JP4829680B2 - 冗長化構成ルータシステム、ルータ装置及びマスタ/バックアップ切替え方法 - Google Patents

冗長化構成ルータシステム、ルータ装置及びマスタ/バックアップ切替え方法 Download PDF

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Description

本発明は冗長化構成ルータシステム、ルータ装置及びマスタ/バックアップ切替え方法に関し、特にルータにてVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)を使用したマスタ/バックアップ切替えを行う方法に関する。
ルータにてVRRPを使用したマスタ/バックアップ切替えを行うシステムについては、現用系及び予備系の2台のLAN(Local area Network)間接続装置であるVoIP(Voice over Internet Protocol)ルータに、VRRP機能を用いてWAN(Wide Area Network)回線を監視してその装置障害時に現用系と予備系とを切替える機能と、予め登録されている監視対象ネットワークの状態を常時監視して監視対象ネットワークの障害発生時にプライオリティ“0”のVRRPパケットを送受信することで現用系と予備系とを切替える機能とを設けるシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
上記のシステムは、図5に示すように、LAN端末51,57と、PBX(Private Branch eXchange)52,58と、LAN間接続装置切替え機能を持つVoIPルータ53〜56と、WAN回線(#1,#2)301,302と、LAN(#1,#2)401,402と、VoIPルータ53,54とPBX52との間のインタフェース501,502とから構成されている。
現用系及び予備系のVoIPルータ53,54は、VRRP機能を用いてWAN回線(#1,#2)301,302を監視し、その障害時に現用系と予備系とを切替える機能を持っている。また、現用系及び予備系のVoIPルータ53,54は、予め登録されている監視対象ネットワークの状態を常時監視し、監視対象ネットワークの障害発生時にプライオリティ“0”のVRRPパケットを送受信することで現用系と予備系とを切替える機能とを持っている。
さらに、VoIPルータ53,54がPBX52を収容する音声系ネットワークでは、VoIPルータ53,54が予め登録されている監視対象ネットワークの状態を常時監視し、監視対象ネットワークにおける障害/復旧が発生した時にVoIPルータ53,54とPBX52との間のインタフェース501,502を使用不可/使用可の状態に遷移させて現用系と予備系とを切替えている。
特開2003−258843号公報
上述した従来のシステムでは、ルータにおけるVRRPを使用したマスタ/バックアップ切り替え機能に関して、マスタルータにルータ障害時や回線障害時が発生した場合に、バックアップルータがマスタルータとなるため、意図的にある特定の時間帯のみマスタルータとバックアップルータとを自動的に切替え、バックアップ回線をマスタ回線として使用することができないという問題がある。
つまり、従来のシステムでは、意図的にある特定の時間帯のみマスタルータとバックアップルータとを自動的に切替え、バックアップ回線をマスタ回線として使用することができず、マスタルータのWAN回線で回線工事等の計画的な障害発生が予め判っているような場合でも、その時間帯に自動的にバックアップルータに切替え、使用するWAN回線の切替えを行う等の動作を行うことができず、保守者等が介在してマスタルータとバックアップルータとの手動等による切替え作業を行わなければならない。
これは、従来のシステムにおいて、マスタルータにルータ障害時や回線障害時が発生した場合に、VRRPによってバックアップルータがマスタルータとなるため、予め設定された時刻にVRRPのマスタルータとバックアップルータとを自動的に切替えるための機能を有していないためである。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、マスタルータとバックアップルータとを自動的に切替えることができる冗長化構成ルータシステム、ルータ装置及びマスタ/バックアップ切替え方法を提供することにある。
本発明による冗長化構成ルータシステムは、VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)を使用してマスタルータとバックアップルータとの冗長化構成をとる冗長化構成ルータシステムであって、
前記マスタルータは、時刻情報が設定される時刻設定手段と、前記時刻設定手段にて設定された設定時刻に自装置の前記VRRPのプライオリティ値を変更してバックアップルータに切替える手段とを備え
前記バックアップルータに切替える手段は、現在時刻が前記設定時刻になったことを検出した時に前記バックアップルータへの切替え指示を送出する手段と、前記バックアップルータへの切替え指示に応答してその設定時刻の間、前記マスタルータに設定されたVRRPのプライオリティ値を変更する手段とを含み、
前記プライオリティ値を変更する手段は、前記設定時刻が開始時刻の時に前記バックアップルータよりも低いプライオリティ値を設定したVRRP広告パケットを前記バックアップルータに送出し、前記設定時刻が終了時刻の時に前記バックアップルータよりも高い前記マスタルータの元のプライオリティ値に設定したVRRP広告パケットを前記バックアップルータに送出している。
本発明によるルータ装置は、VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)を使用してマスタルータとバックアップルータとの冗長化構成をとる冗長化構成ルータシステムにおいて初期時に前記マスタルータとして動作するルータ装置であって、
時刻情報が設定される時刻設定手段と、自装置がマスタルータの場合に前記時刻設定手段にて設定された設定時刻に自装置の前記VRRPのプライオリティ値を変更してバックアップルータに切替える手段とを備え
前記バックアップルータに切替える手段は、現在時刻が前記設定時刻になったことを検出した時に前記バックアップルータへの切替え指示を送出する手段と、前記バックアップルータへの切替え指示に応答してその設定時刻の間、前記マスタルータに設定されたVRRPのプライオリティ値を変更する手段とを含み、
前記プライオリティ値を変更する手段は、前記設定時刻が開始時刻の時に前記バックアップルータよりも低いプライオリティ値を設定したVRRP広告パケットを前記バックアップルータに送出し、前記設定時刻が終了時刻の時に前記バックアップルータよりも高い前記マスタルータの元のプライオリティ値に設定したVRRP広告パケットを前記バックアップルータに送出している。
本発明によるマスタ/バックアップ切替え方法は、VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)を使用してマスタルータとバックアップルータとの冗長化構成をとる冗長化構成ルータシステムに用いるマスタ/バックアップ切替え方法であって、
前記マスタルータに、時刻情報が設定される時刻設定機能を設け、
前記マスタルータが、前記時刻設定機能にて設定された設定時刻に前記マスタルータの前記VRRPのプライオリティ値を変更してバックアップルータに切替える切替え処理を実行し、
前記マスタルータが、前記切替え処理において、現在時刻が前記設定時刻になったことを検出した時に前記バックアップルータへの切替え指示を送出する第1の処理と、前記バックアップルータへの切替え指示に応答してその設定時刻の間、前記マスタルータに設定されたVRRPのプライオリティ値を変更する第2の処理とを実行し、
前記マスタルータが、前記第2の処理において、前記設定時刻が開始時刻の時に前記バックアップルータよりも低いプライオリティ値を設定したVRRP広告パケットを前記バックアップルータに送出し、前記設定時刻が終了時刻の時に前記バックアップルータよりも高い前記マスタルータの元のプライオリティ値に設定したVRRP広告パケットを前記バックアップルータに送出している。
すなわち、本発明の冗長化構成ルータシステムは、VRRP[Virtual Router Redundancy Protocol:RFC2338(非特許文献1)]を使用したマスタ/バックアップルータ冗長化構成において、マスタルータに時刻設定機能を持たせ、指定した時刻にマスタルータのVRRPプライオリティ値を変更し、マスタルータとバックアップルータとを切替えることによって、指定した時刻に自動的に通信経路をバックアップルータを介したバックアップ経路に切替えることを特徴としている。
本発明の冗長化構成ルータシステムでは、上記のような問題点を解決するために、VRRPを使用したマスタ/バックアップルータ冗長構成において、マスタルータに時刻設定機能と、その設定された時刻の間、マスタルータに設定されたVRRPのVRRPプライオリティ値を変更する機能とを有することによって、マスタルータとバックアップルータとを自動的に切替えることを可能としている。
より具体的に説明すると、本発明の冗長化構成ルータシステムでは、ルータにおいて、VRRP制御部に、VRRPのVRID(Virtual Router ID)、仮想ル―タとしてのデフォルトゲートウェイアドレス、及びVRRP対応ルータよりも高いVRRPプライオリティ値を設定し、LAN(Local area Network)回線に接続されるLAN入出力インタフェースを介して、VRRP対応ルータにVRRP広告パケットを送出することによって、ルータをVRRPマスタルータとして動作させ、第1のWAN(Wide Area Network)回線に接続されるWAN入出力インタフェースとLAN入出力インタフェースとの間をフォワーディング制御部によってパケットルーティングを行うことで、端末で送受信されるIP(Internet Protocol)パケットの転送を行っている。
この時、時刻設定部には何年何月何日何時何分から何年何月何日何時何分まで、毎週何曜日の何時何分から何時何分まで、または毎日の何時何分から何時何分までといった開始時刻/終了時刻の時刻情報と、ルータのVRRPプライオリティ値をVRRP対応ルータに設定されたVRRPプライオリティ値よりも低いVRRPプライオリティ値に変更するためのVRRPプライオリティ値情報を設定しておく。
時計は時刻設定部から設定された開始時刻になると、VRRP制御部に対してVRRPプライオリティ値を時刻設定部から設定されかつVRRP対応ルータに設定されたVRRPプライオリティ値よりも低いVRRPプライオリティ値に変更するように指示を行う。
VRRP制御部はVRRP広告パケット内のVRRPプライオリティ値を時計から指示されたVRRPプライオリティ値に書換え、VRRP広告パケットをLAN入出力インタフェース部から送出することによって、VRRP対応ルータをマスタルータへ、ルータをバックアップルータに変更する。これによって、LAN回線に接続された端末のパケット通信はVRRP対応ルータを介して第2のWAN回線と行われるようになる。
その後、時計は時刻設定部から設定された終了時刻になると、VRRP制御部に対して、開始時刻時に変更したVRRPプライオリティ値を変更前の値に戻すように指示を行う。VRRP制御部はVRRP広告パケット内のVRRPプライオリティ値を開始時刻時に設定したVRRPプライオリティ値から、変更以前のVRRPプライオリティ値への書換えを行い、VRRP対応ルータに設定されるVRRPプライオリティ値よりも高い値としてLAN入出力インタフェース部から送出することによって、VRRP対応ルータをバックアップルータに、ルータをマスタルータにそれぞれ切り戻しを行う。
これによって、本発明の冗長化構成ルータシステムでは、LAN回線に接続された端末のパケット通信が、再びマスタルータとなったルータを介して第1のWAN回線と行われるようになる。
本発明の冗長化構成ルータシステムでは、以上のように指定された時刻にマスタルータとバックアップルータとを自動的に切替えることによって、マスタルータのWAN回線で計画的な回線工事等の障害発生が予め判っているような場合に、その時間帯に自動的にバックアップルータに切替えを行い、使用するWAN回線を切替えることによって、保守者等が手動でマスタルータとバックアップルータとを切替えるといった作業を行うことなく、自動的にバックアップルータをマスタルータに切替え、使用するWAN回線の切替えを行うことができるようになる。
また、本発明の冗長化構成ルータシステムでは、回線調査等によって統計的にある時間帯でマスタルータに接続されるWAN回線が混雑することが判明していれば、その時間帯のみバックアップルータを自動的にマスタルータに切替え、バックアップ回線をマスタ回線として使用することによって、輻輳を回避している。さらに、夜間等の決まった時間に通信費が安くなるような回線をバックアップルータのWAN回線に使用し、その決まった時間帯のみバックアップルータをマスタルータに自動的に切替え、安いバックアップ回線を使用することによって通信費のコストを抑える等といった効果を奏することが可能となる。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、マスタルータとバックアップルータとを自動的に切替えることができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による冗長化構成ルータシステムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による冗長化構成ルータシステムは、WAN(Wide Area Network)回線(A)101が接続されるルータ1と、WAN回線(B)102が接続されるVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)対応ルータ2と、LAN(Local area Network)200を介してルータ1及びVRRP対応ルータ2に接続される端末3とから構成されている。
ルータ1はWAN入出力インタフェース11と、LAN入出力インタフェース12と、フォワーディング制御部13と、VRRP制御部14と、時計15と、時刻制御部16とから構成されている。
VRRP制御部14には、ルータ1とVRRP対応ルータ2とでVRRPによる冗長構成を形成するためのVRID(Virtual Router ID)、仮想ル―タとしてのデフォルトゲートウェイアドレス及びVRRP対応ルータ2よりも高いVRRPプライオリティ値が設定されている。
VRRP制御部14は設定されたVRRPの情報に基づきLAN入出力インタフェース12を介してVRRP広告パケットを送出し、ルータ1がマスタルータであることをVRRP対応ルータ2へ通知し、VRRP対応ルータ2をバックアップルータとして動作させる。
この時、ルータ1がマスタルータであるため、端末3でのパケット通信はルータ1内をLAN入出力インタフェース12とWAN入出力インタフェース11とを介して、フォワーディング制御部13によってルーティングされ、WAN回線(A)101との間で行われる。
時刻設定部16には「何年何月何日何時何分」から「何年何月何日何時何分」まで、毎週何曜日の「何時何分」から「何時何分」まで、または毎日の「何時何分」から「何時何分」までといった開始時刻及び終了時刻の時刻情報と、ルータ1のVRRPプライオリティ値をVRRP対応ルータ2に設定されたVRRPプライオリティ値よりも低いVRRPプライオリティ値に変更するためのVRRPプライオリティ値情報とが設定される。
時刻設定部16は設定された情報を時計15に通知する。ここで、時刻設定部16に設定される開始時刻及び終了時刻は、複数設定することもできる。時計15は時刻制御部16から通知されて設定した開始時刻になると、VRRPプライオリティ値を時刻制御部16にて設定されたVRRPプライオリティ値に変更するようにVRRP制御部14に指示を行う。
VRRP制御部14は時計15からVRRPプライオリティ値を変更するように指示を受けると、変更したVRRPプライオリティ値によってVRRP広告パケットをLAN入出力インタフェース12を介してLAN200に送出する。
VRRP対応ルータ2は自装置に設定されるVRRPプライオリティ値より低い値を持つVRRP広告パケットをルータ1から受信すると、マスタルータに切替えると同時に、ルータ1に対して自装置に設定されたVRRPプライオリティ値を含んだVRRP広告パケットを送出する。
ルータ1はVRRP対応ルータ2からのVRRP広告パケットをLAN入出力インタフェース12で受信し、VRRP制御部14に設定されるVRRPプライオリティ値よりも高い値のVRRPパケットをVRRP対応ルータ2から受信したことによって、自装置をバックアップルータに切替える。このとき同時に、VRRP制御部14はVRRP広告パケットの送出を停止する。VRRP対応ルータ2がマスタルータとなったため、端末3でのパケット通信はVRRP対応ルータ2を介してWAN回線(B)102との間で行われる。
その後、時計15は時刻設定部16から通知されて設定した終了時刻になると、VRRP制御部14に対して、現在設定されているVRRPプライオリティ値を変更前のVRRP対応ルータ2のVRRPプライオリティよりも高い値に戻し、その値をVRRP広告パケットに含め、LAN入出力インタフェース12を介したVRRP対応ルータ2へのVRRP広告パケットの送出を再開する。
VRRP対応ルータ2はルータ1から自装置に設定されるVRRPプライオリティ値よりもVRRP広告パケットに含まれるVRRPプライオリティ値が高い値となっていることから、自装置をマスタルータからバックアップルータへ切替える。ルータ1がマスタルータになったため、端末3でのパケット通信は、再びルータ1のLAN入出力インタフェース12とWAN入出力インタフェース11とを介して、フォワーディング制御部13によってルーティングされ、WAN回線(A)101との間で行われる。
また、本実施例は、VRRP制御部14に複数のVRRPを設定して複数VRRPグループを構成した場合にも、各VRRPグループ毎に動作させることが可能となっている。
図2及び図3は本発明の一実施例による冗長化構成ルータシステムの動作を示すシーケンスチャートである。これら図1〜図3を参照して本発明の一実施例による冗長化構成ルータシステムの動作について説明する。尚、図2及び図3に示すルータ7の処理は、ルータ7のCPU(中央処理装置)(図示せず)にプログラムを実行させることでも実現可能である。
始めに、VRRP対応ルータ2にVRRPバックアップルータとして動作させるために、VRRPプライオリティ値をルータ1に設定するVRRPプライオリティ値よりも低い値で設定し、VRRPを動作させる(図2のa1)。
ルータ1のVRRP制御部14にVRRP対応ルータ2に設定させるVRRPプライオリティ値よりも高い値を設定し、ルータ1をVRRPマスタルータとして動作させる。この時、VRRP制御部14は設定されたVRRPのVRRPプライオリティ値を含めたVRRP広告パケットをLAN入出力インタフェース12を介してVRRP対応ルータ2に送出する(図2のa2)。
ルータ1の時刻設定部16に対しては、「何年何月何日何時何分」から「何年何月何日何時何分」まで、毎週何曜日の「何時何分」から「何時何分」まで、または毎日の「何時何分」から「何時何分」までといった開始時刻及び終了時刻の時刻情報と、ルータ1をバックアップルータにするために、VRRP対応ルータ2に設定されたVRRPプライオリティ値よりも低い値に変更するためのVRRPプライオリティ値情報とが設定される。ここで、時刻設定部16に設定される開始時刻及び終了時刻としては、それぞれ複数設定することもできる(図2のa3)。
時刻設定部16は時計15に対して、設定された開始時刻になったらVRRP対応ルータ2で設定されたVRRPプライオリティ値よりも低い値に現在のVRRPプライオリティ値を変更するようにVRRP制御部14に対する指示を行うように設定を行う。同時に、時刻設定部16は、設定された終了時刻になったら変更された低いVRRPプライオリティ値を元のVRRP対応ルータ2よりも高いVRRPプライオリティ値に変更するようにVRRP制御部14に対する指示を行うように設定を行う(図2のa4)。
ルータ1はLAN入出力インタフェース12を介してVRRP対応ルータ2から受信したVRRP広告パケットに含まれるVRRPプライオリティ値がVRRP制御部14に設定されたVRRPプライオリティ値より高い値のため、自装置をマスタルータとして動作させる。このとき同時に、VRRP制御部14からはLAN入出力インタフェース部12を介して設定されたVRRPプライオリティ値を設定したVRRP広告パケットがVRRP対応ルータ2に対して送出される。
この時、ルータ1がマスタルータであるため、端末3のパケット通信は、ルータ1内のWAN入出力インタフェース11とLAN入出力インタフェース12との間をフォワーディング制御部13によってルーティングされることで、ルータ1を介してWAN回線(A)101との間で行われる(図2のa5)。
時計15は時間を監視し、時刻設定部16から通知されて設定した開始時刻になっていなければ、開始時刻になるまで時間の監視を続け、開始時刻になったならば(図2のa6)、VRRP制御部14に対し、時刻設定部16から通知されて設定し、VRRP対応ルータ2に設定されるVRRPプライオリティ値よりも低い値にVRRPプライオリティ値を変更するように指示を行うとともに、時刻設定部16から設定された終了時刻の監視を開始する(図2のa7)。
VRRP制御部14は現在設定されているVRRPプライオリティ値を、時計15から指示されたVRRP対応ルータ2よりも低い値に変更を行い、LAN入出力インタフェース12を介してVRRP広告パケットをLAN200に送出する(図2のa8)。
VRRP対応ルータ2はルータ1から送出されたVRRP広告パケットに含まれるVRRPプライオリティ値が、自装置に設定されるVRRPプライオリティ値より低い値となったために、自装置をマスタルータとして動作させると同時に、VRRP広告パケットに自装置に設定されたVRRPプライオリティ値を含め、LAN200を介してルータ1へ送出する(図2のa9)。
ルータ1はLAN入出力インタフェース12を介し、VRRP制御部14でVRRP対応ルータ2から、現在、自装置に設定されるVRRPプライオリティ値よりも高い値を含んだVRRP広告パケットを受信すると、ルータ1自身をバックアップルータとして動作させるとともに、VRRP広告パケットの送出を停止する(図2のa10)。
VRRP対応ルータ2がマスタルータとなったことから、端末3のパケット通信は、VRRP対応ルータ2を介してWAN回線(B)102との間で行われる(図2のa11)。
時計15は時間を監視し、時刻設定部16から通知されて設定した終了時刻になっていなければ、終了時刻になるまで時間の監視を続ける。時計15は現在の時間が終了時刻になったならば(図2のa12)、VRRP制御部14に対し、時刻設定部16から通知されて設定したVRRP対応ルータ2に設定されるVRRPプライオリティ値よりも低い値を、元のVRRP対応ルータ2に設定されるVRRPプライオリティ値よりも高い値に変更するように指示を行う(図3のa13)。
VRRP制御部14は、現在、設定されているVRRPプライオリティ値を、時計15から指示されたVRRP対応ルータ2よりも高い元の値に変更し、LAN入出力インタフェース12を介してLAN200へのVRRP広告パケットの送出を再開する(図3のa14)。
ルータ1はVRRP対応ルータ2から受信したVRRP広告パケットに含まれるVRRPプライオリティ値が、現在、VRRP制御部14に設定しているVRRPプライオリティ値よりも低い値となったため、VRRP制御部14が自装置をマスタルータとして動作をさせる(図3のa15)。
VRRP対応ルータ2はルータ1から送出されるVRRP広告パケットに含まれるVRRPプライオリティ値が自装置に設定されるVRRPプライオリティ値よりも高い値となったために、自装置をバックアップルータとして動作させると同時に、VRRP広告パケットの送出を停止する(図3のa16)。
ルータ17がマスタルータへ切り戻ったために、端末3のパケット通信は、ルータ1を介してWAN回線(A)101との間で行われ、ルータ1内のWAN入出力インタフェース11とLAN入出力インタフェース12との間をフォワーディング制御部13によってルーティングされる(図3のa17)。
時計15は時刻設定部16から通知されて設定した開始時刻及び終了時刻が毎週何曜日の「何時何分」から「何時何分」や毎日の「何時何分」から「何時何分」といった繰り返し実行される設定となっているか、または複数の条件で開始時刻と終了時刻とが設定されているかを判断し、さらに開始時刻の監視を行う必要がある場合(図3のa20)、上記のa16の処理に戻る。
このように、本実施例では、設定された時刻にVRRPのVRRPプライオリティを自動的に変更する機能を有するため、マスタルータのWAN回線(A)101で回線工事等の計画的な障害発生が予め判っているような場合、その時間に自動的にマスタルータとバックアップルータとを切替え、使用するWAN回線(A)101とWAN回線(B)102との切替えを行うことによって、保守者等が手動でマスタルータとバックアップルータとを切替えるといった作業を行うことなく、その時間に自動的にバックアップルータに切替え、使用するWAN回線(B)102の切替えを行うことができる。
また、本実施例では、回線調査等によって、統計的にある時間帯でマスタルータに接続されるWAN回線(A)101が混雑することが予め判明していれば、その時間帯のみバックアップルータに切替え、バックアップ回線をマスタ回線として使用することによって、輻輳を回避することができる。
さらに、本実施例では、夜間等の決まった時間帯に通信費が安くなるような回線をバックアップルータのWAN回線(B)102に使用し、その決まった時間のみバックアップルータをマスタルータに切替え、安い回線を使用することによって、通信費のコストを抑えることができる。
図4は本発明の他の実施例による冗長化構成ルータシステムの構成を示すブロック図である。図4において、本発明の他の実施例による冗長化構成ルータシステムは、LAN200にサーバ4を接続した以外は、図1に示す本発明の一実施例による冗長化構成ルータシステムと同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。本発明の他の実施例では、ルータ1内の時刻設定16についてさらに工夫している。
LAN200上に接続されるサーバ4には、時刻設定部16に設定すべき開始時刻及び終了時刻の情報と、ルータ1をバックアップルータにするためにVRRP対応ルータ2に設定されたVRRPプライオリティ値よりも低い値に変更するためのVRRPプライオリティ値情報とが保存されている。
時刻設定部16にはサーバ4のIPアドレス情報が設定されており、定期的にLAN出力インタフェース12を介してLAN200上にあるサーバ4から、サーバ4に保存されている上記の開始時刻及び終了時刻の情報と、VRRPプライオリティ値情報とをダウンロードする。時刻設定部16は設定されている開始時刻及び終了時刻の情報とVRRPプライオリティ値情報とを、サーバ4からダウンロードしてきた開始時刻及び終了時刻の情報とVRRPプライオリティ情報と比較し、情報に差分があれば、その差分情報を時刻設定16に上書きする。また、サーバ4はルータ1に対し、保存されている上記の時刻情報とVRRPプライオリティ情報とを送信することによって、ルータ1からの定期的なダウンロード時間以外でも、時刻設定16に対して直接上書きを行うこともできる。
このように、本実施例では、サーバ4の設定内容を変更することで、ルータ1内の時刻設定部16の情報を自動的に変更することができるため、保守者等が時刻設定部16の設定内容を変更する際に、直接ルータ1の時刻設定部16に設定を行う必要がなく、遠隔からの設定変更も可能となる。
本発明の一実施例による冗長化構成ルータシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による冗長化構成ルータシステムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施例による冗長化構成ルータシステムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の他の実施例による冗長化構成ルータシステムの構成を示すブロック図である。 従来のマスタ/バックアップ切替えを行うシステムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 ルータ
2 VRRP対応ルータ
3 端末
4 サーバ
11 WAN入出力インタフェース
12 LAN入出力インタフェース
13 フォワーディング制御部
14 VRRP制御部
15 時計
16 時刻制御部
101 WAN回線(A)
102 WAN回線(B)
200 LAN

Claims (3)

  1. VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)を使用してマスタルータとバックアップルータとの冗長化構成をとる冗長化構成ルータシステムであって、
    前記マスタルータは、時刻情報が設定される時刻設定手段と、前記時刻設定手段にて設定された設定時刻に自装置の前記VRRPのプライオリティ値を変更してバックアップルータに切替える手段とを有し、
    前記バックアップルータに切替える手段は、現在時刻が前記設定時刻になったことを検出した時に前記バックアップルータへの切替え指示を送出する手段と、前記バックアップルータへの切替え指示に応答してその設定時刻の間、前記マスタルータに設定されたVRRPのプライオリティ値を変更する手段とを含み、
    前記プライオリティ値を変更する手段は、前記設定時刻が開始時刻の時に前記バックアップルータよりも低いプライオリティ値を設定したVRRP広告パケットを前記バックアップルータに送出し、前記設定時刻が終了時刻の時に前記バックアップルータよりも高い前記マスタルータの元のプライオリティ値に設定したVRRP広告パケットを前記バックアップルータに送出することを特徴とする冗長化構成ルータシステム。
  2. VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)を使用してマスタルータとバックアップルータとの冗長化構成をとる冗長化構成ルータシステムにおいて初期時に前記マスタルータとして動作するルータ装置であって、
    時刻情報が設定される時刻設定手段と、自装置がマスタルータの場合に前記時刻設定手段にて設定された設定時刻に自装置の前記VRRPのプライオリティ値を変更してバックアップルータに切替える手段とを有し、
    前記バックアップルータに切替える手段は、現在時刻が前記設定時刻になったことを検出した時に前記バックアップルータへの切替え指示を送出する手段と、前記バックアップルータへの切替え指示に応答してその設定時刻の間、前記マスタルータに設定されたVRRPのプライオリティ値を変更する手段とを含み、
    前記プライオリティ値を変更する手段は、前記設定時刻が開始時刻の時に前記バックアップルータよりも低いプライオリティ値を設定したVRRP広告パケットを前記バックアップルータに送出し、前記設定時刻が終了時刻の時に前記バックアップルータよりも高い前記マスタルータの元のプライオリティ値に設定したVRRP広告パケットを前記バックアップルータに送出することを特徴とするルータ装置。
  3. VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)を使用してマスタルータとバックアップルータとの冗長化構成をとる冗長化構成ルータシステムに用いるマスタ/バックアップ切替え方法であって、
    前記マスタルータに、時刻情報が設定される時刻設定機能を設け、
    前記マスタルータが、前記時刻設定機能にて設定された設定時刻に前記マスタルータの前記VRRPのプライオリティ値を変更してバックアップルータに切替える切替え処理を実行し、
    前記マスタルータが、前記切替え処理において、現在時刻が前記設定時刻になったことを検出した時に前記バックアップルータへの切替え指示を送出する第1の処理と、前記バックアップルータへの切替え指示に応答してその設定時刻の間、前記マスタルータに設定されたVRRPのプライオリティ値を変更する第2の処理とを実行し、
    前記マスタルータが、前記第2の処理において、前記設定時刻が開始時刻の時に前記バックアップルータよりも低いプライオリティ値を設定したVRRP広告パケットを前記バックアップルータに送出し、前記設定時刻が終了時刻の時に前記バックアップルータよりも高い前記マスタルータの元のプライオリティ値に設定したVRRP広告パケットを前記バックアップルータに送出することを特徴とするマスタ/バックアップ切替え方法。
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