JP4826730B2 - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4826730B2
JP4826730B2 JP2005307597A JP2005307597A JP4826730B2 JP 4826730 B2 JP4826730 B2 JP 4826730B2 JP 2005307597 A JP2005307597 A JP 2005307597A JP 2005307597 A JP2005307597 A JP 2005307597A JP 4826730 B2 JP4826730 B2 JP 4826730B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vector
voltage
phase
voltage command
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005307597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007116856A (ja
Inventor
克利 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2005307597A priority Critical patent/JP4826730B2/ja
Publication of JP2007116856A publication Critical patent/JP2007116856A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4826730B2 publication Critical patent/JP4826730B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ac-Ac Conversion (AREA)

Description

本発明は、直流中間電圧をもたずに交流電源から直接任意の周波数へ変換可能なパルス幅変調(PWM)制御をする電力変換装置に関する。
直接形交流電力変換装置は,図16,図17に示すような回路構成であり,交流電源の各相と出力側の各々の相の間を自己消弧能力を持つ双方向スイッチの回路構成で接続し,交流電源を直接任意の電圧・周波数に変換することが可能である。しかしスイッチに流れている電流を強制的にスイッチングするために,独自のスイッチングシーケンスが必要である。以後このスイッチングシーケンスを転流シーケンスと呼ぶ。PWMサイクロコンバータのスイッチングシーケンスには,特許文献1や特許文献2に開示されている。
直接形交流電力変換装置は,電解コンデンサなどのエネルギー蓄積素子を電圧源として利用しないため,直接形交流電力変換装置が歪み無く出力できる出力電圧の最大値は,入力交流電源の整流電圧最低値以下の電圧に制限されてしまう。従来は,直接形交流電力変換装置へ6ステップPWMを適用し,出力電圧の基本波成分を増加させる方法が非特許文献1で提案されている。また,6ステップPWMを適応した場合の入力電流や出力電圧の歪みに着目し,AC/DC/AC変換の考え方を用いて入力と出力の変調率を分けて制御することで,これらの歪みを改善しつつ出力電圧の基本波成分を増加させる方法が非特許文献2で提案されている。
特開平11−341807 特開2000−139076 「A Matrix Converter with Space Vector Control Enabling Overmodulation」 J.Mahlein他, EPE 1999 「Evaluation of AC−AC Matrix Converter A Manufacture’s Perspective」Dongsheng Zhouh他,IAS 2002
従来の6ステップPWMを適応した直接形交流電力変換装置は,出力電圧ベクトルの最適化がなされていないので,出力電圧と入力電流の歪みが大きかった。また,AC/DC/AC変換の考え方を用い6ステップPWMを適応した直接形交流電力変換装置は,出力電圧が入力電圧の3値の電圧を取れないので出力電圧のPWMパルス歪みが大きくなる問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり,出力電圧の基本波成分を増加させるとともに,出力電圧と入力電流の歪みを減少させ,電圧指令ベクトルの長さと出力電圧が直線の電力変換装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、3相交流電源の各相と3相出力の各相を接続する自己消弧能力をもつ双方向スイッチと、上位システムの指令を受けて電圧指令ベクトルを生成する電圧指令発生器と、前記電圧指令ベクトルの長さを制限した第2電圧指令ベクトルを生成する電圧ベクトル制限器と、前記第2電圧指令ベクトルからPWMパルスを生成するPWM発生器と、前記PWMパルスを絶縁増幅して前記双方向スイッチを駆動する駆動回路とを有し、前記指令どおりに負荷を駆動する電力変換装置において、
前記電圧ベクトル制限器は、入力線間電圧振幅を所定倍した第1電圧設定値を1辺とする空間ベクトル六角形領域の外側へ前記電圧指令ベクトルが出る場合は,前記電圧指令ベクトルを前記空間ベクトル六角形領域内へ制限することを特徴とするものである。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の電力変換装置において前記電圧ベクトル制限器は、前記電圧指令ベクトルの長さを制限することにより、前記電圧指令ベクトルを前記空間ベクトル六角形領域内へ制限することを特徴とするものである。
また、請求項に記載の発明は、請求項1に記載の電力変換装置において前記電圧ベクトル制限器は、前記空間ベクトル六角形領域において、前記3相出力のうちいずれか1相が電源の最大電圧相に接続され前記3相出力の他の2相が前記電源の最小電圧相に接続されている状態であるベクトルをaベクトル、および前記3相出力のうちいずれか1相が前記電源の最小電圧相に接続され前記3相出力の他の2相が前記電源の最大電圧相に接続されている状態であるベクトルをbベクトルとし、前記電圧指令ベクトルを、前記電圧指令の直近に存在するaベクトルとbベクトルへの成分に分け、前記aベクトル成分とbベクトル成分とのうち短い方の成分を制限することにより、前記電圧指令ベクトルを前記空間ベクトル六角形領域内へ制限することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電力変換装置において、前記電圧指令ベクトルと可変係数を乗算し新たな電圧指令ベクトルを生成する乗算器を備え、前記可変係数は前記出力電圧が前記電圧指令ベクトルに比例するようにあらかじめ設定されたことを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項記載の電力変換装置において、前記可変係数は、実運転前に測定して定められることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1記載の電力変換装置において、前記所定倍を略0.866としたものである。
請求項1、2、6に記載の発明によると,歪を減少させつつ出力電圧基本波の電圧を入力交流電源の整流電圧最小値よりも高くすることができる。
請求項に記載の発明によると,歪を減少させつつ出力電圧基本波の電圧を入力交流電源の整流電圧最低値よりも高くすることができ,かつ出力電圧の歪を減らすことができる。
請求項4および5に記載の発明によると,電圧指令ベクトルの長さと,出力される電圧を比例させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は,本発明の電力変換装置の構成例を示す図である。図において,1は3相の電源,2は直接形電力変換装置の主回路,3は負荷(モータなど),4は直接形電力変換回路の制御回路である。また、41は電圧指令発生器、42は電圧ベクトル制限器、43はPWM発生器、44は駆動回路である。
3相の電源電圧と位相に関して,図10に示すように中性点からみた最大電圧相をP、最小電圧相をN、中間電圧相をMとして振り当てを行い,空間ベクトルの概念を利用すると,直接形電力変換回路の出力電圧空間ベクトルは図11の一例のように書くことができる。通常は電力変換装置では、中性点電圧は直接観測不可能なので、図9のように3相電源の各相を同一抵抗値の抵抗をスター形に接続し、接続点電圧を仮想中性点電圧として用いたり、線間電圧から演算式によって相電圧を求めている(例えば、R相電圧ERはR相とS相の線間電圧ERSとT相とR相の線間電圧ETRを用いてER=(ERS−ETR)/(√3)として計算することができる。)。図11のaベクトルは出力UVW相のうちいずれか1相が電源RSTの最大電圧相Pに接続され、出力UVW相の他の2相が電源RSTの最小電圧相に接続されている状態のベクトルであり、bベクトルは出力UVW相のうちいずれか1相が電源RST相の最小電圧相に接続され、出力UVW相の他の2相が電源RST相の最大電圧相Pに接続されている状態のベクトルである。例えばU相が最大電圧相Pに接続され、VW相が最小電圧相Nに接続されている場合はPNNと表記し、aベクトルである。同様に、NPN、NNPはaベクトルである。さらに、PPN、PNP、NPPはbベクトルである。また、1相または2相が中間電圧相Mに接続される場合は、中間電圧相Mとのベクトル表現を用いてapベクトルとanベクトルで表し、apベクトルは出力UVW相の1相が最大電圧相P、他の2相が中間電圧相Mに接続されている状態のベクトルであり、anベクトルは出力UVW相のうち1相が中間電圧相Mに、他の2相が最小電圧相Nに接続された状態のベクトルを表しており、a=ap+an、b=bp+bnである。また、出力UVW相のうち1相が最大電圧相Pに、1相が中間電圧相Mに、1相が最小電圧相Nに接続されている場合はcmベクトルで表している。また、出力UVW相がすべて電源RSTの同一相に接続された場合は0電圧ベクトルで、最低電圧相に接続された場合はNNNで電圧ベクトル0n、中間電圧相に接続された場合はMMMで電圧ベクトル0m、最高電圧相に接続された場合はPPPで電圧ベクトル0pと表現した。さらにaベクトル,apベクトル,anベクトル,bベクトル,bpベクトル,bnベクトルと分類された電圧ベクトルは入力電源の電圧状態によって長さが変動し,cベクトルと分類された電圧ベクトルは入力電源の電圧状態によって,長さと角度が変動する。電力変換装置が出力する電圧指令が電圧ベクトルで(θ,k)であった場合,図12に示されるように電圧指令のaベクトル成分Vaとbベクトル成分Vbを,aベクトル,apベクトル,anベクトル,bベクトル,bpベクトル,bnベクトル,cベクトルおよびOp,Om,Onで分類された0電圧ベクトルの組み合わせによってPWM(パルス幅変調)にて出力する。PWMパルスパターンとしては図13,14で示すような1相を停止した2相変調とすることが一般的である。
PWMパルス幅は図12に示すように,電圧指令のaベクトル成分Vaまたはbベクトル成分Vbに応じて出力されるので,電圧指令がaベクトルの角度近傍であれば,bベクトル成分Vbに対応するPWMパルスは狭くなり,電圧指令がbベクトルの角度近傍であれば,aベクトル成分Vaに対応するPWMパルスが狭くなる。また,電圧指令が低い場合にはaベクトル成分Vaとbベクトル成分Vbに対応するPWMパルスはともに狭くなる。実際に出力されるPWMパルス幅は,入力電源の状態によってOp,Onのどちらを利用するかに依存し,入力電源の相電圧絶対値が最大となる相の相電圧値が正の場合は図13,負の場合は図14のように変化する。図13において、U、V、Wはそれぞれ、U相、V相、W相を表し、Epは3相電源のなかで最も高い電圧であり、Enは最も低い電圧であり、Emは中間の電圧を表している。また、Tsはサンプリング周期(キャリア周期でもある)であり、この図の場合、10の微小時間に分割されている。UVW相が微小時間間隔でEp、En、Emのどの電源相に接続されるかは電圧指令ベクトルにより決定される。例えば、U相はサンプリング時間すべてにわたりEpに接続されたままである。また、V相は最初の2微小時間はEpに、次の2微小時間はEmに、次の2微小時間はEnに、次の2微小時間はEmに、次の2微小時間はEpに接続されている。また、W相は最初の1微小時間はEpに、次の2微小時間はEmに、次の4微小時間はEnに、次の2微小時間はEmに、次の1微小時間はEpに接続されている。接続状態で表せば、最初はPPP、次にPPM、次にPMM、次にPMN、次にPNN、次もPNN、次はPMN、次はPPM、次はPPPとなる。U相はEpに接続されたままで変調されていないので、2相変調となる。図4は同様にW相がEnに接続されたままの2相変調を表している。
図17は電源側に電流形2レベルコンバータ、出力側に電圧形2レベルインバータで構成した電力変換装置の例であり、中間に直流電源が存在し、出力UVW相は直流電源のプラス側(Ep)か、マイナス側(En)にしか接続することができず、いわゆる2レベルの電圧しかとることができない。また、図16のマトリクスコンバータであっても3相電源の中間電圧相の接続することをしなければ、やはり、EpとEnにしか接続できなくなり、これも2レベルの電圧しかとれないことになる。2レベルの電力変換器は3レベルの電力変換器に比べて波形歪みが大きいことはすでに公知である。
電圧指令ベクトルの先端が,図15のように電圧空間ベクトルのaベクトルとbベクトルをつなぐ辺の外に存在する場合,直接形交流電力変換装置は,電圧指令ベクトル通りの電圧を出力することができなくなり,電圧指令ベクトルと同じ角度をもち,aベクトルとbベクトルをつなぐ辺上で制限されたベクトル(θ,k’)の電圧となってしまう。このため,電圧指令ベクトルがこのように長い場合は,電圧指令ベクトル通りの電圧が出なくなってしまう。
aベクトル,bベクトルの長さは入力電源電圧によって変動し,Mに当たる入力相の電位とNに当たる入力相の電位が等しい場合(図18)とMに当たる入力相の電位とPに当たる入力相の電位が等しい場合(図19)において最小となり(図10のT1,T3.T5),Mにあたる入力相の電位が,Pにあたる入力相とNに当たる入力相の電位の中間値になる場合(図20)に最大となる(図10のT2、T4)。最大値を1とすると最大:最小の比は1:(√3)/2(≒1:0.866)である。以下,最大値を1と正規化した値にて説明する。
本発明では,直接形電力変換回路の制御回路4において電圧指令ベクトルを,図2に示す,図2は図11の6角形の一部で、U相の電圧ベクトルaとW相の電圧ベクトルbと0電圧ベクトルを頂点とした三角形を切り出したものである。破線はaベクトル,bベクトルの電源位相の取りうる最小値の辺であり、電圧指令ベクトルを点線内になるように制限する。電圧ベクトル制限器は,図3の例に示すようなフローによって,電圧指令ベクトルを制限する。図3でのテーブル1は図4のように電圧指令ベクトルのaベクトルからのなす角θと制限値の対応テーブル1であり,テーブル1で求められる長さで制限することで,図2の破線の辺部分での制限が実現できる。
実施例1の電圧ベクトル制限器は,制御回路4において,CPUを利用したソフトウエアによって実現してもよいし,ゲートアレイなどのハードウェアロジック回路にて構成してもよい。また,テーブル1の値は,aベクトル,bベクトルの最大値で正規化した値で示しているが,基準の取り方によって,その値は変わってもよい。
図5は第2の実施例の制限方法を示す図である。電力変換装置の回路構成としては図1と同じとなり,制御回路4内にある電圧ベクトル制限器の動作が実施例1と異なる。実施例2の電圧ベクトル制限器は図5の例で示すように,電圧指令ベクトルを,aベクトル,bベクトル成分に分け,短いほうの成分から制限を行うよう動作する。図5の例では,電圧指令ベクトルがaベクトルに近い場合の例であり、電圧ベクトルa成分はそのままにしておき、電圧ベクトルb成分を減少させ、電圧指令ベクトルが制限値内に入ったところを新たな電圧指令ベクトルとする。実施例2の電圧ベクトル制限器は,図6の例で示されるようなフローによって出力電圧ベクトルを制限する。実施例2の電圧ベクトル制限器は,制御回路4において,CPUを利用したソフトウエアによって実現してもよいし,ゲートアレイなどのハードウェアロジック回路にて構成してもよい。
図7は,本発明の第3の実施例における電力変換装置の構成例を示す図である。図において,1は3相の電源,2は直接形電力変換装置の主回路,3は負荷(モータなど),4は直接形電力変換回路の制御回路、41は電圧指令発生器、42は電圧ベクトル制限器、43はPWMパルス発生器、44は駆動回路、45は電圧ベクトル可変係数発生器、46は乗算器である。第3の実施例では,制御回路4内部に,電圧ベクトル可変係数発生器と乗算器を備え,電圧指令発生器が出力する電圧指令ベクトルの長さに,電圧ベクトル可変係数発生器が発生する可変係数を乗算器で乗じたベクトルを電圧ベクトル制限器へ入力する。
電圧ベクトル可変係数発生器は,電圧指令ベクトルの長さと角度から,電圧指令ベクトルが電圧ベクトル制限器で制限されない範囲であれば,倍率1を出力し,制限される範囲であれば,その長さに応じて,倍率が大きくなるよう出力する。具体的には出力電圧指令ベクトルの長さが約0.824のときに,(√3)となるような倍率(≒(√3)/0.824)を出力する。電圧指令ベクトルの長さが3/4〜0.824の間は,1〜(√3)/0.824の範囲内の直線または曲線となるが,この間の電圧指令ベクトルの長さと実際に出力される基本波成分の振幅は,電圧ベクトル制限器や,電力変換装置の電源条件などによって変わるので,実運転に入る前に電圧指令ベクトルと出力電圧が比例するように実測して決定する方がよい。可変係数器が無い場合は,図8の実線のように電圧指令ベクトルの長さが長くなっても,出力される線間電圧の基本波成分は比例しては増加しない。それに対して、可変係数器を備えれば,電圧指令ベクトルと出力される線間電圧の基本波成分を図8のように比例させることができる。
本発明によれば出力電圧基本波の電圧を,歪を減少させつつ入力交流電源の整流電圧最低値よりも高くすることができ,かつ出力電圧の歪を減らすことができる。また,電圧指令ベクトルの長さと,出力電圧を比例させることができる,電圧利用率の向上ができるので,駆動システムの高性能化、低コスト化、小形化が実現できる。このことからモータ駆動や,系統電源の周波数・電圧変換する電力変換装置という用途にも適用できる。
本発明の第1および第2の実施例を示す電力変換装置のブロック図 本発明 第1の実施例の電圧ベクトル制限器の制限値を示す概念図 本発明 第1の実施例の電圧ベクトル制限器の動作例を示すフローチャート 本発明 第1の実施例の電圧ベクトル制限器による制限値を示すテーブル1 本発明 第2の実施例の電圧ベクトル制限器の制限値を示す概念図 本発明 第2の実施例の電圧ベクトル制限器の動作例を示すフローチャート 本発明の第3実施例を示す電力変換装置のブロック図 本発明の第3の実施例の電力変換装置と従来の電力変換装置の線間出力電圧の特性比較を示す図 仮想中性点を説明する図 入力電源の状態と空間ベクトル図の符号との対応を示す図 空間ベクトル図 電圧指令と空間ベクトルの対応を示す図 PWMパルス例1を示す図 PWMパルス例2を示す図 電圧指令と空間ベクトルの対応を示す図その2 直接形交流電力変換装置の回路構成を示す図その1 電流形コンバータと電圧形インバータで構成した図 Mに当たる入力相の電位とNに当たる入力相の電位が等しい場合の空間ベクトル図の一部を示す図 Mに当たる入力相の電位とPに当たる入力相の電位が等しい場合の空間ベクトル図の一部を示す図 Mにあたる入力相の電位が,Pにあたる入力相とNに当たる入力相の電位の中間値になる場合の空間ベクトル図の一部を示す図
符号の説明
1 系統電源
2 パワー回路
3 負荷装置
4 制御回路
5 上位システム
41 電圧指令発生器
42 電圧ベクトル制限器
43 PWMパルス発生器
44 駆動回路

Claims (6)

  1. 3相交流電源の各相と3相出力の各相を接続する自己消弧能力をもつ双方向スイッチと、上位システムの指令を受けて電圧指令ベクトルを生成する電圧指令発生器と、前記電圧指令ベクトルの長さを制限した第2電圧指令ベクトルを生成する電圧ベクトル制限器と、前記第2電圧指令ベクトルからPWMパルスを生成するPWM発生器と、前記PWMパルスを絶縁増幅して前記双方向スイッチを駆動する駆動回路とを有し、前記指令どおりに負荷を駆動する電力変換装置において、
    前記電圧ベクトル制限器は、入力線間電圧振幅を所定倍した第1電圧設定値を1辺とする空間ベクトル六角形領域の外側へ前記電圧指令ベクトルが出る場合は,前記電圧指令ベクトルを前記空間ベクトル六角形領域内へ制限することを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記電圧ベクトル制限器は、前記電圧指令ベクトルの長さを制限することにより、前記電圧指令ベクトルを前記空間ベクトル六角形領域内へ制限することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記電圧ベクトル制限器は、前記空間ベクトル六角形領域において、前記3相出力のうちいずれか1相が電源の最大電圧相に接続され前記3相出力の他の2相が前記電源の最小電圧相に接続されている状態であるベクトルをaベクトル、および前記3相出力のうちいずれか1相が前記電源の最小電圧相に接続され前記3相出力の他の2相が前記電源の最大電圧相に接続されている状態であるベクトルをbベクトルとし、前記電圧指令ベクトルを、前記電圧指令の直近に存在するaベクトルとbベクトルへの成分に分け、前記aベクトル成分とbベクトル成分とのうち短い方の成分を制限することにより、前記電圧指令ベクトルを前記空間ベクトル六角形領域内へ制限することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  4. 前記電圧指令ベクトルと可変係数を乗算し新たな電圧指令ベクトルを生成する乗算器を備え、前記可変係数は前記出力電圧が前記電圧指令ベクトルに比例するようにあらかじめ設定されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  5. 前記可変係数は、実運転前に測定して定められることを特徴とする請求項記載の電力変換装置。
  6. 前記所定倍は略0.866である請求項1記載の電力変換装置。
JP2005307597A 2005-10-21 2005-10-21 電力変換装置 Expired - Fee Related JP4826730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005307597A JP4826730B2 (ja) 2005-10-21 2005-10-21 電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005307597A JP4826730B2 (ja) 2005-10-21 2005-10-21 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007116856A JP2007116856A (ja) 2007-05-10
JP4826730B2 true JP4826730B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=38098518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005307597A Expired - Fee Related JP4826730B2 (ja) 2005-10-21 2005-10-21 電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4826730B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016029714A1 (zh) * 2014-08-27 2016-03-03 阳光电源股份有限公司 三电平光伏逆变器脉宽调制方法和调制器

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008259380A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Fuji Electric Systems Co Ltd 交流交流直接変換器の制御装置
JP5126550B2 (ja) * 2007-07-20 2013-01-23 株式会社安川電機 マトリクスコンバータ
JP5012310B2 (ja) * 2007-08-13 2012-08-29 株式会社明電舎 交流−交流直接変換装置のスイッチングパターン切替方法
JP5012311B2 (ja) * 2007-08-13 2012-08-29 株式会社明電舎 交流−交流直接変換装置のスイッチングパターン切替方法
JP5012309B2 (ja) * 2007-08-13 2012-08-29 株式会社明電舎 交流−交流直接変換装置のスイッチングパターン切替方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4029282B2 (ja) * 2002-11-26 2008-01-09 富士電機ホールディングス株式会社 交流/交流直接変換形電力変換装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016029714A1 (zh) * 2014-08-27 2016-03-03 阳光电源股份有限公司 三电平光伏逆变器脉宽调制方法和调制器
US9843274B2 (en) 2014-08-27 2017-12-12 Sungrow Power Supply Co., Ltd. Three-level photovoltaic inverter pulse width modulation method and modulator

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007116856A (ja) 2007-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4675902B2 (ja) 3相pwm信号発生装置
JP6240704B2 (ja) 三相インバータのオフセット電圧生成装置及び三相インバータ制御装置
JP5689557B2 (ja) 電力変換装置
JP5126550B2 (ja) マトリクスコンバータ
JP4826730B2 (ja) 電力変換装置
JP5737445B2 (ja) 電力変換器制御装置
WO2003079531A1 (fr) Dispositif inverseur mil
JP4862475B2 (ja) 交流−交流直接変換装置のスイッチングパターン生成方法
JP2008048550A (ja) マトリクスコンバータ
JP2006246649A (ja) インバータ装置
JP2006238637A (ja) インバータ装置
JP4893152B2 (ja) 交流−交流直接変換装置の空間ベクトル変調方法
WO2017159072A1 (ja) モータの制御装置および駆動システム
JP4707111B2 (ja) 交流−交流直接電力変換器の制御装置
JPWO2020105133A1 (ja) 電力変換装置
JP2923727B2 (ja) 電力変換装置
JP3490600B2 (ja) 電力変換装置のパルス幅変調方法
WO2017010142A1 (ja) 電力変換装置
JP6157599B2 (ja) 電力変換装置、およびそれを備えたモータ駆動装置、およびそれを備えた送風機、圧縮機、およびそれらを備えた空気調和機、冷蔵庫、ならびに冷凍機
JP4517762B2 (ja) スイッチング制御方法、整流装置及び駆動システム
JPS61231889A (ja) 電圧形インバ−タの制御方法
WO2017034028A1 (ja) インバータの制御方法及び制御装置、並びにインバータ装置
WO2021144885A1 (ja) 電力変換装置およびモータシステム
JP7067522B2 (ja) インバータ装置
JP3051844B2 (ja) 3相電圧形インバータのためのpwm方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110830

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees