JP4832776B2 - 内視鏡 - Google Patents

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本発明は、管腔内に挿入される挿入部や、ユニバーサルコードなどの長尺の可撓管と、操作部などの硬質な固定部材との接続部に可撓管の折れ止め部材が配設された内視鏡に関する。
一般に、例えば内視鏡の挿入部や、ユニバーサルコードなどの長尺の可撓管と、手元側の操作部などの硬質な固定部材との連結部には、可撓管の折れ止め部材が配設されている(特許文献1参照)。
図9は従来の一般的な内視鏡の操作部aと挿入部bとの連結部に配設された折れ止め部材cの連結部分を示す要部の縦断面図である。図9中で、参照符号a1は、操作部aの内部フレーム部材、a2は、この内部フレーム部材a1に外装された外装部材である。また、b1は、内視鏡の挿入部を構成する可撓管、b2は、この可撓管b1の基端部に連結された管状の接続部材である。ここで、可撓管b1の接続部材b2は操作部aの内部フレーム部材a1に固定されている。この内部フレーム部材a1には折れ止め部材cを固定するための雄ねじ部a3が形成されている。
また、折れ止め部材cは、シリコーンゴムからなる弾性体c1と、ステンレスからなる剛性体c2とで構成されている。弾性体c1は基端部側(操作部aとの連結部側)が太く、先端側に向かうにしたがって先細になるテーパー面形状に形成されている。そして、弾性体c1の基端部側の内周面に剛性体c2が配設されている。
剛性体c2には内部フレーム部材a1の雄ねじ部a3に螺合する雌ねじ部c3が形成されている。そして、折れ止め部材cの雌ねじ部c3が内部フレーム部材a1の雄ねじ部a3に螺合されることにより、折れ止め部材cが内部フレーム部材a1に固定されている。ここで、従来の内視鏡では図9に示すように折れ止め部材cの弾性体c1を外装部材a2に突き当てた状態で接合する構造になっている。
特開平1−227735号公報
上記従来構成の内視鏡では、操作部aの外装部材a2と、折れ止め部材cを取り付けている内部フレーム部材a1とは熱膨張率の違う材料が使用されているのが普通である。そのため、内視鏡を高圧蒸気滅菌する作業時には外装部材a2が膨張して折れ止め部材cを押すという現象が発生する。このとき、図10に示すように膨張した外装部材a2によって折れ止め部材cの弾性体c1の端末部分を先端側に向けて軸方向に沿って押圧することになる。そのため、折れ止め部材cの弾性体c1は、端末部分が先端側に向けて押し出される状態に弾性変形される。
このように内視鏡を高圧蒸気滅菌する作業(高圧蒸気滅菌機に投入する作業)が繰り返し行われる場合には操作部aの外装部材a2と、折れ止め部材cの弾性体c1の端末部分との間に隙間Sが生じる可能性がある。この隙間Sは外観品位が好ましくない上、汚物などが溜まった場合、滅菌不良を生じる可能性がある。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、高圧蒸気滅菌を繰り返しても外装部材と折れ止め部材との間に隙間ができない内視鏡を提供することにある。
請求項1の発明は、長尺の可撓管と硬質な固定部材との連結部に、前記可撓管の前記固定部材との連結端部を被覆する折れ止め部材が配設され、前記固定部材は、前記折れ止め部材を固定するための雄ねじ部を有する内部フレーム部材と、前記内部フレーム部材に外装される外装部材とを具備し、前記折れ止め部材は、前記内部フレーム部材の雄ねじ部と螺合する雌ねじ部が形成され、剛性体からなる円筒状の連結部材と、先細のテーパー部を有し、前記テーパー部の基端部側の大径部側に前記連結部材の外嵌部が配設された弾性体とによって形成され、前記連結部材の前記雌ねじ部を前記内部フレーム部材の前記雄ねじ部ねじ込む状態で連結することにより、前記折れ止め部材と前記固定部材との間が連結される内視鏡において、前記折れ止め部材の弾性体と前記外装部材との間に前記折れ止め部材とは別体の弾性体からなり、前記折れ止め部材の弾性体よりも、圧縮永久歪みが低い環状部材を介挿し、前記折れ止め部材は、前記固定部材との連結端部に前記環状部材の装着溝が形成され、前記環状部材は前記装着溝に嵌着されていることを特徴とする内視鏡である。
そして、本請求項1の発明では、高圧蒸気滅菌時に外装部材の膨張に追従して環状部材を弾性変形させる。折れ止め部材の弾性体と外装部材との間に介挿した環状部材により、高圧蒸気滅菌が繰り返される場合でも外装部材と折れ止め部材の間の隙間を防ぐことができるようにしたものである。
請求項2の発明は、長尺の可撓管と、前記可撓管の基端部に連結され、雄ねじ部を有する内部フレーム部材と、前記内部フレーム部材に外装される外装部材とを具備する硬質な固定部材と、前記可撓管と前記固定部材との連結部に配設され、前記可撓管の前記固定部材との連結端部を被覆する折れ止め部材とを具備し、前記折れ止め部材は、前記内部フレーム部材の雄ねじ部と螺合する雌ねじ部が形成され、剛性体からなる円筒状の連結部材と、先細のテーパー部を有し、前記テーパー部の基端部側の大径部側に前記連結部材の外嵌部が配設された弾性体とによって形成され、前記連結部材の前記雌ねじ部を前記内部フレーム部材の前記雄ねじ部にねじ込む状態で連結することにより、前記折れ止め部材と前記固定部材との間が連結され、前記折れ止め部材の弾性体と前記外装部材との間に前記折れ止め部材とは別体の弾性体からなり、前記折れ止め部材の弾性体よりも、圧縮永久歪みが低い環状部材を介挿し、前記折れ止め部材は、前記固定部材との連結端部に前記環状部材の装着溝が形成され、前記環状部材は前記装着溝に嵌着されていることを特徴とする内視鏡である。
そして、本請求項2の発明では、高圧蒸気滅菌時に外装部材の膨張に追従して環状部材を弾性変形させる。折れ止め部材の弾性体と外装部材との間に介挿した環状部材により、高圧蒸気滅菌が繰り返される場合でも外装部材と折れ止め部材の間の隙間を防ぐことができるようにしたものである。
請求項の発明は、前記可撓管は、挿入部によって形成され、前記固定部材は、前記挿入部の基端部に連結された操作部であることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡である。
そして、本請求項の発明では、挿入部によって形成された可撓管と、挿入部の基端部に連結された操作部である固定部材との連結部に可撓管の折れ止め部材が配設されるようにしたものである。
請求項の発明は、前記可撓管は、ユニバーサルコードによって形成され、前記固定部材は、前記ユニバーサルコードの基端部に連結された操作部であることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡である。
そして、本請求項の発明では、ユニバーサルコードによって形成された可撓管と、ユニバーサルコードの基端部に連結された固定部材である操作部との連結部に可撓管の折れ止め部材が配設されるようにしたものである。
請求項の発明は、前記可撓管は、ユニバーサルコードによって形成され、前記固定部材は、前記ユニバーサルコードの先端部に連結されたコネクタ部であることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡である。
そして、本請求項の発明では、ユニバーサルコードによって形成された可撓管と、ユニバーサルコードの先端部に連結された固定部材であるコネクタ部との連結部に可撓管の折れ止め部材が配設されるようにしたものである。
本発明によれば、高圧蒸気滅菌を繰り返しても外装部材と折れ止め部材との間に隙間ができない内視鏡を提供することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図1乃至図7を参照して説明する。図1は本実施の形態の内視鏡1全体の概略構成を示すものである。この内視鏡1は体腔内に挿入される細長い挿入部2と、この挿入部2の基端部に連結され、術者が把持して種々の操作を行う操作部(固定部材)3と、この操作部3より延出したユニバーサルコード4と、このユニバーサルコード4の他端部に連結されたコネクタ部5とで主に構成されている。このコネクタ部5は図示しない光源装置及び図示しないカメラコントロールユニットに接続される。
挿入部2は、基端部が操作部3に連結された長尺の可撓管部(可撓管)6と、この可撓管部6の先端に設けられた例えば、2方向に湾曲変形可能な湾曲部7と、この湾曲部7の先端に設けられた硬質な先端硬性部8とを有する。先端硬性部8には図示しない観察光学系と、照明光学系と、処置具挿通チャンネルの先端開口部と、送気送水ノズルなどが配設されている。
また、湾曲部7は図示しない湾曲操作ワイヤなどを介して操作部3内に配設された湾曲操作機構部に連結されている。操作部3には、湾曲部7を操作するための湾曲操作レバー9が配設されている。そして、操作部3の湾曲操作レバー9の操作に連動して湾曲操作機構部が駆動され、図示しない湾曲操作ワイヤを牽引操作して湾曲部7を2方向に遠隔的に湾曲操作させるようになっている。さらに、操作部3には、処置具挿通チャンネルに連結された処置具挿入部10と、各種の操作スイッチ11などが配設されている。
また、可撓管と固定部材との連結部の構成の一例として可撓管部6の基端部と操作部3との連結部について図2および図3を参照して説明する。可撓管部6の基端部と操作部3との連結部には、第1の折れ止め部材12が配設されている。図2は、操作部3と可撓管部6の基端部との連結部を可撓管部6以外の部分を断面にして示す側面図である。ここで、操作部3は、内部フレーム部材13と、この内部フレーム部材13に外装される例えば、合成樹脂材料で形成された外装部材14とを有する。内部フレーム部材13には、可撓管部6の基端部が連結される円筒状の可撓管連結部13aと、第1の折れ止め部材12を固定するための雄ねじ部13bとが形成されている。
また、図3に示すように可撓管部6の基端部には管状の接続部材15が連結されている。接続部材15は、可撓管部6よりも大径に形成されている。そして、この接続部材15が内部フレーム部材13の可撓管連結部13aに嵌合されて固定されている。これにより、可撓管部6は接続部材15を介して内部フレーム部材13に固定されている。
第1の折れ止め部材12は、ステンレスなどの剛性体からなる円筒状の連結部材16と、シリコーンゴムからなる弾性体17とを有する。弾性体17は基端部側(操作部3との連結部側)が太く、先端側に向かうにしたがって先細になるテーパー面形状に形成されている。そして、弾性体17の基端部側の大径部側内周面に連結部材16が配設されている。
また、連結部材16には、内部フレーム部材13の雄ねじ部13bと螺合する雌ねじ部16aが形成されている。そして、第1の折れ止め部材12の雌ねじ部16aを内部フレーム部材13の雄ねじ部13bにねじ込む状態で螺合させることにより、第1の折れ止め部材12が内部フレーム部材13に固定されている。これにより、可撓管部6の基端部を第1の折れ止め部材12が被嵌する状態で第1の折れ止め部材12が操作部3に装着されている。
また、第1の折れ止め部材12の弾性体17と外装部材14との間には第1の折れ止め部材12とは別体のシリコーンゴム弾性体からなる環状部材18が介挿されている。この環状部材18は第1の折れ止め部材12の弾性体17よりも圧縮永久歪みが低いものである。
さらに、第1の折れ止め部材12には、操作部3との連結端部に環状部材18の装着溝19が形成されている。そして、この装着溝19に環状部材18が嵌着されている。これにより、第1の折れ止め部材12の弾性体17の基端部が環状部材18の前端面に突き当てられ、かつ環状部材18の後端面に外装部材14が突き当てられている。
また、図2に示すように可撓管部6の基端部側の根元部(第1の折れ止め部材12の内側に配置される部分)には、高圧蒸気滅菌対応を識別する文字20または線21が印刷されている。このように文字20もしくは線21を入れることにより、高圧蒸気滅菌対応の可撓管と、非対応の可撓管とを識別することができ、組立現場もしくは修理現場にて誤組立を防止できる。
上述したとおり、可撓管と固定部材との連結部の構成の一例として可撓管部6と操作部3との連結部の構成について説明したが、図4に示すユニバーサルコード4と操作部3との接続部、および図5に示すユニバーサルコード4とコネクタ部5との接続部についても同様である。次に、これらの接続部の構成について説明する。
まず、ユニバーサルコード4と操作部3との接続部の構成を図4および図6を参照して説明する。ユニバーサルコード4の操作部3側の根元部には第2の折れ止め部材22が被されている。第2の折れ止め部材22は図6に示すようにステンレスなどの剛性体からなる円筒状の連結部材23と、シリコーンゴムからなる弾性体24とを有する。弾性体24は基端部側(操作部3との連結部側)が太く、先端側に向かうにしたがって先細になるテーパー面形状に形成されている。そして、弾性体24の基端部側の大径部側内周面に連結部材23が配設されている。
また、連結部材23には、内部フレーム部材13の雄ねじ部13cと螺合する雌ねじ部23aが形成されている。そして、第2の折れ止め部材22の雌ねじ部23aを内部フレーム部材13の雄ねじ部13cにねじ込む状態で螺合させることにより、第2の折れ止め部材22が内部フレーム部材13に固定されている。これにより、ユニバーサルコード4の基端部を第2の折れ止め部材22が被嵌する状態で第2の折れ止め部材22が操作部3に装着されている。
また、第2の折れ止め部材22と操作部3の外装部材14との間には環状の識別部材25が介挿されている。この識別部材25はステンレスパイプに金メッキを施してあり金色の外観となっている。この金色は高圧蒸気滅菌対応を示す表示である。また、図4に示すように識別部材25には高圧蒸気滅菌対応を示す文字26が入っている。さらに、図6に示すように識別部材25の外側に透明の熱収縮チューブ27が被されている。この透明の熱収縮チューブ27を被せる事により、識別部材25が外表面へ露出されることを防ぐことができ、高周波処置時の高周波漏れ電流による熱傷を防ぎながら外観に金色の色調を用いることができる。
また、図5は、ユニバーサルコード4とコネクタ部5との接続部を示す。ここで、ユニバーサルコード4のコネクタ部5側の根元部には第3の折れ止め部材28が被されている。第3の折れ止め部材28とコネクタ部5との間には環状の識別部材29が介設されている。識別部材29はステンレスパイプに金メッキを施してあり金色の外観となっている。
この金色は高圧蒸気滅菌対応を示す表示である。さらに、識別部材29には高圧蒸気滅菌対応を示す文字30が入っている。
また、第2の折れ止め部材22の識別部材25と、第3の折れ止め部材28の識別部材29を周囲の部材とは外観色を変える事と、文字26、文字30の表示により、高圧蒸気滅菌対応の内視鏡と非対応の内視鏡とを容易に見分けることができる。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の内視鏡1を高圧蒸気滅菌する作業時には、操作部3の外装部材14と接続部材15を含む内部フレーム部材13とは熱膨張率が異なるため図7に示すように外装部材14が膨張することが分かっている。本実施の形態では第1の折れ止め部材12の弾性体17と外装部材14との間に環状部材18を介挿し、この環状部材18に弾性体17よりも圧縮永久歪みの低いシリコーン系ゴムを用いている。これにより、図7に示すように外装部材14の膨張による変形を受けた後でも、外装部材14の膨張の動きに環状部材18を追従させることができ、外装部材14と環状部材18との間に隙間が発生することを防ぐことができる。
また、環状部材18と同じ材質で第1の折れ止め部材12の弾性体17を構成した場合はゴム硬度が軟らかく折れ止め効果が充分に得られない。これに対し、本実施の形態では第1の折れ止め部材12の弾性体17の材質は従来品と同じにしているので、可撓管部6に対する折れ止め効果の低下を防止することができる。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の内視鏡1では、第1の折れ止め部材12の弾性体17と外装部材14との間に環状部材18を介挿し、この環状部材18に弾性体17よりも圧縮永久歪みの低いシリコーン系ゴムを使用したので、高圧蒸気滅菌後に操作部3の外装部材14と第1の折れ止め部材12との間に隙間が発生することがなくなる。そのため、内視鏡1の外観品位、洗滌・消毒性が向上する効果がある。さらに、本実施の形態では第1の折れ止め部材12の弾性体17の材質は従来品と同じにしているので、環状部材18と同じ材質で第1の折れ止め部材12の弾性体17を構成した場合に比べて折れ止め効果を充分に得ることができる。そのため、第1の折れ止め部材12による可撓管部6に対する折れ止め効果の低下を防止することができる。
また、図8は、第1の実施の形態(図1乃至図7参照)の第2の折れ止め部材22の変形例を示す。本変形例の第2の折れ止め部材22と外装部材14との間には、樹脂からなる識別部材31が入っている。この識別部材31には露出する外表面31aにのみ金メッキが施されている。この識別部材31の外表面31aにのみ金メッキを施す事により高周波処置時の高周波漏れ電流量を低く抑えることができ、高周波漏れ電流による熱傷を防ぎながら外観に金色の色調を用いることができる。
また、本変形例では操作部3と第2の折れ止め部材22との接続部について説明したが、コネクタ部5と第3の折れ止め部材28との接続部についても同様である。
さらに、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。

(付記項1) 可撓管に被覆し、弾性体と剛性体から構成されている折れ止め部材と、内部フレーム部材と、前記内部フレーム部材に被さる外装部材を有する内視鏡において、
前記折れ止め部材弾性体と外装部材の間に折れ止め部材とは別体の弾性体からなる環状部材を入れたことを特徴とする内視鏡。
(付記項2) 環状部材は折れ止め部材の弾性体よりも、圧縮永久歪みが低いことを特徴とする付記項1記載の内視鏡。
本発明は、管腔内に挿入される挿入部や、ユニバーサルコードなどの長尺の可撓管と、操作部などの硬質な固定部材との接続部に可撓管の折れ止め部材が配設された内視鏡を製造する技術分野や、内視鏡を使用する技術分野で有効である。
本発明の第1の実施の形態の内視鏡全体の概略構成を示す斜視図。 第1の実施の形態の内視鏡の操作部と挿入部との連結部を可撓管部以外の部分を断面にして示す側面図。 第1の実施の形態の内視鏡の操作部と挿入部との連結部を示す縦断面図。 第1の実施の形態の内視鏡の操作部とユニバーサルコードとの連結部を示す側面図。 第1の実施の形態の内視鏡のユニバーサルコードとコネクタ部との連結部を示す側面図。 第1の実施の形態の内視鏡の操作部とユニバーサルコードとの連結部の内部構成を示す縦断面図。 第1の実施の形態の内視鏡の環状部材の作用を説明するための要部の縦断面図。 第1の実施の形態の内視鏡の環状部材の変形例を示す要部の縦断面図。 一般的な内視鏡の操作部と挿入部との連結部の折れ止め部材の部分を示す要部の縦断面図。 図9の内視鏡の操作部と挿入部との連結部の折れ止め部材の変形を説明するための要部の縦断面図。
符号の説明
3…操作部(固定部材)、6…可撓管部(可撓管)、12…第1の折れ止め部材、13…内部フレーム部材、14…外装部材、16…連結部材、17…弾性体、18…環状部材。

Claims (5)

  1. 長尺の可撓管と硬質な固定部材との連結部に、前記可撓管の前記固定部材との連結端部を被覆する折れ止め部材が配設され、
    前記固定部材は、前記折れ止め部材を固定するための雄ねじ部を有する内部フレーム部材と、前記内部フレーム部材に外装される外装部材とを具備し、
    前記折れ止め部材は、前記内部フレーム部材の雄ねじ部と螺合する雌ねじ部が形成され、剛性体からなる円筒状の連結部材と、
    先細のテーパー部を有し、前記テーパー部の基端部側の大径部側に前記連結部材の外嵌部が配設された弾性体とによって形成され、
    前記連結部材の前記雌ねじ部を前記内部フレーム部材の前記雄ねじ部ねじ込む状態で連結することにより、前記折れ止め部材と前記固定部材との間が連結される内視鏡において、
    前記折れ止め部材の弾性体と前記外装部材との間に前記折れ止め部材とは別体の弾性体からなり、前記折れ止め部材の弾性体よりも、圧縮永久歪みが低い環状部材を介挿し、
    前記折れ止め部材は、前記固定部材との連結端部に前記環状部材の装着溝が形成され、
    前記環状部材は前記装着溝に嵌着されていることを特徴とする内視鏡。
  2. 長尺の可撓管と、
    前記可撓管の基端部に連結され、雄ねじ部を有する内部フレーム部材と、前記内部フレーム部材に外装される外装部材とを具備する硬質な固定部材と、
    前記可撓管と前記固定部材との連結部に配設され、前記可撓管の前記固定部材との連結端部を被覆する折れ止め部材とを具備し、
    前記折れ止め部材は、前記内部フレーム部材の雄ねじ部と螺合する雌ねじ部が形成され、剛性体からなる円筒状の連結部材と、
    先細のテーパー部を有し、前記テーパー部の基端部側の大径部側に前記連結部材の外嵌部が配設された弾性体とによって形成され、
    前記連結部材の前記雌ねじ部を前記内部フレーム部材の前記雄ねじ部にねじ込む状態で連結することにより、前記折れ止め部材と前記固定部材との間が連結され、
    前記折れ止め部材の弾性体と前記外装部材との間に前記折れ止め部材とは別体の弾性体からなり、前記折れ止め部材の弾性体よりも、圧縮永久歪みが低い環状部材を介挿し、
    前記折れ止め部材は、前記固定部材との連結端部に前記環状部材の装着溝が形成され、
    前記環状部材は前記装着溝に嵌着されていることを特徴とする内視鏡。
  3. 前記可撓管は、挿入部によって形成され、
    前記固定部材は、前記挿入部の基端部に連結された操作部であることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡。
  4. 前記可撓管は、ユニバーサルコードによって形成され、
    前記固定部材は、前記ユニバーサルコードの基端部に連結された操作部であることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡。
  5. 前記可撓管は、ユニバーサルコードによって形成され、
    前記固定部材は、前記ユニバーサルコードの先端部に連結されたコネクタ部であることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡。
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