JP4828453B2 - 連続鋳造装置のロールセグメント - Google Patents

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Description

本発明は、鋳片を支持するサポートロールが取り付けられる連続鋳造装置のロールセグメントに関する。
従来より、取鍋から供給された溶鋼を連続的に鋳造する連続鋳造装置においては、鋳型の下側に複数のロールセグメントが鋳造方向に沿って配備されている。それぞれのロールセグメントは鋳造した鋳片をサポートする複数のサポートロールを備えたものとなっており、鋳造された鋳片はサポートロールによって支持されながら引き抜かれるようになっている。
この連続鋳造機を用いた鋳片の鋳造において、鋳型直下の近傍では鋳片の凝固殻(シェル)が未発達で凝固厚が薄く、良好な鋳片品質を得るためには、前述したサポートロールのアライメントの高精度な管理とロールピッチの短縮(稠密配置)が重要となる。
なぜならば、内部に液状の溶鋼が存在する未凝固の鋳片は、鋳片内部から外向きに溶鋼静圧力が作用するため、サポートロールに支持されない部分にバルジングを生じる。バルジングが生じた場合、サポートロールの接触部に対応する凝固殻の内側には、内部割れの原因となる引張応力が発生し鋳片の内部品質を損なう。この引張応力は、「凝固殻が薄い・ロールピッチが大きい・鋳片断面の辺の長さが大きい」程大きくなる。そのため、特に鋳型に近い部位に設置するロールセグメント内のロールピッチは稠密且つ高精度に配備にすることが肝要である。
特に、高炭素鋼や合金鋼を鋳造する場合は、鋳型に連なる2次冷却帯での過冷却は鋳片に割れを生じる原因になるため、緩冷却にする場合が多い。そのため、ロールセグメント内の鋳片の凝固殻は非常に薄く、ロールピッチを稠密に配備する必要がある。
加えて、鋳片断面を大形化して鋳造速度を遅くすれば、溶鋼中の介在物の浮上を促進できるため、品質を厳格に制御する必要のある鋼材の製造においては、大断面の連続鋳造設備が用いられる。鋳片断面の辺長が大きくなると、バルジングも大きくなり、ますますロールを稠密配置にせざるを得ない。
ブルームのようにその広面や狭面がビレット等に比して大きい場合には、ロールセグメント内でバルジングが生じないようにするため、広面側にも狭面側にも、それぞれロールを配備する必要がある。緩冷却のため凝固殻も薄く、鋳型に連なる鋳片を長い区間に渡って4辺をサポートロールで拘束する必要がある。
特許文献1の図6,図7などには、このようなブルームの鋳造に用いることが可能なロールセグメントが開示されている。前述の如く、鋳片断面各辺のロールアライメント精度が重要であるため、本ロールセグメントは、各フレーム個別にサポートロールを装着しアライメント調整(軸受箱とフレーム間のシム厚を調整する)し、その後、4辺のフレームを井桁状に組み立てて一体化した構造となっている。
実公昭61−21163号公報(図6,図7)
特許文献1に示されたロールセグメントにおいて、4辺一体構造とするに際しては、個別の柱状のフレームを、直角に隣り合うフレーム間でボルト等を用いて締結する構造を採用することができる。しかしながら、限られたスペースにボルト等の締結金具を用いて連接するため、井桁の直角度を保つには脆弱な構造にならざるを得ない。このため、使用中に平行四辺形状に変形し、一方側(広面側)のサポートロール軸心と他方側(狭面側)サポートロール軸心との直角度を保つことが困難である。ロールセグメントが平行四辺形状に変形すると、鋳型内壁横断面とロールプロフィールとにズレを生じ鋳片品質を損なう。同様に、下方に連なるセグメントとのロールプロフィールにもズレを生じる。
また、サポートロールを鋳造方向に稠密配置するためには、サポートロールの取り付けられた数多くのフレームをボルト等で組み付ける必要があり、組み立て作業が非常に大変であった。稠密配置のため、組み上げられたロールセグメントでは、作業者が手を差し入れる隙間もほとんどなく、ロールセグメント組み付け後のアラインメント微調整などの作業は困難であった。
加えて、ロールセグメントを構成するフレームは、鋳片に近く高温鋳片に常時曝され著しく損傷する。長期間の使用で、やがては変形を生じ、アライメントに不整を生じ鋳片品質を損なう。フレームに変形を生じると、各辺個別のアライメント精度が良好であっても、総組立後のアライメントに不整を生じる。また、組立後の状態ではアライメントを修正することも困難である。フレームの変形分を補正することも困難である。
そこで、本発明では、上記問題に鑑み、サポートロールを鋳造方向に稠密に配置できると共にサポートロールの精度よく簡便に取り付けることができ、且つロールセグメント本体の変形を確実に防止することができる連続鋳造装置のロールセグメントを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、次の手段を講じた。
即ち、本発明における課題解決のための技術的手段は、鋳型で鋳造された鋳片を支持するサポートロールと、このサポートロールが鋳造方向に取り付けられるロールセグメント本体とを有する連続鋳造装置のロールセグメントにおいて、前記ロールセグメント本体は、鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する一方の側面を支持するサポートロールが取り付けられる一対の第1取付部と、鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する他方の側面を支持するサポートロールが取り付けられる一対の第2取付部とが筒状に一体化されてなると共に、鋳造方向に分割可能に構成されている点にある。
これによれば、ロールセグメント本体を、第1取付部と第2取付部とが筒状に一体化されてなるものにしていることから、ロールセグメント本体の剛性を大きく向上させることができ、従来のように、鋳片を鋳造する際に応力等が発生したり、高温環境下に曝されたりしてもロールセグメント本体が変形することはなく、サポートロールのアライメント精度が低下することもない。加えて、第1取付部に取り付けられたサポートロールと、第2取付部に取り付けられたサポートロールとの直角度が確実に維持されるようになる。
また、ロールセグメント本体を、第1取付部と第2取付部とが筒状に一体化されてなるものにしていることから、ロールセグメント本体を複数の部材から組み上げる必要もなく、組み付け作業を簡素化することができる。
さらに、ロールセグメント本体を鋳造方向に分割状にしているので鋳造方向の長さを短くすることができる。そのため、サポートロールを取り付ける際に、ロールセグメント本体において鋳造方向の中央部付近まで作業者の手を入れることが可能となり、簡単にサポートロールを取り付けることができる。これに加え、ロールセグメント本体を分割しているので、分割したロールセグメント本体のそれぞれにサポートロールを同時(並行して)に取り付けることができるようになり、取付作業の効率を向上させることができる。
また、本発明における課題解決のための他の技術的手段は、鋳型で鋳造された鋳片を支持するサポートロールと、このサポートロールが鋳造方向に取り付けられるロールセグメント本体とを有する連続鋳造装置のロールセグメントにおいて、前記ロールセグメント本体は、鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する一方の側面を支持するサポートロールが取り付けられる一対の第1取付部と、鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する他方の側面を支持するサポートロールが取り付けられる一対の第2取付部とが筒状に一体化されてなり、前記サポートロールが鋳造方向に複数取り付けられたフィッティングプレートが、前記第1取付部及び/又は第2取付部に着脱自在に設けられている点にある。
これによれば、ロールセグメント本体を、第1取付部と第2取付部とが筒状に一体化されてなるものにしていることから、ロールセグメント本体の剛性を大幅に向上させることができ、従来のように、鋳片を鋳造する際に応力等が発生したり、高温環境下に曝されたりしてもロールセグメント本体が変形することはなく、サポートロールのアライメント精度が低下することもない。加えて、第1取付部に取り付けられたサポートロールと、第2取付部に取り付けられたサポートロールとの直角度が確実に維持されるようになる。
また、ロールセグメント本体を、第1取付部と第2取付部とが筒状に一体化されてなるものにしていることから、ロールセグメント本体を複数の部材から組み上げる必要もなく、組み付け作業を簡素化することができる。
さらに、フィッティングプレートを第1取付部又は第2取付部に着脱自在としているので、フィッティングプレートにサポートロールを取り付けた後、当該フィッティングプレートをロールセグメント本体に挿入して第1取付部又は第2取付部に取り付けることで、ロールセグメント本体にフィッティングプレートを介してサポートロールを取り付けることが可能となり、分割していないロールセグメント本体において鋳造方向の中央部付近まで作業者の手を入れることが不能な場合でも、簡単にサポートロールを取り付けることができる。
なお好ましくは、鋳型で鋳造された鋳片を支持するサポートロールと、このサポートロールが鋳造方向に取り付けられるロールセグメント本体とを有する連続鋳造装置のロールセグメントにおいて、前記ロールセグメント本体は、鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する一方の側面を支持するサポートロールが取り付けられる一対の第1取付部と、鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する他方の側面を支持するサポートロールが取り付けられる一対の第2取付部とが筒状に一体化されてなると共に、鋳造方向に分割可能に構成されていて、前記サポートロールが鋳造方向に複数取り付けられたフィッティングプレートが、前記第1取付部及び/又は第2取付部に着脱自在に設けられている構成とするとよい。
前記ロールセグメント本体と前記フィッティングプレートとの間には、当該ロールセグメント本体に対するフィッティングプレートの上下の位置決めをする位置決め手段が設けられていることが好ましい。
位置決め手段により、ロールセグメント本体に対するフィッティングプレートの鋳造方向の位置決めが行い易く、サポートロールの取付作業の効率を向上させることができる。
前記第1取付部と第2取付部とには、開口が設けられていることが好ましい。さらに、フィッティングプレートに開口が設けられていることも好ましい。
かかる開口を介して、ロールセグメント本体の外側から鋳片に向けて冷却水を噴霧し鋳片を冷却することができるようになる。
前記フィッティングプレートを第1取付部又は第2取付部に取り付ける締結具が、フィッティングプレートにサポートロールを取り付ける締結具と兼用化されていることが好ましい。
これによれば、部品点数を少なくできるばかりか、サポートロール、フィッティングプレート、第1取付部又は第2取付部を一体に締結することができ、結合後の剛性を向上させることができる。
なお、最も好ましい課題解決のための技術的手段としては、鋳型で鋳造された鋳片を支持するサポートロールと、このサポートロールが鋳造方向に取り付けられるロールセグメント本体とを有する連続鋳造装置のロールセグメントにおいて、前記ロールセグメント本体は、鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する一方の側面を支持するサポートロールが取り付けられる一対の第1取付部と、鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する他方の側面を支持するサポートロールが取り付けられる一対の第2取付部とが筒状に一体化されてなり、前記サポートロールが鋳造方向に複数取り付けられたフィッティングプレートが、前記第1取付部及び/又は第2取付部に着脱自在に設けられ、前記フィッティングプレートを第1取付部又は第2取付部に取り付ける締結具が、フィッティングプレートにサポートロールを取り付ける締結具と兼用化されたものがある。
また、最も好ましい課題解決のための他の技術的手段としては、鋳型で鋳造された鋳片を支持するサポートロールと、このサポートロールが鋳造方向に取り付けられるロールセグメント本体とを有する連続鋳造装置のロールセグメントにおいて、前記ロールセグメント本体は、鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する一方の側面を支持するサポートロールが取り付けられる一対の第1取付部と、鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する他方の側面を支持するサポートロールが取り付けられる一対の第2取付部とが筒状に一体化されてなると共に、鋳造方向に分割可能に構成されていて、前記サポートロールが鋳造方向に複数取り付けられたフィッティングプレートが、前記第1取付部及び/又は第2取付部に着脱自在に設けられ、前記フィッティングプレートを第1取付部又は第2取付部に取り付ける締結具が、フィッティングプレートにサポートロールを取り付ける締結具と兼用化されたものがある。
本発明によれば、サポートロールを鋳造方向に稠密に配置できると共にサポートロールの精度よく簡便に取り付けることができ、且つロールセグメント本体の変形を防止することができる。
[第1実施形態]
図1は、本発明の連続鋳造装置を示している。
図1に示すように、連続鋳造装置1は、ブルームを鋳造するブルーム連続鋳造装置であって、取鍋2から供給される溶鋼3を一時的に貯留するタンディッシュ4と、このタンディッシュ4からの溶鋼3が供給される鋳型5と、鋳型5の下部に鋳造方向(以下、説明の便宜上、上下方向ということがある)に連続して複数設けられたロールセグメント6とを有している。
タンディッシュ4は、全体として有底箱形となっており、タンディッシュ4の底部に浸漬ノズル7が設けられている。浸漬ノズル7は、図示しないスライドバルブ或いはストッパーの開閉によりタンディッシュ4による鋳型5への溶鋼3の注入が停止又は再開できるようになっている。
図2〜4に示すように、ロールセグメント6は、鋳型5で鋳造した鋳片8の広面をサポートする広面サポートロール10(鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する一方の側面を支持するサポートロール)が取り付けられると共に、鋳片8の狭面をサポートする狭面サポートロール11(鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する他方の側面を支持するサポートロール)が取り付けられるロールセグメント本体12を有している。この実施形態におけるロールセグメント本体12は上下方向に分割(2分割)されたものである。以下、説明の便宜上、2分割状となったロールセグメント本体12のうち上部のロールセグメント本体12を上ロールセグメント本体12a、下部のロールセグメント本体12を下ロールセグメント本体12bという。また、図2において紙面の左右を左右方向、紙面貫通方向を前後方向とし、図3において紙面の左右を左右方向、紙面の上下を後前方向とする。
図2に示すように、ロールセグメント本体12は、当該ロールセグメント本体12を鋳造方向の中央部で2つに分割して上ロールセグメント本体12aと下ロールセグメント本体12bとの2つに分けた構成とすることで、後述するように、作業者がロールセグメント本体12内に手を入れて広面サポートロール10及び狭面サポートロール11が取り付けることができるようにしている。
上下ロールセグメント本体12a,12bには、側面視で鋳造方向に沿ってそれぞれ3段の広面サポートロール10及び狭面サポートロール11が取り付けられ、上ロールセグメント本体12aと下ロールセグメント本体12bとを合わせることで、鋳造方向に広面サポートロール10及び狭面サポートロール11が6段連なる構成となっている。
図2,3に示すように、それぞれの上下ロールセグメント本体12a,12bは、筒状に形成された筒体15と、この筒体15の外周壁に設けられた補強リブ16と、上ロールセグメント本体12aと下ロールセグメント本体12bとを連結するための第1連結部17とを有している。この第1連結部17は、上下ロールセグメント本体12a,12bの四隅(横リブ23の四隅)に設けられ、第1連結部17には上下ロールセグメント本体12a,12bを互いに締結するためのボルト等の締結具が螺合されるようになっている。
筒体15は、板状に形成された前後一対の第1取付部20と、板状に形成された左右一対の第2取付部21と、第1取付部20と第2取付部21との間に設けられ両者を連結する板状の第2連結部50とを有している。補強リブ16は、第1取付部20及び第2取付部21に上下方向に沿って外方に突出するように設けられた縦リブ22と、第1取付部20、第2取付部21及び第2連結部50に沿って外方に突出するように設けられた横リブ23とを備えたものとなっている。
以下、上下ロールセグメント本体12a,12bの構成について詳しく説明する。
図3に示すように、第1取付部20はそれぞれ前後に離間して配置され、第2取付部21はそれぞれ左右に離間して配置され、それぞれの間に第2連結部50が複数配置されている。
第2連結部50は第1取付部20と第2取付部21とに向けて屈曲していて、第2連結部50の一端が第1取付部20の幅方向側部に接して溶接され、第2連結部50の他端が第2取付部21の幅方向側部に接して溶接されている。これにより第1取付部と第2取付部とが筒状に一体化された上下ロールセグメント本体12a、12bがそれぞれ構成されることになる。
図2、図4に示すように、第1取付部20には、内壁及び外壁を貫通し且つ側面視で四角状の開口29が鋳造方向に複数設けられている。この開口29を介して、上下ロールセグメント本体12a、12bの外側から鋳片に向けて冷却水を噴霧し鋳片を冷却できる。
第1取付部20の開口29の両側には、当該第1取付部20の内壁及び外壁を貫通する一対の第1取付孔25が鋳造方向に複数設けられている。第1取付部20の第1取付孔25の両側には、当該第1取付部20の内壁側に開放し且つボルト等の締結具26が螺合される第2取付孔28が設けられている。なお、締結具26を用いず、締結具27を用いて、直接、ケーシング31を第1取付部20に締結してもよいし、締結具26及び締結具27の両方を用いて、ケーシング31を第1取付部20に取り付けてもよい。
図5に示すように、第1取付部20の内壁には内方へと突出する突出部(係止部)30が鋳造方向に複数形成されている。なお、第2取付部21は第1取付部20と同様に構成されおり、第1取付部20に形成された第1取付孔25、第2取付孔28、開口29、突出部(係止部)30を有しているため、第2取付部21については説明を省略する。
第1取付部20の係止部20には広面サポートロール10を回転自在に支持するケーシング31が取り付けられるようになっている。
図3〜5に示すように、広面サポートロール10は左右一対のケーシング31により回転自在に支持されている。このケーシング31には係止部30に係止する被係止部32が形成されると共に、広面サポートロール10の軸心方向とは直交する方向に貫通し且つボルト等の締結具26が螺合される第3取付孔33が設けられている。また、ケーシング31には、第3取付孔33とは別に、締結具27が螺合されると共に一方に開放状となる第4取付孔35が設けられている。
ケーシング31及び広面サポートロール10の内部(広面サポートロール10の軸心)には、ケーシング31及び広面サポートロール10を冷却する冷却媒体(例えば、冷却水)を流動させる冷却媒体通路36が設けられている。冷却媒体通路36の一端側が冷却媒体を導入する入口37とされ、冷却媒体通路36の他方側が冷却媒体を排出する出口38とされている。
筒体15の内部(第1取付部20又は第2取付部21の内部)に設けられた冷却媒体通路を介して入口37に冷却媒体を導入し、その冷却媒体を冷却媒体通路36の出口38へ排出して、筒体の内部に設けられた他の冷却媒体通路へと流すことで、ケーシング31及び広面サポートロール10を冷却することができるようになっている。
狭面サポートロール11は広面サポートロール10と同様に構成され、広面サポートロール10を支持する同一構成のケーシング31により支持されているので、狭面サポートロール11については説明を省略する。当然に狭面サポートロール11にも冷却媒体通路36が設けられ、この冷却媒体通路36に上述した入口37及び出口38が形成されている。
次に、側面視で鋳造方向に沿って並べられる3つの広面サポートロール10を上ロールセグメント本体12aに取り付ける方法について説明する。
図5に示すように、広面サポートロール10を取り付けるには、まず、3個の広面サポートロール10のうち中段に位置させる広面サポートロール10aを上ロールセグメント本体12a(筒体15)の上から挿入する。上ロールセグメント本体12aにおいて、第1取付部20に形成した中段の係止部30aに、中段に位置させる広面サポートロール10aを支持するケーシング31の被係止部32を係止させる。ケーシング31の被係止部32を第1取付部20の係止部30に係止した状態では、当該ケーシング31の第3取付孔33と第1取付部20の第2取付孔28とが合わさった状態となる。
そして、中段の位置において、ケーシング31の第3取付孔33と第1取付部20の第2取付孔28とを合わせた状態で両者の取付孔にボルトの締結具26を螺合して、この締結具26によりケーシング31を第1取付部20に仮止めする(図4参照)。仮止めした状態では、第1取付部20の第1取付孔25とケーシング31の第4取付孔35とが略一致している。そして、第1取付部20の外壁側から第1取付孔25及びケーシング31の第4取付孔35にボルトの締結具27を螺合し、この締結具27を回動して締め付けることによりケーシング31を第1取付部20に本締めする。
中段の広面サポートロール10aを上ロールセグメント本体12aに取り付けた後、上段に位置させる広面サポートロール10bを上ロールセグメント本体12a(筒体15)の上から挿入し、中段の広面サポートロール10aを取り付けた方法と同様に、上段に位置させる広面サポートロール10bを上ロールセグメント本体12aに取り付ける。
そして、上段の広面サポートロール10bを上ロールセグメント本体12aに取り付けた後、下段に位置させる広面サポートロール10cを上ロールセグメント本体12a(筒体15)の下から挿入し、上段や中段の広面サポートロール10a,10bを取り付けた方法と同様に、下段に位置させる広面サポートロール10cを上ロールセグメント本体12aに取り付ける。
なお、3つの狭面サポートロール11を上ロールセグメント本体12aに取り付ける場合も、上述した方法において、第1取付部20を第2取付部21に読み替え、広面サポートロール10を狭面サポートロール11に読み替えた上で、上述した手順で行えばよい。また、下ロールセグメント本体12bに広面サポートロール10及び狭面サポートロール11を取り付ける場合も、上ロールセグメント本体12aを下ロールセグメント本体12bに読み替えた上で、上述した手順で行えばよい。なお、広面サポートロール10aや狭面サポートロール11bを取り付ける際は、ロールセグメント本体12を上下方向とは直交する方向、即ち、横にしてもよい。
以上、上ロールセグメント本体12a及び下ロールセグメント本体12bに広面サポートロール10及び狭面サポートロール11を取り付けた後、当該上ロールセグメント本体12aの第1連結部17と当該下ロールセグメント本体12bの第1連結部17とを合わせて両者をボルト等により連結して互いの上下ロールセグメント本体12a,12bを鋳造方向に連結すれば、1つのロールセグメント6を構成することができる。
本発明のロールセグメント6によれば、ロールセグメント本体12を一対の第1取付部20と第2取付部21とが筒状に一体化されてなるものにすることで、当該ロールセグメント本体12の剛性を向上させることができ、鋳片8を鋳造する際に過大な力が作用してもロールセグメント本体12が変形することはなく、広面サポートロール10及び狭面サポートロール11のアライメント精度が低下することもない。また、板状の第1取付部20と第2取付部21とを第2連結部50を介して溶接して筒状に一体化することでロールセグメント本体12を形成しているので、例えば、広面サポートロール10や狭面サポートロール11を柱状のフレームに組み付け、その後、各フレームを井桁状に組み付ける必要もなく、組み付け作業を簡素化することができる。
また、ロールセグメント本体12を上下に2分割状にしているので、広面サポートロール10及び狭面サポートロール11取り付ける際に、中段の広面サポートロール10や狭面サポートロール11を取り付ける付近(言い換えれば、ロールセグメント本体12において鋳造方向の中央部付近)まで作業者の手を入れることが可能となり、簡単に広面サポートロール10や狭面サポートロール11を取り付けることができる。さらに、ロールセグメント本体12を2分割状にしているので、上ロールセグメント本体12aと下ロールセグメント本体12bとの2つに対してそれぞれ同時(並行して)に広面サポートロール10及び狭面サポートロール11を取り付けることができ、取付作業の効率を向上させることができる。加えて、本実施形態のロールセグメント6は、4面(一対の第1取付部20、一対の第2取付部21)を一体構造にすることにより、矩形精度を維持できると共に、従来の如きフレーム組み付けによる累積誤差が生じる可能性を排除できる。
なお、ロールセグメント6を長尺にする必要がある場合は、上ロールセグメント本体12aや下ロールセグメント本体12bを複数個連接すればよい。
[第2実施形態]
図6〜9は第2実施形態におけるロールセグメント6を示している。このロールセグメント6は第1実施形態と同様にロールセグメント本体12を有しているがこのロールセグメント本体12は第1実施形態とは異なり上下に分割状になっていないものである。以下、第1実施形態とは異なる部分について説明する。
なお、図6において紙面の左右を左右方向、紙面貫通方向を前後方向とし、図7において紙面の左右を左右方向、紙面の上下を後前方向とする。
ロールセグメント本体12には、側面視で鋳造方向に6個の広面サポートロール10及び狭面サポートロール11を取り付けられていて、広面サポートロール10及び狭面サポートロール11が鋳造方向に6段連なる構成となっている。ロールセグメント本体12は、筒状に形成された筒体15と、この筒体15の外周壁に設けられた補強リブ16とを有している。
図7に示すように、筒体15は、板状に形成された前後一対の第1取付部20と、板状に形成された左右一対の第2取付部21と、第1取付部20と第2取付部21との間に設けられ両者を連結する板状の第2連結部50とを有している。この実施の形態においても、第1取付部20、第2取付部21とが第2連結部50を介して筒状に一体化されている。
図6、7に示すように、第1取付部20、第2取付部21及び第2連結部50の上下方向の長さは、第1実施形態と比べ鋳造方向の長さが約2倍となっていて、第1取付部20及び第2取付部21の内壁に板状のフィッティングプレート40が着脱自在に取り付けられるようになっている。
図8に示すように、このフィッティングプレート40には、内壁及び外壁を貫通して締結具27が螺合される第5取付孔44と、一方に開放状となり且つ締結具26が螺合される第6取付孔45とが鋳造方向に複数設けられている。なお、フィッティングプレート40には、第1実施形態の第1取付部20及び第2取付部21と同様に開口29が設けられている。この開口29を介して、上下ロールセグメント本体12a、12bの外側から鋳片に向けて冷却水を噴霧し鋳片を冷却できる。
広面サポートロール10のケーシング31の第3取付孔33及びフィッティングプレート40の第6取付孔45に締結具26を螺合することで、フィッティングプレート40には広面サポートロール10が取り付けられている。広面サポートロール10を取り付けたフィッティングプレート40の第5取付孔44、第1取付部20の第1取付孔25及び広面サポートロール10のケーシング31の第4取付孔35に締結具27を螺合することで、締結具27によって、フィッティングプレート40、広面サポートロール10のハウジング31及び第1取付部20が一体に締結(結合)されている。フィッティングプレート40を第1取付部20に取り付ける締結具が、フィッティングプレート40に広面サポートロール10を取り付ける締結具と兼用化されている。
なお、フィッティングプレート40と、狭面サポートロール11のハウジング31と、第1取付部20とを一体に締結する構造も上記で説明した構造と同じである。
ロールセグメント本体12(第1取付部20及び第2取付部21)に対するフィッティングプレート40の上下の位置決めをする位置決め手段41が設けられている。詳しくは、位置決め手段41は、第1取付部20及び第2取付部21の内壁の上部に形成された凹状の被掛止部42と、フィッティングプレート40の外壁の上部に形成された凸状の掛止部43とで構成されており、フィッティングプレート40の掛止部43を第1取付部20及び第2取付部21の被掛止部42に掛止めすることで、フィッティングプレート40の上下の位置決めが容易にできる。第1取付部20及び第2取付部21の内壁には、広面サポートロール10や狭面サポートロール11のケーシング31の被係止部32が係止される係止部30が形成されておらず、代わりに、フィッティングプレート40の内壁に前記係止部30が鋳造方向に複数形成されている。各フィッティングプレート40には6つの広面サポートロール10及び6つの狭面サポートロール11を取り付けることができるようになっている。
次に、側面視で鋳造方向に沿って並べられる6つの広面サポートロール10をロールセグメント本体12に取り付ける方法について説明する。
図8、9に示すように、広面サポートロール10を取り付けるには、まず、1つの広面サポートロール10のケーシング31の被係止部32をフィッティングプレート40の係止部30に係止する。ケーシング31の被係止部32をフィッティングプレート40の係止部30に係止した状態では、当該ケーシング31の第3取付孔33とフィッティングプレート40の第6取付孔45とが、ケーシング31の第4取付孔35とフィッティングプレート40の第5取付孔44とが、それぞれ合わさった状態となる。
そして、ケーシング31の第3取付孔33とフィッティングプレート40の第6取付孔45とを合わせた状態で両者にボルトの締結具26を螺合して、この締結具26によりケーシング31をフィッティングプレート40に仮止めする。上述した手順を繰り返し、フィッティングプレート40に6個の広面サポートロール10を取り付ける。
6個の広面サポートロール10を鋳造方向にフィッティングプレート40に取り付けた後、当該フィッティングプレート40を、ロールセグメント本体12(筒体15)の上方から挿入(フィッティングプレート40を第1取付部20に沿わせてスライドする)して、フィッティングプレート40の掛止部43を第1取付部20の被掛止部42に掛ける。このとき、フィッティングプレート40の鋳造方向に対する上下方向の位置が決められ、フィッティングプレート40の第5取付孔44と第1取付部20の第1取付孔25とが上下方向に合わさった状態となる。
その後、第1取付部20の外壁側から第1取付孔25、第4取付孔35、第5取付孔44にボルトの締結具27を螺合し、この締結具27によりフィッティングプレート40を第1取付部20に本締めする。このように取り付けることで、広面サポートロール10のケーシング31は、フィッティングプレート40を第1取付部20に取り付ける締結具27によっても、フィッティングプレート40に対して取り付けられるようになる。言い換えれば、フィッティングプレート40を第1取付部20に取り付ける締結具27がフィッティングプレート40に広面サポートロール10(ケーシング31)を取り付けるための締結具27と兼用化されたものとなっている。
これによれば、部品点数を少なくできるばかりか、広面及び狭面サポートロール10,11、フィッティングプレート40、第1取付部20又は第2取付部21を一体に締結することができ、結合後の剛性を大幅に向上させることができる。また、ケーシング31が締結具26と締結具27とで固定されているため、ケーシング31(軸受箱)に過大な荷重が作用したとしても倒れたりすることを防ぐことができる。締結具27でケーシング31と第1取付部20とが連結されている構造のため、フィッティングプレート40を薄くすることができる。締結具27はロールセグメント6の内側から締結するものではないため、その大きさに制限が少なく可及的に大きくでき高強度なものとできる。
なお、ロールセグメント本体12に狭面サポートロール11を取り付ける場合も、広面サポートロール10を狭面サポートロール11に読み替えた上で、上述した手順で行えばよい。
本発明のロールセグメント6によれば、ロールセグメント本体12を一対の第1取付部20と第2取付部21とが筒状に一体化されてなるものにすることで、当該ロールセグメント本体12の剛性を向上させることができ、鋳片8を鋳造する際に過大な力が作用してもロールセグメント本体12が変形することはなく、広面サポートロール10及び狭面サポートロール11のアライメント精度が低下することもない。また、板状の第1取付部20と第2取付部21とを第2連結部50を介して溶接して一体化することでロールセグメント本体12を形成しているので、例えば、広面サポートロール10や狭面サポートロール11を柱状のフレームに組み付け、その後、各フレームを井桁状に組み付ける必要もなく、組み付け作業を簡素化することができる。
また、広面サポートロール10及び狭面サポートロール11が鋳造方向に複数取り付けられたフィッティングプレート40を第1取付部20又は第2取付部21に着脱自在に設けているので、これら複数段のサポートロールを簡単に取り付けることができる。
本発明のロールセグメント6は、ブルーム連続鋳造装置に適用されるものに限らず、ビレット又はスラブ連続鋳造装置に適用されるものであってもよい。上記の実施の形態では、第1取付部20と第2取付部21とを第2連結部50を介して筒状に一体化しているが、第1取付部20の幅方向側部と第2取付部21の幅方向側部とを直接、溶接することにより、両者を筒状に一体化してもよい。また、第1取付部20と第2取付部21とを鋳造により一体化してもよい。
[第3実施形態]
図10には、第3実施形態におけるフィッティングプレート40が示されている。このフィッティングプレート40は、ロールセグメント6を2次冷却帯の円弧部や曲げ部に適用する際に好適なものである。
本実施形態の場合、フィッティングプレート40の係止部30が側面視で階段状(図10(a))若しくは傾斜状(図10(b))に設けられており、かかる係止部30に係合したケーシング31に支持される広面サポートロール10及び狭面サポートロール11が2次冷却帯の円弧部や曲げ部に沿うものとなっている。
なお、フィッティングプレート40の他の構成や奏する作用効果は、第2実施の形態と略同様であるので説明を省略する。
連続鋳造装置の概念図である。 第1実施形態におけるロールセグメントの側面図である。 第1実施形態におけるロールセグメントの平面図である。 第1実施形態におけるロールセグメント本体にサポートロールを取り付けた状態を示す断面平面図である。 第1実施形態におけるロールセグメント本体にサポートロールを取り付ける説明図である。 第2実施形態におけるロールセグメントの側面図である。 第2実施形態におけるロールセグメントの平面図である。 第2実施形態におけるロールセグメント本体にサポートロールを取り付けた状態を示す断面平面図である。 第2実施形態におけるロールセグメント本体にサポートロールを取り付ける説明図である。 第3実施形態におけるフィッティングロールを示した図であって、(a)は係止部が側面視で階段状に配置、(b)は係止部が側面視で傾斜状に配置されているものである。
符号の説明
1 連続鋳造装置
6 ロールセグメント
12 ロールセグメント本体
12a 上ロールセグメント本体
12b 下ロールセグメント本体
10 広面サポートロール(サポートロール)
11 狭面サポートロール(サポートロール)
20 第1取付部
21 第2取付部
40 フィッティングプレート

Claims (4)

  1. 鋳型で鋳造された鋳片を支持するサポートロールと、このサポートロールが鋳造方向に取り付けられるロールセグメント本体とを有する連続鋳造装置のロールセグメントにおいて、
    前記ロールセグメント本体は、鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する一方の側面を支持するサポートロールが取り付けられる一対の第1取付部と、鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する他方の側面を支持するサポートロールが取り付けられる一対の第2取付部とが筒状に一体化されてなり、
    前記サポートロールが鋳造方向に複数取り付けられたフィッティングプレートが、前記第1取付部及び/又は第2取付部に着脱自在に設けられ、
    前記フィッティングプレートを第1取付部又は第2取付部に取り付ける締結具が、フィッティングプレートにサポートロールを取り付ける締結具と兼用化されていることを特徴とする連続鋳造装置のロールセグメント。
  2. 鋳型で鋳造された鋳片を支持するサポートロールと、このサポートロールが鋳造方向に取り付けられるロールセグメント本体とを有する連続鋳造装置のロールセグメントにおいて、
    前記ロールセグメント本体は、鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する一方の側面を支持するサポートロールが取り付けられる一対の第1取付部と、鋳造方向に垂直な鋳片断面で互いに対向する他方の側面を支持するサポートロールが取り付けられる一対の第2取付部とが筒状に一体化されてなると共に、鋳造方向に分割可能に構成されていて、
    前記サポートロールが鋳造方向に複数取り付けられたフィッティングプレートが、前記第1取付部及び/又は第2取付部に着脱自在に設けられ、
    前記フィッティングプレートを第1取付部又は第2取付部に取り付ける締結具が、フィッティングプレートにサポートロールを取り付ける締結具と兼用化されていることを特徴とする連続鋳造装置のロールセグメント。
  3. 前記ロールセグメント本体と前記フィッティングプレートとの間には、当該ロールセグメント本体に対するフィッティングプレートの上下の位置決めをする位置決め手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の連続鋳造装置のロールセグメント。
  4. 前記第1取付部と第2取付部とフィッティングプレートとには、開口が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の連続鋳造装置のロールセグメント。
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