JP4826720B2 - ファンコンベクタ - Google Patents

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本発明は、ファンコンベクタと呼ばれる温水暖房機の室内機に係わり、より詳しくは、本体ケーシングの前面内側に設けられた温風を遮熱する遮熱板の構造に関する。
従来のファンコンベクタには、例えば図5および図6で示すようものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図5および図6において、筐体1’の背面上部に設けられた吸込口2’と、前面下部に設けられた送風ケーシング3a’からなる吹出口3’とを結び、同送風ケーシング3a’の前面上部にフロントギャップ部を備えた空気通路7’を形成するように、前記筐体1’の上面、前面および両側面との間に所定の間隔をなして同筐体1’内に遮熱板6’が配置され、前記空気通路7’に油だき温水ボイラ(図示せず)にて得た温水の供給を受け循環させながら放熱する熱交換器4’と、同熱交換器4’により熱交換された温風を前記吹出口3’に向けて送出する送風ファン5’とを設け、前記遮熱板6’の下部に前記送風ファン5’に直結したファンモータ5a’を固定するモータ固定具5b’が一体成形された構成であった。そして前記吸込口2’から吸い込んだ空気を前記熱交換器4’で熱交換して温風とし、前記吹出口3’から室内に向け送出する。
ファンコンベクタを長期間使用していると、前記熱交換器4’に埃等が溜り送風効率が低下するため、定期的な熱交換器4’の清掃が必要となってくる。
しかしながら、上記従来の構造では、遮熱板6’とファンモータ5a’を固定するモータ固定具5b’が一体となっているため、筐体1’を直立させたまま遮熱板6’を開放するとファンモータ5a’が落下してしまう。そのため、熱交換器4’を清掃する場合、筐体1’を横たわらせた状態で遮熱板6’を取り外し、その後送風ファン5’とファンモータ5a’とを取り外す必要があり、メンテナンス時の清掃作業に時間を要するという問題があった。
特開2000−18628号公報(2〜4頁、第1〜2図)
本発明は上記の問題点に鑑み、遮熱板を熱交換器の前面に設けられた第1遮熱板と、スタビライザを備えた第2遮熱板とに分割し、前記第1遮熱板を取り外すことにより、筐体を直立に保ったまま容易に熱交換器の清掃が行え、且つ不意によるファンモータの脱落しないファンコンベクタを提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するために、筐体の背面に吸込口を、前面に吹出口を設け、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、温水が流動する熱交換器と、同熱交換器により熱交換された温風を前記吹出口に送出する送風ファンとを配設、前記筐体前面に設けられ前記熱交換器からの熱が本体前面に伝導するのを防止するとともに、前記送風ファンに直結したファンモータを固定する固定具を備えた遮熱板とからなるファンコンベクタにおいて、前記遮熱板が第1遮熱板と第2遮熱板とからなり、前記第1遮熱板は、下端に逆L字状のフランジ部を備えるとともに、前記熱交換器に対向し着脱可能に設けられ、
前記第2遮熱板は、上部前面が前記フランジ部内面と所定の隙間を設けて対向するように前記第1遮熱板の下部に配置されるとともに、前記モータ固定具が一体に形成してなる構成となっている。
また、前記第2遮熱板と前記吹出口を構成する吹出グリルとを一体に形成してなる構成となっている。
本発明によれば、請求項1の遮熱板が第1遮熱板と第2遮熱板とからなり、同第1遮熱板は熱交換器に対向し着脱可能に設けることにより、筐体を直立に保ったまま容易に熱交換器の清掃が行え、且つ不意によるファンモータの脱落しない構成となる。また、第1遮熱板と前記第2遮熱板との間に所定の隙間を設けることにより、機器の運転時の樹脂膨張による軋み音の発生を防止することができる。さらに、第2遮熱板に送風ファンに直結したファンモータを固定するモータ固定具一体に形成することにより、部品点数を削減でき、かつ組立て時の作業性を向上することができる。請求項の第2遮熱板と吹出口を構成する吹出グリルとを一体に形成することにより、部品点数を削減でき、かつ組立て時の作業性を向上することができる。
以下、本発明のファンコンベクタの実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1(A)は本発明におけるファンコンベクタの要部縦断面図である。
図1(B)は図1(A)のa部詳細図である。
図2は本発明におけるファンコンベクタの内部を前面から見た斜視図である。
図3は本発明におけるファンコンベクタの展開斜視図である。
図4は本発明における遮熱板を第1遮熱板と第2遮熱板とに分割した斜視図である。
以下、本発明の実施例1を図1、図2、図3および図4に基づいて説明する。
図1および図2において、1はファンコンベクタ本体を構成する筐体、2は床面に載置される前記筐体1を構成するスタンド、3は前面が開放された、例えばABS等の樹脂製からなる背面パネル、4は後面が開放され前記背面パネル3に被着される金属製の前面パネルで、これらにより本体を構成している。
5は前記筐体1の背面上部に設けられた吸込口、6は前面下部に設けられた送風ケーシング7からなる吹出口、8はこれら吸込口5および吹出口6を結ぶ空気通路12に設けられ、前記吸込口5に臨ませて、温水を循環することにより前記吸込口5から吸い込まれた吸込空気を熱交換する熱交換器、9は前記送風ケーシング7に収納され、前記熱交換器8により熱交換された温風を前記吹出口6に送出するための送風ファン、9aは同送風ファン9に直結されたファンモータ、9bは同ファンモータ9aを固定するためのモータ固定具、10は前記筐体1の上面、前面および両側面との間に所定の間隔をなし同筐体1内に配置され、前記熱交換器8に相対向して設けられ、空気通路12を形成してなる第1遮熱板で、前記熱交換器8により熱交換された温風による熱を、前記前面パネル4に伝わらないようにしている。
11は前記第1遮熱板10の下部に設けられ、前記モータ固定具9bを備えると共に,前記送風ファン9に峰部を近接して対向するように配設したスタビライザ11aを備えて、フロントギャップ部Gを形成してなる第2遮熱板で、前記第1遮熱板と同様に、前記熱交換器8により熱交換された温風による熱を、前記前面パネル4に伝わらないようにしている。13は前記第1遮熱板10の前面中央部に設けられた凹部10aに収容された制御基板である。また、図2および図4に示すように、前記第1遮熱板10は、ネジ孔14a1、14a4に夫々ネジ14bを螺着し、前記熱交換器8に取付けるとともに、ネジ孔14a3,14a2に夫々ネジ14bを螺着し、前記背面パネル3に取付けられている。また、前記第2遮熱板11は、ネジ孔15aにネジ15bを螺着し、前記背面パネル3に取付けられている。
前記第1遮熱板10と前記第2遮熱板11は、図1乃至図4に示すように、前記熱交換器8の下部位置に水平方向に沿って上下に分割され、その連結部は、図1(B)に示すように、第1遮熱板10の下端に逆L字状のフランジ部10bを設けると共に、同フランジ部10bの内面に対向する位置の前記第2遮熱板11の上部前面に、複数の凸部11bを設け、前記第2遮熱板11の上端に前記第1遮熱板10のフランジ部10bを被着した状態で接合されている。
この時、前記第1遮熱板10の前記フランジ部10bと前記第2遮熱板11の上端部の連結部は、図1(B)に示すように、前記第2遮熱板11の上端面および前記凸部11aの先端面と、前記フランジ部10bとの間に、それぞれ所定の隙間C1,C2が設けられている。
前記第1遮熱板10と前記第2遮熱板11は図1(A)に示すように,空気通路12を形成しているが、前記熱交換器8により熱交換された温風により、前記第1遮熱板10と前記第2遮熱板11は熱による樹脂膨張をしても、前記所定の隙間C1,C2により接触しない。万一接触しても前記凸部11bにより点接触するため、接触による機器の運転時の樹脂膨張による軋み音を回避または小さくすることができる。
また、図3に示すように、前記第2遮熱板11と前記吹出口6を構成する吹出グリル6aとを一体に形成してなる構成とすることにより、部品点数を削減でき、かつ組立て時の作業性を向上することができる。
前記遮熱板は図1および図3に示すように、前記熱交換器8の下部位置に水平方向に沿って、前記熱交換器8に相対応する第1遮熱板10と、前記モータ固定具9bを備えた第2遮熱板11とに分割する構成となっている。
上記構成において、前記熱交換器8の清掃手順を説明する。まず、前記筐体1から前面パネル4を取り外す。すると、前記第1遮熱板10と前記第2遮熱板11とが現れる。この第1遮熱板10は前記熱交換器8と対向し、取り外しが容易になっている。従って、前記熱交換器8を清掃するためには、前記第1遮熱板10を取り外すだけで前記熱交換器8を現わせられる。前記制御基板13は前記第1遮熱板10に設けられている。前記制御基板13からは図示しない配線群が、例えば、ファンモータ9aや操作部等の各部へ配線されているので、前記第1遮熱板10を取り外す前にこの配線群を外す。この配線群は前記制御基板13上の各コネクタと接続され、爪で押えられているので取り外しは容易である。そして、配線群を外した後、図2に示すように、前記熱交換器8及び前記背面パネル3にネジ止めされている前記第1遮熱板10を取り外す。
尚、前記第1遮熱板10の取付け構造はこれに限定されたものではない。
前記第1遮熱板10取り外した後、前記筐体1の背面側の前記吸込口5に設けられた、図3に示す吸込グリルGとフィルタFとを外す。そして、エアガン等で前記熱交換器8の前面または背面より送風することにより、ファンモータ9aを取り外すことなく、筐体1を直立に保ったまま容易に熱交換器8の清掃が行え、且つ不意によるファンモータ9aの脱落しないファンコンベクタとなる。
(A)は本発明の実施例を示すファンコンベクタの縦断面図である。(B)は(A)のa部詳細図である。 本発明の実施例を示すファンコンベクタの内部を前面から見た斜視図である。 本発明におけるファンコンベクタの展開斜視図である。 本発明の実施例を示す遮熱板を第1遮熱板と第2遮熱板とに分割した斜視図である。 従来例を示すファンコンベクタの縦断面図である。 従来例を示すファンコンベクタの展開斜視図である。
符号の説明
1 筐体(ファンコンベクタ)
2 ベース
3 背面パネル
4 前面パネル
5 吸込口
6 吹出口
7 送風ケーシング
8 熱交換器
9 送風ファン
10 第1遮熱板
10a凹部
11 第2遮熱板
11a スタビライザ
13 制御基板
14a1〜14a4,15a ネジ孔
14b,15b ネジ
G フロントギャップ部

Claims (2)

  1. 筐体の背面に吸込口を、前面に吹出口を設け、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、温水が流動する熱交換器と、同熱交換器により熱交換された温風を前記吹出口に送出する送風ファンとを配設、前記筐体前面に設けられ前記熱交換器からの熱が本体前面に伝導するのを防止するとともに、前記送風ファンに直結したファンモータを固定する固定具を備えた遮熱板とからなるファンコンベクタにおいて、
    前記遮熱板が第1遮熱板と第2遮熱板とからなり、前記第1遮熱板は、下端に逆L字状のフランジ部を備えるとともに、前記熱交換器に対向し着脱可能に設けられ、
    前記第2遮熱板は、上部前面が前記フランジ部内面と所定の隙間を設けて対向するように前記第1遮熱板の下部に配置されるとともに、前記モータ固定具が一体に形成してなることを特徴とするファンコンベクタ。
  2. 前記第2遮熱板と前記吹出口を構成する吹出グリルとを一体に形成してなることを特徴とする請求項1に記載のファンコンベクタ。
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