JP4833545B2 - 再給紙搬送装置および両面印刷装置 - Google Patents

再給紙搬送装置および両面印刷装置 Download PDF

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Description

本発明は、自動両面印刷機能を有する孔版式印刷装置等の両面印刷装置および該両面印刷装置に用いられる再給紙搬送装置に関する。
この種の両面印刷装置では、例えば特開2003−200645号公報等に開示されているように、製版装置によって製版された第1の製版画像(例えば表面製版画像)と第2の製版画像(例えば裏面製版画像)とが印刷ドラム(版胴)の円周方向に並んで形成されたマスタ(孔版原紙とも呼ばれる)をその外周面に巻装した印刷ドラムと、これに対向配置され印刷ドラムに接離自在なプレスローラとの印圧部(印刷部)に向けて、給紙装置によって給送された印刷用紙(シート状記録媒体の一例)の一方の面に第1の製版画像および第2の製版画像のうちの一方を印刷し、その片面印刷済みの印刷用紙を一時的に再給紙搬送装置にストックしてから再給紙しプレスローラの回転による反転搬送を経て今度はその印刷用紙の他方の面に第1の製版画像および第2の製版画像のうちの他方を同じ印刷ドラムで印刷することを連続的に行うことができるようになっている。
例えば特開2004−330592号公報(特願2003−128849号)の図12ないし図14には、図7に簡略化して示すように、再給紙搬送装置250は、表面印刷画像形成済みの印刷用紙7B(以下、「片面印刷済みの印刷用紙7B」または単に「印刷用紙7B」ともいう)を一時的にストックするための補助トレイ23と、プレスローラ13に対して接離自在な再給紙コロ22と、プレスローラ13の外周に沿って配置され印刷用紙をプレスローラ13の周面に沿わせるための用紙ガイド部材199とを有している。用紙ガイド部材199には、プレスローラ13の外周より一定の隙間を有し再給紙コロ22からプレスローラ13の印圧部(印刷ドラム1とマスタ30および印刷用紙を介して圧接されることにより生じる圧接・押圧部であり、ニップ部とも呼ばれる)までガイドする弓形ガイド板200と、該弓形ガイド板200に回転可能に保持された複数のガイドコロ201とが配設されている。弓形ガイド板200は、用紙幅方向Yに複数個配置されている。ガイドコロ201は、弓形ガイド板200の図示しない開口部に挿入され、プレスローラ13の周面に図示しない付勢手段により圧接されるように配設されている。
表面に印刷画像が形成された印刷用紙7Bは、再給紙コロ22でプレスローラ13に押し付けられ、これにより搬送力が付与され、プレスローラ13と用紙ガイド部材199との間を進み、さらにプレスローラ13が印刷ドラム1に圧接する印圧部(印刷部)に形成されるニップ部へ向けて進むことになる。
各ガイドコロ201は、印刷用紙7Bをプレスローラ13に押し付けて搬送経路を安定させるとともに、プレスローラ13の表面の摩擦抵抗を利用してより確実に印刷用紙7Bに搬送力を与える働きをしている。これにより、印刷用紙7Bは弓形ガイド板200に沿ってプレスローラ13のニップ部に搬送される。
特開2003−200645号公報 特開2004−330592号公報
孔版印刷方式においては、表面に印刷画像が形成された直後の印刷用紙7Bの画像インキは未乾燥状態にあり、プレスローラ13によって印刷ドラム1に押し付けられた時に、未乾燥インキはプレスローラ13の外周面に転移してしまう。
ガイドコロ201はプレスローラ13の表面に押し付けられて回転しており、両者の間に印刷用紙がある時もない時にも同様に常時接触している。したがって、プレスローラ13の外周面に転移した未乾燥インキは、ガイドコロ201の外周面に転移してこれを汚してしまう。
このように、プレスローラ13の外周面に付着したインキがガイドコロ201に転移し、次の印刷用紙が再給紙コロ22により搬送され、プレスローラ13の外周面に沿って搬送される際に、プレスローラ13と反対側の印刷用紙裏面にガイドコロ201外周面の付着インキが転移してしまい、これを汚すという問題が発生していた。この汚れを「ガイドコロ跡汚れ」と呼ぶ。
上述したとおり、用紙ガイド部材199は用紙搬送方向と直交する用紙幅方向Yに複数個有しているから、図8および図9に示すように、例えば用紙ガイド部材199以外の中央寄りのガイドのない部分に対応した印刷用紙7Bの部分7c,7dに、特にベタの多いベタ画像部202が表面に印刷された場合、再給紙コロ22により再度プレスローラ13のニップ部に搬送された印刷用紙7Bが送り込まれる際、表面に印刷された画像によって、印刷用紙7Bはベタ画像部202の部分がその部分のインキ水分等で図8および図9のように印刷ドラム1側にウェーブしニップ部に搬送される。そのため、プレスローラ13のニップ部には印刷用紙7Bの両側端部7bが先に入り、そのウェーブ部7aはニップ部より印刷ドラム1側の高さ位置に用紙先端があり、ニップ部までの距離が長いためウェーブなしの印刷用紙7Bの両側端部7bよりも遅れて搬送される。このように、印刷用紙7Bのウェーブ部7aは印刷用紙7Bの両側端部7bより遅れてニップ部に入ることにより、その部分のマスタ30が後端側に引っ張られるため、多数枚印刷時にマスタ30にストレスがかかり、ウェーブ部7aのある部分に対応した裏面(第2の画像)画像位置のマスタ30に縦シワ205が発生するという問題が生じた。このシワを「裏面マスタシワ」を呼ぶ。
特開2004−330592号公報記載の技術では、用紙ガイド部材199を中央に設けることで、少しでも再給紙後のニップ部での用紙ふくらみを押え、裏面マスタシワ防止低減に効果があったが、ガイドのないところに画像がある場合の用紙ふくらみは防止できず、裏面マスタシワが発生するという問題点を有していた。
そこで、本発明は、上述した問題点・事情に鑑みてなされたものであって、両面印刷時において、再給紙コロ22によって搬送された印刷用紙がプレスローラ13外周を搬送される際、どのような画像が片面(表面印刷)印刷されても、裏面マスタシワの発生を良好に防止することのできる再給紙搬送装置および該再給紙搬送装置を有する両面印刷装置を提供することを、主な目的とする。
本発明は、上述した課題を解決して上記目的を達成するために、請求項ごとの発明においては以下の発明特定事項(以下、「構成」という)を採用していることを特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、第1の製版画像と第2の製版画像とが印刷ドラムの円周方向に並んで形成されたマスタを巻装した該印刷ドラムと、これに対向配置され該印刷ドラムに接離自在なプレスローラとの印圧部に向けて給送された印刷用紙の一方の面に第1の製版画像および第2の製版画像のうちの一方を印刷し、その片面印刷済みの印刷用紙を一時的に再給紙搬送装置にストックしてから再給紙し上記プレスローラの回転による反転搬送を経て今度はその印刷用紙の他方の面に第1の製版画像および第2の製版画像のうちの他方を同じ上記印刷ドラムで印刷することを連続的に行うことが可能な両面印刷装置において、上記片面印刷済みの印刷用紙を上記プレスローラに所定のタイミングで当接させる再給紙レジスト手段と、回転している上記プレスローラの外周面に上記片面印刷済みの印刷用紙を沿わせて上記印圧部へ案内するガイド面を備えた用紙ガイド手段とを有し、上記用紙ガイド手段は、上記ガイド面が上記プレスローラ回転方向の上流側から下流側にかけて上記プレスローラの軸線方向に徐々に広がる形状を有するガイド部材から構成されていて、かつ、上記印圧部近傍の上記ガイド面が上記片面印刷済みの印刷用紙幅のほぼ全面を覆うように上記軸線方向に配置され、なおかつ、上記ガイド面が、印刷用紙の通過する領域においては上記プレスローラの外周面に対し所定の隙間を有して非接触状態に配置されており、上記ガイド部材は、上記再給紙レジスト手段が上記プレスローラに当接したときに形成されるニップ部近傍の上記プレスローラ回転方向の上流側では上記軸線方向に互いに接触しない間隔を空けて複数に分割され、上記プレスローラ回転方向の下流側では上記分割された部分が互いに接触するほぼ等脚台形形状をなす複数のガイド部材から構成されており、上記印圧部近傍の上記各ガイド部材の上記ガイド面が、上記片面印刷済みの印刷用紙幅のほぼ全面を覆うように上記軸線方向に配置されており、上記ガイド部材における上記プレスローラ回転方向の下流側端部に、その先端が該下流側端部の下流端よりも上記印圧部に近接した弾性部材を具備することを特徴とする再給紙搬送装置である。
ここで、「上記片面印刷済みの印刷用紙を上記プレスローラに所定のタイミングで当接させる再給紙レジスト手段」としては、特開2003−200645号公報の図1等に示されている再給紙レジスト部材としての再給紙レジストローラー(23)の他、特開2003−312914号公報の図1等に示されている再給紙レジスト部材としての再給紙レジストローラ(51)、あるいは本願出願人が平成15年10月27日付けで特許出願した特願2003−366423号の図1等に示した再給紙搬送装置(104)等も含まれる。
「片面印刷済みの印刷用紙幅のほぼ全面を覆う」とは、両面印刷装置または再給紙搬送装置で使用される最大用紙幅の印刷用紙の、例えば印刷画像の形成されない印刷用紙の左右の側縁部に設けられる少なくとも一方の余白を除いた印刷用紙の大部分を覆うことを意味するものである(以下、同様)。
請求項記載の発明は、請求項1記載の再給紙搬送装置において、上記印刷ドラムは、マスタの先端部を保持するマスタ保持手段を有し、上記ガイド部材における上記プレスローラ回転方向の下流側端部は、上記マスタ保持手段に衝突しない位置まで案内するように延びて配置されていることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1または2記載の再給紙搬送装置において、上記弾性部材の先端位置は、上記印刷ドラムの外周面よりもその遠心方向に1〜5mm離れた位置に配置されていることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1ないしの何れか一つに記載の再給紙搬送装置において、上記ガイド部材を位置決め支持する位置決め支持手段を有することを特徴とする。
請求項記載の発明は、第1の製版画像と第2の製版画像とが印刷ドラムの円周方向に並んで形成されたマスタを巻装した該印刷ドラムと、これに対向配置され該印刷ドラムに接離自在なプレスローラとの印圧部に向けて給送された印刷用紙の一方の面に第1の製版画像および第2の製版画像のうちの一方を印刷し、その片面印刷済みの印刷用紙を一時的に再給紙搬送装置にストックしてから再給紙し上記プレスローラの回転による反転搬送を経て今度はその印刷用紙の他方の面に第1の製版画像および第2の製版画像のうちの他方を同じ上記印刷ドラムで印刷することを連続的に行うことが可能な両面印刷装置において、上記再給紙搬送装置が、請求項1ないしの何れか一つに記載の再給紙搬送装置であることを特徴とする。
本発明によれば、上述した従来の問題点を解決して新規な再給紙搬送装置およびこれを有する両面印刷装置を提供することができる。請求項ごとの効果を挙げれば以下のとおりである。
請求項1記載の発明によれば、上記構成により、たとえベタ画像等が印刷されてもそれに伴う片面印刷済みの印刷用紙に生じるウェーブは小さくなり、印圧部(ニップ部)への印刷用紙先端挿入時間ずれが発生しないためにマスタにストレスが掛からず、裏面マスタシワの発生を未然かつ確実に防止することができると共に、片面印刷済みの印刷用紙や印刷用紙の裏面に発生するガイドコロ跡汚れを未然に防止して、簡素な構成で安価にガイド擦れのない再給紙搬送経路を形成することができる。加えて、用紙ガイド手段を構成する各ガイド部材の組付性、加工性が容易になると共に、各ガイド部材の上流側が再給紙レジスト手段(例えば再給紙コロ等)や再給紙停止部材(例えばストッパ)とオーバーラップしているので、ジャムやスキューの発生を防止することができる。
請求項記載の発明によれば、上記構成により、弾性部材が印刷ドラム上のマスタに接触せず、弾性部材がマスタ表面をなでてしまうことにより発生する画像引きずり汚れを防止することができる。
請求項記載の発明によれば、ガイド部材を位置決め支持する位置決め支持手段を有することにより、所定の隙間を高精度に確保することができる。
請求項記載の発明によれば、請求項1ないしの何れか一つに記載の再給紙搬送装置を有する両面印刷装置において、上記各効果を奏する。
以下、図を参照して実施例を含む本発明の実施の形態(以下、「実施形態」という)を説明する。上述した従来例を含め各実施形態等に亘り、同一の機能および形状等を有する構成要素(部材や構成部品)等については、一度説明した後では同一符号を付すことによりその説明をできるだけ省略する。図において一対で構成されていて特別に区別して説明する必要がない構成要素は、説明の簡明化を図る上から、その片方を適宜記載することでその説明に代えるものとする。図および説明の簡明化を図るため、図に表されるべき構成要素であっても、その図において特別に説明する必要がない構成要素は適宜断わりなく省略することがある。公開特許公報等の構成要素を引用して説明する場合は、その符号に括弧を付して示し、各実施形態等のそれと区別するものとする。
(第1の実施形態)
図1ないし図4を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。
まず、図1に基づいて本実施形態における孔版式の両面印刷装置の全体構成の概要を説明する。
スキャナ、製版・給版、排版の機構、主要な装置・部の構成および機能については従来から知られている製版・印刷一体型孔版印刷装置と同様なので説明を省略する(例えば、特開2003−200645号公報の図1等参照)。
印刷ドラム1は、図示しない駆動源により矢印方向(時計回り方向)に回転駆動される。印刷ドラム1の外周面には、画像情報に基づいて製版装置2により穿孔製版されたマスタ30がその先端部をマスタ保持手段としてのクランパ4によってクランプされて巻き付け装着されるようになっている。
製版されたマスタ30には、表面印刷用の第1の画像A(以下、「A面画像」と呼ぶ)と、裏面印刷用の第2の画像B(以下、「B面画像」と呼ぶ)が印刷ドラム1の回転方向順(円周方向順)に並んで形成されている。
これらマスタ30上の画像の元となるデジタル画像データは、原稿を画像読取装置のスキャナ5で読み取って作成されたり、あるいはコンピュータ上で作成されたりする。原稿のセットは、図示しない自動原稿送り装置(ADF)やオペレータによるコンタクトガラスヘの原稿セット操作により行われる。デジタル画像データの作成は、コンピュータ上に作成されたデジタル原稿を出力したものでも良いのは言うまでもない。これらデジタル画像データが製版装置2に送られマスタ30への穿孔製版が行われる。
給紙台6には、シート状記録媒体としての印刷用紙7が積載されている。この印刷用紙7は、A面画像とB面画像の大きさに適応した用紙サイズとなっている。
つまり、片面印刷時の最大印刷サイズが例えばA3サイズである場合は、両面印刷の場合の最大印刷サイズはおおよそA4サイズとなり、最大通紙用紙もA4サイズになる。通紙方向は短手方向になる。
印刷ドラム1の内部には、インキローラ1aと該インキローラ1aとの間に楔状のインキ溜まり1bを形成するドクターローラ1c等が設けられ、ドラム内周面にインキを供給できるようになっている。
給紙台6は、図示しない昇降機構により昇降可能となっている。印刷用紙7は、ピックアップ給紙コロ8で送られ、分離コロ9と分離パット10で1枚ずつに分離され、レジストローラ対11へ向けて送られ停止する。この状態にあるのが、同図において破線で示す印刷用紙7である。印刷用紙7は、レジストローラ対11で一旦停止されて斜めずれを修正された後、印刷ドラム1に対して所定の位相タイミングにて印刷ドラム1とプレスローラ13との間、すなわち印刷部(印圧部)に向けて送り出される。プレスローラ13は、印刷ドラム1に対して図示しない接離機構により接離自在に設けられている。
上記給紙台6、ピックアップ給紙コロ8、分離コロ9、分離パット10およびレジストローラ対11等により給紙装置60が構成されている。
印刷部でA面画像を印刷された印刷用紙7Aは、上向きに切り換わっている切換爪17により、図の左下方向に案内され、その一部分のみを示す再給紙トレイ23に向かって排出される。再給紙トレイ23は、ベルト式吸引搬送装置20を有している。ベルト式吸引搬送装置20は、2本のローラ20a、20bと、その間に掛け渡された複数本の無端ベルト21と、比較的弱い吸着力を発生する吸引ファン24とから構成されている。
ベルト式吸引搬送装置20を有する再給紙トレイ23の上方には、すれ違いガイド板18が設けられている。このすれ違いガイド板18は、図示しない専用の駆動装置によって印刷用紙7の排出に合わせて高速で矢印d方向に往復移動し、印刷用紙7Aの先端部をクランパ19でクランプして案内するようになっている。
印刷部でA面画像を印刷された印刷用紙7Aは、その先端部をすれ違いガイド板18に設けられたクランパ19で挟持されて、すれ違いガイド板18の左斜め下方向への移動によって、すでに再給紙トレイ23上にある印刷済みの印刷用紙7Bの上面との接触が防止された状態で再給紙トレイ23上に案内・搬送される。
再給紙トレイ23上にあった印刷用紙7Bは、ベルト式吸引搬送装置20によって右方向に搬送されるが、再給紙トレイ23の右端にはストッパ23aが設けられており、印刷用紙7Bは先端がストッパ23aに突き当たって先端位置を位置決めされた状態で停止している。上述のように吸引ファン24の吸引力は比較的弱いので、過大な搬送力による用紙座屈やたわみが発生することはない。あるいはストッパ23aへの突き当てを検出して無端ベルト21の駆動を停止するようになっていても良い。
印刷用紙7Bは上記状態で一時待機しているが、印刷ドラム1に対して所定のタイミング、すなわち、給紙装置60から印刷部に送られたA面画像印刷用の印刷用紙7の後端に続けて印刷用紙7Bが印刷部に送り込まれるタイミングで、再給紙されることになる。勿論、給紙装置60から給送される印刷用紙7の後端と印刷用紙7Bの先端との間には、適正な間隔が設けられている。
再給紙トレイ23の右側には、片面印刷済みの印刷用紙7をプレスローラ13に所定のタイミングで当接させる再給紙レジスト手段・再給紙レジスト部材としての再給紙コロ22が設けられている。再給紙コロ22は、図示しない機構により上下方向に揺動自在(プレスローラ13に対して接離自在)に支持されており、前記所定のタイミングで印刷用紙7B先頭部(先端部)を押し上げ、印刷用紙7Bをプレスローラ13に当接させる。同時に、再給紙コロ22の押し上げ動作により、印刷用紙7Bの先端はストッパ23aから外れ、搬送可能な状態になる。
プレスローラ13は、印刷ドラム1の周速と同じ周速度にて回転駆動されており、再給紙コロ22によって押し当てられた印刷用紙7Bは搬送力を受けて搬送される。
再給紙コロ22におけるプレスローラ13の回転方向の上流側近傍から印刷ドラム1とプレスローラ13のニップ部N近傍、すなわちプレスローラ13の回転方向下流側のニップ部N手前までの範囲にかけては、印刷用紙7Bはガイド部材32によって案内される。ガイド部材32は、後述する図2に示すように用紙ガイド手段としての用紙ガイド部材32を構成しており、その周りの詳細構成および動作は後述する。以下、プレスローラ13の回転方向の上流側や下流側を、単に上流または上流側、下流または下流側というときがある。
ガイド部材32は正面視で全体としてほぼ弓形の形状をなし、図2に示すようにプレスローラ13に対しては、そのガイド面32aがプレスローラ13の外周面から約0.3〜1.0mmの微細な隙間(図2に示す所定の隙間H)をもって非接触状態に配置されている。
上記したとおり、再給紙搬送装置3は、上記プレスローラ13、再給紙トレイ23、再給紙コロ22、ストッパ23a、すれ違いガイド板18およびクランパ19、ガイド部材32、ガイド部材32を位置決め支持する位置決め支持手段31から主に構成されている。
印刷用紙7Bは、プレスローラ13とガイド部材32間の上記微細な隙間を、プレスローラ13に密着した状態で搬送され、印刷ドラム1とプレスローラ13のニップ部である印刷部まで送り込まれる。こうして再給紙されて印刷部に入ってきた印刷用紙7Bは反転されており、先ほどの印刷済み面が下面に、未印刷面が上面になっている。今度はその上面、すなわち未印刷面にB面画像を、マスタ30のB面画像の領域によって印刷する。こうして両面印刷が行われることになる。
両面印刷が行われた印刷用紙7Cは、今度は下向きに切り換わっている切換爪17により左方向に略水平に案内され、2本のローラ28a、28bと、その間に掛け渡された複数本の無端ベルト29と、吸着力を発生する吸引ファン27から構成されるベルト式吸着搬送装置26により、図示しない排紙トレイに向けて搬送・排出される。そして前記排紙トレイ上に順次積載される。
次に、図2ないし図4を参照して、ガイド部材32周りの構成を説明する。まず、図2および図3を参照して、ガイド部材32を位置決め支持する位置決め支持手段31の機構周りの構成および動作について述べる。
ガイド部材32は、正面視でほぼ弓形状をなし、プレスローラ13の外周面に沿うガイド面32aを備えていて、プレスローラ13の軸線方向、すなわち用紙幅方向Yに亘り同一形状のものが複数個設けられている。これらのガイド部材32は、用紙幅方向Yにプレスローラ13の軸線方向と平行に延設された2本の円柱・棒状の軸部材33a、33bに支持されている。
各ガイド部材32は、合成樹脂またはアルミダイカスト等で成型・形成されている。各ガイド部材32のガイド面32aは耐磨耗性や低摩擦性を考慮した表面処理が行われることが望ましい。表面処理としては、例えばフッ素系材料のコーティングやテフロン(登録商標)製のテープ貼り付け、金属メッキ等である。薄いステンレス板を貼り付ける方法でもよい(後述する図5に示すガイド部材42、43および図6に示すガイド部材52でも同様であるため、この説明は第2および第3の実施形態では省略する)。
軸部材33a、33bの両端部(図2では紙面の手前側および奥側の各端部を指す)には、上記所定の隙間Hを高精度に保持するための位置決め手段としての位置決め部材34が設けられている(図1では省略)。
図3に示すように、各ガイド部材32は、プレスローラ13の軸線方向に後述するような特有の配置関係をもって配置されている。各ガイド部材32には、上下方向(印刷ドラム1の中心とプレスローラ13の中心を結ぶ線方向)に間隔をおいて2つの挿通孔32b、32cがガイド面32aとの正確な位置関係を保って形成されており、これらの挿通孔32b、32cに上記2本の軸部材33a、33bが挿通されている。上側の挿通孔32bは丸孔に形成されており、下側の挿通孔32cは軸部材33a、33bの中心を結ぶ線方向に延びる長孔状に形成されている。
位置決め部材34は、2本の軸部材33a、33bを介して各ガイド部材32を位置決め保持するために設けられている。各位置決め部材34は、板材で形成されており、図2では紙面の手前側に配置される位置決め部材34、図3ではプレスローラ13のニップ部Nを用紙搬送方向の上流側・後方から見たときの図において左側に配置される位置決め部材34のみをそれぞれ示している。
プレスローラ13は、これと一体的に形成されているプレスローラ軸13a(芯部)の両端部を、軸受部材としての軸受35(例えばころがり軸受)で回転可能に保持されていて、軸受35の外輪はプレスローラ軸13aの両端部を支持している両側の印圧アーム36に固定されている。各印圧アーム36は、図2では紙面の手前側および奥側に、図3では左右に配置される印圧アーム36を両図においてそれぞれ二点鎖線で示しており、印刷ドラム1に対してプレスローラ13を接離させる図示しないプレスローラ接離機構(接離手段)の一要素である。各印圧アーム36は、上記プレスローラ接離機構によってプレスローラ13と共に印刷ドラム1に圧接・離間する上下方向に揺動・変位する。
位置決め部材34は、軸受35の外周面に嵌合するU字状の凹部34aを有しており、凹部34aの底面34bが軸受35の外周面に当接することにより、これを基準として所定の隙間Hが正確に確保されるようになっている。凹部34aの両側面が軸受35の外周面に接触することにより位置決め部材34の上下方向のずれが防止されている。
位置決め部材34の凹部34aと反対側には、凸部34cが形成されており、この凸部34cは付勢手段ないしは弾性部材としての板ばね37で、位置決め部材34の底面34bを軸受35の外輪外周面に常に押し付ける向きに付勢・押圧されている。板ばね37は、その基端部を印圧アーム36に固定されたステー38にねじで固定されている。図3では、板ばね37等は省略している。ステー38の上端面38aは、位置決め部材34の凸部34cがスライドできるように凸部34cの下面に当接している。
板ばね37の付勢力による軸受35に対する位置決め部材34の当接で、所定の隙間Hが正確に確保される。図2における位置決め支持手段31の奥側端部においても、上述したと同様の支持機構構成となっている。
図面上明示しないが、各位置決め部材34には軸部材33a、33bを挿通するための挿通孔がガイド部材32と同様に上下に形成されており、これらの挿通孔は共に丸穴でガタツキ無く軸部材33a、33bを位置決めできるように形成されている。
従って、まず位置決め部材34により上下2本の軸部材33a、33bが位置決めされ、それにより各ガイド部材32が位置決めされて所定の隙間Hが確保される。上述のように、複数のガイド部材32に形成された挿通孔32b、32cに製造上の加工精度誤差があった場合には、位置決め部材34に対する軸部材33a、33bの挿通ができなくなる虞がある。
このような組付不良を無くすために、ガイド部材32の下側の挿通孔32cは長孔に形成されており、製造上のバラツキを吸収できるようになっている。ここでは、上側の挿通孔32bを基準孔としたが、下側の挿通孔32cを基準孔としてもよい。
上述のように、ガイド部材32のガイド面32aとプレスローラ13の外周面との間には所定の隙間Hが確保されて非接触状態にあるので、プレスローラ13の外周面に付着したインキがガイド部材32側(特にガイド面32a)に転移する間題は発生しない。
再給紙コロ22でプレスローラ13の外周面に押し付けられて搬送された印刷用紙7は、ガイド部材32のガイド面32aで案内され、正確な経路で搬送される。通常は凹部34aの底面34bが軸受35の外周面に押し当てられた状態になっており、所定の隙間Hが確保されているが、隙間H部分にジャム紙が挟まった場合などには板ばね37が変形して、位置決め部材34がガイド部材32と共に図2に示す右側方向にずれ、隙間Hが拡大される。
この場合、位置決め部材34の凸部34cは、ステー38の上端面38aをスライドする。図示しないが、このずれ移動を許容するように、軸部材33a、33bに対する印圧アーム36の支持孔形状が設定されて形成されている。
上述のとおり、所定の隙間Hが必要以上の負荷が作用した場合に拡大可能に設けられているため、ジャム紙の巻き込みによるロック状態の発生を回避することができ、位置決め部材34の損傷を防止できるとともにジャム処理も容易となる。
2本の軸部材33a、33bにより支持される複数のガイド部材32の軸線方向の位置決めは、図3にその一部を示すように、例えば上側の挿通孔32bにおいて複数のガイド部材32のうちの最も左側および右側(図示せず)に配置されたガイド部材32の左側端および図示しないガイド部材32の右側端をEリング等の止め輪39等により横ずれしないように固定される。
用紙ガイド手段としてのガイド部材32の特有の形状・配置状態について述べる。
本実施形態における用紙ガイド手段は、プレスローラ13の回転方向における該プレスローラ13の外周面と再給紙コロ22との当接によって形成されるニップ部近傍の上流側から下流側にかけてガイド面32aが用紙幅方向Yに徐々に広がる形状を有する複数のガイド部材32から構成されており、印圧部におけるプレスローラ13のニップ部N近傍の各ガイド部材32のガイド面32aが、本両面印刷装置で使用される二点鎖線で示す最大用紙幅Mの印刷用紙7や片面印刷済みの印刷用紙7B(以下、「片面印刷済みの印刷用紙7B」で代表する)の用紙幅全面を覆うようにプレスローラ13の軸線方向に配置されていることを特徴とするものである。
本実施形態例では、ガイド部材32はプレスローラ13の軸線方向に5個の同一形状のものが配置されていて、互いに隣るガイド部材32の側端面同士がプレスローラ13の回転方向下流側の印圧部近傍であるニップ部N近傍、すなわちプレスローラ13のニップ部N近傍の下流側32dで接触するように配置されている。また各ガイド部材32は、用紙幅方向Yにおいては、下流側32dのガイド面32aが、本両面印刷装置で使用される最大用紙幅Mの片面印刷済みの印刷用紙7Bの用紙幅全面を覆う形状に形成されていると共に、用紙搬送方向Xにおいては、再給紙コロ22側で片面印刷済みの印刷用紙7Bが通過する上流側32eから下流側32dまでの用紙長さを覆う形状に形成されている。
図4(a)において、印刷ドラム1の外周面と同心円の一点鎖線は、クランパ4における遠心方向の最大突出部、実施例的には印刷ドラム1の外周面から遠心方向に5〜10mm突出した高さ部分のクランパ軌跡4aを表している。各ガイド部材32の下流側32dの先端(図4(a)において最も左端の位置)は、クランパ軌跡4a、すなわちクランパ4の最大突出部に衝突しないようにクランパ軌跡4aとの間に隙間0.5mmぐらい有する位置まで片面印刷済みの印刷用紙7Bを案内するように延びて配置されている。さらに、各ガイド部材32の下流側32d先端部には、クランパ4が衝突しても下流側32d先端部あるいはクランパ4を損傷しないように弾性部材40を有しており、この弾性部材40によって、極力、片面印刷済みの印刷用紙7Bをニップ部Nまで案内することにより、「裏面マスタシワ」発生の防止効果が向上する。
弾性部材40は、例えば薄板状のマイラー等の樹脂やゴム製の弾性体でできていて、その厚さが0.05〜0.2mmのものが好ましく用いられる。厚さが0.2mmを超える場合には、クランパ4に衝突した弾性部材40がその反動でマスタ30にぶつかりマスタ30を破る虞がある点から、厚さが0.05mm未満の場合には、上記した弾性部材としての機能を果たさなくなる点から好ましくない。弾性部材40は、その先端が各ガイド部材32の下流側32d先端部から図4(a)において左側に突出し、換言すればプレスローラ13のニップ部N近傍に近接した位置となるように、その基端部が例えば両面接着テープ等によって各ガイド部材32の下流側32d端部上に貼着・固定されている。加えて、弾性部材40の先端の位置は、印刷ドラム1の外周面よりもその遠心方向に1〜5mm離れた位置寸法hに設定されている。これにより、弾性部材40が印刷ドラム1上の製版済みのマスタ30に接触することを防いでいるから、弾性部材40がマスタ30表面をなでてしまうことで画像を引きずり、これに伴うインキ画像汚れの発生を防止することができる。
弾性部材40の固定方法は、勿論、ねじ等の締結手段で行っても良いことは言うまでもない。両面接着テープ等によって弾性部材40を固定した場合には、定期的な保守点検整備時などにおいて、消耗した弾性部材40を交換するのに簡単に対応でき手間が掛からないという利点がある。
上述のとおり、各ガイド部材32のガイド面32aは、上流側32eが再給紙コロ22やストッパ23aを逃げるため幅が狭く、隣るガイド部材32と接触しないように間隔(隙間)を空けたほぼ櫛歯状に形成・配置されているから通紙性が良くなり、再給紙コロ22およびストッパ23aと各ガイド部材32とがオーバーラップすることで片面印刷済みの印刷用紙のジャム発生を防止している。
本実施形態の再給紙搬送装置3では、その利点を含め要部の動作が次のように行われる。すなわち、ニップ部Nに入る片面印刷済みの印刷用紙7Bは、図4に示すように用紙幅いっぱいに複数個のガイド部材32のガイド面32aでガイドされ、かつ極力、ガイド部材32の下流側32dおよび弾性部材40によってニップ部Nに近づけられるため、図8および図9に示したベタ画像部202の印刷によるウェーブ7aが小さくなり、ニップ部Nへの片面印刷済みの印刷用紙7B先端挿入時の時間ずれが発生しないために製版済みのマスタ30にストレスが掛からず、「裏面マスタシワ」の発生を防止することができる。
また本実施形態では、上述した位置決め支持手段31を有していることにより、プレスローラ13の外周面と各ガイド面32aとは0.3〜1.0mmの微細な隙間をもって配置されているので、「ガイドコロ跡汚れ」も防止することができる。本実施形態では、実施例的にはガイド部材32をプレスローラ13の軸線方向に5個配置されているが、これに限らず、3〜10個の複数個配置でもガイド部材32の下流側32dのガイド面32aが一列になっていて片面印刷済みの印刷用紙7Bの用紙幅全面を覆う形状・配置形態になっていれば「裏面マスタシワ」は防止することができる。
片面印刷済みの印刷用紙7Bは、プレスローラ13の外周面と各ガイド部材32のガイド面32aとの間に位置決め設定された微細な隙間0.3〜1.0mm内を、反時計回り方向に回転しているプレスローラ13の外周面に密着した状態でニップ部N(印圧部・印刷部)まで送り込まれる。各ガイド部材32のガイド面32aは上流側32eから下流側32dにかけて徐々に広がる形状を備えているので、ガイド面32aのない部分で片面印刷済みの印刷用紙7Bがウェーブして引っ掛かり、スキューやジャム発生等がなく搬送される。こうして再給紙されニップ部Nに入ってきた片面印刷済みの印刷用紙7Bはプレスローラ13の回転搬送で反転されており、先ほどの表面印刷画像の形成された印刷面が下面に、その非印刷面が上面になっている。今度は、その上面すなわち非印刷面にB面画像(裏面画像)をマスタ30のB面画像領域によって印刷されることとなる。以降の動作は、上述したとおりである。
(第2の実施形態)
図5に、第2の実施形態を示す。
同図に示す第2の実施形態は、図1ないし図4に示した第1の実施形態の再給紙搬送装置3を有する両面印刷装置と比較して、再給紙搬送装置3に代えて、再給紙搬送装置3Aを備えた両面印刷装置を有することのみ相違する。
再給紙搬送装置3Aは、再給紙搬送装置3と比較して、複数のガイド部材32に代えて、用紙ガイド手段としての複数に分割された第1のガイド部材42および各ガイド部材42に連結・結合された単一の第2のガイド部材43を有する点、複数の弾性部材40に代えて、単一の弾性部材40Aを有する点が主に相違し、その他は再給紙搬送装置3と同様である。
ガイド部材42および43を位置決め支持する位置決め支持手段31は、第1の実施形態それと実質的に同様であり、当業者であれば容易に理解し実施できるから、これ以上の説明を省略する。
本実施形態における用紙ガイド手段は、プレスローラ13の回転方向における該プレスローラ13の外周面と再給紙コロ22との当接によって形成されるニップ部近傍の上流側ではガイド面42aが複数に分割された第1のガイド部材42(以下、「ガイド部材42」という)と、各ガイド部材42に連結されプレスローラ13の回転方向下流側にかけてガイド面43aがプレスローラ13軸線方向に徐々に広がる単一の第2のガイド部材43(以下、「ガイド部材43」という)とからなり、プレスローラ13のニップ部N近傍のガイド部材43のガイド面43aが、本両面印刷装置で使用される最大用紙幅Mの片面印刷済みの印刷用紙7Bの用紙幅全面を覆うようにプレスローラ13の軸線方向に配置されていることを特徴とするものである。
本実施形態例では、ガイド部材42はプレスローラ13の軸線方向に5個の同一形状のものが配置されている。各ガイド部材42とガイド部材43とは、例えば凹凸が嵌合する位置決め部および位置決め孔と段付きねじとの組み合わせによる位置決め・締結手段を介して一体的に結合される。各ガイド部材42のガイド面42aおよびガイド部材43のガイド面43aは、用紙搬送方向Xにおいては、再給紙コロ22側で片面印刷済みの印刷用紙7Bが通過する上流側から下流側までの用紙長さを覆う形状に形成されている。プレスローラ13の外周面に対向する各ガイド面42aおよびガイド面43aの全周面は、図5(a)に示すように、プレスローラ13の外周面から約0.3〜1.0mmの微細な隙間(所定の隙間H)をもって非接触状態に配置されている。
ガイド部材43の下流側43bの先端(図5(a)において最も左端の位置)は、クランパ4の最大突出部に衝突しないようにクランパ軌跡4aとの間に隙間0.5mmぐらい有する位置まで片面印刷済みの印刷用紙7Bを案内するように延びて配置されている。さらに、ガイド部材43の下流側43b先端部には、クランパ4が衝突しても下流側43b先端部あるいはクランパ4を損傷しないように弾性部材40Aを有しており、この弾性部材40Aによって、極力、片面印刷済みの印刷用紙7Bをニップ部Nまで案内することにより、「裏面マスタシワ」発生の防止効果が向上する。
弾性部材40Aは、第1の実施形態の弾性部材40と比較して、複数のガイド部材32に対応して用紙幅方向Yに短く分割されてガイド部材32の下流側32d端部上に固定されていたのに代えて、1個のガイド部材43に対応して用紙幅方向Yに長く延びてガイド部材43の下流側43b端部上に固定されている点のみ相違し、その他は弾性部材40と同様である。弾性部材40Aの先端の位置は、印刷ドラム1の外周面よりもその遠心方向に1〜5mm離れた位置寸法hに設定されている。これにより、弾性部材40Aが印刷ドラム1上の製版済みのマスタ30に接触することを防いでいるから、弾性部材40Aがマスタ30表面をなでてしまうことで画像を引きずり、これに伴うインキ画像汚れの発生を防止することができる。
上述のとおり、各ガイド部材42のガイド面42aは、第1の実施形態と同様に、上流側32eが再給紙コロ22やストッパ23aを逃げるため幅が狭く、隣るガイド部材32と接触しないように間隔(隙間)を空けたほぼ櫛歯状に形成・配置されているから通紙性が良くなり、再給紙コロ22およびストッパ23aとガイド部材43とがオーバーラップすることで片面印刷済みの印刷用紙のジャム発生を防止している。
また、本実施形態によれば、用紙ガイド手段としての複数のガイド部材42とこれに連結された単一のガイド部材43とに分割することにより、部品加工性を良くし、取り付け精度も良くすることができる。
本実施形態の再給紙搬送装置3Aでは、その利点を含め要部の動作が次のように行われる。すなわち、ニップ部Nに入る片面印刷済みの印刷用紙7Bは、図5に示すように用紙幅いっぱいに複数個のガイド部材42のガイド面42aでガイドされ、かつ極力、ガイド部材43の下流側43bおよび弾性部材40Aによってニップ部Nに近づけられるため、図8および図9に示したベタ画像部202の印刷によるウェーブ7aが小さくなり、ニップ部Nへの片面印刷済みの印刷用紙7B先端挿入時の時間ずれが発生しないために製版済みのマスタ30にストレスが掛からず、「裏面マスタシワ」の発生を防止することができる。
また本実施形態では、上述した位置決め支持手段31を有していることにより、第1の実施形態と同様に「ガイドコロ跡汚れ」も防止することができる。本実施形態では、実施例的にはガイド部材42をプレスローラ13の軸線方向に5個配置されているが、これに限らず、3〜10個の複数個配置でも下流側43bのガイド面43aが一列になっていて片面印刷済みの印刷用紙7Bの用紙幅全面を覆う形状・配置形態になっていれば「裏面マスタシワ」は防止することができる。
片面印刷済みの印刷用紙7Bは、プレスローラ13の外周面とガイド部材32のガイド面43aとの間に位置決め設定された微細な隙間0.3〜1.0mm内を、反時計回り方向に回転しているプレスローラ13の外周面に密着した状態でニップ部N(印圧部・印刷部)まで送り込まれる。ガイド部材43のガイド面43aは上流側から下流側43bにかけて徐々に広がる形状を備えているので、ガイド面43aのない部分で印刷用紙7Bがウェーブして引っ掛かり、スキューやジャム発生等がなく搬送される。こうして再給紙されニップ部Nに入ってきた印刷用紙7Bはプレスローラ13の回転搬送で反転されており、先ほどの表面印刷画像の形成された印刷面が下面に、その非印刷面が上面になっている。今度は、その上面すなわち非印刷面にB面画像(裏面画像)をマスタ30のB面画像領域によって印刷されることとなる。以降の動作は、上述したとおりである。
(第3の実施形態)
図6に、第3の実施形態を示す。
同図に示す第3の実施形態は、図1ないし図4に示した第1の実施形態の再給紙搬送装置3を有する両面印刷装置と比較して、再給紙搬送装置3に代えて、再給紙搬送装置3Bを備えた両面印刷装置を有することのみ相違する。
再給紙搬送装置3Bは、再給紙搬送装置3と比較して、複数のガイド部材32に代えて、用紙ガイド手段としての単一のガイド部材52を有する点、複数の弾性部材40に代えて、第2の実施形態と同様の単一の弾性部材40Aを有する点が主に相違し、その他は再給紙搬送装置3と同様である。
ガイド部材52を位置決め支持する位置決め支持手段31は、第1の実施形態それと実質的に同様であり、当業者であれば容易に理解し実施できるから、これ以上の説明を省略する。
本実施形態における用紙ガイド手段は、ガイド面52aがプレスローラ13の回転方向における該プレスローラ13の外周面と再給紙コロ22との当接によって形成されるニップ部近傍の上流側から下流側にかけてプレスローラ13の軸線方向に徐々に広がる形状を有する単一のガイド部材52から構成されており、プレスローラ13のニップ部N近傍のガイド部材52の下流側52bのガイド52a面が、本両面印刷装置で使用される最大用紙幅Mの片面印刷済みの印刷用紙7Bの用紙幅全面を覆うようにプレスローラ13の軸線方向に配置されていることを特徴とするものである。
ガイド面52aは、用紙搬送方向Xにおいては、再給紙コロ22側で片面印刷済みの印刷用紙7Bが通過する上流側から下流側までの用紙長さを覆う形状に形成されている。プレスローラ13の外周面に対向するガイド面52aの全周面は、図6(a)に示すように、プレスローラ13の外周面から約0.3〜1.0mmの微細な隙間(所定の隙間H)をもって非接触状態に配置されている。
ガイド部材52の下流側52bの先端(図6(a)において最も左端の位置)は、クランパ4の最大突出部に衝突しないようにクランパ軌跡4aとの間に隙間0.5mmぐらい有する位置まで片面印刷済みの印刷用紙7Bを案内するように延びて配置されている。さらに、ガイド部材52の下流側52b先端部には、クランパ4が衝突しても下流側52b先端部あるいはクランパ4を損傷しないように第2の実施形態と同様の弾性部材40Aを有しており、この弾性部材40Aによって、極力、片面印刷済みの印刷用紙7Bをニップ部Nまで案内することにより、「裏面マスタシワ」発生の防止効果が向上する。弾性部材40Aの先端の位置は、印刷ドラム1の外周面よりもその遠心方向に1〜5mm離れた位置寸法hに設定されている。これにより、弾性部材40Aが印刷ドラム1上の製版済みのマスタ30に接触することを防いでいるから、弾性部材40Aがマスタ30表面をなでてしまうことで画像を引きずり、これに伴うインキ画像汚れの発生を防止することができる。
上述のとおり、各ガイド部材52のガイド面52aは、第1の実施形態と同様に、上流側52cが再給紙コロ22やストッパ23aを逃げるため幅が狭く、隣る上流側52cと接触しないように間隔(隙間)を空けたほぼ櫛歯状に形成・配置されているから通紙性が良くなり、再給紙コロ22およびストッパ23aとガイド部材52とがオーバーラップすることで発生する片面印刷済みの印刷用紙のジャムを防止している。
また、本実施形態によれば、用紙ガイド手段としての単一のガイド部材52とすることにより、組み付け性を向上することができる。
本実施形態の再給紙搬送装置3Bでは、その利点を含め要部の動作が次のように行われる。すなわち、ニップ部Nに入る片面印刷済みの印刷用紙7Bは、図6に示すように用紙幅いっぱいにガイド部材52の下流側52cのガイド面52aでガイドされ、かつ極力、ガイド部材52の下流側52bおよび弾性部材40Aによってニップ部Nに近づけられるため、図8および図9に示したベタ画像部202の印刷によるウェーブ7aが小さくなり、ニップ部Nへの片面印刷済みの印刷用紙7B先端挿入時の時間ずれが発生しないために製版済みのマスタ30にストレスが掛からず、「裏面マスタシワ」の発生を防止することができる。
また本実施形態では、上述した位置決め支持手段31を有していることにより、第1の実施形態と同様に「ガイドコロ跡汚れ」も防止することができる。本実施形態では、実施例的にはガイド部材52をプレスローラ13の軸線方向に5個配置されているが、これに限らず、3〜10個の複数個配置でも下流側52bのガイド面52aが一列になっていて片面印刷済みの印刷用紙7Bの用紙幅全面を覆う形状・配置形態になっていれば「裏面マスタシワ」は防止することができる。
片面印刷済みの印刷用紙7Bは、プレスローラ13の外周面とガイド部材32のガイド面43aとの間に位置決め設定された微細な隙間0.3〜1.0mm内を、反時計回り方向に回転しているプレスローラ13の外周面に密着した状態でニップ部N(印圧部・印刷部)まで送り込まれる。ガイド部材52のガイド面52aは上流側52cから下流側52bにかけて徐々に広がる形状を備えているので、ガイド面52aのない部分で印刷用紙7Bがウェーブして引っ掛かり、スキューやジャム発生等がなく搬送される。こうして再給紙されニップ部Nに入ってきた印刷用紙7Bはプレスローラ13の回転搬送で反転されており、先ほどの表面印刷画像の形成された印刷面が下面に、その非印刷面が上面になっている。今度は、その上面すなわち非印刷面にB面画像(裏面画像)をマスタ30のB面画像領域によって印刷されることとなる。以降の動作は、上述したとおりである。
第1の実施形態における各ガイド部材32のガイド面32a、第2の実施形態におけるガイド部材43のガイド面43a、および第3の実施形態におけるガイド部材52のガイド面52aは、上述した形状・配置に限らず、本両面印刷装置で使用される最大用紙幅Mの片面印刷済みの印刷用紙7Bの上記片面印刷済みの印刷用紙幅のほぼ全面を覆うようにしてもよい。このときの「用紙幅のほぼ全面を覆う」とは、例えば印刷画像の形成されない印刷用紙7の左右の側縁部に設けられる少なくとも一方の余白を除いた印刷用紙7の大部分を覆うことを意味するものである。
本発明は、従来の再給紙搬送装置を有する両面印刷装置、例えば特開2003−200645号および特開2004−330592号公報の図1等に示されている再給紙案内部材(22)、特開2003−312914号公報の図1等に示されている再給紙案内部材としてのローラガイド板(50)を備えた再給紙搬送装置を有する両面印刷装置に代えて、上述した利点・効果を奏するように適用することができることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態を示す孔版式の両面印刷装置の要部の正面図である。 図1の両面印刷装置の再給紙搬送装置周りの拡大正面図である。 図2の再給紙搬送装置および位置決め支持手段周りの拡大側面図である。 (a)は図2の再給紙搬送装置周りの一部断面正面図、(b)は(a)を矢視V方向から見たときの図である。 (a)は第2の実施形態を示す孔版式の両面印刷装置における再給紙搬送装置周りの一部断面正面図、(b)は(a)を矢視V方向から見たときの図である。 (a)は第3の実施形態を示す孔版式の両面印刷装置における再給紙搬送装置周りの一部断面正面図、(b)は(a)を矢視V方向から見たときの図である。 従来の孔版式の両面印刷装置における再給紙搬送装置の要部を示す正面図である。 図7の再給紙搬送装置で発生する問題点を説明するための図であって、図7の再給紙搬送装置を矢視V方向から見たときの図である。 図8の再給紙搬送装置で発生する問題点を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 印刷ドラム
2 製版装置
3、3A、3B 再給紙搬送装置
4 クランパ(マスタ保持手段)
7 印刷用紙(シート状記録媒体の一例)
7A、7B 片面印刷済みの印刷用紙
13 プレスローラ
22 再給紙コロ(再給紙レジスト手段)
30 マスタ
31 位置決め支持手段
32、52 ガイド部材(用紙ガイド手段)
32a、42a、43a、52a ガイド面
40、40A 弾性部材
42 第1のガイド部材(用紙ガイド手段)
43 第2のガイド部材(用紙ガイド手段)
A A面画像(第1の製版画像)
B B面画像(第2の製版画像)
h 位置寸法
H 所定の隙間
N ニップ部(印圧部・印刷部)
X 用紙搬送方向
Y 用紙幅方向

Claims (5)

  1. 第1の製版画像と第2の製版画像とが印刷ドラムの円周方向に並んで形成されたマスタを巻装した該印刷ドラムと、これに対向配置され該印刷ドラムに接離自在なプレスローラとの印圧部に向けて給送された印刷用紙の一方の面に第1の製版画像および第2の製版画像のうちの一方を印刷し、その片面印刷済みの印刷用紙を一時的に再給紙搬送装置にストックしてから再給紙し上記プレスローラの回転による反転搬送を経て今度はその印刷用紙の他方の面に第1の製版画像および第2の製版画像のうちの他方を同じ上記印刷ドラムで印刷することを連続的に行うことが可能な両面印刷装置において、
    上記片面印刷済みの印刷用紙を上記プレスローラに所定のタイミングで当接させる再給紙レジスト手段と、
    回転している上記プレスローラの外周面に上記片面印刷済みの印刷用紙を沿わせて上記印圧部へ案内するガイド面を備えた用紙ガイド手段とを有し、
    上記用紙ガイド手段は、上記ガイド面が上記プレスローラ回転方向の上流側から下流側にかけて上記プレスローラの軸線方向に徐々に広がる形状を有するガイド部材から構成されていて、かつ、上記印圧部近傍の上記ガイド面が上記片面印刷済みの印刷用紙幅のほぼ全面を覆うように上記軸線方向に配置され、なおかつ、上記ガイド面が、印刷用紙の通過する領域においては上記プレスローラの外周面に対し所定の隙間を有して非接触状態に配置されており、
    上記ガイド部材は、上記再給紙レジスト手段が上記プレスローラに当接したときに形成されるニップ部近傍の上記プレスローラ回転方向の上流側では上記軸線方向に互いに接触しない間隔を空けて複数に分割され、上記プレスローラ回転方向の下流側では上記分割された部分が互いに接触するほぼ等脚台形形状をなす複数のガイド部材から構成されており、
    上記印圧部近傍の上記各ガイド部材の上記ガイド面が、上記片面印刷済みの印刷用紙幅のほぼ全面を覆うように上記軸線方向に配置されており、
    上記ガイド部材における上記プレスローラ回転方向の下流側端部に、その先端が該下流側端部の下流端よりも上記印圧部に近接した弾性部材を具備することを特徴とする再給紙搬送装置。
  2. 請求項1記載の再給紙搬送装置において、
    上記印刷ドラムは、マスタの先端部を保持するマスタ保持手段を有し、
    上記ガイド部材における上記プレスローラ回転方向の下流側端部は、上記マスタ保持手段に衝突しない位置まで案内するように延びて配置されていることを特徴とする再給紙搬送装置。
  3. 請求項1または2記載の再給紙搬送装置において、
    上記弾性部材の先端位置は、上記印刷ドラムの外周面よりもその遠心方向に1〜5mm離れた位置に配置されていることを特徴とする再給紙搬送装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか一つに記載の再給紙搬送装置において、
    上記ガイド部材を位置決め支持する位置決め支持手段を有することを特徴とする再給紙搬送装置。
  5. 第1の製版画像と第2の製版画像とが印刷ドラムの円周方向に並んで形成されたマスタを巻装した該印刷ドラムと、これに対向配置され該印刷ドラムに接離自在なプレスローラとの印圧部に向けて給送された印刷用紙の一方の面に第1の製版画像および第2の製版画像のうちの一方を印刷し、その片面印刷済みの印刷用紙を一時的に再給紙搬送装置にストックしてから再給紙し上記プレスローラの回転による反転搬送を経て今度はその印刷用紙の他方の面に第1の製版画像および第2の製版画像のうちの他方を同じ上記印刷ドラムで印刷することを連続的に行うことが可能な両面印刷装置において、
    上記再給紙搬送装置が、請求項1ないし4の何れか一つに記載の再給紙搬送装置であることを特徴とする両面印刷装置。
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