JP4826520B2 - コネクタ - Google Patents

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本発明は、防水機能を備えたコネクタに関するものである。
特許文献1には、ハウジング内に形成した複数のキャビティに、夫々、端子金具を挿入し、各端子金具に接続した電線をハウジングの後端面から導出させたコネクタにおいて、後方からのハウジング(キャビティ)内への浸水を防止する手段として、ハウジングの後端部に、複数の貫通孔を有する一括ゴム栓と称されるシール部材を取り付け、各貫通孔に電線を貫通させる構造が開示されている。
特開2005−317385号公報
上記コネクタでは、複数の貫通孔に順次に電線を貫通させていくと、電線を貫通させる毎にそれに隣接する未貫通の貫通孔の中心がキャビティに対して偏心するようにシール部材が変形していき、この偏心ずれは貫通される電線の本数が増えるのに伴って累積していくことになる。
このように貫通孔が偏心ずれを起こすと、キャビティと貫通孔との間で電線が無理に屈曲されるため、貫通孔の孔縁の一部が広げられ、シール性能の低下を来すことが懸念される。
この問題を解決する手段としては、1本の電線に対して1つのゴム栓を外嵌する方法がある。しかし、このような個別のゴム栓を用いた場合には、隣り合うゴム栓の間を隔壁で仕切ることになるため、隔壁の数が多くなり、その分、ハウジング全体が大型化してしまう。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、小型でシール性能に優れる防水手段を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジング内に、上下方向及び左右方向に整列配置された複数のキャビティが形成され、前記コネクタハウジングの後端部に、貫通孔を有するシール部材が取り付けられ、前記端子金具が、前記貫通孔を貫通して前記キャビティ内に挿入され、前記端子金具の後端に接続された電線が、前記貫通孔に貫通されて前記コネクタハウジングの後方へ導出されているコネクタであって、前記シール部材が、前記貫通孔を有し、上下方向と左右方向のうちいずれか一方向又は両方向に並ぶように配置された複数の分割ゴム栓によって構成されており、前記コネクタハウジングの後端部には、前記コネクタハウジングとは別体であって、前記複数の分割ゴム栓を収容可能なゴム栓保持部材が組み付けられており、前記複数の分割ゴム栓は、前記ゴム栓保持部材に収容されることで、隣り合うもの同士が前後に位置ずれして配置されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ゴム栓保持部材には、前面側から前記分割ゴム栓を収容可能な前部収容室と、後面側から前記分割ゴム栓を収容可能であって前記前部収容室よりも後方に位置する後部収容室とが形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記分割ゴム栓には複数の前記貫通孔が形成されており、前記ゴム栓保持部材には、前記前部収容室の後方に配置され、前記前部収容室に収容された前記分割ゴム栓の前記複数の貫通孔と対応するように隔壁で区画された複数の後部連通室と、前記後部収容室の前方に配置され、前記後部収容室に収容された前記分割ゴム栓の前記複数の貫通孔と対応するように隔壁で区画された複数の前部連通室とが形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記貫通孔は、上下方向と左右方向のうちのいずれか一方向において2つ並ぶ形態か、上下方向及び左右方向の両方向において2つずつ並ぶ形態のいずれかによって形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
シール部材を、複数の分割ゴム栓によって構成したので、1つの分割ゴム栓に形成される貫通孔の数が少なくなり、1つのシール部材に多数の貫通孔が形成されていることに起因するシール性能の低下を回避できる。
この場合、複数の分割ゴム栓は、隣り合うもの同士が前後に位置ずれして配置されているので、互いに隣り合う分割ゴム栓の位置を、その並び方向において互いに接近又は重なる方向へシフトさせることができ、分割ゴム栓の並び方向において大型化することを回避できる。
<請求項2の発明>
ゴム栓保持部材には、前側に位置する分割ゴム栓を前面側から収容できるとともに、後側に位置する分割ゴム栓を後面側から収容できるようにしたので、分割ゴム栓を収容するときの押込みストロークが小さくて済み、取付け作業が簡単になる。
<請求項3の発明>
前面側から前部収容室に押し込まれた分割ゴム栓は、後部連通室の隔壁に当接することによってそれ以上の押込みを規制され、後面側から後部収容室に押し込まれた分割ゴム栓は、前部連通室の隔壁に当接することによってそれ以上の押込みを規制されるので、分割ゴム栓を前後方向において確実に位置決めすることができる。
<請求項4の発明>
貫通孔が3つ並ぶ場合には、中央に位置する貫通孔の偏心ずれが両側の2つの貫通孔よりも大きくなるのであるが、本発明では、貫通孔が並ぶ数を2つとしているので、偏心ずれを小さくすることができる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図7を参照して説明する。図1及び図2に示す雌コネクタ10(本発明のコネクタに相当)は、合成樹脂製のコネクタハウジング11と、ゴム栓保持部材16と、シール部材21と、リヤホルダ26と、雌端子金具30とを備えて構成されている。
コネクタハウジング11の内部には、上下方向及び左右方向に整列配置された複数(本実施形態では32個であるが、これより少なくても、多くてもよい)のキャビティ12が形成されている。キャビティ12は上下方向において4列に並び、左右方向において8列に並んでいる。コネクタハウジング11の外周には、後述する雄コネクタ40との嵌合周面の隙間を液密状にシールするための第1シールリング13が、コネクタハウジング11の前端部に外嵌したフロントホルダ14によって前方への抜けを規制された状態で取り付けられている。
コネクタハウジング11の後端部には、全てのキャビティ12の形成領域と対応する収容空間15が、コネクタハウジング11の後端面に開口する形態で形成されている。この収容空間15内には、ゴム栓保持部材16と第2シールリング17が収容されている。
ゴム栓保持部材16は、合成樹脂製であり、全体としてブロック状をなしている。ゴム栓保持部材16には、その前面を凹ませた形態の横長方形をなす8室の前部収容室18Fと、ゴム栓保持部材16の後面を凹ませた形態の横長方形をなす8室の後部収容室18Rとが形成されている。8室の前部収容室18Fは、ゴム栓保持部材16の前面において千鳥配置されている。一方、8室の後部収容室18Rは、ゴム栓保持部材16の後面において、前部収容室18Fが配置されていない8カ所に千鳥配置されている。即ち、前部収容室18Fと後部収容室18Rは、上下方向において交互に並ぶように配置されていると同時に、左右方向においても交互に並ぶように配置されている。また、前後方向において、前部収容室18Fの後端(奥端)は後部収容室18Rの前端(奥端)よりも少し前方に位置している。
ゴム栓保持部材16には、各前部収容室18Fに対して個別に連通するとともに隔壁20によって左右に区画されて対をなす合計8対の後部連通室19Rが、ゴム栓保持部材16の後面に開口する形態で形成されている。後部連通室19Rは、前部収容室18Fよりも後方に配置され、後部連通室19Rの上下寸法は、これに連通する前部収容室18Fの上下寸法よりも小さく設定されている。同じくゴム栓保持部材16には、各後部収容室18Rに対して個別に連通するとともに隔壁20によって左右に区画されて対をなす合計8対の前部連通室19Fがゴム栓保持部材16の前面に開口する形態で形成されている。前部連通室19Fは、後部収容室18Rよりも前方に配置され、前部連通室19Fの上下寸法は、これに連通する後部収容室18Rの上下寸法よりも小さく設定されている。この8対の前部連通室19Fと8対の後部連通室19Rは、前部収容室18F及び後部収容室18Rと同様に千鳥配置されている。
換言すると、ゴム栓保持部材16の前面においては、8室の前部収容室18Fと8対の前部連通室19Fとが上下左右の両方向において交互に隣接して並ぶように千鳥配置されており、ゴム栓保持部材16の後面においては、8室の後部収容室18Rと8対の後部連通室19Rとが上下左右の両方向において交互に隣接して並ぶように千鳥配置されている。
ゴム栓保持部材16には、各前部収容室18Fと各後部収容室18R内に収容される合計16個の分割ゴム栓22から構成されるシール部材21が組み付けられている。分割ゴム栓22は、全体としてブロック状をなし、外周には、収容室18F,18Rの内周との隙間を液密状にシールするための外周リップ部23が形成されている。また、分割ゴム栓22には、前後方向に貫通する一対の貫通孔24が形成されている。貫通孔24の断面形状は円形をなし、貫通孔24の内周には、貫通孔24の内周と後述する電線31の外周との隙間を液密状にシールするための内周リップ部25が形成されている。
かかる分割ゴム栓22は、ゴム栓保持部材16の前方から前部収容室18F内に押し込むようにして組み付けられているとともに、ゴム栓保持部材16の後方から後部収容室18R内に押し込むようにして組み付けられている。前部収容室18F内に収容された分割ゴム栓22は、その後端面(押込み方向先端面)を、前部収容室18Fと後部連通室19Rとの上下方向の寸法差に起因する上下一対の段差部に突き当てるとともに、対をなす後部連通室19Rを区画している隔壁20の前端縁に突き当てることにより、前後方向において位置決めされている。同様に、後部収容室18Rに収容された分割ゴム栓22は、その前端面(押込み方向先端面)を、後部収容室18Rと前部連通室19Fとの上下方向の寸法差に起因する上下一対の段差部に突き当てるとともに、対をなす前部連通室19Fを区画している隔壁20の後端縁に突き当てることにより、前後方向において位置決めされている。
また、ゴム栓保持部材16の外周のうち略前半部分が略後半部分に比べて段差状に大きくなっており、この略前半部分には、ゴム栓保持部材16の外周とコネクタハウジング11の収容空間15の内周との隙間を液密状にシールするための第2シールリング17が取り付けられている。
かかるゴム栓保持部材16と分割ゴム栓22と第2シールリング17は、後方から収容空間15内に組み付けられる。組み付けた状態では、前部収容室18F内に収容されている分割ゴム栓22は、その前端をキャビティ12の後端側の開口縁(収容空間15の奥端面)に当接させることにより、前止まりされる。ゴム栓保持部材16を組み付けた後は、後方からリヤホルダ26がコネクタハウジング11に組み付けられ、このリヤホルダ26により、ゴム栓保持部材16の後方への抜けや移動が規制されるとともに、後部収容室18R内に収容されている分割ゴム栓22の後方への抜けや移動が規制される。また、リヤホルダ26には、ゴム栓保持部材16の後部収容室18R及び後部連通室19Rに連通する連通孔27が、前後に貫通する形態で形成されている。さらに、リヤホルダ26には、後方から電線カバー28が組み付けられている。また、リヤホルダ26には、上下一対のアーム部を操作部で連結した形態のレバー29が、上下方向の軸を中心として回動可能に支持されている。
かかる雌コネクタ10には、雌端子金具30が取り付けられている。雌端子金具30は、前後方向に細長い周知形状のものであり、各雌端子金具30の後端部には電線31が圧着により接続されている。雌端子金具30は、電線カバー28を外した状態で、後方から連通孔27を通してキャビティ12内に挿入される。挿入の際に、連通孔27を通過した雌端子金具30は、後部連通室19Rと前部収容室18F内の分割ゴム栓22の貫通孔24とを順に通る経路と、後部収容室18R内の分割ゴム栓22の貫通孔24と前部連通室19Fとを順に通る経路のいずれかの経路を通過してキャビティ12内に至る。雌端子金具30がキャビティ12内に正しく挿入された状態では、雌端子金具30の後端に接続されている電線31が、前部収容室18F内の分割ゴム栓22の貫通孔24と後部連通室19Rとを順に通る経路と、前部連通室19Fと後部収容室18R内の分割ゴム栓22の貫通孔24とを順に通る経路のいずれかの経路を通過してリヤホルダ26(コネクタハウジング11)の後方へ導出され、電線カバー28の内部で略直角に転向させられて雌コネクタ10の外部へ横向きに導出される。
尚、上記した雌コネクタ10には、雄コネクタ40が嵌合される。雄コネクタ40は、端子保持部41から前方へ角筒状にフード部42を延出させた形態であり、端子保持部41に貫通した雄端子金具43の前端のタブはフード部42で包囲されている。かかる雄コネクタ40と雌コネクタ10を嵌合する際には、フード部42をコネクタハウジング11に外嵌させてレバー29を回動操作し、フード部42の外周のカムフォロア44とレバー29のアーム部のカム溝33との係合によるカム作用により、両コネクタ10,40を接近させる。
上述のように本実施形態の雌コネクタ10は、コネクタハウジング11内に、上下方向及び左右方向に整列配置された複数のキャビティ12を形成し、キャビティ12内に挿入した雌端子金具30の後端に接続されている電線31が、コネクタハウジング11の後端部に取り付けたシール部材21の貫通孔24に貫通されて後方へ導出されたものであって、シール部材21を、上下方向と左右方向の両方向において並ぶように配置された複数の分割ゴム栓22によって構成し、複数の分割ゴム栓22を、隣り合うもの同士が前後に位置ずれした形態となるように配置している。
本実施形態によれば、シール部材21を、複数の分割ゴム栓22によって構成したので、1つの分割ゴム栓22に形成される貫通孔24の数が少なくなり、1つのシール部材21に多数の貫通孔24が形成されていることに起因するシール性能の低下(複数の貫通孔24に順次に電線31を貫通させていったときに、未貫通の貫通孔24の中心がキャビティ12に対して偏心し、この偏心した貫通孔24とキャビティ12との間で電線31が、無理に屈曲されて貫通孔24の孔縁の一部を広げることによって生じるシール性能の低下)を回避できる。
また、複数の分割ゴム栓22を、隣り合うもの同士が前後に位置ずれした形態となるように配置しているので、互いに隣り合う分割ゴム栓22の位置を、その並び方向(本実施形態では上下方向)において互いに接近又は重なる方向へシフトさせることが実現されている。換言すると、前部収容室18Fと前部連通室19Fとの間の仕切壁は、その壁厚を薄くせずに前部連通室19F側へシフトし、後部収容室18Rと後部連通室19Rとの間の仕切壁は、その壁厚を薄くせずに後部連通室19R側へシフトしている。これにより、分割ゴム栓22の並び方向(上下方向)において大型化することが回避されている。
また、コネクタハウジング11の後端部に、前面側から分割ゴム栓22を収容可能な前部収容室18Fと、後面側から分割ゴム栓22を収容可能であって前部収容室18Fよりも後方に位置する後部収容室18Rとが形成されたゴム栓保持部材16を組み付けるようにしている。ゴム栓保持部材16に対する分割ゴム栓22の組付けは、前面側からと後面側からとに振り分けて行えるので、分割ゴム栓22を収容するときの押込みストロークが小さくて済み、取付け作業が簡単である。
また、分割ゴム栓22には2つの貫通孔24を形成し、ゴム栓保持部材16には、前部収容室18Fの後方に配置されて、前部収容室18Fに収容された分割ゴム栓22の2つの貫通孔24と対応するように隔壁20で区画された2室の後部連通室19Rを形成するとともに、後部収容室18Rの前方に配置されて、後部収容室18Rに収容された分割ゴム栓22の2つの貫通孔24と対応するように隔壁20で区画された2室の前部連通室19Fとを形成している。
この構成によれば、前面側から前部収容室18Fに押し込まれた分割ゴム栓22は、後部連通室19Rの隔壁20に当接することによってそれ以上の押込みを規制され、後面側から後部収容室18Rに押し込まれた分割ゴム栓22は、前部連通室19Fの隔壁20に当接することによってそれ以上の押込みを規制されるので、分割ゴム栓22を前後方向において位置決めすることができる。
また、1つの分割ゴム栓22に貫通孔24を3つ並べて形成した場合には、中央に位置する貫通孔24の偏心ずれが両側の2つの貫通孔24よりも大きくなるのであるが、本実施形態では、1つの分割ゴム栓22に形成される貫通孔24は、左右方向において2つ並ぶ形態となっているので、貫通孔24の偏心ずれを小さくすることができる。
また、シール部材21を複数の分割ゴム栓22に分割したことにより、いすれか1つの貫通孔24が破損した場合には、その破損した貫通孔24が形成されている分割ゴム栓22のみを交換すれば済むので、コストの低減を図ることができる。
また、分割ゴム栓22を前後に位置ずれするように配置しているので、雌端子金具30における電線31との圧着部から、リヤホルダ26の後端面において電線31が屈曲される位置までの距離が長くなっている。したがって、曲げられた電線31の弾性復元力が雌端子金具30との圧着部にまで及び難く、雌端子金具30と電線31との接触信頼性に優れている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)複数の分割ゴム栓は、横長の形態として上下方向のみに並ぶ配置、又は縦長の形態として左右方向のみに並ぶ配置としてもよい。
(2)1つの分割ゴム栓に形成する貫通孔の数は、1つでもよく、3つ以上でもよい。
(3)隣り合う分割ゴム栓は、前後2つに別れた配置に限らず、前後方向において3カ所以上に別れて配置してもよい。
実施形態1においてコネクタハウジングに雌端子金具を挿入していない状態をあらわす断面図 コネクタハウジングに雌端子金具を挿入して雄コネクタと嵌合する様子をあらわす断面図 分割ゴム栓を取り付けた状態のゴム栓保持部材の正面図 ゴム栓保持部材の正面側から視た斜視図 ゴム栓保持部材の背面側から視た斜視図 ゴム栓保持部材の正面図 分割ゴム栓の断面図
符号の説明
10…雌コネクタ(コネクタ)
11…コネクタハウジング
12…キャビティ
16…ゴム栓保持部材
18F…前部収容室
18R…後部収容室
19F…前部連通室
19R…後部連通室
20…隔壁
21…シール部材
22…分割ゴム栓
24…貫通孔
30…端子金具
31…電線

Claims (4)

  1. コネクタハウジング内に、上下方向及び左右方向に整列配置された複数のキャビティが形成され、
    前記コネクタハウジングの後端部に、貫通孔を有するシール部材が取り付けられ、
    前記端子金具が、前記貫通孔を貫通して前記キャビティ内に挿入され、
    前記端子金具の後端に接続された電線が、前記貫通孔に貫通されて前記コネクタハウジングの後方へ導出されているコネクタであって、
    前記シール部材が、前記貫通孔を有し、上下方向と左右方向のうちいずれか一方向又は両方向に並ぶように配置された複数の分割ゴム栓によって構成されており、
    前記コネクタハウジングの後端部には、前記コネクタハウジングとは別体であって、前記複数の分割ゴム栓を収容可能なゴム栓保持部材が組み付けられており、
    前記複数の分割ゴム栓は、前記ゴム栓保持部材に収容されることで、隣り合うもの同士が前後に位置ずれして配置されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ゴム栓保持部材には、前面側から前記分割ゴム栓を収容可能な前部収容室と、後面側から前記分割ゴム栓を収容可能であって前記前部収容室よりも後方に位置する後部収容室とが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記分割ゴム栓には複数の前記貫通孔が形成されており、
    前記ゴム栓保持部材には、
    前記前部収容室の後方に配置され、前記前部収容室に収容された前記分割ゴム栓の前記複数の貫通孔と対応するように隔壁で区画された複数の後部連通室と、
    前記後部収容室の前方に配置され、前記後部収容室に収容された前記分割ゴム栓の前記複数の貫通孔と対応するように隔壁で区画された複数の前部連通室とが形成されていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記貫通孔は、上下方向と左右方向のうちのいずれか一方向において2つ並ぶ形態か、上下方向及び左右方向の両方向において2つずつ並ぶ形態のいずれかによって形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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