JP4828182B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体素子及び電極パッドが形成された基板の一側と他側とを接続する貫通電極の絶縁性を確保するよう構成された半導体装置及びその製造方法に関する。
例えば、受光素子または発光素子などからなる光変換素子に代表されるデバイス形成層を基板上に形成した半導体素子の電極を配線基板に形成した配線パターンと接続した半導体装置としては、図1に示されるような構成とされたものがある。この半導体装置10では、配線基板12上に半導体素子14を接着剤16により固着し、半導体素子14の上面にデバイス形成層18及び電極パッド20が作り込まれている。デバイス形成層18の周囲に設けられた複数のAl電極パッド20は、ワイヤボンディングにより装架されたAuワイヤ22を介して配線基板12上の配線パターン24に接続される。また、デバイス形成層18の表面(デバイス面)は、パッシベーション層(保護膜)26が積層されている。
このように構成された半導体装置10では、半導体素子14の周囲にAuワイヤ22を引き出すためのスペースを設けることにより装置全体が大きくなり、小型化を図ることが難しい。
また、複数のAl電極パッド20をはんだバンプを用いて配線パターン24にフリップチップ接続する方法も考えられるが、デバイス形成層18が配線基板12と対向することになり、配線基板12により光が遮断されてしまうので、デバイス形成層18が受光または発光を行なう光変換素子の場合には採用することができない。
このような問題を解消する方法として、基板に貫通電極を設ける構成とすることにより上記のようなワイヤボンディングを無くして装置の小型化を図ることが検討されている。貫通電極の製造方法としては、基板にレーザ光を照射して貫通孔を形成し、当該貫通孔の内周面に配線パターンを形成する方法がある(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2002−373895号公報 特開2002−373957号公報
しかしながら、上記特許文献1,2に記載されたような基板に貫通電極を設ける工程においては、電極パッドの内径と貫通孔の内径との差により段差があるので、CVD(chemical vaper deposition)法などの薄膜形成法により絶縁層を形成する際に段差の角部を覆う絶縁層が薄く形成されてしまい、貫通電極の絶縁性の信頼性が低下するという問題がある。
そこで、本発明は上記事情に鑑み貫通電極の絶縁性を確保するように構成された半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
請求項の発明は、半導体素子及び電極パッドが形成された基板の一側と他側とを接続する貫通電極を形成する半導体装置の製造方法であって、
前記貫通電極を形成する位置から所定距離離間した位置に、前記貫通電極を形成する位置を囲むように複数の電極パッドを形成する第1工程と、
前記各電極パッドと接しない位置に、前記基板の一側から該基板の他側へ直線的に貫通する貫通孔を形成する第工程と、
前記貫通孔の内周に筒状絶縁層を形成する第工程と、
前記筒状絶縁層の内側に前記貫通電極を形成する第工程と、
前記基板の一側から前記電極パッド及び前記貫通電極の端部を覆うように電極を積層し、前記電極を介して前記貫通電極の端部と前記電極パッドとの間を接続する第5工程と、
を有することを特徴とする。
請求項記載の発明は、前記第工程が、前記基板の一側に保護フィルムを貼着して前記貫通孔を閉塞し、前記基板の他側から前記貫通孔の内周に絶縁層を形成した後、前記保護フィルムを剥離する工程を含むことを特徴とする。
請求項記載の発明は、前記第工程が、前記基板の他側から給電層を形成し、前記給電層をめっき電極として前記貫通孔の内部に導体からなる金属を析出させて前記基板の他側に貫通電極を成長させる工程を含むことを特徴とする。
本発明によれば、貫通電極を形成する位置から所定距離離間した位置に、貫通電極を形成する位置を囲むように複数の電極パッドを形成し、各電極パッドと接しない位置に基板の一側から基板の他側へ直線的に貫通する貫通孔を形成し、当該貫通孔の内側に筒状絶縁層を形成し、さらに当該筒状絶縁層の内側に貫通電極を形成した後、各電極パッド及び貫通電極の端部を覆うように電極を積層したため、貫通孔を段差の無い直線的な孔に形成することが可能になり、筒状絶縁層が電極パッドの内周に接しない非接触状態に形成できるので、筒状絶縁層を一定の厚さで形成でき、絶縁層の信頼性を高めることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図2は本発明による半導体装置の一実施例を示す縦断面図である。図3は貫通電極を拡大して示した縦断面図である。尚、図2及び図3において、前述した図1と同一部分には同一符号を付す。
図2及び図3に示されるように、半導体装置50は、半導体素子14(光機能素子からなるデバイス形成層18、電極パッド20、パッシベーション層26、絶縁膜60を含む)に電極パッド20と再配線パターン52とを導通する貫通電極56を形成した構成である。また、デバイス形成層18としては、例えば、光を受光する受光素子、あるいは光を発光する発光素子、あるいは光を検知して画像信号を出力するイメージセンサなどが挙げられる。
半導体素子14の上面には、上面側絶縁層(SiO2)60が形成され、上面側絶縁層(SiO2)60上にはデバイス形成層18及びデバイス形成層18と電気的に接続された複数のAl電極パッド20が設けられている。
また、半導体素子14の下面には、下面側絶縁層(SiO2)72が形成され、下面側絶縁層(SiO2)72の下面には再配線パターン52が設けられている。Al電極パッド20と再配線パターン52との間には、半導体素子14を貫通する貫通孔54がドライエッチングにより設けられ、貫通孔54の内周には、筒状絶縁層(SiO2)63がCVD法等の薄膜形成法により形成されている。そして、筒状絶縁層63の内部には、Cuめっきにより貫通電極56が充填されている。
Al電極パッド20は、筒状絶縁層63の外周より所定距離離間位置に配置されており、筒状絶縁層63と非接触となるように設けられている。そして、Al電極パッド20と貫通電極56の上端部との間は、上面側から貫通電極56の上端部に積層された円形の平面電極66により接続されている。この平面電極66は、貫通電極56の上端部を中心としてAl電極パッド20を覆うように形成されている。また、平面電極66の下面には、パッシベーション層26を貫通する接続部66aが複数箇所に設けられており、接続部66aを介してAl電極パッド20の上面と接続される。尚、本実施例の平面電極66は、上方からみた平面形状が円形に形成されているが、この平面形状としては、円形に限るものではなく、例えば、四角形などでも良いし、要は貫通孔54の外側に離間したAl電極パッド20を覆うように形成されていれば良い。
貫通孔54の内壁を覆うように形成された筒状絶縁層63は、半導体素子14の下面側から上面側へ直線状に形成されており、段差の無い形状であるので、厚さが一定になり、絶縁の信頼性が高められている。
さらに、半導体素子14の下面に設けられた再配線パターン52は、はんだバンプ58を介してパッケージ基板12上の配線パターン24に接続される。
このように、半導体装置50は、貫通電極56を介してAl電極パッド20と再配線パターン52とを接続し、半導体素子14の再配線パターン52とパッケージ基板12上の配線パターン24とをはんだバンプ58を介して接続する構成となっているため、従来のようにワイヤボンディング(図1を参照)を用いた構成のものよりも大幅な小型化を実現することができる。しかも、半導体装置50は、デバイス形成層18を半導体素子14の上面に配置できるので、デバイス形成層18の受光または発光を妨げないように構成されている。
図4A〜図4FはAl電極パッド20の平面形状(その1〜6)を示す平面図である。図4Aに示されるように、Al電極パッド20は、上方からみると、輪郭が正方形であり、中央には正方形の開口68が設けられた中空形状(枠状)に形成されている。そして、Al電極パッド20の開口68の内側中央には、図4Aに示されるように、貫通電極56が配置されている。このように、Al電極パッド20は、筒状絶縁層63と非接触となるように筒状絶縁層63の外側に設けられている。これにより、筒状絶縁層63は、Al電極パッド20の内周形状に合わせて段差部分を覆う必要がないので、段差による絶縁性の低下が防止されている。
図4Bに示されるように、Al電極パッド20の変形例1としては、外周が正方形状に形成され、内周が円形に形成されたものとしても良い。この変形例1では、筒状絶縁層63の外周とAl電極パッド20との内周とが同心円状であるので、貫通電極56からAl電極パッド20までの離間距離がどの方向も同じ距離にでき、Al電極パッド20と貫通電極56との相対位置がどの方向にずれても同じ条件となり、位置ずれによる絶縁性低下のリスクが少ない。
図4Cに示されるように、Al電極パッド20の変形例2としては、外周及び内周が円形とされた環状(リング状)に形成されたものとしても良い。この変形例2では、筒状絶縁層63の外周とAl電極パッド20との内周及び外周とが同心円状であるので、Al電極パッド20と貫通電極56との相対位置がどの方向にずれても同じ条件となり、位置ずれによる絶縁性低下のリスクが少ない。また、Al電極パッド20の外周が円形であるので、周辺に設けられる他の配線パターン等と干渉する可能性が小さい。
図4Dに示されるように、Al電極パッド20の変形例3としては、長方形状に形成された複数のAl電極パッド20を筒状絶縁層63、貫通電極56から所定距離離間した位置に分散配置させても良い。
図4Eに示されるように、Al電極パッド20の変形例4としては、五角形状に形成された複数のAl電極パッド20を筒状絶縁層63、貫通電極56から所定距離離間した位置に分散配置させても良い。
図4Fに示されるように、Al電極パッド20の変形例5としては、円弧状に形成された複数のAl電極パッド20を筒状絶縁層63、貫通電極56から所定距離離間した位置に分散配置させても良い。
半導体装置50の製造方法としては、例えば、以下のような製造方法(a)〜(c)がある。(a)第1の製造方法では、複数の半導体素子14が形成されるSiウエハ上に各半導体素子14を構成する複数のデバイス形成層18、電極パッド20、パッシベーション層26、絶縁膜60を形成した後、貫通電極56を形成し、その後再配線工程及びはんだバンプ形成工程を行ない、最後にダイシング工程により各半導体装置50を切り出す。
(b)第2の製造方法では、複数の半導体素子14が形成されるSiウエハ上に各半導体素子14を構成する複数のデバイス形成層18、電極パッド20、パッシベーション層26、絶縁膜60を形成した後、ダイシング工程により各半導体素子14を切り出し、その後各半導体素子14毎に貫通電極56を形成し、最後に再配線工程及びはんだバンプ形成工程を行う。
(c)第3の製造方法では、Siウエハからダイシングにより半導体素子14を構成する各Si小片を切り出し、このSi小片上にデバイス形成層18、電極パッド20、パッシベーション層26、絶縁膜60を形成して半導体素子14を得た後、各半導体素子14毎に貫通電極56を形成し、最後に再配線及びはんだバンプ形成工程を行う。
本実施例では、上記(a)の製造方法を用いた場合を例に挙げて以下説明する。この製造方法では、多数の半導体素子14を有するシリコン基板に対して貫通電極56を一括して形成することができるので、量産性をより高めることができる。
ここで、上記半導体装置50の貫通電極56の製造工程について詳細に説明する。貫通電極56の製造工程は、大きく分けて(1)開口形成工程、(2)絶縁層形成工程、(3)貫通電極形成工程、(4)電極パッドと貫通電極の導通確保工程、(5)再配線及びレジスト除去工程からなる。尚、以下に示す図5〜図10では、説明の便宜上、デバイス形成層18に接続されたAl電極パッド20及び貫通電極56周辺を拡大して示してあり、デバイス形成層18については図示を省略している。
ここで、上記半導体装置50の貫通電極56の製造工程について説明する。貫通電極56の製造工程は、大きく分けて(1)開口形成工程、(2)絶縁層形成工程、(3)貫通電極形成工程、(4)電極形成と貫通電極の導通確保工程、(5)裏面側再配線形成及び保護フィルム除去工程からなる。
(1)開口形成工程
図5A〜図5Dは本発明による半導体装置の製造方法の開口形成工程(その1〜4)を説明するための図である。図5Aに示す工程において、半導体素子14を形成するための平板状のシリコン材料(シリコン基板)を用意する。そして、シリコン基板(図5〜図10では、便宜上、半導体素子14として示す)の上面(表面)に絶縁膜(SiO)60を形成し、絶縁膜60の上面にデバイス形成層18を形成する。
さらに、デバイス形成層18の周辺にはAl電極パッド20を蒸着などの薄膜形成方法により形成する。このAl電極パッド20は、例えば、図4Aに示されるように、中央に開口68を有する枠状に形成されている。また、絶縁膜60の表面及びAl電極パッド20の表面にSiNやポリイミド等のパッシベーション層26を形成する。そして、Al電極パッド20の上面中央部に連通する開口57をパッシベーション層26に形成する。
図5Bに示す工程において、パッシベーション層26の表面に及び開口57にフォトレジストを塗布して第1レジスト層62を形成する。そして、露光、現像を行なって第1レジスト層62をパターニングする。フォトレジストがポジ形レジストの場合には、光を照射してAl電極パッド20の内側中央部に塗布されたフォトレジストを可溶させて開口64を形成する。
また、フォトレジストがネガ形レジストの場合には、Al電極パッド20の内側中央部を除く周辺部分に光を照射してAl電極パッド20の内側中央部に塗布されたフォトレジストを可溶して開口64を形成する。尚、この工程では、半導体素子14の上面側から光を照射して第1レジスト層62に開口64を形成させるため、半導体素子14の下面(裏面)でのアライメントが不要になっている。
図5Cに示す工程において、SiOからなるパッシベーション層26及び上面側絶縁層60にウェットエッチングにより開口65を形成する。尚、Al電極パッド20は、第1レジスト層62によりエッチング液が触れないように保護される。
図5Dに示す工程において、半導体素子14に対して開口64,65に連通する部分を上方からドライエッチングにより削除して貫通孔54を半導体素子14の下面側まで貫通させる。その際、Al電極パッド20の内周面は、パッシベーション層26により覆われており、プラズマから保護されると共に、デバイス形成層18は第1レジスト層62により保護される。例えば、リアクティブイオンエッチングなどのドライエッチングでは、プラズマ中の正イオンが第1レジスト層62で覆われていない開口64,65に突入してエッチングを行なうため、Al電極パッド20の内周から離間した中央部が上方から垂下方向に除去される。これにより、Al電極パッド20の内周中央に貫通孔54が形成される。
このように、デバイス形成層18が形成された半導体素子14の上方からドライエッチングにより貫通孔54を設けることができるので、アスペクト比の高い微細な貫通孔54を形成できると共に、第1レジスト層62によりデバイス形成層18がプラズマによって損傷することも防止できる。しかも、開口64及び貫通孔54を上面側から加工することができるので、裏面側からのアライメントが不要になり、開口形成工程が容易に行なえる。
(2)絶縁層形成工程
図6A〜図6Cは本発明による半導体装置の製造方法の絶縁層形成工程(その1〜3)を説明するための図である。図6Aに示す工程において、第1レジスト層62の上面に樹脂からなる保護フィルム70を貼着する。この保護フィルム70は、デバイス形成層18を保護すると共に、貫通孔54に連通された開口64を上面側から閉塞する。
図6Bに示す工程において、CVD(chemical vaper deposition)などの薄膜形成方法により半導体素子14の下面側からSiOやSiN等の筒状絶縁層63及び下面側絶縁層72を形成する。下面側絶縁層72は、半導体素子14の下面側に形成される。また、開口65に接する保護フィルム70の下面にも筒状絶縁層63に連続する絶縁層が形成される。
図6Cに示す工程において、保護フィルム70を剥離させる。この保護フィルム70は、下面に開口65を閉塞する部分に絶縁層が付着したまま剥がされることで、貫通孔54及び開口65の内周面を覆う筒状絶縁層63が上面側から下面側へ直線状に貫通した状態となる。
(3)貫通電極形成工程
図7A〜図7Cは本発明による半導体装置の製造方法の貫通電極形成工程(その1〜3)を説明するための図である。図7Aに示す工程において、下面側絶縁層72の下面に接着フィルムによる接着層78の粘着性を利用してCu給電層80を接着する。このCu給電層80は電解めっきを行なう際のめっき電極となる。さらに、接着層78のうち貫通孔54の下部を閉塞する部分に露光、現像を行なって開口82を形成する。これにより、Cu給電層80の表面は、開口82を介して貫通孔54と連通する。
図7Bに示す工程において、めっきにより貫通電極56を貫通孔54内に形成する。例えば、貫通孔54に対向する給電層80の表面に電解めっきにより金属(Cu,Auなど)を析出させ、成長させることで貫通孔54及び開口64に貫通電極56を形成する。また、貫通電極56の上端部は、開口65に充填された状態となるが、Al電極パッド20が外側に離間した位置に設けられているので、Al電極パッド20とは非接触である。
図7Cに示す工程において、第1レジスト層62を剥離させる。これにより、Al電極パッド20に連通する開口57に充填されたレジストも除去されて開口57が露出した状態となる。
このように、給電層80をベースとして貫通孔54及び開口65の内周面を覆う筒状絶縁層63の内部に貫通電極56を充填することができる。
(4)電極形成と貫通電極の導通確保工程
図8A〜図8Eは本発明による半導体装置の製造方法の電極形成と貫通電極の導通確保工程(その1〜5)を説明するための図である。図8Aに示す工程において、上面にフォトレジストを塗布して第2レジスト層84を形成する。この第2レジスト層84は、前述した第1レジスト層62よりも厚く塗布されており、デバイス形成層18を保護している。
図8Bに示す工程において、露光、現像によるパターニングを行なって第2レジスト層84のうち貫通電極56及びAl電極パッド20を覆う部分を除去して電極形成のための開口86を形成する。この開口86は、Al電極パッド20に接する開口57と連通する。
図8Cに示す工程において、スパッタ法などの薄膜形成法を用いて上面側からTi層、Pt層、Au層を積層して平面電極66を開口57及び開口86内に形成する。この平面電極66は、中央部分が貫通電極56の上端と接続され、中央から平面方向にずれた位置では開口57内に充填された接続部66aを介してAl電極パッド20と接続される。従って、Al電極パッド20と貫通電極56の上端との間は、筒状絶縁層63を跨るように上方に形成された平面電極66によって導通が確保される。
図8Dに示す工程において、第2レジスト層84を剥離することにより第2レジスト層84の表面に付着した不要なスパッタ層を除去する。
図8Eに示す工程において、下面側(裏面側)に形成された給電層80をエッチング等で除去する。給電層80は、接着層78により接着されているので、接着層78と共に容易に剥離することができる。この際、パッシベーション層26及び平面電極66の上面側(表面側)に保護フィルム90を貼着する。この保護フィルム90により上面側に突出する平面電極66が保護される。
(5)裏面側再配線形成及び保護フィルム除去工程
図9A〜図9Cは本発明による半導体装置の製造方法の再配線形成及びレジスト除去工程(その1〜6)を説明するための図である。図9Aに示す工程において、半導体素子14の下面側(裏面側)に第3レジスト層92を塗布し、露光、現像を行なって第3レジスト層92の貫通電極56の下端部に連通する開口94を形成する。
図9Bに示す工程において、下面側(裏面側)からスパッタ法などの薄膜形成法を用いてTi層、Cu層を積層して開口94内に再配線パターン52を形成する。
図9Cに示す工程において、第3レジスト層92を剥離することにより第3レジスト層92の表面に付着した不要スパッタ層を除去する。
図9Dに示す工程において、下面側(裏面側)にソルダーレジストを塗布してパターニングを行なって絶縁層96を形成し、続いて、再配線パターン52の表面に連通する開口98を形成する。
図9Eに示す工程において、下面側(裏面側)から無電解めっき法により開口98内に露出する再配線パターン52の表面にNi層、Au層を積層してNi/Au電極層100を形成する。そして、図9A〜図9Eに示す工程では、保護フィルム90により上面側の平面電極66が保護されているが、Ni/Au電極層100を形成した後に保護フィルム90を除去する。
図9Fに示す工程において、はんだバンプ58を半導体素子14の下面側(裏面側)に形成されたNi/Au電極層100に搭載させる。この後、ダイシング工程を行なって半導体素子14を所定の大きさに切断する。これで、図2及び図3に示す半導体装置50が完成する。
次に、裏面側再配線及び保護フィルム除去工程の変形例について説明する。
図10A〜図10Fは再配線及びレジスト除去工程(その1〜6)の変形例を説明するための図である。図10Aに示す工程において、半導体素子14の下面側(裏面側)にスパッタ法などの薄膜形成法を用いてTi層、Cu層を積層してシード層200を形成する。
図10Bに示す工程において、シード層200の表面に第3レジスト層92を塗布し、露光、現像を行なって第3レジスト層92の貫通電極56の直下に開口201を形成する。
図10Cに示す工程において、半導体素子14の下面側(裏面側)から開口201内に露出するシード層200の表面にはんだ層202をめっきする。
図10Dに示す工程において、第3レジスト層92を除去する。これにより、シード層200の表面には、はんだ層202のみが残る。
図10Eに示す工程において、はんだ層202が積層された部分を除いてシード層200をエッチングにより除去する。この際、はんだ層202がエッチングレジストとして機能する。
図10Fに示す工程において、シード層200をエッチングした後に保護フィルム90を除去する。従って、図10A〜図10Eに示す工程では、保護フィルム90により上面側の平面電極66が保護されている。この後、熱処理(ウェットバック処理)を行なってはんだ層202を液状化してはんだバンプ58を形成する。そして、フラックス洗浄を行なった後、ダイシング工程を行なって半導体素子14を所定の大きさに切断する。これで、図2及び図3に示す半導体装置50が完成する。尚、この変形例では、半導体素子14の下面側に形成されたシード層200の表面積がはんだバンプ58の大きさと略同じであるので、前述した実施例の再配線パターン52及び絶縁層96が不要になり、再配線パターン52及び絶縁層96を形成する工程も省略することができる。
さらに、この変形例では、はんだバンプ58を貫通電極56の直下に形成することができるので、再配線パターン52を形成するスペースが不要になり、その分半導体装置50の小型化に寄与することが可能になる。
上記実施例では、半導体素子14に形成されるデバイス形成層18として光機能素子に限らず、他のデバイスでも良いのは勿論である。
上記実施例では、シリコン基板にデバイス形成層18、Al電極パッド20、パッシベーション層26、貫通電極56、再配線パターン52を形成する構成を一例として挙げたが、これに限らず、シリコン基板の代わりにガリ砒素等の半導体基板を用いても良いのは勿論である。
従来の半導体装置の一例を示す図である。 図2は本発明になる半導体装置の一実施例を示す縦断面図である。 貫通電極を拡大して示した縦断面図である。 Al電極パッド20の平面形状(その1)を示す平面図である。 Al電極パッド20の平面形状(その2)を示す平面図である。 Al電極パッド20の平面形状(その3)を示す平面図である。 Al電極パッド20の平面形状(その4)を示す平面図である。 Al電極パッド20の平面形状(その5)を示す平面図である。 Al電極パッド20の平面形状(その6)を示す平面図である。 本発明による半導体装置の製造方法の開口形成工程(その1)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の開口形成工程(その2)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の開口形成工程(その3)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の開口形成工程(その4)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の絶縁層形成工程(その1)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の絶縁層形成工程(その2)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の絶縁層形成工程(その3)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の貫通電極形成工程(その1)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の貫通電極形成工程(その2)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の貫通電極形成工程(その3)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の電極形成と貫通電極の導通確保工程(その1)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の電極形成と貫通電極の導通確保工程(その2)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の電極形成と貫通電極の導通確保工程(その3)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の電極形成と貫通電極の導通確保工程(その4)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の電極形成と貫通電極の導通確保工程(その5)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の再配線及びレジスト除去工程(その1)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の再配線及びレジスト除去工程(その2)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の再配線形成及びレジスト除去工程(その3)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の再配線形成及びレジスト除去工程(その4)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の再配線形成及びレジスト除去工程(その5)を説明するための図である。 本発明による半導体装置の製造方法の再配線形成及びレジスト除去工程(その6)を説明するための図である。 再配線形成及びレジスト除去工程(その1)の変形例を説明するための図である。 再配線形成及びレジスト除去工程(その2)の変形例を説明するための図である。 再配線形成及びレジスト除去工程(その3)の変形例を説明するための図である。 再配線形成及びレジスト除去工程(その4)の変形例を説明するための図である。 再配線形成及びレジスト除去工程(その5)の変形例を説明するための図である。 再配線形成及びレジスト除去工程(その6)の変形例を説明するための図である。
符号の説明
14 半導体素子
18 デバイス形成層
20 Al電極パッド
50 半導体装置
54 貫通孔
52 再配線パターン
56 貫通電極
62 第1レジスト層
63 筒状絶縁層
57,64,65,86,94,98,201 開口
66 平面電極
80 給電層
84 第2レジスト層
90 保護フィルム
92 第3レジスト層
100 Ni/Au電極層
200 シード層
202 はんだ層

Claims (3)

  1. 半導体素子及び電極パッドが形成された基板の一側と他側とを接続する貫通電極を形成する半導体装置の製造方法であって、
    前記貫通電極を形成する位置から所定距離離間した位置に、前記貫通電極を形成する位置を囲むように複数の電極パッドを形成する第1工程と、
    前記各電極パッドと接しない位置に、前記基板の一側から該基板の他側へ直線的に貫通する貫通孔を形成する第工程と、
    前記貫通孔の内周に筒状絶縁層を形成する第工程と、
    前記筒状絶縁層の内側に前記貫通電極を形成する第工程と、
    前記基板の一側から前記電極パッド及び前記貫通電極の端部を覆うように電極を積層し、前記電極を介して前記貫通電極の端部と前記電極パッドとの間を接続する第5工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第工程は、前記基板の一側に保護フィルムを貼着して前記貫通孔を閉塞し、前記基板の他側から前記貫通孔の内周に絶縁層を形成した後、前記保護フィルムを剥離する工程を含むことを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第工程は、前記基板の他側に給電層を形成し、前記給電層をめっき電極として前記貫通孔の内部に導体からなる金属を析出させて前記基板の他側から貫通電極を成長させる工程を含むことを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
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