JP4830218B2 - 駆動信号供給回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスイッチング電源の技術分野に係り、特に、ポータブルコンピュータに適した電源に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスイッチングレギュレータの一例を図6の符号510に示す。
このスイッチング電源510は、制御回路520と、出力トランジスタ511と、インダクタンス素子513と、出力コンデンサ514と、フライホイールダイオード517とを有している。
【0003】
出力トランジスタ511は、nチャネルMOSFETで構成されており、そのゲート端子は制御回路520に接続されており、制御回路520によってその動作が制御される。
【0004】
出力トランジスタ511のドレイン端子は高電圧電源VPに接続され、ソース端子はインダクタンス素子513の一端に接続されている。該インダクタンス素子513の他端は、出力端子518に接続されている。出力端子518と接地電位の間には、出力コンデンサ514が接続されており、この出力コンデンサ514と並列に負荷515が接続されている。
【0005】
フライホイールダイオード517のアノード端子は接地電位に接続され、カソード端子は出力トランジスタ511のソース端子に接続されている。
【0006】
出力トランジスタ511が導通すると、そのソース端子が高電圧電源VPに接続される。この状態ではフライホイールダイオード517は逆バイアスされ、高電圧電源VPからインダクタンス素子513を介して出力コンデンサ514及び負荷515に電流が供給される。
【0007】
その状態から出力トランジスタ511が遮断すると、インダクタンス素子513に起電力が生じ、出力トランジスタ511のソース端子が負電位に振られ、フライホイールダイオード517が順バイアスされ、インダクタンス素子513に蓄積されたエネルギーによって負荷515に電流が供給される。
【0008】
上記の出力トランジスタ511の動作は制御回路520によって制御されている。制御回路520の内部構成を説明すると、該制御回路520内には、第1、第2の分圧抵抗521、522と、コンパレータ525と、基準電圧回路526と、レベルシフト回路533と、バッファ回路535と、補助電源回路539とを有している。
【0009】
出力端子518の電圧は、第1、第2の分圧抵抗521、522によって分圧され、コンパレータ525の反転入力端子に入力されている。基準電圧回路526が出力する基準電圧は、コンパレータ525の非反転入力端子に入力されており、コンパレータ525は、出力端子518の分圧電圧と基準電圧とを比較し、比較結果をレベルシフト回路533を介してバッファ回路535に出力する。
【0010】
バッファ回路535は、補助電源回路539によって動作し、比較結果に従い、出力端子518の分圧電圧が基準電圧よりも小さいときには、補助電源回路539から供給される電力により、出力トランジスタ511のゲート端子に高電圧を印加し、出力トランジスタ511を導通させる。その逆のときにはゲート端子にソース端子と同電位の電圧を印加し、出力トランジスタ511を遮断させる。
【0011】
上記コンパレータ525は、ヒステリシス特性を有しており、出力トランジスタ511が一旦導通すると、出力端子518の分圧電圧が、ヒステリシス特性の電圧分だけ低下しないと出力トランジスタ511が遮断に転じないように、その制御を行なう。
【0012】
このヒステリシス特性のため、負荷515が軽くなり、出力電流が小さくなった場合に、出力端子518の電圧が低下しにくく、そのため、スイッチング電源510の発振周波数が低下する。
【0013】
一般に、スイッチング電源510をコンピュータのオーディオ用に使用する場合には、スイッチング電源510の発振周波数が、音声帯域に存在すると、スイッチング周波数がスピーカーに雑音となって現れてしまうという問題がある。
【0014】
従って、上記スイッチング電源510では、軽負荷の場合に発振周波数が低下し、音声帯域の上限周波数FM(FM≒20kHz)以下になった場合にノイズが発生してしまう。
【0015】
図5のグラフ中の符号L3は、負荷の大きさと、このスイッチング電源510の発振周波数との関係を示す曲線である。負荷515が、大きさBよりも軽くなると、発振周波数が音声帯域の上限周波数FMよりも低下する。
【0016】
発振周波数が負荷の大小によらずに一定になる回路としては、図7の符号610に示すスイッチング電源がある。
【0017】
このスイッチング電源610は、第1、第2の出力トランジスタ611、612と、制御回路620と、インダクタンス素子613と、出力コンデンサ614とを有している。
【0018】
第1、第2の出力トランジスタ611、612は、nチャネルMOSFETで構成されており、第1の出力トランジスタ611のドレイン端子は、高電圧電源VPに接続され、他方、第2の出力トランジス612のソース端子は接地電位に接続されている。
【0019】
第1の出力トランジスタ611のソース端子と第2の出力トランジスタ612のドレイン端子とは互いに接続されている。この互いに接続された部分を符号619で示す接続点とすると、インダクタンス素子613の一端は、該接続点619に接続されている。
【0020】
インダクタンス素子613の他端は出力端子618に接続されており、該出力端子618と接地電位の間に、出力コンデンサ614が接続されている。
負荷615は、出力コンデンサ614に並列に接続されている。
【0021】
第1、第2の出力トランジスタ611、612のゲート端子には、制御回路610が接続されており、第1、第2の出力トランジスタ611、612の動作は制御回路610によって制御される。
【0022】
上記既説明のスイッチング電源510と同じ部分は省略し、このスイッチング電源610の制御回路620の内部構成を説明する。
【0023】
この制御回路620は、第1、第2の出力トランジスタ611、612の動作をそれぞれ制御する第1、第2の制御回路630、640を有している。
【0024】
出力端子618の電圧は、第1、第2の分圧抵抗621、622によって分圧され、コンパレータ625によって、その分圧電圧と基準電圧源626が出力する基準電圧とが比較され、コンパレータ625からその比較結果が出力される。
【0025】
ここでは分圧電圧が基準電圧よりも高い場合にはロー信号が出力され、逆の場合にはハイ信号が出力される。
【0026】
第1、第2の制御回路630、640内には、それぞれ第1、第2の遅延回路632、642が設けられており、第1の遅延回路632には、コンパレータ625の出力信号が直接入力され、第2の遅延回路632には、コンパレータ625の出力信号がインバータ641で反転されて入力される。
【0027】
第1の遅延回路632の出力信号は、レベルシフト回路633とバッファ回路635とを介して第1の出力トランジスタ611に出力され、第2の遅延回路642の出力信号は、バッファ回路645を介して第2の出力トランジスタ612に出力される。
【0028】
第1、第2の遅延回路632、642は、入力された信号が、ロー信号からハイ信号に変化するタイミングだけを遅延して出力するように構成されており、その結果、第1、第2の出力トランジスタ611、612は、コンパレータ625の出力信号が切り替わるタイミングのうち、それぞれ遮断状態から導通状態に転じるタイミングだけが遅れる。
【0029】
先ず、第2の出力トランジスタ612が遮断している状態で、第1の出力トランジスタ611が導通し、インダクタンス素子613の一端が高電圧電源VPに接続されると、高電圧電源VPからインダクタンス素子613を介して、負荷615及び出力コンデンサ614に電流が供給される。
【0030】
次に、第1の出力トランジスタ611が導通から遮断に転じると、インダクタンス素子613に蓄積されたエネルギーによって負荷615と出力コンデンサ614に電流が供給される。その電流は、第2の出力トランジスタ612内の寄生ダイオードを通って流れるか、又は、第2の出力トランジスタ612が導通している場合には、通常とは逆向きに(ソース端子からドレイン端子に向かって)流れる。
【0031】
この場合、第2の出力トランジスタ612が導通していると、今度は出力コンデンサ614が放電を開始し、インダクタンス素子613と第2の出力トランジスタ612を介して接地電位に電流が流れる。図6中の符号616は、その放電電流の向きを示している。
【0032】
この放電電流は、出力コンデンサ614の電荷を消費するため、軽負荷の場合であっても出力端子618の電圧は速やかに低下する。
【0033】
そして、出力端子618の分圧電圧が基準電圧よりも低下すると、第2の出力トランジスタ612は遅延することなく遮断され、次いで、第1の出力トランジスタ611は、第1の遅延回路632で設定された遅延時間だけ経過した後導通する。
【0034】
第1の出力トランジスタ611が導通した時点では、出力コンデンサ614の放電により、軽負荷であっても重負荷のときと同程度まで出力端子618の電圧は低下している。
【0035】
従って、このスイッチング電源620では、第1、第2の出力トランジスタ611、612の発振周波数は、負荷の大小によらず、ほぼ一定になる。
【0036】
図5のグラフの符号L2は、負荷615の大小とスイッチング電源610の発振周波数の関係を示すグラフである。
【0037】
このスイッチング電源610では、発振周波数が高い方が出力リップル電圧が小さく、出力端子618の電圧を一定に維持しやすい。従って、重負荷のときに出力端子618の電圧を低下させないために、発振周波数は音声帯域の上限周波数FMよりもかなり高めに設定されている。そのため、逆に軽負荷の場合には発振周波数が高すぎ、第1、第2の出力トランジスタ611、612が不必要にスイッチング動作するため、軽負荷の効率が低下してしまい、ポータブルコンピュータには不向きである。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来技術の不都合を解決するために創作されたものであり、その目的は、ポータブルコンピュータに適した電源を提供することにある。
【0039】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の駆動信号供給回路は、電源電圧供給端子と第1のノードとの間に接続された第1のスイッチングトランジスタと、上記第1のノードと基準電圧供給端子との間に接続され、上記第1のスイッチングトランジスタが遮断状態にあるときに導通状態となり得る第2のスイッチングトランジスタと、一端が上記第1のノードに接続されたコイルと、上記コイルの他端と基準電圧供給端子との間に接続された平滑コンデンサとを有するスイッチングレギュレータの第1及び第2のスイッチングトランジスタに駆動信号を供給する駆動信号供給回路であって、スイッチングレギュレータの出力電圧に応じた第1の検出電圧と第1の基準電圧とを比較して第1の比較信号を出力する比較回路と、上記第1の比較信号を入力して上記第1のスイッチングトランジスタを駆動するための第1の駆動信号を出力する第1の駆動回路と、上記第1の比較信号を入力して上記第2のスイッチングトランジスタを駆動するための第2の駆動信号を出力する第2の駆動回路と、上記第1のノードの電圧に応じた第2の検出電圧と第2の基準電圧とを比較して第2の比較信号を出力する第2の比較回路と、上記第2の比較信号を入力して上記第2のスイッチングトランジスタの導通を禁止するための禁止信号を出力する論理回路とを有する。
また、本発明の駆動信号供給回路は、好適には、上記第2の基準電圧が電源電圧に応じて変化する。
更に、本発明の駆動信号供給回路においては、上記第1の駆動回路が、上記第1の比較信号の立ち上がり又は立ち下がりに第1の遅延時間を与える第1の遅延回路を有し、上記第2の駆動回路が、上記第1の比較信号の反転信号の立ち上がり又は立ち下がりに第2の遅延時間を与える第2の遅延回路と、上記第2の遅延回路の出力信号と上記禁止信号との所定の論理演算を行なって論理信号を出力する論理手段とを有する。
【0040】
本発明の駆動信号供給回路は上記のように構成されており、第2のスイッチングトランジスタが平滑コンデンサを放電させる放電期間が設けられている。軽負荷の場合には、この放電期間に放電される電荷量に応じて平滑コンデンサの電圧が低下するため、出力電圧が低下する。従って、第1のスイッチングトランジスタが遮断している期間が短くなり、軽負荷の場合におけるスイッチングレギュレータの発振周波数の低下が抑制される。
【0041】
そして、本発明の駆動信号供給回路においては、第1のノードの電圧に応じて出力される禁止信号により第2のスイッチングトランジスタが強制的に遮断状態とされ、上記放電期間が終了させられる。このように、上記放電期間が強制的に終了させられ、平滑コンデンサの過度の放電が防止されるので、スイッチングレギュレータの効率の低下が抑制される。
【0042】
このように、本発明のスイッチングレギュレータは、軽負荷の場合における発振周波数の音声帯域への低下を防止できると共に、電力変換効率を高く維持することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】
図1の符号10は本発明の一例のスイッチング電源を示している。
このスイッチング電源10は、第1、第2の出力トランジスタ11、12と、インダクタンス素子13と、出力コンデンサ14と、制御回路20と、周波数制御装置50とを有している。
【0044】
第1、第2の出力トランジスタ11、12は、nチャネルMOSFETで構成されており、第1の出力トランジスタ11のドレイン端子は高電圧電源VPに接続され、他方、第2の出力トランジスタ12のソース端子は接地電位に接続されている。
【0045】
第1の出力トランジスタ11のソース端子は第2の出力トランジスタ12のドレイン端子に接続されている。符号19は、第1の出力トランジスタと第2の出力トランジスタ12との接続点を示している。
【0046】
この接続点19には、インダクタンス素子13の一端が接続されている。該インダクタンス素子13の他端は、出力端子18に接続されている。
【0047】
出力端子18と接地電位の間に、出力コンデンサ14が接続されており、負荷15が出力端子18と接地電位の間に、出力コンデンサ14と並列に接続されている。
【0048】
第1、第2の出力トランジスタ11、12のゲート端子は、制御回路20に接続されており、導通状態と遮断状態が制御回路20によって制御される。
【0049】
第2の出力トランジスタ12が遮断している状態で、第1の出力トランジスタ11が導通すると、インダクタンス素子13の一端が高電圧電源VPに接続され、インダクタンス素子13に高電圧電源VPから電流が流される。その電流は出力コンデンサ14を充電すると共に負荷15に供給される。
【0050】
第1、第2の出力トランジスタ11、12の内部には、ソース拡散層をアノードとし、ドレイン拡散層をカソードとする寄生ダイオードが生じている。
【0051】
そのため、第1の出力トランジスタ11が導通から遮断に転じ、インダクタンス素子13の両端に出力コンデンサ14を充電する方向の電流が生じると、接続点19が負電位になり、第2の出力トランジスタ12内部の寄生ダイオードが順バイアスされる。その結果、寄生ダイオードが導通し、インダクタンス素子13から供給される電流は、その寄生ダイオードを流れ、その電流が負荷15と出力コンデンサ14に供給される。
【0052】
次いで、第2の出力トランジスタ12のゲート端子にスレッショルド電圧以上の電圧が印加され、第2の出力トランジスタ12が導通すると、内部の寄生ダイオードを通らずに、第2の出力トランジスタ12のソース端子からドレイン端子に向けて電流が流れる。
【0053】
インダクタンス素子13に蓄積されたエネルギーが消費されると、出力コンデンサ14を充電する向きの電流は停止する。その時点で第2の出力トランジスタ12が導通状態にあると、今度は、出力コンデンサ14の放電により、インダクタンス素子13に、出力端子18から接続点19に向って電流が流れる。また、その電流は第2の出力トランジスタ12のドレイン端子からソース端子に向かって流れる。
【0054】
この状態では、インダクタンス素子13に、出力コンデンサ14から供給される放電電流によってエネルギーが蓄積される。また、このとき、出力コンデンサ14の放電電流は、負荷15にも供給される。
【0055】
次いで、第2の出力トランジスタ12が遮断すると、第1、第2の出力トランジスタ11、12の両方が遮断した状態になり、インダクタンス素子13に蓄積されたエネルギーによって、インダクタンス素子13の両端に、出力コンデンサ14の放電電流と同じ向きに電流を流す極性の電圧が生じる。
【0056】
その電圧により、第1の出力トランジスタ11のソース端子には、高電圧電源VPの電圧よりも高い電圧が印加され、インダクタンス素子13に生じた電圧により、第1の出力トランジスタ11内部の寄生ダイオードを通って、高電圧電源VPに電流が流れ込む。
【0057】
その電流は、インダクタンス素子13に蓄積されたエネルギーが消費されると停止する。
【0058】
上記のような第1、第2の出力トランジスタ11、12の導通と遮断は制御回路20によって制御される。制御回路20の内部構成を説明すると、該制御回路20は、第1、第2の分圧抵抗21、22と、主基準電圧源26と、主コンパレータ25と、第1、第2のゲート駆動回路30、40とを有している。
【0059】
第1、第2の分圧抵抗21、22は直列接続されており、出力端子18に現れる電圧が、第1、第2の分圧抵抗21、22によって分圧される。分圧された出力電圧は、主コンパレータ25の反転入力端子に入力される。
【0060】
主基準電圧源26が出力する主基準電圧Vref1は、主コンパレータ25の非反転入力端子に入力されており、分圧電圧が主基準電圧Vref1よりも大きいときには主コンパレータ25から低電圧のロー信号が出力され、その逆のときには高電圧のハイ信号が出力される。
【0061】
主コンパレータ25から出力された信号は、第1、第2のゲート駆動回路30、40にそれぞれ出力される。
【0062】
先ず、第1のゲート駆動回路30を説明すると、この第1のゲート駆動回路30は、第1の遅延回路32と、レベルシフト回路33と、第1のバッファ回路35と、ダイオード37と、補助電源用コンデンサ36とを有している。
【0063】
主コンパレータ25から出力された信号は、第1のゲート駆動回路30内では、先ず、第1の遅延回路32に入力される。この第1の遅延回路32では、入力された信号のうち、ロー信号からハイ信号に転じるタイミングだけが遅延されてレベルシフト回路33に出力される。
【0064】
レベルシフト回路33は、入力された信号の電圧値を高電圧側にシフトさせ、第1のバッファ回路35に出力する。
【0065】
第1のバッファ回路35の電源電圧端子は、ダイオード37のカソード端子に接続されており、該ダイオード37のアノード端子は低電圧電源VDDに接続されている。この低電圧電源VDDの出力電圧は、高電圧電源VPの出力電圧よりも低い。
【0066】
また、第1のバッファ回路35の接地電圧側端子は第1の出力トランジスタ11のソース端子(接続点19)に接続されている。
【0067】
従って、ダイオード37が順バイアスされ、低電圧電源VDDから電流が供給されると、その電流は第1のバッファ回路35に供給され、第1の出力トランジスタ11のソース端子に流れ込む。
【0068】
また、第1のバッファ回路35の電源電圧端子と接地電圧端子との間には、補助電源用コンデンサ36が接続されている。従って、ダイオード37を流れた電流は、補助電源用コンデンサ36を充電する。
【0069】
第1の出力トランジスタ11のソース端子の電圧が低電圧電源VDDよりも充分に低い場合には、ダイオード37は順バイアスされ、第1のバッファ回路35はダイオード37を流れた電流によって動作すると共に、補助電源用コンデンサ36は低電圧電源VDDによって充電される。
【0070】
他方、インダクタンス素子13に生じた起電力により、第1の出力トランジスタ11内部の寄生ダイオードが順バイアスされる状態では、第1の出力トランジスタ11のソース端子の電圧は、低電圧源VDDよりも高いから、ダイオード37は逆バイアスされ、第1のバッファ回路35は、補助電源用コンデンサ36から電力の供給を受ける。
【0071】
第1のバッファ回路35は、入力された信号の極性を反転させず、出力インピーダンスを小くして第1の出力トランジスタ11のゲート端子に出力する。
【0072】
先ず、主コンパレータ25から出力された信号がロー信号である場合を説明すると、この場合には、第1のバッファ回路35から、第1の出力トランジスタ11のゲート端子にロー信号が印加される。即ち、第1の出力トランジスタ11のゲート端子とソース端子とが実質的に接続される。
【0073】
次に、主コンパレータ25からハイ信号が出力された場合を説明すると、この場合には、第1の出力トランジスタ11のソース端子の電位の大きさによらず、第1のバッファ回路35は、第1の出力トランジスタ11のゲート端子とソース端子の間に、スレッショルド電圧以上の正電圧を印加し、第1の出力トランジスタ11を導通させる。その結果、第1の出力トランジスタ11のソース端子は、高電圧電源VPと略同電位になる。
【0074】
低電圧電源VDDの出力電圧は、通常、高電圧電源VPの出力電圧よりも低いため、第1の出力トランジスタ11が導通すると、ダイオード37は逆バイアスされる。この状態では、第1のバッファ回路35の電源電圧端子は低電圧電源VDDから切り離され、第1のバッファ回路35は補助電源用コンデンサ36の充電電圧によって駆動される。
【0075】
なお、この状態では第1のバッファ回路35の接地電圧端子は高電圧電源VPと同電位になり、電源電圧端子は、高電圧電源VPの電圧に補助電源用コンデンサ36の充電電圧を加算した電位になっている。
【0076】
そして、その状態から主コンパレータ25の出力信号がハイ信号からロー信号に転じると、第1のバッファ回路35は、第1の出力トランジスタ11を遅延なしに遮断させる。
【0077】
次に、第2のゲート駆動回路40の動作を説明すると、該第2のゲート駆動回路40は、インバータ素子41と、第2の遅延回路42と、主論理回路43と、第2のバッファ回路45とを有している。
【0078】
主コンパレータ25から出力された信号は、先ず、インバータ素子41で反転され、第2の遅延回路42に出力される。
【0079】
この第2の遅延回路42は、入力された信号がロー信号からハイ信号に変化するときだけ、その変化が遅延されて出力される。
【0080】
第2の遅延回路42から出力された信号は、主論理回路43を介して、第2のバッファ回路45に伝達される。
【0081】
主論理回路43には、周波数制御装置50から出力される制御信号が入力されており、第2の遅延回路42から入力された信号の伝達状態は制御信号によって制御される。
【0082】
ここで、第2の遅延回路42から出力された信号が、第2のバッファ回路45にそのまま伝達されたものとすると、第2のバッファ回路45は、入力された信号の極性を反転させず、出力インピーダンスを小さくして第2の出力トランジスタ12のゲート端子に出力する。
【0083】
主コンパレータ25からハイ信号が出力されると、その信号はインバータ素子41で反転され、その信号が第2の出力トランジスタ12のゲート端子に伝達された場合に、第2の出力トランジスタ12は遮断する。
【0084】
第1の出力トランジスタ11が導通し、第2の出力トランジスタ12が遮断した状態では、上述したように、インダクタンス素子13には、高電圧電源VPから電流が供給され、出力コンデンサ14は、その電流によって充電される。また、インダクタンス素子13を流れた電流は、負荷15にも供給される。
【0085】
次に、その状態から主コンパレータ25の出力がハイ信号からロー信号に切り替わると、第1の出力トランジスタ11は直ちに遮断するのに対し、インバータ素子41から出力される信号は第2の遅延回路42によって遅れて伝達され、先ず、第1の出力トランジスタ11と第2の出力トランジスタ12とが両方とも遮断した状態になり、上述したように、第2の出力トランジスタ12内部の寄生ダイオードを通って電流が流れる。
【0086】
次いで、第1の出力トランジスタ11が遮断した状態で第2の出力トランジスタ12のゲート端子にハイ信号が伝達されると、上述したように、第2の出力トランジスタ12は導通し、第2の出力トランジスタ12のソース端子からドレイン端子に向けて電流が流れる。
【0087】
図4のグラフは、スイッチング電源10の上記動作を示すタイミングチャートであり、同図の符号N1〜N9で示した電圧波形は、それぞれ、主コンパレータ25の出力信号(N1)、第1の遅延回路32の出力信号(N2)、第2の遅延回路42の出力信号(N3)、第1の出力トランジスタ11のゲート端子の電圧(N4)、第2の出力トランジスタ12のゲート端子の電圧(N5)、接続点19の電圧(N6)、インバータ素子41の出力信号であって、後述する周波数制御装置50のフリップフロップ55のリセット端子に入力される信号(N7)、副コンパレータ51の出力信号(N8)、フリップフロップ55の他方のセット端子に入力される信号(N9)、フリップフロップ55の出力信号であって周波数制御装置50の出力信号(N10)である。
【0088】
また、同図の符号IL1は、インダクタンス素子13に流れる電流波形を示しており、出力コンデンサ14を充電する方向の電流を正極性とし、出力コンデンサ14を放電させる方向の電流を負極性で表している。
【0089】
図4のグラフに於いて、時刻t0で主コンパレータ25の出力信号がローからハイに転じており、その後、第1の遅延回路32で遅延時間td1が与えられ、時刻t1に達したときに第1の出力トランジスタ11が導通する。
【0090】
この時刻t1に達する直前では、第1、第2の出力トランジスタ11、12は両方とも遮断しており、第1の出力トランジスタ11が導通した結果、時刻t1でインダクタンス素子13に電流IL1が流れ始める。
【0091】
そして、時刻t1以降、電流IL1は増加し、時刻t2に於いて主コンパレータ25の出力信号がハイからローに転じ、第1の出力トランジスタ11が遮断すると、電流IL1は減少に転じる。このとき、第1、第2の出力トランジスタ11、12のゲート端子にはそれらのソース端子と同電位の電圧が印加されており、遮断状態にある。時刻t2に於いて第1の出力トランジスタ11が遮断すると、接続点19の電圧は負に振られ(N6)、インダクタンス素子13に蓄積されたエネルギーによって、出力コンデンサ14を充電する方向の電流が流れる。その電流は、第2の出力トランジスタ12内の寄生ダイオードを通って流れる。
【0092】
次いで、時刻t3に於いて第2の出力トランジスタ12のゲート端子に高電圧が印加されると、第2の出力トランジスタ12が導通し、ソース端子からドレイン端子に向けて電流を流すようになる。この状態では第2の出力トランジスタ12の両端に生じる電圧は減少し、接続点19の電位は接地電位に近づく。
【0093】
この時刻t3以降、インダクタンス素子13に蓄積されたエネルギーが徐々に減少し、電流IL1の大きさは小さくなる。時刻t4においてインダクタンス素子13に蓄積されたエネルギーがゼロになり、電流IL1はゼロになると、接続点19の電位は接地電位に等しくなる。
【0094】
時刻t4では、第2の出力トランジスタ12のゲート端子には高電圧が印加されており、導通状態にある。この状態では、出力コンデンサ14の高電圧側の端子は、第2の出力トランジスタ12によって接地電位に接続されているので、時刻t4以降、今度は出力コンデンサ14が放電を開始し、出力コンデンサ14がインダクタンス素子13に放電電流を供給する。
【0095】
この状態では、インダクタンス素子13に流れる電流IL1の向きは、時刻t2〜t4の間とは逆向きになっている。出力コンデンサ14の放電電流は、第2の出力トランジスタ12が遮断するまで流れ、徐々に増加するため、出力端子18の電位は徐々に低下するのに対し、接続点19の電位は徐々に高くなる。
【0096】
従来技術のスイッチング電源では、第2の出力トランジスタ12は、出力端子18の電圧低下によって主コンパレータ25の出力信号が反転し、第1の出力トランジスタ11が導通に転じるまで導通状態を維持していたが、本発明のスイッチング電源10では、下記のように軽負荷であって、主コンパレータ25の出力信号が反転する前であっても、第2の出力トランジスタ12が遮断するように構成されている。
【0097】
第2の出力トランジスタ12を制御するのは周波数制御装置50である。
この周波数制御装置50は、副コンパレータ51と、副基準電圧源52と、副論理回路53とを有している。
【0098】
副コンパレータ51には、副基準電圧源52が出力する副基準電圧Vref2と、接続点19の電圧とが入力されている。ここでは、副基準電圧Vref2は正電圧である(Vref2>GND)。このVref2の正電圧をコントロールすることにより、下限のスイッチング周波数をコントロールすることができる。
【0099】
副コンパレータ51は、両方の電圧を比較し、比較結果を副論理回路53に出力している。
【0100】
副論理回路53には、インバータ素子41の出力信号と、第2の遅延回路42の出力信号と、副コンパレータ51の出力信号とが入力される。副論理回路53の出力信号は主論理回路43に出力される。
【0101】
主論理回路43には、第2の遅延回路42の出力信号と副論理回路53の出力信号とが入力され、上述したように、第2の遅延回路42から入力される信号の伝達状態が、副論理回路53から入力される信号によって制御される。
【0102】
第2の遅延回路42からは、第2の出力トランジスタ12を導通させる信号(ハイ信号)と、遮断させる信号の2種類の信号(ロー信号)が出力される。それに対し、副論理回路53から主論理回路43に対しては、伝達許容信号と強制遮断信号の2種類の信号が出力されている。
【0103】
主論理回路43は、副論理回路53から入力される信号によって下記のように動作が変化する。
【0104】
副論理回路53から伝達許容信号が入力されている場合には、主論理回路43は、第2の遅延回路42の出力信号を第2のバッファ回路45にそのまま伝達する。
【0105】
他方、強制遮断信号が入力された場合には、主論理回路43から第2の出力トランジスタ12を導通させる信号が入力されていても、第2のバッファ回路45に、第2の出力トランジスタ12を遮断させる信号を出力する。
【0106】
副論理回路53は、第2の遅延回路42の入力信号と出力信号が第2の出力トランジスタ12を導通させる極性であり、且つ、副コンパレータ51において、接続点19の電位が予め設定された副基準電圧Vref2を超えたときに、主論理回路53に強制遮断信号を出力する。
【0107】
副論理回路53は、強制遮断信号を出力する前は伝達許容信号を出力しており、強制遮断信号が出力される直前は、第2の遅延回路42から第2の出力トランジスタ12を導通させる信号が出力されている。そのため、第2の出力トランジスタ12は導通している。
【0108】
第2の遅延回路42から第2の出力トランジスタ12を導通させる信号が出力されている状態で、副論理回路53が強制遮断信号を出力すると、第2の出力トランジスタ12は強制的に遮断される。
【0109】
ここで、第1、第2の出力トランジスタ11、12はそれぞれハイ信号で導通し、ロー信号で遮断する。副コンパレータ51において、接続点19の電位が副基準電圧源52が出力する副基準電圧Vref2を超えた時刻t5で、副論理回路53が強制遮断信号を出力する。
【0110】
このでは強制遮断信号がハイ信号である。この場合、主論理回路43は、インバータ素子46の出力端子がNOR素子47の一方の入力端子に接続された回路で構成することができる。
【0111】
また、副論理回路53は、副コンパレータ51の出力信号と第2の遅延回路42の出力信号が入力されるNAND素子56と、そのNAND素子56の出力信号と、インバータ素子41の出力信号が入力されるフリップフロップ回路55とで構成することができる。
【0112】
フリップフロップ回路55の出力信号は、主論理回路43のNOR素子47の他方の入力端子に入力される。
【0113】
図4のタイミングチャートでは、時刻t5において、接続点19の電位が副基準電圧Vref2を超えており、この時刻t5で第2の出力トランジスタ12が遮断する。その結果、出力コンデンサ14の放電電流は徐々に停止する。
【0114】
そして、今度はインダクタンス素子13に起電力が生じ、その起電力が第1の出力トランジスタ11内の寄生ダイオードを順バイアスし、インダクタンス素子13に蓄積されたエネルギーによって電流IL1が流れる。
【0115】
その電流IL1がインダクタンス素子13内を流れる方向は、出力コンデンサ14の放電電流が流れるときの方向と同じである。インダクタンス素子13に蓄積されたエネルギーが消費されると、インダクタンス素子13に流れる電流IL1は停止する。ここでは時刻t6で電流IL1は停止している。
【0116】
時刻t5以降は、第1、第2の出力トランジスタ11、12の両方のゲート端子に、各トランジスタ11、12を遮断させる信号が入力される。
【0117】
電流IL1が停止した時刻t6の後、出力端子18の電圧の低下によって、時刻t7において、主コンパレータ25がハイ信号を出力すると、第1の出力トランジスタ11は、第1の遅延回路32内に設定された遅延時間td1だけ遅れて導通する。
【0118】
第2の出力トランジスタ12は、副コンパレータ51の出力信号が反転した時刻t5で既に遮断しているから、第2の出力トランジスタ12の状態は、主コンパレータ25の出力信号では変化しない。
【0119】
本発明のスイッチング電源10は、従来技術のスイッチング電源510に比べると、第1の出力トランジスタ11の導通期間は、時刻t4〜t5の間に出力コンデンサ14の放電電流が流れる。
【0120】
この出力コンデンサ14の放電電流は負荷15が軽くても流れるため、軽負荷の場合の第1、第2の出力トランジスタ11、12の発振周波数の低下が防止される。負荷15が重くなり、インダクタンス素子13に流れる電流が増加した場合には、副コンパレータ51の出力信号が反転する時刻t5が遅れて主コンパレータ25の出力信号が反転する時刻t8に近づく。
【0121】
そして、負荷15が更に重くなり、副コンパレータ51の出力信号が反転する前に主コンパレータ25の出力信号が反転するようになると、周波数制御装置50は動作しない状態になる。負荷が重くなるに従って主コンパレータ25の出力信号が反転する時刻t7が早まる結果、発振周波数は高くなる。
【0122】
図5のグラフ中の符号L1は、本発明のスイッチング電源10の負荷と発振周波数の関係を示す曲線であり、負荷の大きさがAに達するまでは周波数は一定であり、Aを超えると周波数が上昇している。
【0123】
このスイッチング電源10では、負荷の大きさがAよりも小さい軽負荷の状態での発振周波数F0が、音声帯域の上限周波数FMよりも高く設定されている(F0>FM)。本発明のスイッチング電源10では、軽負荷での発振周波数F0よりも発振周波数が低下することがないため、可聴ノイズが生じない。
【0124】
また、軽負荷での発振周波数F0は不必要に高周波にする必要がなく、副基準電圧Vref2を調整し、上限周波数FMを僅かに上回る周波数に設定すればよいため、発信周波数を一定にした場合に比べ、軽負荷時の効率低下を防止できる。
【0125】
次に、図2に、本発明の第2の実施例を示す。
図2のスイッチング電源110は、図1に示したスイッチング電源10に、電流源114を追加した構成になっている。
【0126】
この電流源114は、副基準電圧源52に電流を出力するように接続されており、電流源114と副基準電圧源52とが接続された部分が、副コンパレータ51の反転入力端子に接続されている。
【0127】
副基準電圧源52は、理想的な定電圧源115に抵抗116が直列接続された回路で表すことができる。電流源114が出力する電流は、抵抗116を流れ、低電圧源115に吸収されるため、抵抗116の両端の電圧は、電流源114が出力する電流の大きさによって変化する。
【0128】
副基準電圧源52が出力する副基準電圧Vref2は、定電圧源115の出力電圧に抵抗116の両端の電圧が加算された電圧であるから、電流源114の出力電流が変わると、副基準電圧副基準電圧Vref2も変化する。
【0129】
電流源114が副基準電圧源52に供給する電流の大きさは、高電圧電源VPによって制御されており、高電圧電源VPの電圧の大きさに比例するようになっている。従って、電流源114が副基準電圧源52に供給する電流の大きさは、高電圧電源VPの電圧が上昇すると増加し、低下すると減少する。
【0130】
上述した本発明の第1例のスイッチング電源10の場合では、高電圧電源VPの電圧が上昇すると、主コンパレータ25の反応の遅れにより、第1の出力トランジスタ11が不必要に長く導通し、出力コンデンサ14が過充電されてしまう。しかも、その場合でも第2の出力トランジスタ12による出力コンデンサ14の放電電流量は変わらないため、結局、発振周波数が低下してしまう。
【0131】
第2例のスイッチング電源110では、高電圧電源VPの電圧が上昇した場合には、副基準電圧源52が出力する副基準電圧Vref2が上昇し、第2の出力トランジスタ12が長く導通する結果、出力コンデンサ14の放電期間(図4のグラフでは、時刻t4から時刻t5の間)が長くなり、その結果、主コンパレータ25の反応遅れによる主コンデンサ14の過充電が解消される。従って、第2例のスイッチング電源110では、高電圧電源VPの電圧が上昇しても、発振周波数が低下しない。
【0132】
次に、本発明の第3例のスイッチング電源を、図3の符号210に示す。
【0133】
このスイッチング電源210の周波数制御装置250は、定電流源252と、電流供給トランジスタ251と、パルス時間設定用コンデンサ253と、NAND素子254とを有している。
【0134】
電流供給トランジスタ251は、pチャネルMOSFETで構成されており、ソース端子は低電圧電源VDDに接続され、ゲート端子は第2の遅延回路42の出力端子に接続されている。また、ドレイン端子はパルス時間設定用コンデンサ253の高電圧側の端子に接続されている。パルス時間設定用コンデンサ253の低電圧側端子は接地電位に接続されている。
【0135】
定電流源252の出力端子は、パルス時間設定用コンデンサ253の高電圧側の端子と電流供給トランジスタ251のドレイン端子とが接続された接続中点に接続されている。定電流源252は、その出力端子から一定電流を吸い込むように構成されている。
【0136】
電流供給トランジスタ251が導通している場合には、パルス時間設定用コンデンサ253は、電流供給トランジスタ251から供給される電流から、定電流源252が吸い込む電流を差し引いた大きさの電流値で充電される。
【0137】
他方、電流供給トランジスタ251が遮断した場合には、パルス時間設定用コンデンサ253は、定電流源252が吸い込む一定電流で放電される。
【0138】
また、第2の遅延回路42の出力端子と、パルス時間設定用コンデンサ253の高電圧側の端子とは、NAND素子254の入力端子にそれぞれ接続されており、第2の遅延回路42の出力信号の電圧と、パルス時間設定用コンデンサ253の高電圧側の端子の電圧が、両方ともハイ状態のときにだけ、NAND素子254の出力端子からロー信号が出力される。
【0139】
主論理回路43内のNOR素子47には、前段のインバータ素子46の出力信号と、このNAND素子254の出力信号とが入力されている。
【0140】
第2の遅延回路42の出力がロー信号のとき、即ち、第2の遅延回路42から、第2の出力トランジスタ12を遮断させる信号が出力されている状態では、電流供給トランジスタ251は導通状態にあり、パルス時間設定用コンデンサ253は、低電圧電源VDDの電圧まで充電される。
【0141】
このとき、NAND素子254の入力端子にはロー信号とハイ信号が入力されているから、出力はハイ信号であり、主論理回路43からはロー信号が出力され、第2の出力トランジスタ12は遮断している。
【0142】
その状態から第2の遅延回路42の出力がロー信号からハイ信号に切り替わると、NAND素子254の入力端子は両方ともハイ信号になり、主論理回路43にロー信号が出力される。
【0143】
このロー信号は第2の遅延回路42から入力されたハイ信号を第2のバッファ回路45に伝達させ、第2のバッファ回路が第2の出力トランジスタ12を導通させる。
【0144】
第2の遅延回路42の出力がロー信号からハイ信号に切り替わると、電流供給トランジスタ251は遮断し、パルス時間設定用コンデンサ253は、一定電流で放電される。
【0145】
その放電によってパルス時間設定用コンデンサ253の電圧は低下し、パルス時間設定用コンデンサ253からNAND素子254に出力される信号は、一定時間が経過した後、ハイ信号からロー信号に切り替わる。
【0146】
その切り替わりにより、NAND素子254の出力信号はロー信号からハイ信号に切り替わり、その信号が主論理回路43内のNOR素子47に入力されると、第2の遅延回路42の出力信号の状態によらずに、第2の出力トランジスタ12は遮断される。
【0147】
従って、第2の遅延回路42から、ハイ信号、即ち第2の出力トランジスタ12を導通させる信号が出力されている場合であっても、パルス時間設定用コンデンサ253の電圧が、ハイ状態からロー状態に切り替わる間だけ第2の出力トランジスタ12が導通でき、切り替わった後は強制的に遮断される。
【0148】
第2の出力トランジスタ12が導通できる期間は、定電流源252が吸い込む電流量によって決定される。
【0149】
この定電流源252は、可変電圧源261と、電流設定抵抗262と、2個のトランジスタ264、265とを有している。
【0150】
2個のトランジスタ264、265は、nチャネルMOSFETで構成されており、ソース端子は両方とも接地電位に接続されている。
【0151】
一方のトランジスタ264のドレイン端子とゲート端子は短絡されており、ダイオード接続されている。2個のトランジスタのゲート端子は互いに接続され、カレントミラー回路263が構成されている。
【0152】
可変電圧源261の低電圧側の端子は接地電位に接続されており、高電圧の端子は、電流設定抵抗262を介して、ダイオード接続されたトランジスタ264のゲート端子及びドレイン端子に接続されている。
【0153】
この構成では、定電流源252が吸い込む電流の大きさは、ダイオード接続されていない方のトランジスタ265に流れる電流になる。
【0154】
そのトランジスタ265には、ダイオード接続されたトランジスタ264と同じ電流が流れる。
【0155】
ダイオード接続されたトランジスタ264には、そのトランジスタ264の特性と、電流設定抵抗262の抵抗値と、可変電圧源261の出力電圧とで決まる大きさの電流が流れるため、結局、可変電圧源261の出力電圧を調整すると、定電流源252が吸い込む電流の大きさを制御できるため、第2の出力トランジスタ12が導通する期間を、可変電圧源261の出力電圧によって調整することができる。
【0156】
そのため、このスイッチング電源210では、高電圧電源VPの電圧範囲が異なる種々の製品に応用することができる。
【0157】
【発明の効果】
軽負荷において、スイッチングトランジスタの発振周波数が低下しないので、発振周波数を不必要に高周波に設定する必要がなく、スイッチング電源の効率を上げることができる。また、軽負荷において発信周波数を可聴周波数以上の周波数に設定すれば、ノイズの発生源にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1例のスイッチング電源
【図2】本発明の第2例のスイッチング電源
【図3】本発明の第3例のスイッチング電源
【図4】本発明のスイッチング電源の動作を説明するためのタイミングチャート
【図5】本発明のスイッチング電源と従来技術のスイッチング電源の負荷と発振周波数の関係を説明するためのグラフ
【図6】従来技術のスイッチング電源の例
【図7】従来技術のスイッチング電源の他の例
【符号の説明】
10、110、210……スイッチング電源
11……第1の出力トランジスタ
12……第2の出力トランジスタ
13……インダクタンス素子
14……出力コンデンサ
18……出力端子
20……制御回路
50……周波数制御装置
ref1……主基準電圧
ref2……副基準電圧
P……高電圧電源
DD……低電圧源

Claims (3)

  1. 電源電圧供給端子と第1のノードとの間に接続された第1のスイッチングトランジスタと、上記第1のノードと基準電圧供給端子との間に接続され、上記第1のスイッチングトランジスタが遮断状態にあるときに導通状態となり得る第2のスイッチングトランジスタと、一端が上記第1のノードに接続されたコイルと、上記コイルの他端と基準電圧供給端子との間に接続された平滑コンデンサとを有するスイッチングレギュレータの第1及び第2のスイッチングトランジスタに駆動信号を供給する駆動信号供給回路であって、
    スイッチングレギュレータの出力電圧に応じた第1の検出電圧と第1の基準電圧とを比較して第1の比較信号を出力する第1の比較回路と、
    上記第1の比較信号を入力して上記第1のスイッチングトランジスタを駆動するための第1の駆動信号を出力する第1の駆動回路と、
    上記第1の比較信号を入力して上記第2のスイッチングトランジスタを駆動するための第2の駆動信号を出力する第2の駆動回路と、
    上記第1のノードの電圧に応じた第2の検出電圧と第2の基準電圧とを比較して第2の比較信号を出力する第2の比較回路と、
    上記第2の比較信号を入力して上記第2のスイッチングトランジスタの導通を禁止するための禁止信号を出力する論理回路であって、上記第2のスイッチングトランジスタの導通を禁止するときに上記禁止信号の論理が第1の論理となる、論理回路と、
    を有し、
    上記第1の駆動回路が、上記第1の比較信号の立ち上がり又は立ち下がりに第1の遅延時間を与える第1の遅延回路を有し、
    上記第2の駆動回路が、上記第1の比較信号の反転信号の立ち上がり又は立ち下がりに第2の遅延時間を与える第2の遅延回路と、上記第2の遅延回路の出力信号と上記禁止信号との所定の論理演算を行なって論理信号を出力する論理手段とを有し、
    上記論理演算は、上記禁止信号が第1の論理のときに上記論理信号の論理が上記第2のスイッチングトランジスタを非導通とするものとなり、上記禁止信号が第2の論理のときに上記論理信号の論理が上記第2の遅延回路の出力信号の論理に応じたものとなり、
    上記第1の駆動信号の論理が上記第1の遅延回路の出力信号の論理に応答しており、上記第2の駆動信号の論理が上記論理信号の論理に応答している、
    駆動信号供給回路。
  2. 上記第2の基準電圧が電源電圧に応じて変化する、請求項1に記載の駆動信号供給回路。
  3. 上記論理回路が、上記禁止信号を出力するフリップフロップを有し、上記フリップフロップが上記第1の比較信号に応答してリセットされる、請求項1又は2に記載の駆動信号供給回路。
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