉する際、開閉部内において、光書込装置を回転移動させる移動モードを有した移動手段を有することで、光書込装置が、画像形成装置に設けられた位置決め部の位置から回動して、確実に離間することができる。
請求項6記載の画像形成装置によれば、請求項5記載の画像形成装置において、画像形成装置は、開閉部の回動の中心となる、長手方向に一貫した軸を有した本体構造部を有しており、かつ、前記軸は、光書込装置の位置決め部であることで、本体構造部の強度が増し、位置決め部自体の変動が低減される。
請求項7記載の画像形成装置によれば、請求項1から6のいずれか1項記載の画像形成装置において、開閉部は、閉状態の際、画像形成装置の位置決め姿勢を維持するロック機構を有しており、ロック機構は、ロックの開閉に連動して、光書込装置の姿勢を変化させる移動手段を有することで、一回の動作で、光書込装置が、画像形成装置に設けられた位置決め部の位置から、確実に離間することができる。
請求項8記載の画像形成装置によれば、請求項7記載の画像形成装置において、前記ロック機構は、少なくともオン/オフの2モードあり、それぞれの状態で、その状態を維持(保持)できることで、光書込装置が、画像形成装置に設けられた位置決め部の位置から、確実に離間する位置を維持できる。
請求項9記載の画像形成装置によれば、請求項7または8記載の画像形成装置において、ロック機構あるいは光書込装置部に、ロック機構と光書込装置の接触部に弾性部材を設けることで、より開閉の際の衝撃を光書込装置に伝わりにくくすることができる。
請求項10記載の画像形成装置によれば、請求項7から9のいずれか1項記載の画像形成装置において、ロック機構と光書込装置との接触部は、光書込装置及び画像形成装置の位置決め部の近傍であることで、光書込装置が、画像形成装置に設けられた位置決め部の位置から、確実に離間する位置する際の、光書込装置の変形を抑制できる。
請求項11記載の画像形成装置によれば、請求項1から10のいずれか1項記載の画像形成装置において、開閉部の開閉動作にダンパー機構を設けることで、より開閉の際の衝撃自体を低減することができる。
請求項12記載の画像形成装置によれば、請求項1から11のいずれか1項記載の画像形成装置において、画像形成装置と開閉部との接触部に弾性部材を設けることより開閉の際の衝撃自体を低減することができる。
請求項13の画像形成装置によれば、請求項1から12のいずれか1項記載の画像形成装置において、開閉部は、外装カバーを有していることで、外装カバーを外すことなく、開閉部の開閉が可能となる。
請求項14記載の画像形成装置によれば、請求項13記載の画像形成装置において開閉部は、排紙カバーを有していることで、排紙カバーを外すことなく、開閉部の開閉が可能となる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
本実施の形態のカラープリンタを概略的に示す縦断側面図である。 図1に示したカラープリンタの光書込装置の断面図である。 図1に示したカラープリンタのプロセスカートリッジの取り出し方法の説明図である。 (a)は、図1に示したカラープリンタの本体フレーム2−1及び開閉部50のロック機構80の概念図であり、(b)は、(a)の説明図である。 (a)は、図1に示したカラープリンタの排紙カバー近傍の断面図であり、(b)はその説明図であり、(c)は、図1に示したカラープリンタの排紙カバーを開けた状態を示す断面図である。 図1に示したカラープリンタの排紙カバー22に取り付けられた落下保持部材22aの説明図である。 ロック機構80のアーム部81bに構成された弾性部材81fを挟んで光書込装置4を移動させるものの説明図である。
符号の説明
1 カラープリンタ
2 本体ケース
3(3Y、3C、3M、3K) 作像部
4 光書込装置
5 中間転写ベルト
6(6Y、6C、6M、6K) 感光体
7 帯電部
8 現像部
9、15 クリーニング部
11、12 ローラ
14、19 転写ローラ
16 給紙カセット
17 搬送経路
18a 給紙ローラ
18b レジストローラ
20 定着部
21 排紙ローラ
22 排紙トレイ
30 プロセスカートリッジ

Claims (14)

  1. 光ビームを感光体面上に導き、該感光体面上に潜像画像を形成する光書込装置を有する画像形成装置であって、
    画像形成装置本体は開閉部と前記光書込装置の位置決め部とを有し、
    前記光書込装置は、前記開閉部とほぼ一体的に移動するように構成されており、
    前記開閉部は、前記開閉部内において前記光書込装置の姿勢を変化させる移動手段を有し、
    前記移動手段は、前記開閉部が閉状態において前記光書込装置が前記位置決め部に対し、離間する移動モードを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、前記光書込装置は、前記画像形成装置本体に押圧し位置決めされており、前記開閉部が開閉する際、前記開閉部内において移動モード時に前記画像形成装置本体に押圧する方向とは反対方向に前記光書込装置を離間させる移動手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2記載の画像形成装置において、
    複数の光ビームを偏向器により偏向走査し、結像手段により各光ビームに対応した各感光体面上に光ビームが導かれる光走査装置の光学素子が、箱状の筐体により保持されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3記載の画像形成装置において、
    前記光書込装置は、前記開閉部に設けられた落下防止部材により簡易的に保持され、前記開閉部とほぼ一体的に移動するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載の画像形成装置において、
    前記開閉部は、支点を持ち、回動し開閉動作を行う機構であり、前記開閉部が開閉する際、移動モード時に前記開閉部内において、前記光書込装置を回転移動させる移動手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5記載の画像形成装置において、
    画像形成装置本体は、前記開閉部の回動の中心となる、長手方向に一貫した軸を有する本体構造部を有し、かつ、前記軸は、前記光書込装置の位置決め部であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項記載の画像形成装置において、
    前記開閉部は、閉状態の際、画像形成装置本体の位置決め姿勢を維持するロック機構を有しており、該ロック機構は、ロックの開閉に連動して、前記光書込装置の姿勢を変化させる移動手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7記載の画像形成装置において、
    前記ロック機構は、少なくともオン/オフの2モードを有し、それぞれの状態で、その状態を維持できるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項7または8記載の画像形成装置において、
    前記ロック機構と前記光書込装置との接触部に弾性部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項7から9のいずれか1項記載の画像形成装置において、
    前記ロック機構と前記光書込装置との接触部は、前記光書込装置と前記位置決め部の近傍であることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項記載の画像形成装置において、
    前記開閉部の開閉動作にダンパー機構を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置本体と前記開閉部との接触部に弾性部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1から12のいずれか1項記載の画像形成装置において、
    前記開閉部は、外装カバーを有することを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項13記載の画像形成装置において、
    前記開閉部は、排紙カバーを有することを特徴とする画像形成装置。
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