JP3360018B2 - 通信装置の切り替え時間設定システム - Google Patents

通信装置の切り替え時間設定システム

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JP3360018B2
JP3360018B2 JP05344398A JP5344398A JP3360018B2 JP 3360018 B2 JP3360018 B2 JP 3360018B2 JP 05344398 A JP05344398 A JP 05344398A JP 5344398 A JP5344398 A JP 5344398A JP 3360018 B2 JP3360018 B2 JP 3360018B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信装置の切り替え
時間設定システムに関し、更に詳しくはオペレーション
システムに接続された二重化構成の複数の通信装置の切
り替え制御に関する。
【0002】
【従来の技術】二重化した通信装置を管理するオペレー
ションシステムにおいて、二重化された通信装置では正
常動作を確認するために定期的に系切り替えを行なって
おり、切り替え時間も基本的に固定しているため、複数
の通信装置からオペレーションシステムに対して同時に
定期切り替えメッセージが発行され、オペレーションシ
ステムが輻輳してしまう。
【0003】図12は従来システムの概念図である。図
において、1はオペレーションシステム、2は該オペレ
ーションシステム1と接続される通信装置で、その内部
は二重化されている。通信装置2としては、例えば交換
機等が考えられる。3はオペレーションシステム1と接
続される保守端末(HMI)である。オペレーションシ
ステム1と通信装置2及び保守端末3とは通信回線を経
由して接続されている。
【0004】このようなシステムにおいて、通信装置2
は基本設定として通信装置の種別によりたとえば7時若
しくは6時に系切り替えを行なうように設定されてい
る。切り替え時間を朝の7時又は6時に設定したのは、
それ以前だとインターネットが使用されており、それ以
降だと一般ユーザが通信装置を使用するので、系切り替
えに適当な時間としては、朝の7時又は6時に設定した
ものである。
【0005】このため、複数の通信装置が接続されてい
るオペレーションシステムでは、各通信装置の切り替え
時間が基本設定のままだと設定された時刻になると同時
に切り替えが発生し、オペレーションシステムが輻輳し
てしまう。そこで、オペレーションシステムの輻輳が起
こらないように各通信装置の切り替え時間を基本設定か
ら変更コマンドで変更(幅をもたせて分散させる)すれ
ば、輻輳は解決される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記変
更作業は人が通信装置一つ一つにスケジューリングして
切り替え時間変更コマンドを発行することになり非効率
的である。また、通信装置が再開起動されると、変更さ
れた切り替え時間は基本設定値に戻ってしまうため、再
設定する必要がある。この作業(通信装置の再開起動を
監視し再開起動が発生時に切り替え時間変更コマンドを
発行)を人が行なうのも非現実的である。
【0007】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、通信装置の再開起動時に切り替え時刻を
自動的に再設定することができる通信装置の切り替え時
間設定システムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)図1は本発明の原
理ブロック図である。図12と同一のものは、同一の符
号を付して示す。図に示すシステムは、オペレーション
システム1にそれ自体二重化構成をとる複数の通信装置
2が接続されている。オペレーションシステム1におい
て、10は通信装置2が自律的に発信するメッセージを
受信し管理するメッセージ制御部、11はオペレーショ
ンシステム1から通信装置2へのコマンド送信及び通信
装置2からのコマンド応答の受信を行なうコマンド制御
部、12は切り替え時間設定を管理する定期切替制御
部、13は通信装置2の定期切り替え時間を記憶するテ
ーブル13aを持つデータ管理部である。
【0009】この発明の構成によれば、データ管理部1
3内に各通信装置2の切り替え時刻を記憶させるように
してそれぞれの切り替え時刻を異ならしめることによ
り、各通信装置2からの切り替え要求が同時に発生して
オペレーションシステム1の輻輳が生じることを防止す
ることができる。
【0010】(2)この場合において、オペレーション
システムに接続される複数の通信装置切り替え時刻を前
記データ管理部がテーブルとして持ち、通信装置の再開
起動を契機に、オペレーションシステムが自律的に定期
切り替え時刻を管理している前記テーブルより切り替え
時刻を収集し、該当通信装置の定期切り替え時刻を変更
することを特徴としている。
【0011】この発明の構成によれば、通信装置2の切
り替え時刻をそれぞれ異ならしめることができ、複数の
通信装置から同時に切り替え要求が発生してオペレーシ
ョンシステムが輻輳することを防止することができる。
【0012】(3)また、通信装置が新たに追加された
時に、前記定期切替制御部が自律的に定期切り替え時刻
を決定し、該当通信装置の定期切り替え時刻を変更する
ことを特徴としている。
【0013】この発明の構成によれば、新たに追加され
た通信装置の切り替え要求時刻を他の既設定の通信装置
と異ならしめ、同時に切り替え要求が発生するのを防止
することができる。
【0014】(4)また、オペレーションシステムに接
続される複数の通信装置の定期切り替え時刻情報を前記
データ管理部がテーブルとして持ち、通信装置に対する
定期切り替え時刻変更コマンド及び定期切り替え時刻参
照コマンドが正常終了した時に、データ管理部が管理す
るデータを更新することを特徴としている。
【0015】この発明の構成によれば、保守者による定
期切り替え時刻変更コマンド投入時等のオペレーション
システムの管理するデータと通信装置の設定されたデー
タ間で不整合が起こることを防止することができる。
【0016】(5)更に、オペレーションシステムと接
続される通信装置の定期切り替え時刻情報を前記データ
管理部がテーブルとして持ち、該管理データを表示手段
にて確認する手段と、保守端末からのコマンド入力によ
り、管理される全通信装置の定期切り替え時刻を再スケ
ジューリングし、各通信装置に対して定期切り替え時刻
を変更するコマンドを発行する手段とを具備することを
特徴としている。
【0017】この発明の構成によれば、管理される全通
信装置の定期切り替え時刻を再スケジューリングし、各
通信装置に対して定期切り替え時刻を変更することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。システム構成としては図
1を用いる。図2は再開起動時の動作を示すシーケンス
図である。オペレーションシステムは、通信装置の自律
メッセージを受信して、保守者に対して保守端末(HM
I)に表示することで通知している。よって、オペレー
ションが受信する自律メッセージのうち、再開起動のメ
ッセージを受信することを契機に、再開起動した通信装
置に対して定期切り替え時間を変更するコマンドを発行
するものである。
【0019】通信装置2から自律的に再開起動を示す自
律メッセージをオペレーションシステム1に対して発行
する(S1)。このメッセージの受信を契機に、メッセ
ージ制御部10は自律メッセージを受信し、再開起動し
た通信装置を特定する(S2)。次に、メッセージ制御
部10は、定期切替制御部12に対して再開起動したこ
とと、再開起動した通信装置を通知する(S3)。
【0020】定期切替制御部12では、この通知を受信
して、データ管理部13に対して該当装置の切り替え時
間収集を行なう(S4)。データ管理部13は、テーブ
ルより該当装置切り替え時間を検索し(S5)、結果を
定期切替制御部12に通知する(S6)。
【0021】結果通知を受けた定期切替制御部12は、
再開起動した通信装置に対して切り替え時間を再設定す
るために、コマンド制御部11に対して収集した定期切
り替え時間と通信装置をパラメータとして渡し、コマン
ド発信依頼を行なう(S7)。
【0022】コマンド制御部11は、通信装置に対して
コマンド発信するために、定期試験切り替え時間を変更
するコマンドのフォーマットにあわせて編集し(S
8)、コマンド発行する(S9)。通信装置2では、こ
のコマンドを受信すると、内部データを変更し(S1
0)、コマンド制御部11に対してコマンド応答を返す
(S11)。コマンド応答を受けたコマンド制御部11
は、データ管理部13に対してテーブル更新を依頼する
(S12)。データ管理部13では、切り替え時間が記
憶されているテーブルを更新し(S13)、コマンド制
御部11に(OK/NG)の応答を返す(S14)。
【0023】この実施の形態例によれば、通信装置2の
切り替え時刻をそれぞれ異ならしめることができ、複数
の通信装置から同時に切り替え要求が発生してオペレー
ションシステムが輻輳することを防止することができ
る。
【0024】図3は通信装置増設時の動作を示すシーケ
ンス図である。通信装置の増設は、オペレーションシス
テムを使用する。そのために、オペレーションシステム
内で通信装置が増設されることが分かる。この増設作業
を契機にして切り替え時間の決定をし、増設された通信
装置に向けて定期切り替え時間変更コマンドを発行する
ものである。
【0025】通信装置の増設の要求があると、定期切替
制御部12に対して増設通知が与えられる(S1)。該
定期切替制御部12は、増設要求を受けると、データ管
理部13に全通信装置の切り替え時間収集を指示し(S
2)、既に増設された通信装置がデータ管理部13にな
いかを調べる。
【0026】データ管理部13は、テーブルより通信装
置及びその切り替え時刻情報を検索し(S3)、検索結
果(切り替え時間)を定期切替制御部12に通知する
(S4)。定期切替制御部12は、該当切り替え時刻デ
ータがない時には、データ管理部13が持つ通信装置の
データのうち、最後に登録された切り替え時間を収集
し、この時間に規定時間(例えば時間の分散を1分置き
なら1分)を加え、算出された時刻情報を、増設された
通信装置の時間とする(S5)。そして、コマンド制御
部11に対して、増設された通信装置と算出された切り
替え時間をパラメータで渡しコマンド発信依頼を行なう
(S6)。
【0027】コマンド制御部11は、受信したパラメー
タを基に定期切り替え変更コマンドのフォーマットに編
集し(S7)、該当通信装置に向けてコマンド発行を行
なう(S8)。該当通信装置は、このコマンドを受ける
と内部データを変更し(S9)、コマンド応答を返す
(S10)。コマンド制御部11は、発行されたコマン
ドが正常終了になった場合にのみデータ管理部13に対
してテーブル更新依頼を行なう(S11)。データ管理
部13はテーブルの内容を更新し(S12)、OKかN
Gの応答をコマンド制御部11に返す(S13)。これ
により、増設された通信装置の切り替え時刻とデータ管
理部13の切り替え時刻とが一致する。
【0028】この実施の形態例によれば、新たに追加さ
れた通信装置の切り替え要求時刻を他の既設定の通信装
置と異ならしめ、同時に切り替え要求が発生するのを防
止することができる。
【0029】図4はユーザコマンド発信時の動作を示す
シーケンス図である。保守者が定期切り替え時間変更コ
マンドを使用した場合、オペレーションシステムで管理
しているデータと差分が発生する。保守者がコマンドを
発行するのは、オペレーションシステムを経由して行な
う。よって、オペレーションシステム内で管理するデー
タの更新は、通信装置からのコマンド応答(正常終了)
を契機に保守者が設定した切り替え時刻に更新すればよ
い。
【0030】保守端末から定期切り替え時間変更コマン
ドをオペレーションシステム1に投入すると、コマンド
制御部11に通知される(S1)。コマンド制御部11
では、コマンドを編集し(S2)、該当する通信装置へ
定期切り替えコマンドを発行する(S3)。
【0031】コマンドを受信した通信装置では、着信し
たコマンドに応じた通信装置のデータに変換し、正しく
変換されると(S4)、コマンド応答(OK)を返す
(S5)。コマンド制御部11では、コマンド応答(O
K)を受信すると、保守端末からのコマンドが正常に通
信装置で処理されたと認識し、保守端末にコマンド応答
(OK)を返すと共に(S6)、データ管理部13に対
して該当する通信装置の切り替え時間を更新する依頼を
通知する(S7)。データ管理部13では、これを受け
てテーブルを更新し(S8)、OKかNGの応答を返す
(S9)。
【0032】保守端末から定期切り替え時刻参照コマン
ドを発行する場合も上記と同様である。この実施の形態
例によれば、保守者による定期切り替え時刻変更コマン
ド投入時のオペレーションシステムの管理するデータと
通信装置の設定されたデータ間で不整合が起こることを
防止することができる。
【0033】本発明では、通信装置と切り替え時間を図
5に示すような情報カラムを持ったテーブル13aで管
理している。このテーブル13aは、通信装置名(I
D)カラムと、切り替え時間を示すカラムとで構成され
る。切り替え時間を示すカラムは、時間カラムと分カラ
ムとから構成される。
【0034】保守端末から、各通信装置に設定されてい
る切り替え時間を確認するには、テーブル13aを参照
し、その内容を保守端末に表示する必要がある。図6は
データ表示動作を示すシーケンス図である。保守端末か
らデータ管理部13に対して定期切り替え時間参照コマ
ンドを発行すると(S1)、データ管理部13では定期
切り替え時間を収集し(S2)、コマンドを保守端末に
回答する(S3)。保守端末では、受信したコマンドか
ら情報を抽出して、通信装置の切り替え時間を対応表示
画面に表示する(S4)。
【0035】図7は再スケジューリング動作を示すシー
ケンス図である。オペレーションシステムに接続される
通信装置の定期切り替え時間は、全てデータ管理部(デ
ータベース:DB)として管理すれば、保守端末(HM
I)に現状の設定値(通信装置名と定期切り替え時間)
を出力することができる。また、その管理されているデ
ータを利用して再スケジューリングも可能となる。
【0036】保守端末からオペレーションシステム1に
対して再スケジューリング依頼を発行すると(S1)、
オペレーションシステム内の定期切替制御部12は、こ
の通知を受けるとデータ管理部13に対して全通信装置
の切り替え時間収集指令を通知する(S2)。データ管
理部13は、テーブル13aを検索して全ての通信装置
の切り替え時間を読み出し(S3)、定期切替制御部1
2に結果を通知する(S4)。
【0037】定期切替制御部12は、結果通知を受け取
ると、スケジューリングし、各通信装置の切り替え時間
を新たに振り分けする(S5)。振り分け法は、例えば
時間の分散を1分とすれば、1分間隔でスケジューリン
グする。
【0038】以下、全通信装置分のループ処理になる。
各通信装置の定期切り替え時間が決定したら、コマンド
制御部11に対してコマンド発信依頼をする(S6)。
コマンド制御部11は、コマンド発信依頼を受けると、
コマンドを編集し(S7)、該当装置へコマンド発信す
る(S8)。
【0039】該当通信装置は、コマンドを受けると、内
部データの変更を行ない(S9)、コマンド制御部11
に対してコマンド応答を返す(S10)。コマンド制御
部11は、この応答を受けると、応答がOKの場合にデ
ータ管理部13に対してテーブル更新依頼をする(S1
1)。データ管理部13は、テーブル更新依頼を受ける
と、テーブル13aを更新し(S12)、OKかNGの
応答を返す(S13)。
【0040】この実施の形態例によれば、管理される全
通信装置の定期切り替え時刻を再スケジューリングし、
各通信装置に対して定期切り替え時刻を変更することが
できる。
【0041】図8は本発明の一実施の形態例を示すブロ
ック図である。図1、図12と同一のものは、同一の符
号を付して示す。図において、1はオペレーションシス
テム、2は該オペレーションシステム1と接続される通
信装置、3は同じくオペレーションシステム1と接続さ
れる保守端末(HMI)である。
【0042】保守端末3からオペレーションシステム1
に対してコマンドが発行され、保守端末3へオペレーシ
ョンシステム1からコマンド応答が返される。オペレー
ションシステム1から通信装置2に対してコマンドが発
行され、通信装置2からオペレーションシステム1に対
してコマンド応答が返される。また、通信装置2からオ
ペレーションシステム1に対して自律メッセージ(再開
メッセージを含む)が発信される。
【0043】オペレーションシステム1において、10
は通信装置2が自律的に発信するメッセージを受信し管
理するメッセージ制御部、11はオペレーションシステ
ム1から通信装置2へのコマンド送信及び通信装置2か
らのコマンド応答の受信を行なうコマンド制御部、12
は切り替え時間設定を管理する定期切替制御部、13は
通信装置2の定期切り替え時間をテーブル13aとして
記憶するデータ管理部、14はメッセージ制御部10に
対して増設通知を出す増設業務処理部である。このよう
に構成されたシステムの動作を説明すれば、以下の通り
である。
【0044】図9はデータ管理部13内のテーブル13
aの構成例を示す図である。このテーブルは基本的に
は、図5に示すテーブルと同じものである。通信装置の
種別の関係上、2種類のIDを組み合わせて通信装置名
を表している。ラストレコードを示すために、通信装置
名の欄に“aaaaaaaa aaaaaaa”、“s
sssssss sssssss”のようなIDをラス
トレコードとし、増設時に追加分の切り替え時間を決定
するのに利用される。ラストレコードが#1と#2の2
つあるのは、定期切り替え時間が7時と6時の2つある
から、それに対応させたものである。
【0045】図10はNE(通信装置)再開時或いはN
E増設時の動作を示すシーケンス図である。通信装置再
開時、又は増設時共にメッセージ制御部10から定期切
替制御部12に通知する(S1)。定期切替制御部12
は、再開、増設のためにオペレーションシステム1が輻
輳状態にあるかもしれないので、10分後に以下の処理
を行なうタイマ設定をする(S2)。このタイマ登録は
タイマ制御部(図示せず)に通知され、10分後にタイ
マ制御部からタイマ起動がかかる(S3)。
【0046】タイマ制御部から通知が来たら、定期切替
制御部12は、データ管理テーブル13aにアクセスし
て該当通信装置(NE)のデータを収集する(S4)。
ここで、データ収集に失敗した場合には、エラーメッセ
ージを保守端末3に出力し、処理を終了する(S1
8)。
【0047】データ収集に成功した場合には、定期切替
制御部12は、再開、増設の判定を行なう(S6)。増
設の場合には起動時間の設定を行なう必要がある。そこ
で、データ管理テーブル13aにアクセスしてラストレ
コードを収集する(S7)。そして、ラストレコードを
基に“分”のカラムを0〜59(10〜20は他の処理
が起動されるため除く)の範囲で1分おきに変化させて
(59の次は0に戻る)切り替え時間を決める(S
8)。切り替え時間が決定したら、定期切替制御部12
はDB管理テーブル13aのラストレコードを更新する
(S9)。
【0048】再開/増設共、起動時間が決定したら、定
期切替制御部12はコマンド編集を行ない(S10)、
コマンド制御部11に対して定期切り替え時間変更コマ
ンド(CYTコマンド)を発行依頼する(S11)。コ
マンド制御部11は、通信装置2に対してコマンドを発
行する(S12)。通信装置2は、コマンドを受信した
ら、内部データを変更し、コマンド応答を返す(S1
3)。
【0049】コマンド制御部11は、定期切替コマンド
応答を受信したら、依頼元の定期切替制御部12に対し
て応答する(S14)と同時に、受信したコマンド応答
が正常の場合のみ管理テーブル13aを更新する。
【0050】定期切替制御部12では、コマンド応答を
受信したら、コマンド成功/失敗を判定する(S1
5)。成功している時には処理を終了する。失敗してい
る時には失敗回数Nが3回以下であるかどうかチェック
する(S16)。3回以下の場合にはNを1だけ更新し
た後(S17)、再動コマンドを発行し、Nが3回以上
ならば保守端末3にエラーメッセージを出力し、処理を
終了する(S18)。
【0051】一方、コマンド制御部11は、コマンド応
答を発行した(S14)後、コマンド応答を翻訳し(S
19)、正常終了であるかどうかチェックする(S2
0)。正常終了の場合にはDB管理テーブル13aを更
新する(S21)。
【0052】図11は保守者発行の定期切り替えコマン
ド発行動作を示すシーケンス図である。保守者は保守端
末3から定期切り替えコマンドを発行すると(S1)、
これを受けたコマンド制御部11は通信装置2に対して
コマンドを発行する(S2)。通信装置2はコマンドを
受信したら、内部データを変更し、コマンド応答を返す
(S3)。コマンド制御部11は、保守端末3にコマン
ド応答する(S4)。
【0053】コマンド応答を受け取ったコマンド制御部
11は、定期試験切り替えコマンド応答を受信したら、
翻訳し(S5)、依頼元の定期切替制御部12に応答す
ると同時に受信したコマンド応答が正常かどうか判定し
(S6)、正常の場合のみ管理テーブル13aを更新す
る(S7)。定期切替制御部12では、コマンド応答を
受信したらコマンド成功/失敗を判定する。成功してい
る時は処理を終了する。失敗している時は失敗回数3回
未満なら再動コマンドを発行し、3回以上なら保守端末
3にエラーメッセージを出力し、処理を終了する。
【0054】従来は、通信装置の定期切り替えが集中
し、オペレーションシステムが輻輳してしまい、保守端
末からのコマンド投入ができなかったり、自律メッセー
ジの表示に時間がかかり、その時間帯はオペレーション
システムとして正常に機能しなかった。本発明によれ
ば、前述したように輻輳が緩和され、オペレーションシ
ステムが正常機能するようになる。
【0055】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、 (1)オペレーションシステムに二重化構成の複数の通
信装置が接続されるシステムにおいて、前記オペレーシ
ョンシステム内に、通信装置が自律的に発信するメッセ
ージを受信し管理するメッセージ制御部と、オペレーシ
ョンシステムから通信装置へのコマンド送信及び通信装
置からのコマンド応答の受信を行なうコマンド制御部
と、切り替え時間設定を管理する定期切替制御部と、通
信装置の定期切り替え時間を記憶するデータ管理部とを
設けることにより、データ管理部内に各通信装置の切り
替え時刻を記憶させるようにしてそれぞれの切り替え時
刻を異ならしめ、各通信装置からの切り替え要求が同時
に発生してオペレーションシステム1の輻輳が生じるこ
とを防止し、オペレーションシステムが収容できる通信
装置数を拡大できる。
【0056】(2)この場合において、オペレーション
システムに接続される複数の通信装置切り替え時刻を前
記データ管理部がテーブルとして持ち、通信装置の再開
起動を契機に、オペレーションシステムが自律的に定期
切り替え時刻を管理している前記テーブルより切り替え
時刻を収集し、該当通信装置の定期切り替え時刻を変更
することにより、通信装置の切り替え時刻をそれぞれ異
ならしめることができ、複数の通信装置から同時に切り
替え要求が発生してオペレーションシステムが輻輳する
ことを防止し、オペレーションシステムが収容できる通
信装置数を拡大できる。
【0057】(3)また、通信装置が新たに追加された
時に、前記定期切替制御部が自律的に定期切り替え時刻
を決定し、該当通信装置の定期切り替え時刻を変更する
ことにより、新たに追加された通信装置の切り替え要求
時刻を他の既設定の通信装置と異ならしめ、同時に切り
替え要求が発生するのを防止することができる。
【0058】(4)また、オペレーションシステムに接
続される複数の通信装置の定期切り替え時刻情報を前記
データ管理部がテーブルとして持ち、通信装置に対する
定期切り替え時刻変更コマンド及び定期切り替え及び定
期切り替え時刻参照コマンドが正常終了した時に、デー
タ管理部が管理するデータを更新することにより、保守
者による定期切り替え時刻変更コマンド投入時等のオペ
レーションシステムの管理するデータと通信装置の設定
されたデータ間で不整合が起こることを防止することが
できる。
【0059】(5)更に、オペレーションシステムと接
続される通信装置の定期切り替え時刻情報を前記データ
管理部がテーブルとして持ち、該管理データを表示手段
にて確認する手段と、保守者からのコマンド入力によ
り、管理される全通信装置の定期切り替え時刻を再スケ
ジューリングし、各通信装置に対して定期切り替え時刻
を変更するコマンドを発行する手段とを具備することに
より、管理される全通信装置の定期切り替え時刻を再ス
ケジューリングし、各通信装置に対して定期切り替え時
刻を変更することができる。
【0060】このように、本発明によれば、通信装置の
再開起動時に切り替え時刻を自動的に再設定することが
できる通信装置の切り替え時間設定システムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】再開起動時の動作を示すシーケンス図である。
【図3】増設時の動作を示すシーケンス図である。
【図4】ユーザコマンド発信時の動作を示すシーケンス
図である。
【図5】切り替え時間管理テーブルの構成例を示す図で
ある。
【図6】データ表示動作を示すシーケンス図である。
【図7】再スケジューリング動作を示すシーケンス図で
ある。
【図8】本発明の一実施の形態例を示すブロック図であ
る。
【図9】管理テーブルの構成例を示す図である。
【図10】NE再開時或いはNE増設時の動作を示すシ
ーケンス図である。
【図11】保守者発行の定期切り替えコマンド動作を示
すシーケンス図である。
【図12】従来システムの概念図である。
【符号の説明】
1 オペレーションシステム 2 通信装置 10 メッセージ制御部 11 コマンド制御部 12 定期切替制御部 13 データ管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬社家 光 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−305676(JP,A) 特開 平6−276216(JP,A) 特開 平1−93219(JP,A) 特開 平8−18589(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/14 H04M 3/00 H04Q 3/545

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレーションシステムに二重化構成の
    複数の通信装置が接続されるシステムにおいて、 前記オペレーションシステム内に、 通信装置が自律的に発信するメッセージを受信し管理す
    るメッセージ制御部と、 オペレーションシステムから通信装置へのコマンド送信
    及び通信装置からのコマンド応答の受信を行なうコマン
    ド制御部と、 切り替え時間設定を管理する定期切替制御部と、 通信装置の定期切り替え時間を記憶するデータ管理部と
    を設けることを特徴とする通信装置の切り替え時間設定
    システム。
  2. 【請求項2】 オペレーションシステムに接続される複
    数の通信装置切り替え時刻を前記データ管理部がテーブ
    ルとして持ち、 通信装置の再開起動を契機に、オペレーションシステム
    が自律的に定期切り替え時刻を管理している前記テーブ
    ルより切り替え時刻を収集し、該当通信装置の定期切り
    替え時刻を変更することを特徴とする請求項1記載の通
    信装置の切り替え時間設定システム。
  3. 【請求項3】 通信装置が新たに追加された時に、前記
    定期切替制御部が自律的に定期切り替え時刻を決定し、
    該当通信装置の定期切り替え時刻を変更することを特徴
    とする請求項1記載の通信装置の切り替え時間設定シス
    テム。
  4. 【請求項4】 オペレーションシステムに接続される複
    数の通信装置の定期切り替え時刻情報を前記データ管理
    部がテーブルとして持ち、 通信装置に対する定期切り替え時刻変換コマンド及び定
    期切り替え時刻参照コマンドが正常終了した時に、デー
    タ管理部が管理するデータを更新することを特徴とする
    請求項1記載の通信装置の切り替え時間設定システム。
  5. 【請求項5】 オペレーションシステムと接続される通
    信装置の定期切り替え時刻情報を前記データ管理部がテ
    ーブルとして持ち、 該管理データを表示手段にて確認する手段と、 保守端末からのコマンド入力により、管理される全通信
    装置の定期切り替え時刻を再スケジューリングし、各通
    信装置に対して定期切り替え時刻を変更するコマンドを
    発行する手段とを具備することを特徴とする請求項1記
    載の通信装置の切り替え時間設定システム。
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