JP4824859B2 - 工作機械のテ−ブル送り装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、研削装置、切削装置、フライス盤、ブレ−ナ、マニシングセンタ−等の工作機械装置において、リニアモ−タの駆動によりガイドレ−ル上を直線状に往復移動可能なテ−ブル送り装置に関する。
本発明のテ−ブル送り装置は、テ−ブルの移動速度を速くしてもテ−ブル浮上が抑えられ、寸法精度の良好な機械加工ワ−クを得ることができる。
【0002】
【従来の技術】
金属工作機械装置として、例えば、砥石によりテ−ブル上に設けられたワ−クを研削する研削盤は知られている(特開昭55−83567号、同59−59349号、同61−173851号、特開平4−13552号、特許第2970725号)。
図3と図4に平面研削盤の1例を示す。これら図において、1は平面研削装置、2はワ−ク、3は砥石、4は水平方向(X軸方向)に往復移動可能なテ−ブル、5は作業台部、6は電磁チャック、7は前後方向(Z軸方向)に往復移動可能なサドル、8は操作盤、8bは砥石上下切り込み手動パルス発生器ボタン、9はコラム、10は砥石軸頭、11は砥石軸、12は砥石3を垂直方向(Y軸方向)に移動する昇降機構、13はモ−タ−、14は螺合体、15はネジ軸、16は軸受、17は安全保護カバ−、18は研削液供給ノズル、19はベッド、20はタンク、21はフィルタ−、22はポンプ、23は砥石軸モ−タ−である。
【0003】
テ−ブル4は、例えば図5に示すようにベッド19上に設けられた1対の案内面を滑べるサドル7に設けられたV字型軌道部により位置決めされ、テ−ブル4は図6に示すようにその係合部(スライダ)41,41により前記案内面(ガイドレ−ル)に摺動自在に支えられる。ベッド19のオイルタンク20内の潤滑油は、ポンプ22により分配器24、油留まり25を経て案内面31に供給される。
前記V字型軌道部の案内面31、31にはテ−ブル4を滑らかに移動させるために、案内面の処処に設けた潤滑油供給ノズル51より潤滑油が供給され、1〜5μmの薄い油膜厚が形成される。
【0004】
図3に示す研削装置においては、テ−ブルは油圧シリンダにより移動されるが、近時、テ−ブルの移動速度を速くすることが求められ、テ−ブルの往復摺動にリニアモ−タを利用することが提案され、かつ、実用化されている(特開平1−313475号、同8−192326号、同9−28074号、同11−266577号、同11−262832号、特開2000−198040号)。
図7にリニアモ−タを駆動して案内面上でテ−ブルを移動させる機構を示す(特開平11−262832号)。
図7において、テ−ブル4は複数のボルト42,42によって固定された部材43を有し、この部材の両側面には鉛直面上で平行に対向配置された2つの移動体側面43a、43bが形成され、これらの移動体側面のそれぞれには可動子(例えば、コイル)44、44'が支持されている。サドル7は部材43を収容する一面開口の凹部7aを有し、サドル7の上面にはテ−ブル4を案内する案内面(ガイドレ−ル)31が形成され、この案内面31は、サドル7の前縁に形成されたV字型軌道部46と後縁に形成されたV字型軌道部46'を有する。
【0005】
前記凹部7aの両内面側には移動体側面43a、43bと対向する支持体側面43’a、43’bが形成され、これらの支持体側面43’a、43’bには固定子(例えば永久磁石)47,47'が固定されている。ここで、可動子44と固定子47および可動子44'と固定子47'は2組のリニアモ−タ45,45'を形成する。
この2組のリニアモ−タ45,45'は、可動子44,44'と固定子47、47'との間に発生する吸引力がテ−ブル4の相反する方向に作用する向きに配置されている。
48,49は摺動部材で、サドルの内側面とこれら摺動部材間の隙間S2、S2は、可動子44と固定子47との隙間S1a、S1bよりも狭い幅に設けられている。
【0006】
リニアモ−タ45,45'を稼動することによりテ−ブル4をX軸方向に駆動させることができる。リニアモ−タ駆動テ−ブルはパ−ソナルコンピュ−タからのパルス指令によって制御されており、最高速度、平均加減速度、加減速カ−ブを自由に変えることができる。
この可動子44,44'と固定子47,47'は、いずれが永久磁石または電磁磁石であってもコイルであってもよい(特開平8−192326号、同11−266577号、特開2000−217379号)。
【0007】
図8に示す研削装置1では、サドル7がZ方向に往復自在にフレ−ムに支持され、テ−ブル4がサドル7上を左右方向(X軸方向)に、コラム9により砥石頭が上下方向(Y軸方向)に移動自在に設けられている。
この平面研削盤では、テ−ブル4上のチャックにワ−ク2を固定し、サドル7を移動させてZ軸方向の位置を決め、テ−ブル4をX軸方向に往復移動させる過程で砥石頭の回転している砥石をワ−クに接触させ、砥石頭をY軸方向に送りをかけてワ−クを研削する。
リニアモ−タ−駆動テ−ブルはパ−ソナルコンピュ−タからのパルス指令によって制御されており、最高速度、平均加減速度、加減速カ−ブを自由に変えることができる。
【0008】
リニアモ−タ駆動のテ−ブル4の加減速は0.5G〜3.5G、最高速度は100m/分である。テ−ブル速度を大きくして切り込み深さを小さくするスピ−ドストロ−ク研削において、テ−ブル単位当りの往復回数は研削能率に大きく影響する。リニアモ−タ駆動のテ−ブル4の往復速度は、作業面のテ−ブルの移動長さ(ストロ−ク)に依存し、例えば、幅が200mmであるとき、長さが50mmのときは280回/分、長さが100mmのときは220回/分、長さが150mmのときは190回/分である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
テ−ブルの加減速を高くしていくと、テ−ブル4が浮上し、テ−ブルの揺れが大きくなっていく。例えば、テ−ブルストロ−ク150mm、サ−ボモ−タの時定数34msのとき、テ−ブル速度を変化させていくと、テ−ブルの浮き上がり高さ(μm)と、テ−ブルの高さ方向振幅幅は表1のようになる。
【表1】
【0010】
特に、テ−ブルの速度が50m/分を越えるとテ−ブルの浮上、上下振幅が大きい。よって、テ−ブルの速度を上げることが困難となり、ワ−クの加工生産性が抑えられる。
本発明は、リニアモ−タ駆動テ−ブル移動時のテ−ブル浮上を抑えることによりテ−ブルの移動速度を向上させ、しいてはワ−クの加工生産性を向上させることができる工作機械のテ−ブル送り装置の提供にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、断面凹状の側壁(7a,7b)を有する金属製のベッド(19)に設けられた一対のガイドレ−ル(31,31)上を一対のスライダ(41,41)を介して線形移動可能に支持されたテ−ブル(4)の送り装置であって、
前記テ−ブル(4)の下面中央部には垂下した突起部(43)が固定して設けられ、この突起部(43)は前記ベッド(19)の凹部に垂下し、前記ベッド(19)の凹部側壁と平行な前記突起部の両側壁面(43a,43b)には一次側部材(44,44)が設けられ、前記ベッド(19)の凹部内側壁面の両面((43’a,43b’)には通路を有する取付板(47a,47a)を介して二次側部材(47,47)が設けられ、この2組の一対の一次側部材(44,44)と二次側部材(47,47)とでリニアモ−タを構成し、該リニアモ−タの稼動でテ−ブル(4)は線形移動可能であり、前記テ−ブル(4)の下面に垂下して設けられた突起部(43)の底面には永久磁石(68)が設けられており、この永久磁石(68)下面と金属製のベッド(19)表面の間には0.1〜5mmの隙距離が設けられている工作機械(1)のテ−ブル送り装置であり、
前記一次側部材(44,44)が磁石、二次側部材(47,47)がコイルであり、前記ベッド(19)の前記断面凹状の側壁にはコイル(47,47)より発生する熱を冷却する前記冷却媒体通路には管(47a,47b)が接続され、前記断面凹状の側壁(7a,7b)のガイドレ−ルのガイドレール(31,31)近傍位置には側壁(7a,7b)面に冷却媒体を管(62,62)より供給する冷却媒体通路が設けられており、
前記永久磁石(68)はスペ−サ(67)を介して前記テ−ブル(4)の下面中央部より垂下した断面凸状の突起部(43)底面に設けられ、この突起部(43)の凸状部の上面にまでベッド(19)の側壁面より水平方向に延びた停止板(19b,19b)によりテ−ブル(4)の上方への浮き上がりが制限される構造となっていることを特徴とする、工作機械のテ−ブル送り装置を提供するものである。
【0012】
テ−ブルの下面に垂下して設けられた突起部の底面に存在する永久磁石が、ベッド表面を吸着しようと磁力が働くので、テ−ブル移動時のテ−ブルの浮き上がりが防止される。
この永久磁石下面と金属製のベッド表面間の0.1〜5mmの隙距離は、テ−ブルの浮き上がりを防止するに適度な距離である。
【0013】
本発明の請求項2は、上記工作機械のテ−ブル送り装置において、一次側部材に磁石を、二次側部剤にコイルを使用し、ベッドの前記断面凹状の側壁にはコイルより発生する熱を冷却する冷却媒体通路と、ガイドレ−ル冷却媒体通路が設けられていることを特徴とする。
【0014】
リニアモ−タの固定子にコイルを選択し、冷却媒体通路を有する取付板を介してこのコイルをベッドの側壁に設けたので、テ−ブル移動時にコイルより発生する熱が冷却される。
なお、可動子にコイルを選択すると、冷却媒体通路に接続する可撓性ホ−スがテ−ブルとともに往復移動するので、このホ−スが磨耗し、1年位で取り換えを要する。コイルを固定子とすると、冷却媒体通路に冷却媒体を供給する可撓性ホ−スまたは金属管がベッドに固定され、テ−ブルとは一緒に移動しないので、可撓性ホ−スまたは金属管の磨耗が少ない。
同様にコイルに接続される電気ケ−ブルもダンパ−内に収納し、ベッドに固定することができるので、電気ケ−ブルの磨耗が少ない。
さらに、ベッドの側壁にはガイドレ−ル冷却媒体通路が設けられているので、ガイドレ−ルの発熱が抑制される。
【0015】
本発明の請求項3は、前記の工作機械のテ−ブル送り装置において、永久磁石はスペ−サを介してテ−ブルの下面中央部には垂下した断面凸状の突起部底面に設けられ、この突起部の凸状部の上面にまでベッドの側壁面より水平方向に延びた停止板によりテ−ブルの上方への浮き上がりが制限される構造となっていることを特徴とする。。
【0016】
スペ−サの厚みを変えることにより、テ−ブルの加減速に応じたベッドの表面と凸状の突起部底面に設けた永久磁石との隙間距離を調整することができる。
テ−ブルの加減速が異常に速すぎるとき、テ−ブルが上方に浮き上がり過ぎ、装置外へテ−ブルが吹っ飛ぶのを停止板により防止する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す、リニアモ−タ駆動の工作機械テ−ブル送り装置の側面図、図2は、図1において、ストッパ−を取除いてテ−ブルとベッドの要部を示した部分側面図である。
【0018】
本発明において、一次側(可動子側)部材と二次側(固定子側)部材は、コイル、磁石いずれであってもよいが、ここでは、最適例の一次側(可動子側)部材が磁石、二次側(固定子側)部材がコイルの例で説明する。
【0019】
図1において、テ−ブル4はスライダ41,41を介してV字型ガイドレ−ル(案内面)31,31上をリニアモ−タにより往復線形移動可能な構造となっている。なお、図1において、左側のV字型ガイドレ−ルおよびスライダは板64により隠蔽されている。
ガイドレ−ル31,31は、V−Vの組み合わせ、V−平の組み合わせ、平−平の組み合わせのいずれであってもよい。
ガイドレ−ル(案内面)31,31は、断面凹状の側壁を有するベッド7の側壁7a,7bの上面に設けられる。
板64には、ダンパ−63が設けられ、コイル47への電線ケ−ブルを収納している。
【0020】
前記テ−ブル4の下面中央部には前記ベッドの側壁凹部に垂下した突起部43がボルト43aによりテ−ブル4に固定して設けられる。リニアモ−タは磁石44,44とコイル47,47とからなり、ベッドの凹部側壁と平行な前記突起部43の両側壁面に磁石44,44が設けられ、ベッドの凹部内側壁面の両面にはコイル47,47が設けられる。この2組の一対の磁石とコイルでリニアモ−タを構成し、該リニアモ−タの稼動でテ−ブル4はガイドレ−ル31,31上を線形移動可能となっている。
【0021】
前記断面凹状の側壁7a,7bには冷却媒体通路を有する取付板47a,47aを介してコイル47,47が取り付けられており、冷却媒体通路には管47b,47bが接続され、冷却媒体通路に冷却媒体を図示されていないポンプにより供給する。冷却媒体はコイル47,47より発生する熱を冷却する。
【0022】
前記断面凹状の側壁7a,7bのガイドレ−ル31,31近傍には、ガイドレ−ル冷却媒体通路が設けられ、管62により側壁7a,7b面に冷却媒体を供給する。
これらコイル47,47に対面してベッドの凹部側壁と平行な前記突起部43の両側壁面に磁石44,44がわずかな隙間をコイル間に設けて固定される。磁石は、永久磁石であっても、コイルを使用した電磁石であってもよい。
【0023】
61は、ベッド7中央部に固定されたストッパ−であり、リニアモ−タの何かしらの制御機構が故障した際、テ−ブルがオ−バ−ランして装置外へ飛び出すのを防止する。64はドッグ(駒)で、65はリミットスイッチである。
【0024】
ストッパ−61を取り除いた図2において、テ−ブル4の下面中央部に垂下して設けられた突起部43は断面凸状を呈し、その底部にスペ−サ−67を介して永久磁石68が貼着されている。この永久磁石底面と、ベッドの表面19aとの距離は、0.1〜5mm、好ましくは、0.3〜1.0mmである。
スペ−サ−67の素材は、スチ−ル、樹脂、セラミック等が使用できる。
【0025】
テ−ブルの下面中央部に垂下して設けられた突起部の凸状部の上面には、ベッド19の側壁面より水平方向に延びたステンレス製停止板19b,19bによりテ−ブル4の上方への浮き上がり量が制限される構造となっている。
停止板19b,19bと突起部の凸状部の上面間の距離は、0.1〜10mmが好ましい。
【0026】
【実施例】
実施例1
図1と図2に示すリニアモ−タを利用したテ−ブル送り装置を用い、テ−ブルストロ−ク幅150mm、サ−ボモ−タの時定数34ms、突起部底面に設けた永久磁石68とベッド表面19aとの隙間を1.0mmとしたとき、テ−ブル速度を変化させていくと、テ−ブルの浮き上がり高さ(μm)と、テ−ブルの高さ方向振幅幅は表2のようになった。
【0027】
【表2】
【0028】
実施例2
実施例1において、テ−ブル速度50m/分の条件下において、突起部底面に設けた永久磁石68とベッド表面19aとの隙間を表3のように変化させた移動装置を用いたとき、テ−ブルの浮き上がり高さ(μm)と、テ−ブルの高さ方向振幅幅は表3のようになった。
【0029】
【表3】
【0030】
以上、研削盤を用いて本発明を説明したが、本発明のテ−ブル送り装置は、旋盤、切削盤、マニシングセンタ等の工作機械のテ−ブル送り装置に利用できることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】
本発明の工作機械のテ−ブル送り装置は、テ−ブル速度を速めてもテ−ブルの浮き高さ、振幅が抑えられ、寸法精度の良好な加工ワ−クが得られる。
また、コイルの焼損を防ぎ、長時間運転可能、あるいは高速に往復移動可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 工作機械のテ−ブル案内面の側面図である。
【図2】 図1において、ストッパ−を取除いてテ−ブルとベッドの要部を示した部分側面図である。
【図3】 平面研削盤の斜視図である(公知)。
【図4】 平面研削盤の側面図である(公知)。
【図5】 テ−ブルが移動するV字型軌道部を含む案内面を有するサドルの斜視図である。
【図6】 リニアモ−タ−により移動可能なテ−ブル移動機構を示す断面図である。
【図7】リニアモ−タ−により移動可能なテ−ブル移動機構を示す断面図である(公知)。
【図8】 別タイプの平面研削盤の斜視図である(公知)。
【符号の説明】
1 平面研削装置
2 ワ−ク
3 砥石
4,4’ テ−ブル
6 電磁チャック
7 サドル
9 コラム
10 砥石軸頭
19 ベッド
19a ベッド表面
19b 停止板
30 支持体(スライダ)
31 案内面(ガイドレ−ル)
41 係合部
44 永久磁石
45 リニアモ−タ
46 V字型軌道部
47 コイル
67 スペ−サ−
68 永久磁石
Claims (1)
- 断面凹状の側壁(7a,7b)を有する金属製のベッド(19)に設けられた一対のガイドレ−ル(31,31)上を一対のスライダ(41,41)を介して線形移動可能に支持されたテ−ブル(4)の送り装置であって、
前記テ−ブル(4)の下面中央部には垂下した突起部(43)が固定して設けられ、この突起部(43)は前記ベッド(19)の凹部に垂下し、前記ベッド(19)の凹部側壁と平行な前記突起部の両側壁面(43a,43b)には一次側部材(44,44)が設けられ、前記ベッド(19)の凹部内側壁面の両面((43’a,43b’)には通路を有する取付板(47a,47a)を介して二次側部材(47,47)が設けられ、この2組の一対の一次側部材(44,44)と二次側部材(47,47)とでリニアモ−タを構成し、該リニアモ−タの稼動でテ−ブル(4)は線形移動可能であり、前記テ−ブル(4)の下面に垂下して設けられた突起部(43)の底面には永久磁石(68)が設けられており、この永久磁石(68)下面と金属製のベッド(19)表面の間には0.1〜5mmの隙距離が設けられている工作機械(1)のテ−ブル送り装置であり、
前記一次側部材(44,44)が磁石、二次側部材(47,47)がコイルであり、前記ベッド(19)の前記断面凹状の側壁にはコイル(47,47)より発生する熱を冷却する前記冷却媒体通路には管(47a,47b)が接続され、前記断面凹状の側壁(7a,7b)のガイドレ−ルのガイドレール(31,31)近傍位置には側壁(7a,7b)面に冷却媒体を管(62,62)より供給する冷却媒体通路が設けられており、
前記永久磁石(68)はスペ−サ(67)を介して前記テ−ブル(4)の下面中央部より垂下した断面凸状の突起部(43)底面に設けられ、この突起部(43)の凸状部の上面にまでベッド(19)の側壁面より水平方向に延びた停止板(19b,19b)によりテ−ブル(4)の上方への浮き上がりが制限される構造となっていることを特徴とする、工作機械のテ−ブル送り装置。
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