JP4830240B2 - 鋼の連続鋳造方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼の連続鋳造方法及び装置に係り、特に、磁界を印加してモールド内溶鋼の流動を制御することにより、鋳片表面及び内部の介在物を減少させることが可能な、鋼の連続鋳造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車用鋼板を中心として、鋼製品の品質向上要求が厳しくなり、スラブ段階から清浄度の優れた高品質のスラブの要求が高まっている。スラブの欠陥には、介在物や気泡に起因するものや、溶鋼中の成分の偏析に起因するものがあり、モールド内の流動は、これらと深い関係があるため、多くの研究、発明がなされてきた。その一つとして、磁界を用いたモールド内流動制御方法が考えられている。
【0003】
例えば、特開平2−37946には、モールド内の溶鋼のメニスカス部に移動磁界を作用して、初期凝固への流動により捕捉される介在物を洗浄除去することが記載されている。
【0004】
又、特開平2−284750には、モールド内へ溶鋼を吐出するための浸漬ノズルの吐出口の上下に均一な静磁場を作用して、上部でモールドパウダの巻き込みを防ぐと共に、下部で介在物の溶鋼バルク内部への浸入を防ぐことが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平2−37946のように、メニスカス部に移動磁界を作用する技術は、凝固界面への流動による洗浄効果により、捕捉されようとする介在物の低減には有効であるが、与える流動が強すぎると、逆にモールドパウダの巻き込みを助長してしまう。又、浸漬ノズルを介して、モールド内に入ってきた介在物の低減や、巻き込まれたモールドパウダの溶鋼バルク内部への浸入の抑止は不可能である。
【0006】
一方、特開平2−284750のように、浸漬ノズル吐出口の上下に静磁場を作用させる技術は、ノズル下方に配置された静磁場は、溶鋼バルク深くに浸入する介在物の低減効果はあるものの、吐出口上部の静磁場は、上記のメニスカス近傍の初期凝固における流動を抑制してしまうために、捕捉されようとする介在物の洗浄効果が無く、むしろ逆に増加させる作用が働く等の問題点を有していた。
【0007】
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたもので、移動磁界を付与しつつ、モールドパウダの巻き込みを防止することを第1の課題とする。
【0008】
本発明は、更に、内部に浸入する介在物の量を減少させることを第2の課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、先端側面に吐出口が設けられた浸漬ノズルからモールド内に吐出された溶鋼に、モールド内の溶鋼のメニスカスより下で移動磁界を与えながら鋼を連続鋳造するに際して、メニスカスから150〜300mm以下の位置で前記移動磁界を与えると共に、該移動磁界より上のメニスカス付近で溶鋼に静磁界を与えるようにして、前記第1の課題を解決したものである。
【0010】
更に、前記移動磁界より下方のノズル吐出口より下でも、溶鋼に静磁界を与えるようにして、前記第2の課題を解決したものである。
【0011】
本発明は又、先端側面に吐出口が設けられた浸漬ノズルからモールド内に吐出された溶鋼に、モールド内の溶鋼のメニスカスより下で移動磁界を与えながら鋼を連続鋳造するための鋼の連続鋳造装置において、モールド内の溶鋼のメニスカスより下で溶鋼に移動磁界を与えるための、上端をメニスカスから150〜300mm下に位置させた移動磁界発生コイルと、前記移動磁界より上のメニスカス付近で溶鋼に静磁界を与えるための上部静磁界発生コイルと、前記移動磁界より下方のノズル吐出口より下で溶鋼に静磁界を与えるための下部静磁界発生コイルとを備えることにより、前記第1及び第2の課題を解決したものである。
【0013】
前記課題を解決するべく、発明者等は、低融点金属を作って、モデル実験を行った。モデルは、実機の1/5縮小モデルを用い、液体の低融点金属をモールド内に注入し、モールド内で冷却凝固させながら、メニスカス近傍に交流の移動磁界を作用させた。評価は液体の低融点金属注入時に、該低融点金属の比重に対し約1/3の微粒子を混入し、更に、同物質を、メニスカス上に浮かべて、それぞれ介在物とモールドパウダとして、凝固後の低融点金属表面に存在する微粒子数を測定することにより行った。実験結果を図1に示す。図において、オープンマーク(○印)は、移動磁界のみを印加した場合、ソリッドマーク(●印)は、メニスカスを挟む形で静磁場を印加した場合の測定値である。
【0014】
図1から明らかなように、移動磁界を発生させるコイルの上端がメニスカスに近すぎると、移動磁界により発生した流動が強すぎて、モールドパウダの巻き込みが増大し、逆に、メニスカス位置に対して、コイル上端が下方に離れると、流動による凝固界面の洗浄が弱すぎて、介在物が増加する。従って、コイル上端とメニスカスの距離が150〜300mmの所に、介在物量が最少となる範囲が存在する。
【0015】
図1に、同じモデルを使って、メニスカスを挟む形で静磁場を印加した時の測定結果を、ソリッドマーク(●印)で示す。移動磁界のみの場合(オープンマーク:○印)に比べ、メニスカスと移動磁界発生コイル上端間距離の小さい方で、若干表層部の粒子個数の減少効果は認められたが、最適範囲は同じであった。
【0016】
本発明は、上記のような実験結果に基づいてなされたもので、凝固界面に流動を与えて、凝固シェルに捕捉されようとする介在物を洗浄する移動磁界と、流動体を制動する作用のある直流の静磁場を組み合わせることにより、両者の特徴を生かすモールド内流動制御技術を考案したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0018】
本実施形態は、図2にモールド20の横断面を示す如く、モールド20内の溶鋼10のメニスカス10Mより下で溶鋼10に移動磁界を与えるための移動磁界発生コイル30と、前記移動磁界より上のメニスカス10M付近で溶鋼10に静磁界を与えるための上部静磁界発生コイル32と、前記移動磁界より下方の浸漬ノズル22の吐出口22Pより下で溶鋼10に静磁界を与えるための下部静磁界発生コイル34とを備えたものである。図において、12は凝固シェル、14はモールドパウダ、36は、上下の静磁界発生コイル32、34を連結するコアである。
【0019】
前記移動磁界発生コイル30は、その上端を、メニスカス10Mからの距離Lが150〜300mmになるように配置され、メニスカス近傍の初期凝固界面に流動を与えて、介在物の洗浄効果を与える。
【0020】
前記上部静磁界発生コイル32は、メニスカス10Mを挟むように配置され、メニスカス10M上のモールドパウダ14の巻き込みを防止する。
【0021】
前記下部静磁界発生コイル34は、ノズル吐出口22Pよりも下に配置され、鋳片の溶鋼バルク内に浸入する介在物を低減する。
【0022】
本実施形態においては、上部静磁界発生コイル32と下部静磁界発生コイル34をコア36で連結しているので、強力な静磁界を得ることができる。なおコアを、上部静磁界発生コイル32と下部静磁界発生コイル34で独立させたり、あるいは省略することも可能である。
【0023】
又、本実施形態においては、移動磁界発生コイル30よりも上方に上部静磁界発生コイル32を配置するだけでなく、下方に下部静磁界発生コイル34を配置しているので、メニスカス上のモールドパウダの巻き込みだけでなく、鋳片の溶鋼バルク内に浸入する介在物を低減することもできる。なお下部静磁界発生コイル34を省略して、上部静磁界発生コイル32により、移動磁界によるモールドパウダの巻き込みを防止することも可能である。
【0024】
【実施例】
C0.0015〜0.0024%、Mn0.010〜0.014%、Al0.0022〜0.0034%の極低炭アルミキルド綱を、鋳込幅1000〜1450mm、鋳込速度1.8〜2.5m/分で鋳造する際に、本発明を適用したものを実施例1とした。なお比較例1として、本発明の移動磁界発生コイル30なしで静磁場のみ印加した条件で、又、比較例2として、モールド内での流動制御を全く行わない条件で、約5000トン鋳造した。鋳造時の浸漬ノズル形状、深さ、タンディッシュのΔT(溶鋼の温度−凝固温度)は同一条件である。このようにして鋳造した鋳片を熱間圧延又は冷間圧延に供し、製品コイル表面の欠陥長さと個数を測定した。結果を図3に示す。
【0025】
ここで、欠陥混入率は、次式で定義した。
【0026】
欠陥混入率=(欠陥個数/検査コイル長さ(m))×100…(1)
【0027】
なお、欠陥個数は検査コイル上に存在する欠陥1個当り1mと見なした値である。
【0028】
図3から明らかなように、本発明を適用することで、静磁場のみの時の欠陥混入率の1/8、流動制御を作用させない条件の時の欠陥混入率の1/10に低減できることが確認できた。
【0029】
又、本発明を、C0.08〜0.12%、Si0.18〜0.24%、Mn0.88〜0.95%、Al0.020〜0.024%の中炭素アルミキルド綱の厚板用素材に適用し、厚さ15〜20mmの厚板を製造したものを実施例2とした。鋳込条件としては、長辺1800〜2200mm×短辺220mmのモールド内面寸法に対して、鋳込速度1.4〜1.6m/分とした。このようにして製造した厚板製品を、全面超音波探傷(UT)して、介在物個数を調査し、UT不良率を求めた。比較例としては、同じ鋳込条件で、移動磁界のみを印加した場合を比較例3、上下の静磁場のみを印加した場合を比較例4、モールド内に電磁威力を全く作用させない場合を比較例5とし、それぞれ約3000トンを対象とした。測定結果を図4に示す。
【0030】
図4から明らかなように、本発明を適用することで、モールドパウダ巻き込み、表層介在物、内部介在物とも減少し、表面、内部の健全な鋳片の製造が可能となった。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、移動磁界によるメニスカス上部のモールドパウダの巻き込みを防止して、健全な連続鋳造鋳片を製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による連続鋳造装置における好適な移動磁界発生コイル位置を示す線図
【図2】本発明の実施形態の構成を示す横断面図
【図3】本発明の実施例及び比較例における欠陥混入率を比較して示す図表
【図4】同じくUT不良率を比較して示す図表
【符号の説明】
10…溶鋼
10M…メニスカス
12…凝固シェル
14…モールドパウダ
20…モールド
22…浸漬ノズル
22P…吐出口
30…移動磁界発生コイル
32…上部静磁界発生コイル
34…下部静磁界発生コイル

Claims (3)

  1. 先端側面に吐出口が設けられた浸漬ノズルからモールド内に吐出された溶鋼に、モールド内の溶鋼のメニスカスより下で移動磁界を与えながら鋼を連続鋳造するに際して、
    メニスカスから150〜300mm以下の位置で前記移動磁界を与えると共に、該移動磁界より上のメニスカス付近で溶鋼に静磁界を与えることを特徴とする鋼の連続鋳造方法。
  2. 前記移動磁界より下方のノズル吐出口より下でも、溶鋼に静磁界を与えることを特徴とする鋼の連続鋳造方法。
  3. 先端側面に吐出口が設けられた浸漬ノズルからモールド内に吐出された溶鋼に、モールド内の溶鋼のメニスカスより下で移動磁界を与えながら鋼を連続鋳造するための鋼の連続鋳造装置において、
    モールド内の溶鋼のメニスカスより下で溶鋼に移動磁界を与えるための、上端をメニスカスから150〜300mm下に位置させた移動磁界発生コイルと、
    前記移動磁界より上のメニスカス付近で溶鋼に静磁界を与えるための上部静磁界発生コイルと、
    前記移動磁界より下方のノズル吐出口より下で溶鋼に静磁界を与えるための下部静磁界発生コイルと、
    を備えたことを特徴とする鋼の連続鋳造装置。
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