JPS6323002Y2 - - Google Patents

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JPS6323002Y2
JPS6323002Y2 JP8591782U JP8591782U JPS6323002Y2 JP S6323002 Y2 JPS6323002 Y2 JP S6323002Y2 JP 8591782 U JP8591782 U JP 8591782U JP 8591782 U JP8591782 U JP 8591782U JP S6323002 Y2 JPS6323002 Y2 JP S6323002Y2
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JP
Japan
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sake
heating
tank
heating tank
baffle plate
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JP8591782U
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JPS58188725U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、加温タンク内の加温時における酒
の温度分布を改善するように、加温タンク内に邪
魔板を設けた酒かん器に関し、さらに詳しくは、 酒タンクからの酒を加温タンクにおいて加温し
て酒供給部から注酒するように構成されてなり、
加温タンクの下面には酒タンクからの給酒パイプ
が接続されるとともに上面には酒供給部への給酒
パイプが接続され、さらに加温タンクの側壁外周
面には加温用ヒーターが装着されてなる酒かん器
において、加温タンク内に、中央に通孔が設けら
れた邪魔板を、その周縁を加温タンクの側壁内面
に固着して取り付け、酒の加温時において邪魔板
の下方部分において対流が発生するべく構成して
なる酒かん器。に関するものである。
酒かん器においては、酒の沸点(エチルアルコ
ール78℃)に至る前に加温を停止する。第1図
A,Bは従来品の加温タンクを示すものであり、
aがヒーターであるが、上記したように沸点前に
加温を停止すると、酒の温度分布は境界線×より
上方部分が約70℃、境界線XY間が約60℃、境界
線Yより下方部分が約40℃となり、おかんタンク
容積の略2/5の容積の部分においては、60℃以下
と低い温度となるもので、いわゆる“あつかん”
が一度に多量に所望された際に対応できない構成
となつている。このように大きな温度分布が生じ
るのは加温タンク内で対流が活発化する前に加温
を停止することに起因している。
加温タンク内の温度分布を小さくするには加温
タンクの径を細くして加温を短時間酒全体に対し
ておこなうようにすることが考えられるが、加温
タンクの容積を一定以上確保するにはその高さが
非常に高くなり、これは製品寸法に影響を与える
ので好ましくなく、また第2図A,Bに示すよう
に、装着するヒーターaを下部分に設け非装着部
を大きくとつて対流の改善を図ることも考えられ
るが、ヒーターaの巾は一定以上に狭くすること
はできないのでやはり高くなつてしまうものであ
る。
この考案は上記の点に鑑みてなしたもので、加
温タンク内に対流用の邪魔板を用いることにより
問題点を解消したものでさる。
以下この考案を実施例図面により詳述するが、
この考案は以下の実施例に限定されるものではな
い。
第3図、第4図はこの考案の全体構成を示すも
のであり、酒かん器1は容器本体2と容器本体2
上に設けられる酒タンク3とからなり、容器本体
2内には加温タンク4が設けられている。5は電
磁弁よりなる酒供給部で、酒タンク3と加温タン
ク4と酒供給部5とは給酒パイプ6で順次接続さ
れており、矢印で示すように酒タンク3からの酒
を加温タンク4で加熱して酒供給部5より注酒す
る構成となつている。そして容器本体3の前面の
両側には、ヒータースイツチ7とヒーター通電ラ
ンプ8と、電磁弁スイツチ9と加温ランプ10と
がそれぞれ設けられ、下部には露受皿11が前方
に突出して一体に設けられている。以下この考案
の特徴的構成である加温タンク4の構成について
第5図A,Bにより説明する。なお、外観は第1
図Aと同様である。
加温タンク4は円筒状で、下面に酒タンク3か
らの給酒パイプ6が、上面に酒供給部5への給酒
パイプ6がそれぞれ接続され、加温タンク4の側
壁12外周面には加温用ヒーター13が装着され
ている。そして加温タンク4内には上から略2/3
程度あたりで加温用ヒーター13の上端部に対応
する位置に、邪魔板14がその周縁を加温タンク
4の側壁12内面に固着されて取り付けられてい
る。邪魔板14は円板状で中央に通孔15(直径
は邪魔板14直径が70mmである場合30〜40mm)が
設けられているもので、第5図Aに示すように若
干内方に進むに連れ下方向に傾斜する状態となつ
ている。この邪魔板14の存在により、加温用ヒ
ーター13がONとなつて温められると、加温用
ヒーター13に接する側壁12近傍の酒は第5図
Aに示すように側壁12内面に治つて上昇し次に
邪魔板14に当つて中央方向に横進し、通孔15
を通して加温タンク4の上部に至るもので、この
酒の流れに促進されて邪魔板14より下部で中央
部分に位置する酒が底部に至つた後側壁12の方
向に移動してすなわち、邪魔板14の下方部分に
おいて対流が生じる。16はサーミスタである。
この考案は上述のように構成されており、加温
タンク内に邪魔板が設けられているので、加温時
に温められた酒が中央方向に横進する動きがきつ
かけとなつてより大きな対流を生起させるもの
で、よつて加温タンク内の酒の温度は均一化さ
れ、高温の酒が一度の多量得られるものである。
この考案の場合加温タンクの形状や加温用ヒータ
ーの形状が何ら制限されないので、製品も所望の
形状のものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B、第2図A,Bはそれぞれ従来品
の加温タンク斜視図と縦断面図、第3図はこの考
案の実施例斜視図、第4図は同内部構成説明図、
第5図A,Bは同加温タンクの縦断面図と横断面
図である。 1…酒かん器、4…加温タンク、12…加温タ
ンクの側壁、13…加温用ヒーター、14…邪魔
板、15…通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 酒タンクからの酒を加温タンクにおいて加温し
    て酒供給部から注酒するように構成されてなり、
    加温タンクの下面には酒タンクからの給酒パイプ
    が接続されるとともに上面には酒供給部への給酒
    パイプが接続され、さらに加温タンクの側壁外周
    面には加温用ヒーターが装着されてなる酒かん器
    において、加温タンク内に、中央に通孔が設けら
    れた邪魔板を、その周縁を加温タンクの側壁内面
    に固着して取り付け、酒の加温時において邪魔板
    の下方部分において対流が発生するべく構成して
    なる酒かん器。
JP8591782U 1982-06-08 1982-06-08 酒かん器 Granted JPS58188725U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8591782U JPS58188725U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 酒かん器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8591782U JPS58188725U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 酒かん器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58188725U JPS58188725U (ja) 1983-12-15
JPS6323002Y2 true JPS6323002Y2 (ja) 1988-06-23

Family

ID=30094756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8591782U Granted JPS58188725U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 酒かん器

Country Status (1)

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JP (1) JPS58188725U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58188725U (ja) 1983-12-15

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