JP4826433B2 - タイマ起動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、電子回路に使用されるタイマ起動回路に関するものである。
電子回路を構成するプリント板モジュールの監視機能として、ウォッチドックタイマ等によるタイマ監視が広く使用されている。その際、多くは専用のレジスタを持ち、タイムアップ値をセットすることにより、タイマ(カウンタ)起動を行う。カウンタへの入力クロックとしては、水晶等の外部素子を使用する場合と、当該システムに用いているクロックを基に新しいクロックを生成して使用する場合が多い。
なお、タイマによるカウント誤差を防止するものとしては、特許文献1や特許文献2がある。
特開平6−43962号公報 特開平8−278828号公報
特許文献1には、タイマ回路によりシステムクロックをカウントして定常時間を計測するとき、システムクロックの周波数を変更に伴ってタイマのカウントによる定常時間の変化を防止することが記載されている。特許文献2には、タイマの誤差を補正するために、一定のサイクル毎にタイマ時間と基準時間とを比較して誤差を算出し、このサイクル誤差を一定サイクルにつき1回補正することによって短時間で誤差補正することが記載されている。
ところで、カウンタの設計では、入力クロックとしてカウント周期と同等の周期を持つクロックを使用するのが通常である。その際、タイムアップまでの設定値と実測値との誤差が問題となっている。
図5は誤差発生の説明図で、入力クロックとして水晶等を使用する場合、カウンタの起動と水晶のクロックは非同期である。そのため、カウンタ起動直後にクロック入力があった場合、クロック周期をTとすると、時間T’だけ短くてもカウントされて誤差となり、最大T秒の誤差を生じてしまう。
また、その回避法として、カウンタ起動をトリガとしてクロック生成回路を駆動することも行われているが、この場合でも、図6で示すように設定値と実測値とに常に一定のT/2秒の誤差を生じてしまう。
そこで本発明が目的とするところは、カウンタ起動直後のカウンタへのクロック立ち上がりまでの時間誤差を小さくするタイマ起動回路を提供することにある。
本発明の第1は、クロック生成回路を設け、このクロック生成回路からタイマスタート信号をトリガとして1周期Tのクロックを発生させ、カウンタに出力するようにしたものにおいて、
前記クロック生成回路の出力側に遅延部を設け、この遅延部にクロック生成回路からのクロックと前記タイマスタートトリガとを印加し、タイマスタートトリガ印加後の前記クロック1周期時間経過後に遅延部からクロックを発生させ、前記カウンタに出力するよう構成したことを特徴としたものである。
本発明の第2は、前記遅延部は、クロック生成回路からのクロックの否定信号にて動作状態となる第1のフリップフロップ回路と、前記タイマスタートトリガにてリセットが解除され、且つクロック生成回路からのクロックで出力信号を発生する第2のフリップフロップ回路と、前記タイマスタートトリガにてリセットが解除され、且つクロック生成回路からのクロックの否定信号で出力信号を発生する状態となり、この出力信号の否定信号にて前記第1のフリップフロップ回路のリセット状態を解除する第3のフリップフロップ回路とを有することを特徴としたものである。
以上のとおり、本発明によれば、カウンタ起動後の1周期時間の経過後にカウントされるため、設定値/実測値間の誤差を限りなく小さくすることが可能となり、正確なる時間測定ができるものである。
図1は、本発明の実施例を示すブロック図で、図5で示すようにカウンタ起動をトリガとしてクロック生成回路を駆動することを前提とするものである。1はクロック生成回路で、タイマスタート信号をトリガとしてクロックAを生成する。2は遅延部で、この遅延部はクロック出力/リセット回路よりなり、タイマスタート信号とクロックAを入力してクロックBを生成してカウンタ3に出力する。
図2は動作波形図で、クロック生成回路1はタイマスタート信号をトリガとして周期TのサイクルでクロックAを出力する。
一方、遅延部2にもカウンタ起動によるタイマスタート信号が入力され、クロックAの1周期時間経過後の立ち下がり時にクロックBが立ち上がり、この立ち上がりエッジがカウンタ3に供給される。以後のクロックBは、クロックAの半周期分遅れでカウンタに出力される。したがって、誤差は遅延部2のゲート遅延によって抑えられることにより、従来のものと比較して格段に小さくなる。
図3は遅延部2の具体例を示したものである。21はノット回路で、クロック生成回路1からのクロックAが入力される。22は第1のフリップフロップ回路(FF1)で、このFF1の入力端子Dにはノット回路の出力信号が入力され、クロック入力端子CLKにはシステムクロック信号が入力される。また、このFF1の出力端子QCからはクロックBとしてカウンタ3に出力される。23は第2のフリップフロップ回路(FF2)で、このFF2の入力端子Dには定電圧VCCが印加され、クロック入力端子CLKにはクロック生成回路からのクロックAが入力され、また、リセット端子Rにはタイマスタートトリガ信号が入力される。24は第3のフリップフロップ回路(FF3)で、このFF3の入力端子DはFF2の出力端子Q1と接続されてFF2の出力信号が入力され、クロック入力端子CLKにはノット回路21の出力信号が入力され、リセット端子Rにはタイマスタートトリガ信号が入力される。また、このFF3の出力端子Q2の否定端子Q2からの出力信号は、ノア回路25の一方の端子に入力される。ノア回路25の他方の端子にはタイマスタートトリガ信号が入力され、このノア回路の出力信号はFF1のリセット端子Rに入力される。
図4は図3の動作波形図を示したものである。
先ず、時刻t0でタイマスタートトリガが発生して各フリップフロップ回路22〜24のリセット端子Rに印加されると、FF2とFF3のリセット状態は解除されるが、FF1はそのリセット回路にノア回路25が接続されているためリセット状態となる。クロック生成回路1ではタイマスタート信号をトリガとして動作を開始し、時刻t1で1発目のクロックAを発生してより周期Tの所定間隔にてクロックを発生してFF2のクロック端子CLKに印加される。したがって、FF2はクロックAの1発目の立ち上がりエッジで端子Dに入力されている電圧に規定された信号が出力端子Q1を介してFF3の入力端子Dに印加される。
一方、FF1の入力端子DとFF3のクロック端子CLKにはクロックAの否定信号が入力されているため、クロックBは出力されない。
時刻t2となってクロックAが立ち下がり、その否定信号が立ち上がるとFF3の出力端子Q2も立ち上がり、その否定信号が立ち下がることによってFF1のリセットが解除される。したがって、FF1はクロックAの否定信号に同期したクロックBを出力端子QCから出力する。
本発明の実施形態を示す構成図。 本発明の動作波形図。 本発明に使用される遅延部の構成図。 遅延部の動作波形図。 説明のための波形図。 説明のための波形図。
符号の説明
1…クロック生成回路
2…遅延部
3…カウンタ
21…ノット回路
22…第1のフリップフロップ回路
23…第2のフリップフロップ回路
24…第3のフリップフロップ回路
25…ノア回路

Claims (2)

  1. クロック生成回路を設け、このクロック生成回路からタイマスタート信号をトリガとして1周期Tのクロックを発生させ、カウンタに出力するようにしたものにおいて、
    前記クロック生成回路の出力側に遅延部を設け、この遅延部にクロック生成回路からのクロックと前記タイマスタートトリガとを印加し、タイマスタートトリガ印加後の前記クロック1周期時間経過後に遅延部からクロックを発生させ、前記カウンタに出力するよう構成したことを特徴としたタイマ起動回路。
  2. 前記遅延部は、クロック生成回路からのクロックの否定信号にて動作状態となる第1のフリップフロップ回路と、前記タイマスタートトリガにてリセットが解除され、且つクロック生成回路からのクロックで出力信号を発生する第2のフリップフロップ回路と、前記タイマスタートトリガにてリセットが解除され、且つクロック生成回路からのクロックの否定信号で出力信号を発生する状態となり、この出力信号の否定信号にて前記第1のフリップフロップ回路のリセット状態を解除する第3のフリップフロップ回路とを有することを特徴とした請求項1記載のタイマ起動回路。
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