JP4826894B2 - 表示制御方法 - Google Patents

表示制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4826894B2
JP4826894B2 JP2006035939A JP2006035939A JP4826894B2 JP 4826894 B2 JP4826894 B2 JP 4826894B2 JP 2006035939 A JP2006035939 A JP 2006035939A JP 2006035939 A JP2006035939 A JP 2006035939A JP 4826894 B2 JP4826894 B2 JP 4826894B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
operator
display
operations
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006035939A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007219570A (ja
Inventor
信二 澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Precision Co Ltd
Original Assignee
NK Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NK Works Co Ltd filed Critical NK Works Co Ltd
Priority to JP2006035939A priority Critical patent/JP4826894B2/ja
Publication of JP2007219570A publication Critical patent/JP2007219570A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4826894B2 publication Critical patent/JP4826894B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

この発明は表示制御方法に関し、より特定的には、メンテナンスを構成する作業に関する情報をガイダンス画面に表示させる表示制御方法に関する。
従来、たとえば特許文献1に開示されているようにオペレータ毎に装置を制御する技術が種々提案されている。通常、ラボ(現像所)等では、写真処理装置の取り扱いに習熟したオペレータ(上級オペレータ)に写真処理装置をメンテナンスモードで動作させることを許可し、上級オペレータによって写真処理装置がメンテナンスされる。
一般に、上級オペレータの仕事量は、写真処理装置の取り扱いに不慣れなオペレータ(初級オペレータ)の仕事量よりも多い。このような理由から業務を効率よく処理するために、ラボでは、複数の作業によって構成されるメンテナンスにおいて、難易度の高い作業を上級オペレータが実施し、難易度の低い作業を初級オペレータが実施するといったことが行われていた。つまり、複数の作業を上級オペレータと初級オペレータとによって分担して写真処理装置をメンテナンスしていた。上級オペレータと初級オペレータとは、写真処理装置の表示部に表示される同じガイダンス画面を参照して実施すべき作業に関する情報を取得していた。
特開2001−344471号公報
しかし、上級オペレータと初級オペレータとが同じガイダンス画面を参照するので、初級オペレータが難易度の高い作業をも実施してしまうおそれがあった。ひいては、メンテナンスにおいて重大なミスを発生させるおそれがあった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、メンテナンスを構成する複数の作業を複数のオペレータによって分担しつつもミスの発生を防止できる、表示制御方法を提供することである。
上述の目的を達成するために、請求項1に記載の表示制御方法は、写真処理装置のメンテナンスを構成する作業に関する情報をガイダンス画面に表示させる表示制御方法であって、複数の作業のうち実施することが許可される作業の数がそれぞれ異なる複数のオペレータの種類のうちいずれか1つのオペレータの種類を入力部によって選択する第1工程、および第1工程で選択されたオペレータの種類に基づいてオペレータに実施することを許可する作業に関する情報をガイダンス画面に表示させる第2工程を備える。
請求項2に記載の表示制御方法は、請求項1に記載の表示制御方法において、複数のオペレータの種類は、複数の作業のうち全ての作業を実施することが許可される第1の種類と、複数の作業のうち少なくとも1つの作業を実施することが許可されない第2の種類とを含むことを特徴とする。
請求項3に記載の表示制御方法は、請求項1または2に記載の表示制御方法において、複数の作業のうち第1工程の前に実施済みの作業がある場合、第2工程ではオペレータに実施することを許可する作業のうち実施済みの作業以外の作業に関する情報をガイダンス画面に表示させることを特徴とする。
請求項4に記載の表示制御方法は、請求項1または2に記載の表示制御方法において、複数の作業のうち第1工程の前に実施済みの作業がある場合、第2工程では実施済みの作業と実施済みの作業以外の作業とを識別できるようにオペレータに実施することを許可する全ての作業に関する情報をガイダンス画面に表示させることを特徴とする。
請求項1に記載の表示制御方法では、オペレータの種類に基づいてオペレータに実施することを許可する作業に関する情報のみをガイダンス画面に表示させる。これによって、難易度の高い作業を初級オペレータが実施するといったことを防止でき、メンテナンスを構成する複数の作業を複数のオペレータによって分担しつつもミスの発生を防止できる。
請求項2に記載の表示制御方法では、選択されたオペレータの種類が第1の種類である場合、メンテナンスを構成する複数の作業うち全ての作業に関する情報をガイダンス画面に表示させる。したがって、上級オペレータによって、メンテナンスの全ての作業を行い、メンテナンスを完了させることができる。
請求項3に記載の表示制御方法では、メンテナンスを構成する複数の作業のうち第1工程の前に実施済みの作業がある場合、オペレータに実施することを許可する作業のうち実施済みの作業以外の作業に関する情報をガイダンス画面に表示させる。つまり、オペレータに実施することを許可する作業のうち未実施の作業に関する情報のみをガイダンス画面に表示させる。これによって、初級オペレータが実施した作業を上級オペレータが誤ってもう一度実施してしまうといったことを防止できる。
請求項4に記載の表示制御方法では、メンテナンスを構成する複数の作業のうち第1工程の前に実施済みの作業がある場合、実施済みの作業と未実施の作業とを識別できるようにオペレータに実施することを許可する全ての作業に関する情報をガイダンス画面に表示させる。これによって、初級オペレータが実施した作業を上級オペレータが誤ってもう一度実施してしまうといったことを防止できる。また、実施済みの作業であっても当該作業が適正に行われたが否かが不安である場合、実施済みの作業をもう一度実施することができる。
この発明によれば、メンテナンスを構成する複数の作業を複数のオペレータによって分担しつつもミスの発生を防止できる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
図1を参照して、この発明が適用される写真処理装置10について説明する。
写真処理装置10は、ラボ(現像所)等に設置され、写真用のフィルム等をスキャニングして得た画像データに基づく画像を銀塩印画紙Pに露光(焼き付け)形成することによって写真プリントを作製する。
写真処理装置10は、銀塩印画紙(以下、単に印画紙という)Pに露光処理を施すプリント部12、印画紙Pに現像処理と乾燥処理とを施すプロセッサ部14、写真処理装置10の動作を制御するコントローラ16、写真用のフィルムをスキャニングするスキャナ18、オペレータがデータ入力や指示を行うための入力部20、およびGUI(Graphical User Interface)やオペレータへのメッセージ等を表示する表示部22を含む。
プリント部12は、長尺の印画紙Pを収納するペーパーマガジン24を含む。ペーパーマガジン24に収納される印画紙Pは、所定の搬送経路(図1において二点鎖線で示す)に沿って引き出され、図示しないカッタによって適宜のサイズにカットされる。カット済みの印画紙Pの搬送経路上には露光ユニット26が配置される。露光ユニット26は、印画紙Pにレーザ光を照射し、印画紙Pに画像(潜像)を露光形成する。プリント部12で露光処理が施された印画紙Pはプロセッサ部14に送られる。
プロセッサ部14は、現像部28と乾燥部30とを含む。現像部28は複数の処理槽を有し、複数の処理槽内には露光済みの印画紙Pに現像、定着および洗浄等の処理を行うための種類の異なる処理液がそれぞれ充填されている。
また、プロセッサ部14には、給水タンク32と廃液タンク34とが設けられる。給水タンク32は複数の処理槽にそれぞれ対応して複数設けられ、給水タンク32から対応する処理槽に水や処理液が適宜補給される。廃液タンク34は複数の処理槽にそれぞれ対応して複数設けられ、廃液タンク34には対応する処理槽から廃液が適宜排出される。なお、煩雑化を防止するために、図1においては給水タンク32と廃液タンク34とを1つずつ示す。
給水タンク32には給水タンク32内の液量を検出するための液量センサ36が設けられる。同様に、廃液タンク34には廃液タンク34内の液量を検出するための液量センサ38が設けられる。液量センサ36,38からの検出信号は、コントローラ16に入力される。
また、プロセッサ部14には、現像部28の上方を覆うカバー40が開閉可能に設けられる。写真処理装置10の運転中には、各処理槽内の処理液が図示しないヒータによって約40℃に温められる。このために、ある処理槽の処理液が気化した後に液化して他の処理槽の処理液に混入し、他の処理槽の処理液をコンタミネーション(汚染)するおそれがある。そこで、写真処理装置10の運転中には、図示しないファンを駆動させることによってプロセッサ部14内の換気が行われる。また、写真処理装置10の運転停止後には、カバー40を開扉しておくことによってプロセッサ部14内の換気が行われる。写真処理装置10では、このようにプロセッサ部14内を換気することによって、処理液のコンタミネーションが防止される。カバー40には、カバー40の開閉状態を検出するための開閉センサ42が設けられる。開閉センサ42からの検出信号は、コントローラ16に入力される。
露光済みの印画紙Pに形成された潜像は、現像部28の複数の処理槽内を順次通過することによって現像される。現像部28で現像処理が施された印画紙Pは、乾燥部30に送られ、ヒータ44が発する熱によって乾燥された後に、排出口14aから仕上がりプリントとして排出される。
パーソナルコンピュータ等であるコントローラ16は、CPUバスで相互に接続されたCPU16a、ROM16b、RAM16c、およびハードディスクドライブ(HDD:ハードディスクを含む)16dを含む。
CPU16aは、ROM16bやHDD16d等に格納される各種のプログラムを実行し、写真処理装置10の各構成要素に指示を与え、かつそれらの動作を制御する。
ROM16bは、起動用プログラム等を格納している。起動用プログラムは、写真処理装置10の電源投入時にCPU16aによって実行される。これによって、HDD16dに格納されているオペレーティングシステム(OS)等のプログラムがRAM16cにロードされ、各種の処理や制御が実行可能となる。
RAM16cは、CPU16aの作業領域として使用される。RAM16cには、写真処理装置10を制御するプログラムが展開され、RAM16cは、このプログラムによる処理結果、処理のための一時データ、表示部22に表示させる表示内容に対応する表示用データ(テキストデータ、画像データ等)等を保持する。
HDD16dは、プログラム、制御用データ、テキストデータ、画像データ等を、CPU16aの指示に従ってハードディスクに対して書き込みまた読み出す。この実施形態では、HDD16dのハードディスクに、図2〜図7に示すような画面に対応する表示用データが格納されるとともに、図8に示す動作を実行するためのプログラムが格納される。
スキャナ18は、写真用のフィルムに形成されたコマ画像に対応する画像データを取得するために写真用のフィルムをスキャニングする。スキャナ18にはオートフィルムキャリア(AFC)46が着脱可能に設けられる。スキャナ18は、AFC46によって写真用のフィルムを搬送しつつ写真用のフィルムをスキャニングし、写真用のフィルムに形成されたコマ画像に対応する画像データをコントローラ16に入力する。コマ画像に対応する画像データは、たとえばHDD16dのハードディスクに格納され、露光処理の際に露光ユニット26に入力される。これによって、印画紙Pに写真フィルムのコマ画像が露光形成される。
入力部20はキーボードやマウス等からなり、表示部22はCRTモニタ等からなる。表示部22は、コントローラ16のRAM16c上に展開される表示用データに対応する表示内容(テキスト、画像等)を表示する。
このように構成される写真処理装置10は、次回の起動時に写真処理装置10を円滑に動作させるために、たとえばラボの一日終業時に終業点検される。メンテナンスの一例である終業点検は、各部の洗浄や次回の起動時に必要な消耗品の補充等、複数の作業によって構成される。表1に終業点検を構成する作業の一例を示す。
Figure 0004826894
表1に示すように、この実施形態では、11項目の作業によって終業点検が構成される。以下、終業点検を構成する作業に1〜11の番号を付して説明する。番号1の「集計データ表示」は、その日に作製したプリントの枚数等を表示し必要に応じて出力する作業である。番号2の「設定データ保存」は、図示しないメディアドライブに装填されたフロッピーディスク(登録商標)やMO等のメディアに写真処理装置10の設定状態を保存する作業である。番号3の「AFCクリーニング」は、図示しないクリーニングリーダをAFC46(図1参照)に搬送させることによってAFC46の搬送機構の埃を除去する作業である。番号4の「プログラムタイマー時刻設定」は、写真処理装置10を自動的に起動させる時刻を設定する作業である。番号5の「ディスクデフラグメンテーション実行設定」は、HDD16dのハードディスクの領域を整理するためのデフラグメンテーションソフトを次回の起動時に実行させるか否かを設定する作業である。番号6の「自動洗浄」は、現像部28の各処理槽に処理液の結晶が付着しないように現像部28を洗浄する作業である。番号7の「廃液回収」は、廃液タンク34内の廃液を回収する作業である。番号8の「給水タンク液量確認」は、給水タンク32内の液量を確認し、必要に応じて給水タンク32に水や処理液を補給する作業である。番号9の「カバー開扉」は、処理液のコンタミネーションを防止するためにカバー40を開扉する作業である。番号10の「スキャナ光学系およびAFC清掃」は、AFC46をスキャナ18から取り外してスキャナ18の光学系を清掃し、かつAFC46を分解して調整および清掃する作業である。番号11の「AFC装着」は、番号10の作業でスキャナ18から取り外したAFC46をスキャナ18に取り付ける作業である。
番号1〜6の作業は入力部20からのオペレータの指示に従って写真処理装置10が自動的に実施し、番号7〜11の作業はオペレータによって実施される。番号6の「自動洗浄」は番号9の「カバー開扉」よりも前に実施しておく必要がある。それ以外の作業についてはどの順で実施してもよい。なお、番号11の「AFC装着」が番号10の「スキャナ光学系およびAFC清掃」よりも後に実施されることはいうまでもない。
写真処理装置10では、終業点検を構成する複数の作業のうち実施することを許可する作業の数がオペレータの種類によって異なる。オペレータの種類は予め複数設定されており、終業点検するオペレータの技能(習熟度)に応じて複数のオペレータの種類のうちいずれか1つのオペレータの種類が選択される。
この実施形態では、オペレータの種類として第1の種類に相当する「上級」および第2の種類に相当する「初級」の2種類が予め設定されているものとする。オペレータの種類として「上級」が選択された場合、オペレータは終業点検を構成する複数の作業のうち全ての作業を実施することが許可される。一方、オペレータの種類として「初級」が選択された場合、オペレータは終業点検を構成する複数の作業のうち少なくとも1つの作業を実施することが許可されない。この実施形態では、オペレータの種類として「初級」が選択された場合、オペレータは表1の番号1〜4,10,11の作業を実施することが許可されない。HDD16dには、オペレータの種類「初級」に関連付けて、表1の番号1〜4,10,11の作業を実施することが許可されていないことを示すフラグ等の制御用データが格納される。
通常、写真処理装置10の取り扱いに習熟した上級オペレータが終業点検する場合にはオペレータの種類として「上級」が選択され、写真処理装置10の取り扱いに不慣れなアルバイト等の初級オペレータが終業点検する場合にはオペレータの種類として「初級」が選択される。オペレータの種類は、終業点検の際に表示部22に表示される選択画面50上で選択される。
ついで、図2を参照して、選択画面50について説明する
選択画面50は、終業点検するオペレータの種類を複数のオペレータの種類(ここでは「上級」および「初級」)から選択するために用いられる。選択画面50には、表示欄52と表示欄52に隣接する選択ボタン54とが設けられる。選択ボタン54が押されることによって、表示欄52の下方にオペレータの種類を複数表示する選択欄56が展開され、選択欄56で選択されたオペレータの種類が表示欄52に表示される。図2においては、オペレータの種類として選択欄56で「上級」が選択され、表示欄52に「上級」が表示された状態が示されている。
また、選択画面50には開始ボタン58が設けられる。表示欄52にオペレータの種類を表示した状態で開始ボタン58が押されることによって、選択画面50が表示部22から消えるとともに、ガイダンス画面60が表示部22に表示される。
ついで、図3を参照して、ガイダンス画面60について説明する。
ガイダンス画面60は、選択画面50で選択されたオペレータの種類に基づいて、オペレータに実施することを許可する作業に関する情報を表示するために用いられる。
図3に示すように、ガイダンス画面60には、実施することを許可する作業に関する情報をテキストで表示する表示欄62が設けられる。図3においては、終業点検の11項目の作業(全ての作業)に対応して11個の表示欄62(62a〜62kとする)が設けられたガイダンス画面60が示されている。表示欄62aは表1の番号1の作業に対応し、表示欄62aには番号1の作業に関するメッセージが表示される。同様に、表示欄62b〜62kは表1の番号2〜11の作業にそれぞれ対応し、表示欄62b〜62kには番号2〜11の作業に関するメッセージがそれぞれ表示される。
また、ガイダンス画面60には、表示欄62a〜62eひいては表1の番号1〜5の作業に対応してYESボタン64a〜64eとNOボタン66a〜66eとが設けられ、表示欄62fひいては表1の番号6の作業に対応してYESボタン64fが設けられる。YESボタン64a〜64fが押されることによって、図示しない画面が表示部22に表示され、当該画面上で表1の番号1〜6の作業を実施するためのデータ入力や指示が行われる。表1の番号1〜5の作業については、実施しなくても写真処理装置10の起動に影響がないので、NOボタン66a〜66eを押すことによって実施したものとみなされる。つまり、表1の番号1〜5の作業についてはNOボタン66a〜66eを押すことによってキャンセルできる。
なお、図3にはオペレータの種類として「上級」が選択され、オペレータに全て作業を実施することを許可した状態のガイダンス画面60が示されている。ちなみに、オペレータの種類として「初級」が選択された場合、図4に示すようなガイダンス画面60が表示される。図4に示すガイダンス画面60では、図3に示すガイダンス画面60から表示欄62a〜62d,62j,62k、YESボタン64a〜62d、およびNOボタン62a〜62dが削除されている。
また、図3および図4に示すように、ガイダンス画面60には、OKボタン68が設けられる。OKボタン68が押されることによって、ガイダンス画面60が表示部22から消えるとともに、終業点検を構成する複数の作業のうち実施されていない作業(未実施の作業)がある場合には図5に示すような報知画面70が表示部22に表示される。
ついで、図5を参照して、報知画面70について説明する。
報知画面70は、未実施の作業をオペレータに報知するために用いられる。報知画面70には、未実施の作業の項目名を表示する表示欄72が設けられる。
終業点検は11項目の作業によって構成されるので、何ら作業を実施していない状態でガイダンス画面60のOKボタン68が押された場合、報知画面70には表1の番号1〜11の作業にそれぞれ対応する11個の表示欄72が設けられる。図5には、番号5〜9の作業(表1参照)を実施した状態で表示される報知画面70が示されている。したがって、図5に示す報知画面70には、表1の番号1〜4,10,11の作業の項目名を表示する表示欄72(72a〜72d,72j,72kとする)が設けられる。
また、報知画面70には、続きから実施ボタン74が設けられる。続きから実施ボタン74が押されることによって、報知画面70が表示部22から消えるとともに、選択画面50が表示部22に表示される。これと同時に、次にガイダンス画面60を表示する際に、実施することを許可する作業のうち未実施の作業に対応する表示欄62をガイダンス画面60に設ける設定がなされる。具体的には、たとえば、表1の番号5〜9の作業が実施済みでありかつ続きから実施ボタン74が押された後に選択画面50で「上級」が選択された場合、図6に示すガイダンス画面60を表示する設定がなされる。図6に示すガイダンス画面60では、図3に示すガイダンス画面60から表1の番号5〜9の作業に対応する表示欄62e〜62iが削除されている。
また、報知画面70には、やり直しボタン76が設けられる。やり直しボタン76が押されることによって、報知画面70が表示部22から消えるとともに、選択画面50が表示部22に表示される。これと同時に、次にガイダンス画面60を表示する際に、実施することを許可する作業のうち実施済みの作業に対応する表示欄62と未実施の作業に対応する表示欄62とを識別できるように未実施の作業に対応する表示欄62のテキストの色を変更する設定がなされる。具体的には、たとえば、表1の番号5〜9の作業が実施済みでありかつやり直しボタン76が押された後に選択画面50で「上級」が選択された場合、図7に示すガイダンス画面60を表示する設定がなされる。図7に示すガイダンス画面60では、表1の番号1〜4,10,11の作業に対応する表示欄62a〜62d,62j,62kのテキストの色に対して、表1の番号5〜9の作業に対応する表示欄62e〜62iのテキストの色が変更される。なお、図7においては、テキストの色が異なることを示すために表示欄62e〜62iに斜線を付す。
ついで、図8を参照して、終業点検における写真処理装置10の動作について説明する。
まず、入力部20からの指示に従ってHDD16dに格納される終業点検用プログラムがRAM16cに展開され、終業点検モードに入り、設定画面50(図2参照)が表示部22に表示される(ステップS1)。
つづいて、設定画面50で「初級」が選択され開始ボタン58が押されると(ステップS3がYES)、HDD16dに格納される制御用データに基づいて実施することを許可しない作業に対応する表示欄62をガイダンス画面60(図3参照)から削除する設定がなされる(ステップS5)。具体的には、表1の番号1〜4,10,11の作業に対応する表示欄62a〜62d,62j,62kをガイダンス画面60から削除する設定がなされる。
つづいて、実施することを許可する作業に対応する表示欄62が設けられるガイダンス画面60が表示部22に表示される(ステップS7)。また、設定画面50で「上級」が選択されると(ステップS3がNO)、ステップS5を行わずに、ステップS7に移る。したがって、ステップS3で「初級」が選択された場合、終業点検モードに入って1回目のステップS7では、図4に示すガイダンス画面60が表示される。一方、ステップS3で「上級」が選択された場合、終業点検モードに入って1回目のステップS7では、図3に示すガイダンス画面60が表示される。
つづいて、ガイダンス画面60の表示欄62に対応する作業が実施されることによって、当該作業に関連付けられる実施フラグがオンに設定される(ステップS9)。
なお、「実施フラグ」とは、実施済みであるか否かをオンとオフとで判断するために、終業点検の各作業に関連付けられるデータである。実施フラグがオンの作業は実施済みであると判断され、実施フラグがオフの作業項目は未実施であると判断される。終業点検モードに入った時点では、全ての作業の実施フラグがオフに設定されている。
表1および図3を参照して、番号1の作業については、ガイダンス画面60のYESボタン64aまたはNOボタン66aが押されることによって実施フラグがオンに設定される。番号2〜5の作業についても同様に、それぞれYESボタン64b〜64eまたはNOボタン66b〜66eが押されることによって実施フラグがオンに設定される。また、番号6の作業については、ガイダンス画面60のYESボタン64fが押されることによって実施フラグがオンに設定される。
また、表1および図1を参照して、番号7の作業については、液量センサ38からの検出信号に基づいて実施フラグがオンに設定される。番号8の作業については、液量センサ36からの検出信号に基づいて実施フラグがオンに設定される。番号9の作業については、開閉センサ42からの検出信号に基づいて実施フラグがオンに設定される。番号10,11の作業については、AFC46の取り外しを検出するためにスキャナ18に設けられる図示しないセンサからの検出信号に基づいて実施フラグがオンに設定される。
図8に戻って、つづいて、ガイダンス画面60のOKボタン68が押されることによって(ステップS11がYES)、実施フラグがオフの作業があるか否かが判断される(ステップS13)。つまり、未実施の作業があるか否かが判断される。未実施の作業がない場合(ステップS13がNO)、終業点検を終了する。
一方、未実施の作業がある場合(ステップS13がYES)、未実施の作業に対応する表示欄72が設けられる報知画面70(図5参照)が表示部22に表示される(ステップS15)。そして、報知画面70で続きから実施ボタン74が押されると(ステップS17がYES)、実施フラグがオンの作業に対応する表示欄62をガイダンス画面60から削除する設定がなされる(ステップS19)。つまり、実施済みの作業に対応する表示欄62をガイダンス画面60から削除する設定がなされる。
つづいて、実施済みの作業に対応する表示欄62のテキストの色を変更する設定がなされているか否かが判断される(ステップS21)。そして、実施済みの作業に対応する表示欄62のテキストの色を変更する設定がなされている場合(ステップS21がYES)、テキストの色を変更する設定を解除し(ステップS23)、実施することを許可しない作業に対応する表示欄62を削除する設定を解除し(ステップS25)、ステップS1に戻る。一方、実施済みの作業に対応する表示欄62のテキストの色を変更する設定がなされていない場合(ステップS21がNO)、ステップS23を行わずにステップS25に移り、ステップS1に戻る。その後、ステップS13がNOになれば、終業点検を終了する。
一方、報知画面70でやり直しボタン76が押されると(ステップS17がNO)、実施済みの作業に対応する表示欄62のテキストの色を変更する設定がなされる(ステップS27)。そして、実施済みの作業に対応する表示欄62を削除する設定がなされているかが判断される(ステップS29)。そして、実施済みの作業に対応する表示欄62を削除する設定がなされている場合(ステップS29がYES)、削除する設定を解除し(ステップS31)、ステップS25に移り、ステップS1に戻る。一方、実施済みの作業に対応する表示欄62を削除する設定がなされていない場合(ステップS29がNO)、ステップS31の処理を行わずにステップS25に移り、ステップS1に戻る。その後、ステップS13がNOになれば、終業点検を終了する。
なお、表1の番号5〜9の作業が実施済みでありかつステップS3がYESである場合、ステップS7ではガイダンス画面60に表示欄62が1つも設けられないこととなるので、表示部22に所定のメッセージを表示してステップS1に戻るようにしてもよい。
また、報知画面70に保留ボタンを設け、保留ボタンが押されることによってステップS13がYESであっても終業点検を終了させるようにしてもよい。
このような写真処理装置10によれば、オペレータの種類に基づいてオペレータに実施することを許可する作業に対応する表示欄62のみをガイダンス画面60に設ける。これによって、難易度の高い作業を初級オペレータが実施するといったことを防止でき、終業点検を構成する複数の作業を複数のオペレータによって分担しつつもミスの発生を防止できる。
オペレータの種類として「上級」が選択された場合、終業点検の全ての作業に対応する表示欄62がガイダンス画面60に表示される。したがって、上級オペレータによって、終業点検の全ての作業を行い、終業点検を完了させることができる。
選択画面50を表示する前に実施済みの作業がある場合、オペレータに実施することを許可する作業のうち未実施の作業に対応する表示欄62のみをガイダンス画面60に設ける。これによって、初級オペレータが実施した作業を上級オペレータが誤ってもう一度実施してしまうといったことを防止できる。
選択画面50を表示する前に実施済みの作業がある場合、実施済みの作業と未実施の作業とを識別できるようにオペレータに実施することを許可する全ての作業に対応する表示欄62をガイダンス画面60に設ける。これによって、初級オペレータが実施した作業を上級オペレータが誤ってもう一度実施してしまうといったことを防止できる。また、実施済みの作業であっても当該作業が適正に行われたが否かが不安である場合、実施済みの作業をもう一度実施することができる。
なお、上述の実施形態では、オペレータの種類が「初級」であれば表1の番号1〜4,10,11の作業を実施することが許可されない場合について説明したが、この発明はこれに限定されない。オペレータの種類が「初級」である場合にオペレータに実施することを許可しない作業は、たとえば図示しない設定画面上で任意に設定できる。
また、上述の実施形態では、オペレータの種類として「上級」と「初級」との2種類が予め設定されている場合について説明したが、この発明はこれに限定されない。たとえば、「初級」よりも実施することが許可される作業の数が多い「中級」をオペレータの種類に加えてもよい。つまり、オペレータの種類として、実施することが許可される作業の数を異ならせて第2の種類を複数設定しておいてもよい。
さらに、上述の実施形態では、この発明の表示制御方法を写真処理装置10の終業点検に適用する場合について説明したが、これに限定されない。この発明の表示制御方法は、任意の機器の任意のメンテナンスに適用できる。
この発明が適用される写真処理装置を示す図解図である。 図1の写真処理装置の表示部に表示される選択画面の一例を示す図解図である。 図1の写真処理装置の表示部に表示されるガイダンス画面の一例を示す図解図である。 図1の写真処理装置の表示部に表示されるガイダンス画面の他の例を示す図解図である。 図1の写真処理装置の表示部に表示される報知画面の一例を示す図解図である。 図1の写真処理装置の表示部に表示されるガイダンス画面のその他の例を示す図解図である。 図1の写真処理装置の表示部に表示されるガイダンス画面のその他の例を示す図解図である。 図1の写真処理装置の終業点検における動作の一例を示すフロー図である。
符号の説明
10 写真処理装置
16 コントローラ
22 表示部
50 選択画面
52,62,72 表示欄
60 ガイダンス画面
70 報知画面

Claims (4)

  1. 写真処理装置のメンテナンスを構成する作業に関する情報をガイダンス画面に表示させる表示制御方法であって、
    複数の前記作業のうち実施することが許可される作業の数がそれぞれ異なる複数のオペレータの種類のうちいずれか1つのオペレータの種類を入力部によって選択する第1工程、および
    前記第1工程で選択されたオペレータの種類に基づいてオペレータに実施することを許可する作業に関する情報を前記ガイダンス画面に表示させる第2工程を備える、表示制御方法。
  2. 前記複数のオペレータの種類は、前記複数の作業のうち全ての作業を実施することが許可される第1の種類と、前記複数の作業のうち少なくとも1つの作業を実施することが許可されない第2の種類とを含む、請求項1に記載の表示制御方法。
  3. 前記複数の作業のうち前記第1工程の前に実施済みの作業がある場合、前記第2工程ではオペレータに実施することを許可する作業のうち前記実施済みの作業以外の作業に関する情報を前記ガイダンス画面に表示させる、請求項1または2に記載の表示制御方法。
  4. 前記複数の作業のうち前記第1工程の前に実施済みの作業がある場合、前記第2工程では前記実施済みの作業と前記実施済みの作業以外の作業とを識別できるようにオペレータに実施することを許可する全ての作業に関する情報を前記ガイダンス画面に表示させる、請求項1または2に記載の表示制御方法。
JP2006035939A 2006-02-14 2006-02-14 表示制御方法 Expired - Fee Related JP4826894B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006035939A JP4826894B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 表示制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006035939A JP4826894B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 表示制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007219570A JP2007219570A (ja) 2007-08-30
JP4826894B2 true JP4826894B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=38496844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006035939A Expired - Fee Related JP4826894B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 表示制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4826894B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4994469B2 (ja) * 2010-02-19 2012-08-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示入力装置及びこれを備えた画像形成装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3227906B2 (ja) * 1993-05-31 2001-11-12 富士通株式会社 手書き入力情報処理装置
JPH06342354A (ja) * 1993-06-01 1994-12-13 Oki Electric Ind Co Ltd 情報処理装置及びその調整方法
JP4443091B2 (ja) * 2002-03-20 2010-03-31 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 保守サーバおよび取引処理装置
JP2003323528A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Toshiba Corp 人事管理システムおよびその方法
JP2005181589A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Noritsu Koki Co Ltd 写真処理装置及び写真処理装置用プログラム
JP2005332299A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007219570A (ja) 2007-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008234042A (ja) 写真処理装置
JP2018037752A (ja) 画像出力装置、履歴表示装置、および履歴表示プログラム
JP2007215117A (ja) 画像形成装置
JP2008259040A (ja) 画像形成装置
JP2008257580A (ja) 画像形成装置
JP4826894B2 (ja) 表示制御方法
JP2007226622A (ja) 実施判定方法
US20180198931A1 (en) Image processing apparatus, control method of image processing apparatus, and storage medium
JP4848794B2 (ja) 表示制御方法
JP2006218749A (ja) 印刷装置およびその制御方法
JP4662154B2 (ja) 写真プリント装置
JP7489862B2 (ja) 操作案内補助システム及び操作案内補助方法
JP2007312106A (ja) 写真処理装置
JP4631461B2 (ja) プリント処理システム及びプリント処理プログラム
JP2008022456A (ja) 画像処理装置及び画像処理制御方法
JP2006010726A (ja) 現像処理装置
JP2006330303A (ja) プリント注文受付装置
JP7180530B2 (ja) 印刷物管理システム、印刷物管理方法及び印刷物管理プログラム
JP2005181589A (ja) 写真処理装置及び写真処理装置用プログラム
JP2003337386A (ja) 画像処理装置
JP2000147690A (ja) 写真処理装置
JP2004171260A (ja) リプリントシステム及びこのシステムのためのコンピュータプログラム
JP2005195748A (ja) プリント装置およびその制御方法
JP2007183359A (ja) プリント処理システム
JPH11218849A (ja) 写真処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110104

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110818

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110831

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees