JP4827629B2 - 横加速度センサの故障検知装置 - Google Patents

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    • F16H2048/368Differential gearings characterised by intentionally generating speed difference between outputs using additional orbital gears in combination with clutches or brakes

Description

本発明は、車両に作用する横加速度(以下「横G」とも称する)を検出する横加速度センサの故障検知装置に関する。
従来から、横Gセンサが検出する実横Gに基づいて、車輪に伝達される駆動力を最適に配分する駆動力配分制御装置を備えた四輪駆動車両が知られている。この車両には、横Gセンサが正常でなければ適切に駆動力を配分することができなくなるため、上記故障検知装置が搭載されることがある。故障検知装置により故障が検知されたときには、所定のフェールセーフ作動が行われる(例えば、特許文献1参照)。なお、このフェールセーフ作動として、駆動力を配分する制御を中止して二輪駆動で走行させたり、エンジンの出力を低下させたりする制御が行われ、また、運転者にフェールセーフ作動が行われていることを認識させるために警告灯の点灯制御などが行われることもある。
故障検知装置としては、実横Gと、車両状態を表す各種パラメータから推定算出される推定横Gとの差分の絶対値が所定値以上であるときに横Gセンサが故障していると判定するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。このとき、車輪が路面にグリップした通常の旋回走行時にはヨーレートが横Gに追従して増加するため、ヨーレートセンサが検出するヨーレートに基づいて推定横Gを算出することも可能である。
特公平7−40040号公報 特開平10−142256号公報
ところで、積雪や凍結等により低摩擦になった路面を走行しているときに生じるおそれがあるが、旋回走行中にオーバーステア側にスピンした場合には、実横Gが低減する一方でヨーレートは増加する。なお、このとき、旋回外輪に荷重がかかって旋回内輪が空転しやすくなり、旋回外輪の回転速度が旋回内輪の回転速度以下になることがある。このようにヨーレートが横Gの増減傾向に追従しない場合、推定横Gを正確に算出することができなくなり、横Gセンサが正常であるにも関わらず、実横Gと推定横Gの差分が大きくなって横Gセンサが故障していると誤判定されるおそれがあった。また、このように誤判定されるとフェールセーフ作動の誤作動が生じる。フェールセーフ作動が行われると、運転者が横Gセンサの故障を修復可能な場所まで走行させたり、このような場所で横Gセンサが正常であるにも関わらず故障を修復するための作業が開始されたりする等、運転者や修復作業者に余分な手間や作業を行わせるおそれがあり、車両のサービス性の観点からも課題となる。
このような課題に鑑み、本発明は、誤判定のない横加速度センサの故障検知装置を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明に係る横加速度センサの故障検知装置は、四輪車両に取り付けられた横加速度センサにより検出される四輪車両に作用する実横加速度と車両状態を表す所定のパラメータから推定算出される推定横加速度との差分が所定値以上であるときに横加速度センサが故障していると判定する故障判定制御を行うように構成された横加速度センサの故障検知装置であり、推定横加速度は、四輪車両に取り付けられたヨーレートセンサにより検出される四輪車両に作用するヨーレートに基づいて推定算出され、旋回走行中において左右輪のうち旋回外輪の回転速度が左右輪のうち旋回内輪の回転速度以下であり、且つ、実横加速度が推定横加速度を下回るとともに差分が所定値以上であるときに、故障判定制御を中止するように構成され、左右輪の回転速度に基づいて四輪車両がスピンしているか否かを所定時間毎に判定して、旋回走行中において旋回外輪の回転速度が旋回内輪の回転速度以下であるときに四輪車両がスピンしていると判定するスピン判定部と、故障判定制御の中止を解除する中止解除部(例えば、実施形態におけるキャンセル信号出力部128)と、操舵輪に対する操舵角およびヨーレートに基づいて四輪車両が直進走行の準備が整っている状態であるか否かを判断する直進判断部とを備え、中止解除部は、スピン判定部が四輪車両がスピンしていないとn回判定し(但し、nは自然数)且つ直進判断部が四輪車両が直進走行の準備が整っている状態であると判断したときに、故障判定制御の中止を解除するように構成される。
また、横加速度センサの故障検知装置は、実横加速度に基づいて前後輪間又は左右輪間で伝達される駆動力を配分する制御を行う四輪駆動車両の駆動力配分制御装置に備えられていることが好ましい。
本発明に係る横加速度センサの故障検知装置によると、オーバーステア側へのスピンが発生している判断される状況では、故障判定制御が中止され、実横Gと推定横Gの差分が所定値以上であっても横Gセンサが故障していると判定されなくなる。したがって、スピンにより推定横Gが正確に推定算定することができないおそれがあるときに、この不正確な推定横Gに基づいて故障していると誤判定されることがなくなり、作動信頼性の高い横加速度センサの故障検知装置を提供することができる。
なお、このように故障判定制御を中止可能に構成された故障検知装置は、推定横Gをヨーレートに基づいて推定算出する形態に有効である。すなわち、この形態では、通常時には実横Gに追従するヨーレートから推定横Gが正確に算出されて故障判定制御を正確に行うことができ、スピン時には実横Gとヨーレート(推定横G)の増減傾向が逆転しても故障判定制御が中止されて故障していると誤判定されることがなくなる。
また、実横Gに基づいた制御を行う四輪駆動車両の駆動力配分制御装置に備えられることにより、誤って駆動力配分制御装置のフェールセーフ作動が行われるようなことがなく、作動信頼性の高い駆動力配分制御装置の提供を図ることができる。さらには、このようにフェールセーフ作動が誤って行われなくなるため、従来の形態において生じるおそれのあった余分な手間や作業を省くことができるようになり、サービス性の観点からも有用な四輪駆動車両の提供を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図1に本発明に係る横加速度センサの故障検知装置が搭載された四輪駆動車両1を示しており、以降では図示する矢印Fの向きを前方として説明している。この車両1において、駆動力を発生して左右の前輪2L,2Rおよび左右の後輪3L,3Rに伝達するパワーユニット10は、車両1の前部に配設されたエンジン11と、隣設されたエンジン11からの回転駆動力を変速して出力する変速機12と、変速機12の出力軸(図示略)に減速歯車列(図示略)を介して連結されて左右の前輪2L,2Rの間に配設された差動歯車機構13と、差動歯車機構13と前輪2L,2Rの間を連結する左右のフロントアクスルシャフト14L,14Rと、差動歯車機構13に連結されて後方に延びるプロペラシャフト15と、プロペラシャフト15に駆動力配分機構20を介して連結されるとともに後輪3L,3Rに連結される左右のリアアクスルシャフト16L,16Rとを有して構成されている。
エンジン11は、ガソリン等を燃料とするレシプロエンジンであり、電気的に作動制御可能なインジェクタ(図示略)や吸気スロットル弁(図示略)を有し、燃料噴射量や燃料噴射タイミングを制御可能であるとともに、運転者が操作するアクセルペダルの開度に独立して吸気量を調整可能になっている。変速機12は、それぞれ入出力軸間を繋いで互いに異なる変速比が設定された複数の動力伝達経路(図示略)を有し、車両状態に最適な変速比の動力伝達経路が自動的に選択確立される自動変速機である。動力伝達経路の構成要素は、平行軸およびギヤ列でも遊星歯車機構でもよいし、これらを組み合わせたものでもよい。エンジン11の出力軸(図示略)と変速機12の入力軸(図示略)との間には、トルクコンバータ(図示略)およびロックアップ機構(図示略)が介設される。
駆動力制御装置20は、多板式のブレーキクラッチ21L,21Rと、ブレーキクラッチ21L,21Rをブレーキ作動させるためのコイル22L,22Rおよびアーマチュア23L,23Rと、リアアクスルシャフト16L,16Rに連結されたプラネタリギヤ24L,24Rとが左右でそれぞれ組をなして構成されている。コイル22L,22Rは、後述の4WD制御装置100から駆動電流が出力されると、電流値に応じた電磁力を発生する。コイル22L,22Rが発生する電磁力によりアーマチュア23L,23Rが駆動されると、この電磁力に応じた締結力でブレーキクラッチ21L,21Rが締結し、締結力に応じたクラッチトルクが発生する。このクラッチトルクは、プラネタリギヤ24L,24Rにより倍力化されてリアアクスルシャフト16L,16Rに出力され、左右の後輪3L,3Rに伝達される。なお、コイル22L,22Rに駆動電流が出力されていないときには、ブレーキクラッチ21L,21Rが解放されて後輪3L,3Rに駆動力が伝達されなくなる。すなわち、駆動力制御装置20のコイル22L,22Rに出力される駆動電流の電流値に応じて、前輪2L,2Rおよび後輪3L,3R間の駆動力配分比と、左右の後輪3L,3R間の駆動力配分比とが同時に制御される。
このパワーユニット10によると、エンジン11から出力された回転駆動力は、トルクコンバータやロックアップ機構を介して変速機12の入力軸に入力される。変速機12は、入力軸に入力された回転駆動力を、選択確立された動力伝達経路の変速比に応じて変速し、出力軸に伝達する。変速機12から出力される回転駆動力は、減速歯車列を介して差動歯車機構13に入力され、フロントアクスルシャフト14L,14R、プロペラシャフト15、駆動力配分機構20、リアアクスルシャフト16L,16Rを介して車両状態に応じた配分比で前輪2L,2Rおよび後輪3L,3Rに伝達される。これにより、車両1が走行される。また、車両1には、操舵輪である左右の前輪2L,2Rの向きを変えて走行方向を操作するための操舵装置4が設けられている。
この車両1には、エンジン11および変速機12の作動制御を行ってエンジン11の出力制御や変速機12の自動変速制御を行うFI/AT制御装置30と、ESC制御装置40と、駆動力配分機構20の作動制御を行って前後輪間および左右の後輪間で伝達される駆動力を配分する制御を行う4WD制御装置100とが備えられている。FI/AT制御装置30およびESC制御装置40は、4WD制御装置100に接続されている。
FI/AT制御装置30には、エンジン回転速度センサ31により検出されたエンジン回転速度(エンジン11の出力軸の回転速度)Ne、変速機入力軸回転速度センサ32により検出された入力軸回転速度(変速機12の入力軸の回転速度)Nm、ギヤ位置センサ33により検出された変速機12に設定されている変速段、エアフローメータ34により検出されたエンジン11の吸気系に導入された(エアクリーナを通過した)空気量G1、吸気圧センサ35により検出されたエンジン11の吸気管内の空気圧P1等が入力されている。なお、FI/AT制御装置30は、上記空気量G1および空気圧P1等に基づいて筒内吸気量(エンジン11のシリンダに吸入された空気量)Gaircylを算出する。
ESC制御装置40には、舵角センサ41により検出された操舵装置4の舵角、各車輪速センサ42L,42R,43L,43Rにより検出された各車輪2L,2R,3L,3Rの回転速度、ヨーレートセンサ44により検出された車両1に作用する実ヨーレート、横加速度センサ45により検出された車両1に作用する実横加速度、前後加速度(以下「前後G」とも称する)センサ46により検出された車両1に作用する実前後加速度等が入力されている。なお、舵角センサ41が操舵装置4に取り付けられ、各車輪センサ42L,42R,43L,43Rは、対応する車輪2L,2R,3L,3Rに取り付けられ、ヨーレートセンサ44、横Gセンサ45および前後Gセンサ46は、車両の適宜箇所に取り付けられている。
図2に示す4WD制御装置100のセンサ入力部101には、車両状態を表す各種の情報(パラメータ)が入力される。例えば、FI/AT制御装置30からは、エンジン回転速度Ne、入力軸回転速度Nm、変速段、筒内吸気量Gaircyl等が入力され、ESC制御装置40からは、舵角、車輪速度、実ヨーレート、実横G、実前後G等が入力される。また、油温センサ51により検出された駆動力配分機構20に供給される作動油温、および、サーチコイル52L,52Rにより検出されたコイル22L,22Rおよびアーマチュア23L,23R間のエアギャップが入力される。
推定駆動トルク算出部102は、センサ入力部101からのエンジン回転速度Ne、入力軸回転速度Nm、筒内吸気量Gaircylおよび変速段(この変速段に対応する変速比)に基づいて差動歯車機構13に入力される推定駆動トルクを算出し、算出した推定駆動トルクを操安制御部103に出力する。操安制御部103は、センサ入力部101からの舵角、実横Gおよび車輪速度と、推定駆動トルク算出部102からの推定駆動トルクとに基づいて操安制御トルクを算出し、算出した操安制御トルクをトルク加算部105に出力する。この操安制御部103で算出される操安制御トルクは、各車輪2L,2R,3L,3Rに伝達される駆動力の配分量(すなわち、車輪間で伝達される駆動力の配分比)の基準値となる。
LSD制御部104は、センサ入力部101からの車輪速度に基づいて必要に応じてリミテッドスリップ効果を働かせるためのLSDトルクを算出し、算出したLSDトルクをトルク加算部105に出力する。トルク加算部105は、操安制御部103からの操安制御トルクに対してLSD制御部101からのLSDトルクを加算補正し、補正した操安制御トルクをクラッチトルク補正部106に出力する。クラッチトルク補正部106は、センサ入力部101からの車輪速度および作動油温と、トルク加算部105からの操安制御トルクとに基づいて駆動力配分機構20で生じさせる上記クラッチトルクを算出し、算出したクラッチトルクを電流出力部107に出力する。電流出力部107は、クラッチトルク補正部106からのクラッチトルクに基づいてコイル22L,22Rに出力する駆動電流の電流値を算出し、算出した電流値を駆動回路部108に出力する。駆動回路部108は、電流出力部107から入力された電流値の駆動電流をコイル22L,22Rに出力する。これにより、車両状態に応じた車輪2L,2R,3L,3R間の駆動力配分が行われる。
なお、磁束学習部109は、センサ入力部101からのエアギャップに基づいて電流補正値を算出し、算出した電流補正値を電流出力部107に出力する。電流出力部107は、これに基づいて所望の電磁力が得られるように電流値を補正して駆動回路部108に出力する。また、中点学習部111により、ヨーレートセンサ44、横Gセンサ45、前後Gセンサ46等の中点学習が行われる。
ところで、4WD制御装置100は、操安制御トルクが実横Gに基づいて算出されており、横Gセンサ45が正常に作動していなければ、車両状態に応じた適切な駆動力配分制御を行うことができなくなる。このため、4WD制御装置100には、センサ入力部101からの各種情報に基づいて、横Gセンサ45を始めとして各種センサの故障を検知する故障検知部120が備えられており、故障検知部120により故障が検知されると、フェールセーフ部110により所定のフェールセーフ作動が行われる。この車両1では、フェールセーフ部110から駆動回路部108にフェールセーフ信号が出力され、フェールセーフ信号が入力された駆動回路部108からF/Sリレー部115にリレー駆動電流が出力され、F/Sリレー部115がコイル22L,22Rに駆動電流が流れないように作動する。これにより、ブレーキクラッチ21L,21Rが解放され、後輪3L,3Rに駆動力が伝達されなくなる。さらには、フェールセーフ部110からFI/AT制御装置30にトルクダウン要求信号が出力され、FI/AT制御装置30により燃料噴射量や吸気量を低減させてエンジン11の出力が低下される。さらには、フェールセーフ部110から運転室内に臨むメータ部116に警告灯表示信号が出力され、メータ部116を構成する警告灯が点灯される。また、フェールセーフ部110から4WD制御装置100の記憶部(図示略)に故障部位や故障内容を示すエラーコードが出力され、この記憶部にエラーコードが記憶される。
このように、運転者はメータ部116を構成する警告灯が点灯していることに基づいてフェールセーフ作動が行われている(車両1に何らかの異常が発生している)ことを容易に認識可能になっている。運転者は、フェールセーフ作動が発動すると、故障部位を修復させることができる場所までフェールセーフ作動が行われた状態(すなわち、前輪二輪駆動の状態)で走行させなければならなくなる。車両1がこのような場所まで走行されると、4WD制御装置100の記憶部からエラーコードが読み出されて故障部位や故障内容が特定され、部品の交換を行ったり作動試験を行ったりして故障部位の修復作業が行われる。このように4WD制御装置100は、車両1のイグニションスイッチが切られた状態になっても、エラーコードが記憶部に記憶されたままとなるように構成されている。
以下、故障検知部120のうち、横Gセンサ45の故障を検知するための構成部分について説明する。図3に示すように、横Gセンサ45に対する故障検知部120は、推定横Gを算出する推定横G算出部121と、横Gセンサ45が故障しているか否かを判定する故障判定部122とから構成されている。故障判定部122は、ヨーレートセンサ44等の他のセンサが正常であることを前提として判定処理を行うように構成されており、以降では、横Gセンサ45を除く他のセンサは正常であることが保証されているものとして説明している。
推定横G算出部121は、センサ入力部101からの実ヨーレートおよび後輪3L,3Rの車輪速度に基づいて推定横Gを算出する。推定横Gは、入力パラメータである実ヨーレートおよび後輪3L,3Rの車輪速度のそれぞれに対して比例関係にある。
故障判定部122は、センサ入力部101からの実横Gと推定横G算出部121からの推定横Gとを比較し、その差分の絶対値が所定値以上であるときに横Gセンサ45が故障していると判定する故障判定制御を行うように構成されている。すなわち、この故障判定制御は、図4に示すように推定横Gに上記所定値を加算して上限閾値を設定するとともに推定横Gから上記所定値を減算して下限閾値を設定し、実横Gが両閾値間にあるときに横Gセンサ45が正常であると判定し(時刻t以前参照)、実横Gが上限閾値以上あるいは下限閾値以下であるときに横Gセンサ45が故障していると判定する(時刻t以後参照)制御である。故障判定部122により横Gセンサ45が故障していると判定されると、故障判定部122からフェールセーフ部110に指令信号が出力され、上記フェールセーフ作動が行われる。
この故障判定手法は、ヨーレートが横Gに追従して増減するという特性を利用したものであり、車輪2L,2R,3L,3Rが路面にグリップしているような通常の走行中には、横Gセンサ45が故障しているか否かを正確に判定することができる。ただし、車両状態によっては横Gとヨーレートの増減傾向が逆転することもあり、この場合には、横Gセンサ45が正確な実横Gを検出しているにも関わらず、実横Gと推定横Gの差分が広がって故障判定部122により故障していると誤判定されるおそれがある。このような誤判定があると、フェールセーフ作動の誤作動が生じるため、運転者や故障部位の修復作業者に余分な手間や作業を行わせるおそれがある。
このような誤判定をなくすため、故障検知部120は、横Gとヨーレートの増減傾向が逆転し得る条件下では故障判定制御を中止するように構成されており、このような条件が成立しているか否かを判断するとともに、条件が成立していると判断したときに故障判定部122に対して故障判定制御を中止させる指令を行うキャンセル判断部125を有して構成されている。
本構成例では、この条件を、図5に示すように車両1が所定方向(破線矢印r参照)に旋回走行しているときにおいてオーバーステア側(一点鎖線矢印OS参照)へのスピンが発生したとき、としている。このようなスピンが発生したときには、ヨーレートが増加する一方で横Gが低減することが知られている。
図3に示すように、キャンセル判断部125は、車両1の旋回方向を判断する旋回方向判断部126と、オーバーステア側へのスピンが発生しているか否かを判定するスピン判定部127とから構成されている。
旋回方向判断部126は、センサ入力部101からの実ヨーレートに基づいて車両1の旋回方向を判断するように構成されている。実ヨーレートが正の所定値以上であるときには、右方向に旋回走行中であると判断し、負の所定値以下であるときには、左方向に旋回走行中であると判断する。また、実ヨーレートが両所定値の間の値であるときには、ほぼ直進的に走行していると判断する。
スピン判定部127は、センサ入力部101からの左右の前輪2L,2Rの回転速度を比較し、この比較結果と旋回方向判断部126から入力された車両1の旋回方向の情報とに基づいて、車両1がオーバーステア側にスピンしているか否かを判定する。なお、スピン判定部127は所定時間(例えば1sec)おきに、この判定処理を繰り返し行うように構成されている。
ここで、右方向に旋回しているときには、図5に示すように左輪2L,3Lが旋回外輪2o,3oとなって右輪2R,3Rが旋回内輪2i,3iとなり、逆に左方向に旋回しているときには、右輪2R,3Rが旋回外輪となり左輪2L,3Lが旋回内輪となる。各車輪2L,2R,3L,3Rが路面にグリップしているとき、左右の前輪2L,2Rにおいては、差動歯車機構13の作用により、旋回外輪2oの回転速度が旋回内輪2iの回転速度を上回る。一方、オーバーステア側へのスピンが発生している状況では、差動歯車機構13を介して前輪側の旋回外輪2oにトルク荷重が集中的に作用し、逆に前輪側の旋回内輪2iはトルクが抜けた状態になる。このため、前輪側の旋回外輪2oの回転速度が他の車輪に比べて小さくなる傾向にあり、逆に前輪側の旋回内輪2iは空転しやすくなって回転速度が上昇する。このように、オーバーステア側へのスピンが発生しているときには、通常の旋回走行時と異なり、左右の前輪2L,2Rのうち旋回外輪2oの回転速度が左右の前輪2L,2Rのうち旋回内輪2iの回転速度以下になる。
スピン判定部127は、旋回方向判断部126により車両1が右方向に旋回していると判断されているときにおいて、前左輪2L(すなわち、旋回外輪2o)の回転速度が前右輪2R(すなわち、旋回内輪2i)の回転速度以下であるときには、車両1がオーバーステア側にスピンしていると判定する。また、旋回方向判断部126により車両1が左方向に旋回していると判断されているときにおいて、前右輪2R(すなわち、旋回外輪2o)の回転速度が前左輪2L(すなわち、旋回内輪2i)の回転速度以下であるときには、車両1がオーバーステア側にスピンしていると判定する。
スピン判定部127により、オーバーステア側にスピンしていると判定されると、その判定信号がキャンセル信号出力部128に出力される。キャンセル信号出力部128は、スピン判定部127からの判定信号が入力されると、故障判定部122に中止指令信号を出力する。故障判定部122は、中止指令信号が出力されると判定中止フラグを成立させ、この判定中止フラグの成立中は上記の故障判定制御を中止するように構成されている。
図6には、オーバーステア側へのスピン発生後における実横Gおよび推定横Gの推移と、旋回外輪2oの回転速度および旋回内輪2iの回転速度の推移とを同時間軸上に示している。図示するように、旋回走行中にオーバーステア側へのスピンが発生した(時刻t0)後は、旋回外輪2oの回転速度はほぼ横這いに推移しているのに対して旋回内輪2iの回転速度は徐々に上昇しており、また、推定横Gが徐々に上昇する一方で実横Gが徐々に低減している。そして、スピンが発生して所定時間が経過した時刻t1において、旋回外輪2oの回転速度が旋回内輪2iの回転速度以下になる。これにより、キャンセル信号出力部128(キャンセル判断部125)から中止指令信号が出力される。故障判定部122は、この中止指令信号を受けて判定中止フラグを成立させ、故障判定制御を中止する。
そして、さらに実横Gが低減するとともに推定横Gが増加することにより、やがて時刻t2において実横Gが下限閾値以下になる(実横Gが推定横Gを下回るとともに差分の絶対値が所定値以上になる)。このとき、通常であれば故障判定部122により横Gセンサ45が故障していると判定されるが、故障判定制御が中止されているため、横Gセンサ45が故障していると判定されることはなく、フェールセーフ作動も行われない。
なお、スピン判定部127により、旋回外輪2oと旋回内輪2iとの回転速度の相関関係や実ヨーレートの値に基づいて、旋回走行中におけるオーバーステア側へのスピンが収束したと判定されたときには、非スピン判定信号がキャンセル信号出力部128に出力される。上記の通りスピン判定部127の判定処理は所定時間おきに繰り返し行われているが、キャンセル信号出力部128は、非スピン判定信号が出力された回数を計数可能に構成されている。また、故障検知部120は、センサ入力部101からの舵角や実ヨーレート等の情報に基づいて車両1が直進走行の準備が整っている状態(すなわち、スピンしている状態から回避した状態)であるか否かを判断する直進判断部129を有して構成されている。この直進判断部129により、直進走行の準備が整ったと判断されると、直進準備信号がキャンセル信号出力部128に出力される。キャンセル信号出力部128は、スピン判定部127から非スピン判定信号が入力された回数が所定回数nに達する(すなわち、スピン判定部127によりスピンが収束したと判定されてから、スピン判定部127が判定処理を行う間隔の(n−1)倍の時間(例えば5sec)が経過する)とともに、直進判断部129からの直進準備信号が入力されると、中止解除信号を故障判定部122に出力する。中止解除信号を受けた故障判定部122は、判定中止フラグを非成立の状態にし、再び故障判定制御を行う状態に復帰するように構成されている。このように、2つの条件が揃うまで故障判定制御が中止される状態が解除されず、スピンしている状態から確実に回避した状態になるまでは故障判定制御が再開されないようになっている。
上記構成の故障検知部120によると、車両1がオーバーステア側にスピンしていると判断される状況では、故障判定制御が中止される。これにより、スピンにより推定横Gが正確に算定することができないおそれがあるときには、この不正確な推定横Gに基づいて故障していると誤判定されることがなくなり、作動信頼性の高い横Gセンサ45の故障検知を行うことができるようになる。なお、この構成は、推定横Gの算出に用いるパラメータが、ヨーレートセンサ44が検出する実ヨーレートなど、オーバーステア側へのスピンが発生しているときに実横Gと増減傾向が逆転するものであるときに有効である。
また、このように誤判定するおそれが低減された故障検知部120を、実横Gに基づいて車輪2L,2R,3L,3R間で駆動力を配分する制御を行う4WD制御装置100に備えることにより、フェールセーフ部110が誤作動するおそれが低減され、作動信頼性の高い4WD制御装置100の提供を図ることができる。さらには、このようにフェールセーフ作動が誤って行われなくなるため、フェールセーフ作動が誤作動した後における運転者や故障部位の修復作業を行う作業者の余分な手間を省くことができ、サービス性の観点からも有用な車両1の提供を図ることができる。
なお、旋回方向判断部126は、ヨーレートセンサ44が検出する実ヨーレートに基づいて旋回方向の判断を行うように構成されている。このように構成されているのは、オーバーステア側へのスピンが発生すると運転者がカウンタステアを当てることが想定され、操舵装置4の舵角と車両1の旋回方向(スピン方向)とが一致しないおそれが高いためである。このように舵角ではなく実ヨーレートを用いることにより、特にスピンの発生の有無を判定するキャンセル判断部125の旋回方向判断部126において、車両1の旋回方向を正確に判断することができる。
これまで、本発明に係る横加速度センサの故障検知装置の実施形態を説明したが、本発明は必ずしも上記構成に限られない。例えば、キャンセル信号出力部128から中止指令信号が出力されると、故障判定部122が故障判定制御を完全に中止するように構成されているが、この中止指令信号が出力されており、且つ、実横Gが下限閾値以下になったときのみ、故障判定制御を中止させるように構成してもよい。このように構成すれば、中止指令信号が出力されている状態で、実横Gが上限閾値以上になったときには、旋回走行中におけるオーバーステア側へのスピンが発生している状態を反映したものではなく、横Gセンサ45が故障していると判断できる。このようなときには、誤判定することなく横Gセンサ45が故障していると判定することができ、フェールセーフ作動を行わせることができる。
また、スピン判定部127においては、スピンしていると判定するための条件として、左右の後輪3L,3Rの回転速度のうち低速側の回転速度が所定値以上であることを加えてもよい。これにより、走行中においてスピンが発生しているか否かをより確実に検知することができるようになる。さらには、旋回外輪2oと旋回内輪2iの回転速度を比較するにあたって、旋回外輪2oの回転速度に所定のマージンを持たせてもよい。例えば、旋回外輪2oの回転速度を所定倍(例えば1.1倍)した値が旋回内輪2iの回転速度以下になったときにオーバーステア側へのスピンが発生したと判定する等の構成例が挙げられる。これにより、スピンが発生している状態であるか否かをより確実に判定することができるようになる。
また、故障検知部120を四輪駆動車両1において車輪2L,2R,3L,3R間での駆動力の配分制御を行う4WD制御装置100に備える形態としたが、必ずしもこの構成に限られず、横Gセンサ45が検出する実横Gに基づいて所定の作動制御を行う装置であれば、同様に適用してその装置の作動信頼性の向上を図ることができる。
本発明に係る横加速度センサの故障検知装置を搭載した四輪駆動車両の構成を示す平面視模式図である。 4WD制御装置の構成図である。 4WD制御装置の故障検知部の構成図である。 故障検知部が行う故障判定制御の処理内容を説明するグラフである。 旋回走行している四輪駆動車両の平面視模式図である。 故障検知部が行う故障判定制御が中止される条件を説明するグラフである。
符号の説明
1 四輪駆動車両
2L,2R 前輪
3L,3R 後輪
2o,3o 旋回外輪
2i,3i 旋回内輪
10 パワーユニット
20 駆動力配分機構
44 ヨーレートセンサ
45 横加速度センサ
100 4WD制御装置(駆動力配分制御装置)
120 故障検知部(故障検知装置)
121 推定横G算出部
122 故障判定部
125 キャンセル判断部

Claims (2)

  1. 四輪車両に取り付けられた横加速度センサにより検出される前記四輪車両に作用する実横加速度と車両状態を表す所定のパラメータから推定算出される推定横加速度との差分が所定値以上であるときに前記横加速度センサが故障していると判定する故障判定制御を行うように構成された横加速度センサの故障検知装置であって、
    前記推定横加速度は、前記四輪車両に取り付けられたヨーレートセンサにより検出される前記四輪車両に作用するヨーレートに基づいて推定算出され、
    旋回走行中において左右輪のうち旋回外輪の回転速度が左右輪のうち旋回内輪の回転速度以下であり、且つ、前記実横加速度が前記推定横加速度を下回るとともに前記差分が所定値以上であるときに、前記故障判定制御を中止するように構成され、
    前記左右輪の回転速度に基づいて前記四輪車両がスピンしているか否かを所定時間毎に判定して、前記旋回走行中において前記旋回外輪の回転速度が前記旋回内輪の回転速度以下であるときに前記四輪車両がスピンしていると判定するスピン判定部と、前記故障判定制御の中止を解除する中止解除部と、操舵輪に対する操舵角および前記ヨーレートに基づいて前記四輪車両が直進走行の準備が整っている状態であるか否かを判断する直進判断部とを備え、
    前記中止解除部は、前記スピン判定部が前記四輪車両がスピンしていないとn回判定し(但し、nは自然数)且つ前記直進判断部が前記四輪車両が直進走行の準備が整っている状態であると判断したときに、前記故障判定制御の中止を解除するように構成されることを特徴とする横加速度センサの故障検知装置。
  2. 前記横加速度センサの故障検知装置は、前記実横加速度に基づいて前後輪間又は左右輪間で伝達される駆動力を配分する制御を行う四輪駆動車両の駆動力配分制御装置に備えられていることを特徴とする請求項1に記載の横加速度センサの故障検知装置。
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