JP6063732B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、操作部から延出されるコードの外周に、折れ止め部を有する内視鏡に関する。
従来より、内視鏡は、医療分野及び工業分野において広く用いられている。
内視鏡は、挿入部と、操作部と、ユニバーサルコードと、を有している。ユニバーサルコードは、操作部の外装を構成する操作部外装から延出されている。また、操作部外装から延出されるユニバーサルコードの外周には、折れ止め部が設けられている。折れ止め部の端部は、操作部外装に接するように取り付けられている。
また、内視鏡には、操作部外装と折れ止め部の端部との間に配置されるリング部材を設けた内視鏡がある。
リング部材を設けた内視鏡の操作部における構成について、図1および図2を用いて説明する。なお、図1および図2は従来の内視鏡の操作部における構成を説明するための説明図である。
図1および図2に示すように、内視鏡50の操作部51は、ユニバーサルコード52Aと、リング部材55と、折れ止め部56と、を有する。操作部51は、操作部本体51Aと、操作部外装51Bと、を有する。操作部外装51Bは、操作部本体51Aに取り付けられる外装部材である。
操作部外装51Bは、開口部51Cを有し、この開口部51Cから外側にユニバーサルコード52Aが延出される。このユニバーサルコード52Aは、基端部が口金52に固定されている。口金52は、操作部51内に配設された金属製の板部材である地板53に固定されている。
口金52には、Oリング受け口金54がネジ部52a、54bの螺合により固定されている。このOリング受け口金54は、Oリング57の装着用の口金であるとともに、ネジ部54bを口金52のネジ部52aに螺合することで、操作部外装51Bを、操作部本体51Aに一体固定する役割がある。なお、このOリング受け口金54は、基端側に設けられた当接部54xが操作部外装51Bの内周側に設けられた受け部51xに当接することにより、操作部外装51Bを操作部本体51Aに固定すると同時に口金52に対する位置決めを行う。
そして、図2に示すように、操作部外装51Bの開口部51Cの先端面にリング部材55を配置した状態で、折れ止め部56の固定用口金56AをOリング受け口金54に螺合する。
つまり、固定用口金56Aの基端側の嵌合部56Bの内周側に設けられたネジ部56xを、Oリング受け口金54の外周側に設けられたネジ部54aに螺合する。これにより、固定用口金56Aの接触面である端部56aがリング部材55の端部55aに当接して、リング部材55を、折れ止め部56と操作部外装51Bとの間に固定することができるようになっている。
なお、折れ止め部56は、ユニバーサルコード52Aの端部を被覆して、座屈等を防止する。ユニバーサルコード52Aは、折れ止め部56の図示しない先端部から外側に延出されて図示しないビデオプロセッサに接続される。
リング部材55を有する構成の内視鏡50は、操作部51において、操作部外装51BがOリング受け口金54の螺合により操作部本体51Aに固定される構成である。
ところが、操作部51の操作部外装51Bが樹脂部材を用いて構成されたものであると、Oリング受け口金54は、当接部54xが操作部外装51Bの受け部51xに当接した後、さらに螺合による締め付けが続けられてしまう虞がある。
螺合が継続されると、リング受け口金54に固定された口金52もOリング受け口金54の締め付け方向に移動することになる。このため、口金52の基端部が固定される地板53が、操作部51の内部において強固に固定されてない構造である場合、口金52およびOリング受け口金54の移動に伴って、この操作部外装51Bの受け部51xと、口金52の基端部と地板53との固定部分が変形する。また、同時に、当接部54xが当接された受け部51xを支点にして口金52自体が半時計回り方向、すなわち、図2中に示すB方向に位置ずれてしまうことになる。
この結果、口金52およびOリング受け口金54の中心軸O(折れ止め部56の中心軸でもある)は、図2に示すように、リング部材55の中心軸O1よりも先端側が下方に傾いてしまう。
そして、傾いた状態のままOリング受け口金54に折れ止め部56を螺合して取り付けていくと、前記受け部51xとは逆側に配置される折れ止め部56の端部56aが先にリング部材55の端部55aに当接する。その後、さらに、折れ止め部56を締め込んでいくと、折れ止め部56の端部56aがリング部材55の端部55aに強固に当接することになる。そして、折れ止め56のOリング受け口金54への螺合を完了したときには、図2に示すように、受け部51x側の折れ止め部56の端部56aとリング部材55の端部55aとの間に隙間60が生じてしまう虞がある。
このため、従来の内視鏡は、操作部51において、折れ止め部56と操作部外装51Bに取り付けられたリング部材55との間に隙間が生じて、操作部51の外観を損なうといった問題や、洗浄時に汚れや水分が隙間に入るという問題がある。
本発明は前記問題点に鑑みなされたものであり、簡単な構成で折れ止め部とリング部材との隙間を無くして、良好な外観を得ることができる操作部を備えた内視鏡を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の一態様による内視鏡は、操作部本体と、前記操作部本体に取り付けられる、樹脂部材を用いて構成された操作部外装と、を有する操作部と、前記操作部内において強固に固定されていない構造であり、前記操作部内に配置された金属製の板部材と、基端部が前記板部材に固定される口金と、リング装着用の口金であるとともに、ねじ部を前記口金のねじ部に螺合することにより前記操作部外装を前記操作部本体に固定するリング受け口金と、基端部が前記口金に固定されるコードと、を備える内視鏡において、前記操作部外装から延出されるコードの外周に、端部が前記操作部外装に接するように取り付けられる折れ止め部と、さらに、前記操作部外装の開口部の先端面に配置した状態で、前記折れ止め部の固定用口金を前記リング受け口金に螺合して取り付けられるように構成され、前記コードの外周部にて環状に形成され、前記操作部外装と前記折れ止め部の端部との間に配置されるとともに、前記折れ止め部の端部との接触面に、前記折れ止め部に向かう方向に突出するように設けられた凸部を備えたリング部材と、を具備し、前記リング部材の凸部は、前記折れ止め部を前記リング受け口金に螺合して固定した際に、前記リング部材の中心軸に対して前記折れ止め部の中心軸が傾く方向に配置されている
本発明の内視鏡によれば、簡単な構成で折れ止め部とリング部材との隙間を無くして、良好な外観を得ることができる操作部を備えることができる。
従来の内視鏡の操作部における構成を説明するための説明図 従来の内視鏡の操作部における構成を説明するための説明図 本発明に係る一実施形態を示し、内視鏡を含む内視鏡システムの構成を示す図 図3の内視鏡の操作部の外観構成を示す図 操作部の基本構成を説明するための図4のV−V線断面図 図5の操作部外装の外観構成を示す斜視図 図6の操作部外装の正面図 図7のVIII−VIII線断面図 図5のリング部材の外観構成を示す斜視図 図9のリング部材の正面図 図9のXI−XI線断面図 図4の折れ止め部の外観構成を示す斜視図 図12の中心軸Oに直交方向から切った場合の折れ止め部の断面図 図5のXIV矢印方向から見た場合の平面図 図14のXV−XV線断面図 図15の操作部外装に折れ止め部を装着してリング部材を固定した状態の断面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図3〜図15は、本発明に係る一実施形態を示し、図3は、一実施形態に係る内視鏡を含む内視鏡システムの構成を示す図である。
図3に示す内視鏡システム1は、本発明の電子内視鏡(以下、内視鏡と略記する)2と、光源装置3と、ビデオプロセッサ4と、表示装置であるモニタ5と、を備えて構成されている。内視鏡2は、長尺で細長な挿入部9と、操作部10と、ユニバーサルコード17と、を備えて構成されている。
内視鏡2の挿入部9は、先端から順に、先端部6、湾曲部7、可撓管部8を連設して構成されている。操作部10は、挿入部9を構成する可撓管部8の基端側に連設されている。
操作部10には、挿入部9の湾曲部7を湾曲操作するための湾曲操作ノブ11、送気送水ボタン14a、吸引ボタン14b、各種内視鏡機能のスイッチ15等が設けられている。湾曲操作ノブ11は、湾曲部7を上下方向に湾曲操作するための上下湾曲操作ノブ12と、湾曲部7を左右方向に湾曲操作するための左右湾曲操作ノブ13とを備えている。
操作部10の挿入部側には、処置具チャンネル挿通口16が設けられており、この処置具チャンネル挿通口16は、処置具チャンネルに連通する開口である。各種処置具は、処置具チャンネル挿通口16を介して処置具チャンネルに挿通される。
操作部10から延出されるユニバーサルコード17には、リング部材35と、折れ止め部36と、が設けられている。ユニバーサルコード17の先端部には光源装置3に着脱自在な内視鏡コネクタ18が設けられている。内視鏡コネクタ18には映像用ケーブル19の映像用コネクタ19Bが着脱自在に接続される。映像用ケーブル19の他端部にはプロセッサ用コネクタ19Aが備えられており、ビデオプロセッサ4に着脱自在である。
ビデオプロセッサ4は、内視鏡画像を表示するモニタ5と電気的に接続される。ビデオプロセッサ4は、内視鏡2の撮像装置によって光電変換されて伝送された撮像信号を最適な映像信号に処理してモニタ5に出力する。
なお、本実施形態の内視鏡2は、ライトガイドバンドルによって、光源装置3から先端部6まで照明光を伝送するタイプである。
次に、本実施形態の内視鏡2における主要部である操作部10の構成について図4から図15を用いて説明する。
なお、図4は、図3の内視鏡の操作部の外観構成を示す図、図5は、操作部の基本構成を説明するための図4のV−V線断面図、図6は、図5の操作部外装の外観構成を示す斜視図、図7は、図6の操作部外装の正面図、図8は、図7のVIII−VIII線断面図である。
図4および図5に示すように、内視鏡2の操作部10は、操作部本体31と、操作部外装32と、を有する。操作部外装32は、操作部本体31に取り付けられる外装部材である。
操作部外装32は、図6〜図8に示すように、開口部32Aと、この開口部32Aの回りに形成された先端面32aと、開口部32Aの内周側に設けられた受け部32xと、該操作部外装32を操作部本体31に係合して固定するための固定部32Bと、を有して構成される。なお、操作部外装32および操作部本体31は、例えば成形し易い樹脂部材を用いて形成される。
図5に示すように、操作部外装32の開口部32Aからは外側にユニバーサルコード17が延出される。このユニバーサルコード17は、その基端部が口金33に固定されており、この口金33は、操作部10内に配設された金属製の板部材である地板37に固定されている。なお、図示はしないが、ユニバーサルコード17の基端部は地板37に取り付けられる基板等に電気的に接続されている。
この口金33には、Oリング受け口金34がネジ部33a、34bの螺合により固定されている。このOリング受け口金34は、Oリング38の装着用の口金であるとともに、ネジ部34bを口金33のネジ部33aに螺合することで、操作部外装32を、操作部本体31に固定する役割がある。
なお、このOリング受け口金34は、基端側に設けられた当接部34xが操作部外装32の内周側に設けられた受け部32xに当接することにより、操作部外装32を操作部本体31に固定すると同時に口金33に対する位置決めを行う。
図4および図5に示すように、リング部材35は、操作部外装32の開口部32Aの先端面32aと折れ止め部36との間に設けられている。このリング部材35は、ユニバーサルコード17の外周部を覆うように環状に形成された環状部材である。
そして、このリング部材35は、操作部外装32の開口部32Aの先端面32aに配置した状態で、折れ止め部36の固定用口金36AをOリング受け口金34に螺合して取り付けられるようになっている。
具体的には、リング部材35は、固定用口金36Aの基端側の嵌合部36Bの内周側に設けられたネジ部36x(図12参照)と、Oリング受け口金34の外周側に設けられたネジ部34aとの螺合により、固定用口金36Aの端部36aをリング部材35の接触面35xに当接させて、折れ止め部36と操作部外装32との間に固定される。
図4および図5に示すように、折れ止め部36は、操作部外装32の開口部32Aから延出されるユニバーサルコード17の外周に配置され、端部36aがリング部材35に当接した状態で操作部外装32に取り付けられている。
具体的には、この折れ止め部36は、図12および図13に示すように、例えば樹脂部材を用いて外周面及び内周面がテーパー状で、かつパイプ状に構成されたものである。折れ止め部36は、操作部10側に設けられた嵌合部36Bと、この嵌合部36Bの内側に設けられた固定用口金36Aと、この固定用口金36Aの内周面に設けられたネジ部36xと、ユニバーサルコード17を挿通する連通孔36Cと、後述するリング部材35の凸部35aが当接する当接面を有する端部36aと、を有する。
なお、図12は、図4の折れ止め部の外観構成を示す斜視図、図13は、図12の中心軸Oに直交方向から切った場合の折れ止め部の断面図を示している。
次に、リング部材35の具体的な構成について図9〜図11を用いて説明する。なお、図9は、図5のリング部材の外観構成を示す斜視図、図10は、図9のリング部材の正面図、図11は、図9のXI−XI線断面図である。
リング部材35は、ユニバーサルコード17の外周部であって、操作部外装32と折れ止め部36の端部36aとの間に配置される。
リング部材35は、図9〜図11に示すように、折れ止め部36の嵌合部36Bを嵌合する開口35Aと、折れ止め部36の嵌合部36Bの端部36aが当接する接触面35xと、操作部外装32の先端面32aと接合する接触面35bと、を有して構成されている。
リング部材35は、折れ止め部36の端部36aとの接触面35xに、折れ止め部36に向かう方向に突出するように設けられた凸部35aを備えて構成されている。
このリング部材35の凸部35aは、受け部32x側の折れ止め部36の端部36aとリング部材35の接触面35xとの間に生じる隙間をなくすために作用するものである。
リング部材35の凸部35aは、折れ止め部36の中心軸Oに対してリング部材35がずれる方向、すなわち、隙間60(図2参照)が形成される方向に配置されている。この隙間60(図2参照)が形成される方向とは、折れ止め部36をOリング受け口金54に螺合して固定した際に、リング部材55の中心軸O1に対して折れ止め部35の中心軸Oが傾く方向を意味する。
なお、この凸部35aは、図10に示すように、リング部材35の中心軸O1と直交する平面において、例えば、凸部35aの一端35a1と中心軸O1を結ぶ仮想線と水平線H1との角度θ3が80度、凸部35aの他端35a2と中心軸O1を結ぶ仮想線と水平線H1との角度θ1が35度となり、凸部35aの中心35a3と中心軸O1を結ぶ仮想線と水平線H1との角度θ2が約55度となるような位置に設けることが望ましい。
すなわち、このような配置条件とすることにより、凸部35aを折れ止め部36の中心軸O1に対してリング部材35がずれる方向に精度よく配置することができる。勿論、凸部35aは、図10に示すような配置条件に限定されるものではなく、適宜配置条件を変更して設定してもよい。
ここで、リング部材35を用いた操作部10の組立手順および作用について図5、図14〜図16を参照して説明する。なお、予め操作部本体31に操作部外装32を取り付けたものとして説明する。
図14は、図5のXIV矢印方向から見た場合の平面図、図15は、図14のXV−XV線断面図、図16は、図15の操作部外装に折れ止め部を装着してリング部材を固定した状態の断面図である。
作業者は、上述した構成のリング部材35を、操作部外装32の開口部32Aの外形形状および開口部32A内の嵌合形状(図示せず)に合わせて、該操作部外装32の先端面32aに配置する(図5、図14参照)。
この場合、リング部材35を、操作部外装32の開口部32Aの外形形状および開口部32A内の嵌合形状(図示せず)に合わせて配置することにより、該リング部材35は、図10に示す水平線H1と、図14に示す操作部外装32の水平線H2とが一致するように操作部外装32に対して位置決めされる。
すなわち、リング部材35の凸部35aを、操作部外装32に対して、折れ止め部36の中心軸O1に対してリング部材35がずれる方向に配置することができる(図14参照)。
そして、作業者は、操作部外装32の開口部32Aの先端面32aにリング部材35を配置させた状態のまま、折れ止め部36の嵌合部36Bを、操作部外装32の開口部32A内に嵌合し、折れ止め部35の固定用口金36AをOリング受け口金34に固定する。
つまり、固定用口金36Aの嵌合部36Bの内周側に設けられたネジ部36x(図12参照)を、Oリング受け口金34の外周側に設けられたネジ部34aに螺合していく。
この螺合を進めると、固定用口金36Aの端部36aがリング部材35の接触面35xおよび凸部35aに当接する。これにより、リング部材35を、折れ止め部36と操作部外装32との間に固定することができる。
本実施形態の内視鏡2においては、リング部材35は、折れ止め部36の端部36aとの接触面35xに、折れ止め部36に向かう方向に突出するように設けられた凸部35aを備えて構成されている。また、このリング部材35の凸部35aは、折れ止め部36の中心軸Oに対してリング部材35がずれる方向、すなわち、隙間60(図2参照)が形成される方向に配置されている。
このため、本実施形態では、傾いたままの状態のOリング受け口金34に折れ止め部36を螺合して取り付けていくと、受け部32x側に配置される折れ止め部36の端部36aは、リング部材35の接触面35xに設けられた凸部35aに当接することになる。
したがって、受け部32xとは逆側の折れ止め部36の端部36aがリング部材35の接触面35xに最初に当接し、受け部32x側の折れ止め部36の端部36aとリング部材35の接触面35xとの間に隙間が生じたとしても、折れ止め部36の螺合による締め付けを続けることにより、受け部32x側に配置される折れ止め部36の端部36aがリング部材35の接触面35xの凸部35aに当接する。
すなわち、この折れ止め部36の端部36による凸部35aへの当接によって、リング部材35がすれる方向に該リング部材35を操作部外装32に押さえつける押圧力を発生することができる。そして、この発生した押圧力により、折れ止め部36を、該折れ止め部36の中心軸Oとリング部材35の中心軸O1とを一致させるように移動させることができると同時に、折れ止め部36とリング部材35との間に生じていた隙間を無くすことができる。また、凸部35aのような突起を設けるのではなく、接触面35xを傾斜させることでも、同様の効果を得ることができる。
これにより、リング部材35に凸部35aを設けた簡単な構成で、口金33およびOリング受け口金34の軸ズレにより生じる隙間を吸収して無くすことができるので、外観や洗浄性が良好な操作部10を組み立てることができる。
勿論、操作部外装32および操作部本体31などの操作部の外装部品の型修正や、操作部内の部品の交差調整などを行う必要はなく、製造工程の簡易化および製造工数の削減等により、製造コストを安価にすることも可能となる。
従って、本実施形態によれば、簡単な構成で折れ止め部36とリング部材35との隙間を無くして、良好な外観を得ることができる内視鏡2を実現することができる。
本発明は、上述した実施形態、および変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1 内視鏡システム
2 内視鏡
3 光源装置
4 ビデオプロセッサ
5 モニタ
6 先端部
7 湾曲部
8 可撓管部
9 挿入部
10 操作部
11 湾曲操作ノブ
12 上下湾曲操作ノブ
13 左右湾曲操作ノブ
14a 送気送水ボタン
14b 吸引ボタン
15 スイッチ
16 処置具チャンネル挿通口
17 ユニバーサルコード
18 内視鏡コネクタ
19 映像用ケーブル
19A プロセッサ用コネクタ
19B 映像用コネクタ
21 観察窓
22 照明窓
23 先端開口
24 ノズル
31 操作部本体
32 操作部外装
32A 開口部
32B 固定部
32a 先端面
32x 受け部
33 口金
33a ネジ部
34 Oリング受け口金
34a ネジ部
34b ネジ部
34x 当接部
35 リング部材
35a 凸部
35A 開口
35b 接触面
35x 接触面
36 折れ止め部
36A 固定用口金
36B 嵌合部
36C 連通孔
36a 端部
36x ネジ部
37 地板

Claims (2)

  1. 操作部本体と、前記操作部本体に取り付けられる、樹脂部材を用いて構成された操作部外装と、を有する操作部と、
    前記操作部内において強固に固定されていない構造であり、前記操作部内に配置された金属製の板部材と、
    基端部が前記板部材に固定される口金と、
    リング装着用の口金であるとともに、ねじ部を前記口金のねじ部に螺合することにより前記操作部外装を前記操作部本体に固定するリング受け口金と、
    基端部が前記口金に固定されるコードと、
    を備える内視鏡において、
    前記操作部外装から延出されるコードの外周に、端部が前記操作部外装に接するように取り付けられる折れ止め部と、
    さらに、前記操作部外装の開口部の先端面に配置した状態で、前記折れ止め部の固定用口金を前記リング受け口金に螺合して取り付けられるように構成され、前記コードの外周部にて環状に形成され、前記操作部外装と前記折れ止め部の端部との間に配置されるとともに、前記折れ止め部の端部との接触面に、前記折れ止め部に向かう方向に突出するように設けられた凸部を備えたリング部材と、
    を具備し
    前記リング部材の凸部は、前記折れ止め部を前記リング受け口金に螺合して固定した際に、前記リング部材の中心軸に対して前記折れ止め部の中心軸が傾く方向に配置されていることを特徴とする内視鏡。
  2. 前記リング部材の中心軸と直交する平面において、前記凸部の一端と前記中心軸とを結ぶ仮想線と、水平線との角度が80度、前記凸部の他端と前記中心軸とを結ぶ仮想線と、水平線との角度が35度であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
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