JP4827711B2 - 空調機の集中管理装置、及びこの集中管理装置を備えた空気調和システム - Google Patents
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Description
このエネルギー按分率の算出結果は、各テナントへの空調料金(課金料金)の請求金額の集計(締め処理)に使用されており、この締め処理は、月に一度の締め日(例えば、月末締め、15日締めなど)に行なわれる。
この構成によれば、作業者が構成の変更についての確定操作をしなかったとしても、所定時間経過後に締め処理実行部が自動的に変更時締め処理を行うので、課金データが抜け落ちるのを防止することができる。
この構成によれば、作業者が構成の変更についての確定操作をしなかったとしても、所定時間経過後に締め処理実行部が自動的に変更時締め処理を行うので、課金データが抜け落ちるのを防止することができる。また、構成に変更があったことを作業者または管理者が告知部で確認することができる。
この構成によれば、作業者が確定操作をしたくない状況において、確定操作を遅らせることができ、自動的に変更時締め処理が実行されるのを回避することができる。また、再告知することで、作業者が確定操作をしなかった状態に戻し、再表示してから所定時間経過後に自動的に変更時締め処理が実行されるようにすることができる。
この構成によれば、例えば、通信異常等で構成変更検出部が誤検出をしていた場合に、自動的に変更時締め処理や確定操作が行われるのを防止することができる。
この構成によれば、例えば、通信異常等で構成変更検出部が誤検出をしていた場合に、所定時間経過後直ちに変更時締め処理や確定操作が行われるのを防止することができる。
また、第2空気調和装置12は、同様に、室外機16B、及び3台の室内機17B、18B、19Bを備えており、この室外機16Bには、3台の室内機17B、18B、19Bが図示しない冷媒配管(不図示)によって接続され、いわゆるマルチタイプの空気調和装置を構成している。さらに、第3空気調和装置13についても、室外機16C、及び3台の室内機17C、18C、19Cを備えており、この室外機16Cには、3台の室内機17C、18C、19Cが図示しない冷媒配管によって接続され、いわゆるマルチタイプの空気調和装置を構成している。
なお、上述した第1空気調和装置11、第2空気調和装置12、および第3空気調和装置13において、室外機及び室内機の台数は、設置場所や使用態様に合わせて自由に変更することができる。また、空気調和装置の数も、第1〜第3までに限られず、自由に増加、または減少させることができる。
集中管理装置15は、第1通信アダプタ21を介し第1空気調和装置11及び第2空気調和装置12を集中管理するとともに、この第1空気調和装置11及び第2空気調和装置12の状態を監視し、また、第2通信アダプタ22を介し第3空気調和装置13を集中管理するとともに、この第3空気調和装置13の状態を監視するものである。
第1通信アダプタ21、第2通信アダプタ22は、上記各処理と並行して、電力パルスメータからの電力パルスをカウントし、集中管理装置15に送信する(ステップS3)。
続いて集中管理装置15は、全ての室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの室内機消費電流積算値の和に対する各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの室内機消費電流積算値の割合である按分率として算出する。
一方、電力パルスメータの出力する1パルスの電力パルスに対応する電力量(単位電力量)が予め設定されており、集中管理装置15は、第1通信アダプタ21、第2通信アダプタ22から受信した電力パルスに基づいて空気調和システム10全体の消費電力量を算出する。
以上の説明のように、室外機および室内機の実際の消費電力を把握することにより、冷媒系統(室外機系統)毎に運転状態が異なっても、より高精度で、使用エネルギーの按分を行うことが可能となる。
集中管理装置15は、図3に示すように、その内部に制御部30と、表示パネル(告知部)31と、操作パネル32とを備えている。この集中管理装置15には、図1にも示した第1通信アダプタ21、第2通信アダプタ22が集中管理通信線20を介して接続されている。
制御部30は、系統接続された複数の室内機及び室外機を集中制御するためのものであり、図3に示すように、集中管理制御部41と、構成変更検出部42と、構成変更確定部43と、締め処理実行部44と、表示パネル31にメッセージを表示させる告知部45とを備えている。なお、この制御部30は、後述する所定時間Xを計時する第1タイマー機能と、一定時間Yを計時する第2タイマー機能とを備える。
このような処理を行う理由としては、構成変更検出部42が構成の変更を検出した後に直ちに構成変更が自動的に確定されてしまうと、例えば、検出に誤りがあった場合などに勝手に構成が変更されて不正確な按分計算がなされてしまうため、このような状況を防止するために設けられている。構成が変更されたか否かは例えば室内機を増設した作業者がよく認識していることなので、構成の変更があったことを作業者が確定するための操作を行うことにより、構成変更があったことをより正確に処理しようとするものである。
一方、作業者によって確定操作が行われなかった場合(図5の中段)、構成の変更後(より正確には、表示パネル31にメッセージが表示された後)所定時間Xが経過するまでの全期間で構成変更前の旧按分率で按分計算を行う。そして、変更時締め処理を行った後は、確定操作後に、新按分率で按分計算が行われる。すなわち、構成の変更から所定時間Xが経過するまでの間は、正確な構成を把握できないが、旧按分率で按分計算を行うことによって、データの抜け落ちを防止している。これにより、従来のように確定操作が行われるまでデータが抜け落ちるのと比べて、より正確な料金を算出することができる。
そして、構成変更検出部42は、構成の変更が本当にあったか否かを再度確認し(S106)、このときに変更が検出されなかった場合(S107)には、構成変更処理をせずに、処理を終了する(S108)。一方、S106で構成の変更が再度検出された場合(S107)には、構成変更確定部43は、確定処理を行い(S109)、確定が許容された後に締め処理実行部44が直ちに締め処理を行う(S110)。締め処理が終了した後、処理を終了する(S111)。
本実施の形態では、メッセージを表示するための表示パネル31と、作業者が操作を行う操作パネル32とが集中管理装置15に別個に設けるようにしているが、表示パネル31上で操作が可能なタッチパネルにすることで、それぞれを一体に形成することもできる。これにより、構成を簡素化することができると共に、作業者の操作性を向上させることもできる。
11 第1空気調和装置
12 第2空気調和装置
13 第3空気調和装置
15 集中管理装置
16A〜16C 室外機
17A〜17C、18A〜18C、19A〜19C 室内機(被制御装置)
20 集中管理通信線
21 第1通信アダプタ
22 第2通信アダプタ
23、24 室内外通信線
30 制御部
31 表示パネル(告知部)
32 操作パネル
32a 実施ボタン
32b キャンセルボタン
41 集中管理制御部
42 構成変更検出部
43 構成変更確定部
44 締め処理実行部
45 告知部
X 所定時間
Y 一定時間(第2の所定時間)
Claims (7)
- 複数の被制御系統に振り分けられ、かつ、通信回線を介して接続された複数の被制御装置を集中制御し、各前記被制御系統の構成及び当該被制御系統を構成する被制御装置の動作に基づいて、前記被制御系統毎にエネルギー按分率を算出すると共に、このエネルギー按分率に基づいて前記被制御系統毎の空調料金を算出する締め処理を行う空調機の集中管理装置において、
前記複数の被制御系統における構成の変更を検出する構成変更検出部と、
前記構成の変更が検出された後、前記構成の変更を確定させる確定指示がなされない状態で所定時間が経過すると、前回の前記締め処理がなされてから前記所定時間が経過する時点までの期間について、前記構成の変更が検出される前のエネルギー按分率を用いて前記被制御系統毎に空調料金を算出する変更時締め処理を行う締め処理実行部と
を備えたことを特徴とする空調機の集中管理装置。 - 複数の被制御系統に振り分けられ、かつ、通信回線を介して接続された複数の被制御装置を集中制御し、各前記被制御系統の構成及び当該被制御系統を構成する被制御装置の動作に基づいて、前記被制御系統毎にエネルギー按分率を算出すると共に、このエネルギー按分率に基づいて前記被制御系統毎の空調料金を算出する締め処理を行う空調機の集中管理装置において、
前記複数の被制御系統における構成の変更を検出する構成変更検出部と、
前記構成の変更を検出したことを告知させる告知部と、
前記告知部が告知した後、前記構成の変更を確定させる確定指示がなされない状態で所定時間が経過すると、前回の前記締め処理がなされてから前記所定時間が経過する時点までの期間について、前記構成の変更が検出される前のエネルギー按分率を用いて前記被制御系統毎に空調料金を算出する変更時締め処理を行う締め処理実行部と
を備えたことを特徴とする空調機の集中管理装置。 - 前記告知部は、前記告知部の告知を一時的にキャンセルして、前記締め処理実行部が変更時締め処理を行うのを回避するキャンセル機能を備え、この告知部が外部からの操作に基づいて告知をキャンセルしてから第2の所定時間が経過した後に再告知を行わせることを特徴とする請求項2に記載の空調機の集中管理装置。
- 前記構成変更検出部は、前記第2の所定時間が経過した後であって再告知の前に構成の変更を再び確認し、構成の変更が確認されたときに再告知を行わせることを特徴とする請求項3に記載の空調機の集中管理装置。
- 前記構成変更検出部は、前記所定時間が経過した後であって前記変更時締め処理の前に前記構成の変更を再び確認し、構成の変更が確認されたときに締め処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の空調機の集中管理装置。
- 複数の被制御系統に振り分けられ、かつ、通信回線を介して接続された複数の被制御装置を集中制御し、各前記被制御系統の構成及び当該被制御系統を構成する被制御装置の動作に基づいて、前記被制御系統毎にエネルギー按分率を算出すると共に、このエネルギー按分率に基づいて前記被制御系統毎の空調料金を算出する締め処理を行う空調機の集中管理装置を備えた空気調和システムにおいて、
前記集中管理装置は、
前記複数の被制御系統における構成の変更を検出する構成変更検出部と、
前記構成の変更が検出された後、前記構成の変更を確定させる確定指示がなされない状態で所定時間が経過すると、前回の前記締め処理がなされてから前記所定時間が経過する時点までの期間について、前記構成の変更が検出される前のエネルギー按分率を用いて前記被制御系統毎に空調料金を算出する変更時締め処理を行う締め処理実行部と
を備えたことを特徴とする空気調和システム。 - 複数の被制御系統に振り分けられ、かつ、通信回線を介して接続された複数の被制御装置を集中制御し、各前記被制御系統の構成及び当該被制御系統を構成する被制御装置の動作に基づいて、前記被制御系統毎にエネルギー按分率を算出すると共に、このエネルギー按分率に基づいて前記被制御系統毎の空調料金を算出する締め処理を行う空調機の集中管理装置を備えた空気調和システムにおいて、
前記集中管理装置は、
前記複数の被制御系統における構成の変更を検出する構成変更検出部と、
前記構成の変更を検出したことを告知する告知部と、
前記告知部が告知した後、前記構成の変更を確定させる確定指示がなされない状態で所定時間が経過すると、前回の前記締め処理がなされてから前記所定時間が経過する時点までの期間について、前記構成の変更が検出される前のエネルギー按分率を用いて前記被制御系統毎に空調料金を算出する変更時締め処理を行う締め処理実行部と
を備えたことを特徴とする空気調和システム。
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