JPS6034357A - 断熱容器 - Google Patents

断熱容器

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JPS6034357A
JPS6034357A JP58139354A JP13935483A JPS6034357A JP S6034357 A JPS6034357 A JP S6034357A JP 58139354 A JP58139354 A JP 58139354A JP 13935483 A JP13935483 A JP 13935483A JP S6034357 A JPS6034357 A JP S6034357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
heat
hot water
vacuum chamber
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP58139354A
Other languages
English (en)
Inventor
純子 関
孝彦 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YUKIGAYA SEIGIYO KENKYUSHO KK
Original Assignee
YUKIGAYA SEIGIYO KENKYUSHO KK
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Publication date
Application filed by YUKIGAYA SEIGIYO KENKYUSHO KK filed Critical YUKIGAYA SEIGIYO KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は保温機能を有する加熱可能な保温ポットのよう
な断熱容器に関する。
従来、一旦わかした湯を保温するのにいわゆる魔法ビン
と呼ばれている保温ポットが広く用いられている。ポッ
ト自体の保温性は相当改善されてきているが、この方法
の致命的な欠点はやかんや鍋でわかした湯をポットに移
しかえる煩わしさと、移しかえる際に湯をこぼしたり、
やけど分したり、熱散散により湯温が下るという問題で
ある。そこでこの問題を解消するために電熱式のポット
が提案された。これは電気加熱により湯をわかし5、そ
のまま通電しておくことにより保温するもので、湯温を
一定に保つためと車力節約の観点からサーモスタットな
どが用いられているものもある。
この方法は湯の移しかえの煩わしさや、それにともなう
事故あるいは熱散散の問題がなく普及しつつあるが、電
気加熱式であるために保温場所が通電可能な場所に限ら
れ、旅行や日常の弁当などのような携帯には不向きであ
る。また多くの場合通電コードが用いられるのでその抜
き差しが厄介であり、歩行に邪魔になるという問題もあ
る。
本発明は従来のゲットが有するこのような欠点のない加
熱と保温とが同じ容器でできる断熱容器を提案するもの
で、その構造は、内部に形成した加熱物収納室の周壁の
少なくとも一部と隣接するとともに加熱部とも隣接し少
量の水を保有する真空室ケ設けたものであり、この真空
室の水が熱の伝達に貢献するとともに真空室が保温機能
を有する。
以下図面に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明による断熱容器の一例としての加熱保温
ポットの一実施例の断面図であり、ポットはたとえばス
テンレスのような防食性、耐久性のすぐれた材質ででき
た容器1がら成り、内部に貯湯室2が形成され、貯湯室
2の内面は熱反射を向上するために鏡面仕上げにしであ
る。
容器lは貯湯室2を囲むように形成された第1の真空室
11と、貯湯室2内に貯えられた水の加熱に貢献する第
2の真空室12を有し、第2の真空室12Fi貯湯室2
の底部に広がる上室12aと、容器1の底部に広がる下
室12bと、上室12aと下室12bとを連通ずる首部
]2cとから成り、少量の水Wが入れである。第2の真
空室12の下室12bの底部が加熱部H’eTi3第2
の真空室12の容積は貯湯室2の容積によって決まるが
、通常の家庭用ポット(貯湯室2の容積が1〜2t)で
は約150 ccとする。第2の真空室12の首部12
cの内径は真空室12の容積により決まり、上に例示し
た容量の家庭用ポットでは約2crn、長さも約2cI
nで充分であり、真空室12に入れる水の鉦は30 c
c程度でよい。貯湯室2の底壁には穴2aが形成され、
この穴2aに所定の温度で溶融する封止材3を埋込んで
ある。これけ貯湯室2内に水がない状態で誤って加熱し
たとき(いわゆる空ダキ)第2の真空室12内の圧力が
著るしく上昇して破裂する危険があるのを避けるためで
、このような場合封止材3が熱で溶融して第2真空室1
2内の水蒸気が穴2aから貯湯室2内に放出することに
より外容器の破裂が防止できる。
4は密封性のすぐれた蓋で、その内部構造は加熱により
貯湯室2内部の圧力が上昇したときその圧力上昇分を外
部に逃がすようにはね4aにより常に一方向(密封方向
)に付勢された弁体4bf−有する逆止弁構造になって
いる。
5はやはり密封性のすぐれた注湯口で、通常のポットと
同様に注湯時は蓋4を所定の位置まで回すと蓋4の下部
ねじ邪に形成した溝4cを曲って熱湯が注湯口5から出
るが、それ以外のときは蓋のねじ部で熱遮断されるよう
になっている。6は把手である。
このような構造のポットの貯湯室2に適量の水を入れて
底から加熱する。加熱方式はガス、石油を燃焼させる方
式でも電気加熱による方式でもよい。加熱によりまず第
2の真空室12の下室12b内の水が蒸発’fr−はじ
め、蒸気は首部12cを通過して上室12aに至る。上
室12aに流入した水蒸気は貯湯室2の底部に当って冷
却され凝結して水滴として¥壁付着する。水蒸気は凝結
時に約530〜540 Kcal / Kりの熱を出し
貯湯室2内の水に伝達する。加熱が進行するにつれて下
室12b内の水の蒸発が盛んになり上記現象が継続し、
水蒸気を介して貯湯室2の水に熱伝達が行なわれる。こ
うして貯湯室2の水は加熱され、温度が上昇する。
一方、上室12a内で凝結した水は上室内のたとえば首
部12c周辺に溜まっており、その閂が次第に増してい
く。首部12c内では下室12bから上室12gに向か
う水蒸気の流れが生じており、凝結水はその量がある程
度以上になるとこの上向きの流れに逆って下室12bに
落)する。下室12bに至った水は下からの加熱により
再び蒸発し、水蒸気として上室12aに至り、凝結熱を
貯湯室2の水に伝達する。この現象を繰り返すうちに貯
湯室2内の水は加熱されていく。
所望温度までわかしたとき加熱源を切れば、貯湯室2内
の湯は容器1の第1の真空室11および第2の真空室1
2による保温作用により従来のポットと同様に保温され
る。すなわち保温状態においては、第2の真空室にとっ
ては上部に熱源を配置した結果になるので下室12bで
の冷却が進むに従かい急速に室内の蒸気圧は低下し容器
外壁の温度に対応した水蒸気圧で平衡に達する。この場
合、第2の真空室12の首部12cは細くなっているの
で水蒸気の対流が妨けられて水蒸気による熱湯からの熱
消失は無視できる。このほかに首部12cの材質による
熱消失が考えられるが、保温状態においては第2の真空
室12の一ヒ室12aの温度は貯湯室底壁の温度とほぼ
等しくなり、下室12bの温度は容器夕1壁の温度と自
ぼ等しくなっているので、首部12cの肉厚を耐圧上杵
できる限り薄くし、・14要に応じて波形形状にすると
かガラス、セラミックスなどの断熱性の大きい異質素材
を用いることにより熱消失を極めて小さくすることがで
きる。−例と12で、肉p7− (1,01mmのステ
ンレスを用いて内径2crn1長さ2crnの首部12
cを作った場合の熱消失を試算してみると、貯湯室2内
の熱湯と容器外壁との温度差を80Cと(〜だとき熱伝
達量は毎時2.842 Kcalとなり、これは2tの
熱湯についてみると1時間当り1.40の温度低下で保
温lJけ従来のポットより遥かにすぐれていることがわ
かる。
さらに保温中の湯温を低下させる原因として、注湯時に
容器1を傾けたとき第2の真空室12内の水が貯湯室2
の底壁に触れて熱を奪うという現象が考えられるが、こ
れも首部12ck細くすることにより防ぐことができる
本発明によるポットの容器の材質は実施例で例示したス
テンレスのほかに耐熱ガラス、セラミックスなど耐圧性
が大きく水に対して腐食せず、用途によっては軽量のも
のがよい。また上記実施例でけ貯湯室を囲んで第1およ
び第2の真空室を設け、第1の真空室は保温機能を重視
して高度の真空とし、笥2の真空室は熱伝達用の水を含
むことから真空度は第1の真空室はどにはできないもの
の保温状態での保温機能をできるだけ高めるように真空
度全選定する必要がある。しかl−第2の真空室は必ず
しも設ける必要はなく、それに代る断熱材被覆をするな
ど他の方法を採用することができる。また、容器の形状
、内部真空室の構造などけ用途や製造上の理由などによ
り任意なものとすることができ、従ってポットの類に限
らず鍋、釜、風呂釜など加熱した後保温を要する容器に
適用することができる。
以上説明したように、本発明の断熱容器は内部に形成し
た加熱物収納室の周壁の少なくとも一部と隣接するとと
もに加熱部とも隣接し少量の水を保有する真空室を設け
たので、加熱後そのままの状伸て保温が可能となり、従
来のポットのような湯の移し変えや電気ボットのような
保温のだめの通電あるいはそのための電気コードが不要
になり、任意の場所に置いたり携帯することができる。
本発明による断熱容器の構造は従来のポットの構造に比
べてそれほど複管でないので製造上、取扱い上問題はな
く価格的にも不利な点はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による断熱容器の一例としての加熱保温
ポットの一実施例の断面図である。 1・・・容器、]1・・・第1の真空室、12・・・第
2の真空室、12a・・・上室、12b・・・下室、1
2c・・・首部、3・・・封止材、4・・・蓋、5・・
・注湯口特許出願人 株式会社雪ケ谷制御研究所木 1
) 昌 樹 代理人 弁理士 鈴 木 弘 男 第1図 11D i 手 続 補 正 書 昭和5d年12月−23日 特許庁長官 若 杉 和 夫 厳 1、事件の表示 昭和58年特許願第1.39354号 2、発明の名称 断 熱 容 器 3、補止をする者 事件との関係 特許出願人 4、代 理 人 住所 東原都港区芝3丁目4全11号 芝シティヒル6
、浦正の対象 明′−抽嘗の発明の詳細な説明の商、図面の簡単な説明
の欄および図面 7、補正の内容 オ願明細占を次のとおり補正する。 (1)第7頁第9行の「、vl′できる」を1許賓でき
る」と補正する。 (2) 第8頁第5行と第6行との間に、本願発明の第
2の実唯例の説明を次のとおり加入する。 [第2図は本発明に係る断熱容器の例としての加熱保湿
ポットの他の実施例?示し、図中第1図と同じ参照数字
に同じ構成部分を示す。 この実+(18例に第1図に示した実−例の第1の真空
室を第2の真空室の一部で兼用させたもので、容器1の
内部が隔壁13により2室14aと14bとに分占1[
芒れ、両z 14 aと14bH開口14cにより連通
され、室14bに少量の水Wが人っている。室14 a
i’i貯湯室2のほとんど全IMと隣接し、室14bは
加熱f′A)(に隣接している。 この実施例における加熱時の熱伝惰のメカニズムオよび
非加熱時の保湿のメカニズムに第1図の実1七例の場合
と全く同じであるのでその説明は省略するが、容器1の
内部が隔壁13により分離きれているので、貯湯室1の
周壁からの輻射および対流による熱放散げ著るしく阻止
芒れ第1図の実施例よりは多少劣るとrl′i−え相当
大きな保温力が得られる。」 (3)第8四士から第5行の1第2」を1第1」と補正
する。 (4)第9負下から第3行の「断面図である。」をr 
fljr而図で面り、第2図は本発明による断熱容器の
他の実施例の断面図である。」と補正する0 (5)本願の図面として、本書に添付の第2図を追加す
る。 8、添付書類の目録 第2図の正式図面 1通

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 内部に形成した加熱物収納室の周壁の少なくと
    も一部と隣接するとともに加熱部と防接し且つ少量の水
    を保有する真空室を有することを特徴とする断熱容器。
  2. (2) 6tl記真空室が前記Q納室の周壁と広い面で
    隣接する第1の室と、前記加熱部と広い面で隣接する第
    2の室とを有し、前記第1の室と第2の室とが細径部で
    連通ずる特許請求の範囲第1項に記載の断熱容器。
JP58139354A 1983-08-01 1983-08-01 断熱容器 Pending JPS6034357A (ja)

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JP58139354A JPS6034357A (ja) 1983-08-01 1983-08-01 断熱容器

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JP58139354A JPS6034357A (ja) 1983-08-01 1983-08-01 断熱容器

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JPS6034357A true JPS6034357A (ja) 1985-02-21

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ID=15243371

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JP58139354A Pending JPS6034357A (ja) 1983-08-01 1983-08-01 断熱容器

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