JP2005195748A - プリント装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 巻き取り手段の交換後の作業工程を削減し、感光材料への画像形成処理を円滑に行い、生産性を低下させることのない、プリント装置およびその制御方法を提供する。
【解決手段】 プリント装置10は、長尺の印画紙を供給するための供給マガジン12、印画紙Sを搬送しつつ画像露光を行う露光処理部14、画像露光済みの印画紙Sを巻き取って収納する巻き取りマガジン16を含む。プリント装置10の動作を制御する制御部18は、所定条件に基づいて巻き取りマガジン16の交換後に印画紙Sへの画像形成処理を開始するか否かを判断する。所定条件を満たす場合には、制御部18からの指示により露光処理部14が印画紙Sへの画像形成処理を自動的に開始する。
【選択図】 図3

Description

この発明はプリント装置およびその制御方法に関し、より特定的には、画像が形成された長尺の感光材料を巻き取り手段に巻き取って収納するプリント装置およびその制御方法に関する。
大規模な現像所等では、供給マガジンから供給される長尺の感光材料を露光処理部で搬送し、感光材料に連続的に画像形成し、画像形成済みの感光材料を巻き取りマガジンに巻き取る、いわゆるロール・ツー・ロール型のプリント装置が用いられる。
この種のプリント装置では、巻き取りマガジンが最大巻き取り量に達したときあるいは所定のオーダー分の画像形成済みの感光材料を巻き取ったとき、プリント装置は停止(待機)状態となり、オペレータによって巻き取りマガジンが交換される。その後、オペレータの指示に基づいて、感光材料への画像形成処理(プリント処理)が再開される。
しかし、従来技術のプリント装置では、巻き取りマガジンの交換後に引き続いてプリント処理を行う場合であっても、再開にはオペレータの指示が必要であり、その操作が煩わしいという問題があった。
また、オペレータの指示をプリント処理再開の契機とするため、たとえば、オペレータがその指示を出し忘れる等、作業工程上のミスによってプリント処理が滞り、プリント装置の生産性が低下してしまう恐れがあった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、巻き取り手段の交換後の作業工程を削減し、感光材料への画像形成処理を円滑に行い、生産性を低下させることのない、プリント装置およびその制御方法を提供することである。
上述の目的を達成するために、請求項1に記載のプリント装置は、長尺の感光材料を供給する供給手段、供給手段から供給される感光材料に画像を形成する画像形成手段、画像形成手段で画像が形成された感光材料を巻き取って収納する巻き取り手段、および巻き取り手段の交換後に感光材料への画像形成処理を自動的に開始するか否かを所定条件に基づいて判断する制御手段を備え、所定条件を満たすとき、制御手段は画像形成手段に画像形成処理を自動的に開始すべく指示を与えることを特徴とする。
請求項2に記載のプリント装置の制御方法は、供給手段から供給される長尺の感光材料に画像形成手段で画像を形成し、画像が形成された感光材料を巻き取り手段で巻き取って収納するプリント装置の制御方法であって、巻き取り手段の交換後に感光材料への画像形成処理を自動的に開始するか否かを所定条件に基づいて判断し、所定条件を満たすとき、画像形成手段に画像形成処理を自動的に開始させることを特徴とする。
請求項1に記載のプリント装置では、巻き取り手段の交換後に感光材料への画像形成処理を自動的に開始するか否かを制御手段が所定条件に基づいて判断し、所定条件を満たす場合には、画像形成手段が制御手段からの指示により画像形成処理を自動的に開始する。このようにして、巻き取り手段の交換後に自動的に感光材料への画像形成処理を再開することによって、巻き取り手段の交換後の作業工程を削減でき、オペレータの負担を軽減することができる。また、オペレータの指示を要さず、巻き取り手段の交換後に自動的に画像形成処理を再開することで、オペレータのミスによって画像形成処理が滞る恐れもなく、プリント装置の生産性を低下させることがない。請求項2に記載のプリント装置の制御方法についても同様である。
この発明によれば、巻き取り手段の交換後の作業工程を削減し、感光材料への画像形成処理を円滑に行い、プリント装置の生産性を低下させることがない。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
図1から図3を参照して、この発明の一実施形態のプリント装置10は、大量のプリントを作製する大規模な現像所等に好適に用いられるプリント装置であり、印画紙Sへの画像形成と、その後の現像処理、切断および仕分け等とを、別々の装置で行う分離型プリントシステムに用いられるプリント装置である。
プリント装置10は、供給するための感光材料である印画紙Sをロール状に巻き取り収納する供給マガジン12、印画紙Sに画像露光(焼き付け)を行う露光処理部14、露光処理された印画紙Sを再びロール状に巻き取り収納する巻き取りマガジン16、プリント装置10の動作を制御するための制御部18、オペレータがデータ入力や指示を行うためのキーボードやマウス等の入力部20、およびオペレータがプリント装置10を操作しやすいようにGUI(Graphical User Interface)等を表示するためのモニター等の表示部22を含む。供給マガジン12が供給手段、露光処理部14が画像形成手段、巻き取りマガジン16が巻き取り手段、制御部18が制御手段にそれぞれ相当する。
図3に示すように、露光処理部14は、供給マガジン12に収納されたロール状の印画紙Sを引き出すための供給部24を含む。供給部24によって引き出された長尺の印画紙Sの搬送経路上かつ供給部24の下流側には、印画紙Sの終端を検出するためのペーパーエンドセンサ26、印画紙Sの継ぎ目を検出するためのスプライスセンサ28、印画紙Sをマニュアルカットあるいは強制カットするとき等に用いるペーパーカッタ30、印画紙Sの方向を変えるガイドローラ32、およびループ形成部34が配置される。
供給部24内のローラはモータ36によって駆動され、ペーパーカッタ30およびガイドローラ32は、それぞれモータ38および40によって駆動される。
ループ形成部34によって印画紙Sにかかるテンション等が吸収される。また、ループ形成部34による印画紙Sのループの程度を検出するために、センサ42〜48が設けられる。
後述するループ形成部60および80についても同様である。
ループ形成部34の両側には印画紙Sの位置を検出するためのペーパーセンサ50および52が配置され、紙詰まりの有無や印画紙Sの位置等を判断するために用いられる。後述するペーパーセンサ58,78および84についても同様である。
印画紙Sの搬送経路上にはさらに、印画紙Sの方向を変えるガイドローラ54、印画紙Sにマークとしてのポンチ孔を形成するためのポンチ56、ペーパーセンサ58、ループ形成部60、および露光処理等のためにマークを検出するためのマークセンサ62が配置される。
マークセンサ62によって、たとえば図4に示すような印画紙Sに形成されたポンチ孔からなるカットマークH1やオーダーマークH2が検出される。カットマークH1は画像(コマ)毎に形成され、オーダーマークH2はオーダー毎に形成される。ループ形成部60近傍には印画紙Sのループを検出するためのセンサ64および66が配置される。
ガイドローラ54はモータ68によって駆動され、ループ形成部60の一方のローラ対60aおよび他方のローラ対60bはそれぞれモータ70および72によって駆動される。
マークセンサ62の下流側には、搬送ローラ対74および76が配置され、さらにペーパーセンサ78、ループ形成部80、搬送ローラ対82、およびペーパーセンサ84が配置される。搬送ローラ対74と76との間で露光ユニット86によって長尺の印画紙Sが走査露光され、連続的に複数の画像が潜像として形成される。ループ形成部80近傍には、印画紙Sのループを検出するためのセンサ88および90が配置される。
搬送ローラ対74および76はモータ92によって駆動され、搬送ローラ対74を構成する圧着ローラ74aの圧着・圧着解除動作はモータ94によって行われ、搬送ローラ対76を構成する圧着ローラ76aの圧着・圧着解除動作はモータ96によって行われ、搬送ローラ対82はモータ98によって駆動される。
また、図2に示すように、露光処理部14の筐体にはプリンタドア14aが設けられ、プリンタドア14aを開扉して露光処理部14内の各構成要素の調整等が行われる。
このような露光処理部14によって処理された印画紙Sが未現像のまま巻き取りマガジン16において巻き取られロール状に収納される。その後の処理としては、たとえば、印画紙Sは人手により図示しない別の処理装置に装填されて、現像処理、切断および仕分けが行われ、仕上がりプリントが作製される。
図1に戻って、供給マガジン12、露光処理部14、巻き取りマガジン16、入力部20および表示部22等は、制御部18によって制御される。
制御部18は、バス100で相互に接続されたCPU102、ROM104、RAM106、ハードディスクドライブ(HDD:ハードディスクを含む)108を備える。
CPU102は、ROM104やHDD108等に記憶された各種のプログラムを実行し、プリント装置10内の各構成要素に指示を与え、プリント装置10の動作を制御する。
ROM104は、起動用プログラム等を記憶している。起動用プログラムは、プリント装置10の電源投入時にCPU102によって実行される。これによって、HDD108に記録されているオペレーティングシステム(OS)等のプログラムがRAM106にロードされ、各種の処理や制御が実行可能となる。
RAM106には、プリント装置10を制御するプログラムが展開され、このプログラムによる処理結果、処理のための一時データ、表示部22の画面上にGUI等を表示するための表示用データ(テキストデータ、画像データ等)等を保持し、CPU102の作業領域として使用される。RAM106上に展開された表示用データは、表示部22に伝達され、表示部22は、その画面上に表示用データに対応する表示内容(テキスト、画像等)を表示し、たとえば図5や図6に示すようなGUIの画面を表示する。また、RAM106には、各オーダーが、マニュアルカットが予約されている(マニュアルカットアイコン218が付されている)予約済オーダーか否かの情報が記憶される。
HDD108は、CPU102の指示に従って、プログラム、制御用データ、テキストデータ、画像データ等を、ハードディスクに対して記録しまた読み出すためのデバイスである。
この実施形態では、HDD108内のハードディスクに、図7および図8に示す動作を行うためのプログラムが格納されるとともに、印画紙Sに形成すべき画像の画像データが記憶され、オペレータに知らせるべきメッセージのテキストデータが記憶される。当該プログラムおよびデータをCPU102が読み出して実行することにより、処理が実行される。
HDD108に記憶される画像データにはオーダー単位毎のIDが付与されており、このIDがオーダー情報202の先頭部の受付ナンバー(図5参照:ここでは「1」〜「10」が付されている)に対応する。
なお、「オーダー単位」は任意に決定でき、たとえば、一集配所単位や一消費者単位であってもよく、また、学校からの注文のときは生徒単位であってもよい。
CD−ROMドライブ110は、CPU102の指示に従って、CD−ROM112に記録されているプログラムやデータを読み取る。
また、このような制御部18にはスキャナ114が接続される。スキャナ114は印画紙Sに形成すべき画像を読み取り画像データとし、その画像データはHDD108に記憶される。また、制御部18には通信制御部116が接続される。通信制御部116は、たとえばインターネット等のネットワーク118に接続され、CPU102の指示に従ってネットワーク118経由で他の装置から画像データを受け付け取り込むことができ、また、他の装置とのデータの送受信、あるいはプログラムやデータのアップロードまたはダウンロードのために用いられる。
ここで、図5を参照して、GUIの一例であるオーダー画面200について説明する。
オーダー画面200は、プリント処理を行う際に表示部22の画面上に表示される。
オーダー画面200にはオーダー情報202の他、テキストボックス204、スタート/ストップボタン206、予約/解除ボタン208、強制ボタン210、供給マガジン情報212、巻き取りマガジン情報214、およびFUNCTIONボタン216等が表示される。図5では、オーダー数が10の場合が示されている。
テキストボックス204は、プリント装置10の処理状況を表示するためのもので、たとえば、プリント処理を実行中であれば「プリント中」のメッセージが表示され、プリント処理が停止中であれば「一時停止」のメッセージが表示される。図5では「一時停止」のメッセージが表示されている。
スタート/ストップボタン206は、プリント処理を開始あるいは停止するために用いられ、スタートボタンとストップボタンとを切り替えて表示するものであり、以下、状況に応じてスタートボタン206またはストップボタン206という。テキストボックス204に「一時停止」のメッセージが表示されている場合には、スタート/ストップボタン206はスタートボタンとなり、一方、テキストボックス204に「プリント中」のメッセージが表示されている場合には、スタート/ストップボタン206はストップボタンとなる。図5ではスタートボタンが示されている。
入力部20を用いてスタートボタン206を押すことでプリント装置10はプリント処理を開始し、ストップボタン206(図9参照)を押すことでプリント装置10は待機状態となりプリント処理を停止する。
予約/解除ボタン208は、マニュアルカットの設定を行うために用いられ、予約ボタンと解除ボタンとを切り替えて表示するものである。オーダー情報202に表示されているオーダーのうち、マニュアルカットアイコン218が付されているオーダー(ここでは受付ナンバー「1」、「4」、「6」)を選択した場合には、予約/解除ボタン208は解除ボタンとなり、一方、マニュアルカットアイコン218が付されていないオーダーを選択した場合には予約/解除ボタン208は予約ボタンとなる。図5では解除ボタンが示されている。
なお、「マニュアルカット」とは、指定したオーダーのプリント終了をプリント装置10が自動的に検知し、その後印画紙Sを切断することをいう。これによって印画紙Sのオーダー単位の切断が可能となる。
入力部20を用いて予約/解除ボタン208を押すことでマニュアルカットを行うか否かをオーダー単位で設定(予約)することができる。マニュアルカットが予約されている場合には、オーダー情報202の先頭部にマニュアルカットアイコン218が表示され、このマークのついたオーダーの画像露光終了後に、印画紙Sが切断される。
強制ボタン210は、強制カットを行うために用いられる。
なお、「強制カット」とは、オペレータの指示に基づいて印画紙Sを強制的に切断することをいう。これによって、たとえば誤ったオーダーのプリントを開始してしまった場合、オーダーの画像露光の途中であっても直ちに印画紙Sを切断し、巻き取りマガジン16に巻き取ることができる。
入力部20を用いて強制ボタン210を押すことで強制カットが行われる。
供給マガジン情報212は、テキストボックス212a,212b,212cを含む。テキストボックス212a,212b,212cには、それぞれ、供給マガジン12内の印画紙Sの種類、供給マガジン12のマガジンナンバー、供給マガジン12内の印画紙Sの残量(長さ)を示すテキストが表示される。図5ではテキストボックス212a,212b,212cには、それぞれ「127」、「(1)」、「200」というテキストが表示されている。
同様に、巻き取りマガジン情報214は、テキストボックス214a,214b,214cを含む。テキストボックス214a,214b,214cには、それぞれ、巻き取りマガジン16が巻き取る印画紙Sの種類、巻き取りマガジン16のマガジンナンバー、巻き取りマガジン16内の印画紙Sの巻き取り量(長さ)を示すテキストが表示される。図5ではテキストボックス214a,214b,214cには、それぞれ「127」、「(1)」、「0」というテキストが表示されている。
なお、供給マガジン情報212および巻き取りマガジン情報214の各テキストボックスに表示されるテキストは適宜変更あるいは更新される。具体的には、供給マガジン12を交換することでテキストボックス212bが変更され、同様に、巻き取りマガジン16を交換することでテキストボックス214bが変更される。また、露光処理部14内で印画紙Sを搬送するに伴って、テキストボックス212cおよびテキストボックス214cに表示されるテキストが更新される。供給マガジン12から供給される印画紙Sを巻き取りマガジン16で巻き取るので、テキストボックス212aとテキストボックス214aとの表示内容が等しくなることは言うまでもない。
また、供給マガジン12あるいは巻き取りマガジン16が取り外されている場合、供給マガジン情報212あるいは巻き取りマガジン情報214の各テキストボックスには「−」が表示される。
FUNCTIONボタン216は、プリント装置10の機能を設定するために用いられる。
入力部20を用いてFUNCTIONボタン216を押すことで、表示部22の画面上に図示しない機能設定画面が表示され、たとえば自動プリントスタート機能の設定等を行うことができる。種々の機能について、機能設定画面上でなされる「ON」あるいは「OFF」等の設定は、設定データとしてHDD108に記録される。
なお、テキストボックス204に「プリント中」のメッセージが表示されているとき、オーダー画面200においてストップボタン206以外のボタンを押すことはできない。プリント処理を実行中である場合、ストップボタン206を押してプリント装置10を待機状態にした後(テキストボックス204に「一時停止」のメッセージを表示させた後)、オーダー画面200の所望のボタンを操作して設定等が行われる。
さらに、図6を参照して、GUIのエラー/お知らせ画面300について説明する。
エラー/お知らせ画面300は、CPU102の指示に基づいて表示部22の画面上に適宜表示され、オペレータにプリント装置10の処理の結果等を知らせ、必要であれば判断を要求するために用いられる。
エラー/お知らせ画面300には、テキストボックス302、および確認ボタン304等が表示される。
テキストボックス302には、HDD108から読み出される所定のテキストデータがメッセージとして表示される。図6では「巻き取りを完了しました 巻き取りマガジンを交換してください」というメッセージが表示されている。
確認ボタン304は、エラー/お知らせ画面300を表示部22の画面上から消すために用いられる。入力部20を用いて確認ボタン304を押すことでエラー/お知らせ画面300が表示部22の画面上に表示されなくなる。
また、テキストボックス302に表示されるメッセージに対応する処理(ここでは巻き取りマガジン16の交換)を行うことでもエラー/お知らせ画面300が表示部22の画面上に表示されなくなる。
なお、テキストボックス302に、たとえば「オーダーを削除します よろしいですか?」等のオペレータに判断を要求するメッセージが表示される場合、エラー/お知らせ画面300には確認ボタン304に替えて「はい」ボタンおよび「いいえ」ボタン等の可否を選択するための2つのボタンが表示される。
上述のように構成されるプリント装置10は、巻き取りマガジン16を交換した後に自動的にプリント処理を再開する機能(自動プリントスタート機能)を備える。
図7および図8を参照して、プリント装置10の自動プリントスタート機能について説明する。
まず、オペレータの指示に基づいて、たとえばネットワーク118から印画紙Sに形成すべき画像が取り込まれ、表示部22の画面上に図5に示すオーダー画面200が表示され、オーダー情報202にオーダー単位毎の情報が表示される(ステップS1)。つづいて、オーダー画面200のスタートボタン206が押されることによってプリント処理が開始される(ステップS3)。
ステップS3では、供給マガジン12から供給される印画紙Sを露光処理部14内で搬送し、露光ユニット86が印画紙Sに画像データに基づく画像を走査露光し、画像露光済みの印画紙Sを巻き取りマガジン16に巻き取る。このとき、図9に示すように、オーダー画面200では、テキストボックス204に「プリント中」のメッセージが表示され、スタートボタン206がストップボタン206に切り替えられ、テキストボックス212c,214cが適宜更新される。つづいて、CPU102は印画紙Sを切断すべきか否かを判断する(ステップS5)。
印画紙Sを切断すべき場合、具体的には、マニュアルカット予約されているオーダー分の画像露光が終了したとき、巻き取りマガジン16が最大巻き取り量に達したとき、あるいは強制カットの指示がオペレータによって与えられたとき、CPU102はペーパーカッタ30に印画紙Sを切断するよう指示を与え、印画紙Sが切断される(ステップS7)。
なお、マニュアルカット予約されているオーダー分の画像露光が終了した場合または巻き取りマガジン16が最大巻き取り量に達した場合は、CPU102の指示に基づき、露光処理部14内の各ローラーが停止し(印画紙Sの搬送を停止し)、ペーパーカッタ30が印画紙Sを切断する。
また、強制カットの場合は、ストップボタン206が押されることによって露光処理部14内の各ローラが停止し、その後、強制ボタン210が押されることによってペーパーカッタ30が印画紙Sを切断する。
一方、ステップS5において、印画紙Sを切断する必要やその指示がない場合、引き続きステップS3のプリント処理が行われる。
ステップS7において、印画紙Sを切断した場合、印画紙Sを切断する契機となった「マニュアルカット」、「最大巻き取り量到達」あるいは「強制カット」の状況が切断処理データとしてRAM106に保持される(ステップS9)。つづいて、CPU102の指示に基づいて露光処理部14内の各ローラが再び駆動し、切断した印画紙Sの巻き取りマガジン16への巻き取りが完了すると(ステップS11)、プリント装置10は待機状態となる(ステップS13)。このとき、図10に示すように、オーダー画面200のテキストボックス204には「一時停止」のメッセージが表示され、ストップボタン206がスタートボタン206に変更される(ここでは、受け付けナンバー「1」のオーダー分でマニュアルカットを行った場合について示す。)。
つづいて、表示部22の画面上には、エラー/お知らせ画面300が表示される(ステップS15)。このとき、図6に示すように、テキストボックス302に「巻き取りを完了しました 巻き取りマガジンを交換してください」というメッセージが表示され、オペレータに巻き取りマガジン16の交換を促す。
オペレータによって巻き取りマガジン16の交換作業が行われその作業が終了すると(ステップS17)、CPU102は引き続きプリント処理を行うべきオーダーの有無を確認する(ステップS19)。
オーダーがある場合、CPU102は自動プリントスタート機能を実行するように設定されているか否かを判断する(ステップS21)。
一方、オーダーがない場合、プリント処理を終了する。
ステップS21では、CPU102は、HDD108に記憶されている自動プリントスタート機能の設定データを読み出し、「ON」であるか「OFF」であるかを判断する。
自動プリントスタート機能の設定が「ON」になっている場合、つづいて、CPU102は供給マガジン12内の印画紙Sの有無について判断する(ステップS23)。
供給マガジン12内に印画紙Sがある場合、つづいて、CPU102はエラー発生の有無を確認する(ステップS25)。
エラーが発生していない場合、つづいて、CPU102はRAM106に保持される切断処理データに基づき、ステップS7において印画紙Sが強制カットされたか否かを判断する(ステップS27)。
強制カットされていない場合、言い換えれば、マニュアルカットあるいは巻き取りマガジン16が最大巻き取り量に達することで印画紙Sを切断した場合、つづいて、CPU102はステップS11からステップS17の間にオペレータがオーダー画面200のいずれかのボタンを押し、何らかの指示を与えたか否かを判断する(ステップS29)。
ステップS11からステップS17の間にオペレータによって何ら指示が与えられていない場合、CPU102は露光処理部14にプリント処理を開始する指示を与え(ステップS31)、言い換えれば、自動プリントスタート機能が実行され、ステップS3に戻る。このとき、図11に示すように、オーダー画面200のテキストボックス204には「プリント中」のメッセージが表示され、ストップボタン206はスタートボタン206に切り替えられる。
なお、図11では巻き取りマガジン16交換後のオーダー画面200を示し、テキストボックス214bは「(2)」に変更され、テキストボックス214cは「0」に更新されている。
一方、ステップS29において、ステップS11からステップS17の間にオペレータがオーダー画面200のいずれかのボタンを操作し、何らかの指示を与えていた場合、自動プリントスタート機能は実行されず、CPU102はオペレータによって与えられた指示を判断する(ステップS33)。
スタートボタン206が押されていた場合は、ステップS3に戻り、スタートボタン206以外のボタンが操作されていた場合、スタートボタン206を押す(ステップS35)ことでステップS3に戻る。
たとえばオーダー順の並び替え等、オペレータによって何らかの指示が与えられていた場合には自動プリントスタート機能を実行しないことで、オペレータの判断に任せ、オペレータは適当な処理を行うことができる。
同様に、ステップS27において、ステップS7で強制カットが行われていた場合も自動プリントスタート機能は実行されず、ステップS35を経てステップS3に戻る。
たとえばオーダー単位の画像露光が終了していない状態で強制カットを行った場合、当該オーダーについてプリント処理を再び行いたい場合がある。強制カットを行った場合には自動プリントスタート機能を実行しないことで、オペレータの判断に任せ、オペレータは適当な処理を行うことができる。
また、エラーが発生している場合、対応するエラー解除処理を行い(ステップS37)、ステップS35を経てステップS3に戻る。
エラーが発生している場合には自動プリントスタート機能を実行しないことで、たとえばプリンタドア14aを開扉してエラー解除処理を行っている際にプリント装置10が急に動作することもなく、事故が発生する恐れがない。
また、ステップS23において、供給マガジン12内に印画紙Sがない場合(ペーパーエンドの場合)、CPU102の指示に基づいて表示部22の画面上にエラー/お知らせ画面300が表示される(ステップS39)。このときエラー/お知らせ画面300のテキストボックス302には、たとえば「ペーパーエンドです 供給マガジンを交換してください」等のメッセージが表示され、オペレータに供給マガジン12の交換を促す。その後、オペレータによって供給マガジン12が交換され(ステップS41)、ステップS35を経てステップS3に戻る。
また、ステップS21において、自動プリントスタート機能が「OFF」になっている場合、ステップS35を経てステップS3に戻る。
このようなプリント装置10によれば、巻き取りマガジン16の交換後にCPU102が所定条件に基づいて自動プリントスタート機能を実行するか否かを判断し、自動プリントスタート可能な場合にはオペレータがスタートボタン206を押さずとも印画紙Sへのプリント処理を再開させることができるので、巻き取りマガジン16の交換後の作業工程を削減し、オペレータの負担を軽減することができる。
また、オペレータの指示を要せず、巻き取りマガジン16の交換後に自動的にプリント処理を再開することで、スタートボタン206の押し忘れ等のオペレータのミスによって印画紙Sへのプリント処理が滞る恐れもなく、プリント装置10の生産性を低下させることがない。
なお、この発明において用いられる感光材料としては印画紙に限定されず、布やプラスチックフィルム等であってもよい。
この発明が適用されるプリント装置の一例を示すブロック図である。 図1に示すプリント装置の外観図である。 図1に示すプリント装置の概略を示す図解図である。 印画紙Sに形成されるポンチ孔の一例を示す図解図である。 表示部に表示されるGUIの一例を示す図解図である。 表示部に表示されるGUIのその他の例を示す図解図である。 自動プリントスタート機能の処理の一例を示す図解図である。 自動プリントスタート機能の処理の一例を示す図解図である。 図5に示すGUIの画面の表示態様の一例を示す図解図である。 図5に示すGUIの画面の表示態様の一例を示す図解図である。 図5に示すGUIの画面の表示態様の一例を示す図解図である。
符号の説明
10 プリント装置
12 供給マガジン
14 露光処理部
16 巻き取りマガジン
18 制御部
20 入力部
22 表示部
30 ペーパーカッタ
102 CPU

Claims (2)

  1. 長尺の感光材料を供給する供給手段、
    前記供給手段から供給される前記感光材料に画像を形成する画像形成手段、
    前記画像形成手段で画像が形成された前記感光材料を巻き取って収納する巻き取り手段、および
    前記巻き取り手段の交換後に前記感光材料への画像形成処理を自動的に開始するか否かを所定条件に基づいて判断する制御手段を備え、
    前記所定条件を満たすとき、前記制御手段は前記画像形成手段に画像形成処理を自動的に開始すべく指示を与える、プリント装置。
  2. 供給手段から供給される長尺の感光材料に画像形成手段で画像を形成し、画像が形成された前記感光材料を巻き取り手段で巻き取って収納するプリント装置の制御方法であって、
    前記巻き取り手段の交換後に前記感光材料への画像形成処理を自動的に開始するか否かを所定条件に基づいて判断し、前記所定条件を満たすとき、前記画像形成手段に画像形成処理を自動的に開始させる、プリント装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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