JP4833425B2 - 偽造防止パターンの作成方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、偽造防止パターンの作成方法に関し、特にデジタル方式のカラー複写機による複製、あるいは、デジタルスキャナやデジタルカメラ等により取り込んだ画像をコンピュータ上で処理することによる偽造を防止することのできる偽造防止パターンの作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
種々の小切手、商品券、宝くじや乗車券等の有価証券が流通され、使用されている。これら有価証券はいうまでもなく高い経済価値を有するため、その偽造(模造)防止が強く要求され、偽造(模造)防止の観点から、例えば精密な地紋等を設けているが、近年の印刷技術の発達により偽造も巧妙になっていたり、また、カラー複写機の高性能化(デジタル方式化)や低価格化により一般公衆が該複写機を容易に入手しやすくなってきていることから、該複写機により有価証券を複写するだけで容易に偽造されたり、さらに、パーソナルコンピュータ、カラープリンタ及びカラースキャナ等の高性能化や低価格化により、有価証券をカラースキャナで読み取り、パーソナルコンピュータ上で色補正し、その色補正した内容をカラープリンタで出力することで、より実物に近い模造品が製造できるようになってきている。このことから、より適切な偽造防止処理を施した偽造防止パターンの作成方法、偽造防止パターン及びその偽造防止印刷物が要求されている。
【0003】
従来の偽造防止パターンとしては、幾何学模様を多様化した図柄をデザインして用いる方法があった。この幾何学模様を多様化した図柄をデザインに用いる方法としては、有価証券等の印刷物のデザインとして地紋、彩紋模様、レリーフ模様等がある。これらは、基本的に一定の画線幅による曲画線の集合によって模様を構成しているものである。これらの模様は、印刷物のデザインを加味した上で複雑化したり、または、スキャナや複写機により再現されにくい色彩を用いたり、さらには複雑な曲画線で形成することにより、スキャナや複写機の走査入出力に対するモアレを発生させることで偽造防止を抑制できるため、広く一般に採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の偽造防止パターンにおいては、幾何学模様を多様化したデザインを作成しても、単に幾何学模様を組み合わせただけの偽造防止パターンの場合、市販のグラフィック用のソフトウェアを用いることにより、略同一のものを作成することができるといった問題点があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、複写機による複製やデジタルスキャナやデジタルカメラ等により取り込んだ画像をコンピュータ上で処理することによる偽造を防止することができる偽造防止パターンの作成方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、第1の態様として、偽造防止パターンを作成するデータを取得する取得工程と、前記取得工程により取得した前記データにパターン情報を挿入するためのレイアウト情報を作成するレイアウト情報作成工程と、前記レイアウト情報作成工程により作成された前記レイアウト情報にパターン情報を配置する配置工程と、前記配置工程により前記レイアウト情報に配置された前記パターン情報を該レイアウト情報の形状に合わせて変形し、偽造防止パターンを作成する偽造防止パターン作成工程と、前記レイアウト情報を消去する消去工程と、を有し、前記レイアウト情報作成工程は、前記取得工程により取得した前記データ上に複数の線分を重ね合わせ、前記データを複数の画素に分解した後、または、前記取得工程により取得した前記データを複数の画素に分解し、前記複数の画素に分解された後の前記データ上に複数の線分を重ね合わせた後、前記データの画素と前記線分とが重畳している該線分の線幅を該データの各画素の濃淡に応じて予め設定された線幅に置換して、前記レイアウト情報を作成することを特徴とする偽造防止パターンの作成方法を提供するものである
【0008】
また、第1の態様においては、レイアウト情報作成工程は、取得工程により取得したデータ上に複数の線分を重ね合わせ、データを複数の画素に分解した後、または、取得工程により取得したデータを複数の画素に分解し、複数の画素に分解された後のデータ上に複数の線分を重ね合わせた後、データの画素と線分とが重畳している該線分の線幅を該データの各画素の濃淡に応じて予め設定された線幅に置換して、レイアウト情報を作成することを特徴とすることが好ましい
【0009】
また、第1の態様においては、線幅の置換は、データを複数の画素に分解した各画素の濃淡に応じて予め設定された階調に置き換えると共に、階調において、濃いとされた画素と重畳する線分の線幅を広げ、淡いとされた画素と重畳する線分の線幅を狭くし、または、濃いとされた画素と重畳する線分の線幅を狭め、淡いとされた画素と重畳する線分の線幅を広くするように置換することを特徴とすることが好ましい
【0010】
また、前記課題を解決するために、本発明は、第2の態様として、偽造防止パターンを作成するデータを取得する取得工程と、前記取得工程により取得した前記データにパターン情報を挿入するためのレイアウト情報を作成するレイアウト情報作成工程と、前記レイアウト情報作成工程により作成された前記レイアウト情報にパターン情報を配置する配置工程と、前記配置工程により前記レイアウト情報に配置された前記パターン情報を該レイアウト情報の形状に合わせて変形し、偽造防止パターンを作成する偽造防止パターン作成工程と、前記レイアウト情報を消去する消去工程と、を有し、前記レイアウト情報作成工程は、前記取得工程により取得した前記データ上に複数の線分を重ね合わせ、前記データを複数の画素に分解した後、または、前記取得工程により取得した前記データを複数の画素に分解し、前記複数の画素に分解された後の前記データ上に複数の線分を重ね合わせた後、前記分解された各画素と前記線分とが重畳している部分の線分を前記各画素の濃淡に応じて予め設定された位置の線分に置換して、前記レイアウト情報を作成することを特徴とする偽造防止パターンの作成方法を提供するものである
【0011】
また、第2の態様においては、予め設定された位置の線分への置換は、データを複数の画素に分解した各画素の濃淡に応じて予め設定された階調に置き換えると共に、階調において、濃いとされた画素と重畳する線分の位置を高く、淡いとされた画素と重畳する線分の位置を低くするように、または、濃いとされた画素と重畳する線分の位置を低く、淡いとされた画素と重畳する線分の位置を高くするように、該階調に対応して線分の位置が異なるように置換することを特徴とすることが好ましい
【0012】
また、第2の態様においては、配置工程は、レイアウト情報作成工程により作成された線幅内、隣り合う線分の間隔内、または、任意数の線分の間にパターン情報を配置することを特徴とすることが好ましい
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明の実施形態について、以下に説明する。図1から図23に、本発明の実施の形態を示す。
【0024】
図1は、本発明の実施形態である偽造防止パターンの作成方法を示すフローチャートである。まず、偽造防止パターンを作成するデータを取得する(ステップS1)。このステップS1では、偽造防止パターンを作成する元となるデータをデジタルデータとして作成、あるいは、スキャナ等により文字や画像のデータをデジタルデータとして読み込んで偽造防止パターンを作成する元となるデータを取得する。
【0025】
次に、ステップS1において取得した偽造防止パターンを作成する元となるデータに対して、文字、数字、図形、記号、または、これらの組み合わせからなるパターン情報を挿入するためのレイアウト情報を作成する(ステップS2)。レイアウト情報の作成に関しては、後述する実施例で詳細に説明する。
【0026】
次に、作成されたレイアウト情報にパターン情報を配置する(ステップS3)。この配置されたパターン情報は、レイアウト情報の形状に合わせて伸縮するなどして変形し(ステップS4)、レイアウト情報を消去して(ステップS5)、偽造防止パターンを作成する。以下、本発明の実施例に基づいて説明する。
【0027】
〈第1の実施例〉
図2は、本発明の第1の実施例である偽造防止パターンの作成方法を示すフローチャートである。本発明の第1の実施例では、所望の文字データから偽造防止パターンを作成する場合を説明する。
【0028】
まず、デジタルスキャナやデジタルカメラ等により、図3に示すような「KYODO」という文字データをデジタルデータとして取り込む(ステップS11)。なお、偽造防止パターンの作成を所望する元となるデータが既にデジタルデータ化されている場合には、このデジタルデータをそのまま用いることも可能である。
【0029】
次に、ステップS11で取り込んだ文字データ上に、等間隔で配列された複数の線分を重ねる(ステップS12)。なお、本発明の第1の実施例における複数の線分は、取り込まれた文字データに対して、等間隔で水平方向に配列されるものであるが、任意の間隔としてもよく、また、垂直方向あるいは水平方向と垂直方向とを組み合わせたものであってもよい。
【0030】
次に、取り込まれた文字データを複数の画素に分解し(ステップS13)、分解された画素と上記複数の線分とが重畳する位置を検出する(ステップS14)。続いて、検出された位置の画素の濃淡情報を検出し(ステップS15)、この濃淡情報に基づいて、検出位置に重畳する線分を予め任意に設定された線幅に置換し、パターン情報を配置するためのレイアウト情報を形成する(ステップS16)。
【0031】
ここでの任意に設定された線幅は、例えば、偽造防止パターンを作成する元となるデータとして文字データを用いて2階調の偽造防止パターンを作成する場合には、線分と文字データの画素とが重畳している位置の線分の線幅を広く、線分と文字データの画素とが重畳しない位置の線分の線幅を狭く、というように異なる2つの線幅が予め任意に設定されている。例えば、図4に示すように、文字データを偽造防止パターンの元となるデータとして作成したレイアウト情報41は、図3に示す文字データ「KYODO」の画素と線分とが重畳する位置において線幅が広く、文字データの画素と線分と重畳しない位置において線幅が狭くなるように設定されている。つまり、偽造防止パターンを作成する際の階調数と同数の異なる線幅が予め設定されているものである。
【0032】
なお、本発明の第1の実施例においては、濃淡情報が濃いと検出された位置の画素に重畳する線分の線幅を広く、淡いと検出された位置の画素に重畳する線分の線幅を狭く、というように線幅を置換しているが、濃いと検出された位置の画素に重畳する線幅を狭く、淡いと検出された位置の画素に重畳する線幅を広く、というように線幅を置換することも可能である。
【0033】
次に、ステップS16において作成されたレイアウト情報内に、文字、数字、図形、記号のいずれか、または、これらの組み合わせからなるパターン情報を、図5に示すように均一の間隔で配置する(ステップS17)。本発明の第1の実施例においては、「KYODO」の文字をパターン情報として用いている。
【0034】
図6は、パターン情報の配置処理を示す平面図である。
図6(a)には、図3で示した「KYODO」の文字のうち、「K」を拡大したものが示されている。このように形成された「K」のレイアウト情報61内には、図6(b)に示すように、パターン情報(□は、1文字を示す)が均一な間隔で配置される。
【0035】
なお、本発明の第1の実施例でパターン情報は、ステップS16において作成されたレイアウト情報を形成する線分の線幅内に配置しているが、例えば、隣り合う線分と線分との間、あるいは、任意の線分の間(例えば、1つおき)に配置することも可能である。
【0036】
次に、ステップS17でレイアウト情報内に均一の間隔で配置されたパターン情報を、レイアウト情報の形状に合わせて伸縮する(ステップS18)。このパターン情報の伸縮の様子を図7を参照して説明する。
【0037】
図7は、パターン情報の伸縮の様子を示す平面図である。
パターン情報をレイアウト情報内で伸縮するためには、2つの方法がある。第1の方法としては、図7(a)に示すように、レイアウト情報内に配置された個々のパターン情報の中心位置を基準に、レイアウト情報の形状に合わせて伸縮変形するものである。この場合、パターン情報の中心位置を基準としているため、図7(a)に示すように、レイアウト情報の形状が縮小する部分においては、パターン情報の一部がレイアウト情報の形状に合わない形で伸縮変形される。
【0038】
また、第2の方法としては、図7(b)に示すように、レイアウト情報内に配置された個々のパターン情報をレイアウト情報の形状に合わせて伸縮させた際に、レイアウト情報の形状に接する部分のパターン情報が当該レイアウト情報の形状に合うように伸縮される。例えば、レイアウト情報の形状が縮小する部分では、パターン情報がその形状に追従するように伸縮されている。この場合、偽造防止パターンとして形成された際に、デザイン的に美麗なものとすることができる。
【0039】
図8は、レイアウト情報内でパターン情報の伸縮を行った際の具体例を示す平面図である。図8(a)には、上述の第1の方法により伸縮を行ったものが示され、パターン情報81の左側に位置する「D」の右上並びに左下の丸み部分がレイアウト情報の形状に沿わない状態(トリミングされていない状態)で伸縮されている。図8(b)には、上述の第2の方法により伸縮を行ったものが示され、パターン情報82の左側に位置する「D」の右上並びに左下の丸み部分がレイアウト情報の形状に追従する状態(トリミングされている状態)伸縮されている。
【0040】
次に、パターン情報の伸縮が完了すると、レイアウト情報を形成する複数の線分を消去し(ステップS19)、パターン情報により構成される偽造防止パターンをフィルム原版に出力し、このフィルム原版に基づいて刷版処理を行う(ステップS20)。また、フィルム原版を出力するのではなく、CTPを用いて直接パターン情報を出力することで刷版を形成することもできる。
【0041】
この刷版処理により作成された刷版を用いて偽造防止印刷物を印刷する(ステップS21)。
【0042】
図9は、偽造防止パターンを形成する複数の線分を消去した本発明の第1の実施例である偽造防止パターンを示す平面図である。図9(a)には、レイアウト情報の形状に合わない状態でパターン情報91が伸縮された偽造防止パターンが示され、図9(b)には、レイアウト情報の形状に合うようにパターン情報92が伸縮された偽造防止パターンが示されている。
【0043】
図10は、偽造防止パターンを波のように形成する際のレイアウト情報の具体例を示す平面図である。偽造防止パターンが波を打つように形成する場合には、図2のステップS16においてレイアウト情報を作成した後でレイアウト情報を波のように変形させることにより、図10に示すようなレイアウト情報101を形成することができる。このように形成されたレイアウト情報101内に、パターン情報を均一間隔で配置し、レイアウト情報の形状に合わせて伸縮した後、レイアウト情報を消去して偽造防止パターンを作成する(図11(a))。
【0044】
また、図2のステップS17において、パターン情報を配置した後でレイアウト情報を波のように変形させるようにしてもよく、この場合、パターン情報は、図11(b)並びに図11(c)に示すように、レイアウト情報の波の形状に追従して傾くように配置されたものとなる。
【0045】
図12は、レイアウト情報の形状の具体例を示す平面図である。
パターン情報を配置するレイアウト情報の形状は、上述する形状に限定されるものでなく、図12に示すように、様々な形状を用いることが可能である。例えば、図12の左側には、文字データの画素と複数の線分との重畳する位置に配置される線分の線幅を当該画素の濃淡情報に基づいて置換する際に、線分の一方を固定した状態で他方の形状を変化させることで線幅を変更し、レイアウト情報を形成する場合が示されている。また、図12の右側には、上述する実施例と同様に、線分の線幅を変更する際に、双方を所定の割合で同じように変化させることによりレイアウト情報を形成する場合が示されている。
【0046】
なお、本発明の第1の実施例において、ステップS11で取り込んだ文字データ上に複数の線分を重ねるステップS12の処理と文字データを複数の画素に分解するステップS13の処理とを入れ替えてもよい。
【0047】
〈第2の実施例〉
図13は、本発明の第2の実施例である偽造防止パターンの作成方法を示すフローチャートである。本発明の第2の実施例では、偽造防止パターンを作成する元のデータとして画像データである写真を用いた場合を説明する。
【0048】
まず、デジタルスキャナやデジタルカメラ等により、図14に示すような画像データ(写真)をデジタルデータとして取り込む(ステップS31)。なお、偽造防止パターン作成を所望する元となるデータが既にデジタルデータ化されている場合には、このデータをそのまま用いることも可能である。
【0049】
次に、ステップS31で取り込んだ文字データ上に、等間隔で配列された複数の線分を重ねる(ステップS32)。なお、本発明の第2の実施例における複数の線分は、取り込まれた画像データに対して、等間隔で水平方向に配列されるものであるが、任意の間隔としてもよく、また、垂直方向あるいは水平方向と垂直方向とを組み合わせたものであってもよい。
【0050】
次に、取り込まれた画像データを複数の画素に分解し(ステップS33)、各画素毎の濃淡情報を検出する(ステップS34)。ステップS33において、画像データを複数の画素に分解する際に、作成される偽造防止パターンの階調数を上げる場合には分解能を高く設定し、階調数を下げる場合には分解能を低く設定する。
【0051】
次に、ステップS34によって濃淡情報が検出された各画素と上記複数の線分とが重畳する位置を検出し(ステップS35)、該検出された位置の線分を当該位置における画素の濃淡情報に基づき、予め任意に設定される線幅に置換し、パターン情報を配置するためのレイアウト情報を作成する(ステップS36)。
【0052】
この予め任意設定される線幅とは、例えば、偽造防止パターンを作成する元となるデータとして画像データを用いて4階調の偽造防止パターンを作成する場合には4つの異なる線幅が予め設定されている。つまり、偽造防止パターンを作成する際の階調数と同数の異なる線幅が予め設定されているものである。
【0053】
図15は、パターン情報を配置するレイアウト情報の具体例を示す平面図である。図15に示すように、レイアウト情報151は、図14に示す元の画像データを複数の画素に分解した際の各画素と上記複数の線分とが重畳する位置の線分を、濃淡情報が濃いとされた画素に重畳する線分の線幅を広く、淡いとされた画素に重畳する線分の線幅を狭くし、または、濃淡情報が濃いとされた画素に重畳する線分の線幅を狭く、淡いとされた画素に重畳する線分の線幅を広くするように線幅を置換して形成される。
【0054】
次に、ステップS36において形成されたレイアウト情報内に、文字、数字、図形、記号のいずれか、または、これらの組み合わせからなるパターン情報を、図5に示すように均一の間隔で配置する(ステップS37)。本発明の第2の実施例においては、「KYODO」の文字をパターン情報として用いている。
【0055】
なお、本発明の第2の実施例においては、パターン情報をステップS36において形成されたレイアウト情報を形成する線分の線幅内に配置されているが、例えば、隣り合う線分と線分との間、あるいは、任意の線分の間(例えば、1つおき)に配置することも可能である。
【0056】
以上のようにレイアウト情報内に配置されたパターン情報は、本発明の第1の実施例と同様に、レイアウト情報の形状に合わせて伸縮される(ステップS38)。
【0057】
次に、パターン情報の伸縮が完了すると、レイアウト情報を形成する複数の線分を消去し(ステップS39)、パターン情報により構成される偽造防止パターンをフィルム原版に出力し、このフィルム原版に基づいて刷版処理を行う(ステップS40)。また、フィルム原版を出力するのではなく、CTPを用いて直接パターン情報を出力することで刷版を形成することもできる。
【0058】
この刷版処理により作成された刷版を用いて偽造防止印刷物を印刷する(ステップS41)。
【0059】
図16は、偽造防止パターンを形成する複数の線分を消去した本発明の第2の実施例である偽造防止パターンを示す平面図である。
【0060】
また、本発明の第2の実施例において、レイアウト情報の形状は特に限定するものでなく、本発明の第1の実施例に示すように、線分の一方を変化させることで線幅を変更するようにしてもよい。
【0061】
なお、本発明の第2の実施例において、ステップS31で取り込んだ文字データ上に複数の線分を重ねるステップS32の処理と文字データを複数の画素に分解するステップS33の処理とを入れ替えてもよい。
【0062】
〈第3の実施例〉
図17は、本発明の第3の実施例である偽造防止パターンの作成方法を示すフローチャートである。本発明の第3の実施例では、偽造防止パターンを作成する元となるデータとして、文字データまたは画像データから偽造防止パターンを作成する場合を説明する。
【0063】
まず、デジタルスキャナやデジタルカメラ等により、図3に示すような文字データ、あるいは、図14に示すような画像データ(写真)をデジタルデータとして取り込む(ステップS51)。なお、偽造防止パターン作成を所望する元となるデータが既にデジタルデータ化されている場合には、このデータをそのまま用いることも可能である。
【0064】
次に、ステップS51で取り込んだデータ上に、等間隔で配列された複数の線分を重ねる(ステップS52)。なお、本発明の第3の実施例における複数の線分は、取り込まれたデータに対して、等間隔で水平方向に配列されたものであるが、任意の間隔としてもよく、また、垂直方向あるいは水平方向と垂直方向とを組み合わせたものであってもよい。
【0065】
次に、取り込まれたデータを複数の画素に分解し(ステップS53)、各画素毎の濃淡情報を検出する(ステップS54)。ステップS53において、取り込まれたデータを複数の画素に分解する際に、作成される偽造防止パターンの階調数を上げる場合には分解能を高く設定し、階調数を下げる場合には分解能を低く設定する。
【0066】
ステップS53において、分解された各画素と線分とが重畳している該線分を当該画素の濃淡に応じて予め設定された位置の線分に置換して、レイアウト情報を作成する(ステップS54)。
【0067】
本発明の第3の実施例において、予め設定された位置の線分への置換は、ステップS51で取り込んだデータを複数の画素に分解した各画素の濃淡に応じて予め設定された階調に置き換え、ステップS54の濃淡情報の検出において、濃いとされた画素と重畳する線分の位置を高く、淡いとされた画素と重畳する線分の位置を低くするように、または、濃いとされた画素と重畳する線分の位置を低く、淡いとされた画素と重畳する線分の位置を高くするように、上記階調に対応して線分の位置が異なるように置換するものである。
【0068】
例えば、取り込んだデータを複数の画素に分解し、その1画素の大きさを2mm×2mmとし、当該1画素を5階調で表す場合、まず画素の中心を通過するように水平方向に配列された線分を基準位置(画素の濃度41%〜60%)とし、画素毎の濃淡情報に応じて上下方向にそれぞれ0.3mmづつ線分の位置をずらすように置換する。つまり、最も濃いと検出された画素(濃度81%〜100%)に重畳する線分は、基準位置から0.6mm上(高い)の位置を通過する線分に置換され、次に濃いと検出された画素(濃度61%〜81%)に重畳する線分は、基準位置から0.3mm上(高い)の位置を通過する線分に置換される。また、最も淡いと検出された画素(濃度0%〜20%)に重畳する線分は、基準位置よりも0.6mm下(低い)の位置を通過する線分に置換され、次に淡いと検出された画素(濃度21%〜40%)に重畳する線分は、基準位置から0.3mm下(低い)の位置を通過する線分に置換される。
【0069】
なお、上述の例では、画素の中心を基準位置として、各画素の濃淡情報に基づいて上下方向に線分の位置をずらしたものについて例示したが、画素の中心を基準位置として、各画素の濃淡情報に応じて基準位置から上方向に階調に対応して線分の位置をずらした線分に、また、その逆に画素の中心を基準位置として、各画素の濃淡情報に基づいて基準位置から下方向に階調に対応して線分の位置をずらした線分に置換してもよい。
【0070】
図18は、本発明の第3の実施例におけるパターン情報を配置するレイアウト情報の具体例を示す平面図である。図18(a)には、文字データを用いて作成したレイアウト情報が示され、図18(b)には、画像データを用いて作成したレイアウト情報が示されている。このように形成されたレイアウト情報は、個々の線分の間にパターン情報を配置するための領域が存在する。
【0071】
次に、隣り合う線分の間に文字、数字、図形、記号のいずれか、または、これらの組み合わせからなるパターン情報を、図5に示すように均一の間隔で配置する(ステップS56)。本発明の第3の実施例においては、「KYODO」の文字をパターン情報として用いている。
【0072】
なお、本発明の第3の実施例において、パターン情報は、レイアウト情報を形成する隣り合う線分の間に配置されているが、例えば、任意の線分の間(例えば、1つおき)に配置することも可能である。また、個々の線分を所定の線幅に置換し、当該線幅内にパターン情報を挿入することも可能である。
【0073】
図19は、パターン情報の配置例を示す平面図である。
図19に示すように、線分は、任意の線幅aにより点線で示すような形状に変更される。この部分は、パターン情報が領域bに配置された場合のスペースとなる部分である。
【0074】
本発明の第3の実施例におけるパターン情報は、線分Aの下側の点線部と線分Bの上側の点線部、線分Bの下側の点線部と線分Cの上側の点線部、との間の領域bをレイアウト情報として、当該領域b内に均一の間隔で配置されている。また、線分Aの線幅aの領域をレイアウト情報として、パターン情報を配置することも可能である。
【0075】
以上のようにレイアウト情報に配置されたパターン情報は、本発明の第1及び第2の実施例と同様に、レイアウト情報の形状に合わせて伸縮される(ステップS57)。
【0076】
次に、パターン情報の伸縮が完了すると、レイアウト情報を形成する複数の線分を消去し(ステップS58)、パターン情報により構成される偽造防止パターンをフィルム原版に出力し、このフィルム原版に基づいて刷版処理を行う(ステップS59)。また、フィルム原版を出力するのではなく、CTPを用いて直接パターン情報を出力することで刷版を形成することもできる。
【0077】
この刷版処理により作成された刷版を用いて偽造防止印刷物を印刷する(ステップS60)。
【0078】
図20は、レイアウト情報内でパターン情報の伸縮を行った際の具体例を示す平面図である。図20(a)には、文字データを用いて作成したレイアウト情報内でパターン情報を伸縮した様子が示され、図20(b)には、画像データを用いて作成したレイアウト情報内でパターン情報を伸縮した様子が示されている。なお、図20においては、レイアウト情報の形状に合わせた状態で個々のパターン情報が伸縮されている。また、本発明の第2の実施例のように、レイアウト情報にトリミング処理を施したもので作成してもよい。
【0079】
図21は、レイアウト情報を形成する複数の線分を消去した本発明の第3の実施例である偽造防止パターンを示す平面図である。図21(a)には、文字データを用いて作成した偽造防止パターンが示され、図21(b)には、画像データを用いて作成した偽造防止パターンが示されている。
【0080】
なお、本発明の第3の実施例において、ステップS51で取り込んだ文字データ上に複数の線分を重ねるステップS52の処理と文字データを複数の画素に分解するステップS53の処理とを入れ替えてもよい。
【0081】
図22は、本発明の各実施例により作成された偽造防止パターンを用いて印刷形成した偽造防止印刷物を示す平面図である。本発明の偽造防止パターンを備えた偽造防止印刷物としては、例えば、図22(a)に示すように、券面全域を覆うように本発明の偽造防止パターンを地紋として備えた定期券であったり、また、図22(b)に示すような券面の一部に本発明による偽造防止パターンを備えた商品券であったり、その利用用途は様々であり、特に限定されるものではない。
【0082】
また、図22においては、本発明の第1の実施例により作成された偽造防止パターンを備えた偽造防止印刷物が示されているが、必ずしもこの偽造防止パターンに限定されるものでなく、本発明の第2あるいは第3の実施例により作成された偽造防止パターンやこれらを組み合わせた偽造防止パターンを備えた偽造防止印刷物であってもよい。
【0083】
〈第4の実施例〉
図23は、本発明の第4の実施例である偽造防止印刷物を示す平面図である。本発明の第4の実施例としては、上述される本発明の第3の実施例により作成された偽造防止パターンからなる刷版を用いて偽造防止印刷物を印刷形成する際に、そのネガ/ポジを反転させて印刷形成したものである。図23(a)には、文字データに基づいて作成された偽造防止印刷物が示され、図23(b)には、画像データに基づいて作成された偽造防止印刷物が示されている。このネガ/ポジを反転して印刷する場合には、淡い印刷インキ(例えば、黄色など)を用いて印刷処理を行うとよい。
【0084】
また、上述する第1及び第2の実施例の方法により作成された偽造防止パターンを用いて、同様に印刷出力時にネガ/ポジを反転させて偽造防止印刷物を作成することも可能である。
【0085】
なお、上述される実施例は、本発明の好適な実施例を示すものであり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。
【0086】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明の偽造防止パターンの作成方法によれば、偽造防止パターンの作成を容易とし、デザイン的に優れて美観がよく、複雑で偽造しにくい偽造防止パターンの作成方法を提供することができる。
【0087】
また、本発明の偽造防止パターンによれば、スキャナで読み取ったデータからパソコン等での偽造がしにくく、複写機による再現が困難であり、デザイン的に美麗であると共に、複雑で偽造しにくい偽造防止パターンを提供することができる。
【0088】
さらに、本発明の偽造防止印刷物によれば、スキャナで読み取ったデータからパソコン等での偽造がしにくく、複写機による再現が困難であると共に、デザイン的に優れて美観がよく、複雑で偽造しにくい偽造防止印刷物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である偽造防止パターンの作成方法を示すフローチャートである。
【図2】本発明の第1の実施例である偽造防止パターンの作成方法を示すフローチャートである。
【図3】偽造防止パターンを作成する元の文字データを示す図である。
【図4】文字データを用いて作成したレイアウト情報の具体例を示す平面図である。
【図5】パターン情報をレイアウト情報内に均一の間隔で配置した際の具体例を示す平面図である。
【図6】パターン情報を配置する際の処理例を示す平面図である。
【図7】パターン情報を伸縮する際の処理例を示す平面図である。
【図8】レイアウト情報内でパターン情報の伸縮を行った際の具体例を示す平面図である。
【図9】本発明の第1の実施例である偽造防止パターンを示す平面図である。
【図10】偽造防止パターンを波のように形成する際のレイアウト情報の具体例を示す平面図である。
【図11】波のように形成した偽造防止パターンの具体例を示す平面図である。
【図12】レイアウト情報の形状の具体例を示す平面図である。
【図13】本発明の第2の実施例である偽造防止パターンの作成方法を示すフローチャートである。
【図14】偽造防止パターンを作成する元の画像データを示す図である。
【図15】画像データを用いて作成したレイアウト情報の具体例を示す平面図である。
【図16】本発明の第2の実施例である偽造防止パターンを示す平面図である。
【図17】本発明の第3の実施例である偽造防止パターンの作成方法を示すフローチャートである。
【図18】文字データ及び画像データを用いて作成されたレイアウト情報の具体例を示す平面図である。
【図19】パターン情報の配置例を説明する図である。
【図20】レイアウト情報内でパターン情報の伸縮を行った際の具体例を示す平面図である。
【図21】本発明の第3の実施例である偽造防止パターンを示す平面図である。
【図22】本発明の偽造防止パターンを備えた偽造防止印刷物の具体例を示す平面図である。
【図23】本発明の第4の実施例である偽造防止印刷物を示す平面図である。
【符号の説明】
41、61、101、151 レイアウト情報
81、82、91、92、161 パターン情報

Claims (6)

  1. 偽造防止パターンを作成するデータを取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得した前記データにパターン情報を挿入するためのレイアウト情報を作成するレイアウト情報作成工程と、
    前記レイアウト情報作成工程により作成された前記レイアウト情報にパターン情報を配置する配置工程と、
    前記配置工程により前記レイアウト情報に配置された前記パターン情報を該レイアウト情報の形状に合わせて変形し、偽造防止パターンを作成する偽造防止パターン作成工程と、
    前記レイアウト情報を消去する消去工程と、
    を有し、
    前記レイアウト情報作成工程は、
    前記取得工程により取得した前記データ上に複数の線分を重ね合わせ、
    前記データを複数の画素に分解した後、
    または、
    前記取得工程により取得した前記データを複数の画素に分解し、
    前記複数の画素に分解された後の前記データ上に複数の線分を重ね合わせた後、
    前記データの画素と前記線分とが重畳している該線分の線幅を該データの各画素の濃淡に応じて予め設定された線幅に置換して、前記レイアウト情報を作成することを特徴とする偽造防止パターンの作成方法。
  2. 前記線幅の置換は、
    前記データを複数の画素に分解した各画素の濃淡に応じて予め設定された階調に置き換えると共に、
    前記階調において、
    濃いとされた画素と重畳する線分の線幅を広げ、淡いとされた画素と重畳する線分の線幅を狭くし、
    または、
    濃いとされた画素と重畳する線分の線幅を狭め、淡いとされた画素と重畳する線分の線幅を広くするように置換することを特徴とする請求項1記載の偽造防止パターンの作成方法。
  3. 前記配置工程は、
    前記レイアウト情報作成工程により置換された線分の線幅内、または、隣り合う線分と線分との間、あるいは、
    任意の線分の間に前記パターン情報を配置することを特徴とする請求項1又は2記載の偽造防止パターンの作成方法。
  4. 偽造防止パターンを作成するデータを取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得した前記データにパターン情報を挿入するためのレイアウト情報を作成するレイアウト情報作成工程と、
    前記レイアウト情報作成工程により作成された前記レイアウト情報にパターン情報を配置する配置工程と、
    前記配置工程により前記レイアウト情報に配置された前記パターン情報を該レイアウト情報の形状に合わせて変形し、偽造防止パターンを作成する偽造防止パターン作成工程と、
    前記レイアウト情報を消去する消去工程と、
    を有し、
    前記レイアウト情報作成工程は、
    前記取得工程により取得した前記データ上に複数の線分を重ね合わせ、
    前記データを複数の画素に分解した後、
    または、
    前記取得工程により取得した前記データを複数の画素に分解し、
    前記複数の画素に分解された後の前記データ上に複数の線分を重ね合わせた後、
    前記分解された各画素と前記線分とが重畳している部分の線分を前記各画素の濃淡に応じて予め設定された位置の線分に置換して、前記レイアウト情報を作成することを特徴とする偽造防止パターンの作成方法。
  5. 前記予め設定された位置の線分への置換は、
    前記データを複数の画素に分解した各画素の濃淡に応じて予め設定された階調に置き換えると共に、
    前記階調において、
    濃いとされた画素と重畳する線分の位置を高く、淡いとされた画素と重畳する線分の位置を低くするように、
    または、
    濃いとされた画素と重畳する線分の位置を低く、淡いとされた画素と重畳する線分の位置を高くするように、該階調に対応して線分の位置が異なるように置換することを特徴とする請求項4記載の偽造防止パターンの作成方法。
  6. 前記配置工程は、
    前記レイアウト情報作成工程により作成された線幅内、隣り合う線分の間隔内、または、任意数の線分の間に前記パターン情報を配置することを特徴とする請求項4又は5記載の偽造防止パターンの作成方法。
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